JPH05164284A - 繊維強化樹脂製管継手の製造方法 - Google Patents

繊維強化樹脂製管継手の製造方法

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JPH05164284A
JPH05164284A JP3323187A JP32318791A JPH05164284A JP H05164284 A JPH05164284 A JP H05164284A JP 3323187 A JP3323187 A JP 3323187A JP 32318791 A JP32318791 A JP 32318791A JP H05164284 A JPH05164284 A JP H05164284A
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resin
fiber
side chuck
mandrel
forming
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Hirohide Nakagawa
裕英 中川
Kimitoku Takao
公徳 高尾
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高強度、高精度のT字型の繊維強化樹脂製成形
品を、生産性よく、且つ安価に製造する方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】T字型マンドレル1を枝管部形成部12を回転
軸として回転させて、枝管部形成部12及び主管部形成
部11との交差部の周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付け
る。次に、主管部形成部11を回転軸として回転させ
て、主管部形成部11及び枝管部形成部12との交差部
の周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付ける。これら樹脂を
硬化して脱型する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、T字型又は多軸型の繊
維強化樹脂製管継手の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維強化樹脂製管継手体を製造す
るのに、フィラメントワインディング(FW法)が用い
られることはよく知られている。管体が直線状であれば
FW法を適用するのは比較的容易である。
【0003】しかし、T字型管継手のような直線状でな
い管体をFW法により製造する場合、特に枝管部形成部
及び枝管部形成部と主管部形成部との交差部に樹脂含浸
強化繊維を均一に巻き付け、耐圧強度のある繊維強化樹
脂製管継手を得るのは容易でない。
【0004】そこで、例えば、T字型マンドレルに手作
業で樹脂含浸強化繊維を積層するいわゆるハンドレアッ
プ成形法が一般的に採用されている。又、特開平1─2
00939〜200941号公報に記載されている如
く、主管部と枝管部とからなるT字管マンドレルを、基
準面内の回転軸芯の周りに回転、回動させると共に、フ
ィードアイをフィードアイの移動平面内で一次元的、二
次元的又は三次元的に移動させる操作により繊維強化樹
脂製積層T字管を成形する方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ハンドレアッ
プ成形法では、手作業で積層作業を行うので、成形時間
が長くなり、生産性が低く、コスト高となる。又、個人
差によりバラツキがあるので、成形品の安定性や信頼性
が低いという問題点がある。
【0006】又、特開平1─200939〜20094
1号公報に記載の方法では、T字管マンドレルの回転、
回動をコンピューター制御し、プログラムにより作動さ
せても、その作動が複雑なために、成形速度を速くする
ことができず、また、回転軸を含む2軸への巻付け角度
が制約されてしまい、高強度の繊維強化樹脂製管継手を
成形することは容易でないという問題点がある。
【0007】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
し、高強度、高精度のT字型又は多軸型の繊維強化樹脂
製管継手を、生産性よく、且つ安価に製造する方法を提
供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、T字型マンドレルに樹脂含浸強化繊維を巻き付け、
樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成した後、T字型
マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製管継手を製造する
方法であって、T字型マンドレルを、主管部形成部に枝
管部形成部の基端部が着脱自在とされた構造となし、組
立て状態のT字型マンドレルを、枝管部形成部を回転軸
として回転させて枝管部形成部の周りに樹脂含浸強化繊
維を巻き付け、次いで主管部形成部を回転軸として回転
させて主管部形成部の周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付
け、これらの樹脂を硬化して繊維強化樹脂層を形成した
後脱型する繊維強化樹脂製管継手の製造方法である。
【0009】本願の請求項2の発明は、請求項1におい
て、枝管部形成部を回転軸とする回転から主管部形成部
を回転軸とする回転への切替えの際に、駆動側チャック
と支持側チャックとを備え、少なくとも支持側チャック
が駆動側チャックの軸線上位置とその軸線上から90°
をなす位置との間を回動自在とされた回転機を用い、枝
管部形成部を駆動側チャックに固定した状態から、支持
側チャックに主管部形成部の他端部を固定し、枝管部形
成部より駆動側チャックを外し、支持側チャックを固定
側チャックの軸線上まで回転させて、駆動側チャックに
主管部形成部の一端部に固定する操作を行う繊維強化樹
脂製管継手の製造方法である。
【0010】本願の請求項3の発明は、3個以上の管部
形成部が設けられた多軸型マンドレルに樹脂含浸強化繊
維を巻き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成
した後、多軸型マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製管
継手を製造する方法であって、多軸型マンドレルを、少
なくとも管部形成部のうちのいずれか1個が残りの管部
形成部に着脱自在とされた構造となし、組立て状態の多
軸型マンドレルを、管部形成部の内のいずれか1個を回
転軸として回転させて少なくともその周りに樹脂含浸強
化繊維を巻き付ける操作を繰り返して多軸マンドレルの
周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付ける操作を繰り返し、
少なくともいずれか1個の管部形成部を回転軸として回
転させてその周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付ける際に
多軸型マンドレルの交差部にも樹脂含浸強化繊維を巻き
つけ、これらの樹脂を硬化して繊維強化樹脂層を形成し
た後脱型する繊維強化樹脂製管継手の製造方法である。
【0011】本発明において、使用する繊維としては、
特に限定されるものではないが、ガラス繊維、炭素繊維
等の無機繊維、あるいはアラミド繊維、ポリエチレンテ
レフタレート繊維(PET繊維)等の有機繊維等が挙げ
られ、これらの繊維からなるロービング、クロステープ
(ロービング繊維を、例えば井桁状に織ったもので織り
方や幅は特に限定されない)が好適に用いられる。
【0012】そして、この繊維に含浸される樹脂として
は、例えば、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等
の熱硬化性樹脂が好適に用いられる。
【0013】
【作用】本願の請求項1の発明の繊維強化樹脂製管継手
の製造方法においては、T字型マンドレルを、枝管部形
成部を回転軸として回転させて枝管部形成部の周りに樹
脂含浸強化繊維を巻き付け、次いで主管部形成部を回転
軸として回転させて主管部形成部の周りに樹脂含浸強化
繊維を巻き付けることにより、枝管部形成部及び主管部
形成部への樹脂含浸強化繊維の巻付け角度が制約される
ことがなく、高強度及び高精度のT字型の管継手を製造
することができる。又、樹脂含浸強化繊維を巻き付ける
際に、マンドレルを複雑に回転させる必要がないので、
T字型の管継手を生産性よく、且つ安価に製造すること
ができる。
【0014】本願の請求項2の発明の繊維強化樹脂製管
継手の製造方法においては、請求項1において、枝管部
形成部を回転軸とする回転から主管部形成部を回転軸と
する回転への切替えの際に、駆動側チャックと支持側チ
ャックとを備え、少なくとも支持側チャックが駆動側チ
ャックの軸線上位置とその軸線上から90°をなす位置
との間を回動自在とされた回転機を用い、枝管部形成部
を駆動側チャックに固定した状態から、支持側チャック
に主管部形成部の他端部を固定し、枝管部形成部より駆
動側チャックを外し、支持側チャックを固定側チャック
の軸線上まで回転させて、駆動側チャックに主管部形成
部の一端部に固定する操作を行うことにより、枝管部形
成部を回転軸とする回転から主管部形成部を回転軸とす
る回転へと切り変える作業が容易となり、高強度及び高
精度のT字型の管継手をより生産性よく、且つ安価に製
造することができる。
【0015】本願の請求項3の発明の繊維強化樹脂製管
継手の製造方法においては、多軸型マンドレルを、管部
形成部の内のいずれか1個を回転軸として回転させて少
なくともその周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付ける操作
を繰り返して多軸マンドレルの周りに樹脂含浸強化繊維
を巻き付ける操作を繰り返し、少なくともいずれか1個
の管部形成部を回転軸として回転させてその周りに樹脂
含浸強化繊維を巻き付ける際に多軸型マンドレルの交差
部にも樹脂含浸強化繊維を巻きつけることにより、より
多軸の交差部がより強化された、高強度及び高精度の多
軸型の管継手を生産性よく、且つ安価に製造することが
できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例により、図面を参照し
ながら具体的に説明する。図1は、本発明に使用するフ
ィードアイの作動を示す説明図である。
【0017】フィードアイ2は、T字型マンドレル1の
軸に沿うX軸方向の移動作動、T字型マンドレル1に近
接離反するZ軸方向の移動作動および上下方向のY軸方
向の移動作動の三次元的移動作動と、T字型マンドレル
1の回転軸を含む水平面上で回動するVで示される回動
作動および樹脂含浸強化繊維の繰り出し方向を回転軸と
して回転するUで示される回転作動が可能とされてい
る。
【0018】図2は、本発明に使用するT字型マンドレ
ル1を示す正面図である。T字型マンドレル1は主管部
形成部11と枝管部形成部12とを備えている。主管部
形成部11は、ポリエチレン等を用いてブロー成形によ
り成形した成形品であって、直線状の中空体であり、両
端に管接続部形成部111が設けられている。その外周
面には、管接続部の内周面にパッキングを装着する溝を
形成するための凸条が周方向に沿って複数個設けられて
いる。その先端は密閉された頭部112とされている。
主管部形成部11の中央部には、その軸方向と直角方向
をなす横方向に小さく突出する枝管部形成部用接続部1
13が設けられている。
【0019】尚、主管部形成部11は上記の構造のもの
に限定されず、例えば、略中央部で左右の2つ割りとさ
れ、両者間をホットメルト接着剤で接着するか、軸方向
に相対的に移動させて嵌め合うような構造してもよい。
【0020】又、主管部形成部11の中央部の周りを、
予め、強度向上のために、樹脂含浸強化短繊維をハッド
レアップ成形により塗布後自然常温硬化させておくのが
好ましい。
【0021】枝管部形成部12は、ポリエチレン等を用
いてブロー成形により成形した成形品であって、直線状
の中空体であり、先端部に管接続部形成部121が設け
られている。その外周面には、管接続部の内周面にパッ
キングを装着する溝を形成するための凸条が周方向に沿
って複数個設けられている。その先端は密閉された頭部
122とされている。基端部の端部には開口部123が
設けられている。そして、主管部形成部11の接続部1
13に開口部123を嵌合するようにして、枝管部形成
部12を主管部形成部に装着して、T字型マンドレル1
が形成される。この際、接続部113の外周面と開口部
123の内周面間を、適宜ホットメルト接着剤等により
接着すると、両者間が強固に固定されて好適である。
【0022】尚、枝管部形成部12の主管部形成部11
への装着の仕方は上記の場合に限定されず、適宜両者間
を嵌め合いにし、脱型時に枝管部形成部12の軸方向に
抜き取ることができるような構造としてもよい。
【0023】図3は、本発明に使用する回転機3を示す
正面図である。回転機3は、駆動側チャック31と、支
持側チャック32と、枝管芯押し部33とを備えてい
る。駆動側チャック31は、モーターボックス34内の
モーターの軸に駆動可能に連結されている。駆動側チャ
ック31には、枝管部形成部12の頭部122及び主管
部形成部11の一端部の頭部132の外面形状に対応す
る凹部311が設けられ、凹部311の内表面には微細
孔が設けられ、微細孔を通して真空吸引が可能とされて
いる。駆動側チャック31の外周には、複数個のピン3
12が周方向に沿って所定間隔をあけて一列に設けられ
ている。このピン312は樹脂含浸強化繊維をヘリカル
巻きにて巻き付ける際に、繊維を滑らせることなく巻付
け角度の精度をよくするのに使用する。
【0024】支持側チャック32にも、主管部形成部1
1の他端部の頭部112の外面形状に対応する凹部32
1及び上記同様のピン322が設けられている。枝管芯
押し部33には、その先端にT字型マンドレル1の中央
部の枝管部形成部が装着された部分とは反対の部分に当
接して押し付ける押付部331が設けられている。押付
部331はシリンダー332により押し出したり引っ込
めたりすることが可能とされている。
【0025】支持側チャック32の軸芯と323と、枝
管芯押し部33の軸芯333とは、その軸方向が90°
をなすようにラックピニオン35の4分の1輪環状の回
動部材351に固定されている。そして、回動部材35
1は、支持側チャック32が、駆動側チャック31の軸
線上から90°をなす位置と、その軸線上の位置との間
を回動自在とされている。
【0026】そして、図4に示す如く、枝管部形成部1
2を駆動側チャック31に固定し、枝管芯押し部33の
押付部331がT字型マンドレル1の中央部の枝管部形
成部12が装着された部分とは反対の部分に当接した状
態から、図5に示す如く、支持側チャック32に主管部
形成部11の他端部を真空吸引して固定し、枝管部形成
部12より駆動側チャック31を外し、支持側チャック
32を駆動側チャック31の軸線上まで回転させ、図6
に示す如く、駆動側チャック31に主管部形成部11の
一端部の頭部312を真空吸引して固定し、枝管押し部
33の押付部331を引っ込めることにより、枝管部形
成部12を回転軸とする回転から主管部形成部11を回
転軸とする回転への切変えが可能とされている。
【0027】次に、本願の請求項1の発明の繊維強化樹
脂製管継手を製造する一実施例を図7〜図10を参照し
て説明する。第1工程として、図7に示す如く、T字型
マンドレル1の枝管部形成部12を回転軸として回転さ
せて、枝管部形成部12の周りに樹脂含浸強化繊維を巻
き付ける。
【0028】まず、図7(a)に示す如く、枝管部形成
部12の頭部122を軸3の駆動側チャック31に真空
吸引して固定する。尚、必要に応じて、ボルトによる締
め付け等、適当な固定手段を採用してもよい。T字型マ
ンドレル1の中央部の枝管部形成部が装着された部分と
は反対の部分に枝管芯押し部33の押付部331を押し
付ける。尚、必要に応じ、略中央部の周りに補強層形成
用の樹脂含浸ガラスマット並びにクロスを巻き付け、硬
化させておく。
【0029】次に、必要に応じて、図7(b)に示す如
く、枝管部形成部12の周りに、ウィーピング防止層形
成用の樹脂含浸不織布を巻き付ける。次の、図7(c)
に示す如く、軸3を回転させて、枝管部形成部12を回
転軸として回転させ、フィードアイ2を用い、複数本の
ガラスロービングに熱硬化性樹脂液を含浸させた樹脂含
浸強化繊維4を、枝管部形成部12の管接続部形成部1
21から基端部の周囲に巻き付ける。この際、まず、フ
ープ巻きにて巻き付け、次に、ヘリカル巻きにて巻き付
け、更に、再度フープ巻きにて巻き付ける。ヘリカル巻
きにて巻き付ける際に、図7(c)に示す如く、駆動側
チャック31のピン312と主管部形成部11との交差
部間をヘリカル巻きにする。このとき、単に駆動側チャ
ック31のピン312と主管部形成部11の基端部間を
往復するようにヘリカル巻きするだけでもかまわない
が、主管部形成部11の枝管部形成部12が装着された
部分とは反対の部分まで巻き付けるようにして、樹脂含
浸強化繊維4を主管部形成部11との交差部に巻き付け
るようにすると、成形品の主管部と枝管部との交差部が
強化されて好適である。
【0030】フィードアイ2は、枝管部形成部12の軸
に沿うX軸方向の移動作動およびVで示される回転作動
の2軸の作動を行わせる。上記の作動の他、枝管部形成
部12に近接離反するZ軸方向の移動作動、上下方向の
Y軸方向の移動作動及びUで示される回動作動を加えた
5軸の作動を行わせてもよい。
【0031】最後に、軸3の回転を停止し、駆動側チャ
ック31のピン312の部分で、繊維を切断する。第2
工程として、図8に示す如く、T字型マンドレル1を、
主管部形成部11を回転軸として回転させて、主管部形
成部11及び枝管部形成部12との交差部の周りに樹脂
含浸強化繊維4を巻き付ける。
【0032】先ず、図8(a)に示す如く、T字型マン
ドレル1の主管部形成部11の一端部の頭部112を駆
動側チャック31に固定し、他端部の頭部112を支持
側チャック32に固定する。そして、必要に応じて、主
管部形成部11の略中央部の周りにウィーピング防止用
の樹脂含浸不織布を巻きつける。
【0033】次に、図8(b)に示す如く、軸3を回転
して、主管部形成部11を回転軸として回転させ、フィ
ードアイ2を用い、複数本のガラスロービングに熱硬化
性樹脂液を含浸させた樹脂含浸強化繊維4を、主管部形
成部11の管接続部形成部111から枝管部形成部11
との交差部の周囲に巻き付ける。
【0034】この際、まず、図5(b)に示す如く、フ
ープ巻きにて巻き付け、次に、図5(c)に示す如く、
ヘリカル巻きにて巻き付け、更に、必要に応じて、再度
フープ巻きにて巻き付ける。図5(c)に示す如く、フ
ープ巻きにて巻き付ける際に、駆動側チャック31のピ
ン312と支持側チャック32のピン322間に巻き付
けるようにして行う。又、同時に、駆動側チャック31
のピンと枝管部形成部12の基端部間及び枝管部形成部
12の基端部と支持側チャック32のン322間をター
ンさせるようにして巻き付けるようにして、主管部形成
部11と枝管部形成部12との交差部との周りに特に念
入りに巻き付ける。
【0035】尚、フィードアイ2の作動は、主管部形成
部11の軸に沿うX軸方向の移動作用及びVで示される
回転作動の2軸の作動を行わせる。尚、枝管部形成部1
2の基端部との交差部に樹脂含浸強化繊維を巻き付ける
ときに、上記の作動の他、主管部形成部11に近接離反
するZ軸方向の移動作動、上下方向のY軸方向の移動作
動及びUで示される回動作動を加えた5軸の作動を行わ
せてもよい。
【0036】最後に、図7(d)に示す如く、軸3の回
転を停止し、駆動側チャック31のピン312及び支持
側チャック32のピン322の部分で繊維を切断する。
そして、軸3の駆動側チャック31及び支持側チャック
32を外し、樹脂含浸強化繊維4が巻き付けられたT字
型マンドレル1を取り出す。
【0037】第3工程として、図9に示す如く、T字型
マンドレル1の周りに巻き付けた樹脂含浸強化繊維4を
ヒーター5により加熱硬化させて、繊維強化樹脂層を形
成する。
【0038】第4工程として、図10に示す如く、ま
ず、T字型マンドレル1の枝管部形成部12を押し潰す
ようにして脱型する。この際、枝管部形成部12と主管
部形成部11に接続部113との接着に用いたホットメ
ルト接着は乾燥時の加熱により溶融しているので、脱型
には支障がない。次いで、主管部形成部11を押し潰す
ようにして脱型して、T字状の繊維強化管継手を得る。
【0039】なお、上記樹脂含浸強化繊維の巻き付ける
際に、フィードアイ2の作動及び曲成マンドレル1の回
転作動をコンピューター制御するようにすれば、高精度
化、効率化されるので好ましい。
【0040】制御精度は、コンピューターで制御する場
合は問題ないが、0.1mm以上の精度があれば十分で
ある。尚、各軸のモーターには、ACサーボモーターを
使用するのが好ましい。
【0041】次に、本願の請求項2の発明の繊維強化樹
脂製管継手を製造する一実施例を図11を参照して説明
する。上記の実施例と異なる点は、第1工程と第2工程
との間に、図11に示す如く、枝管部形成部12から、
主管部形成部11へと回転軸の切変え工程が必須工程と
して付加されている点である。
【0042】即ち、図11(a)に示す如く、枝管部形
成部12を駆動側チャック31に固定した状態から、図
11(b)示す如く、支持側チャック32に主管部形成
部11の他端部を固定し、枝管部形成部12より駆動側
チャック31を外し、支持側チャック32を固定側チャ
ック31の軸線上まで回転させる。
【0043】次に、図11(c)に示す如く、主管部形
成部11の一端部を駆動側チャック31に固定し、枝管
部芯押し部33の押付部331をシリンダー332を縮
めることにより引っ込める。
【0044】次に、本願の請求項3の発明の繊維強化樹
脂製管継手を製造する一実施例を図7(c)を参照して
説明する。上記の本願の請求項1の発明の実施例と異な
る点は、図7(c)に示す如く、枝管部形成部12に樹
脂含浸強化繊維をヘリカル巻きにて巻き付ける際に、枝
管部形成部12の周りのみならず、駆動側チャック31
のピン312から、主管部形成部11の枝管部形成部1
2が装着された部分とは反対の部分まで巻き付けるよう
にして、樹脂含浸強化繊維4を主管部形成部11との交
差部に巻き付ける操作を必ず行う点である。このように
することにより、成形品の主管部と枝管部との交差部が
強化される。
【0045】尚、必ずしも、枝管部形成部12に樹脂含
浸強化繊維をヘリカル巻きする際に上記の操作を行う必
要はなく、主管部形成部11に樹脂含浸強化繊維を巻き
付ける際に行ってもよいし、又、両方とも行ってもよ
い。
【0046】次に、本願の請求項3の発明の別の実施例
における、十字型の管継手を製造する際に使用するT字
型マンドレル7を図12に示す。十字型マンドレル7
は、主管部形成部71と枝管部形成部72とを備えてい
る。図2に示すT字型マンドレルと異なる点は、主管部
形成部71の中央部に、その軸方向と直角方向をなす横
方向に小さく突出する一対の枝管部形成部接続部713
が軸対称の位置に設けられ、その接続部713に枝管部
形成部72が装着されて、主管部形成部71と枝管部形
成部72とが十字状とされている点である。
【0047】この十字型マンドレル7を用いて、枝管部
形成部72を回転軸としてその周り及び主管部形成部7
1との交差部の周りに巻き付ける工程、及び主管部形成
部71を回転軸としてその周り及び枝管部形成部72と
の交差部の周りに巻き付ける工程とも、上記の図8に示
すのと同様の工程に準じて樹脂含浸強化繊維を巻き付け
る操作を行い、その他の工程は上記に準じて行うことに
より十字型管継手を製造することができる。
【0048】尚、この発明により3個以上の管部形成部
が設けられた多軸型マンドレルを用いて成形される多軸
型管継手としては、例えば、上記のT字型の管継手の
他、図13に示す如く、3軸型の管継手(a)、十字型
の管継手(b)、4軸型の管継手(c)、5軸型の管継
手(d)及び6軸型の管継手(e)等が挙げられる。実施例1 図1に示すフィードアイ2、図2に示すT字型マンドレ
ル1、及び図3〜図6に示す回転機3を用いて、図7〜
図10に示す工程に従い、下記条件により、平均肉厚1
0mmのT字型の管継手(主管部:150mm、枝管部
75mm)を製造した。
【0049】樹脂含浸強化繊維、樹脂含浸不織布及び樹
脂含浸ガラスマット並びにクロス中の、樹脂組成とし
て、不飽和ポリエステル樹脂(三井東圧社製:商品名
「エスターR235)100重量部と、硬化剤(化薬ア
クゾ社製:商品名「カヤメックM」)0.6重量部と、
促進剤(コバルト6%含有)0.5重量部との混合物を
用いた。
【0050】樹脂含浸強化繊維中の強化繊維として、ガ
ラスロービング(番手2230g/km)10本を用い
た。樹脂含浸不織布中の不織布として厚さ3mmのポリ
エステル繊維製のフェルト状の不織布(日本バイリーン
社製)を用いた。
【0051】樹脂含浸ガラスマット並びにクロス中のガ
ラスマット並びにクロスとして、それぞれ、横150m
m、縦100mmのチョップドストランドマット(旭フ
ァイバーガラス社製:番手450g/m2 )並びにロー
ビングクロス(旭ファイバーガラス社製:番手330g
/m2 )を用い、自然放置(2時間)させて硬化させ
た。
【0052】フィードアイ2に、X,Vの2軸の作動を
行わせた。ヒーターによる樹脂の硬化は、80℃で2時
間行った。その結果、枝管部形成部12を軸3に装着開
始から、T字型マンドレル1を軸5から取り外すまでの
形成時間(自然放置の時間を除く。以下同じ。)は、2
5分間であった。
【0053】又、T字型の管継手に管を配管して、静水
圧破壊試験を行った。その結果、水漏れ及び破壊をおこ
すことのない耐圧強度は、40kg/cm2 以上であっ
た。尚、静水圧破壊試験は、図14及び図15に示す如
く、本発明により得られたT字型の管継手8の各管接続
部81に、短管9を接続し、短管9の端部をフランジ1
0にて蓋をして、そのフランジ10の一部より、静水圧
を負荷することにより、耐圧強度を評価した。
【0054】実施例2 フィードアイにX,Vの2軸の作動を行わせる代わり
に、X,V,Y,Z,Uの5軸の作動を行わせたこと以
外は、実施例1と同様にして、実施例1と同様のT字型
の管継手の製造を行った。
【0055】その結果、形成時間は、18.5分間であ
った。又、T字型の管継手に管を配管して、静水圧破壊
試験を行った。その結果、耐圧強度は、40kg/cm
2 以上であった。
【0056】実施例3 フィードアイにX,Vの2軸の作動を行わせる代わり
に、X,V,Y,Z,Uの5軸の作動を行わせたこと、
樹脂含浸ガラスマット並びにクロス中のガラスマット
並びにクロスとして、それぞれ、横300mm、縦15
0mmのチョップドストランドマット(旭ファイバーガ
ラス社製:番手450g/m2 )並びにロービングクロ
ス(旭ファイバーガラス社製:番手330g/m2 )を
用いたこと以外は、実施例1と同様にして、T字型の管
継手(主管部150mm、枝管部150mm)の製造を
行った。
【0057】その結果、形成時間は、20分間であっ
た。又、T字型の管継手に管を配管して、静水圧破壊試
験を行った。その結果、耐圧強度は、40kg/cm2
以上であった。
【0058】実施例4 T字型マンドレルの代わりに、図12に示す如く、十字
型マンドレルを用いたこと、フィードアイにX,Vの2
軸の作動を行わせる代わりに、X,V,Y,Z,Uの5
軸の作動を行わせたこと、 樹脂含浸ガラスマット並び
にクロス中のガラスマット並びにクロスとして、それぞ
れ、横300mm、縦150mmのチョップドストラン
ドマット(旭ファイバーガラス社製:番手450g/m
2 )並びにロービングクロス(旭ファイバーガラス社
製:番手330g/m2 )を用いたこと以外は、実施例
1と同様にして、十字型の管継手(主管部150mm、
枝管部150mm)の製造を行った。
【0059】その結果、形成時間は、27分間であっ
た。又、十字型の管継手に管を配管して、静水圧破壊試
験を行った。その結果、耐圧強度は、40kg/cm2
以上であった。
【0060】比較例1 マンドレルへの樹脂含浸強化繊維の巻き付けをフィード
アイを用いることなく、ハンドレアップ成形法にて行っ
たこと以外は実施例1と同様にして、平均肉厚が15m
mであること以外は実施例1と同様のT字型の管継手の
製造を行った。
【0061】その結果、成形時間は、50分を要した。
又、T字型の管継手に管を配管して、静水圧破壊試験を
行った。その結果、耐圧強度は、40kg/cm2 以上
であった。
【0062】尚、実施例1と同様の平均肉厚10mmの
場合には、製品にバラツキが大きくて、常に40kg/
cm2 以上の耐圧強度を常に満足させることができず、
常に実施例と同様に40kg/cm2 以上の耐圧強度が
ある製品を得るためには、平均肉厚を15mmとする必
要があった。
【0063】実施例1〜実施例4及び比較例1の説明か
らも明らかな如く、実施例の場合には、いずれも成形時
間が短く、且つ内圧強度も高い。これに対して、比較例
の場合には、成形時間が長く、同じ実施例と同じ強度の
製品を安定して得るためには、その肉厚を厚くする必要
があり、コスト高となった。
【0064】
【効果】本発明の繊維強化樹脂製管継手の製造方法は、
上記の如き構成とされているので、高強度及び高精度の
T字型の管継手を、生産性よく、且つ安価に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用するフィードアイの作動を示す説
明図である。
【図2】本発明に使用するT字型マンドレルの一例を示
す正面図である。
【図3】本発明に使用する回転機の一例を示す正面図で
ある。
【図4】図3に示す回転機において、駆動側チャックに
枝管部形成部を固定した状態を示す正面図でる。
【図5】図3に示す回転機において、支持側チャックに
主管部形成部の他端部の頭部を固定して90°回転させ
た状態を示す正面図である。
【図6】図3に示す回転機において、駆動側チャックに
主管部形成部の一端部の頭部を固定した状態を示す正面
図である。
【図7】本発明の一実施例における、T字型マンドレル
の枝管部形成部を回転軸として回転させて、その周りに
樹脂含浸強化繊維を巻き付ける状態を説明する正面図で
ある。
【図8】本発明の一実施例における、T字型マンドレル
の主管部形成部を回転軸として回転させて、その周りに
樹脂含浸強化繊維を巻き付ける状態を説明する正面図で
ある。
【図9】本発明の一実施例における、ヒーターにより、
樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成する状態を示す
正面図である。
【図10】本発明の一実施例における、T字状マンドレ
ルを脱型する状態を示す正面図である。
【図11】本発明の実施例における、図3に示す回転機
を用いて、T字型マンドレルの枝管部形成部から主管部
形成部の回転へ切変える状態を説明する正面図である。
【図12】本発明の実施例に使用する、十字型マンドレ
ルを示す正面図である。
【図13】本発明の実施例における、多軸型マンドレル
を用いて成形した、多軸型の管継手の例を示す正面図で
ある。
【図14】本発明により得られたT字型の管継手の静水
圧試験を行う状態を説明する正面図である。
【図15】本発明により得られたT字型の管継手の静水
圧試験における、接続部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 T字型マンドレル 2 フィードアイ 3 回転機 4 樹脂含浸強化繊維 7 十字型マンドレル 11 主管部形成部 12 枝管部形成部 111,121 管接続部形成部 113 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 23:00 105:08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 T字型マンドレルに樹脂含浸強化繊維を
    巻き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成した
    後、T字型マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製管継手
    を製造する方法であって、T字型マンドレルを、主管部
    形成部に枝管部形成部の基端部が着脱自在とされた構造
    となし、組立て状態のT字型マンドレルを、枝管部形成
    部を回転軸として回転させて枝管部形成部の周りに樹脂
    含浸強化繊維を巻き付け、次いで主管部形成部を回転軸
    として回転させて主管部形成部の周りに樹脂含浸強化繊
    維を巻き付け、これらの樹脂を硬化して繊維強化樹脂層
    を形成した後脱型することを特徴とする繊維強化樹脂製
    管継手の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、枝管部形成部を回転
    軸とする回転から主管部形成部を回転軸とする回転への
    切替えの際に、駆動側チャックと支持側チャックとを備
    え、少なくとも支持側チャックが駆動側チャックの軸線
    上位置とその軸線上から90°をなす位置との間を回動
    自在とされた回転機を用い、枝管部形成部を駆動側チャ
    ックに固定した状態から、支持側チャックに主管部形成
    部の他端部を固定し、枝管部形成部より駆動側チャック
    を外し、支持側チャックを固定側チャックの軸線上まで
    回転させて、駆動側チャックに主管部形成部の一端部に
    固定する操作を行うことを特徴とする繊維強化樹脂製管
    継手の製造方法。
  3. 【請求項3】 3個以上の管部形成部が設けられた多軸
    型マンドレルに樹脂含浸強化繊維を巻き付け、樹脂を硬
    化させて繊維強化樹脂層を形成した後、多軸型マンドレ
    ルを脱型して繊維強化樹脂製管継手を製造する方法であ
    って、多軸型マンドレルを、少なくとも管部形成部のう
    ちのいずれか1個が残りの管部形成部に着脱自在とされ
    た構造となし、組立て状態の多軸型マンドレルを、管部
    形成部の内のいずれか1個を回転軸として回転させて少
    なくともその周りに樹脂含浸強化繊維を巻き付ける操作
    を繰り返して多軸マンドレルの周りに樹脂含浸強化繊維
    を巻き付ける操作を繰り返し、少なくともいずれか1個
    の管部形成部を回転軸として回転させてその周りに樹脂
    含浸強化繊維を巻き付ける際に多軸型マンドレルの交差
    部にも樹脂含浸強化繊維を巻きつけ、これらの樹脂を硬
    化して繊維強化樹脂層を形成した後脱型することを特徴
    とする繊維強化樹脂製管継手の製造方法。
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