JPH0618397U - 高所作業車の作業台荷重検出装置 - Google Patents

高所作業車の作業台荷重検出装置

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JPH0618397U
JPH0618397U JP5574992U JP5574992U JPH0618397U JP H0618397 U JPH0618397 U JP H0618397U JP 5574992 U JP5574992 U JP 5574992U JP 5574992 U JP5574992 U JP 5574992U JP H0618397 U JPH0618397 U JP H0618397U
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一男 寿盛
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Abstract

(57)【要約】 【目的】積載位置の関係なく積載物の荷重を正確に検出
する。ブームの作動中における検出精度を高める。 【構成】作業台9側に取着されたロータリブラケット1
9を第一の荷重センサ10を介してインナーブーム8に
回動可能に支持した。インナーブーム8にその本体が固
着されたレベルシリンダ11のシリンダロッド11aを
第二の荷重センサ13を介してロータリブラケット19
に回動可能に支持した。この構成により、インナーブー
ム8の起伏動に応じて、レベルシリンダ11のシリンダ
ロッド11aが伸縮し、第一の荷重センサ10を中心に
作業台9を常に、水平に支持しながら相対回動させる。
この時、第一及び第二の荷重センサ10、13の矢印1
7は常に、鉛直上方向を向くため、積載位置の関係なく
積載物の荷重を正確に検出することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は高所作業車に係り、詳しくは、その作業台の荷重を検出して、機台転 倒を未然に防止するための高所作業車の作業台荷重検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高所作業車として、例えば、図8に示すようなものがある。この高所作 業車においては、図示しないベースフレーム上に旋回フレーム50が水平回転可 能に取付けられている。旋回フレーム50には伸縮自在に構成されたブーム51 の基端が軸51aを介して上下方向に回動可能に軸着されている。ブーム51の 基端側と旋回フレーム50との間には起伏シリンダ52が設けられている。この 起伏シリンダ52はその本体が前記旋回フレーム50に回動可能に軸着され、ロ ッドが起伏シリンダ52に回動可能に軸着されている。そして、ブーム51は起 伏シリンダ52の伸縮動作に基づいて軸51aを中心に起伏回動されるようにな っている。
【0003】 ブーム51の先端には連結機構53を介して作業台54が装着されている。こ の連結機構53はロータリブラケット55、レベルシリンダ56等から構成され ている。ロータリブラケット55はブーム51の先端に回動可能に軸着され、作 業台54とともに上下方向に回動するようになっている。また、レベルシリンダ 56はその本体がブーム51に固着され、ロッドがロータリブラケット55に回 動可能に軸着されている。そして、起伏シリンダ52によりブーム51が起伏回 動されると、作業台54はレベルシリンダ56によりロータリブラケット55の 回動量が調節されて、常に、水平に支持されながら昇降されるようになっている 。
【0004】 また、上記した高所作業車において、作業台54の積載物Mの荷重を検出して 、過荷重による機台転倒を未然に防止するための作業台荷重検出装置として次の ようなものがある。
【0005】 前記起伏シリンダ52には図示しない油圧回路が設けられており、この油圧回 路にブーム51の保持圧を検出する圧力センサ57が組込まれている。この圧力 センサ57はブーム51の起伏回動時において、ブーム51の保持圧すなわち、 ブーム51にかかるモーメント荷重を油圧の変化に基づいて検出するようになっ ている。その検出されたモーメント荷重はブーム長、ブーム傾斜角度等のデータ に基づいて、図示しない演算回路により荷重が算出される。
【0006】 また、算出された荷重に基づいて、高所作業車の制御回路は積載荷重の上限を 越えている、すなわち、過荷重であるか否かを判断する。そして、過荷重である 場合、警告ブザーを鳴らしたり、作業車を作動停止状態にしたりして、高所作業 車の転倒を未然に防止するようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記した高所作業車においては、そのブーム51の長さが短い場合 、作業台荷重検出装置の圧力センサ57により検出されるモーメント荷重が、作 業台幅内における積載物Mの積載位置によって変化してしまうという問題点があ る。
【0008】 すなわち、積載物Mがブーム51の先端に近く作業台54の基端側にあるほど モーメント荷重が小さくなり、反対に、作業台54の基端側にあるほどモーメン ト荷重が大きくなる。このため、演算回路により算出される作業台54の荷重も 積載位置によって変化し、積載荷重の上限を越える場合と越えない場合が生じて しまう。
【0009】 従って、例えば、積載物Mを作業台54の基端側に積載して過負荷と判断され ず、途中でその積載物Mが作業台54の先端側に移動した場合、過負荷と判断さ れて作業車を作動停止状態にしてしまうという不具合が生じる。
【0010】 また、上記した圧力センサ57によりブーム51の保持圧を検出する場合、ブ ーム51の作動中において、起伏シリンダ52のシリンダの摺動抵抗等により油 圧回路の圧力変動があるため検出精度が低いという問題点がある。
【0011】 本考案の目的は、積載位置の関係なく積載物の荷重を正確に検出することがで きるとともに、ブームの作動中における検出精度を高めることができる高所作業 車の作業台荷重検出装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本考案は、ブームの先端に作業台を上下方向へ回 動可能に支持する支持機構を連結し、ブームと支持機構の間に作業台の回動量を 調整する調整機構を介装して、ブームの起伏時に、前記調整機構により作業台を 常に、水平に支持しながら回動させるようにした高所作業車において、前記ブー ムと前記支持機構の連結部と、該ブームと前記調整機構の連結部とに、作業台に 加わる荷重を常に、鉛直方向にて検出する作業台荷重検出装置を設けたことを要 旨とする。
【0013】
【作用】
従って、本考案は、作業台に積載物を積載した状態で、ブームを起伏動させる と、作業台は支持機構に支持され、調整機構により常に、水平に支持されながら 上下方向へ回動されて昇降される。このとき、作業台荷重検出装置は作業台に加 わる荷重を常に、鉛直方向にて検出するため、積載物の積載位置の変化に応じて モーメント荷重が変化しても、その影響を受けることがない。従って、その積載 位置に関係なく積載物の荷重を正確に検出することができる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案を自走式の高所作業車に具体化した一実施例を図1〜図4に従っ て説明する。
【0015】 図3に示すように、自走式高所作業車1全体の基部であるベースフレーム2に は車輪3が軸着されるとともに、該車輪3を駆動するための図示しないエンジン が搭載されている。ベースフレーム2上には回転台4を介して旋回フレーム5が 水平回転可能に取付けられている。該旋回フレーム5にはブームとしてのアウタ ーブーム6の基端部が上下方向に起伏回動可能に軸着されている。前記旋回フレ ーム5とアウターブーム6との間には起伏シリンダ7が配設されている。この起 伏シリンダ7はその本体側が旋回フレーム5の基端側において回動可能に軸着さ れ、ロッド側がアウターブーム6に回動可能に軸着されている。そして、起伏シ リンダ7の伸縮動作によりアウターブーム6を上下方向へ起伏回動させるように なっている。
【0016】 また、アウターブーム6の長手方向にはブームとしてのインナーブーム8が配 設されており、図示しない伸縮シリンダにより伸縮されるようになっている。 インナーブーム8には支持機構を介して作業台9が支持されている。
【0017】 次に、作業台の支持機構について説明する。 図1、図2に示すように、インナーブーム8はその先端8aが鋭角をなす板状 に形成されており、その先端8aには挿通孔8bが透設されている。この挿通孔 8bには作業台荷重検出装置としてのピン形状の第一の荷重センサ10が回動可 能に支持されている。
【0018】 図4に示すように、第一の荷重センサ10はその中央両側の外周面には一対の 小径部15が形成されている。また、両小径部15間の大径部分は作業台9の荷 重を検出する検出部16となっており、その内部には図示しない歪みゲージが配 設されている。そして、検出部16は前記インナーブーム8の挿通孔8bに回動 可能に支持されている。また、前記検出部16は他の部分よりも剛性が低くなっ ており、この検出部16が押圧されると、センサ10の全体がたわむようになっ ている。このたわみにより図示しない歪みゲージが荷重を検出するようになって いる。
【0019】 また、前記両小径部15の外側面には、小径部15及び検出部16を支持する ための支持頭部10aが固着されている。この支持頭部10aの外側面には力を 受ける方向を示す矢印17(片側のみ図示)が表示されている。さらに、矢印1 7の示す方向における支持頭部10aの外周面には、その矢印17と直交する面 を有した切欠部18が形成されている。なお、31は片方の支持頭部10aより 延出されたハーネスであって、一端が前記検出部16内の歪みゲージと電気的に 接続されている。
【0020】 そして、図1、図2に示すように、前記第一の荷重センサ10の両支持頭部1 0aは、一対の板形状のロータリブラケット19の上部に透設された挿通孔20 aに回動可能に挿通され、同ブラケット19を支持する。また、各ロータリブラ ケット19における挿通孔20aの上部の側面にはブロック形状のストッパ21 が固設され、その下面を前記第一の荷重センサ10の切欠部18の下面と係合さ せている。従って、第一の荷重センサ10はストッパ21によりロータリブラケ ット19に対して回動不能となっている。なお、各ロータリブラケット19の両 側面には補強用のフランジ22が設けられている。
【0021】 前記ロータリブラケット19の上下にはそれぞれ水平方向に半円形状のロータ リホルダ23が固着されている。このロータリホルダ23には上下方向に延びる 取付孔23aが透設されている。また、両取付孔23aには垂立したロータリピ ン24が嵌入固着されている。さらに、上下両ロータリホルダ23間におけるロ ータリピン24の周囲には、筒状の回動部材25が回動可能に外嵌されている。 回動部材25の上下端にはそれぞれ半円形状の作業台サポート26が固着されて いる。
【0022】 この作業台サポート26には作業台9が固定されている。作業台9は金属棒又 は金属パイプによって直方体形状に枠組されたフレーム体28と、フレーム体2 8の底面に固定された図示しない底板等から構成されている。そして、作業台9 は前記第一の荷重センサ10を中心に上下方向に回動可能となっているとともに 、ロータリピン24を中心に水平方向に揺動可能となっている。
【0023】 次に、作業台9の上下方向への回動量を調整する調整機構について説明する。 図1に示すように、インナーブーム8の先端8a近傍には作業台9を常に水平 に支持するためのレベルシリンダ11の本体が固着されている。また、レベルシ リンダ11にはシリンダロッド11aが伸縮可能に設けられており、そのシリン ダロッド11aの先端には挿通パイプ12が水平方向に直交するようにして固着 されている。この挿通パイプ12には作業台荷重検出装置としてのピン形状の第 二の荷重センサ13が回動可能に支持されている。なお、この第二の荷重センサ 13は前記第一の荷重センサ10と同一の構成からなるためその説明を省略する 。
【0024】 そして、図1、図2に示すように、前記第二の荷重センサ13の両支持頭部1 3aは、前記ロータリブラケット19の下部に透設された挿通孔20bに回動可 能に挿通され、同ブラケット19を支持する。また、各ロータリブラケット19 における挿通孔20bの上部側面にはストッパ21が固設され、その下面を第二 の荷重センサ13の切欠部18の下面と係合させている。そして、第二の荷重セ ンサ13はストッパ21によりロータリブラケット19に対して回動不能となっ ている。
【0025】 そして、レベルシリンダ11のシリンダロッド11aが伸長されると、第一の 荷重センサ10を中心にロータリブラケット19とともに作業台9が図1におけ る時計方向に相対回動されるようになっている。また、レベルシリンダ11のシ リンダロッド11aが収縮されると、第一の荷重センサ10を中心にロータリブ ラケット19とともに作業台9が反時計方向に相対回動されるようになっている 。従って、アウターブーム6の起伏に応じて、レベルシリンダ11を伸縮させて 作業台9を回動させることにより、常に、作業台9を水平に支持するようになっ ている。このため、第一及び第二の荷重センサ10、13の矢印17は常に、鉛 直上方向を向くようになっている。
【0026】 次に、作業台9を水平方向に揺動させる揺動機構について説明する。 図1に示すように、前記上部の作業台サポート26の上面と作業台9から延び る支持板27との間には、スイングピン33が取着されている。また、ロータリ ブラケット19にはスイングシリンダ34の本体側が取着され、ロッド側がスイ ングピン33に回動可能に軸着されている。そして、スイングシリンダ34の伸 縮によりスイングピン33を介して、前記ロータリピン24を中心に作業台9が 水平方向に揺動されるようになっている。
【0027】 次に、第一及び第二の荷重センサ10、13に加わる荷重について説明する。 図1に示すように、最初に、各荷重、距離を次のように定義する。 Wp:作業台9の荷重、W:積載物Mの荷重、FAy:第一の荷重センサ10 の鉛直方向に加わる力、FBy:第二の荷重センサ13の鉛直方向に加わる力、 n:第一及び第二の荷重センサ13の中心間距離、m:第二の荷重センサ13の 中心と作業台9の重心との距離、t:第二の荷重センサ13の中心と積載物Mの 重心との距離。
【0028】 なお、第一及び第二の荷重センサ10、13に加わる力は、作業台9が常に水 平に支持されているため、鉛直方向のみの力を考慮すればよい。 上記の定義に基づいて次の式が成り立つ。
【0029】 第一の荷重センサ10の中心を基準としたモーメント (t+n)W+(m+n)Wp=nFBy・・・・・・・ 第二の荷重センサ13の中心を基準としたモーメント tW+mWp=nFAy・・・・・・・・・・・・・・ − n(W+Wp)=n(FBy−FAy) W+Wp=FBy−FAy すなわち、積載物Mと作業台9の荷重は、積載物Mの積載位置の変化によるモ ーメントの変化に関係なく、第一及び第二の荷重センサ10、13の鉛直方向に 加わる力より算出される。従って、FByとFAyの加減によりその積載物Mと 作業台9の荷重が算出される。
【0030】 次に、作業台荷重検出装置の電気的構成について説明する。 第一及び第二の荷重センサ10、13はA/Dコンバータにそれぞれ接続され ており、各センサの検出信号はデジタル化されマイクロプロセッサにより演算処 理されて図示しない制御回路に出力される。
【0031】 次に、上記のように構成された高所作業車1の作業台荷重検出装置の作用及び 効果を説明する。 作業台9の図示しない底板に積載物Mが積載された状態で、アウターブーム6 が起伏シリンダ7により上方向に起動されると、レベルシリンダ11のシリンダ ロッド11aが収縮される。すると、ロータリブラケット19は第一の荷重セン サ10を中心に反時計方向へ相対回動される。この相対回動により作業台9は常 に水平に支持されながら上昇される。
【0032】 この時、第一及び第二の荷重センサ10、13の矢印17はロータリブラケッ ト19側に固定されているため、アウターブーム6の傾斜角度が変化しても、常 に鉛直上方向を向いている。従って、第一及び第二の荷重センサ10、13に加 わる力は、作業台の荷重Wpと積載物Mの荷重Wを直接受けることになる。
【0033】 また、積載物Mの積載位置を作業台9の基端側に移動させるとモーメント荷重 が小さくなり、先端側に移動させるとモーメント荷重が大きくなる。しかし、第 一及び第二の荷重センサ10、13はその積載物Mの積載位置の変化によるモー メント荷重の変化の影響を受けない。従って、各センサにより検出される荷重W は変動しない。
【0034】 そして、第一及び第二の荷重センサ10、13はその全荷重(Wp+W)を受 けると、検出部16がたわんで図示しない歪みゲージがその荷重を検出する。こ の検出信号をA/Dコンバータによりデジタル信号に変換し、マイクロプロッセ ッサにより荷重に対応する信号に換算して、図示しない制御回路に出力する。
【0035】 制御回路において積載物Mの荷重Wが予め設定された積載荷重の上限を越えて いる場合、図示しないブザーを鳴らして作業車に警告を発するとともに、作業車 の作動機構の作動を停止させて、高所作業車1の転倒を防止する。
【0036】 また、作業台9を下降させる場合、アウターブーム6が起伏シリンダ7により 下方向に伏動されると、レベルシリンダ11のシリンダロッド11aが伸長され る。すると、ロータリブラケット19は第一の荷重センサ10を中心に時計方向 へ相対回動される。この相対回動により作業台9は常に水平に支持されながら下 降される。
【0037】 この時、前記と同様に、第一及び第二の荷重センサ10、13の矢印17はロ ータリブラケット19側に固定されているため、アウターブーム6の傾斜角度に 関係なく、常に鉛直上方向を向いている。従って、下降時においても、第一及び 第二の荷重センサ10、13は作業台の荷重Wpと積載物Mの荷重Wを直接受け ながら検出する。
【0038】 上記した高所作業車1の作業台荷重検出装置においては、第一及び第二の荷重 センサ10、13が作業台と積載物Mの荷重を常に鉛直方向にて検出するように したことにより、積載物Mの積載位置に関係なく、積載物Mの荷重を正確に検出 することができる。
【0039】 また、従来の圧力センサとは異なり、アウターブーム6の作動中において、第 一及び第二の荷重センサ10、13に加わる荷重の変動が少なく、その検出精度 を高めることができる。
【0040】 さらに、第一及び第二の荷重センサ10、13をピン形状としたことにより、 従来の支持機構に対応させることができる。すなわち、ロータリブラケット19 とインナーブーム8及びレベルシリンダ11との連結構造に採用されていた軸に 代わって第一及び第二の荷重センサ10、13を設置する。その結果、各センサ 10、13の設置のための特別な構造を必要としない。従って、各センサ10、 13の取付を容易に行うことができる。
【0041】 なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、本考案の趣旨から逸脱し ない範囲で以下のようにしてもよい。 (1)上記実施例では、第一の荷重センサ10をインナーブーム8の先端8aに 透設された挿通孔8bに回動可能に支持し、第二の荷重センサ13をレベルシリ ンダ11のシリンダロッド11aの先端に固着された挿通パイプ12に回動可能 に支持した。
【0042】 逆に、図6に示すように、インナーブーム8にレベルシリンダ11を斜め上方 を向くように取付けて、第一の荷重センサ10を挿通パイプ12に回動可能に支 持し、第二の荷重センサ13をインナーブーム8の挿通孔8bに回動可能に支持 してもよい。
【0043】 また、図7に示すように、インナーブーム8の先端8a近傍にフランジ37を 設け、レベルシリンダ11を斜め上方を向くように取付けて、前記と同様にして 第一及び第二の荷重センサ10、13を回動可能に支持するようにしてもよいし 、逆に、フランジ37、レベルシリンダ11の向きは図7と同様にしつつ、第一 の荷重センサ10をインナーブーム8の挿通孔8bに回動可能に支持し、第二の 荷重センサ13を挿通パイプ12に回動可能に支持してもよい。 (2)上記実施例では、第一及び第二の荷重センサ10、13の検出信号をA/ D変換してマイクロプロセッサを用いて処理したが、代わりに、図5に示すよう に、第一及び第二の加重センサ10、13にアンプ29をそれぞれ接続し、各セ ンサの検出信号を増幅して、加算器35と換算器36とから構成された演算器3 0によって各センサの検出信号を演算処理して図示しない制御回路に出力するよ うにしてもよい。
【0044】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の高所作業車の作業台荷重検出装置によれば、積 載位置の関係なく積載物の荷重を正確に検出することができるとともに、ブーム の作動中における検出精度を高めることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した一実施例を示す作業台荷重
検出装置の一部正面図である。
【図2】同じく一実施例を示す作業台荷重検出装置の一
部平面図である。
【図3】同じく一実施例を示す高所作業車の全体正面図
である。
【図4】同じく実施例の荷重センサを示す斜視図であ
る。
【図5】他の実施例の作業台荷重検出装置の電気的構成
を示すブロック図である。
【図6】他の実施例を示す作業台荷重検出装置の一部正
面図である。
【図7】他の実施例を示す作業台荷重検出装置の一部正
面図である。
【図8】従来例を示す作業台荷重検出装置の一部正面図
である。
【符号の説明】
1…自走式高所作業車、6…アウターブーム、8…イン
ナーブーム、9…作業台、10…第一の荷重センサ、1
3…第二の荷重センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームの先端に作業台を上下方向へ回動
    可能に支持する支持機構を連結し、ブームと支持機構の
    間に作業台の回動量を調整する調整機構を介装して、ブ
    ームの起伏時に、前記調整機構により作業台を常に、水
    平に支持しながら回動させるようにした高所作業車にお
    いて、 前記ブームと前記支持機構の連結部と、該ブームと前記
    調整機構の連結部とに、作業台に加わる荷重を常に、鉛
    直方向にて検出する作業台荷重検出装置を設けた高所作
    業車の作業台荷重検出装置。
JP5574992U 1992-08-07 1992-08-07 高所作業車の作業台荷重検出装置 Pending JPH0618397U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102174518B1 (ko) * 2019-11-29 2020-11-04 고재필 구난 소방용 고소작업차의 작업대 중량 감지 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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