JPH06154198A - X線診断装置 - Google Patents

X線診断装置

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JPH06154198A
JPH06154198A JP4317586A JP31758692A JPH06154198A JP H06154198 A JPH06154198 A JP H06154198A JP 4317586 A JP4317586 A JP 4317586A JP 31758692 A JP31758692 A JP 31758692A JP H06154198 A JPH06154198 A JP H06154198A
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JP4317586A
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Shigemi Fujiwara
茂美 藤原
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/30Controlling
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補償フィルタを用いることなくハレーション
を防止し得るX線診断装置の提供。 【構成】 X線管11と、X線コントローラ12と、被
写体13の透過X線をグリッド14を経て入力し、光学
像に変換するイメージ増倍管15と、レンズ16,17
の間に設けられた絞り18と、絞り駆動装置19と、変
換した電気信号の変換特性曲線が屈折点を有し屈折点を
越える領域で勾配を減じるニー特性を有するCCD20
と、A/D変換器21と、A/D変換器21からの出力
を格納するメモリ22と、D/A変換器22を介して診
断情報を表示するモニター24と、ROI設定手段27
と、前記特性曲線上の値が屈折点の値より常に小さくな
るように、ROIの画素値に基づいて、絞り18及び/
またはX線の放射量を制御する入射光量制御手段28
と、を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線診断装置における透視/撮影像のハ
レーションは、観察すべき部分の輝度が適切な値となる
ように撮像した時、観察すべき部分の近傍の領域でX線
吸収の極端に少ない部分の光量が増大することにより撮
像管で起きる現象であり、この現象の起きることを防止
するため従来は、図3に示すように、予めハレーション
の形に作った補償フィルタ(X線吸収物質)5,5を挿
入する方法がとられていた。この方法では補償フィルタ
5は診断目的の部位に応じて予め標準的な形状に作られ
ており、操作者はモニターに写った画像を見てハレーシ
ョン部分があると判断したなら、補償フィルタ操作器を
操作してX線管の前面にある補償フィルタを照射野内に
挿入し、操作者はモニターに写ったハレーション部分
と、照射野に挿入した補償フィルタを見ながらハレーシ
ョンがなく最も観察しやすくなるように補償フィルタの
位置をコントロールしていた。こうすることによって、
補償フィルタを挿入した部分のX線は他の領域に較べて
被写体に照射するX線量が少なくなるので、結果として
ハレーションした部分のカメラ入射光量も少なくなり、
ハレーションをだいたい防ぐことができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では予め決められた標準フィルタの形とハレーショ
ン部分の実際の形が必ずしも一致しないのでハレーショ
ンを完全に消すことができないという欠点があった。ま
た、被写体にはないX線吸収物(補償フィルタ)を挿入
するので画像の縁が画像として撮像され、画像を診断す
るとき被写体の影と補償フィルタの影を取違えて誤診断
をまねく可能性があるという欠点を有していた。さら
に、ハレーションが起ると必ず操作者による補償フィル
タの挿入及び位置調整が必要となり、これらの操作が繁
雑なため時間がかかるという不都合があった。本発明は
上記欠点及び不都合を解消するための、補償フィルタを
用いることなくハレーションを防止し得るX線診断装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】ここでニー特性について
述べると、特開昭61−145972には、CCD(Ch
arge Coupled Device)の光電変換特性は通常線形である
が、光電変換特性を制御することができ、光電変換特性
を入射光量により、当初は線形に変化し屈折点を越えた
領域では特性曲線の傾きが小さくなる、という2段階の
ゲインを持たせるようにすることができることが開示さ
れている。本発明において、撮像装置が光学像を変換し
て電気信号を出力する場合に、光電変換特性を入射光量
により当初は線形に変化し屈折点を越えた領域では特性
曲線の傾きが小さくなる、という2段階のゲインを持た
せるように制御するが、このような2段階のゲインをニ
ー(Knee) 特性と呼ぶ。
【0005】そこで、本発明に基づくX線診断装置は、
X線管と、X線管から発生するX線の放射量を制御する
X線コントローラと、放射されたX線を被写体に照射し
て得た透過X線を光学像に変換するイメージ増倍管と、
光学系と、光学系を介して入射する光学像を電気信号に
変換すると共に変換した電気信号の変換特性曲線が屈折
点で勾配を減じるニー特性を有する撮像装置と、その電
気信号をデジタル量に変換するA/D変換器と、A/D
変換器からの出力を格納する記憶装置と、A/D変換器
からの出力に所定の処理を施して被写体の診断情報を表
示する画像表示装置と、関心領域設定手段と、特性曲線
上の値が屈折点の値より常に小さくなるように関心領域
の画素値に基づいてX線の放射量を制御する入射光量制
御手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】また、本発明に基づく第2のX線診断装置
は、X線を発生するX線管と、X線管から発生するX線
の放射量を制御するX線コントローラと、放射されたX
線を被写体に照射して得た透過X線を光学像に変更する
イメージ増倍管と、絞りを含む光学系と、絞り駆動装置
と、光学系を介して入射する光学像を電気信号に変換す
ると共に変換した電気信号の変換特性曲線が屈折点で勾
配を減じるニー特性を有する撮像装置と、その電気信号
をデジタル量に変換するA/D変換器と、A/D変換器
からの出力を格納する記憶装置と、A/D変換器からの
出力に所定の処理を施して被写体の診断情報を表示する
画像表示装置と、関心領域設定手段と、特性曲線上の値
が屈折点の値より常に小さくなるように関心領域の画素
値に基づいて絞りを制御する入射光量制御手段と、を備
えることを特徴とする。
【0007】更に、本発明に基づく実施例では上記第2
のX線診断装置において、入射光量制御手段が、特性曲
線上の値が屈折点の値より常に小さくなるように関心領
域の画素値の平均値に基づいて絞りおよび/またはX線
の放射量を制御する手段であることが望ましく、更にま
た、撮像装置が電荷転送デバイスからなることが望まし
い。
【0008】
【作用】上記構成により、本発明に基づくX線診断装置
はニー特性を有する撮像装置を構成要素としているの
で、例えば、図2に示すようにニー特性を持たない撮像
装置を用いた場合には、画像データとして読取られるの
は入射線量が0〜Imax の間の信号だけがモニターで見
える部分となり、Imax より大きなX線量が入射した領
域ではハレーションが生ずることとなるのに対し、図2
の実線で示すようなニー特性を持った撮像装置を用いる
場合には、画像データとして読取れる信号は0〜Imax
m' と広くなるのでハレーションの発生を防止すること
ができる。
【0009】また、入射光量制御手段により関心領域の
画素値に基づいてX線コントローラに対し制御信号を送
出してX線コントローラの制御によりX線管からのX線
発生量を変化させ、撮像装置への入射光量を制御できる
ので、関心領域の画素値に対応するニー特性を持つ変換
特性曲線上の値が屈折点の値より常に小さくなるように
することができる。
【0010】さらに、第2の発明においては、光学系に
絞りを備えているので、入射光量制御手段により、関心
領域の画素値に基づいて絞り駆動装置に対して制御信号
を送出して絞りの大きさを変化させ(X線管からのX線
発生量を変えることなく)、撮像装置に対する入射光量
を制御できるので、関心領域の画素値に対応するニー特
性を持つ変換特性曲線上の値が屈折点の値より常に小さ
くなるようにすることができる。
【0011】望ましい実施例では、上記第2の発明にお
いて、入射光量制御手段が、関心領域の画素値の平均値
に基づいてX線コントローラに対し制御信号を送出して
X線コントローラの制御によりX線管からのX線発生量
を変化させ撮像装置に対する入射光量を制御することも
できるよう構成してあるので、X線の発生量及び絞りを
同時に制御し入射光量を制御したり、X線の発生量を一
定にして絞りを制御して入射光量を制御したり、絞りを
一定にしてX線の発生量を制御して入射光量を制御する
ことができ、関心領域の画素値に対応するニー特性を持
つ変換特性曲線上の値が屈折点の値より常に小さくなる
ようにすることができる。また、撮像装置として電荷転
送デバイスを用いた場合、ニー特性を持たせるよう制御
することが容易であり、また、撮像装置の構成が簡単に
なる。
【0012】
【実施例】図1は本発明に基づくX線診断装置の一実施
例を示している。図1にはX線を発生するX線管11
と、X線管から発生するX線の放射量を制御するX線コ
ントローラ12と、放射されたX線を被写体13に照射
した透過X線をグリッド14を経て入力し、光学像に変
換するイメージ増倍管(image intensifier)15と、レ
ンズ16と17の間に設けられた絞り18を有する光学
系と、絞り駆動装置としての絞りモーター19と、光学
系を介して入射する光学像を電気信号に変換すると共に
変換した電気信号の変換特性曲線が屈折点を有し屈折点
を越える領域で勾配を減じるニー特性を有する撮像装置
としてのCCD(charge Coupled Device)20と、その
電気信号をデジタル量に変換するA/D変換器21と、
A/D変換器21からの出力を格納する記憶装置として
のメモリ22と、A/D変換器21出力またはメモリ2
2から読み出した出力に所定の処理を施してから、デジ
タルデータをアナログデータに変換するD/A変換器2
2を介して、被写体13の診断情報を表示する画像表示
装置としてのモニター24と、関心領域設定手段27、
及び前記特性曲線上の値が屈折点の値より常に小さくな
るように、関心領域の画素値に基づいて、絞り及び/ま
たはX線の放射量を制御する手段(以下、入射光量制御
手段という)28が示されている。
【0013】X線管11から放射されるX線は被写体
(患者)13を透過し、被写体13のそれぞれの部位
(例えば、骨や筋肉等)のX線吸収特性に従ってX線が
吸収され、X線の強弱が反映した画像となる。被写体1
3で散乱された画像形成には寄与しない余分なX線がグ
リッド14によって取除かれた後、透過X線はイメージ
増倍管15に入射する。イメージ増倍管15では入射し
たX線を光に変換し増幅して光学像(光像)として出力
する。イメージ増倍管15の出力である光像はレンズ1
6,17を介して電荷転送デバイスとしてのCCD20
上に結像されCCD20により光像を電気信号として外
部に取り出す。CCD20に大量の光を入射させると光
電変換部の容量を越えてしまうので、出力した電気信号
を処理しても画像として読み出すことが困難になる。逆
にCCD20に微量の光しか入射させない時は光量不足
によるノイズが目立ってよい画像とはならない。言い換
えれば、オーバーフローもせずノイズの少ない適正な光
量領域が存在する。CCD20に入射する光量を制御す
るにはX線コントローラ12でX線条件を制御すること
によりX線管11からの放射X線量が変化し、これによ
りイメージ増倍管15の出力である光像の光の強度を変
化させることができるので、CCD20への入射光量が
変化する。また、本実施例では、光学系に絞り18が設
けられているので、X線条件を一定としたままでも絞り
駆動装置19を制御することにより絞りの開口度を変化
させてCCD20への入射光量を制御することができ
る。なお、X線条件を変化させると共に絞り18を変化
させることもできる。
【0014】CCD20では光を電荷に変換しそれを順
次読み出して連続した電気信号を出力する。CCDの光
電特性は通常線形であるが、前述したように光電変換特
性を制御して、入射光量によりニー特性(当初は線形に
変化し屈折点を越えた領域では特性曲線の傾きが小さく
なる、という2段階のゲイン;言い換えれば、変換した
電気信号の変換特性曲線が屈折点を有し屈折点を越える
領域で勾配を減じるようなゲイン)を持たせることがで
きる。従って、CCD20の入出力関係は図2に示すよ
うな形になる。図2に示されるような変換特性曲線にお
いて、ゲインが変化する屈折点(Ik ,Qk )をニーポ
イントという。ニーポイントの位置は後述するように制
御可能である。CCD20からの出力電気信号は、A/
D変換器21によってデジタル画像信号(デジタル量)
に変換されてメモリ22に記憶される。メモリ22に記
憶されたデジタル画像データは図示しない画像処理部で
処理された後D/A変換されて画像表示装置としてのモ
ニター24に表示される。また、本実施例では関心領域
設定手段としてマウス27のような画像の位置を指定す
るポインティングデバイスを備えているので、これを用
いて注目している関心領域(以下、ROIという)を指
定することができる。この場合、入射光量制御手段28
により、注目しているROIの平均輝度(平均画素値)
をある一定の輝度(画素値)にすることにより観察者に
とって最も見やすい画像にすることができる。これを実
現するために、入射光量制御手段28はポインティング
デバイスとしてのマスウ27で指定されたROIの位置
及び大きさに従ってメモリ22からROI内部に相当す
るデジタルデータだけを読み出して平均値を計算しこの
平均値がモニター上で見やすい輝度(画素値)に相当す
るデジタルデータQoに一致するように入射光量を制御
する。
【0015】入射光量制御手段28は、ROIの平均値
がQo より小さい時には、例えば、X線放射量を増大さ
せるための信号をX線コントローラ12に送出しX線管
11から発生するX線量を増加させ、逆に、ROIの平
均値がQo より大きい時には、例えば、X線放射量を減
少させるための信号をX線コントローラ12に送出しX
線管11から発生するX線量を減少させるので、結果と
してROIの平均値がQo と一致するように作動する。
【0016】また、入射光量制御手段28がX線放射条
件を一定にしたまま絞り18の開口度を制御する信号を
絞りモータ19の図示しない制御機構に送出して絞り1
8を制御してもROIの平均値をQo に一致させること
ができるし、X線発生量のコントロール及び絞りのコン
トロールを同時に行なうよう入射光量制御手段28を構
成することができる。
【0017】図2は図1に示すCCD20のニー特性図
であり、図2のようなニー特性を持つCCDを用いた時
の画像の見え方について述べると、CCDがニー特性を
持たない場合には、画像データとして読取られた入射X
線量が0〜Imax の間の信号だけがモニター24で見え
る部分となり、Imax より大きなX線量が入射した領域
ではハレーションが生ずることとなるのに対し、図2の
実線で示すようなニーポイント(Ik ,Qk )を有する
ニー特性を持ったCCDを用いる場合には、画像データ
として読取れる信号は0〜Imaxm' と広くなるのでハレ
ーションの発生を防止することができる。この場合、ニ
ーポイントより小さなX線線量領域(0〜Ik の間)で
は画像のコントラストは良いが、ニーポイントより大き
なX線線量領域(Ik 〜Imax'の間)では図2に示すよ
うにコントラストの小さな画像となる。ROI部分のみ
が診断に用いられ、その他の部分には利用すべき診断情
報がない場合は上述したようなニー特性を持ったCCD
を用いればよい。
【0018】しかしながら、一般的には主な診断情報は
ROI部分にあるがROI以外の領域の画像情報も比率
は少なくとも診断には必要という場合が殆どである。ま
た、ROI以外の領域の重要度は診断部位、診断目的等
によって異なっている。仮にROI以外の高光領域の重
要度が高いならば入射光量制御手段28は、ニーポイン
トIk を小さくすることによって高光領域のコントラス
トを改善することができるし、ROI以外の高光領域の
重要度が低いならばニーポイントIk を大きくすること
によって低光領域を拡張することができる。従って、予
め診断部位、診断目的に応じてニーポイントIk を定め
ておけば場合に応じて使い分けができる。
【0019】以上述べたように、ニーポイントIk の位
置(画素値ではQk )は場合によって異なる値をとるこ
とができる。一方、見やすいモニター輝度に対応する画
素値Qo は常に一定である。この時、ニーポイントQk
がQo より小さくなる場合が生ずる可能性がある。仮
に、ニーポイントQk がQo より小さくなればハレーシ
ョン防止効果が薄れるばかりでなく、ROI部分のコン
トラストが低下する畏れがある。
【0020】そこで、ニーポインQk がQo より小さく
ならないようにするために、入射光量制御手段がQo の
値を常にQk よりも小さな値となるように自動的に調節
している。調節方法としては、例えば、予め一定のQ1
を決めておき、 Q1<Qk −Aの時、Qo =Q1 Q1≧Qk −Aの時、Qo =Qk −A 但し、Q1はニー特性を使用しない時の最適モニター輝
度に相当する画素値、Aは定数、となるようにQo を自
動的に決めればよい。また、別の方法として Qo =B*Qk 但し、Bは1より小さな定数であり、記号*は乗算を意
味する。というようにQo を決定することができる。上
記の何れの方法によってもQoは常にQk より小さく設
定される。上記構成によって、ハレーションを効果的に
防止し、且つ診断に重要な部分のコントラストを損わな
い画像を表示することができる。
【0021】また、本実施例ではニー特性を持つ撮像装
置としてCCDを用いているが、これはニー特性を得る
ためにはCCDの特性を利用すれば容易であるため現時
点ではCCDを用いることが最適と考えられるためであ
り、CCDに限らずニー特性を示す撮像装置或いは撮像
素子であればよく、例えば、撮像管を用いたカメラであ
っても、撮像管からの出力信号を処理回路を介してニー
特性を持たせて本発明の撮像装置とすることもできる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が
可能であることはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】本発明の構成によれば、補償フィルタを
使用することなく確実にハレーションを防止することが
でき、診断能の向上に寄与し得る。また、補償フィルタ
を用いないので、画像を診断するとき被写体の影と補償
フィルタの影を取違えて誤診断をまねく可能性がない。
さらに、補償フィルタを用いないので操作者による補償
フィルタの挿入及び位置調整が不要となり操作者の負担
が軽減すると共に検査時間を従来より短縮できる。さら
にまた、補償フィルタと、補償フィルタの駆動部及び操
作部が不要となるのでX線診断装置の構成が従来の装置
に較べて簡素化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくX線診断装置の一実施例の構成
図。
【図2】図1に示すCCDのニー特性図。
【図3】従来のX線診断装置の構成例。
【符号の説明】
11 X線管 12 X線コントローラ 13 被写体 15 イメージ増倍管 16,17 レズ(光学系) 18 絞り(光学系) 19 絞りモータ(絞り駆動装置) 20 CCD(電荷転送デバイス(撮像装置)) 21 A/D変換器 22 メモリ(記憶装置) 24 モニター(画像表示装置) 27 マウス(関心領域設定手段) 28 入射光量制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線管と、X線管から発生するX線の放
    射量を制御するX線コントローラと、放射されたX線を
    被写体に照射して得た透過X線を光学像に変換するイメ
    ージ増倍管と、光学系と、光学系を介して入射する光学
    像を電気信号に変換すると共に変換した電気信号の変換
    特性曲線が屈折点を有し屈折点を越える領域で勾配を減
    じるニー特性を有する撮像装置と、その電気信号をデジ
    タル量に変換するA/D変換器と、A/D変換器からの
    出力を格納する記憶装置と、A/D変換器からの出力に
    所定の処理を施して上記被写体の診断情報を表示する画
    像表示装置と、関心領域設定手段と、前記特性直線上の
    値が屈折点の値より常に小さくなるように関心領域の画
    素値に基づいてX線の放射量を制御する入射光量制御手
    段と、を備えることを特徴とするX線診断装置。
  2. 【請求項2】 X線を発生するX線管と、X線管から発
    生するX線の放射量を制御するX線コントローラと、放
    射されたX線を被写体に照射して得た透過X線を光学像
    に変換するイメージ増倍管と、絞りを含む光学系と、絞
    り駆動装置と、光学系を介して入射する光学像を電気信
    号に変換すると共に変換した電気信号の変換特性曲線が
    屈折点を有し屈折点を越える領域で勾配を減じるニー特
    性を有する撮像装置と、その電気信号をデジタル量に変
    換するA/D変換器と、A/D変換器からの出力を格納
    する記憶装置と、A/D変換器からの出力に所定の処理
    を施して上記被写体の診断情報を表示する画像表示装置
    と、関心領域設定手段と、前記特性直線上の値が屈折点
    の値より常に小さくなるように関心領域の画素値に基づ
    いて絞りを制御する入射光量制御手段と、を備えること
    を特徴とするX線診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のX線診断装置において、入射
    光量制御手段が、前記特性直線上の値が屈折点の値より
    常に小さくなるように関心領域の画素値の平均値に基づ
    いて絞り及び/またはX線の放射量を制御する手段であ
    る特徴とするX線診断装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像装置が電荷転送デバイスからな
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に
    記載のX線診断装置。
JP4317586A 1992-11-27 1992-11-27 X線診断装置 Pending JPH06154198A (ja)

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JP4317586A JPH06154198A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 X線診断装置
US08/157,278 US5388138A (en) 1992-11-27 1993-11-26 X-ray diagnostic apparatus

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