JPH0615728B2 - 摩擦紡績機を運転する方法及び装置 - Google Patents
摩擦紡績機を運転する方法及び装置Info
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- JPH0615728B2 JPH0615728B2 JP59100719A JP10071984A JPH0615728B2 JP H0615728 B2 JPH0615728 B2 JP H0615728B2 JP 59100719 A JP59100719 A JP 59100719A JP 10071984 A JP10071984 A JP 10071984A JP H0615728 B2 JPH0615728 B2 JP H0615728B2
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- Japan
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- yarn
- suction
- wedge
- friction
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H4/00—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
- D01H4/48—Piecing arrangements; Control therefor
- D01H4/52—Piecing arrangements; Control therefor for friction spinning
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、楔状紡績部を形成する互いに逆方向に可動の
２つ摩擦面と繊維フイード装置と前記楔状紡績部に沿つ
て引出される糸のための糸引出し装置と、前記楔状紡績
部に作用する少なくとも１つの紡績運転用サクション装
置とを有する摩擦紡績機を、特に糸切れを除くために運
転するための方法及び装置に関するものである。
２つ摩擦面と繊維フイード装置と前記楔状紡績部に沿つ
て引出される糸のための糸引出し装置と、前記楔状紡績
部に作用する少なくとも１つの紡績運転用サクション装
置とを有する摩擦紡績機を、特に糸切れを除くために運
転するための方法及び装置に関するものである。
このような形式の摩擦紡績機の両摩擦面は、例えば互い
に狭い間隔を保つて隣接し合う同一回転方向で回転させ
られる２つのドラムより成っており、これらのドラムの
間には楔状紡績部が形成されている。紡績繊維は撚られ
ていない状態で楔状紡績部に供給される。孔を有する少
なくとも１つのドラムの内部に、楔状紡績部に向けら
れ、ほぼドラム周壁で終る吸込みスリツトを備えた定置
の紡績運転用サクション装置が設けられているのでドラ
ムは自由に回転することができる。
に狭い間隔を保つて隣接し合う同一回転方向で回転させ
られる２つのドラムより成っており、これらのドラムの
間には楔状紡績部が形成されている。紡績繊維は撚られ
ていない状態で楔状紡績部に供給される。孔を有する少
なくとも１つのドラムの内部に、楔状紡績部に向けら
れ、ほぼドラム周壁で終る吸込みスリツトを備えた定置
の紡績運転用サクション装置が設けられているのでドラ
ムは自由に回転することができる。
このような形式の摩擦紡績機は自動紡績操業を可能にす
る。このような摩擦紡績機の運転開始は手動によつて行
われている。糸切れも手で除かれるのでこの作先業は手
先の器用さに関連している。糸結合箇所の品質度は著し
くばらつきがあり、偶然性に左右され、特に作業員の器
用さにも左右される。
る。このような摩擦紡績機の運転開始は手動によつて行
われている。糸切れも手で除かれるのでこの作先業は手
先の器用さに関連している。糸結合箇所の品質度は著し
くばらつきがあり、偶然性に左右され、特に作業員の器
用さにも左右される。
本発明の課題 本発明の課題は、特に糸切れを除くために摩擦紡績機の
運転を完全に自動化する新規な方法及びこの方法を実施
するのに適した新規な装置を提供することである。
運転を完全に自動化する新規な方法及びこの方法を実施
するのに適した新規な装置を提供することである。
方法上の発明の構成 前記課題を解決する本発明の方法上の手段は、 (イ) 繊維供給を休止し、両摩擦面の運動を停止させ、 (ロ) 前記紡績運転用サクション装置をサクション空気
供給装置から分離し、 (ハ) サクション空気を糸引出し側とは反対側端部から
サクションチユーブを通つて前記楔状紡績部に作用さ
せ、 (ニ) 糸を前記楔状紡績部の範囲で緊張状態で保持し、 (ホ) 前記紡績運転用サクション装置を吸込み効率を低
くして運転し、糸を１箇所で解撚するために前記両摩擦
面を運転させ、 (ヘ) 糸が完全に解撚された箇所で糸を引張り負荷下で
分離させ、この分離された糸くずをサクションチユーブ
内に吸込ませ、 (ト) 繊維供給を再び開始して、両摩擦面を次第に増速
させて互いに逆方向に運動させ、 (チ) 繊維供給と紡績運転用サクション装置と両摩擦面
の運動と糸引出しとの速度を標準紡績運転状態に達する
まで高める点にある。
供給装置から分離し、 (ハ) サクション空気を糸引出し側とは反対側端部から
サクションチユーブを通つて前記楔状紡績部に作用さ
せ、 (ニ) 糸を前記楔状紡績部の範囲で緊張状態で保持し、 (ホ) 前記紡績運転用サクション装置を吸込み効率を低
くして運転し、糸を１箇所で解撚するために前記両摩擦
面を運転させ、 (ヘ) 糸が完全に解撚された箇所で糸を引張り負荷下で
分離させ、この分離された糸くずをサクションチユーブ
内に吸込ませ、 (ト) 繊維供給を再び開始して、両摩擦面を次第に増速
させて互いに逆方向に運動させ、 (チ) 繊維供給と紡績運転用サクション装置と両摩擦面
の運動と糸引出しとの速度を標準紡績運転状態に達する
まで高める点にある。
本発明による方法の有利な実施態様は特許請求の範囲第
２項から第７項までに記載されている。
２項から第７項までに記載されている。
装置上の発明の構成 前記課題を解決する本発明の装置上に手段は、摩擦紡績
機が、楔状紡績部と摩擦面の少なくもの１部を取り囲む
ケーシングを有しており、該ケーシング内で糸引出し側
とは反対側端部に、前記楔状紡績部に向けられ、摩擦紡
績機の運転中に吸込み空気によつて負荷されるサクショ
ンチユーブが開口している点にある。
機が、楔状紡績部と摩擦面の少なくもの１部を取り囲む
ケーシングを有しており、該ケーシング内で糸引出し側
とは反対側端部に、前記楔状紡績部に向けられ、摩擦紡
績機の運転中に吸込み空気によつて負荷されるサクショ
ンチユーブが開口している点にある。
本発明による装置の有利な実施態様は特許請求の範囲第
９項及び第１０項に記載されている。
９項及び第１０項に記載されている。
本発明の利点 本発明による新規な方法及び装置によつて得られた利点
は、特に摩擦紡績機の運転及び糸切れを除く作業が迅速
かつ確実に行われるという点にある。また本発明によれ
ば、手先の器用さに左右される偶然性は排除され、糸結
合部の品質は高められる。
は、特に摩擦紡績機の運転及び糸切れを除く作業が迅速
かつ確実に行われるという点にある。また本発明によれ
ば、手先の器用さに左右される偶然性は排除され、糸結
合部の品質は高められる。
実施例 次に図面に示した実施例について本発明の構成を具体的
に説明する。
に説明する。
本発明を理解するのに必要な部分だけが示されている図
示の摩擦紡績機１は、１つの楔状紡績部を形成する、互
いに逆方向に可動な２つの摩擦面３，４を有している。
これら２つの摩擦面３，４は項を有するドラムとして構
成されている。これらのドラムは紡績運転中に矢印５，
６の方向の同一回転方向で回転する。このドラムの同一
回転方向によつて、楔状紡績部２における摩擦面は互い
に逆方向の運動を行なう。紡績繊維７はロート状部分８
を介して楔状紡績部２内にガイドされる。紡績された糸
１１は引出しローラ対を形成するローラ９，１０を通つ
て紡績区域若しくは楔状紡績部２から引出される。ロー
ラ９は個有の駆動装置を備えており、ローラ１０は加圧
ローラとして構成されていて矢印１２の方向でローラ９
か引き離すことができる。
示の摩擦紡績機１は、１つの楔状紡績部を形成する、互
いに逆方向に可動な２つの摩擦面３，４を有している。
これら２つの摩擦面３，４は項を有するドラムとして構
成されている。これらのドラムは紡績運転中に矢印５，
６の方向の同一回転方向で回転する。このドラムの同一
回転方向によつて、楔状紡績部２における摩擦面は互い
に逆方向の運動を行なう。紡績繊維７はロート状部分８
を介して楔状紡績部２内にガイドされる。紡績された糸
１１は引出しローラ対を形成するローラ９，１０を通つ
て紡績区域若しくは楔状紡績部２から引出される。ロー
ラ９は個有の駆動装置を備えており、ローラ１０は加圧
ローラとして構成されていて矢印１２の方向でローラ９
か引き離すことができる。
２つのドラムはそれぞれ紡績運転用のサクション装置１
３若しくは１４を有している。これら２つのサクション
装置１３，１４は、そのスリツト状のサクションノズル
１５若しくは１６が楔状紡績部２の下端部に向けられる
ことによつてこの楔状紡績部２に作用する。この楔状紡
績部２における摩擦面３，４で糸１１が形成される。
３若しくは１４を有している。これら２つのサクション
装置１３，１４は、そのスリツト状のサクションノズル
１５若しくは１６が楔状紡績部２の下端部に向けられる
ことによつてこの楔状紡績部２に作用する。この楔状紡
績部２における摩擦面３，４で糸１１が形成される。
摩擦紡績機１は、楔状紡績部２と摩擦面３，４とを取り
囲むケーシング１７を有しており、このケーシング１７
は下りたたみ可能なカバー１８によつて閉じることがで
きる。糸引出し側では、ケーシング１７の壁部に糸引出
し管１９が差し込まれている。糸引出し側とは反対側で
は、摩擦紡績機１の運転中にサクション空気によつて負
荷される、楔状紡績部２に向けられたサクションチュー
ブ２０がケーシング１７に開口している。吸込まれた糸
の端部１１′を把持するために、サクションチューブ２
０は比較的狭い、約９０゜の湾曲部３０と制御可能な糸
掴み部材３１とを有している。紡績機の運転条件に応じ
て、糸が緊張された状態で楔状紡績部分の範囲でサクシ
ョン空気によつて把持される。
囲むケーシング１７を有しており、このケーシング１７
は下りたたみ可能なカバー１８によつて閉じることがで
きる。糸引出し側では、ケーシング１７の壁部に糸引出
し管１９が差し込まれている。糸引出し側とは反対側で
は、摩擦紡績機１の運転中にサクション空気によつて負
荷される、楔状紡績部２に向けられたサクションチュー
ブ２０がケーシング１７に開口している。吸込まれた糸
の端部１１′を把持するために、サクションチューブ２
０は比較的狭い、約９０゜の湾曲部３０と制御可能な糸
掴み部材３１とを有している。紡績機の運転条件に応じ
て、糸が緊張された状態で楔状紡績部分の範囲でサクシ
ョン空気によつて把持される。
紡績運転用のサクション装置１３，１４の２つのサクシ
ョンスリーブ２１，２２は行程弁２３，２４を介してサ
クション空気源２６に接続されている。ドラム３，４の
回転駆動装置はここでは詳しく示されていない。
ョンスリーブ２１，２２は行程弁２３，２４を介してサ
クション空気源２６に接続されている。ドラム３，４の
回転駆動装置はここでは詳しく示されていない。
糸１１が切れると、コントロール不能な縮充作用を避け
るために紡績繊維の供給は直ちに中止され、摩擦面の運
動は停止させられて紡績運転用のサクション装置はしや
断される。これは自動的に行なわれる。つまり、例えば
繊維フイード装置、２つのドラム３，４の駆動装置及び
行程弁２３，２４に作用する糸監視器によつて自動的に
行なわれる。行程弁２３，２４を切換えることによつて
紡績運転用の２つのサクション装置１３，１４は通気用
スリーブ２７，２８を介して雰囲気に接続される。これ
によつて、行程弁２５を切換えることによつて始められ
る吸取り作業が補助されかつより容易に行なわれる。
るために紡績繊維の供給は直ちに中止され、摩擦面の運
動は停止させられて紡績運転用のサクション装置はしや
断される。これは自動的に行なわれる。つまり、例えば
繊維フイード装置、２つのドラム３，４の駆動装置及び
行程弁２３，２４に作用する糸監視器によつて自動的に
行なわれる。行程弁２３，２４を切換えることによつて
紡績運転用の２つのサクション装置１３，１４は通気用
スリーブ２７，２８を介して雰囲気に接続される。これ
によつて、行程弁２５を切換えることによつて始められ
る吸取り作業が補助されかつより容易に行なわれる。
こうして切断された糸１１の端部１１′はサクションチ
ユーブ２０によつて吸取られる。このために、ローラ１
０は矢印１２の方向で引出しローラ対のローラから離さ
れる。また、糸端部の戻し案内は、ローラ９を矢印２９
とは逆方向で回転させることによつても補助される。こ
の場合、ローラ１０はローラ９に当てつけられる。糸端
部がサクションチユーブ２０に吸込まれると、糸は楔状
紡績部２に達し、ここで緊張された状態で保持される。
吸込まれた糸の端部１１′は、緊締箇所として糸に作用
する湾曲部３０の内側に当接する。そのかわりに又は付
加的に、スリツトを通つてサクションチユーブ２０内に
突入するスライダとして構成された、糸の端部１１′を
サクションチユーブ２０の底部で把持する糸掴み部材３
１も閉じられる。糸が楔状紡績部２内に位置すると直ち
に、減少された吸込み効率を有するサクション装置１
３，１４が、行程弁２３，２４を切換えると同時にサク
ション空気源２６を絞ることによつて再びサクション空
気によつて負荷されて、摩擦面３，４は矢印５，６の方
向で運動させられる。一般的にこれは、紡績運転時にお
ける運動方向である。これによつて、糸は解撚され、こ
の場合、この解撚は、この実施例では有利には楔状紡績
部２の後端部箇所で行なわれる。糸の解撚は、糸の素材
及び紡績過程の種類に応じて、摩擦面３，４がまず紡績
運転時の運動方向と逆方向で、つまり矢印５，６とは逆
方向で運動させられることによつても得られる。
ユーブ２０によつて吸取られる。このために、ローラ１
０は矢印１２の方向で引出しローラ対のローラから離さ
れる。また、糸端部の戻し案内は、ローラ９を矢印２９
とは逆方向で回転させることによつても補助される。こ
の場合、ローラ１０はローラ９に当てつけられる。糸端
部がサクションチユーブ２０に吸込まれると、糸は楔状
紡績部２に達し、ここで緊張された状態で保持される。
吸込まれた糸の端部１１′は、緊締箇所として糸に作用
する湾曲部３０の内側に当接する。そのかわりに又は付
加的に、スリツトを通つてサクションチユーブ２０内に
突入するスライダとして構成された、糸の端部１１′を
サクションチユーブ２０の底部で把持する糸掴み部材３
１も閉じられる。糸が楔状紡績部２内に位置すると直ち
に、減少された吸込み効率を有するサクション装置１
３，１４が、行程弁２３，２４を切換えると同時にサク
ション空気源２６を絞ることによつて再びサクション空
気によつて負荷されて、摩擦面３，４は矢印５，６の方
向で運動させられる。一般的にこれは、紡績運転時にお
ける運動方向である。これによつて、糸は解撚され、こ
の場合、この解撚は、この実施例では有利には楔状紡績
部２の後端部箇所で行なわれる。糸の解撚は、糸の素材
及び紡績過程の種類に応じて、摩擦面３，４がまず紡績
運転時の運動方向と逆方向で、つまり矢印５，６とは逆
方向で運動させられることによつても得られる。
糸が解撚されると直ちに、場合によつては閉じられてい
る糸掴み部材３１が再び開放されて吸込み空気の作用下
で糸の切断が行なわれる。それというのは繊維の結合状
態が弱くなつて糸の緊張力が繊維の結合力を上回るから
である。分離された糸くずはサクションチューブ２０内
に吸込まれる。次いでこの吸込み作業は行程弁２５を切
換えることによつて中止される。次いで紡績繊維７の供
給が再び開始され、図示されていない紡績繊維フイード
装置が再び運転される。この場合、摩擦面３，４は次第
に速度を増大させて矢印５，６の方向で回転させられ
る。次いで、繊維の供給、紡績運転用吸込み装置１３，
１４の吸込み効率、摩擦面３，４の運動、糸の引出し速
度が、ローラ９，１０より成る引出しローラ対の補助を
受けて互いに調和され標準紡績運転速度になるまで高め
られる。この調和作業はまず第１に、糸に所定の速度で
所望のきめ細かさ及び撚りを与えるための目的を追及す
る。
る糸掴み部材３１が再び開放されて吸込み空気の作用下
で糸の切断が行なわれる。それというのは繊維の結合状
態が弱くなつて糸の緊張力が繊維の結合力を上回るから
である。分離された糸くずはサクションチューブ２０内
に吸込まれる。次いでこの吸込み作業は行程弁２５を切
換えることによつて中止される。次いで紡績繊維７の供
給が再び開始され、図示されていない紡績繊維フイード
装置が再び運転される。この場合、摩擦面３，４は次第
に速度を増大させて矢印５，６の方向で回転させられ
る。次いで、繊維の供給、紡績運転用吸込み装置１３，
１４の吸込み効率、摩擦面３，４の運動、糸の引出し速
度が、ローラ９，１０より成る引出しローラ対の補助を
受けて互いに調和され標準紡績運転速度になるまで高め
られる。この調和作業はまず第１に、糸に所定の速度で
所望のきめ細かさ及び撚りを与えるための目的を追及す
る。
各作業段階を順次行なう際に流れるような移行作業が可
能である。第１回目の運転開始時においては、第１段階
及び第２段階は省かれる。
能である。第１回目の運転開始時においては、第１段階
及び第２段階は省かれる。
糸が切断された時に生ずる糸端部は紡績を開始するため
に非常に適した繊維毛を有している。処理作業中、糸の
一方側はローラ９，１０によつて、他方側はサクション
チューブ２０内の低圧によつて及び場合によつては瞬間
的に糸掴み部材３１によつて引つ張り負荷下で保持され
る。
に非常に適した繊維毛を有している。処理作業中、糸の
一方側はローラ９，１０によつて、他方側はサクション
チューブ２０内の低圧によつて及び場合によつては瞬間
的に糸掴み部材３１によつて引つ張り負荷下で保持され
る。
本発明は図示の実施例にのみ限定されるものではない。
同形状の多くの摩擦紡績機を１つの機械ユニツトにまと
めることができる。この場合、糸切れを除くために移動
可能な始紡装置が使用される。この始紡装置はすべての
作業段階において楔状紡績部に糸を少なくとも導入ガイ
ドするか又は導入補助する。
めることができる。この場合、糸切れを除くために移動
可能な始紡装置が使用される。この始紡装置はすべての
作業段階において楔状紡績部に糸を少なくとも導入ガイ
ドするか又は導入補助する。
図示の実施例からはそれるが、糸を引出し管１９内に吸
込ませる作業を軽減するために、糸を解撚する前に、紡
績運転用のサクション装置を雰囲気に通気すること又
は、このサクション装置を超過圧で負荷することを少な
くとも一時的に止めるようにすれば、個個の場合好都合
である。サクションチユーブ２０を例えば移動可能な始
紡装置を介して特別な吸込み源に接続すると好都合であ
る。こうすればサクションチユーブ２０の圧力状態はサ
クション空気源２６の紡績運転を行なう圧力状態には左
右されなユ。
込ませる作業を軽減するために、糸を解撚する前に、紡
績運転用のサクション装置を雰囲気に通気すること又
は、このサクション装置を超過圧で負荷することを少な
くとも一時的に止めるようにすれば、個個の場合好都合
である。サクションチユーブ２０を例えば移動可能な始
紡装置を介して特別な吸込み源に接続すると好都合であ
る。こうすればサクションチユーブ２０の圧力状態はサ
クション空気源２６の紡績運転を行なう圧力状態には左
右されなユ。
紡績運転用のサクション装置に制御するためには、別の
導管ガイド形式において場合によつては、サクションチ
ユーブ２０の行程弁と構造的にまとめられる１つの行程
弁で十分である。
導管ガイド形式において場合によつては、サクションチ
ユーブ２０の行程弁と構造的にまとめられる１つの行程
弁で十分である。
第１図は本発明の１実施例による摩擦紡積の運転装置の
概略的な縦断面図、第２図は横断面図である。 １……摩擦紡績機、２……楔状紡績部、３，４……摩擦
面、５，６……矢印、７……紡績繊維、８……ロート状
部分、９，１０……ローラ、１１……糸、１１′……端
部、１２……矢印、１３，１４……サクション装置、１
５，１６……サクションノズル、１７……ケーシング、
１８……カバー、１９……糸引出し管、２０……サクシ
ョンチューブ、２１，２２……サクションスリーブ、２
３，２４，２５……行程弁、２６……サクション空気
源、２７，２８……通気用スリーブ、２９……矢印、３
０……湾曲部、３１……糸掴み部材
概略的な縦断面図、第２図は横断面図である。 １……摩擦紡績機、２……楔状紡績部、３，４……摩擦
面、５，６……矢印、７……紡績繊維、８……ロート状
部分、９，１０……ローラ、１１……糸、１１′……端
部、１２……矢印、１３，１４……サクション装置、１
５，１６……サクションノズル、１７……ケーシング、
１８……カバー、１９……糸引出し管、２０……サクシ
ョンチューブ、２１，２２……サクションスリーブ、２
３，２４，２５……行程弁、２６……サクション空気
源、２７，２８……通気用スリーブ、２９……矢印、３
０……湾曲部、３１……糸掴み部材
Claims (10)
- 【請求項１】楔状紡績部を形成する互いに逆方向に可動
の２つの摩擦面と繊維フィード装置と前記楔状紡績部に
沿って引出される糸のための糸引出し装置と、前記楔状
紡績部に作用する少なくとも１つの紡績運転用サクショ
ン装置とを有する摩擦紡績を運転する方法において、 (イ) 繊維供給を休止し、両摩擦面の運動を停止させ、 (ロ) 前記紡績運転用サクション装置をサクション空気
供給装置から分離し、 (ハ) サクション空気を糸引出し側とは反対側端部から
サクションチューブを通って前記楔状紡績部に作用さ
せ、 (ニ) 糸を前記楔状紡績部の範囲で緊張状態で保持し、 (ホ) 前記紡績運転用サクション装置を吸込み効率を低
くして運転し、糸を１箇所で解撚するために前記両摩擦
面を運転させ、 (ヘ) 糸が完全に解撚された箇所で糸を引張り負荷下で
分離させ、この分離された糸くずをサクションチューブ
内に吸込ませ、 (ト) 繊維供給を再び開始して、両摩擦面を次第に増速
させて互いに逆方向に運動させ、 (チ) 繊維供給と紡績運転用サクション装置と両摩擦面
の運動と糸引出しとの速度を標準紡績運転状態に達する
まで高める ことを特徴とする、摩擦紡績機を運転する方法。 - 【請求項２】糸引出し側とは反対側の端部からサクショ
ンチューブを介して一定時間だけ前記楔状紡績部に吸込
み空気を供給する、特許請求の範囲第１項記載の方法。 - 【請求項３】糸を前記楔状紡績部の範囲で吸込み空気に
よって緊張状態で保持する、特許請求の範囲第１項記載
の方法。 - 【請求項４】分離された糸くずをサクションチューブ内
に吸込んだ後で、両摩擦面の運動を再び停止させ、吸込
み中止する、特許請求の範囲第１項から第３項までのい
ずれか１項記載の方法。 - 【請求項５】少なくとも糸が解撚される間、糸を楔状紡
績部の範囲外で把持する、特許請求の範囲第１項から第
４項までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項６】標準紡績運転中に糸切れが生じた時に、繊
維供給を直ちに中止し、両摩擦面の運動を停止し、紡績
運転用サクション装置をしゃ断する、特許請求の範囲第
１項から第５項までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項７】紡績運転用サクション装置を、サクション
空気供給源から分離する際に及び分離した後で雰囲気空
気圧又は圧縮空気源に接続する、特許請求の範囲第１項
から第６項までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項８】楔状紡績部を形成する互いに逆方向に可動
の２つの摩擦面と繊維フィード装置と前記楔状紡績部に
沿って引出される糸のための糸引出し装置と、前記楔状
紡績部に作用する少なくとも１つの紡績運転用サクショ
ン装置とを有する摩擦紡績機を運転するための装置にお
いて、摩擦紡績機が、楔状紡績部（２）と摩擦面（３，
４）の少なくとも１部を取り囲むケーシング（１７）を
有しており、該ケーシング（１７）内で糸引出し側とは
反対側端部に、前記楔状紡績部（２）に向けられ、摩擦
紡績機（１）の運転中に吸込み空気によって負荷される
サクションチューブ（２０）が開口していることを特徴
とする、摩擦紡績機を運転するための装置。 - 【請求項９】前記サクションチューブ（２０）が吸込ん
だ糸の端部（１１′）を把持するための手段を有してい
る、特許請求の範囲第８項記載の装置。 - 【請求項１０】吸込んだ糸の端部（１１′）を把持する
ための前記手段が管湾曲部（３０）及び（又は）制御可
能な糸掴み部材（３１）から成っている、特許請求の範
囲第９項記載の装置。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3318701 | 1983-05-21 | ||
| DE3318701.0 | 1983-05-21 | ||
| DE3335211 | 1983-09-29 | ||
| DE3335211.9 | 1983-09-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6045617A JPS6045617A (ja) | 1985-03-12 |
| JPH0615728B2 true JPH0615728B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=25810969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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