JPH0613200B2 - 感光物質用包装材料 - Google Patents

感光物質用包装材料

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JPH0613200B2
JPH0613200B2 JP62015765A JP1576587A JPH0613200B2 JP H0613200 B2 JPH0613200 B2 JP H0613200B2 JP 62015765 A JP62015765 A JP 62015765A JP 1576587 A JP1576587 A JP 1576587A JP H0613200 B2 JPH0613200 B2 JP H0613200B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光物質の包装材料に関し、特にエッジがシ
ャープと重量の大きい写真感光材料に好適な包装材料に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、映画用ロールフィルム等の包装袋に用いられる包
装材料としては、第11図から第14図に示すものがあ
った。
第11図の包装材料は、アルミニウム箔12の両面に接
着層7を介してLDPE樹脂遮光フィルム層13aとフレキ
シブルシート層8を積層させたものである。
第12図の包装材料は、アルミニウム箔12の両面に接
着層7を介して高密度一軸延伸フィルム層14aを延伸
軸が交差するように積層させたものである(特開昭57
−6754号公報)。
第13図の包装材料は、発泡シート15の両面に接着層
7を介して一軸分子配向フィルム16aを分子配向軸が
交差するように積層させたものである(特開昭59−2
01848号公報)。
第14図の包装材料は、LDPE樹脂遮光フィルム層13
a、アルミ箔12、フレキシブルシート層8及びLDPE樹
脂遮光フィルム層13aを接着層7を介して順次積層し
たものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第11図の包装材料は物理強度が小さ
く、また、第12図の包装材料は、引裂き強度は大巾に
向上したが、緩衝性がほとんどない一重袋に形成する
と、シャープなエッジで破袋されることがあり、また、
ヒートシール強度及びヒートシール性の点でも問題があ
った。
第13図の包装材料は、引裂き強度等の物理強度が非常
に大きく優れているが、製袋性が充分でなく自動製袋適
性が悪く、かつ一軸分子配向フィルムはフィルム取り合
せロスが多く高価になっていた。
第14図の包装材料は、エッジがシャープな写真感光材
料の包装袋に使用すると破袋することがあり、また、摩
耗によりカーボンブラックの入ったLDPE樹脂フィルム層
が削られて黒粉が発生し、写真感光材料に付着し現象処
理した時に斑点状のむらが発生することがあった。
本発明は、以上の問題点を解消し、重量が大きく、リス
フィルムやカットフィルム等のようにラウンドコーナで
ないシートフィルムであっても、破袋等することなく確
実に包装できる包装材料を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、密
度が0.941〜0.970g/cm3、メルトインデック
スが0.1〜5.0g/10分、縦方向のヤング率が50kg
/mm2以上のポリオレフィン樹脂系フィルム層と、密度が
0.870〜0.939g/cm3、メルトインデックスが
0.1〜15.0g/10分のエチレン共重合体樹脂系フィ
ルム層とを含み、縦方向のヤング率が40kg/mm2以上の
多層共押出しフィルム層と、該多層共押出しフィルム層
に積層される金属薄膜加工フレキシブルシート属と、該
金属薄膜加工フレキシブルシート層に積層されるフレキ
シブルシート層とを有し、かつ感光物質側に該ポリオレ
フィン樹脂系フィルム層が配置されていることを特徴と
して構成されている。
多層共押出しフィルム層は、ポリオレフィン樹脂系フィ
ルム層とエチレン共重合体樹脂系フィルム層とを含んで
形成されている。
このポリオレフィン樹脂系フィルム層は、高密度ポリエ
チレン樹脂を主成分として50重量%含むのが原価低
減、物性向上、フィルム成形性向上の点で好ましい。
ブレンド可能な代表的樹脂としてはエチレン共重合体樹
脂(L-LDPE,EEA,EVA,エチレン−プロピレン共重合体樹
脂等)アイオノマー樹脂、ポリプロピレン樹脂等各種ポ
リオレフィン樹脂を用いることができる。例えば、以下
に記載した樹脂である。
(1) 低密度ポリエチレン樹脂(LDPE) (2) 中密度ポリエチレン樹脂(MDPE) (3) 高密度ポリエチレン樹脂(HDPE) (4) 直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(L-LDPE) (5) エチレン・プロピレン共重合体樹脂 (ランダムあるいはブロック共重合体樹脂等) (6) エチレン・ブテン1共重合体樹脂 (7) プロピレン・ブテン1共重合体樹脂 (8) エチレン・プロピレン・ブテン1共重合体樹脂 (9) ポリブテン−1樹脂 (10) ポリスチレン樹脂 (11) ポリメチル・メタクリレート樹脂 (12) スチレン・アクリロニトリル共重合体樹脂 (13) ABS樹脂 (14) ポリプロピレン樹脂 (15) 結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体樹脂 (16) 変性ポリプロピレン樹脂 (17) 変性ポリエチレン樹脂 (18) ポリプロピレン・無水マレイン酸グラフト共重合
体樹脂 (19) 塩素化ポリオレフィン樹脂(主として塩素化ポリ
エチレン樹脂)(HDPE,LDPE,PEコポリマー,アタクチッ
クPP等) (20) エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂(EVA) (21) エチレン系アイオノマー樹脂(エチレンと不飽和
酸との共重合物を金属で架橋した樹脂) (22) ポリ4−メチルペンテン−1樹脂 (23) エチレン・アクリル酸共重合体樹脂(EAA) (24) エチレン・アクリル酸メチル共重合体樹脂(EM
A) (25) エチレン・アクリル酸エチル共重合体樹脂(EE
A) (26) 塩化ビニル・プロピレン共重合体樹脂 (27) エチレン・ビニルアルコール樹脂 (28) 架橋ポリエチレン樹脂(電子線照射架橋、化学的
架橋等) (29) ポリイソブチレン樹脂 (30) エチレン−塩化ビニル共重合体樹脂 (31) 1,2−ポリブタジエン樹脂 等がある。
ポリオレフィン樹脂系フィルム層は、密度が0.941
〜0.970g/cm3、MIが0.1〜5.0g/10分そし
て縦方向のヤング率が50kg/mm2以上である。
密度が0.941g/cm3未満の樹脂では結晶化度が低い
為表面強度が不足する。従って写真フィルム等の鮮鋭な
端面で破損する恐れがある。
密度が0.970g/cm3をこえると結晶化度が高く表面
強度が増すが縦方向(MD方向)に分子配向し縦方向に
裂け易くなるし、フィルム成形性もヒートシール性も低
下する。
MIが0.1g/10分未満では分子量が大きくフィルム成
形性が困難となり、MIが5.0g/10分をこえると表面
強度の大きなフィルムが得られなくなる。表面強度が不
足すると前述の如く写真フィルム等の鮮鋭な端面で破損
する恐れがある。
縦方向のヤング率が50kg/mm2未満でも写真フィルム等
の鮮鋭な端面による破損や輸送中の摩耗による破損が発
生する。
エチレン共重合体樹脂系フィルム層は、EVA樹脂、EEA樹
脂、EMA樹脂、EAA樹脂、L-LDPE樹脂等が用いられる。特
に、引裂き強度、衝撃穴あけ強度が大きいので、L-LDPE
樹脂が好ましい。
このエチレン共重合体樹脂系フィルム層は、密度が0.
870〜0.939g/cm3そしてMIが0.1〜15.
0g/10分である。
密度が0.870g/cm3未満では製造適性が悪く、ブロ
ッキングが発生しやすい。密度が0.939g/cm3を越
えると縦方向(MD方向)に分子配向し易く縦方向の引
裂き強度が低下する。このため、多層共押出しフィルム
層とした場合にも縦方向の引裂き強度が極端に低下し、
実用性が失われる。
MIが0.1g/10分未満では溶融粘度が異常に高くなり
フィルム成形性も悪く、メルトフラクチュアー等が発生
し、フィルム表面がざらつく。MIが15g/10分を越え
ると物理強度が低下し、フィルム成形性も悪くなる。
これらの層を含んで形成されている多層共押出しフィル
ム層は、縦方向のヤング率が40kg/mm2以上である。縦
方向のヤング率が40kg/mm2未満である多層共押出しフ
ィルム層は金属薄膜加工フレキシブルシート層に積層す
る時に張力が加わって伸張し、積層後収縮するため、カ
ーリングが大きくなる。又、表面強度も充分でない。
また、多層共押出しフィルム層は、ポリオレフィン樹脂
系フィルム層とエチレン共重合体樹脂系フィルム層以外
の層を含めた3層以上の共押出し層としてもよい。この
とき、ポリオレフィン樹脂系フィルム層及びエチレン共
重合体樹脂系フィルム層は、少なくとも総厚さの30%
以上あることが好ましい。
そして、この多層共押出しフィルム層は、総厚さが30
〜150μmであることが好ましい。
金属薄膜加工フレキシブルシート層は、金属薄膜加工用
フレキシブルシート層に金属薄膜加工層を加工したもの
である。この金属薄膜加工法は、真空蒸着法、スパッタ
リング法、イオンプレーティング法、電子ビーム蒸着法
等がある。
金属薄膜加工層は、Al,Sn,Zn,Co,Cr,Ni,Fe,Cu等の金属
単体、合金、その他薄膜生成可能な金属はすべて使用で
きるが、コスト、加工しやすさの点でアルミニウム(A
l)がもっとも適している。
金属薄膜加工用フレキシブルシート層は、種々の熱可塑
性樹脂フィルムを用いることができるが、物理強度、耐
熱性等の点で、一軸又は二軸分子配向(延伸を含む)熱
可塑性樹脂(ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン等)フィルムが好ま
しい。なお、ポリアミドフィルム等のように吸湿性があ
るフィルムを用いた場合は金属薄膜加工層をフレキシブ
ルシート層側に配置させる方が好ましい。金属薄膜加工
層としてはアルミニウム真空蒸着加工層が最も経済的で
あるがこの場合の金属薄膜加工層は積層体としての物理
強度、遮光性、帯電防止性と防湿性確保及びコスト、品
質の点から55〜1200Åの厚さが好ましい。即ち、
厚さが55Å未満では、金属薄膜加工用フレキシブルシ
ート層だけでは金属薄膜加工層の両面の層に発生する帯
電を減少させることが困難である。また、厚さが120
0Åを越えると、帯電防止、防湿性、遮光性は確保でき
るが、コスト及び真空蒸着法等では加熱によるフレキシ
ブルシート層の劣化、出来あがった積層フィルムの物理
強度低下等の点で問題があった。アルミニウム蒸着膜の
場合、70Å以上、通常の用途には80〜800Åの厚
さが好ましく、さらに好ましくは100〜600Åであ
る。
金属薄膜加工用フレキシブルシート層には、金属薄膜加
工層との接着性を良くするために、アンカーコート層を
設けてもよい。このアンカーコート層は、ポリエチレン
イミン系、ポリイソシアネート系、ポリウレタン系、ア
ルキルチタネート系、ポリブタジエン系、ポリオレフィ
ン系、ポリエステル系、ポリエチレン系、有機チタネー
ト系等で代表されるAC剤(Anchor Coating Agent)を
グラビアロール塗布法やバーコート法、滴下塗布法等に
より設ける。
また、金属薄膜加工用フレキシブルシート層の表面に、
グロー放電処理、コロナ放電処理、紫外線照射、オゾン
処理、薬品処理、火焔処理等の表面処理を施すこともで
きる。
さらに、金属薄膜加工層に保護層を被覆してもよい。こ
の保護層は、アクリル樹脂、酢酸繊維素等のセルロース
系樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂、アイオノマー樹脂、EEA樹脂、各種ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂等適宜の樹脂が使用できる。
又、ワックス、ゼラチン、ポリビニルアルコール等も使
用できる。
金属薄膜の保護層は極薄の厚さで形成するのがよい。押
出しラミネート法でもうける場合でも50μm以下にし
ないと静電気の除去は不充分となる。
公知の溶液塗布法又はスプレー塗布法等により5μm以
下の厚さにすると金属薄膜の保護ができ静電気の除去効
果大である。フレキシブルシート層、遮光層、接着層、
金属薄膜保護層に帯電防止剤やカーボンブラック、アル
ミニウム粉末、アルミニウムペースト等の金属粉末や炭
素繊維等の導電物質等を混入することもでき、このよう
にすれば、静電気の除去はさらに万全となる。
フレキシブルシート層としては、熱可塑性樹脂フィル
ム、例えば各種ポリエチレン樹脂、ポリエチレン共重合
体樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポ
リ塩化ビニリデン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル樹脂などの公知の
フィルム及びそれらの変性樹脂のフィルムがある。
また、セルロースアセテートフィルム、セロファン、ポ
リビニルアルコールフィルム、各種の紙、不織布、ワリ
フ、穴アキフィルム及びポリエチレン、ポリスチレン、
ポリウレタン等の発泡シート等を用いることができる。
写真感光材料の包装材料として好ましいフレキシブルシ
ート層は、写真感光材料への有害ガスや不純物による汚
染防止、コスト、品質均一性、防湿性、印刷適性等の点
から、分子配向フィルム(ポリエステル、ポリアミド、
ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポ
リエチレンポリスチレン、塩化ビニリデン等の熱可塑性
樹脂を一軸又は二軸分子配向したり延伸したフィル
ム)、晒クラフト紙、合成パルプ紙、合成紙、不織布、
中性紙、無塵紙等である。なお、被包装物がガスや不純
物にあまり影響を受けない場合は、未晒クラフト紙、半
晒クラフト紙、クルパック紙、デュオストレス紙、純白
ロール紙、洋紙、セロハン、グラシン紙等が、安価であ
るのでコストの点で好ましい。
また、フレキシブルシート層は、ポリオレフィン樹脂系
フィルム層より耐熱性であることが好ましく、例えば溶
融温度又は軟化温度が10℃以上高いことが好ましい。
前記多層共押出しフィルム層、金属薄膜加工フレキシブ
ルシート層及びフレキシブルシート層を積層する方法は
通常の方法でよく、例えば熱接着法(熱板接着法、火焔
溶融接着法、インパルス接着法、超音波接着法)、接着
剤による方法(湿式ラミネート法、乾式ラミネート法、
ホットメルトラミネート法、エクストルージョンラミネ
ート法、共押出ラミネート法も含む)、等が使われる。
接着剤の代表的なものとして、各種ポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリブテン樹脂等のポリオレフィ
ン系熱可塑性樹脂熱溶融接着剤、エチレン−プロピレン
共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エ
チレン−エチルアクリレート共重合体樹脂等のオレフィ
ン共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体樹脂、
アイオノマー樹脂等の熱可塑性樹脂熱溶融接着剤、その
他熱溶融型ゴム系接着剤がある。また、溶液状接着剤と
しては、ウエットラミネート用接着剤があり、これはエ
マルジョン、ラテックス状の接着剤である。エマルジョ
ン型接着剤の代表例としては、ポリ酢酸ビニル樹脂、酢
酸ビニル−エチレン共重合体樹脂、酢酸ビニル樹脂とア
クリル酸エステル共重合体樹脂、酢酸ビニル樹脂とマレ
イン酸エステル共重合体樹脂、アクリル共重合体樹脂、
エチレン−アクリル酸共重合体樹脂等のエマルジョンが
ある。ラテックス型接着剤の代表例としては、天然ゴ
ム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリ
ルブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)
等のゴムラテックスがある。又、ドライラミネート用接
着剤としてはポリウレタン接着剤等がある。その他、パ
ラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−エチルア
クリレート共重合体樹脂等をブレンドしたホットメルト
ラミネート接着剤、感圧接着剤、感熱接着剤等公知の接
着剤を用いることも出来る。エクストルージョン用ポリ
オレフィン系接着剤は、より具体的にいえば、各種ポリ
エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリブチレン樹脂
などのポリオレフィン樹脂エチレン共重合体(EVA、EEA、
EMA、EAA等)の他、L-LDPE樹脂の如く、エチレンの他に
一部他のモノマー(α−オレフィン)を共重合させたも
の、DuPont社のサーリン、三井ポリケミカル社のアドマ
ー等のアイオノマー樹脂(イオン共重合体)等である。
熱可塑性樹脂を用いたエクストルーションラミネート法
による接着層の厚さは、通例8μm〜50μm好ましく
は10μm〜20μmとなるが、この厚さはコスト、塗
布速度、積層体の全厚等に基いて定められ、前記数値に
は特に限定されない。
これらの各層からなる包装材料に、0.5〜50g/m2
遮光性物質が含まれていることが好ましい。この遮光性
物質は、可視および紫外線を透過しないすべての物質を
いうが、代表的なものを例示すれば原料、粒子サイズ、
製造方法等の異なる各種カーボンブラック、グラファイ
ト、アルミ粉末、酸化鉄、亜鉛華、弁柄、アルミペース
ト、各種着色顔料、各種着色染料、カドミウム系顔料、
黄鉛及び酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、
マイカ、タルク、クレー等の白色顔料、各種金属粉末、
各種金属繊維などがある。品質、コスト、遮光能力の点
で写真感光材料の包装用としては各種のカーボンブラッ
クとアルミ粉末、アルミペーストより低揮発物質を除去
したものが好ましい。
上記遮光性物質は、使用樹脂、使用機械、コスト等によ
り使用形態として粉末状着色剤、ペースト状着色剤、潤
性着色剤、マスターバッチ、染顔料、カラードペレット
がある。
本発明の包装材料に使用する代表的な遮光性物質である
カーボンブラックの原料による分類例をあげるとガスブ
ラック、オイルファーネスブラック、アントラセンブラ
ック、アセチレンブラック、油煙、松煙、アニマルブラ
ック、ベジタブルブラック等がある。本発明の包装材料
では遮光性、コスト、物性向上の目的ではファーネスカ
ーボンブラックが望ましく、高価であるが帯電防止効果
を有する遮光性物質としてはアセチレンカーボンブラッ
ク、ケッチェンカーボンブラックが好ましい。必要によ
り前者と後者を必要特性に従ってミックスすることも好
ましい。一方、これらのカーボンブラックの中ではpH5
〜9、平均粒子径10〜50mμのものが好ましく、特
にpH6〜9、平均粒子径15〜30mμのファーネスカ
ーボンブラックが好ましい。このようなpH及び粒子径の
ものを使用することによって、カブリの発生が少ない、
感光度の増減の発生が少ない、遮光能力が大きい、HDPE
樹脂フィルムやL-LDPEフィルムに添加した場合でもカー
ボンブラックの塊(ブツ)やフィッシュアイ等によるピ
ンホールが発生しにくい等の数数の利点を有する包装材
料を得ることができる。
また、各層には、遮光性物質の他、各種の添加剤を必要
に応じて必要量添加することができる。添加剤の代表例
を以下に記載するが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、公知のあらゆる物の中から選択できる。
(添加剤種類) (代表例) (1)可塑剤;フタル酸エステル、グリコールエステル、
脂肪酸エステル、リン酸エステル等 (2)安定剤;鉛系、カドミウム系、亜鉛系、アルカリ土
類金属系、有機スズ系等 (3)帯電防止剤;陽イオン系界面活性剤、陰イオン系界
面活性剤、非イオン系界面活性剤、両面活性剤、等 (4)難燃剤;燐酸エステル、ハロゲン化燐酸エステル、
ハロゲン化物、無機物、含燐ポリオール等 (5)充填剤;アルミナ、カオリン、クレー、炭酸カルシ
ウム、マイカ、タルク、酸化チタン、シリカ等 (6)補強剤;ガラスロービング、金属繊維、ガラス繊
維、ガラスミルドファイバー、炭素繊維等 (7)着色剤;無機顔料(Al,Fe2O3,TiO2,ZnO,CdS等)有機
顔料(カーボン、染料、等) (8)発泡剤;無機発泡剤(炭酸アンモニア、重炭酸ソー
ダ)有機発泡剤(ニトロン系、アゾ系)、等 (9)造核剤;有機系、無機系等 (10)劣化防止剤;紫外線吸収剤、酸化防止剤、金属不活
性化剤、過酸化物分解剤等オレイン酸アミド系、エルカ
酸アミド系、ステアリン酸アミド系、シリコン系ビス樹
脂酸アミド系、アルキルアミン系 (11)滑剤;パラフィン・ワックス、樹脂酸系、エステル
系、高級アルコール等 (12)カップリング剤;シラン系、チタネート系、クロム
系、アルミニウム系等 (13)各種の熱可塑性樹脂、ゴム等 本発明の感光物質用包装材料は、光により変色したり、
硬化劣化したりする感光物質、例えば、チョコレート、
マーガリン、ミソ、ワイン、ビール等の食料品、医薬
品、紫外線硬化フィルム、紫外線硬化樹脂、染料、その
他の化学物質例えば現像液、染色用媒染液及び写真感光
材料等の包装に用いられる。
特に、わずかなガスや光や湿度により品質が破壊される
写真感光材料、例えば、ハロゲン化銀写真感光材料、ジ
アゾ写真感光材料、感光性樹脂、自己現像型写真感光材
料、拡散転写型写真感光材料等の包装に最適である。
本発明の感光物質用包装材料を上記の写真感光物質の包
装に用いた場合、1重平袋、2重平袋、角底袋、自立
袋、1重ガゼット袋、2重ガゼット袋、フィルムシー
ト、防湿箱の内貼り、リーダー紙等公知のあらゆる形態
が可能である。製袋する方向は熱風溶融接着法、火焔溶
融接着法、熱板接着法、インパルス接着法、溶断接着
法、超音波接着法、高周波接着法など、従来公知のプラ
スチックフィルムの接着法による。なお、ホットメルト
接着剤や溶液接着剤等を用いる接着法、感圧・感熱接着
剤による接着法などを使用して製袋することも可能であ
る。
〔作用〕
本発明の感光物質用包装材料では、高ヤング率のポリオ
レフィン樹脂系フィルム層がカーリングや片伸びを防止
するとともに抗張力、表面強度、耐摩耗性、ブロッキン
グ防止性、滑性等を確保している。エチレン共重合体樹
脂系フィルム層は、引裂き強度、衝撃穴あけ強度、伸び
等を確保している。金属薄膜加工フレキシブルシート層
は、防湿性、ガスバリヤ性帯電防止性、太陽光下での温
度上昇の防止等を確保している。フレキシブルシート層
は、擦傷防止、抗張力、耐熱性を確保し、また、金属薄
膜加工フレキシブルシート層を保護している。
〔実施例〕
本発明の感光物質用包装材料の実施例を第1図から第8
図に基づいて説明する。
第1図から第8図は、感光物質用包装材料の部分断面図
である。
第1図の感光物質用包装材料は、遮光性物質が添加され
たポリオレフィン樹脂系フィルム層1aとエチレン共重
合体樹脂系フィルム層2aとからなる多層共押出しフィ
ルム層3aに、遮光物質が添加された金属薄膜加工用フ
レキシブルシート層4aに金属薄膜加工層5を加工した
金属薄膜加工フレキシブルシート層6aを、接着層7を
介して積層し、さらに遮光物質が添加されたフレキシブ
ルシート層8を、接着層7を介して積層したものであ
る。
第2図の感光物質用包装材料は、金属薄膜加工用フレキ
シブルシート層4aにアンカーコート層9を設けて金属
薄膜加工層5を加工し、フヱキシブルシート層8に遮光
物質が添加されていない他は、第1の感光物質用包装材
料と同一である。
第3図の感光物質用包装材料は、金属薄膜加工層5に保
護層10が設けられ、フレキシブルシート層8及び金属
薄膜加工用フレキシブルシート層4に遮光物質が添加さ
れていない他は、第1図の感光物質用包装材料と同一で
ある。
第4図の感光物質用包装材料は、金属薄膜加工用フレキ
シブルシート層4にアンカーコート層9を設けて金属薄
膜加工層5を加工し、かつ保護層10を設けており、フ
レキシブルシート層8、金属薄膜加工用フレキシブルシ
ート層4及びエチレン共重合体樹脂系フィルム層2に遮
光性物質が添加されていない他は、第1図の感光物質用
包装材料と同一である。
第5図の感光物質用包装材料は、金属薄膜加工層5が多
層共押出しフィルム層2a側に積層され、金属薄膜加工
用フレキシブルシート層4及びポリオレフィン樹脂系フ
ィルム層1に遮光性物質が添加されていない他は、第1
図の感光物質用包装材料と同一である。
第6図の感光物質用包装材料は、フレキシブルシート層
8に遮光性物質が添加されておらず、ポリオレフィン樹
脂系フィルム層1aに遮光性物質が添加されている他
は、第5図の感光物質用包装材料と同一である。
第7図の感光物質用包装材料は、ポリオレフィン樹脂系
フィルム層1aとエチレン共重合体樹脂フィルム層2a
間に中間層11を設け、フレキシブルシート層8及び金
属薄膜加工フレキシブルシート層4に遮光性物質が添加
されていない他は、第1図の感光物質用包装材料と同一
である。
第8図の感光物質用包装材料は、ポリオレフィン樹脂系
フィルム層1aの表面にヒートシール層12が積層さ
れ、フレキシブルシート層8及び金属薄膜加工フレキシ
ブルシート層4に遮光物質が添加されていない他は、第
1図の感光物質用包装材料と同一である。
第9図及び第10図は比較例の層構成を示す部分断面図
である。
第9図の比較例は、エチレン共重合体樹脂系フィルム層
2aに、金属薄膜加工用フレキシブルシート層4に金属
薄膜加工層5を加工した金属薄膜加工フレキシブルシー
ト層6を、接着層7を介して積層し、さらにフレキシブ
ルシート層8を接着層7を介して積層したものである。
第10図の比較例は、エチレン共重合体樹脂系フィルム
2aをポリオレフィン樹脂系フィルム1aに替えた他
は、第9図の比較例と同一である。
次に、本発明品I〜V、比較品I、従来品I,IIの特性
を比較した実験結果について説明する。
本発明品Iは、第2図に相当する層構成である。ポリオ
レフィン樹脂系フィルム層1aは、三井石油化学製HDPE
樹脂のハイゼックス5300S(MI:0.40g/10
分、密度0.9648g/cm3)97重量%と、三菱化成
製オイルファーネスカーボンブラックじめるオイルファ
ーネスカーボンブラック44B(平均粒子径21mμ、
pH7.7)3重量%よりなり、厚さは25μmで縦方向
のヤング率は143kg/mm2である。エチレン共重合体
樹脂系フィルム層2aは、三井石油化学製のL-LDPE樹脂
ウルドゼックス2020L(MI:2.1/g10分、密
度0.920g/cm3)92重量%と日本ユニカー製LDPE
樹脂DFD−0111(MI:2.4g/10分、密度0.9
23g/cm3)5重量%とオイルファーネスカーボンブラ
ック3.0重量%よりなり、厚さは25μmである。こ
れらのポリオレフィン樹脂系フィルム層1aとエチレン
共重合体樹脂系フィルム層2aからなる多層共押出フィ
ルム層3aは、インフレーションフィルム成形機で形成
され、厚さが50μmでラング率が108kg/mm2であ
る。金属薄膜加工用フレキシブルシート層4aは、厚さ
15μmの二軸延伸ナイロンフィルムを用いた。アンカ
ーコート層9はポリイソシアネート系AC剤(Anchor C
oating Agent)を用いた。金属薄膜加工層5は、400
Åの厚さにアルミニウムを真空蒸着したものである。フ
レキシブルシート層8は、坪量50g/m2の半晒クラフト
紙を用いた。接着層5は、厚さ15μmの三井ポリケミ
カル社製ミラソ14(MI:5.1g/10分、密度0.9
19g/cm3)からなるLDPE樹脂エクストルージョンラミ
ネート層を用いた。
本発明品IIは、第6図に相当する層構成である。多層共
押出しフィルム層3aは本発明品Iと同一である。金属
薄膜加工用フレキシブルシート層4は、厚さ12μmの
二軸延伸ポリエステルフィルムを用いた。金属薄膜加工
層5は、400Åの厚さにアルミニウムを真空蒸着した
ものである。フレキシブルシート層8は、厚さ20μm
の二軸延伸ポリプロピレンフィルムを用いた。接着層7
は本発明品Iと同一である。
本発明品IIIは、第6図に相当する層構成である。ポリ
オレフィン樹脂系フィルム層1aは、日本石油化学製HD
PE樹脂の日石スタフレンE807(F)(MI:0.6g/
10分、密度0.950g/cm3)80重量%と、出光石油
化学製L-LDPE樹脂(エチレンとオクテン−1の共重合体
樹脂)モアテック0138N(MI:1g/10分、密度
0.920g/cm3)17重量%と、オイルファーネスカ
ーボンブラック3重量%よりなり、厚さが35μmで縦
方向のヤング率が128Kg/mm2である。エチレン共重合
体樹脂系フィルム層2aは、三井石油化学製L-LDPE樹脂
のウルトゼックス2020L(MI:2.1g/10分、密
度0.920g/cm3)80重量%と、前記日石スタフレ
ンE807(F)17重量%と、オイルファーネスカーボ
ンブラック3重量%とからなり、厚さが25μmであ
る。これらの層からなる多層共押出しフィルム層3a
は、インフレーションフィルム成形機で形成され、厚さ
が60μmで縦方向のヤング率が81kg/mm2である。フ
レキシブルシート層8は、坪量35g/m2の晒クラフト紙
を用いた。金属薄膜加工フレキシブルシート層6及び接
着層7は、本発明品Iと同一である。
本発明品IVは、第6図に相当する層構成である。エチレ
ン共重合体樹脂系フィルム層2aは、前記ウルトゼック
ス2020L70重量%と、日本ユニカー製EEA樹脂のE
EA6170(MI:6g/10分、密度0.931g/cm3
27重量%と、オイルファーネスカーボンブラック3重
量%とからなり、厚さが35μmである。ポリオレフィ
ン樹脂系フィルム層1aは、本発明品Iと同一である。
これらの層からなる多層共押出しフィルム層3aは、厚
さが60μmで縦方向のヤング率が93kg/mm2であ
る。金属薄膜加工フレキシブルシート層6、フレキシブ
ルシート層8及び接着層7は、本発明品IIと同一であ
る。
本発明品Vは、第2図に相当する層構成である。ポリオ
レフィン樹脂系フィルム層1aは、三井石油化学製ハイ
ゼックス3300F(MI:1.1g/10分、密度0.9
54g/cm3)97重量%と、オイルファーネスカーボン
ブラック3重量%よりなり、厚さが35μmで縦方向の
ヤング率が86kg/mm2である。エチレン共重合体樹脂系
フィルム層2aは、三井石油化学製L-LDPE樹脂ウルトゼ
ックス2020L(MI:2.1g/10分、密度0.92
3g/cm3)50重量%と、日本ユニカー製導電性樹脂NUC
6078(MI: g/10分、密度 g/cm3)50
重量%とからなり、厚さが35μmである。これらの層
からなる多層共押出しフィルム層3aは、厚さが70μ
mで、縦方向のヤング率が56kg/mm2である。金属薄膜
加工フレキシブルシート層6、フレキシブルシート層8
及び接着層7は、本発明品Iと同一である。
比較品Iは、第9図に相当する層構成である。エチレン
共重合体樹脂系フィルム層2aは、本発明品Iと同一樹
脂組成で、厚さが70μmで縦方向のヤング率が28kg
/mm2である。金属薄膜加工フレキシブルシート層6、フ
レキシブルシート層8及び接着層7は、本発明品Iと同
一である。
従来品Iは、第11図に相当する層構成である。LDPE樹
脂遮光フィルム層13aは、日本ユニカー社製DFD−0
111(MI:2.4g/10分、密度0.923g/cm3
のLDPE樹脂97重量%と、カーボンブンラック3重量%
とからなり、厚さが70μmで縦方向のヤング率が33
kg/mm2である。アルミニウム箔12は厚さ7μmであ
る。フレキシブルシート層8は、坪量35g/m2の晒クラ
フト紙である。接着層7は、本発明品Iと同一である。
従来品IIは、第14図に相当する層構成である。アルミ
箔12側のLDPE樹脂遮光フィルム層13′aは、前記日
本ユニカー社製DFD−0111のLDPE樹脂67重量%
と、合成ゴム30重量%と、カーボンブラック3重量%
とからなり、厚さが50μmで縦方向のヤング率27kg
/mm2であり、反対側のLDPE樹脂遮光フィルム層は13″
a、前記日本ユニカー社製DFD−0111のLDPE樹脂9
7重量%と、カーボンブラック3重量%とからなり、厚
さが50μmで縦方向のヤング率が33kg/mm2であ
る。アルミニウム箔12、フレキシブルシート層8及び
接着層7は、従来品Iと同一である。
なお、厚さはJISP8118に、ヤング率はASTM D−6
38に、メルトインデックスはASTM D-1238に、密度はA
STM D−1505に準じてそれぞれ測定した。
実験結果を第1表に示す。
〔発明の効果〕 本発明は以上のように構成したので、引裂き強度等の物
理強度が大きく、重量が大きく鮮鋭な端部を持つ感光物
質を包装しても、引裂け、穴あき等包装材料が破損する
ことがなく、かつ摩耗し難いものである。また、遮光性
防湿性、ヒートシール性等、感光物質の包装材料として
必要な特性も良好である。しかも、自動製袋性が良く、
かつ、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】第1図から第8図は本発明による
感光物質用包装材料の部分断面図、第9図及び第10図
は比較例の部分断面図、第11図から第14図は従来例
の部分断面図である。 1……ポリオレフィン樹脂系フィルム層、2……エチレ
ン共重合体樹脂系フィルム層、3……多層共押出しフィ
ルム層、4……金属薄膜加工用フレキシブルシート層、
5……金属薄膜加工層、6……金属薄膜加工フレキシブ
ルシート層、7……接着層、8……フレキシブルシート
層 aは遮光性物質を添加していることを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密度が0.941〜0.970g/cm3、メ
    ルトインデックスが0.1〜5.0g/10分、縦方向のヤ
    ング率が50kg/mm2以上のポリオレフィン樹脂系フィル
    ム層と、密度が0.870〜0.939g/cm3、メルト
    インデックスが0.1〜15.0g/10分のエチレン共重
    合体樹脂系フィルム層とを含み、縦方向のヤング率が4
    0kg/mm2以上の多層共押出しフィルム層と、該多層共押
    出しフィルム層に積層される金属薄膜加工フレキシブル
    シート層と、該金属薄膜加工フレキシブルシート層に積
    層されるフレキシブルシート層とを有し、かつ感光物質
    側に該ポリオレフィン樹脂系フィルム層が配置されてい
    ることを特徴とする感光物質用包装材料
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