JPH06155591A - 繊維強化樹脂製曲管継手の製造方法 - Google Patents

繊維強化樹脂製曲管継手の製造方法

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JPH06155591A
JPH06155591A JP4317081A JP31708192A JPH06155591A JP H06155591 A JPH06155591 A JP H06155591A JP 4317081 A JP4317081 A JP 4317081A JP 31708192 A JP31708192 A JP 31708192A JP H06155591 A JPH06155591 A JP H06155591A
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JP
Japan
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mandrel
fiber
curved pipe
curved
straight line
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Pending
Application number
JP4317081A
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English (en)
Inventor
Hirohide Nakagawa
裕英 中川
Kimitoku Takao
公徳 高尾
Satoyuki Kobayashi
智行 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】曲成マンドレルへの樹脂含浸繊維を安定して巻
き付けることにより、高精度、高性能の繊維強化樹脂製
曲管継手を、省力、省時間、低コストにて製造する方法
を提供する。 【構成】曲成マンドレル1を、第3の仮想直線14を回
転軸として回転するように、成形装置4の軸5のチャッ
ク51にセットし、第3の仮想軸線14を回転軸として
回転させて、その周りに硬化性樹脂含浸繊維3を巻き付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維強化樹脂からなる
ベンド、エルボ等の繊維強化樹脂製曲管継手の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】繊維強化樹脂製管体を製造するのに、フ
ィラメントワインディング(FW)法が用いられること
はよく知られている。管体が直線状であればFW法を適
用するのは比較的容易である。しかし、エルボ型管継手
のような直線状でない管体をFW法により製造する場
合、特に曲成部に硬化性樹脂含浸繊維を均一に巻き付け
るのは難しい。
【0003】しかして、従来、例えば、特公平1─38
665号公報に記載の如く、芯型をその軸芯の一部を常
に回転軸芯にほぼ接するように往復移動させながら芯型
全体を回転軸芯の周りに回転させて、芯型の周りに成形
材料を巻き付ける方法が提案され、特開平3─2567
29号公報に記載の如く、キャリッジ支持台上に、マン
ドレルが、揺動、回転、スライド自在に設けられたFW
装置が提案され、特開平59─159316号公報の記
載の如く、芯型を両端面略中心を結ぶ仮想軸芯を中心と
して回転させると共に、糸導出部材を、ロービング繊維
をたえず一定角度になるように仮想軸線と平行な軸線に
沿うトラバース運動を含めて作動させる成形方法が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公平1─3
8665号公報に記載の方法は、機械が複雑であり、モ
ーター間の同期や継手品種等の自由度が非常に小さく、
成形中のトラブル、品種換え等に手間がかかり、生産性
が悪いという問題点がある。
【0005】又、特開平3─256729号公報に記載
の装置は、マンドレルが片持ちであるため、芯型イナー
シャルにより回転数を大きくできず、生産性が悪く、
又、マンドレルの剛性も大きくする必要があり、型が重
たくなり作業性が悪いという問題点がある。
【0006】更に、特開平59─159316号公報に
記載の方法は、芯型が仮想軸線を中心として回転すると
きに、芯型の回転半径が大きくて、芯型の周りに糸を巻
き付けるときの糸のたるみが大きくて糸の巻き付け状態
が不安定になり、又、振動を押さえるために設備が大型
化する上に、回転速度を上げることがでないので生産性
が悪く、又、芯型を1回転させる間に、糸導出部材を大
きくトラバースさせる必要があるために、時間がかかり
生産性が悪く、糸が糸導出部に擦られるため、毛羽、切
れ等が発生しやすく、成形安定性に欠けるという問題点
があった。
【0007】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
し、曲管マンドレルへの硬化性樹脂含浸繊維を安定して
巻き付けることにより、高精度、高性能の繊維強化樹脂
製曲管継手を、省力、省時間、低コストにて製造する方
法を提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の繊維強化樹脂製
曲管継手の製造方法は、曲管マンドレルに硬化性樹脂含
浸繊維を巻き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を
形成した後、曲管マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製
曲管を製造する方法であって、曲管マンドレルを、その
両端面の略中心を結ぶ第1の仮想直線と、曲管マンドレ
ルの中心軸線の接線であって第1の仮想直線と平行をな
す第2の仮想直線との略中間に位置する第3の仮想直線
を回転軸として回転させて、その曲管マンドレルの周り
に硬化性樹脂含浸繊維を巻き付ける工程を有する。
【0009】本発明において、曲管継手としては、例え
ば、受口の形状にかかわりなく、Rを持ったいわゆるベ
ンド、直管をつなぎ合わせるエルボ等が挙げられる。一
端と他端との角度は、特に限定されるものではないが、
曲げ角度最大が90°までのものが好適である。曲げ角
度最大が90°を超える場合には、その周りに硬化性樹
脂含浸繊維を巻き付けにくくなる傾向がある。
【0010】本発明において、曲管マンドレルとして
は、できるだけ剛性が高く、軽量のものが好適に使用さ
れ、例えば、構造用鋼、ステンレス、アルミニウム、ジ
ュラルミン等の金属材料からなる中空型、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン等の合成樹脂をブロー成形したブロー
型等が挙げられる。これらの曲管マンドレルの端面は盲
にされていてもよく、場合によっては、ポリウレタン等
のゴム材料等からなる中実型でもよい。
【0011】本発明において、使用する繊維としては、
特に限定されるものではないが、ガラス繊維、炭素繊維
等の無機繊維、あるいはアラミド繊維、ポリエチレンテ
レフタレート繊維(PET繊維)等の有機繊維等が挙げ
られ、これらの繊維からなるロービング、クロステープ
(ロービング繊維を、例えば井桁状に織ったもので織り
方や幅は特に限定されない)が好適に用いられる。そし
て、この繊維に含浸される樹脂としては、例えば、不飽
和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が
好適に用いられるが、場合によっては、光硬化性樹脂を
用いてもよい。
【0012】機械成形時の制御精度は、1mm以上の精
度があれば十分である。尚、各軸のモーターには、AC
サーボモーターを使用するのが好ましい。又、成形時に
プログラムは、幾何学的に求めることも可能であるが、
ティーチングプレーバック法で機械的に移動すべき座標
を教える方法でもよい。
【0013】以下、本発明を図面を参照にしながら具体
的に説明する。図1は、本発明に使用する曲管マンドレ
ルの一例を示す正面図である。曲管マンドレル1は、ポ
リエチレン等をブロー成形することにより作製された成
形品であって、略中央でヘ字状に曲成されて曲成部1a
が形成され、内部は中空とされ、横断面外形が円形とさ
れ、両端面が閉塞されたものである。曲管マンドレル1
の両端部1bは管接続用の受口形成部とされ、その受口
成形部には、特に図示しないが、パッキングや抜け止め
等を装着する凹溝部を形成するための突条部が周方向に
沿って設けられている。
【0014】この曲管マンドレル1は、その両端面の略
中心を結ぶ第1の仮想直線11と、曲管マンドレル1の
軸芯12をなす曲線の接線であって第1の仮想軸線11
と平行をなす第2の仮想直線13との略中間に位置する
第3の仮想直線14を回転軸として回転される。
【0015】図2は、本発明に使用するフィードアイの
作動を示す説明図である。フィードアイ2は、曲管マン
ドレル1の回転軸に沿うX軸方向の移動作動、曲管マン
ドレル1に近接離反するZ軸方向の移動作動および上下
方向のY軸方向の移動作動の三次元的移動作動と、曲管
マンドレル1の回転軸を含む水平面上で回動するVで示
される回動作動及び硬化性樹脂含浸繊維3の繰り出し方
向を回転軸として回転するUで示される回転作動が可能
とされている。
【0016】図3は、本発明の繊維強化樹脂製曲管継手
の製造方法の一例における、図1に示す曲管マンドレル
1の周りに、図2に示すフィードアイ2を用いて硬化性
樹脂含浸繊維3を巻き付ける工程を示す説明図である。
曲管マンドレル1の両端部を、成形装置4の軸5のチャ
ック51に真空吸引させ、第3の仮想直線14を回転軸
として回転するようにセットする。尚、必要に応じて、
ボルトによる締め付け等、適当な固定手段を採用しても
よい。
【0017】軸5を回転させることにより、曲管マンド
レル1を第3の仮想直線14を回転軸として回転させ、
フィードアイ2を用い、例えば、複数本のガラスロービ
ングに熱硬化性樹脂液等を含浸させた硬化性樹脂含浸繊
維3を、曲管マンドレル1の一端部1bから中央の曲成
部1aを経て他端部1bまで巻き付けていく。
【0018】尚、フィードアイ2は、曲管マンドレル1
の回転軸に沿うX軸方向の移動作動、曲管マンドレル1
に近接離反するZ軸方向の移動作動および上下方向のY
軸方向の移動作動の三次元的移動作動を基本とし、必要
に応じて、曲管マンドレル1の回転軸を含む水平面上で
回動するVで示される回動作動及び硬化性樹脂含浸繊維
3の繰り出し方向を回転軸として回転するUで示される
回転作動を行わせる。そして、曲管マンドレル1の曲成
部1aを中心とした中央部の周りはヘリカル巻きを、両
端部1bの管接続用の受口部形成部に形成された突条部
の周りは円周巻きを適宜行う。
【0019】この際、曲管マンドレル1を第3の仮想直
線14を回転軸として回転されるので、曲管マンドレル
1の回転軸から最大に膨らんで回転する部分の回転半径
を最小とすることができる。即ち、図1に図示する如
く、第3の仮想直線14を回転軸として回転させた場合
には、第1の仮想直線11を回転軸として回転させた場
合に比べて、第1の仮想直線11と第3の仮想直線14
間の距離A分だけ、又、第2の仮想直線13を回転軸と
して回転させた場合に比べて、第2の仮想直線13と第
3の仮想直線14間の距離B分だけ、曲管マンドレル1
の回転半径を小さくすることができる。
【0020】これにより、曲管マンドレル1上の所定位
置に、硬化性樹脂含浸繊維3を、フィードアイ2をでき
るだけ接近させた状態でたるみなく安定した状態で巻き
付けることができると共に、設備を大型化する必要がな
く、成形速度も上げることができる。これにより、高精
度、高性能の繊維強化樹脂製曲管継手を、省力、省時
間、低コストにて製造することができる。
【0021】曲管マンドレル1の周りに硬化性樹脂含浸
繊維3の巻き付けを終了した時点で、軸5の回転を停止
し、軸5のチャック51より曲管マンドレル1の周りに
硬化性樹脂含浸繊維が巻き付けられたものを取り外し、
図示しないヒーターにより樹脂を加熱硬化させて繊維強
化樹脂層を形成した後、繊維強化樹脂層内より曲管マン
ドレル1を押し潰すようにして脱型して、繊維強化曲管
継手を得る。
【0022】
【作用】本発明の繊維強化樹脂製曲管継手の製造方法
は、曲管マンドレルを、その両端面の略中心を結ぶ第1
の仮想直線と、曲管マンドレルの中心軸線の接線であっ
て第1の仮想直線と平行をなす第2の仮想直線との略中
間に位置する第3の仮想直線を回転軸として回転させ
て、その曲管マンドレルの周りに硬化性樹脂含浸繊維を
巻き付けることにより、曲管マンドレルの回転軸から最
大に膨らんで回転する部分の回転半径を最小とすること
ができるので、曲管マンドレル上の所定位置に、硬化性
樹脂含浸繊維を、フィードアイをできるだけ接近させた
状態でたるみなく安定した状態で巻き付けることができ
ると共に、設備を大型化する必要がなく、成形速度も上
げることができる。これにより、高精度、高性能の繊維
強化樹脂製曲管継手を、省力、省時間、低コストにて製
造することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。実施例1 図1に示す曲管マンドレル1を用い、図2に示すフィー
ドアイ2、図3に示す如き成形機4をを用いて、図3に
示す如く、曲管マンドレル1の周りに硬化性樹脂含浸繊
維3を巻き付けて、樹脂を硬化して繊維強化樹脂層を形
成した後、脱型して、口径150mm、45°ベントの
管継手の製造を行った。
【0024】尚、曲管マンドレル1として、ポリプロピ
レン樹脂(三井石油化学社製:商品名「J−700」)
からなる厚さ3.0mmのブロー成形したものを用い
た。熱硬化性樹脂組成物として、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂(チバ・ガイギー社製:商品名「LY55
6」100重量部と、チバガイギー社製:商品名「HY
917」90重量部)190重量部と、硬化促進剤(チ
バ・ガイギー社製:商品名「DY0705」)0.5重
量部との混合物を用いた。硬化性樹脂含浸繊維中の繊維
として、ガラスロービング(番手2230g/km)1
0本を用いた。フィードアイ2に、X,Y,Zの3軸の
作動を行わせた。ヒーターによる樹脂の硬化は、130
℃で2時間行った。
【0025】成形は、内面に軟質な不飽和ポリエステル
(武田薬品社製:商品名「6320F」)を塗布し、ウ
ィーピングが起こらない状態にして成形し、中央部の周
りのヘリカル巻きは±60°に巻き、肉厚はその±60
°のヘリカル巻き層が3mmとなるようにした。両端部
の周りは90°の円周巻きで平滑になるまで積層した。
【0026】曲管マンドレル1を成形機4の軸5のチャ
ック51に固定し始めてから、その周りに硬化性樹脂含
浸繊維が巻き付けられた曲管マンドレル1を取り外すま
での成形時間は17分であった。得られた管継手に管を
配管して、静水圧破壊試験を行った。その結果、水漏れ
及び破壊を起こすことのない耐圧強度は、42kg/c
2以上であった。
【0027】尚、静水圧破壊試験は、図4に示す如く、
本発明により得られた管継手6の各管接続部61に、テ
ーパー受口付き短管7をパッキング及び抜け止めを介し
て接続し、そのテーパー受口にパッキングを介してテー
パーフランジ8にて蓋することにより行った。静水圧破
壊試験は、水圧を上げていったときの水漏れ及び破壊を
観察することにより行った。
【0028】比較例1 成形機を用いることなく、実施例1で用いた曲管マンド
レル1の周りにハンドレアップ法により、硬化性樹脂含
浸繊維の巻き付けを行ったこと以外は、実施例1と同様
にして、口径150mm、45°ベントの管継手の製造
を行った。
【0029】曲管マンドレル1を成形機4の軸5のチャ
ック51に固定し始めてから、その周りに硬化性樹脂含
浸繊維が巻き付けられた曲管マンドレル1を取り外すま
での成形時間は27分であった。得られた管継手に管を
配管して、静水圧破壊試験を行った。その結果、常に4
0kg/cm2 以上の耐圧強度を常に満足させることが
できず、常に実施例と同様に40kg/cm2 以上の耐
圧強度がある製品を得るためには、平均肉厚を15mm
とする必要があった。
【0030】実施例2 樹脂配合として、不飽和ポリエステル(三井東圧社製:
商品名「エスターR235」)100重量部と、常温硬
化剤(化薬アクゾ社製:商品名「カヤメックM」)0.
6重量部と、硬化促進剤(コバルト6%含有)0.5重
量部との混合物を用いたこと以外は、実施例1と同様に
して、口径150mm、45°ベントの管継手の製造を
行った。
【0031】曲管マンドレル1を成形機4の軸5のチャ
ック51に固定し始めてから、その周りに硬化性樹脂含
浸繊維が巻き付けられた曲管マンドレル1を取り外すま
での成形時間は23分であった。
【0032】得られた管継手に管を配管して、静水圧破
壊試験を行った。その結果、水漏れ及び破壊を起こすこ
とのない耐圧強度は、40kg/cm2以上であった。
【0033】比較例2 成形機を用いることなく、実施例2で用いた曲管マンド
レル1の周りにハンドレアップ法により、硬化性樹脂含
浸繊維の巻き付けを行ったこと以外は、実施例2と同様
にして、口径150mm、45°ベントの管継手の製造
を行った。
【0034】曲管マンドレル1を成形機4の軸5のチャ
ック51に固定し始めてから、その周りに硬化性樹脂含
浸繊維が巻き付けられた曲管マンドレル1を取り外すま
での成形時間は35分であった。得られた管継手に管を
配管して、静水圧破壊試験を行った。その結果、常に4
0kg/cm2 以上の耐圧強度を常に満足させることが
できず、常に実施例と同様に40kg/cm2 以上の耐
圧強度がある製品を得るためには、平均肉厚を15mm
とする必要があった。
【0035】
【発明の効果】本発明繊維強化樹脂製曲管継手の製造方
法は、上記の如き構成とされているので、曲管マンドレ
ル上の所定位置に、硬化性樹脂含浸繊維をたるみなく安
定した状態で巻き付けることができると共に、設備を大
型化する必要がなく、成形速度も上げることができる。
これにより、高精度、高性能の異種のベント、例えば、
曲部のRが小さくて曲がり方が急激な、90°ベンド、
45°ベンド等の繊維強化樹脂製曲管継手を、省力、省
時間、低コストにて製造することができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する曲管マンドレルを示す正面図
である。
【図2】本発明に使用するフィードアイの作動を示す説
明図である。
【図3】本発明の繊維強化樹脂製曲管継手の製造方法の
一例における、曲管マンドレルの周りに、硬化性樹脂含
浸繊維を巻き付ける工程を示す説明図である。
【図4】静水圧破壊試験を行う状態を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 曲管マンドレル 2 フィードアイ 3 硬化性樹脂含浸繊維 4 成形装置 5 軸 11 第1の仮想直線 12 中心軸線 13 第2の仮想直線 14 第3の仮想直線 51 チャック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲管マンドレルに硬化性樹脂含浸繊維を
    巻き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成した
    後、曲管マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製曲管を製
    造する方法であって、曲管マンドレルを、その両端面の
    略中心を結ぶ第1の仮想直線と、曲管マンドレルの中心
    軸線の接線であって第1の仮想直線と平行をなす第2の
    仮想直線との略中間に位置する第3の仮想直線を回転軸
    として回転させて、その曲管マンドレルの周りに硬化性
    樹脂含浸繊維を巻き付ける工程を有することを特徴とす
    る繊維強化樹脂製曲管継手の製造方法。
JP4317081A 1992-11-26 1992-11-26 繊維強化樹脂製曲管継手の製造方法 Pending JPH06155591A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101692905B1 (ko) * 2015-08-17 2017-01-17 에이치엘비 주식회사 Gre 파이프 및 상기 gre 파이프의 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101692905B1 (ko) * 2015-08-17 2017-01-17 에이치엘비 주식회사 Gre 파이프 및 상기 gre 파이프의 제조방법

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