JPH06129Y2 - 導電性粘着剤用トレー - Google Patents

導電性粘着剤用トレー

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JPH06129Y2
JPH06129Y2 JP10246289U JP10246289U JPH06129Y2 JP H06129 Y2 JPH06129 Y2 JP H06129Y2 JP 10246289 U JP10246289 U JP 10246289U JP 10246289 U JP10246289 U JP 10246289U JP H06129 Y2 JPH06129 Y2 JP H06129Y2
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JP
Japan
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tray
adhesive
conductive adhesive
present
electrode
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JP10246289U
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JPH0341456U (ja
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保夫 敷波
潤 奥山
薫 蔦
雅彦 谷口
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Takiron Co Ltd
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Takiron Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は低周波治療器や各種の医療機器の電極材として
使用される導電性粘着剤を治療器の異型電極部に貼着す
る場合や、該粘着剤を運搬、保管する場合に使用される
取り扱いの便利なトレーに関する。
〔従来の技術〕
電極材には種々のものがあり、例えば、粘着剤に金属微
粉末、炭素繊維、金属繊維、炭素粉末や種々の金属塩を
混合したもの、或いは塩化ナトリウム等をイオン成分と
するアクリル系ゲルを導電性粘着剤として使用してい
る。
これらの粘着剤は、通常、剥離性の良いフィルムなどに
上下挟み込み、大版のシートとして運搬されていた。そ
して、電極材に貼着する特定の形状に個々に打ち抜いて
使用していた。また、打ち抜かれた粘着剤はそれぞれ隔
離されたパックに入れて取り扱い、保管されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の打ち抜かれた粘着剤は、上下面はそれぞれ剥離フ
ィルムで覆われているが、その側面は粘着剤が露出して
いるので、打ち抜かれた粘着剤同士がくっ付かないよう
に注意が必要であり、一つ一つ別の保管パックに収納し
なければならないという問題があった。また、該粘着剤
を使用する際、剥離用フィルムを剥がすのであるが、剥
がし口がついていないため剥がしにくく、また異型プラ
スとマイナスの電極の所定の位置に相互に接触しないよ
うに一定の距離を保って貼着するのは、きわめて煩わし
い作業であった。特に、最近の低周波治療器などコード
レス小型化が進み、電極材としての導電性粘着剤の貼り
付けは、老人や手先の不器用な人は上手く貼着できない
などの問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の問題を解決するため鋭意工夫を重ねた結
果、貼着される電極の位置に合わせて導電性粘着剤が注
入される凹部を有し、表面が離型性を有すると共に、外
縁部に取り口用の突出部を設けた導電性粘着剤用のトレ
ーを考案するに至ったものである。
〔作用〕
本考案のトレーは、電極の位置に合わせて凹部が設けら
れ、そこに導電性粘着剤が注入されているので、電極に
該粘着剤を貼着する際、そのまま接触させれば、電極の
所定の位置に該粘着剤が貼り付き、トレー側の表面は離
型性を有するので、該粘着剤が残ることなく奇麗に剥が
れる。
また、トレーの外縁部に取り口用の突出部を設けてある
ので、該粘着剤を貼り付けた後、突出部を指でつまみ、
剥がせば簡単にトレーを取り除くことができるものであ
る。
また、トレーの凹部に該粘着剤が注入されているので、
従来のように打ち抜き側面から粘着剤が露出することが
ないので、衛生的であり粘着剤同士がくっつくこともな
いものである。また、打ち抜いた粘着剤片を一つ一つ電
極の所定の位置に貼り合わせる手間も省け、作業性も良
いものである。
また、未使用時にトレーをカバーとして使えることも利
点である。
〔実施例〕
以下、本考案のトレーについてその一実施例を図面に基
づいて説明する。
第1図は本考案のトレー1の一実施例を示す平面図であ
る。本考案のトレーの材質はポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリスチレン、ABS等の熱可塑性合成樹脂が
好適に使用され、その厚みは0.1〜0.4mmのシート
で、片面側は離型性を持たせるためシリコン、テフロン
等を焼き付け処理したものが好ましい。
第2図は第1図のA−A線に沿う断面図であり、第3図
は第1図のB−B線に沿う断面図である。第1〜3図に
於いて、2はトレー1の凹部であって、中央の離間部6
を挟んで2ケ所設けられてある。凹部2は前記合成樹脂
製シートを加熱し、プレス等の手段によって形成された
ものである。また、3は取り口用の突出部であり、突出
部3はトレーの外縁部7に設けた突き出た部分である。
該突出部3はトレーを取り外すときに指でつかみやすく
した舌片であり、特にその位置は限定されるものではな
いが、2ケ所に注入されている粘着剤をバランスよくト
レーから脱型するためには、その中央付近、例えば離間
部6の延長線上に設けることが望ましい。
5はトレー1の凹部2に注入される導電性粘着剤であっ
て、該粘着剤5の厚みは約1〜3mmのものが通常使用さ
れる。また、該粘着剤には、例えばアクリル系ゲル粘着
剤、ポリサッカライド系粘着剤に導電性を付与したもの
や、特願昭60−281407号の粘着剤などが好適に
使用される。本考案で使用される導電性粘着剤としては
特に限定されるものではないが、充分な粘着力と保持
力、タックを有し、保型性が良いものが好ましい。また
人体に貼着する場合は皮膚に刺激の無いものでなければ
ならない。
第2図及び第3図の断面図から明らかなように、本考案
のトレー1は導電性粘着剤をトレー1に設けられた凹部
に蓄え、その上に蓋状の離型紙4が設けられたもので、
該離型紙4としてはポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレンテレフタレート、ABS、ポリスチロール
等のフィルムに片面離型処理を施したものである。該離
型紙4の厚みは0.05〜0.5mmであれば使用可能で
ある。
第4図は第1図のトレー1の離型紙4を剥がして裏面を
上にして小型低周波治療器10の上面の金属電極(不図
示)にピッタリ合うように粘着剤5を貼り付けたところ
である。
第5図はトレー1の外縁部に設けられた突出部3を親指
と人指し指とでつまみ、凹部2の裏面を押えながら突出
部3を上方に持ち上げようとするところを示す斜視図で
ある。このときトレー1は曲がり、凹部2から粘着剤5
が外れてトレー1が徐々に取り外せるものであり、該治
療器10の電極の上にピッタリ導電性粘着剤5がプラス
とマイナスとが互いに離間した状態で貼り付けられるも
のである。
本考案の実施例に於いては、低周波治療器用に合うトレ
ーを例示したが、トレーの形状はこの種のものに限定さ
れるものではなく、各種の治療器等の電極の位置に合っ
た凹部を設けた形状のトレーであれば本考案の要旨を逸
脱するものではないことは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案のトレーは電極
に合わせて凹部が設けられており、そこに導電性粘着剤
が注入されているので、電極に該粘着剤をそのまま当接
し、貼り付けることができるので、電極と該粘着剤の位
置が大きくずれたり、該粘着剤同士が接触してショート
したりすることがなく、誰が貼っても簡単に粘着剤を所
定の位置に貼着することができるという優れた効果を奏
する。また、該粘着剤は凹部に注入された状態で保管さ
れ、持ち運びができるので、従来のシートの打ち抜きに
比べてはるかに取り扱いが便利で、しかもトレーに蓋状
の剥離紙を貼り付けておけばゴミが付着したり混入する
ことがないのできわめて衛生的である。また、本考案の
トレーはトレーの外縁部に取り口用の突出部が設けてあ
るので、この部分からトレーを剥がせば、トレーはスム
ーズに外れるものであり、またトレーの表面が離型処理
してあるので、トレーの凹部に粘着剤が残ることなく、
しかも粘着剤の形状が崩れることなく確実にトレーを外
すことができるという著効を有するものである。また、
トレーの凹部に粘着剤を注入する方式によって生産でき
るので、従来の打ち抜き方式に比べて粘着剤の無駄がな
くなり、生産性が大きく向上するという利点も有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図のA−A線に沿う断面図、第3図は第1図のB−B線
に沿う断面図、第4図及び第5図は本考案の一実施例に
おけるトレーの使用状態を示す斜視図である。 1…トレー、2…凹部、3…突出部、5…導電性粘着
剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】貼着される電極の位置に合わせて導電性粘
    着剤が注入される凹部を有し、表面が離型性を有すると
    共に、外縁部に取り口用の突出部を設けたことを特徴と
    する導電性粘着剤用トレー。
JP10246289U 1989-08-31 1989-08-31 導電性粘着剤用トレー Expired - Lifetime JPH06129Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10246289U JPH06129Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 導電性粘着剤用トレー

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JP10246289U JPH06129Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 導電性粘着剤用トレー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0341456U JPH0341456U (ja) 1991-04-19
JPH06129Y2 true JPH06129Y2 (ja) 1994-01-05

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ID=31651358

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JP10246289U Expired - Lifetime JPH06129Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 導電性粘着剤用トレー

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JP4624585B2 (ja) * 2001-03-26 2011-02-02 インターライト株式会社 ルーバー羽体

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JPH0341456U (ja) 1991-04-19

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