JPH0612890U - 半導体製造装置の真空ポンプ固定構造 - Google Patents

半導体製造装置の真空ポンプ固定構造

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JPH0612890U
JPH0612890U JP5616792U JP5616792U JPH0612890U JP H0612890 U JPH0612890 U JP H0612890U JP 5616792 U JP5616792 U JP 5616792U JP 5616792 U JP5616792 U JP 5616792U JP H0612890 U JPH0612890 U JP H0612890U
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JP
Japan
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vacuum pump
flange
thrust bearing
holding piece
semiconductor manufacturing
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Application number
JP5616792U
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English (en)
Inventor
久雄 登坂
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 真空ポンプの取り付け作業を簡単とし、また
設置スペースを小さくする。 【構成】 挾持部材11の下挾持片16の上面にはスラ
ストベアリング17が設けられている。接続用管2に真
空ポンプ4を固定する場合には、上挾持片12とスラス
トベアリング17との間隔を両フランジ3、5の合計厚
さよりもある程度大きくした状態で、上挾持片12とス
ラストベアリング17との間に両フランジ3、5を位置
させると、真空ポンプ4を吊り上げた状態でスラストベ
アリング17の作用により水平方向に移動させることが
でき、このため接続用管2のフランジ3に対する真空ポ
ンプ4のフランジ5の位置合わせを容易に行なうことが
でき、したがって真空ポンプ4の取り付け作業を簡単と
することができる。また、接続用管2のフランジ3と装
置本体1との間に上挾持片12を挿入し得る程度の隙間
があればよく、したがって設置スペースを小さくするこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は半導体製造装置の真空ポンプ固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造装置には、装置本体(チャンバ)内を真空にしたり、装置本体内に 供給されたガスを排出したりするために、装置本体の下部に真空ポンプを接続し たものがある。このような半導体製造装置では、図2(A)に示すように、装置 本体1の下面に設けられた接続用管2のフランジ3に真空ポンプ4のフランジ5 をボルト6およびナット7を用いて固定している。この場合、フランジ3、5は 、図2(B)に示すように、複数のボルト挿通孔8、9が同一円周上に等間隔的 に設けられた構造となっている。そして、接続用管2のフランジ3に真空ポンプ 4のフランジ5を固定する場合には、フランジ3の下面にフランジ5の上面を重 ね合わせ、ボルト挿通孔8に対してボルト挿通孔9の位置合わせを行なった後、 ボルト6の軸部6aを下側からだと落下するので上側からボルト挿通孔8、9に 挿入し、ボルト挿通孔9から突出したボルト6の軸部6aにナット7を取り付け て締め付けている。一方、取り外す場合には、ナット7を緩めてボルト6の軸部 6aから取り外した後、ボルト6をボルト挿通孔8、9から引き抜いている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこのような半導体製造装置の真空ポンプ固定構造では、 ボルト挿通孔8に対してボルト挿通孔9の位置合わせを行なうとき、真空ポンプ 4が比較的重いので、位置合わせが非常に面倒であり、ひいては真空ポンプ4の 取り付け作業が非常に面倒であるという問題があった。また、フランジ3の上方 に装置本体1があるので、ボルト6の軸部6aをボルト挿通孔8、9に入れたり 出したりするために、フランジ3と装置本体1との間にボルト6の長さ以上の隙 間を設ける必要があり、したがって設置スペースが大きくなるばかりでなく、狭 い空間に設置する場合には設計上の制約を受けるという問題があった。 この考案の目的は、真空ポンプの取り付け作業を簡単とすることができ、また 設置スペースを小さくすることのできる半導体製造装置の真空ポンプ固定構造を 提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、半導体製造装置本体に設けられた接続用管のフランジに真空ポン プのフランジを固定した半導体製造装置において、上挾持片と、上面にスラスト ベアリングが設けられた下挾持片と、前記両挾持片間の間隔を調整する間隔調整 機構とを備えた複数の挾持部材を用い、前記両フランジの複数箇所を前記挾持部 材の上挾持片とスラストベアリングとによって挾持したものである。
【0005】
【作用】
この考案によれば、挾持部材の下挾持片の上面にスラストベアリングを設けて いるので、接続用管のフランジに真空ポンプのフランジを固定する場合には、上 挾持片とスラストベアリングとの間隔を両フランジの合計厚さよりもある程度大 きくした状態で、上挾持片とスラストベアリングとの間に両フランジを位置させ ると、真空ポンプを吊り上げた状態でスラストベアリングの作用により水平方向 に移動させることができ、このため接続用管のフランジに対する真空ポンプのフ ランジの位置合わせを容易に行なうことができ、したがって真空ポンプの取り付 け作業を簡単とすることができる。また、接続用管のフランジと装置本体1との 間に上挾持片を挿入し得る程度の隙間があればよく、したがって設置スペースを 小さくすることができる。
【0006】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例における半導体製造装置の真空ポンプ固定構造の要 部を示したものである。この図において、図2(A)と同一名称部分には同一の 符号を付し、その説明を適宜省略する。この真空ポンプ固定構造では、従来のボ ルトおよびナットの代わりに、複数の挾持部材11を用いている。挾持部材11 は、上部を上挾持片12とされたほぼコ字状の挾持部材本体13と、挾持部材本 体13の下部に螺挿されたボルト(間隔調整機構)14と、ボルト14の下部に 設けられたハンドル15と、ボルト14の上部に設けられた下挾持片16と、下 挾持片16の上面に設けられたスラストベアリング17とを備えた構造となって いる。
【0007】 次に、この真空ポンプ固定構造において、接続用管2のフランジ3に真空ポン プ4のフランジ5を固定する場合について説明する。この場合には、まず、ハン ドル15と共にボルト14を回して、上挾持片12とスラストベアリング17と の間隔を両フランジ3、5の合計厚さよりもある程度大きくする。そして、二人 の場合には一人が真空ポンプ4を持って、一人の場合には台等の上に真空ポンプ 4を置いて、複数の挾持部材11を両フランジ3、5の周囲に等間隔的に配置す ると共に、上挾持片12とスラストベアリング17との間に両フランジ3、5を 位置させると、図1に示すような状態となる。この状態では、真空ポンプ4のフ ランジ5がスラストベアリング17の上に載置されているので、真空ポンプ4を 吊り上げた状態でスラストベアリング17の作用により水平方向に移動させるこ とができ、このため接続用管2のフランジ3に対する真空ポンプ4のフランジ5 の位置合わせを容易に行なうことができる。この位置合わせは、両フランジ3、 5のボルト挿通孔8、9を合わせるようにしてもよく、また両フランジ3、5の 外周面を合わせるようにしてもよい。次に、ハンドル15を回してボルト14を 締め付け、フランジ3の下面にフランジ5の上面を圧接させると、接続用管2の フランジ3に真空ポンプ4のフランジ5が固定される。一方、取り外す場合には 、ハンドル15を回してボルト14を緩めると、接続用管2のフランジ3から真 空ポンプ4のフランジ5を取り外すことができる。
【0008】 このように、この半導体製造装置の真空ポンプ固定構造では、真空ポンプ4を 吊り上げた状態でスラストベアリング17の作用により水平方向に移動させるこ とにより、接続用管2のフランジ3に対する真空ポンプ4のフランジ5の位置合 わせを容易に行なうことができるので、真空ポンプ4の取り付け作業を簡単とす ることができる。また、接続用管2のフランジ3と装置本体1との間に上挾持片 12を挿入し得る程度の隙間があればよく、したがって設置スペースを小さくす ることができ、狭い空間に設置する場合も設計上の制約をあまり受けないように することができる。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、真空ポンプを吊り上げた状態でスラ ストベアリングの作用により水平方向に移動させることにより、接続用管のフラ ンジに対する真空ポンプのフランジの位置合わせを容易に行なうことができるの で、真空ポンプの取り付け作業を簡単とすることができ、また接続用管のフラン ジと装置本体との間に上挾持片を挿入し得る程度の隙間があればよく、したがっ て設置スペースを小さくすることができ、狭い空間に設置する場合も設計上の制 約をあまり受けないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例における半導体製造装置の
真空ポンプ固定構造の要部の正面図。
【図2】(A)は従来の半導体製造装置の真空ポンプ固
定構造の一部の正面図、(B)はそのフランジの平面
図。
【符号の説明】
1 装置本体 2 接続用管 3 フランジ 4 真空ポンプ 5 フランジ 11 挾持部材 12 上挾持片 14 ボルト(間隔調整機構) 16 下挾持片 17 スラストベアリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造装置本体に設けられた接続用
    管のフランジに真空ポンプのフランジを固定した半導体
    製造装置において、 上挾持片と、上面にスラストベアリングが設けられた下
    挾持片と、前記両挾持片間の間隔を調整する間隔調整機
    構とを備えた複数の挾持部材を用い、 前記両フランジの複数箇所を前記挾持部材の上挾持片と
    スラストベアリングとによって挾持したことを特徴とす
    る半導体製造装置の真空ポンプ固定構造。
JP5616792U 1992-07-20 1992-07-20 半導体製造装置の真空ポンプ固定構造 Pending JPH0612890U (ja)

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JP5616792U JPH0612890U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 半導体製造装置の真空ポンプ固定構造

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JP5616792U JPH0612890U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 半導体製造装置の真空ポンプ固定構造

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JPH0612890U true JPH0612890U (ja) 1994-02-18

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ID=13019544

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JP5616792U Pending JPH0612890U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 半導体製造装置の真空ポンプ固定構造

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JP (1) JPH0612890U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016095025A (ja) * 2014-11-10 2016-05-26 三菱重工業株式会社 接続装置、接続用フランジ、接続用ピンならびに接続方法

Cited By (1)

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