JPH06204916A - 残留エコー制御装置 - Google Patents
残留エコー制御装置Info
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- JPH06204916A JPH06204916A JP4348963A JP34896392A JPH06204916A JP H06204916 A JPH06204916 A JP H06204916A JP 4348963 A JP4348963 A JP 4348963A JP 34896392 A JP34896392 A JP 34896392A JP H06204916 A JPH06204916 A JP H06204916A
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- level
- echo
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/20—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
- H04B3/23—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハイブリッドトランスのインピーダンス不整
合による残留エコーの抑圧を制御して通話品質を向上さ
せる。 【構成】 残留エコー制御回路に、エコー経路推定時の
残留エコーレベルを安定的に測定し、この測定した推定
値をもとにしてある閾値を設定する残留エコーレベル推
定回路106、および設定された閾値を基準に通話状態
に応じてエコーキャンセラ13からの残差信号(RES
信号)に加える抑圧量を制御し送信出力信号を送出する
抑圧量制御回路105を備える。
合による残留エコーの抑圧を制御して通話品質を向上さ
せる。 【構成】 残留エコー制御回路に、エコー経路推定時の
残留エコーレベルを安定的に測定し、この測定した推定
値をもとにしてある閾値を設定する残留エコーレベル推
定回路106、および設定された閾値を基準に通話状態
に応じてエコーキャンセラ13からの残差信号(RES
信号)に加える抑圧量を制御し送信出力信号を送出する
抑圧量制御回路105を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイブリッドトランス
のインピーダンス不整合によるエコーの消去に利用す
る。本発明は、残留エコーやノイズを抑圧し通話品質を
向上させることができる残留エコー制御装置に関する。
のインピーダンス不整合によるエコーの消去に利用す
る。本発明は、残留エコーやノイズを抑圧し通話品質を
向上させることができる残留エコー制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の残留エコー制御回路の全体
構成を示すブロック図、図5は従来の残留エコー制御装
置に備えられたNLP回路(センタクリッパ回路)の構
成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図、図5は従来の残留エコー制御装
置に備えられたNLP回路(センタクリッパ回路)の構
成を示すブロック図である。
【0003】一般的にエコーキャンセラのエコー経路の
推定にはある限界があって、十分にエコー経路を推定し
てエコーの消去を行ってもエコーが残留する場合があ
る。このような残留エコーを強制的に抑圧するために図
4および図5に示すように残留エコー制御回路としてN
LP回路(センタクリッパ回路)15が用いられてい
る。従来のNLP回路15は残差信号(RES)のレベ
ルを検出する第一のレベル検出回路21と、受信入力信
号(RIN)のレベルを検出する第二のレベル検出回路
22と、第一のレベル検出回路21および第二のレベル
検出回路22との差がある値より大きく、かつ、RES
信号レベルがある値より小さいと判断したときにNLP
回路15を動作させるレベル比較・NLP動作停止判断
回路23を備え、送信出力信号(SOUT)をRES信
号からある小さなレベルの信号(例えばホワイトノイ
ズ、無音)に切り替えて、受信側話者の片方向通話状態
における残留エコーのSOUT信号への混入を防止して
いた。
推定にはある限界があって、十分にエコー経路を推定し
てエコーの消去を行ってもエコーが残留する場合があ
る。このような残留エコーを強制的に抑圧するために図
4および図5に示すように残留エコー制御回路としてN
LP回路(センタクリッパ回路)15が用いられてい
る。従来のNLP回路15は残差信号(RES)のレベ
ルを検出する第一のレベル検出回路21と、受信入力信
号(RIN)のレベルを検出する第二のレベル検出回路
22と、第一のレベル検出回路21および第二のレベル
検出回路22との差がある値より大きく、かつ、RES
信号レベルがある値より小さいと判断したときにNLP
回路15を動作させるレベル比較・NLP動作停止判断
回路23を備え、送信出力信号(SOUT)をRES信
号からある小さなレベルの信号(例えばホワイトノイ
ズ、無音)に切り替えて、受信側話者の片方向通話状態
における残留エコーのSOUT信号への混入を防止して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなレベル比較
によるNLP(センタクリッパ)動作の判断は双方向通
話時、あるいは回線ノイズレベル、背景ノイズレベルの
大きな場合に適正な判断が行われない場合がある。ここ
で言う適正な判断とは送信側話者の割り込み信号に対し
て瞬時にNLP動作停止を行い、割り込み信号のないと
きに瞬時にしてNLP動作が行われることを意味する。
この判断に誤りを生じると、双方向通話時に送信側話者
の音声信号を抑圧したり、残留エコーが戻ってしまうこ
とになる。また、NLP動作時にある信号と切り替える
方法では、切り替え前後の信号レベルの差や音色の違い
による途切れ感や違和感が生じてしまう。このように、
従来の方法では双方向通話時、あるいは回線ノイズ、背
景ノイズの大きな場合に通話品質を劣化させる要因が含
まれている。
によるNLP(センタクリッパ)動作の判断は双方向通
話時、あるいは回線ノイズレベル、背景ノイズレベルの
大きな場合に適正な判断が行われない場合がある。ここ
で言う適正な判断とは送信側話者の割り込み信号に対し
て瞬時にNLP動作停止を行い、割り込み信号のないと
きに瞬時にしてNLP動作が行われることを意味する。
この判断に誤りを生じると、双方向通話時に送信側話者
の音声信号を抑圧したり、残留エコーが戻ってしまうこ
とになる。また、NLP動作時にある信号と切り替える
方法では、切り替え前後の信号レベルの差や音色の違い
による途切れ感や違和感が生じてしまう。このように、
従来の方法では双方向通話時、あるいは回線ノイズ、背
景ノイズの大きな場合に通話品質を劣化させる要因が含
まれている。
【0005】本発明はこのような背景のもとに行われる
もので、残留エコーレベルを推定して残留エコー制御動
作の判断を的確に行えるようにし、残留エコー、回線ノ
イズ、背景ノイズを違和感なく抑え双方向通話時、ある
いは回線ノイズ、背景ノイズの大きな場合においてもよ
り高い通話品質を得ることができる装置を提供すること
を目的とする。
もので、残留エコーレベルを推定して残留エコー制御動
作の判断を的確に行えるようにし、残留エコー、回線ノ
イズ、背景ノイズを違和感なく抑え双方向通話時、ある
いは回線ノイズ、背景ノイズの大きな場合においてもよ
り高い通話品質を得ることができる装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信入力信号
および受信入力信号を入力して双方向の通話状態を検出
し、適応型FIR(有限時間インパルス応答)フィルタ
により受信入力信号が送信入力信号に回り込むエコーを
推定する双方向通話状態検出回路と、推定されたエコー
を送信入力信号から差引いて残差信号(RES)として
出力するとともに、エコー経路の推定動作およびその推
定動作の停止を制御するエコーキャンセラと、残差信号
および受信入力信号により残留エコーの制御を行い送信
出力信号を送出する残留エコー制御回路とを備えた残留
エコー制御装置において、前記双方向通話状態検出回路
に、前記エコーキャンセラが出力する残差信号を参照し
エコー経路推定制御動作を禁止させるINH(インヒビ
ット)信号を出力する手段を含み、前記残留エコー制御
回路に、前記エコーキャンセラからの残差信号に基づき
残留エコーレベルを推定し閾値信号(THR)を発生す
る残留エコーレベル推定回路と、この残留エコーレベル
推定回路からの閾値信号に基づき残留エコーの抑圧量を
適応的に制御する抑圧量制御回路とを備えたことを特徴
とする。
および受信入力信号を入力して双方向の通話状態を検出
し、適応型FIR(有限時間インパルス応答)フィルタ
により受信入力信号が送信入力信号に回り込むエコーを
推定する双方向通話状態検出回路と、推定されたエコー
を送信入力信号から差引いて残差信号(RES)として
出力するとともに、エコー経路の推定動作およびその推
定動作の停止を制御するエコーキャンセラと、残差信号
および受信入力信号により残留エコーの制御を行い送信
出力信号を送出する残留エコー制御回路とを備えた残留
エコー制御装置において、前記双方向通話状態検出回路
に、前記エコーキャンセラが出力する残差信号を参照し
エコー経路推定制御動作を禁止させるINH(インヒビ
ット)信号を出力する手段を含み、前記残留エコー制御
回路に、前記エコーキャンセラからの残差信号に基づき
残留エコーレベルを推定し閾値信号(THR)を発生す
る残留エコーレベル推定回路と、この残留エコーレベル
推定回路からの閾値信号に基づき残留エコーの抑圧量を
適応的に制御する抑圧量制御回路とを備えたことを特徴
とする。
【0007】前記残留エコーレベル推定回路は、残差信
号のレベルを検出する第一のレベル検出回路と、残留エ
コーレベル推定値を記憶する推定値記憶回路と、前記第
一のレベル検出回路の出力から前記推定値記憶回路の出
力を減じる第一の減算回路と、前記双方向通話状態検出
回路の検出結果によりエコー経路を推定する条件のもと
で前記第一の減算回路の出力によりカウンタ値を変化さ
せ、そのカウンタ値により前記推定値記憶回路の値を変
化させる第一のカウンタ回路とを含み、前記推定値記憶
回路の記憶値を前記閾値信号とすることが望ましく、ま
た、前記抑圧量制御回路は、残差信号レベルを検出する
第二のレベル検出回路と、受信入力信号レベルを検出す
る第三のレベル検出回路と、前記第二のレベル検出回路
および前記第三のレベル検出回路の出力を比較する比較
回路と、前記推定値記憶回路が出力する閾値信号の大き
いレベル(A)を加算するレベルA加算回路と、前記推
定値記憶回路が出力する閾値信号の小さいレベル(B)
を加算するレベルB加算回路と、前記比較回路の出力に
より前記レベルA加算回路の出力と前記レベルB加算回
路の出力とを切り替える切替回路と、この切替回路の出
力から前記第二のレベル検出回路の出力を減じる第二の
減算回路と、この第二の減算回路の出力によりカウンタ
の値を変化させる第二のカウンタ回路と、この第二のカ
ウンタ回路の出力により抑圧量を決定する抑圧量決定回
路と、この抑圧量決定回路の出力により残差信号にある
抑圧を与え送信出力信号として出力する抑圧回路とを含
むことが望ましい。
号のレベルを検出する第一のレベル検出回路と、残留エ
コーレベル推定値を記憶する推定値記憶回路と、前記第
一のレベル検出回路の出力から前記推定値記憶回路の出
力を減じる第一の減算回路と、前記双方向通話状態検出
回路の検出結果によりエコー経路を推定する条件のもと
で前記第一の減算回路の出力によりカウンタ値を変化さ
せ、そのカウンタ値により前記推定値記憶回路の値を変
化させる第一のカウンタ回路とを含み、前記推定値記憶
回路の記憶値を前記閾値信号とすることが望ましく、ま
た、前記抑圧量制御回路は、残差信号レベルを検出する
第二のレベル検出回路と、受信入力信号レベルを検出す
る第三のレベル検出回路と、前記第二のレベル検出回路
および前記第三のレベル検出回路の出力を比較する比較
回路と、前記推定値記憶回路が出力する閾値信号の大き
いレベル(A)を加算するレベルA加算回路と、前記推
定値記憶回路が出力する閾値信号の小さいレベル(B)
を加算するレベルB加算回路と、前記比較回路の出力に
より前記レベルA加算回路の出力と前記レベルB加算回
路の出力とを切り替える切替回路と、この切替回路の出
力から前記第二のレベル検出回路の出力を減じる第二の
減算回路と、この第二の減算回路の出力によりカウンタ
の値を変化させる第二のカウンタ回路と、この第二のカ
ウンタ回路の出力により抑圧量を決定する抑圧量決定回
路と、この抑圧量決定回路の出力により残差信号にある
抑圧を与え送信出力信号として出力する抑圧回路とを含
むことが望ましい。
【0008】
【作用】残留エコー制御回路の残留エコーレベル推定回
路がエコー経路推定時にエコーキャンセラからの残差信
号(RES信号)により残留エコーレベルを安定的に推
定し、この推定値に基づき通話回線条件に適応した閾値
を設定する。抑圧量制御回路がこの閾値と残差信号とを
双方向通話状態検出回路により検出されたその時点での
通話状態にあわせた比較を行い、残差信号に加える抑圧
量を段階的に制御する。
路がエコー経路推定時にエコーキャンセラからの残差信
号(RES信号)により残留エコーレベルを安定的に推
定し、この推定値に基づき通話回線条件に適応した閾値
を設定する。抑圧量制御回路がこの閾値と残差信号とを
双方向通話状態検出回路により検出されたその時点での
通話状態にあわせた比較を行い、残差信号に加える抑圧
量を段階的に制御する。
【0009】これにより、それぞれのエコー経路に対
し、割り込み音に敏感に反応する回線ノイズあるいは背
景ノイズを抑圧した途切れ感のない通話を実現すること
ができ、通話品質を向上させることができる。
し、割り込み音に敏感に反応する回線ノイズあるいは背
景ノイズを抑圧した途切れ感のない通話を実現すること
ができ、通話品質を向上させることができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の全体構成を示すブロック図、
図2は本発明実施例における残留エコーレベル推定回路
の構成を示すブロック図、図3は本発明実施例における
抑圧量制御回路の構成を示すブロック図である。
る。図1は本発明実施例の全体構成を示すブロック図、
図2は本発明実施例における残留エコーレベル推定回路
の構成を示すブロック図、図3は本発明実施例における
抑圧量制御回路の構成を示すブロック図である。
【0011】本発明実施例は、送話側話者11の操作に
よるハイブリッドトランス12からの送信入力信号SI
Nおよび受信入力信号RINを入力して双方向の通話状
態を検出し、適応型FIR(有限時間インパルス応答)
フィルタにより受信入力信号が送信入力信号に回り込む
エコーを推定する双方向通話状態検出回路104と、推
定されたエコーを送信入力信号SINから差引いて残差
信号RESとして出力するとともに、エコー経路の推定
動作およびその推定動作の停止を制御するエコーキャン
セラ13と、残差信号RESおよび受信入力信号SIN
により残留エコーの制御を行い送信出力信号SOUTを
送出する残留エコー制御回路101とを備え、さらに、
本発明の特徴として、双方向通話状態検出回路104
に、エコーキャンセラ13が出力する残差信号RESを
参照し、エコー経路推定制御動作を禁止させるINH
(インヒビット)信号を出力する手段を含み、残留エコ
ー制御回路101に、エコーキャンセラ13からの残差
信号RESに基づき残留エコーレベルを推定し閾値信号
(THR)を発生する残留エコーレベル推定回路106
と、この残留エコーレベル推定回路106からの閾値信
号に基づき残留エコーの抑圧量を適応的に制御する抑圧
量制御回路105とを備える。
よるハイブリッドトランス12からの送信入力信号SI
Nおよび受信入力信号RINを入力して双方向の通話状
態を検出し、適応型FIR(有限時間インパルス応答)
フィルタにより受信入力信号が送信入力信号に回り込む
エコーを推定する双方向通話状態検出回路104と、推
定されたエコーを送信入力信号SINから差引いて残差
信号RESとして出力するとともに、エコー経路の推定
動作およびその推定動作の停止を制御するエコーキャン
セラ13と、残差信号RESおよび受信入力信号SIN
により残留エコーの制御を行い送信出力信号SOUTを
送出する残留エコー制御回路101とを備え、さらに、
本発明の特徴として、双方向通話状態検出回路104
に、エコーキャンセラ13が出力する残差信号RESを
参照し、エコー経路推定制御動作を禁止させるINH
(インヒビット)信号を出力する手段を含み、残留エコ
ー制御回路101に、エコーキャンセラ13からの残差
信号RESに基づき残留エコーレベルを推定し閾値信号
(THR)を発生する残留エコーレベル推定回路106
と、この残留エコーレベル推定回路106からの閾値信
号に基づき残留エコーの抑圧量を適応的に制御する抑圧
量制御回路105とを備える。
【0012】残留エコーレベル推定回路106は、残差
信号RESのレベルを検出する第一のレベル検出回路2
01と、残留エコーレベル推定値を記憶する推定値記憶
回路202と、第一のレベル検出回路201の出力から
推定値記憶回路202の出力を減じる第一の減算回路2
03と、双方向通話状態検出回路104の検出結果によ
りエコー経路を推定する条件のもとで第一の減算回路2
03の出力によりカウンタ値を変化させ、そのカウンタ
値により推定値記憶回路202の値を変化させる第一の
カウンタ回路204とを含み、推定値記憶回路202の
記憶値を前記閾値信号とする。
信号RESのレベルを検出する第一のレベル検出回路2
01と、残留エコーレベル推定値を記憶する推定値記憶
回路202と、第一のレベル検出回路201の出力から
推定値記憶回路202の出力を減じる第一の減算回路2
03と、双方向通話状態検出回路104の検出結果によ
りエコー経路を推定する条件のもとで第一の減算回路2
03の出力によりカウンタ値を変化させ、そのカウンタ
値により推定値記憶回路202の値を変化させる第一の
カウンタ回路204とを含み、推定値記憶回路202の
記憶値を前記閾値信号とする。
【0013】また、抑圧量制御回路105は、残差信号
RESレベルを検出する第二のレベル検出回路301
と、受信入力信号RINのレベルを検出する第三のレベ
ル検出回路303と、第二のレベル検出回路301およ
び第三のレベル検出回路303の出力を比較する比較回
路302と、推定値記憶回路202が出力する閾値信号
の大きいレベル(A)を加算するレベルA加算回路30
4と、推定値記憶回路202が出力する閾値信号の小さ
いレベル(B)を加算するレベルB加算回路305と、
比較回路302の出力によりレベルA加算回路304の
出力とレベルB加算回路305の出力とを切り替える切
替回路309と、この切替回路309の出力から第二の
レベル検出回路301の出力を減じる第二の減算回路3
06と、この第二の減算回路306の出力によりカウン
タの値を変化させる第二のカウンタ回路307と、この
第二のカウンタ回路307の出力により抑圧量を決定す
る抑圧量決定回路310と、この抑圧量決定回路310
の出力により残差信号RESにある抑圧を与え送信出力
信号として出力する抑圧回路308とを含む。
RESレベルを検出する第二のレベル検出回路301
と、受信入力信号RINのレベルを検出する第三のレベ
ル検出回路303と、第二のレベル検出回路301およ
び第三のレベル検出回路303の出力を比較する比較回
路302と、推定値記憶回路202が出力する閾値信号
の大きいレベル(A)を加算するレベルA加算回路30
4と、推定値記憶回路202が出力する閾値信号の小さ
いレベル(B)を加算するレベルB加算回路305と、
比較回路302の出力によりレベルA加算回路304の
出力とレベルB加算回路305の出力とを切り替える切
替回路309と、この切替回路309の出力から第二の
レベル検出回路301の出力を減じる第二の減算回路3
06と、この第二の減算回路306の出力によりカウン
タの値を変化させる第二のカウンタ回路307と、この
第二のカウンタ回路307の出力により抑圧量を決定す
る抑圧量決定回路310と、この抑圧量決定回路310
の出力により残差信号RESにある抑圧を与え送信出力
信号として出力する抑圧回路308とを含む。
【0014】エコーキャンセラ13には、エコー経路の
推定およびその制御を行うエコー経路推定制御回路13
1と、減算回路132とが含まれる。
推定およびその制御を行うエコー経路推定制御回路13
1と、減算回路132とが含まれる。
【0015】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0016】残留エコーレベル推定回路106は、エコ
ーキャンセラ13がエコー経路推定動作を行っていると
きの残留エコー信号から安定的に残留エコーレベルを推
定する。これは、図2に示す第一のレベル検出回路20
1が残留エコー信号RESを入力してレベル測定を行
い、推定値記憶回路202に記憶された推定値との比較
を行う。その比較結果に応じて第一のカウンタ回路20
4のカウンタを上下させ、カウンタゼロあるいはカウン
タフルにより推定値を例えば1dBアップあるいはダウ
ンさせる。このようにすることにより、現在の回線に合
致したある閾値を求めることが可能となる。この値はエ
コーキャンセラ13の初期収束時には大きな値から小さ
な値に変動し、回線ノイズあるいは背景ノイズの大きな
場合には比較的大きな値になり、またノイズレベルが小
さく、エコー消去が十分に行われた場合には比較的小さ
な値になる。
ーキャンセラ13がエコー経路推定動作を行っていると
きの残留エコー信号から安定的に残留エコーレベルを推
定する。これは、図2に示す第一のレベル検出回路20
1が残留エコー信号RESを入力してレベル測定を行
い、推定値記憶回路202に記憶された推定値との比較
を行う。その比較結果に応じて第一のカウンタ回路20
4のカウンタを上下させ、カウンタゼロあるいはカウン
タフルにより推定値を例えば1dBアップあるいはダウ
ンさせる。このようにすることにより、現在の回線に合
致したある閾値を求めることが可能となる。この値はエ
コーキャンセラ13の初期収束時には大きな値から小さ
な値に変動し、回線ノイズあるいは背景ノイズの大きな
場合には比較的大きな値になり、またノイズレベルが小
さく、エコー消去が十分に行われた場合には比較的小さ
な値になる。
【0017】抑圧量制御回路105は、前記閾値をもと
に信号の抑圧をすべきか否かを判断し、抑圧量(例え
ば、減衰、ノイズ化)をそのときに通話状態に適応する
ように制御し、途切れ感、違和感を防止する。
に信号の抑圧をすべきか否かを判断し、抑圧量(例え
ば、減衰、ノイズ化)をそのときに通話状態に適応する
ように制御し、途切れ感、違和感を防止する。
【0018】これは、図3に示す第二のレベル検出回路
301、第三のレベル検出回路303、および比較回路
302が残差信号RESのレベルと受信入力信号RIN
のレベルとを比較し、受信入力信号RINのレベルのほ
うがはるかに大きい場合(例えば24dB、このとき受
信側話者11の片方向通話状態)、レベルA加算回路3
04が前記閾値に比較的大きな値を加算し抑圧量制御閾
値とする。この場合、閾値は比較的大きくなり、第二の
減算回路306の残差信号RESレベルとの比較により
第二のカウンタ回路307のカウントを進め、抑圧量決
定回路310が抑圧量を大きくする方向に変化させる
(例えば1dBきざみ)に行われる。
301、第三のレベル検出回路303、および比較回路
302が残差信号RESのレベルと受信入力信号RIN
のレベルとを比較し、受信入力信号RINのレベルのほ
うがはるかに大きい場合(例えば24dB、このとき受
信側話者11の片方向通話状態)、レベルA加算回路3
04が前記閾値に比較的大きな値を加算し抑圧量制御閾
値とする。この場合、閾値は比較的大きくなり、第二の
減算回路306の残差信号RESレベルとの比較により
第二のカウンタ回路307のカウントを進め、抑圧量決
定回路310が抑圧量を大きくする方向に変化させる
(例えば1dBきざみ)に行われる。
【0019】逆に残差信号RESレベルと受信入力信号
RINレベルとの比較に差が余りないか、または残差信
号RESレベルの方が大きな場合(このとき、双方向通
話状態かまたは無音声状態)、レベルB加算回路305
が前記閾値に比較的小さな値を加算し抑圧量制御の閾域
値とする。この場合、閾値は比較的小さくなり、第二の
減算回路306の残差信号RESレベルとの比較により
第二のカウンタ回路307のカウントを戻し,抑圧量決
定回路310が抑圧量を小さくする方向に変化させる。
ただし、無音声状態においては閾値より大きくなること
はなく、抑圧量は大きくなる。
RINレベルとの比較に差が余りないか、または残差信
号RESレベルの方が大きな場合(このとき、双方向通
話状態かまたは無音声状態)、レベルB加算回路305
が前記閾値に比較的小さな値を加算し抑圧量制御の閾域
値とする。この場合、閾値は比較的小さくなり、第二の
減算回路306の残差信号RESレベルとの比較により
第二のカウンタ回路307のカウントを戻し,抑圧量決
定回路310が抑圧量を小さくする方向に変化させる。
ただし、無音声状態においては閾値より大きくなること
はなく、抑圧量は大きくなる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、そ
れぞれのエコー経路に対し、割り込み音に敏感に反応す
る回線ノイズあるいは背景ノイズを抑圧した途切れ感の
ない通話を実現し、通話品質を向上させることができる
効果がある。
れぞれのエコー経路に対し、割り込み音に敏感に反応す
る回線ノイズあるいは背景ノイズを抑圧した途切れ感の
ない通話を実現し、通話品質を向上させることができる
効果がある。
【図1】本発明実施例の全体構成を示すブロック図。
【図2】本発明実施例における残留エコーレベル推定回
路の構成を示すブロック図。
路の構成を示すブロック図。
【図3】本発明実施例における抑圧量制御回路の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図4】従来例の全体構成を示すブロック図。
【図5】従来例におけるNLP回路の構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
11 送話側話者 12 ハイブリッドトランス 13 エコーキャンセラ 14、104 双方向通話状態検出回路 15 NLP回路 21、201 第一のレベル検出回路 22、301 第二のレベル検出回路 23 レベル比較・NLP動作停止判断回路 24 信号発生器 25、309 切替回路 101 残留エコー制御回路 105 抑圧量制御回路 106 残留エコーレベル推定回路 131 エコー経路推定制御回路 132 減算回路 202 推定値記憶回路 203 第一の減算回路 204 第一のカウンタ回路 302 比較回路 303 第三のレベル検出回路 304 レベルA加算回路 305 レベルB加算回路 306 第二の減算回路 307 第二のカウンタ回路 308 抑圧回路 310 抑圧量決定回路
Claims (3)
- 【請求項1】 送信入力信号および受信入力信号を入力
して双方向の通話状態を検出し、適応型FIR(有限時
間インパルス応答)フィルタにより受信入力信号が送信
入力信号に回り込むエコーを推定する双方向通話状態検
出回路と、 推定されたエコーを送信入力信号から差引いて残差信号
(RES)として出力するとともに、エコー経路の推定
動作およびその推定動作の停止を制御するエコーキャン
セラと、 残差信号および受信入力信号により残留エコーの制御を
行い送信出力信号を送出する残留エコー制御回路とを備
えた残留エコー制御装置において、 前記双方向通話状態検出回路に、前記エコーキャンセラ
が出力する残差信号を参照しエコー経路推定制御動作を
禁止させるINH(インヒビット)信号を出力する手段
を含み、 前記残留エコー制御回路に、 前記エコーキャンセラからの残差信号に基づき残留エコ
ーレベルを推定し閾値信号(THR)を発生する残留エ
コーレベル推定回路と、 この残留エコーレベル推定回路からの閾値信号に基づき
残留エコーの抑圧量を適応的に制御する抑圧量制御回路
とを備えたことを特徴とする残留エコー制御装置。 - 【請求項2】 前記残留エコーレベル推定回路は、 残差信号のレベルを検出する第一のレベル検出回路と、 残留エコーレベル推定値を記憶する推定値記憶回路と、 前記第一のレベル検出回路の出力から前記推定値記憶回
路の出力を減じる第一の減算回路と、 前記双方向通話状態検出回路の検出結果によりエコー経
路を推定する条件のもとで前記第一の減算回路の出力に
よりカウンタ値を変化させ、そのカウンタ値により前記
推定値記憶回路の値を変化させる第一のカウンタ回路と
を含み、前記推定値記憶回路の記憶値を前記閾値信号と
する請求項1記載の残留エコー制御装置。 - 【請求項3】 前記抑圧量制御回路は、 残差信号レベルを検出する第二のレベル検出回路と、 受信入力信号レベルを検出する第三のレベル検出回路
と、 前記第二のレベル検出回路および前記第三のレベル検出
回路の出力を比較する比較回路と、 前記推定値記憶回路が出力する閾値信号の大きいレベル
(A)を加算するレベルA加算回路と、 前記推定値記憶回路が出力する閾値信号の小さいレベル
(B)を加算するレベルB加算回路と、 前記比較回路の出力により前記レベルA加算回路の出力
と前記レベルB加算回路の出力とを切り替える切替回路
と、 この切替回路の出力から前記第二のレベル検出回路の出
力を減じる第二の減算回路と、 この第二の減算回路の出力によりカウンタの値を変化さ
せる第二のカウンタ回路と、 この第二のカウンタ回路の出力により抑圧量を決定する
抑圧量決定回路と、 この抑圧量決定回路の出力により残差信号にある抑圧を
与え送信出力信号として出力する抑圧回路とを含む請求
項2記載の残留エコー制御装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |