JPH0619052Y2 - 液体用流量計 - Google Patents

液体用流量計

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JPH0619052Y2
JPH0619052Y2 JP1987092463U JP9246387U JPH0619052Y2 JP H0619052 Y2 JPH0619052 Y2 JP H0619052Y2 JP 1987092463 U JP1987092463 U JP 1987092463U JP 9246387 U JP9246387 U JP 9246387U JP H0619052 Y2 JPH0619052 Y2 JP H0619052Y2
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JP
Japan
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weir
cylinder
space
upstream space
flow rate
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JP1987092463U
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JPS63200727U (ja
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信一 上田
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Tlv Co Ltd
Original Assignee
Tlv Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は液体の流量を計る流量計に関する。液体の流量
は、堰の上流の液位と堰を通過する流量との関係が判っ
ていれば、堰の上流の液位を測定して求めることができ
る。本考案は、特に、この様な堰を備えた流量計の堰の
構造に関する。堰式流量計は、特に蒸気配管に発生する
復水の計量に有用である。何故ならば、復水は圧力が変
動すると再蒸発するが、堰の場合は、その前後が同圧
で、復水が再蒸発せずに通過するからである。
従来の技術 本出願人は、先に特願昭59−167410号として、
堰式流量計を出願した。これは、ケーシングの中を鉛直
方向の堰壁で、被測定系に接続する入口が上部に開口し
た上流空間と、液体の排出口が下部に開口した下流空間
とに仕切り、上流空間と下流空間は堰壁の上方で連結
し、堰壁に堰を開け、排出口に液体を自動的に排出する
フロート弁を取り付け、上流空間の液位をフロート等の
手段を用いて測定する様にしたものである。
この堰式流量計は、堰の幅で流量の測定精度が決定さ
れ、堰の幅およびその高さで測定可能な最大流量が決定
される。即ち、堰の幅が狭い程、流量の測定精度は向上
し、堰の幅と高さが大きい程、測定可能流量が大きくな
る。
本発明が解決しようとする問題点 上記のものでは、小流量時の精度を向上できない問題が
ある。即ち、所望の精度と最大流量が得られる様に堰壁
に堰を一つ形成しているためである。堰の幅を狭くすれ
ば、精度は良くなるが、堰を高くしなければならず、ケ
ーシングが大形になってしまう。
本考案の技術的課題は、従って、ケーシングを大きくす
ることなしに、流量の測定精度を高めることである。
問題点を解決するための手段 上記の技術的課題を解決するために講じた本考案の技術
的手段は、ケーシングの中を鉛直方向の仕切筒で、被測
定系に接続する入口が上部に開口した上流空間と、液体
の排出口が下部に開口した下流空間とに仕切り、仕切筒
の上部に入口と上流空間を連通する上部開口を、下部に
上流空間と下流空間を連通する下部開口を形成し、仕切
筒内に外部から回転操作可能に単一の堰筒を配置し、堰
筒の上部に上流空間と下流空間を連通する通孔と、その
下部に堰幅の異なる複数個の堰を横に並べて形成し、堰
筒と仕切筒の間にシール部材を配置し、排出口に液体を
自動的に排出するフロート弁を取り付け、上流空間の液
位を堰筒内に配置したフロート等の手段を用いて測定す
る様にしたものである。
作用 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
複数個堰のうち、少なくとも一つは、所望の精度と最大
流量が得られる堰幅に形成し、残りの堰は堰幅を狭く形
成する。
堰筒を回転せしめて、被測定系の流量の流量が大きい場
合には、堰幅の広い堰を、流量が小さい場合には、堰幅
の狭い堰を、仕切筒の下部開口に連結する。
液体は入口から上流空間に入り、堰および下部開口を通
って、下流空間に流出し、排出口から外部に排出され
る。上流空間の液位と堰を通過する流量の関係は判って
いるので、上流空間の液位を計測して、堰を通過する流
量を求める。
堰筒を回転せしめて、小流量時の測定に際しては、堰幅
の狭い堰を用いるので、流量の測定精度が良くなる。堰
筒に複数個の堰を横に並べて形成しているので、堰の高
さ、ケーシングが大形になることはない。
考案の効果 本考案は下記の特有の効果を生じる。
堰筒を回転せしめて、小流量時の測定に際しては、堰幅
の狭い堰を用いるので、流量の測定精度が良くなる。
また、堰筒に複数個の堰を横に並べて形成しているの
で、堰の高さ、ケーシングが大形になることはない。
実施例 上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(第
1図参照)。
流量計の検出部10のケーシングは本体12に蓋14を
ボルト(図示せず)で取り付けて構成する。
ケーシングの内部に仕切筒部材16a,16bを配置す
る。仕切筒部材16a,16bの内部および上方は上流
空間18を成し、外周および下方は下流空間20を成
す。被測定系に接続する入口22は仕切筒部材16aの
上部に開けた上部開口24を通して上流空間18に連結
する。下流空間20の下部に液体の排出口26が開口
し、立上がり通路を通して出口28に続く。上流空間1
8と下流空間20は仕切筒部材16bに開けた下部開口
64を通して連結する。
仕切筒部材16a,16b内に堰筒30を配置し、両者
の間に環状のシール部材32,34を配置して気密を保
つ。堰筒30には、堰幅の異なる4つの堰36と通孔3
8および液体を導入する開口40を形成している。
本体1および仕切筒部材16aを貫通して堰筒30の下
部に回転棒42を固定し、外部から回転操作できるよう
にする。
蓋14の上には断熱板44、支持部材46,48を取り
付け、部材48の中央にポテンショ・メータ50を配置
する。ポテンショ・メータ50を覆って保護キャップ5
2を取り付ける。その内部の電気配線や接続端子等の部
品の図示は省略する。
ポテンショ・メータ50から下方に、蓋14を気密的に
貫通して、堰筒30の中央下部まで、厚みの小さい管5
4を延ばす。その周囲に球形の中空のフロート56を配
置する。フロート56の中央には管58が取り付けてあ
り、管54に摺動自在に嵌め合せてある。フロート56
の管58には磁石60を取り付け、管54の中に収容し
たポテンショ・メータ50の作動棒62には磁石64を
取り付ける。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の液体用流量計の断面図であ
る。 12:本体、14:蓋 16a,16b:仕切筒部材 18:上流空間、20:下流空間 22:入口、24:上部開口 26:排出口、28:出口 30:堰筒、32:シール部材 34:シール部材、36:堰 38:通孔、42:回転棒 50:ポテンショ・メータ 56:フロート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングの中を鉛直方向の仕切筒で、被
    測定系に接続する入口が上部に開口した上流空間と、液
    体の排出口が下部に開口した下流空間とに仕切り、仕切
    筒の上部に入口と上流空間を連通する上部開口を、下部
    に上流空間と下流空間を連通する下部開口を形成し、仕
    切筒内に外部から回転操作可能に単一の堰筒を配置し、
    堰筒の上部に上流空間と下流空間を連通する通孔と、そ
    の下部に堰幅の異なる複数個の堰を横に並べて形成し、
    堰筒と仕切筒の間にシール部材を配置し、排出口に液体
    を自動的に排出するフロート弁を取り付け、上流空間の
    液位を堰筒内に配置したフロート等の手段を用いて測定
    する様にした液体用流量計。
JP1987092463U 1987-06-15 1987-06-15 液体用流量計 Expired - Lifetime JPH0619052Y2 (ja)

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JPS63200727U JPS63200727U (ja) 1988-12-23
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