JPH06127322A - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents
助手席用エアバッグ装置Info
- Publication number
- JPH06127322A JPH06127322A JP4278486A JP27848692A JPH06127322A JP H06127322 A JPH06127322 A JP H06127322A JP 4278486 A JP4278486 A JP 4278486A JP 27848692 A JP27848692 A JP 27848692A JP H06127322 A JPH06127322 A JP H06127322A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- airbag
- back plate
- lid
- surface portion
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
- B60R21/2171—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters
-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
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- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
- B60R21/30—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow with means to draw ambient air into the flow line and mix such air with the inflation fluid
-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60R21/04—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings
- B60R21/045—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings associated with the instrument panel or dashboard
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンテナの側面部をコンテナの背面部にしっ
かりと支持させておくことが可能な助手席用エアバッグ
装置を提供することを目的とする。 【構成】 コンテナ５２の側面部５２Ｓの後縁部にＬ字
形状の爪部８８が設けられている。この爪部８８の先端
８８ａは、第１のバックプレート７８ａの側面部に設け
られた開口９０に挿入され、これによって爪部８８がバ
ックプレート７８ａに掛止されている。 【効果】 側面部をバックプレートに対ししっかりとつ
なぎ留めておくことができる。側面部の必要強度の低減
を図ることができる。側面部を軽量化し、コンテナの軽
量化を図ることができる。
かりと支持させておくことが可能な助手席用エアバッグ
装置を提供することを目的とする。 【構成】 コンテナ５２の側面部５２Ｓの後縁部にＬ字
形状の爪部８８が設けられている。この爪部８８の先端
８８ａは、第１のバックプレート７８ａの側面部に設け
られた開口９０に挿入され、これによって爪部８８がバ
ックプレート７８ａに掛止されている。 【効果】 側面部をバックプレートに対ししっかりとつ
なぎ留めておくことができる。側面部の必要強度の低減
を図ることができる。側面部を軽量化し、コンテナの軽
量化を図ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両のインストルメント
パネルに設けられ、車両衝突時にエアバッグを展開させ
て助手席の乗員の保護を行なうための助手席用エアバッ
グ装置に関する。
パネルに設けられ、車両衝突時にエアバッグを展開させ
て助手席の乗員の保護を行なうための助手席用エアバッ
グ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の助手席用エアバッグ装置におい
ては、容器形状のコンテナに折り畳まれたエアバッグと
インフレータが取り付けられ、さらにエアバッグを被う
ようにリッドが取り付けられている。車両衝突時にはイ
ンフレータが作動してエアバッグが展開する。この展開
するエアバッグに押されてリッドが室内側に開き出し、
エアバッグが室内に向かって大きく展開し、乗員の保護
がなされる。
ては、容器形状のコンテナに折り畳まれたエアバッグと
インフレータが取り付けられ、さらにエアバッグを被う
ようにリッドが取り付けられている。車両衝突時にはイ
ンフレータが作動してエアバッグが展開する。この展開
するエアバッグに押されてリッドが室内側に開き出し、
エアバッグが室内に向かって大きく展開し、乗員の保護
がなされる。
【０００３】第５図ないし第７図は従来のエアバッグ装
置を示すものであり、第５図はエアバッグ展開前の全体
構成を示す概略的な斜視図、第６図は側面図、第７図は
分解斜視図である。
置を示すものであり、第５図はエアバッグ展開前の全体
構成を示す概略的な斜視図、第６図は側面図、第７図は
分解斜視図である。
【０００４】このエアバッグ装置１０は、前面が開放口
となっている箱状のコンテナ１２の前面にリッド１４が
取り付けられている。該コンテナ１２にインフレータ１
６が固着されている。コンテナ１２内にエアバッグ１８
が折り畳まれた状態で挿入され、ボルト１９で固定され
ている。
となっている箱状のコンテナ１２の前面にリッド１４が
取り付けられている。該コンテナ１２にインフレータ１
６が固着されている。コンテナ１２内にエアバッグ１８
が折り畳まれた状態で挿入され、ボルト１９で固定され
ている。
【０００５】前記コンテナ１２の上面壁と下面壁にはそ
れぞれ吸気孔２０が多数穿設されている。インフレータ
１６が作動してガスがコンテナ１２内に噴出し、エアバ
ッグ１８を展開させた時に、大気がこの吸気孔２０を通
過してコンテナ１２内に流入し、エアバッグ１８を急速
に展開させ得るよう構成している。
れぞれ吸気孔２０が多数穿設されている。インフレータ
１６が作動してガスがコンテナ１２内に噴出し、エアバ
ッグ１８を展開させた時に、大気がこの吸気孔２０を通
過してコンテナ１２内に流入し、エアバッグ１８を急速
に展開させ得るよう構成している。
【０００６】前記リッド１４は、アルミニウム合金など
よりなるバックアッププレート２２と、このプレート２
２の前面に設けられた軟質カバー２４とを備えている。
プレート２２の上縁部はコンテナ１２の上方へ張出した
リッド取付部２６となっている。
よりなるバックアッププレート２２と、このプレート２
２の前面に設けられた軟質カバー２４とを備えている。
プレート２２の上縁部はコンテナ１２の上方へ張出した
リッド取付部２６となっている。
【０００７】コンテナ１２の上面にはリッドマウントブ
ラケット２８がスポット溶接などにより固着されてい
る。このリッドマウントブラケット２８は、コンテナ１
２の上面部に沿って延在しており、多数のボルト孔３０
が穿設されている。上記リッド取付部２６にも多数のボ
ルト孔３２が穿設され、該リッド取付部２６がリッドマ
ウントブラケット２８にボルト３４及びナットにより固
定されている。
ラケット２８がスポット溶接などにより固着されてい
る。このリッドマウントブラケット２８は、コンテナ１
２の上面部に沿って延在しており、多数のボルト孔３０
が穿設されている。上記リッド取付部２６にも多数のボ
ルト孔３２が穿設され、該リッド取付部２６がリッドマ
ウントブラケット２８にボルト３４及びナットにより固
定されている。
【０００８】なお、第７図の如く、コンテナ１２の後背
面は第１及び第２のバックプレート３８ａ、３８ｂにて
構成されている。これらバックプレート３８ａ、３８ｂ
は、インフレータ１６を受け入れるために凹曲してい
る。また、この第１のバックプレート３８ａには、イン
フレータ１６の噴出ガスをコンテナ１２内に導入するた
めのスリット３６が開口されている。第１及び第２のバ
ックプレート３８ａ、３８ｂは、ボルト４０によりコン
テナ１２の折返片１２ａ、１２ｂに固定されている。４
２はボルト４０を通すために折返片１２ａ、１２ｂに設
けられた開口である。
面は第１及び第２のバックプレート３８ａ、３８ｂにて
構成されている。これらバックプレート３８ａ、３８ｂ
は、インフレータ１６を受け入れるために凹曲してい
る。また、この第１のバックプレート３８ａには、イン
フレータ１６の噴出ガスをコンテナ１２内に導入するた
めのスリット３６が開口されている。第１及び第２のバ
ックプレート３８ａ、３８ｂは、ボルト４０によりコン
テナ１２の折返片１２ａ、１２ｂに固定されている。４
２はボルト４０を通すために折返片１２ａ、１２ｂに設
けられた開口である。
【０００９】インフレータ１６が作動してコンテナ１２
内にガスが噴出し、エアバッグ１８が膨張し始めると、
第６図の矢印１４Ｂの如く上方に回り込むようにリッド
１４が開放する。
内にガスが噴出し、エアバッグ１８が膨張し始めると、
第６図の矢印１４Ｂの如く上方に回り込むようにリッド
１４が開放する。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】エアバッグ１８が展開
しつつあるときには、このエアバッグ１８はコンテナ１
２に対し、該コンテナ１２を前方へ引張る方向にきわめ
て大きな応力を加える。従って、コンテナ１２は、この
応力に十分に耐えるように高強度となるように肉厚に構
成されており、その分だけコンテナの重量が大きくなっ
ていた。
しつつあるときには、このエアバッグ１８はコンテナ１
２に対し、該コンテナ１２を前方へ引張る方向にきわめ
て大きな応力を加える。従って、コンテナ１２は、この
応力に十分に耐えるように高強度となるように肉厚に構
成されており、その分だけコンテナの重量が大きくなっ
ていた。
【００１１】ことに、コンテナ１２のうち側面部１２Ｓ
に対し展開しつつあるエアバッグ１８から加えられる応
力は、コンテナ１２の上面及び底面によって対抗される
ため、この側面部１２Ｓの肉厚を十分に大きくして高強
度にする必要があった。
に対し展開しつつあるエアバッグ１８から加えられる応
力は、コンテナ１２の上面及び底面によって対抗される
ため、この側面部１２Ｓの肉厚を十分に大きくして高強
度にする必要があった。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の助手席用エアバ
ッグ装置は、前面が開放した箱形のコンテナと、折り畳
まれて該コンテナ内に収納されたエアバッグと、該コン
テナに取り付けられたインフレータと、前記コンテナの
前面を被っているリッドと、を備えてなる助手席用エア
バッグ装置において、前記コンテナの背面部は、該コン
テナのその他の部分と別体のバックプレートよりなり、
該コンテナの側面部には、該バックプレートの側縁に回
り込む爪部が設けられており、該バックプレートの該側
縁に開口が設けられ、該開口に対し前記爪部が掛止され
ていることを特徴とするものである。
ッグ装置は、前面が開放した箱形のコンテナと、折り畳
まれて該コンテナ内に収納されたエアバッグと、該コン
テナに取り付けられたインフレータと、前記コンテナの
前面を被っているリッドと、を備えてなる助手席用エア
バッグ装置において、前記コンテナの背面部は、該コン
テナのその他の部分と別体のバックプレートよりなり、
該コンテナの側面部には、該バックプレートの側縁に回
り込む爪部が設けられており、該バックプレートの該側
縁に開口が設けられ、該開口に対し前記爪部が掛止され
ていることを特徴とするものである。
【００１３】
【作用】本発明の助手席用エアバッグ装置においては、
コンテナの側面部の後縁をバックプレートに掛止してい
るため、コンテナの側面部に対し展開しつつあるエアバ
ッグから加えられる応力が強力に対抗される。従って、
側面部の必要強度を低減でき、側面部の重量を減じてコ
ンテナの軽量化を図ることができる。
コンテナの側面部の後縁をバックプレートに掛止してい
るため、コンテナの側面部に対し展開しつつあるエアバ
ッグから加えられる応力が強力に対抗される。従って、
側面部の必要強度を低減でき、側面部の重量を減じてコ
ンテナの軽量化を図ることができる。
【００１４】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。
る。
【００１５】第１図ないし第４図は実施例に係るエアバ
ッグ装置を示すものであり、第１図はエアバッグ展開前
の全体構成を示す概略的な斜視図、第２図は側面図、第
３図は分解斜視図、第４図は第２図の４−４線に沿う断
面図である。
ッグ装置を示すものであり、第１図はエアバッグ展開前
の全体構成を示す概略的な斜視図、第２図は側面図、第
３図は分解斜視図、第４図は第２図の４−４線に沿う断
面図である。
【００１６】このエアバッグ装置５０は、前面が開放口
となっている箱状のコンテナ５２の前面にリッド５４が
取り付けられている。該コンテナ５２にインフレータ５
６が固着されている。コンテナ５２内にエアバッグ５８
が折り畳まれた状態で挿入され、ボルト５９で固定され
ている。
となっている箱状のコンテナ５２の前面にリッド５４が
取り付けられている。該コンテナ５２にインフレータ５
６が固着されている。コンテナ５２内にエアバッグ５８
が折り畳まれた状態で挿入され、ボルト５９で固定され
ている。
【００１７】前記コンテナ５２の上面部、側面部及び下
面部にはそれぞれ吸気孔６０が多数穿設されている。イ
ンフレータ５６が作動してガスがコンテナ５２内に噴出
し、エアバッグ５８を展開させた時に、大気がこの吸気
孔６０を通過してコンテナ５２内に流入し、エアバッグ
５８を急速に展開させる。
面部にはそれぞれ吸気孔６０が多数穿設されている。イ
ンフレータ５６が作動してガスがコンテナ５２内に噴出
し、エアバッグ５８を展開させた時に、大気がこの吸気
孔６０を通過してコンテナ５２内に流入し、エアバッグ
５８を急速に展開させる。
【００１８】前記リッド５４は、アルミニウム合金など
よりなるバックアッププレート６２と、このプレート６
２の前面に設けられた軟質カバー６４とを備えている。
プレート６２の上縁部はコンテナ５２の上方へ張出した
リッド取付部６６となっている。
よりなるバックアッププレート６２と、このプレート６
２の前面に設けられた軟質カバー６４とを備えている。
プレート６２の上縁部はコンテナ５２の上方へ張出した
リッド取付部６６となっている。
【００１９】コンテナ５２の上面にはリッドマウントブ
ラケット６８がスポット溶接などにより固着されてい
る。このリッドマウントブラケット６８は、コンテナ５
２の上面部に沿って延在しており、多数のボルト孔７０
が穿設されている。上記リッド取付部６６にも多数のボ
ルト孔７２が穿設され、該リッド取付部６６がリッドマ
ウントブラケット６８にボルト７４及びナットにより固
定されている。
ラケット６８がスポット溶接などにより固着されてい
る。このリッドマウントブラケット６８は、コンテナ５
２の上面部に沿って延在しており、多数のボルト孔７０
が穿設されている。上記リッド取付部６６にも多数のボ
ルト孔７２が穿設され、該リッド取付部６６がリッドマ
ウントブラケット６８にボルト７４及びナットにより固
定されている。
【００２０】第３、４図の如く、コンテナ５２の後背面
は第１及び第２のバックプレート７８ａ、７８ｂにて構
成されている。これらバックプレート７８ａ、７８ｂイ
ンフレータ５６を受け入れるために凹曲している。ま
た、この第１のバックプレート７８ａには、インフレー
タ５６の噴出ガスをコンテナ５２内に導入するためのス
リット７６が開口されている。第１及び第２のバックプ
レート７８ａ、７８ｂは、ボルト８０によりコンテナ５
２の折返片５２ａ、５２ｂに固定されている。ボルト８
０は、第１のバックプレート７８ａに立設されており、
折返片５２ａ、５２ｂ及び第２のバックプレート７８ｂ
のボルト挿通孔に挿通されている。
は第１及び第２のバックプレート７８ａ、７８ｂにて構
成されている。これらバックプレート７８ａ、７８ｂイ
ンフレータ５６を受け入れるために凹曲している。ま
た、この第１のバックプレート７８ａには、インフレー
タ５６の噴出ガスをコンテナ５２内に導入するためのス
リット７６が開口されている。第１及び第２のバックプ
レート７８ａ、７８ｂは、ボルト８０によりコンテナ５
２の折返片５２ａ、５２ｂに固定されている。ボルト８
０は、第１のバックプレート７８ａに立設されており、
折返片５２ａ、５２ｂ及び第２のバックプレート７８ｂ
のボルト挿通孔に挿通されている。
【００２１】このコンテナ５２のうち、底面部と、双方
の側面部５２Ｓと、折返片５２ａとが一枚の金属板を打
ち抜き、次いで折曲することにより略Ｕ形状に形成され
ている。上面部は、一枚の金属板を打ち抜き、次いで折
曲することにより折返片５２ｂと一体に形成したもので
ある。この上面部は、側辺部の耳部８４、８６が側面部
５２Ｓにスポット溶接により固定されている。
の側面部５２Ｓと、折返片５２ａとが一枚の金属板を打
ち抜き、次いで折曲することにより略Ｕ形状に形成され
ている。上面部は、一枚の金属板を打ち抜き、次いで折
曲することにより折返片５２ｂと一体に形成したもので
ある。この上面部は、側辺部の耳部８４、８６が側面部
５２Ｓにスポット溶接により固定されている。
【００２２】このコンテナ５２の側面部５２Ｓの後縁部
にＬ字形状の爪部８８が設けられている。この爪部８８
の先端８８ａは、第１のバックプレート７８ａの側面部
に設けられた開口９０に挿入され、これによって爪部８
８がバックプレート７８ａに掛止されている。
にＬ字形状の爪部８８が設けられている。この爪部８８
の先端８８ａは、第１のバックプレート７８ａの側面部
に設けられた開口９０に挿入され、これによって爪部８
８がバックプレート７８ａに掛止されている。
【００２３】９２はリッド５４の下端側とコンテナ５２
との連結部材である。この連結部材９２は、リッド５４
が開放するときには断裂し、リッド５４の下端側の開き
出しを許容する。
との連結部材である。この連結部材９２は、リッド５４
が開放するときには断裂し、リッド５４の下端側の開き
出しを許容する。
【００２４】このように構成された助手席用エアバッグ
装置においては、コンテナ５２の側面部５２Ｓを第１の
バックプレート７８ａに掛止させているため、コンテナ
５２の側面部５２Ｓに対し展開しつつあるエアバッグか
ら大きな応力が加えられても、側面部５２Ｓをしっかり
とバックプレート７８ａにつなぎ留めておくことができ
る。そのため、側面部５２Ｓに必要とされる強度が小さ
くて済み、側面部５２Ｓの軽量化を図ることができる。
本実施例では、側面部５２Ｓに吸気孔６０を設けること
により、側面部５２Ｓの軽量化を図ると共に、エアバッ
グ５８の展開時の吸気孔通過量を多くしてエアバッグ５
８の展開速度を大きくしている。
装置においては、コンテナ５２の側面部５２Ｓを第１の
バックプレート７８ａに掛止させているため、コンテナ
５２の側面部５２Ｓに対し展開しつつあるエアバッグか
ら大きな応力が加えられても、側面部５２Ｓをしっかり
とバックプレート７８ａにつなぎ留めておくことができ
る。そのため、側面部５２Ｓに必要とされる強度が小さ
くて済み、側面部５２Ｓの軽量化を図ることができる。
本実施例では、側面部５２Ｓに吸気孔６０を設けること
により、側面部５２Ｓの軽量化を図ると共に、エアバッ
グ５８の展開時の吸気孔通過量を多くしてエアバッグ５
８の展開速度を大きくしている。
【００２５】なお、爪部８８は開口９０に対しコンテナ
の後方から係合されているため、側面部５２Ｓに対し著
しく大きな衝撃がコンテナ前方から加えられた場合、側
面部５２Ｓはコンテナ５２の後方へ移動できる。このた
め、この大きな衝撃の緩衝を図ることができる。
の後方から係合されているため、側面部５２Ｓに対し著
しく大きな衝撃がコンテナ前方から加えられた場合、側
面部５２Ｓはコンテナ５２の後方へ移動できる。このた
め、この大きな衝撃の緩衝を図ることができる。
【００２６】上記実施例では第１のバックプレート７８
ａに爪部８８を掛止させているが、本発明では第２のバ
ックプレート７８ｂに爪部８８を掛止させても良い。
ａに爪部８８を掛止させているが、本発明では第２のバ
ックプレート７８ｂに爪部８８を掛止させても良い。
【００２７】
【発明の効果】以上の通り、本発明の助手席用エアバッ
グ装置においては、コンテナの側面部の後縁をコンテナ
の背面部に掛止させており、側面部をバックプレートに
対ししっかりとつなぎ留めておくことができる。従っ
て、側面部の必要強度の低減を図ることができる。ま
た、このため、側面部を軽量化し、コンテナの軽量化を
図ることができる。さらに、側面部に吸気孔を設け、エ
アバッグの展開速度を大きくすることもできる。
グ装置においては、コンテナの側面部の後縁をコンテナ
の背面部に掛止させており、側面部をバックプレートに
対ししっかりとつなぎ留めておくことができる。従っ
て、側面部の必要強度の低減を図ることができる。ま
た、このため、側面部を軽量化し、コンテナの軽量化を
図ることができる。さらに、側面部に吸気孔を設け、エ
アバッグの展開速度を大きくすることもできる。
【００２８】本発明においては、助手席用エアバッグ装
置に対しリッド前方から大きな衝撃が加えられたときに
は、コンテナの側面部がコンテナの後方へ退動すること
が可能である。従って、著しく大きな衝撃が助手席用エ
アバッグ装置に対しリッド前方から加えられたときの緩
衝を図ることもできる。
置に対しリッド前方から大きな衝撃が加えられたときに
は、コンテナの側面部がコンテナの後方へ退動すること
が可能である。従って、著しく大きな衝撃が助手席用エ
アバッグ装置に対しリッド前方から加えられたときの緩
衝を図ることもできる。
【図１】実施例に係る助手席用エアバッグ装置の斜視図
である。
である。
【図２】実施例に係る助手席用エアバッグ装置の側面図
である。
である。
【図３】実施例装置の分解斜視図である。
【図４】図２の４−４線に沿う断面図である。
【図５】従来例に係る助手席用エアバッグ装置の斜視図
である。
である。
【図６】従来例に係る助手席用エアバッグ装置の側面図
である。
である。
【図７】従来例に係る助手席用エアバッグ装置の分解斜
視図である。
視図である。
１０，５０ 助手席用エアバッグ装置 １２，５２ コンテナ １２Ｓ，５２Ｓ 側面部 １４，５４ リッド １６，５６ インフレータ １８，５８ エアバッグ ７８ａ 第１のバックプレート ８８ 爪部 ９０ 開口
Claims (1)
- 【請求項１】 前面が開放した箱形のコンテナと、 折り畳まれて該コンテナ内に収納されたエアバッグと、 該コンテナに取り付けられたインフレータと、 前記コンテナの前面を被っているリッドと、を備えてな
る助手席用エアバッグ装置において、 前記コンテナの背面部は、該コンテナのその他の部分と
別体のバックプレートよりなり、 該コンテナの側面部には、該バックプレートの側縁に回
り込む爪部が設けられており、 該バックプレートの該側縁に開口が設けられ、該開口に
対し前記爪部が掛止されていることを特徴とする助手席
用エアバッグ装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278486A JPH06127322A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 助手席用エアバッグ装置 |
| GB9320427A GB2271533A (en) | 1992-10-16 | 1993-10-04 | Vehicle air bag container construction |
| DE4335084A DE4335084A1 (de) | 1992-10-16 | 1993-10-14 | Airbagvorrichtung für einen Fahrzeugfahrgast |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278486A JPH06127322A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 助手席用エアバッグ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06127322A true JPH06127322A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17598001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4278486A Pending JPH06127322A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 助手席用エアバッグ装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06127322A (ja) |
| DE (1) | DE4335084A1 (ja) |
| GB (1) | GB2271533A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002178868A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-26 | Takata Corp | エアバック装置 |
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Families Citing this family (1)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US5074584A (en) * | 1990-06-20 | 1991-12-24 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Air bag fastener |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002178868A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-26 | Takata Corp | エアバック装置 |
| JP4653885B2 (ja) * | 2000-12-11 | 2011-03-16 | タカタ株式会社 | エアバック装置 |
| CN107031556A (zh) * | 2016-02-02 | 2017-08-11 | 奥托立夫开发公司 | 气囊壳体和安全气囊组件 |
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