JPH06191086A - 光走査記録装置 - Google Patents

光走査記録装置

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JPH06191086A
JPH06191086A JP35744192A JP35744192A JPH06191086A JP H06191086 A JPH06191086 A JP H06191086A JP 35744192 A JP35744192 A JP 35744192A JP 35744192 A JP35744192 A JP 35744192A JP H06191086 A JPH06191086 A JP H06191086A
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JP
Japan
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image
writing
density
variable
scanning
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Pending
Application number
JP35744192A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Saito
藤 博 齋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 どんな書き込み密度においても高画質の画質
を得、また書き込み密度に対応しての装置の調整、検査
の工数の削減をする。 【構成】 入力信号により、感光体6上の記録密度が可
変であると共に、光偏向周期が可変であり、かつ1走査
分の画像データを基にして、1走査ないし、2走査分以
上を画像データとして書き込むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザービームプリン
ターの様な光ビームの走査によって文字等の情報を被走
査面である感光体ドラム等の記録材料に記録する光走査
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光走査記録装置は、特公
昭62−36210号に開示されている様な光偏向装置
によって感光体ドラム上に記録するのが一般的となって
いる。この種の記録装置はコンピュータ等からの画像信
号を受けて記録する為に、コンピュータ等からの画像の
記録密度の指示は、240dpi,300dpi,40
0dpiなど何通りかあり、指示されたある値の書き込
み密度において性能を満たす様に、光偏向器の偏向周波
数や画像書き込みのクロック周波数,レーザー光量や書
き込みスポット径等を対応させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近では、出力画像の
高画質化が望まれ書き込み密度が600dpi,800
dpiやそれ以上のものも出現し始めている。また別の
方向としては、1つの製品に於いてホストコンピュータ
ーからの画像書き込み密度の変更信号によって記録装置
の方も書き込み密度を変更可能な仕様のものもでてきて
いる。以上の様な種々の書き込み密度に対応させるに
は、性能重視のものに関しては、製品の書き込み密度の
数だけ光走査装置の数を用意したり、また書き込み密度
変更可能対応のものに関しては、広い範囲で性能を満足
する様な光走査装置を使う必要がありコストアップとな
っていた。
【0004】またコスト重視のものに関しては、1つの
書き込み密度対応のものを無理に偏向器の偏向周波数や
画像クロックを変更するだけで対応させる為に、画像劣
化を招いていた。
【0005】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、ど
んな書き込み密度においても高画質の画質を得、また書
き込み密度に対応しての装置の調整、検査の工数の削減
することもできる光走査記録装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、光源と該光源から発生する光ビ
ームを偏向走査する光偏向器を有し感光体面上を走査す
る光走査装置を含む光走査記録装置において、入力信号
により、感光体上の記録密度が可変であると共に、光偏
向器の偏向周期が可変であり、かつ1走査分の画像デー
タを基にして1走査ないし、2走査分以上を画像データ
として書き込む事を特徴とする。
【0007】そして、前記光偏向器の偏向周期の可変範
囲が2倍以下であることが好適である。
【0008】
【作用】上記構成の光走査記録装置にあっては、被走査
面上の画像データを1走査分又は複数走査分同じデータ
で書き込み事の切換を可能にし、かつ光偏向器の偏向周
期の可変にする事により1つの光走査装置で広い範囲の
被走査面上の画像書き込み密度に対応可能とさせた。
【0009】また、光偏向器の偏向周波数の変化範囲を
2倍以下とすることにより、出力画像の品質がよりよく
なる。
【0010】
【実施例】図1より図6迄が本発明に係る第1の実施例
を示し、図1は概略構成を示す。図1に於いて、1は光
源である半導体レーザーであり半導体レーザーより射出
された光ビームは2の第1レンズ系を通過する事よりビ
ーム径と集束の度合を調整されて、3の回転多面鏡に入
射する。回転多面鏡3は4のモーターに固定されてお
り、図1のAの方向に高速に回転している。回転多面鏡
3の回転に伴って入射した光ビームは高速に偏向走査さ
れ5のfθレンズ系に入射する。fθレンズ5を通過す
る事により、その走査速度のリニアリティーと集光性を
調整され6の感光体ドラム上を矢印Cの方向に直線走査
する。ここで感光体ドラム6は矢印Bの方向に一定速度
で回転しており、C方向に繰返し走査される画像情報を
連続的にその表面に2次元的に記録する事ができる。
【0011】ここで、この装置全体はホストコンピュー
ターからの画像信号を基にして画像を記録するもので、
ホストコンピューターからの画像信号は記録密度として
240dpi〜600dpiの範囲で可変のものであ
る。例えば、記録密度を240,300,400,48
0,600dpiの5種類であるとすると、それぞれの
密度に応じて、モーター4の回転数,画像を書き込み為
のクロックないしは、適正な画像を得る為の画素の寸法
を変化させる必要がある。図1において回転多面鏡3の
画数を6面、fθレンズ5の焦点距離を150mmとし
た時の書き込み密度とモーター回転数,画素寸法,書き
込み画像クロックの関係を下記の表1に示す。
【0012】
【表1】 この表1を見て判る様に240〜600dpiの範囲に
対応させる為には、モーター4の回転数の変化が2.5
倍、画素寸法も2.5倍、画像クロックは6.25倍の
範囲で変化させる必要がある。
【0013】このようにモーター4の回転数を変化させ
る事は技術的には可能であるけれども、モーター4の回
転ジッター特性や回転軸の歳差運動を考えると、すべて
の回転数で特性を良くするのは難しく、その回転数の変
化は2倍以下にするのが良い。また、画像クロックに関
しても5種類を使い分ける必要性がでてくる。特に問題
なのは書き込み密度によって、適正な書き込む画素の密
度が変化する事である。
【0014】これに対しては感光体ドラム6面上のレー
ザースポットの大きさを制御すれば良いが、技術的にも
コスト的にも難易度が高い。例に、画素寸法を63.5
μmに固定して、240〜600dpiを同じ画素寸法
で描いた場合の画素の配列の様子を図2乃至図6に示
す。
【0015】400〜600dpiの範囲に比べて24
0,300dpiの画素の配列は画素の間隔が離れすぎ
ている事が判る。画素の間隔を小さくする為には画素寸
法を大きくすれば良いが、逆に高密度での解像力が劣化
する。また解像力を上げようとすると、低密度で例えば
均一の黒を出力しようとした場合濃度ムラとなる。
【0016】また光ビームの走査方向に関しては図3の
破線で描いた様に画像クロックを長くすれば主走査方向
には画素間隔は小さくする事が可能であるけれども副走
査方向の画素間隔を小さくする事はできない。
【0017】また、副走査方向の画素を大きくする方法
として低密度の書き込みでレーザー光量を増してやる方
法があるけれども、その光量の変化率を大きくしすぎる
と、主走査方向の画像力の劣化やレーザーチップ面の光
量変化が大きい事による特性変化の影響を受けるので好
ましくない。
【0018】そこで本発明では、例えば240dpi入
力時は480dpiのモーター回転数,画像クロックを
使い、同じ画像情報を2回走査分書き込む、また300
dpiの場合も同様に600dpiのモーター回転数,
画像クロックを使い同じ画像情報を2回分書き込んでい
る。240〜600dpiに対するモーター回転数,画
素クロック,画像の繰返し回数の対応を下記の表2に示
す。尚、主走査方向は、同じ画素情報を2回ずつ出力す
る。
【0019】
【表2】 表2を見て明らかな様にモーター4の回転数制御と画像
の1ライン情報の繰返しを併用する事により、モーター
回転数の変化率1.5倍,画像クロック数3種類,変化
率2.2倍にする事が可能となる。更に画素どうしの間
隔は図2乃至図6のうち、図2,図5,図6の範囲の変
化だけである為に、ベタ黒の均一性と高解像力を240
〜600dpiの全ての範囲で実現している。また画素
間隔の変化に伴う解像力や黒ベタの調整をレーザー光量
を変化させて行う場合にも、光量の変化率を非常に小さ
くする事が可能になるのである。
【0020】本発明の第1の実施例は240〜600d
piの範囲を1〜2回の走査ライン繰返しの例を示した
が、3回以上の繰返しを使う事により、それ以上の密度
範囲にも対応できる。
【0021】回転多面鏡3,モーター4を使った偏向器
の代わりに、共振型のガルバノなどの他の偏向器を使っ
ても本発明の目的を達成する事ができる。
【0022】同じデータを複数回書き込む代わりに、前
後の画像情報より、内そう情報を作り出し出力させる事
により出力画像をスムージングさせる事も可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明した様に、書き込み密度変更可
能な光走査記録装置に於いて、ビーム偏向周期を可変に
して、かつ、1ラインの画像情報の書き込み回数をも可
変にする事により全ての書き込み密度に於いて、黒ベタ
の均一性と高解像力を併せもつ高画質の画質を得る事が
可能である。また制御するモーターの回転数や画像クロ
ックの周波数が減る為に、調整,検査の工数が削減でき
コストダウンにも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る光走査記録装置
の斜視図である。
【図2】図2は記録密度400dpiにおいて画素寸法
一定での画素間隔を示す模式図である。
【図3】図3は記録密度240dpiにおいて画素寸法
一定での画素間隔を示す模式図である。
【図4】図4は記録密度300dpiにおいて画素寸法
一定での画素間隔を示す模式図である。
【図5】図5は記録密度480dpiにおいて画素寸法
一定での画素間隔を示す模式図である。
【図6】図6は記録密度600dpiにおいて画素寸法
一定での画素間隔を示す模式図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザー(光源) 2 第1光源系 3 回転多面鏡 4 モーター 5 fθレンズ 6 感光体ドラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と該光源から発生する光ビームを偏
    向走査する光偏向器を有し感光体面上を走査する光走査
    装置を含む光走査記録装置において、 入力信号により、感光体上の記録密度が可変であると共
    に、光偏向器の偏向周期が可変であり、かつ1走査分の
    画像データを基にして1走査ないし、2走査分以上を画
    像データとして書き込む事を特徴とする光走査記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記光偏向器の偏向周期の可変範囲が2
    倍以下である請求項1に記載の光走査記録装置。
JP35744192A 1992-12-24 1992-12-24 光走査記録装置 Pending JPH06191086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35744192A JPH06191086A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 光走査記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35744192A JPH06191086A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 光走査記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06191086A true JPH06191086A (ja) 1994-07-12

Family

ID=18454140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35744192A Pending JPH06191086A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 光走査記録装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990406