JPH0619429Y2 - 荷物積載車両のフロア構造 - Google Patents

荷物積載車両のフロア構造

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JPH0619429Y2
JPH0619429Y2 JP106289U JP106289U JPH0619429Y2 JP H0619429 Y2 JPH0619429 Y2 JP H0619429Y2 JP 106289 U JP106289 U JP 106289U JP 106289 U JP106289 U JP 106289U JP H0619429 Y2 JPH0619429 Y2 JP H0619429Y2
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JP
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floor
bolster
luggage
plate
floor structure
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JP106289U
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JPH0292387U (ja
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孝 田中
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、荷物を積載可能な車両におけるフロア構造
の改良に関するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、荷物積載車両のフロア構造は、第3図に分解斜視
図で、又、第4図にそのB−B線断面図で示すような構
造となっている。
即ち、例えば平床バンの後部のフロアFの幅方向側縁部
には、ボディ外板55との間にタイヤTを収納し得るホ
イルハウスHを形成するためのホイルハウス形成板5
1,51が配設されており、この各ホイルハウス形成板
51の前後には、補強用のブラケット52,52が固設
され、ホイルハウス形成板51,51の内側には枠組形
成されたボルスター53が配設されている。このボルス
ター53は、前後方向に一対平行状に配設されたボルス
ター縦板53a,53aと、この各ボルスター縦板53
a,53aを連結するボルスター横板53bとにより構
成されており、第4図に示すように、フロアFの上方に
フロアFと平行状に、前記ホイルハウス形成板51の上
面とボルスター53の上面に敷設状にベニヤ板54が配
設され、荷物を積載可能な床面が形成されていた。
このような従来構造においては、ボルスター53の上面
にベニヤ板54を敷設する構造であるため、自ずと荷物
の積載面の地上高が高くなり、又、ブラケット52等に
よる剛性の確保が必要であった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、荷物積載面の地上高を極力低く形成し、かつ十分な
剛性を確保し得るフロア構造を提供せんことを目的と
し、その要旨は、上面部の一側縁側がホイルハウス上面
まで延出され他側縁側にフロア上に立設される立ち上が
り部との間に段部を形成してなるボルスターをフロア上
に一対対向させて配設し、各ボルスターの段部に前記上
面部とほぼ面一状となるようにベニヤ板等のパネル部材
を敷設したことである。
(作用) フロアの上面側に一対対向状に配設されるボルスター
は、それぞれ一側縁側がホイルハウスの上面まで延出さ
れてボディの外板に固設されるとともに、各ボルスター
の他側縁側には段部が形成され、この段部上に面一状に
パネル部材が敷設されるため、パネル部材はボルスター
間に支持されて強固な設置状態を確保することができ、
しかもパネル部材とボルスターの上面部にて面一状の積
載床面が形成されるため、強度の確保とともにパネル部
材の厚み分、床面の地上高を低く形成することができ、
荷物の積み降ろしの良好化を図ることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は荷物積載車両における積載面を構成する構成部
材の分解斜視図であり、第2図は第1図のA−A線断面
図である。尚、本例においては後部部位に荷物を積載可
能な床面を有するバン形車両のフロア構造を例示する。
即ち、平床バンの後部のフロアFの上面側には、一対の
ボルスター1,1が長手方向に沿って平行に対向状に配
設されている。この各ボルスター1は、平板水平状をな
す上面部1aと、フロアFに立ち上げられる立上部1b
とを有し、上面部1aと立上部1b間には長手方向に沿
って段状の段部1cが形成されている。又、上面部1a
の側端部には折曲部が形成され、この折曲部が車両の外
壁を構成するボディ外板55に固設されるものとなって
おり、前記立上部1bの下端部にも折曲部が形成され、
フロアF上に立上部1bが固定可能に構成されている。
この各ボルスター1の上面部1aの側部下面側にはコの
字状に形成されたホイルハウス形成板2を固設すること
ができ、このホイルハウス形成板2と上面部1aにてホ
イルハウスHが形成される。従って、ボルスター1の上
面部1aがホイルハウスHの一部を構成することとな
る。
このように平行状に配設された各ボルスター1の段部1
c,1c間に掛け渡し状にベニヤ板4を配設することが
でき、この時にはベニヤ板4は段部1cに支持され、か
つ上面部1aとほぼ面一状となる。従って、このベニヤ
板4と前記ボルスター1の上面部1aにて荷物を積載可
能な床面が形成されることとなる。尚、このようにベニ
ヤ板4はボルスター1,1間に埋設状に設置されるもの
であるため、従来に比しベニヤ板4の厚み分だけ床面を
低く形成することができ、床面の地上高を低くして荷物
の積載性を向上させることができる。
又、前記ボルスター1,1の上面部1a,1aに、縦方
向又は横方向に適宜間隔で補強ビード3を形成させてお
けば、ボルスター1全体の強度が向上することとなり、
又、上面部1aは直接ボディ外板55に固設されるもの
であるため、強度が向上され、従来のようなブラケット
52を必要とせず、床面の良好な剛性を確保することが
できる。さらに、ボルスター1を構成する板厚を適宜調
節することにより、より良好な剛性を確保することがで
きるものである。尚、前記ベニヤ板4は他の平板状のパ
ネル部材に変更することが可能である。
(考案の効果) 本考案の荷物積載車両のフロア構造は、上面部の一側縁
側がホイルハウス上面まで延出され他側縁側にフロア上
に立設される立ち上がり部との間に段部を形成してなる
ボルスターをフロア上に一対対向させて配設し、各ボル
スターの段部に前記上面部とほぼ面一状となるようにベ
ニヤ板等のパネル部材を敷設したことにより、パネル部
材が段部に埋設状に設置されてパネル部材の厚み分、積
載床面の地上高を低く形成することができ、荷物の積み
降ろしが良好化されて積載性が向上される。又、各ボル
スターの上面部をホイルハウス上面まで延出させたこと
により、ボルスターの剛性を良好に確保することがで
き、積載床面を強固に構成することができる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本例フロア構造の構成部材の分解斜視図、第2
図は第1図の組付状態におけるA−A線断面図、第3図
は従来構造を示し、第1図に対応させた分解斜視図、第
4図は第3図の組付状態におけるB−B線断面図であ
る。 F……フロア、H……ホイルハウス 1……ボルスター、1a……上面部 1b……立上部、1c……段部 2……ホイルハウス形成板、3……補強ビード 4……ベニヤ板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面部の一側縁側がホイルハウス上面まで
    延出され、他側縁側にフロア上に立設される立ち上がり
    部との間に段部を形成してなるボルスターをフロア上に
    一対対向させて配設し、各ボルスターの段部に前記上面
    部とほぼ面一状となるようにベニヤ板等のパネル部材を
    敷設したことを特徴とする荷物積載車両のフロア構造。
JP106289U 1989-01-09 1989-01-09 荷物積載車両のフロア構造 Expired - Lifetime JPH0619429Y2 (ja)

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JP106289U JPH0619429Y2 (ja) 1989-01-09 1989-01-09 荷物積載車両のフロア構造

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JPH0292387U JPH0292387U (ja) 1990-07-23
JPH0619429Y2 true JPH0619429Y2 (ja) 1994-05-25

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