JPH06129996A - 織布の検反装置 - Google Patents

織布の検反装置

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JPH06129996A
JPH06129996A JP27980892A JP27980892A JPH06129996A JP H06129996 A JPH06129996 A JP H06129996A JP 27980892 A JP27980892 A JP 27980892A JP 27980892 A JP27980892 A JP 27980892A JP H06129996 A JPH06129996 A JP H06129996A
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JP
Japan
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woven fabric
fabric
image pickup
inspection device
woven
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Withdrawn
Application number
JP27980892A
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English (en)
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Atsushi Karakama
厚志 唐鎌
Takeaki Nakajima
健明 中島
Hiroshi Ito
啓 伊藤
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検反の誤認識を減らす。 【構成】 検反位置より前で交流放電除電器15により
織布の静電気を除電し、付着物を空気吹出し装置17に
より除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織布の外観を検査する
織布の検反装置に関する。
【0002】
【従来の技術】織布の検査は一般的には織布の出荷直前
に行われる。この場合、検反台上で織布を搬送させなが
ら検査員が織布の外観を目視により検査する。人間によ
る目視の検査は、検査員によって良否の判定が異なる場
合があるので、最近は自動検反装置が開発されてきた。
【0003】自動検反装置の代表的な一例を図4に示
す。図4において、2本の中間ロール50,51により
織布1が矢印方向に走行する。照明54の反射光として
得られる織布の画像をラインセンサカメラ52により取
り込む。この織布の画像に基き、ラインセンサカメラ5
2に接続の第1の画像処理装置(不図示)により織布に
ついての粗検査が行われる。粗検査は欠陥の有無を判定
するだけであり、粗検査で欠陥ありと判定された場合
は、織布の搬送速度が低速に切り換えられ、再びITV
カメラ53によって照明55の反射光が撮像される。I
TVカメラ53により取得された画像により複数種の欠
陥内容を識別するための精密検査が第2の画像処理装置
において行われる。精密検査としては欠陥内容の識別を
行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人間の
目視検反では、検査精度において検査員の個人差やばら
つきが生じるという問題点がある。一方、自動検反装置
は検査精度が良すぎるために、織布の反射光の微妙な変
化についても影響を受け、欠陥有りと誤認識する場合が
生じる。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、検反装置の誤認識の発生を防止することの可能な検
反装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このように目的を達成す
るために、請求項1の発明は、搬送される織布を撮像装
置により撮像し、その撮像結果に基いて、前記織布の外
観検査を行なう織布の検反装置において、前記織布が前
記撮像装置の撮像位置を通過する前に、前記織布に帯び
た静電気を除電するための除電装置を具えたことを特徴
とする。
【0007】請求項2の発明は、搬送される織布を撮像
装置により撮像し、その撮像結果に基いて、前記織布の
外観検査を行なう織布の検反装置において、前記織布が
前記撮像装置の撮像位置を通過する前に、前記織布に空
気を吹き付ける空気吹き出し装置を具えたことを特徴と
する。
【0008】請求項3の発明は、搬送される織布を撮像
装置により撮像し、その撮像結果に基いて、前記織布の
外観検査を行なう織布の検反装置において、前記織布が
前記撮像装置の撮像位置を通過する前に、前記織布のし
わを延ばす機構を具えたことを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項3の発明に加え
て、前記撮像装置による撮像が行なわれるまで前記しわ
の再発生を防ぐ機構を具えたことを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、搬送される織布を撮像
装置により撮像し、その撮像結果に基いて、前記織布の
外観検査を行なう織布の検反装置において、前記織布が
前記撮像装置の撮像位置を通過する間、搬送方向のみへ
の織布の変動を許容する変動防止機構を具えたことを特
徴とする。
【0011】
【作用】請求項1〜請求項5の発明では、誤認識の発生
原因となる織布の静電気、付着物、しわ等の外的影響が
除去される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0013】図1は本発明実施例の検反装置の織布搬送
部の主要構成を示す。図1において検反装置の搬送部は
除電・付着物除去部10、シワ延ばし・ヒートセット部
20、変動防止部30および撮像系40を備えている。
【0014】除電・付着物除去部10は、金属製ロール
11,12,13、交流コロナ放電式除電器14,15
および空気吹き出し装置16,17で構成されている。
織布1はロール11,12,13に沿って搬送され、ま
ずロール11,12間で表面の除電を交流コロナ放電式
除電器14で行い、織布1に付いた付着物を空気吹き出
し装置16により空気圧で吹き飛ばす。続いてロール1
2,13間で織布の裏面の除電を交流コロナ放電式除電
器15で行い、付着物を空気吹き出し装置17により除
去する。
【0015】シワ延ばし・ヒートセット部20は、図2
のようなロールの中央部から右と左に方向が異なる螺旋
状の溝が入っており、このロールの回転に伴い織布を左
右に引き延ばすシワ延ばしロール21と図3のような円
筒状の金属ロール23の内部に長手方向に例えば長尺の
ハロゲン光源24を熱源とするヒートセットするための
ヒートロール22から構成され、シワ延ばしロール21
でシワを延ばし、ヒートロール22でシワが再び発生し
にくくなるようにヒートセットを行う。
【0016】織布1の搬送方向のみの変動を許容する変
動防止部30は、中間ロール31,32とロール間に設
置された変動防止板33から構成される。変動防止板3
3の位置は、2つの中間ロール31,32の表面に接す
る接線よりも撮像系40に近づくように設置し、織布1
を変動防止板33上に接触し沿わせて搬送する。
【0017】この変動防止板33上の織布1を照明4
2、ラインセンサカメラ41の組み合わせで、反射光を
撮像する。変動防止板33の材質は、樹脂、金属、木材
どれでもかまわないが、織布1と接する面の色は織布の
検査を容易にするため、白い織布には黒板を、黒い織布
には白板を用いるとよい。色物の織布の場合、画像のコ
ントラストがでやすくするため、ラインセンサカメラ4
1がカラー対応のときには変動防止板33の色は、織布
の補色を使うと良い。ラインセンサカメラ41が白黒対
応の場合、変動防止板33の色は白か黒の検査し易い方
を選ぶ。透過光を撮像する場合、変動防止板33はガラ
ス、透明樹脂、あるいは乳白な樹脂板で良い。変動防止
板33のエッジ部分は、織布1を傷つけないように面取
りしておくと良い。
【0018】なお、除電・付着物除去部10では表と裏
の両面に対して処理を施したが、表面だけでよい場合
は、裏面の処理は省けば良い。また、ロール13とシワ
延ばしロール21を共有する形にしてシワ延ばしロール
21だけにすることも可能である。同様にヒートロール
22と中間ロール31も共有にして、中間ロール31を
なくすことも考えられる。
【0019】以上説明した除電・付着物除去部10、交
流コロナ式放電式除電器14,15、空気吹き出し装
置、ヒートロール22の動作制御を個別のコントローラ
で実行してもよいし、1台のシーケンスコントローラ等
により集中制御してもよい。ただし、複数種の織布の外
観検査を行なう場合、上述の構成部の動作条件を織布の
種類毎に定め、この動作条件をシーケンスコントローラ
に記憶させておき、ユーザからの織布の種類についての
指示でシーケンスコントローラが上述の構成部の動作条
件を可変設定すると、より好適な撮像環境が得られる。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、誤認識の原因となるしわ、埃、糸屑等織布の付着物
が除去されるので、検反装置の欠陥検出性能が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の検反装置の模式断面図である。
【図2】シワを延ばすためのロールの一例を示す正面図
である。
【図3】ヒートロールの一例を示す斜視図である。
【図4】従来の自動検反装置の構造を示す模式断面図で
ある。
【符号の説明】
1 織布 10 除電・付着物除去部 11,12,13 金属ロール 14,15 交流コロナ放電式除電器 16,17 空気吹き出し装置 20 シワ延ばし・ヒートセット部 21 シワ延ばしロール 22 ヒートロール 30 変動防止部 31,32 中間ロール 33 変動防止板 40 撮像系 41 ラインセンサカメラ 42 照明

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される織布を撮像装置により撮像
    し、その撮像結果に基いて、前記織布の外観検査を行な
    う織布の検反装置において、前記織布が前記撮像装置の
    撮像位置を通過する前に、前記織布に帯びた静電気を除
    電するための除電装置を具えたことを特徴とする織布の
    検反装置。
  2. 【請求項2】 搬送される織布を撮像装置により撮像
    し、その撮像結果に基いて、前記織布の外観検査を行な
    う織布の検反装置において、前記織布が前記撮像装置の
    撮像位置を通過する前に、前記織布に空気を吹き付ける
    空気吹き出し装置を具えたことを特徴とする織布の検反
    装置。
  3. 【請求項3】 搬送される織布を撮像装置により撮像
    し、その撮像結果に基いて、前記織布の外観検査を行な
    う織布の検反装置において、前記織布が前記撮像装置の
    撮像位置を通過する前に、前記織布のしわを延ばす機構
    を具えたことを特徴とする織布の検反装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像装置による撮像が行なわれるま
    で前記しわの再発生を防ぐ機構を具えたことを特徴とす
    る請求項3に記載の織布の検反装置。
  5. 【請求項5】 搬送される織布を撮像装置により撮像
    し、その撮像結果に基いて、前記織布の外観検査を行な
    う織布の検反装置において、前記織布が前記撮像装置の
    撮像位置を通過する間、搬送方向のみへの織布の変動を
    許容する変動防止機構を具えたことを特徴とする織布の
    検反装置。
JP27980892A 1992-10-19 1992-10-19 織布の検反装置 Withdrawn JPH06129996A (ja)

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