JP2017061277A - カバー部材 - Google Patents

カバー部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2017061277A
JP2017061277A JP2015188746A JP2015188746A JP2017061277A JP 2017061277 A JP2017061277 A JP 2017061277A JP 2015188746 A JP2015188746 A JP 2015188746A JP 2015188746 A JP2015188746 A JP 2015188746A JP 2017061277 A JP2017061277 A JP 2017061277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
locking
opening
main body
cover member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015188746A
Other languages
English (en)
Inventor
千田 和身
Kazumi Senda
和身 千田
大地 馬場
Daichi Baba
大地 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2015188746A priority Critical patent/JP2017061277A/ja
Publication of JP2017061277A publication Critical patent/JP2017061277A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

【課題】車両のフロントガラスに設けられるセンサ機構を覆うカバー部材の組み付け作業を容易にする技術を提供する。【解決手段】車両のフロントガラスに設けられるセンサ機構を覆うカバー部材は、開口を有する本体部と開口を塞ぐ蓋部22を備える。蓋部22は、車両前方へ向かって本体部の結合部に差し込まれる突出部と、裏面42に立設する支持部36と、本体部の係合部に係止する第1係止部38と、支持部36において第1係止部38より裏面42から離れた位置に形成され、係合部に係止可能な第2係止部40と、を有する。第2係止部40は、蓋部22を本体部に組み付ける際に、結合部に突出部を差し込んだ状態で係合部に係止して蓋部22を仮保持するために形成されている。第2係止部40により蓋部22を仮保持した状態で蓋部22を上方に向かって開口に押し込むことで第2係止部40の係止が解除されて第1係止部38が係合部に係止する。【選択図】図3

Description

本発明は、車両のフロントガラスに設けられるセンサ機構を覆うためのカバー部材に関する。
車両前方の状況を検出するため、カメラやレーダ装置などのセンサ機構が車両のフロントガラスに設けられる。特許文献1には、フロントガラスに固定されたインナーバックミラーの根元の位置に設けられる車載カメラが開示される。特許文献1の車載カメラは、撮像する撮像部と、撮像部を覆う椀状の上筐体部と、上筐体部の開口を閉じる下筐体部とを有する。下筐体部は、複数のネジにより上筐体部に固定される。
特開2004−82829号公報
カメラ等のセンサ機構およびその筐体を天井付近のフロントガラスに組み付ける作業は、作業者が見上げながら手をあげた作業となるため労力を伴う。特許文献1の技術では、下筐体部を組み付ける際に作業者が天井に向かってネジを締めることになり、煩瑣な作業となる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両のフロントガラスに設けられるセンサ機構を覆うカバー部材の組み付け作業を容易にする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、車両のフロントガラスに設けられるセンサ機構を覆うカバー部材であって、開口を有し、センサ機構に固定される本体部と、開口を塞ぐ蓋部と、を備える。本体部は、開口の周りに形成される結合部と、開口の周りで結合部と異なる位置に形成される係合部と、を有する。蓋部は、車両前方へ向かって結合部に差し込まれる突出部と、裏面に立設する支持部と、支持部に形成され、係合部に係止する第1係止部と、支持部において第1係止部より裏面から離れた位置に形成され、係合部に係止可能な第2係止部と、を有する。第2係止部は、蓋部を本体部に組み付ける際に、結合部に突出部を差し込んだ状態で係合部に係止して蓋部を本体部に仮保持するために形成されており、第2係止部により蓋部を仮保持した状態で蓋部を上方に向かって開口に押し込むことで第2係止部の係止が解除されて、第1係止部が係合部に係止する。
この態様によると、蓋部を本体部に組み付ける際に、突出部を結合部に差し込む工程と第1係止部を係合部に係止させる工程との間で第2係止部を係合部に係止させて蓋部を本体部に仮保持させることができる。第2係止部による仮保持によって、作業者が組み付け作業中に蓋部を上方に押さえ続けることなく、一時的に蓋部から手を離すこともできるため、組み付け作業を容易にできる。
本発明によれば、車両のフロントガラスに設けられるセンサ機構を覆うカバー部材の組み付け作業を容易にする技術を提供できる。
実施例のカバー部材の斜視図である。 実施例のカバー部材の裏面図である。 図3(a)は、蓋部の部分側面図であり、図3(b)は、蓋部の部分斜視図である。 蓋部の組み付け作業を説明するための図である。 蓋部を本体部に組み付ける方法をカバー部材を拡大して示す図である。
図1は、実施例のカバー部材10の斜視図である。また、図2は、実施例のカバー部材10の裏面図である。カバー部材10は、車両のフロントガラスに設けられるセンサ機構を覆うために用いられ、本体部20および蓋部22を有する。
図1に示すカバー部材10は、蓋部22を本体部20に組み付ける前の状態を示す。図2に示すカバー部材10の裏面は、カバー部材10をセンサ機構に対して取り付けた状態で車両のフロントガラスに対向して上向きに配置される。なお、以下の説明において用いるカバー部材10の前後方向は、カバー部材10の取付状態で車両前後方向と同じである。
本体部20は、開口24を有し、センサ機構に固定される。センサ機構は、例えばレーダ装置と、カメラと、レーダ装置およびカメラを保持するブラケットとにより構成される。センサ機構のブラケットがフロントガラスに固定される。
本体部20は、開口24、台座部25、結合部26、係合部28および切欠部30を有する。開口24は、本体部20の後端側を切り欠くように略矩形状に形成される。
台座部25は、開口24の縁から開口24内に張り出すように形成され、開口24の周りを囲むように位置する。台座部25は、蓋部22を本体部20に組み付けた際に本体部20の表面と蓋部22の表面が平らになるよう、本体部20の表面に対して段差を有している。
結合部26は、開口24の周りに形成され、台座部25に孔状に形成される。結合部26は、開口24の前端側に位置し、幅方向に離間して一対形成される。係合部28は、蓋部22と結合するために開口24の周りに形成され、台座部25に矩形の孔状に形成される。係合部28は、開口24の両側に一対形成される。結合部26は、開口24の周りで係合部28と異なる位置で、係合部28より本体部20の前方側に位置する。
切欠部30は、開口24の縁を半円状に切り欠くように形成される。切欠部30は、インナーバックミラーを支持する支持棒を挿通するために形成される。
蓋部22は、本体部20に固定されて本体部20の開口24を塞ぐ。蓋部22は、切欠部32、突出部34、支持部36、第1係止部38および第2係止部40を有する。
切欠部32は、蓋部22の前方側の縁を半円状に切り欠くように形成される。図2に示すように、本体部20の切欠部30と蓋部22切欠部32とが合わさって円形の孔が形成され、この孔にインナーバックミラーを支持する支持棒が挿通される。
突出部34は、蓋部22の前端部22aから蓋部22の面に沿って前方に突出する。突出部34は、柱状に一対形成され、組み付け時には結合部26に差し込まれ、組み付けが完了すると結合する。
支持部36は、蓋部22の裏面42から壁状に立設し、幅方向に離間して一対形成される。なお、幅方向は前後方向に直交する。第1係止部38は、幅方向に撓み可能な弾性爪体として支持部36に形成され、幅方向外向きに張り出す。第1係止部38は、蓋部22の裏面42に接近するように延出する。図2に示すように、支持部36は、係合部28に挿入されて、第1係止部38は係合部28の孔縁に係止する。
第2係止部40は、支持部36の先端側に形成され、第1係止部38と同様に幅方向外向きに張り出す。第1係止部38および第2係止部40について、図3を参照して説明する。
図3(a)は、蓋部22の部分側面図であり、図3(b)は、蓋部22の部分斜視図である。図3(b)に示すように、第1係止部38および第2係止部40はともに支持部36の側面より幅方向外向きに張り出している。図3(a)に示すように、第2係止部40は、第1係止部38より先端側で、前方側に位置する。
第2係止部40は、蓋部22の組み付けの際に、蓋部22を本体部20に仮保持させるために用いられる。第2係止部40は、結合部26に突出部34を差した状態で、第1係止部38が係合部28に係止する前に、先に係合部28に挿入されて係合部28の孔縁に一時的に係止する。
第2係止部40の裏面42側の下面は、テーパ状に形成される。第2係止部40は、第1係止部38と比べて支持部36の側面からの張り出し量が小さい。これにより、第2係止部40が係合部28の孔縁に一時的に係止した後に外れやすくなるよう構成できる。
図4は、蓋部22の組み付け作業を説明するための図である。また、図5は、蓋部22を本体部20に組み付ける方法をカバー部材10を拡大して示す図である。図5では、本体部20の開口24の周りおよび蓋部22の側方断面図を示す。
図4(a)には、フロントガラス54に固定されたセンサ機構に連結させた状態の本体部20に対して、作業者が蓋部22を把持して本体部20の開口24へ取り付けようとする状態を示す。センサ機構に連結させた本体部20は、本体部20の後端部が天井パネル58に近接し、切欠部30にインナーバックミラー56の支持棒56aを入れた状態にある。本体部20内のセンサ機構は、天井パネル58の裏側へと配線されており、本体部20を天井パネル58に近接させることで配線を覆うことができる。
図4(a)および図5に示すように、作業者は、蓋部22を把持して開口24の前方側に位置する結合部26に、突出部34を差し込む差込工程を行う。蓋部22の差込方向50は、斜め上の前方向で、車両前方向と上方向との成分からなる。差込工程において、作業者は、差し込む目標となる結合部26を下方から見上げ、インナーバックミラー56と天井パネル58の間で蓋部22を差し込む。
図4(c)および図5に示すように作業者は、突出部34を回転軸として蓋部22を上方に押し込む押込工程を行う。押込工程では、作業者は蓋部22を上方向52に押す。図5に示すように、差込工程と押込工程とは蓋部22への入力方向が異なる。差込工程と押込工程では蓋部22に加える力の入力方向が異なり、押込工程では差込工程より強く押し込むため、作業者は手の姿勢を変えるために一度蓋部22から手を離せると作業が容易になる。そこで、図4(b)に示すように、第2係止部40によって蓋部22を本体部20に仮保持させることで、作業者が蓋部22から一時的に手を離すこと可能となる。
差込工程で支持部36と係合部28の位置合わせができており、第1係止部38が弾性を有する爪体であるため、押込工程で作業者は蓋部22を上方に押すだけでよい。作業者が蓋部22を上方に押し込むと、支持部36が係合部28に押し込まれて第2係止部40の係止が解除され、第1係止部38が撓んで係合部28の縁を乗り越えて係合部28に係止する。
このように、蓋部22の組み付け作業は、差込工程と押込工程とにより構成される。作業者は、差込工程と押込工程の間で蓋部22を本体部20に仮保持させることで、天井の位置にある蓋部22を押さえ続けることなく、手の姿勢を変えて組み付け作業ができ、負担が軽減される。
本発明は、上述の実施例および変形例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能である。各図に示す構成は、一例を説明するためのもので、同様な機能を達成できる構成であれば、適宜変更可能である。
10 カバー部材、 20 本体部、 22 蓋部、 24 開口、 25 台座部、 26 結合部、 28 係合部、 30,32 切欠部、 34 突出部、 36 支持部、 38 第1係止部、 40 第2係止部、 42 裏面、 56 インナーバックミラー、 56a 支持棒、 58 天井パネル。

Claims (1)

  1. 車両のフロントガラスに設けられるセンサ機構を覆うカバー部材であって、
    開口を有し、センサ機構に固定される本体部と、
    前記開口を塞ぐ蓋部と、を備え、
    前記本体部は、
    前記開口の周りに形成される結合部と、
    前記開口の周りで前記結合部と異なる位置に形成される係合部と、を有し、
    前記蓋部は、
    車両前方へ向かって前記結合部に差し込まれる突出部と、
    裏面に立設する支持部と、
    前記支持部に形成され、前記係合部に係止する第1係止部と、
    前記支持部において前記第1係止部より前記裏面から離れた位置に形成され、前記係合部に係止可能な第2係止部と、を有し、
    前記第2係止部は、前記蓋部を前記本体部に組み付ける際に、前記結合部に前記突出部を差し込んだ状態で前記係合部に係止して前記蓋部を前記本体部に仮保持するために形成されており、
    前記第2係止部により前記蓋部を仮保持した状態で前記蓋部を上方に向かって前記開口に押し込むことで前記第2係止部の係止が解除されて、前記第1係止部が前記係合部に係止することを特徴とするカバー部材。
JP2015188746A 2015-09-25 2015-09-25 カバー部材 Pending JP2017061277A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015188746A JP2017061277A (ja) 2015-09-25 2015-09-25 カバー部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015188746A JP2017061277A (ja) 2015-09-25 2015-09-25 カバー部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017061277A true JP2017061277A (ja) 2017-03-30

Family

ID=58428914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015188746A Pending JP2017061277A (ja) 2015-09-25 2015-09-25 カバー部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017061277A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021100829A (ja) * 2019-12-24 2021-07-08 トヨタ自動車株式会社 車載カメラ装置用のブラケット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021100829A (ja) * 2019-12-24 2021-07-08 トヨタ自動車株式会社 車載カメラ装置用のブラケット
JP7226300B2 (ja) 2019-12-24 2023-02-21 トヨタ自動車株式会社 車載カメラ装置用のブラケット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150017825A1 (en) Lever-Type Connector
JP2017137905A (ja) クリップ、クランプ組立体及び取付構造
JP6101664B2 (ja) コネクタ装置
JP2017061277A (ja) カバー部材
JP2014192410A (ja) 電気機器および電気機器用取付具
JP5242536B2 (ja) クリップ
JP6670027B2 (ja) ハーネスの保持構造
JP6345076B2 (ja) 自動車用部品の連結構造
JP2009142125A (ja) ワイヤーハーネス用プロテクタ
JP2008223999A (ja) 機器取付装置
JP6279461B2 (ja) バンパークリップ
JP2008025850A (ja) 車両用熱交換器取付構造
JP2007181363A (ja) 取付具
JP4001525B2 (ja) クリップ及びクリップの固定構造
JP5230526B2 (ja) 部品の取付装置
JPH0234486Y2 (ja)
JPH062013Y2 (ja) 部品係着装置
JP2005019805A (ja) 筐体構造
JP5983250B2 (ja) 車載カメラ
JPH11284371A (ja) 直方体状の電子記録装置を解離可能に固定するための装置
JP6503240B2 (ja) シートベルトのタング保持装置
JP4245935B2 (ja) アシストグリップの取付構造
JP6625040B2 (ja) 固定具
JP6490730B2 (ja) ワイパーブレード用結合部材
JP6432731B2 (ja) 車両のバンパ固定構造