JPH0614343A - ビデオレコーダ - Google Patents

ビデオレコーダ

Info

Publication number
JPH0614343A
JPH0614343A JP5001056A JP105693A JPH0614343A JP H0614343 A JPH0614343 A JP H0614343A JP 5001056 A JP5001056 A JP 5001056A JP 105693 A JP105693 A JP 105693A JP H0614343 A JPH0614343 A JP H0614343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
head
recording
video recorder
magnetic layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5001056A
Other languages
English (en)
Inventor
Hans-Juergen Kluth
クルート ハンス−ユルゲン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Deutsche Thomson Brandt GmbH
Original Assignee
Deutsche Thomson Brandt GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19924200222 external-priority patent/DE4200222A1/de
Priority claimed from DE19924200434 external-priority patent/DE4200434A1/de
Application filed by Deutsche Thomson Brandt GmbH filed Critical Deutsche Thomson Brandt GmbH
Publication of JPH0614343A publication Critical patent/JPH0614343A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/83Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal
    • H04N9/835Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal involving processing of the sound signal
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape
    • H04N5/78213Television signal recording using magnetic recording on tape involving recording in different depths of the magnetic tape

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のアナログVHS−記録のほかに付加的
に、デジタル画像信号のコンパケブル(両立性)記録を
も行ない得るように、市販のVHSビデオレコーダを構
成することが本発明の目的である。 【構成】 先ずVHS信号の記録が上記の第1ヘッド
(K1)で行なわれしかる後上記デジタル信号の記録が
上記第2ヘッド(K2)で当該磁気層の上方部分(S
1)において行なわれるように構成されている。殊にデ
ジタル画像信号の付加記録付きVHSビデオレコーダが
実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の上位概念によ
るビデオレコーダを基礎とする。
【0002】
【従来の技術】斯種ビデオレコーダはDE−OS401
4832から公知である。VHS−ビデオレコーダでは
輝度信号でFM変調された画像搬送波、色差信号で直交
変調された色搬送波、並びに、NF(低周波)−音声信
号又はNF−音声信号でFM変調された音声搬送波のア
ナログ記録が行なわれる。デジタル画像信号の記録はそ
の種レコーダは行なわれるようになっておらず、また、
そのまま無造作には行なわれ得ない。デジタル画像信号
を記録することは公知であるが、市販の高価な機器の必
要性も存する。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的ないし課題とするところ
は、従来のアナログVHS−記録のほかに付加的に、デ
ジタル画像信号のコンパチブル(両立性)記録をも行な
い得るように、市販のVHSビデオレコーダを構成する
ことにある。
【0004】
【発明の構成】上記課題は請求項1記載の構成要件によ
り解決される。本発明の有利な発展形態は引用請求項に
記載されている。
【0005】従来技術による提案では常に、本来のVH
S信号は画像信号によりFM変調された画像搬送波、お
よび、色差信号で直交変調された色搬送波が上方磁気層
にて記録され、一方、音声信号でFM変調された音声搬
送波のような付加信号色差信号で直交変調された色搬送
波、又は、デジタル音声信号で変調されたNICAM−
搬送波が、比較的大きなギャップ幅の磁気ヘッドにより
下方磁気層に記録される。ところで本発明はそのような
手法とは異なった手段を講じるものである。従来技術と
異なって本来のVHS−信号は上方磁気層に記録される
のではなく、当該の付加信号に代えて、下方磁気層に記
録されるのである。一方、デジタル画像信号は上方磁気
層に記録される。要するに付加信号もはや下方磁気層に
位置しないで、上方磁気層に位置し、一方、本来のVH
S信号はそのパラメータの点で変ることなく下方磁気層
にとどめられている。本発明は次のような認識に立脚し
ている、即ち、下方磁気層における達成可能な記録帯域
幅は成程それ自体、上方磁気層におけるよりわずかであ
るが、ヘッドの相応の構造及び制御により、当該の層に
おいて通常のVHS信号をほぼ6MHzの帯域幅全体で
記録するには十分である、という認識に立脚している。
比較的わずかなギャップ幅(長)及び比較的大きな帯域
幅を有するヘッドを以て上方磁気層にて広帯域デジタル
信号の記録を行なうことができる。
【0006】VHS信号の場合下方磁気層にける記録に
も拘らず品質の大した低下は起こらないことが判明して
いる。本発明により記録されたテープがVHSレコーダ
によりVHS信号の再生のために再生され得る限り、コ
ンパチブル(両立性)である。それというのは通常のVH
Sレコーダは磁気層の深さ全体を走査スキャンするから
である。その場合、上方及び下方磁気層における信号間
の十分な減結合は下方磁気層におけるVHS信号に対す
る例えば±6°アジマス角、そして、上方磁気層におけ
るデジタル信号に対する±30°という異なったアジマ
ス角により達成される。両信号は次のような周波数領域
内に位置する、即ち、所要のアジマス減衰が作用する周
波数領域内に位置する。従って本発明は1つのテープ上
にて、相互に無関係の画像信号を記録し得るようにす
る、例えば同一のフィルム(膜)を1つはアナログ的
に、1つはデジタル的に記録することを可能にする。同
様に相互に無関係のフィルム(膜)を記録できる。1つ
の画像信号の2重の記録において、当該両磁気層にHD
TV又はステレオ画像信号の部分信号又は差信号を記録
することも可能になる。テープの消費量は本発明のレコ
ーダでは増大されない。従って本発明によっては通常の
VHS信号及び付加的にデジタル画像信号のコンパチブ
ルの(両立性の)記録が大して余分のコストを掛けずに
行なわれ得る。
【0007】次に図を用いて本発明を説明する。
【0008】
【実施例】図1に示すように、通常のVHS信号は輝度
信号でFM変調された画像搬送波BT(これはハッチン
グで示す3.8〜4.8MHzの周波数偏移を有する)
と、周波数の点で627KHzに逓降された色搬送波F
mとを以て、磁気ヘッドK1(これは0.4μmのギャ
ップ幅及び±6°のアジマス角を有する)により、磁気
テープTの磁気層So全体に亘って記録される。従っ
て、そのような記録VHSレコーダの通常の記録に相応
する。従ってVHS信号はトラックAを占有する。
【0009】図2に示すように、図1の記録につづい
て、デジタル画像信号(これはほぼ2.3〜12MHz
に亘っている)の記録が行なわれる。デジタル画像信号
は圧縮され、冗長性及び情報に関し縮小され、(専門家
集団)動作グループMPEG(motion pict
ure expert group)の提案に相応す
る。当該信号(これは9.7MHzの記録帯域幅を有す
る)の下方には2つのFM変調された音声搬送波が記録
される、即ち、1.4MHzのT1及び1.8MHzのT
2が記録される。この信号は0.2μmの比較的小さい
ギャップ幅を有する磁気ヘッドK2により上方の磁気層
S1に記録され、その際当該磁気層にて、図1のVHS
信号の記録が再び消去される。従って、VHS信号を有
するトラックAはたんに、下方の磁気層S2のみを占め
る。要するに、ヘッドK2はテープの走行方向でヘッド
K1の後方に位置する。すなわち磁気層S1におけるト
ラックBの大きな記録帯域幅は広帯域のデジタル画像信
号の記録のため利用される。
【0010】デジタル画像信号を周波数領域C(6〜1
2MHZ)でのみ記録することも可能である。その場
合、図1のVHS信号の周波数領域と図2のデジタル画
像信号の周波数領域との間にもはや重なり合いは存在し
ない。その際当該信号間のクロストークは十分排除され
ることとなる。
【0011】図3は図1及び図2に示す信号に対する記
録回路のブロック接続用を示す。端子1におけるFBA
S−PAL−信号は分離段2において輝度信号Yと、被
変調色搬送波とに分解される。Yはサブプリエンファシ
ス段3、メイン(主)プリエンファシス段4、振幅制限
回路5を介してFM変調器6に達し、このFM変調器6
はアンプ7を介して被変調画像搬送波BTを加算段8に
供給する。周波数f1を有する色搬送波Fは通過域4.
32±0.6−0.8MHzを有するバンドパスフィル
タ9を介して変換器10に供給される。分離段11にお
いてはライン(水平走査)同期パルスがYから分離さ
れ、変換器12において混合搬送波M1の周波f3に変
換される。混合搬送波M1はハイパスフィルタを介して
変換器10の他方の入力側に達する。変換器10におい
ては色搬送波Fは周波数f2を有する色搬送波Fmに変
換され、このFmはローパスフィルタ14を介して加算
数8の他方の入力側に供給される。加算数8は図1の信
号Fm+BTを供給し、この信号はヘッドK1により磁
気テープTに記録される。
【0012】更に、端子1におけるFBAS信号はMP
EGコーダ15に供給されこのコーダによっってはその
出力側に6Mbit及び3MHzの帯域幅を有するデジ
タル画像信号が生ぜしめられる。当該信号はHDTV信
号の場合例えば15MBitの比較的大きな帯域幅を有
し得る。上記信号はチャネルコーダ16に供給され、こ
のチャネルコーダによっては記録に有利な変調が生ぜし
められる。それにより9.7MHzの帯域幅全体を有す
る図2の信号が形成される。そのようにチャネル(コー
ディング)変調された図2の信号は加算段17に達し、
ここでは音声信号でFM変調された2つの音声搬送波T
1,t2が加算される。図2の周波数スペクトルを含む
当該の組合せ信号はアンプ18を介してヘッドK2に達
し、もって、磁気のテープ7上に記録される。
【0013】図4は図3の記録回路用の相応の再生回路
を示す。切換スイッチ23(これによっては両ヘッドK
1間の切換えがなされる)の出力側から被変調画像搬送
波BTが、遅延段24と振幅制限器25を介してFM復
調器26に達し、この復調器によっては輝度信号Yが供
給される。Yはほぼ0.7MHzの遮断周波数を有する
ローパスフィルタ27デエンファシス段28を介して端
子29に達する。色搬送波Fmはほぼ0.7MHzの遮
断周波数を有するローパスフィルタ30を介して変換器
31に達する。更に、Yは分離段32に達し、この分離
段からは周波数fHを有するライン(水平走査)周波パ
ルスが変換器33に供給される。変換器33は周波数f
3を有する混合搬送波M1を送出し、この混合搬送波は
ローパスフィルタ34を介して変換器31に他方の入力
側に達する。変換器31は周波数fを有する色搬送波M
1を送出し、そのM1はローパスフィルタ34を介して
変換器31の他方の入力側に達する。変換器31は周波
数f1を有する色搬送波Fを送出しこの色搬送波はバッ
ドパルスフィルタ35を介して端子37に達する。加算
数38においてはYと下からFBAS信号が形成され、
このFBAS信号は端子39から画像再生のため取出さ
れ得る。
【0014】ヘッドK2によっては図2の信号が送出さ
れる。ヘッドK2間でトラックごとに切換わる切換スイ
ッチ40の出力側からの2つの音声搬送波が、バンドパ
ルスフィルタ41には評価されFM復調器42に供給さ
れる。それにより形成される音声信号NF1,NF2は
端子50,51から取出され得る。図2のデジタルMP
EG信号はローパスフィルタ45により周波数選択的に
評価され、チャネルデコーダ48に供給される。デコー
ダ48のデジタル出力信号はMPEGデコーダ43に達
し、このデコーダから端子49にて同じくアナログFB
AS信号が送出される。
【0015】図5では図1の図1のVHS信号に対する
トラックAはトラック幅全体に亘って延在するが、但
し、比較的に低い(深い)ところに位置する磁気層(深
層)に亘ってのみとどまる。図2の信号に対するトラッ
クBは同様にトラック幅全体に亘って延在し、但し、上
方磁気層S1にのみ亘っている。
【0016】図6ではヘッドK2によるトラックBはト
ラックAより狭幅であり、たんに上方磁気層S1にのみ
亘っている。
【0017】図7ではトラックAはトラック幅全体、及
び磁気層So全体に亘って延在している。一方、トラッ
クBは磁気層Soに亘って延在し、かつ、図6における
ように、トラックAより狭幅である。当該手法は下記の
利点を有する。一方ではトラックAは下方磁気層S2に
おいても上方磁気層S1においても維持され、このこと
はS/N比にとって有利である。トラックBにおける図
2の信号は当該信号に無関係にトラックAに記録され、
消去され、新たに記録される。従って、トラックAにお
けるトラックBのそのように配置組込された位置関係に
より、上記トラックB内に当該信号を任意の頻度で変化
され、その際トラックAにおける信号に影響を及ぼさな
いようにすることが可能である。このことは例えば新た
な画像信号の記録のためまたは事後同期化(Posts
ynchronization)にとって有利である。
【0018】図1のトラックAにおけるアナログVHS
−画像信号、及び図2のトラックBにおける)デジタル
画像信号は同一の記録、即ち同一フィルタ層内容(薄膜
内容)を有し得る。それらの信号は相互に無関係の信号
であり得、異なった記録をなしたり、又は、HDTV信
号又はステレオ画像信号の部分信号又は差信号を含み得
る。デジタル画像信号は有利に次のようなデジタル信
号、即ち、圧縮され、冗長性及び情報の点で縮小されて
いるデジタル信号である。当該信号のその種処理によっ
て所要の記録帯域幅が著しく低減され得、殊に、3MH
zの帯域幅に相応する6Mbitの値へ、又は7.5M
Hzの帯域幅に相応する6Mbitの値へ低減され得
る。磁気層の深さ全体Soに亘っての図7に示すような
トラックBにおける記録が、有利に、ヘッドK2に対す
る相応に高い記録電流及び磁化の相応の飽和によって行
なわれ得る。上方磁気層S1におけるトラックB内の図
2のデジタル信号はPCM音声信号であってもよい。
【0019】磁気ヘッドK2により上方層S1にて記録
される広帯域信号(図2)はHDTV信号であってもよ
い。その際図2の信号は有利に2.3〜12MHzの全
帯域幅を有する、(前述の減少された帯域幅Cではな
く)。K2により記録される図2の信号は有利に、ヘッ
ドK1により層2にて記録される信号(図1)の2倍の
帯域幅を有する。
【0020】本発明の発展形態では下方磁気層における
VHS信号の記録の場合、ブランキング(黒走査スキャ
ンニング)又はグレー走査スキャニングによりヘルパー
信号(補助信号)が完全に除去される。第1磁気ヘッド
から取出されるVHS−信号の再生の際、黒のバーマー
ク内でノイズが起こり得ない。そのようにしてVHS−
信号において除去されたヘルパー信号は第2磁気ヘッド
により、磁気テープの上方層において記録され、従っ
て、画像フホマット16:9及び全ライン(走査線)数
を以ての高度のPAL−プラス(plas)−再生のた
め用いられ得る。その際、VHS−信号は第1磁気ヘッ
ドにより磁気テープの下方層に記録される。その際、下
方磁気層の利用可能な記録帯域幅が、ヘッドの比較的大
きなギャップ幅に基づき、上方磁気層における利用可能
な記録帯域幅よりわずかであるが、通常のVHS信号の
記録には十分であるという認識が活性される。それによ
り、上方磁気層(これは磁気ヘッドの比較的わずかなギ
ャップ幅のため比較的大きな利用可能な記録帯域幅を有
する)は有利にヘルパー信号の高度の(高品質の)記録
のため利用され得る。
【0021】上記の発展形態により複数の利点が得られ
る。先ず、純然たるVHS−再生の際ヘルパー信号の除
去により、黒パーマークにおけるノイズ障害が確実に回
避される。他方では当該ヘルパー信号は画像フオーマッ
ト16:9を以てのPAL−プラス(plus)−再生
のため利用可能であり、それにより、レコーダによって
は16:9のフオーマット及び全ライン数を以ての画像
再生が可能になる。有利には第1磁気ヘッドはVHS信
号に対して、下方磁気層ではそれの比較的大きなギャッ
プ幅のため、上方磁気層におけるヘルパー信号で変調さ
れた搬送波を読出し得ず、従ってこれにより障害を受け
得ない。更に下方磁気層内におけるVHS信号の周波数
領域及び上方磁気層におけるヘルパー信号の周波数領域
は実質的に1.5〜2MHzを上回領域にある。この周
波数領域においては下方及び上方磁気層の2つのヘッド
の異なったアジマス角により生ぜしめられるアジマス減
衰が作用状態におかれる。例えば下方磁気層にてVHS
信号の記録のためのヘッドが±6°のアジマス角度を有
し上方磁気層にてヘルパー信号の記録のためのヘッドが
±3°のアジマス角度を有する場合、アジマス減衰によ
っても両磁気層の信号間のクロストークが回避される。
上方磁気層におけるヘルパー信号で変調された搬送波の
周波数領域下側では付加的に、音声信号でFM変調され
た音声搬送波が記録され得る。要するに、レコーダによ
っては全部で4つの信号の別個の記録及び別個の評価が
可能になる、即ち、下方磁気層において輝度信号でFM
変調された画像搬送波、並びに、周波数低減変換された
カラーアンダー色搬送波の別個の記録及び評価、そし
て、上方磁気層において、ヘルパー信号で変調された付
加的搬送波、並びに別の音声搬送波の別個の記録及び評
価が可能になる。ヘルパー信号にとっては特に高いS/
Nが達成される。このことは以下のことに立脚する、即
ち、一方ではヘルパー信号にとって大きな周波数領域が
利用でき、従って、大きな周波数偏移が可能になり、他
方では記録が全振幅を以て行なわれ得ることに立脚す
る。それにより、ヘルパー信号の従来記録に比して、S
/N比かをほぼ4倍高め得る。
【0022】前述の発展形態を以下図を用いて説明す
る。
【0023】図8では端子1に加わるFBAS信号が櫛
形フィルタ2により輝度信号Yと色搬送波Fとに分離さ
れる。YはFM変調器6にてFM変調されて画像搬送波
BTが重畳形成される。上記BTは加算段8に達する。
4.43MHZの周波数f1は周波数変換器10におい
て626KHzの比較的に小さな周波数f2に変換され
る。それにより生じる変化修整された色搬送波Fm(カ
ラーアンダー搬送波とも称される)は同様に加算段8に
達する。加算段8の出力信号、即ちBT+Fmは図示の
位置におけるスイッチ60を介して、0.9μmのギャ
ップ幅の第1磁気ヘッドK1へ達し、そこで磁気テープ
Tより記録される。実際には回転ヘッドドラム上に2つ
の磁気ヘッドK1が設けられている。
【0024】更に、色搬送波FはFM変調器62に達
し、この変調器によってはFでFM変調された搬送波F
HSが生ぜしめられる。この搬送波はバンドパスフィル
タ63で評価され、スイッチ64に供給される。スイッ
チ64の出力信号は0.2μmのギャップ幅の第2の磁
気ヘッドK2に達し、このK2により磁気ヘッドK1の
信号と同じトラック上に磁気テープT上に記録される。
【0025】図9を用いて、以下、本来のVHS信号及
びヘルパー信号がどのように記録されるかを説明する。
ヘルパー信号のない本来のVHS信号の持続時間中、即
ち、1つの画像のほぼ432のライン(走査線)中、ス
イッチ60,64は上方位置にある。上記432のライ
ンのVHS信号は公知のようにK1で記録される。加算
段65の入力側はスイッチ64を介してアースされてい
る。それというのは、それらのラインの間中ヘルパー信
号が存在しないからである。音声搬送波T1,T2は当
該時間中K2で記録される。K1での記録は±6°のア
ジマス角で行なわれる。
【0026】ヘルパー信号を含む144のライン(これ
らは上方及び下方画像縁部にて黒いバ−マークを抜く)
の間中スイッチ60,64は下方位置に切換えられてい
る。磁気ヘッドK1に供給される信号は今や黒値又はブ
レー値に走査されていて、その結果、当該のラインの間
中信号が何らか記録されない。その代わり、今や、搬送
波THS(これはヘルパー信号により変調された色搬送
波FによりFM変調されている)は図9に示すように加
算段65に達し、従って、K2により、T1及びT2と
共に上方磁気層S1に記録される。搬送波THSに重畳
されヘルパー信号で変調された色搬送波Fは±1.2M
Hzの周波数偏移H2,3.6MHz(6.4MHz〜
10.0MHz)を有する。ヘルパー信号で変調された
搬送波THSの周波数スペクトルに全体は2.3〜12
MHzに亘っている。K2での記録は±30°のアジマ
ス角A2で行なわれる。
【0027】再生の際の、そのように記録された信号は
分離され、相互の干渉、影響し合いなしで再生され得
る。その際、ヘッドK1からは432のラインによる純
然たるVHS−再生に対する信号BT+Fm,即ち、例
えば、フオーマット4:3を有する画像スクリーン上へ
のフオーマット16:9の画像に対する当該信号が送出
される。同様に記録されるヘルパー信号によっては黒バ
ー(マーク)において障害ノズルが生ぜしめられない、
それというのは、当該信号はK2によっては上方磁気層
S1においてのみ記録され、0.9μmの比較的大きな
ギャップ幅のK1においては読出されないからである。
その場合、両音声搬送波T1,T2はK2によっては上
方磁気層S1から読出され、音声再生のために用いられ
得る。
【0028】144のラインの間中搬送波THSはK2
によりテープTから走査検出され得る。その際変換器6
2に適合された復調により、ヘルパー信号で変調された
色搬送波Fが再生される。色搬送波Fの復調により、ヘ
ルパー信号は全ライン数を以ての高品質の16:9画像
の形成のため再生され得る。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、従来のアナログVHS
記録のほかに付加的に、デジタル画像信号のコンパチブ
ル(両立性)の記録をも行ない得るように市販のVHS
ビデオレコーダ構成し得る効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】当該の磁気層における一方のヘッドによる信号
の周波数スペクトルの特性図である。
【図2】当該の2つの磁気層における他方のヘッドによ
る信号の周波数スペクトルの特性図である。
【図3】図1及び図2に示す信号用の記録回路のブロッ
ク接続図である。
【図4】図3の記録回路用の相応の再生回路のブロック
接続図である。
【図5】磁気テープ上での両トラックの1構成例の説明
図である。
【図6】磁気テープ上での両トラックの別の構成例の説
明図である。
【図7】磁気テープ上での両トラックのさらに別の説明
図である。
【図8】別の記録回路の実施例のブロック接続図であ
る。
【図9】本来のVHS−信号及びヘルパー信号がどのよ
うに記録されるかを説明する図である。
【符号の説明】
1 端子 2 分離段 3 サブプリエンファシス段 4 メインプエリファンシス 5 振幅制限回路 6 FM変調器 7 アンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ユルゲン クルート ドイツ連邦共和国 ファウエス−フィリン ゲン ヴァイクセルシュトラーセ 11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のアジマス角(6°)を有し磁気層
    の深さ全体(So)に亘ってVHS信号を記録するため
    第1のヘッド(K1)を有し、さらに、第2のアジマス
    角(30°)を有し磁気層の深さの一部(S1)に亘っ
    てデジタル信号の記録をするため第2のヘッド(K2)
    を有しているビデオレコーダにおいて、上記ヘッド(K
    1,K2)は所定のように空間的に配置され選定されそ
    して制御構成されており、当該の所定の空間的配置、選
    定、および制御構成において、先ずVHS信号の記録が
    上記の第1ヘッド(K1)で行なわれしかる後上記デジ
    タル信号の記録が上記第2ヘッド(K2)で当該磁気層
    の上方部分(S1)において行なわれるように構成され
    ていることを特徴とするビデオレコーダ。
  2. 【請求項2】 上記デジタル信号は冗長性及び情報の点
    で縮小された圧縮デジタル画像信号である請求項1記載
    のビデオレコーダ。
  3. 【請求項3】 上記第1ヘッド(K1)のギャップ幅
    (0.4μm)は第2ヘッド(K2)のギャップ幅
    (0.2μm)より大である請求項1記載のビデオレコ
    ーダ。
  4. 【請求項4】 上記第2ヘッド(K2)により記録され
    るトラック(B)は上記第1ヘッド(K1)により記録
    されるトラック(A)より狭幅である請求項1記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 第2ヘッド(K2)に対する記録電流の
    大きさを、当該記録電流により磁気層の深さ全体(S
    o)に亘っての記録がなされるような値に選定してある
    請求項1記載のビデオレコーダ。
  6. 【請求項6】 上記デジタル信号の周波数領域の下方で
    は音声信号(NF1,NF2)でFM変調されたアナロ
    グの音声搬送波(T1,T2)が記録されるように構成
    されている請求項1記載のビデオレコーダ。
  7. 【請求項7】 上記上方磁気層(S1)におけるデジタ
    ル信号の周波数領域(C)は下方に向って制限されてお
    り、当該の下方に向って周波数制限においては上記の下
    方磁気層(S2)におけるVHS信号の周波数領域との
    重なり合いを上記デジタル信号の周波数領域(C)は有
    しないように構成されている請求項1記載のビデオレコ
    ーダ。
  8. 【請求項8】 当該のVHS信号及びデジタル信号はH
    DTV信号又はステレオ画像信号の部分信号又は差信号
    である請求項1記載のビデオレコーダ。
  9. 【請求項9】 上記デジタル信号はオーディオPCM信
    号を含むものである請求項1記載のビデオレコーダ。
  10. 【請求項10】 上記第2ヘッド(K2)により記録さ
    れた信号は上記第1ヘッド(K1)により記録された信
    号の2倍の記録帯域幅を有する請求項1記載のビデオレ
    コーダ。
  11. 【請求項11】 上記第2ヘッド(K2)により記録さ
    れた信号はHDTVテレビ信号である請求項1記載のビ
    デオレコーダ。
  12. 【請求項12】 比較的大きなアジマス角(±30°)
    及び比較的小さなギャップ幅(0.2μm)を以て記録
    された信号は比較的小さなアジマス角(±6°)及び比
    較的大きなギャップ幅(0.4μm)を以て記録された
    信号に無関係に消去可能および/又は書替可能である請
    求項1記載のビデオレコーダ。
  13. 【請求項13】 下記の構成要件a)及びb)を備え
    る、即ち、 a)第1磁気ヘッド(K1)に供給されたVHS信号が
    第2のライン(走査線)群の間、一定の黒値又はグレー
    値に走査スキャンされ、下方の磁気層(S2)にて記録
    されること、 b)ヘルパー信号(HS)で変調された色搬送波(F)
    はFM変調されて搬送波(THS)が重畳形成され、第
    2のライン(走査線)群中第2磁気ヘッド(K2)によ
    り上方磁気層(S1)中に記録されるように構成された
    請求項1記載のビデオレコーダ。
  14. 【請求項14】 上記1磁気ヘッド(K1)のギャップ
    幅はほぼ0.9μmであり、上記第2磁気ヘッド(K
    2)のギャップ幅はほぼ0.2μmである請求項13記
    載のビデオレコーダ。
  15. 【請求項15】 上記第1磁気ヘッド(K1)のアジマ
    ス角(A1)はほぼ±6°、上記第2磁気ヘッド(K
    2)のアジマス角(A2)はほぼ±30である請求項1
    3項記載のビデオレコーダ。
  16. 【請求項16】 上記第2磁気ヘッド(K2)によって
    は上記ヘルパー信号で変調された搬送波(THS)の周
    波数領域の下側で、加算的に、音声信号でFM変調され
    た音声搬送波(T1,T2)が記録されるように構成さ
    れている請求項13項記載のビデオレコーダ。
JP5001056A 1992-01-08 1993-01-07 ビデオレコーダ Pending JPH0614343A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19924200222 DE4200222A1 (de) 1992-01-08 1992-01-08 Videorecorder
DE4200222.2 1992-01-10
DE4200434.9 1992-01-10
DE19924200434 DE4200434A1 (de) 1992-01-10 1992-01-10 Videorecorder fuer ein pal-plus-signal

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614343A true JPH0614343A (ja) 1994-01-21

Family

ID=25910834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5001056A Pending JPH0614343A (ja) 1992-01-08 1993-01-07 ビデオレコーダ

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0558821A3 (ja)
JP (1) JPH0614343A (ja)
KR (1) KR930016946A (ja)
CA (1) CA2086734A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6104862A (en) * 1994-12-19 2000-08-15 Hitachi, Ltd. Video signal recording and reproducing apparatus compatible with analog and digital video signal recording and reproducing
US6459848B1 (en) 1997-08-06 2002-10-01 Victor Company Of Japan, Ltd. Magnetic recording apparatus and method, and magnetic recording medium

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05344535A (ja) * 1992-06-05 1993-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 補強信号が付加された映像信号の磁気記録再生装置
AU2002357686A1 (en) * 2001-11-01 2003-05-12 A4S Technologies, Inc. Remote surveillance system

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4679097A (en) * 1983-11-30 1987-07-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of recording and reproducing video and audio signals on a magnetic tape
JPS6113364U (ja) * 1984-06-22 1986-01-25 株式会社日立製作所 磁気記録再生装置
US4758903A (en) * 1984-11-22 1988-07-19 Hitachi, Ltd. Apparatus for recording and reproducing video signal and digital signal other than video signal
DE4014832A1 (de) * 1990-05-09 1991-11-14 Thomson Brandt Gmbh Videorecorder mit verbesserter tonaufzeichnung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6104862A (en) * 1994-12-19 2000-08-15 Hitachi, Ltd. Video signal recording and reproducing apparatus compatible with analog and digital video signal recording and reproducing
US6459848B1 (en) 1997-08-06 2002-10-01 Victor Company Of Japan, Ltd. Magnetic recording apparatus and method, and magnetic recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
EP0558821A3 (en) 1993-09-29
KR930016946A (ko) 1993-08-30
CA2086734A1 (en) 1993-07-09
EP0558821A2 (de) 1993-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0253866B2 (ja)
JPH0134520B2 (ja)
JPH0614343A (ja) ビデオレコーダ
JPS60199283A (ja) 磁気記録再生装置
US5465158A (en) Video tape recorder capable of recording and reproducing wide-band chrominance signal
JP3010742B2 (ja) 回転ヘッド型磁気記録再生装置
JP2839793B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH04271696A (ja) 互換性を有する高解像度ビデオ記録方法及び装置
JP2580797B2 (ja) 磁気記録/再生装置
JP2969241B2 (ja) 磁気再生装置
JPS5816310Y2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH03224378A (ja) オーディオ信号記録再生装置
JPS60241390A (ja) 映像信号記録再生装置
JPH01248896A (ja) ダビング装置
JPH0427757B2 (ja)
JPH06153229A (ja) カラー映像信号磁気記録再生装置
JPH0828883B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH02276003A (ja) 磁気記録/再生装置
JPS59202791A (ja) カラ−ビデオ信号の記録装置
JPH06217343A (ja) 磁気テープ記録再生装置
JPH06165217A (ja) 磁気記録再生装置
JPS62160894A (ja) 映像信号記録再生装置
JPS60199284A (ja) 磁気記録再生装置
JPH09163401A (ja) 磁気記録再生装置
JPH02124693A (ja) カラー映像信号記録装置