JPH0615498Y2 - 回転電機の口出線引出し構造 - Google Patents
回転電機の口出線引出し構造Info
- Publication number
- JPH0615498Y2 JPH0615498Y2 JP15771087U JP15771087U JPH0615498Y2 JP H0615498 Y2 JPH0615498 Y2 JP H0615498Y2 JP 15771087 U JP15771087 U JP 15771087U JP 15771087 U JP15771087 U JP 15771087U JP H0615498 Y2 JPH0615498 Y2 JP H0615498Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- terminal
- electric machine
- seat
- packing
- Prior art date
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- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、風洞内に設置される回転電機の接地用およ
び給電用口出線の引出構造の改良に関するものである。
び給電用口出線の引出構造の改良に関するものである。
従来筺体を通風路を介して包囲する風管に結合される電
動機装置としては、実公昭61-41404号公報に示すものが
あった。
動機装置としては、実公昭61-41404号公報に示すものが
あった。
第4図は従来の風洞内に設置された回転電機を軸端方向
より見た断面図であり、図において風洞(7)内に回転電
機(17)が固定されている。
より見た断面図であり、図において風洞(7)内に回転電
機(17)が固定されている。
風洞(7)の外部には、端子箱の座(5)と、フタ(6)が設け
られ、この端子箱の座(5)とフタ(6)と回転電機(17)の間
には、給電のための口出線(図示せず)が通り、これを
保護するための口出線引出し座(12)および保護管(8)が
設けられている。
られ、この端子箱の座(5)とフタ(6)と回転電機(17)の間
には、給電のための口出線(図示せず)が通り、これを
保護するための口出線引出し座(12)および保護管(8)が
設けられている。
第5図は、上述した回転電機(17)の詳細を示し回転電機
(17)に口出線引出し座(12)を取付けた状態を示す回転電
機の正面図である。
(17)に口出線引出し座(12)を取付けた状態を示す回転電
機の正面図である。
次に詳細構造について説明する。
第6図に示す様に回転電機(17)の口出線(11)を風洞(7)
に設けた端子箱の座(5)、フタ(6)に引出すため、口出線
引出し座(12)は回転電機(17)の引出座取付座(10)との間
にパッキン(13)を介してボルト(9)にて固定される。口
出線引出し座(12)の内径部には、保護管(8)が累子止め
され、風洞(7)とを連通させている。風洞(7)と端子箱の
座(5)との間には端子パッキン(14)が設けられている。
端子パッキン(14)は各口出線を1本毎に締め代を持って
連通させ、回転電機内外の空気の流通を遮断閉鎖してい
る。口出線引出し座(12)は第7図、第8図に示す如く、
接地用端子取付ねじ穴(16)がその端面に設けられてい
る。接地端子は第6図に示す端子(3)にて接地用口出線
と連結されている。
に設けた端子箱の座(5)、フタ(6)に引出すため、口出線
引出し座(12)は回転電機(17)の引出座取付座(10)との間
にパッキン(13)を介してボルト(9)にて固定される。口
出線引出し座(12)の内径部には、保護管(8)が累子止め
され、風洞(7)とを連通させている。風洞(7)と端子箱の
座(5)との間には端子パッキン(14)が設けられている。
端子パッキン(14)は各口出線を1本毎に締め代を持って
連通させ、回転電機内外の空気の流通を遮断閉鎖してい
る。口出線引出し座(12)は第7図、第8図に示す如く、
接地用端子取付ねじ穴(16)がその端面に設けられてい
る。接地端子は第6図に示す端子(3)にて接地用口出線
と連結されている。
従来の回転電機の口出線引出し構造は以上のように構成
されているので、接地端子が口出線引出し座(12)の端面
に取付くため接地用口出線の曲りが大きく、大径の保護
管を必要とする上に、この接地用端子のためパッキン(1
3)は各口出線を1本毎に締代を持って保持できず、これ
をパッキン(14)で代行させている。従って口出線(11)の
先端に取付く端子18が口出線外径より大きく端子パッキ
ン(14)を貫通できないため、組立時に於いては端子パッ
キン(14)を通してから、端子18をかしめる必要があるこ
と、逆に分解時(回転電機を風洞から外す時)には、口
出線(11)から、その都度端子18を切落す必要があり、従
って分解毎に口出線(11)が短くなってゆくという問題点
があった。加えてあまり短くなりすぎると、口出線(11)
自体の取替修複が必要であった。
されているので、接地端子が口出線引出し座(12)の端面
に取付くため接地用口出線の曲りが大きく、大径の保護
管を必要とする上に、この接地用端子のためパッキン(1
3)は各口出線を1本毎に締代を持って保持できず、これ
をパッキン(14)で代行させている。従って口出線(11)の
先端に取付く端子18が口出線外径より大きく端子パッキ
ン(14)を貫通できないため、組立時に於いては端子パッ
キン(14)を通してから、端子18をかしめる必要があるこ
と、逆に分解時(回転電機を風洞から外す時)には、口
出線(11)から、その都度端子18を切落す必要があり、従
って分解毎に口出線(11)が短くなってゆくという問題点
があった。加えてあまり短くなりすぎると、口出線(11)
自体の取替修複が必要であった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、保護管の径を小さくできると共に、口出線(1
1)から端子を切落すことなく風洞から回転電機を取外す
ことのできる回転電機の口出線引出し構造を得ることを
目的とする。
たもので、保護管の径を小さくできると共に、口出線(1
1)から端子を切落すことなく風洞から回転電機を取外す
ことのできる回転電機の口出線引出し構造を得ることを
目的とする。
この考案に係る回転電機の口出線引出し構造は、口出線
引出し座と回転電機との間に端子パッキンを設けると共
に、口出線引出し座の内部に接地端子累子止め可能な座
と空間を有したものである。
引出し座と回転電機との間に端子パッキンを設けると共
に、口出線引出し座の内部に接地端子累子止め可能な座
と空間を有したものである。
この考案における回転電機の口出線引出し構造は、回転
電機内外の空気の流通遮断は回転電機側の口出線引出し
座と、この引出し座用取付座の間に設けられた端子パッ
キンにて行なわれる。
電機内外の空気の流通遮断は回転電機側の口出線引出し
座と、この引出し座用取付座の間に設けられた端子パッ
キンにて行なわれる。
以下、この考案の一実施例について説明する。
第1図において、(5)〜(11)は従来装置と全く同一のも
のであり、(1)は口出線引出し座であり、内部に接地用
端子取付座15が設けられ、接地端子(3)が傾斜して取付
けられている。回転電機(17)の引出し座用取付座(10)と
口出線引出し座(1)との間には、端子パッキン(2)が設け
られ、口出線(11)の各1本毎に締め代を持って貫通させ
ている。風洞(7)と端子箱の座(5)との間にはパッキン
(4)が設けられ、このパッキン(4)は各口出線(11)に端子
(18)を付けた状態でまとめて容易に貫通せしめる締代を
持たない大径の貫通穴を有している。
のであり、(1)は口出線引出し座であり、内部に接地用
端子取付座15が設けられ、接地端子(3)が傾斜して取付
けられている。回転電機(17)の引出し座用取付座(10)と
口出線引出し座(1)との間には、端子パッキン(2)が設け
られ、口出線(11)の各1本毎に締め代を持って貫通させ
ている。風洞(7)と端子箱の座(5)との間にはパッキン
(4)が設けられ、このパッキン(4)は各口出線(11)に端子
(18)を付けた状態でまとめて容易に貫通せしめる締代を
持たない大径の貫通穴を有している。
口出線引出し座(1)は、第2図、第3図のようにその内
部に接地端子取付座(15)を有し、この座の端子取付面は
開口端に対しθの傾斜角を持たせる。又、この面に設け
られる端子用ねじは、前記開口端よりlの位置に設けら
れる。
部に接地端子取付座(15)を有し、この座の端子取付面は
開口端に対しθの傾斜角を持たせる。又、この面に設け
られる端子用ねじは、前記開口端よりlの位置に設けら
れる。
このねじ径をdとした時Dcosθ−d/2>lの関係に保っ
ておけば、ねじ穴(16)は容易に加工可能である。また端
子取付面がもつ傾斜を有することから、接地用口出線の
曲がりが少なくなり、従って保護管(8)の径も小さいも
ので対応可能となる。
ておけば、ねじ穴(16)は容易に加工可能である。また端
子取付面がもつ傾斜を有することから、接地用口出線の
曲がりが少なくなり、従って保護管(8)の径も小さいも
ので対応可能となる。
更に、接地用端子(3)が口出線引出し座(1)の内部に設け
られることにより、端子パッキン(2)の設置が可能とな
っている。端子パッキン(2)によって、回転電機内外の
空気の流通が遮断されるため、パッキン(4)を口出線(1
1)が端子(18)を付属したまま容易に貫通することができ
る。従って、保護管(8)を口出線引出し座(1)より外ずせ
ば容易に回転電機(17)を風洞(7)から取外すことが可能
となる。
られることにより、端子パッキン(2)の設置が可能とな
っている。端子パッキン(2)によって、回転電機内外の
空気の流通が遮断されるため、パッキン(4)を口出線(1
1)が端子(18)を付属したまま容易に貫通することができ
る。従って、保護管(8)を口出線引出し座(1)より外ずせ
ば容易に回転電機(17)を風洞(7)から取外すことが可能
となる。
又、組立時も口出線引出し座(1)を取付けた状態で口出
線(11)に端子(18)を取付けておけば良く、分解、組立が
極めて容易になるばかりでなく、口出線(11)が短くなる
ことも無くなる。
線(11)に端子(18)を取付けておけば良く、分解、組立が
極めて容易になるばかりでなく、口出線(11)が短くなる
ことも無くなる。
以上のように、この考案によれば端子パッキンを回転電
機側に設けたため容易に風洞からの分解が可能となり、
合せて口出線の短くなることが無くなり、従って、口出
線取替修複、端子取替に併なう圧着作業が無くなり極め
て作業性が良く、信頼性の高いものとなる効果がある。
機側に設けたため容易に風洞からの分解が可能となり、
合せて口出線の短くなることが無くなり、従って、口出
線取替修複、端子取替に併なう圧着作業が無くなり極め
て作業性が良く、信頼性の高いものとなる効果がある。
第1図はこの考案の一実施例による口出線引出し部の断
面図、第2図はこの口出線引出し座の断面図、第3図は
第2図矢印より見た側面図、第4図〜第8図は従来の口
出線引出し構造に係り、第4図は風洞内設置状態を示す
断面図、第5図は回転電機単体の正面図、第6図は口出
線引出し部の断面図、第7図は口出線引出し座の断面
図、第8図は第7図矢印より見た側面図である。 図において、(1)は口出線引出し座、(2)は端子パッキ
ン、(3)は接地端子、(4)はパッキン、(5)は端子箱の
座、(6)は端子箱のフタ、(7)は風洞、(8)は保護管、(1
1)は口出線、(15)は接地端子取付座、(18)は端子であ
る。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
面図、第2図はこの口出線引出し座の断面図、第3図は
第2図矢印より見た側面図、第4図〜第8図は従来の口
出線引出し構造に係り、第4図は風洞内設置状態を示す
断面図、第5図は回転電機単体の正面図、第6図は口出
線引出し部の断面図、第7図は口出線引出し座の断面
図、第8図は第7図矢印より見た側面図である。 図において、(1)は口出線引出し座、(2)は端子パッキ
ン、(3)は接地端子、(4)はパッキン、(5)は端子箱の
座、(6)は端子箱のフタ、(7)は風洞、(8)は保護管、(1
1)は口出線、(15)は接地端子取付座、(18)は端子であ
る。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】風洞内に設置される回転電機、該回転電機
から風洞の外部に設置される端子箱へ口出線を引出し、
該口出線保護のための保護管との組合せにおいて、回転
電機の口出線出口側に、上記口出線が各1本毎に締め代
を持って貫通させられ、もって回転電機の内外の空気の
流通を遮断閉鎖する端子パッキンを備え、また該端子パ
ッキンの外側に設けられる口出線引出し座は、その内部
に接地端子を累子止め可能な座と空間を有し、反対側に
電線管を取付可能としたものを備えた回転電機の口出線
引出し構造。 - 【請求項2】口出線引出し座は、端子パッキン側開口部
の直径D、接地端子取付座と上記開口端との成す角度θ
(<90°)と、端子締付ねじ径dの相互間においてD
cosθ−d/2>lの関係にあることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の回転電機の口出線引出し構
造。 - 【請求項3】端子箱側にはパッキンが設けられ、このパ
ッキンは各口出線に端子を付けた状態でまとめて容易に
貫通せしめる締代を持たない大径の貫通穴を有するもの
であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
または第2項記載の回転電機の口出線引出し構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15771087U JPH0615498Y2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 回転電機の口出線引出し構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15771087U JPH0615498Y2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 回転電機の口出線引出し構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0164960U JPH0164960U (ja) | 1989-04-26 |
JPH0615498Y2 true JPH0615498Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31437392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15771087U Expired - Lifetime JPH0615498Y2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 回転電機の口出線引出し構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615498Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4803123B2 (ja) * | 2007-06-21 | 2011-10-26 | パナソニック電工株式会社 | ポンプ |
-
1987
- 1987-10-15 JP JP15771087U patent/JPH0615498Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0164960U (ja) | 1989-04-26 |
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