JP2658604B2 - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
- Publication number
- JP2658604B2 JP2658604B2 JP3046830A JP4683091A JP2658604B2 JP 2658604 B2 JP2658604 B2 JP 2658604B2 JP 3046830 A JP3046830 A JP 3046830A JP 4683091 A JP4683091 A JP 4683091A JP 2658604 B2 JP2658604 B2 JP 2658604B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- door
- airbag door
- deployed
- airbag device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
- B60R21/216—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member comprising tether means for limitation of cover motion during deployment
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両のインパネ、ドアト
リム等に設けられるエアバッグ装置に関する。
リム等に設けられるエアバッグ装置に関する。
【０００２】
【従来技術】近年、車両緊急時に乗員を保護する装置と
してエアバッグ装置が提案されている。
してエアバッグ装置が提案されている。
【０００３】このエアバッグ装置は車両急減速時にエア
バッグ袋体にガスが充満することによりエアバッグ袋体
が膨張して乗員の前方、又は側方に進出して乗員を保護
するものである。
バッグ袋体にガスが充満することによりエアバッグ袋体
が膨張して乗員の前方、又は側方に進出して乗員を保護
するものである。
【０００４】例えば、インストルメントパネル（以下、
インパネという）に取付けるエアバッグ装置としては、
実開平２−１４９３４６号公報にその一例が開示されて
いる。図５に示される如く、このエアバッグ装置におい
ては、エアバッグ袋体及びこのエアバッグ袋体を収納す
るケース等を有するエアバッグユニツトの車室内側部
に、インパネの一部を構成するエアバッグドア８０が設
けられている。このエアバッグドア８０の上部８２に
は、第２部分８２Ｂをヒンジ部８４を中心として反時計
方向（図５の矢印Ａ方向）に回動させ、第１部分８２Ａ
と当接させるための板ばね８６が設けられている。ま
た、エアバッグドア８０の下部８８には、第２部分８８
Ｂをヒンジ部９０を中心として時計方向（図５の矢印Ｂ
方向）に回動させ、第１部分８８Ａと当接させる板ばね
９２が設けられている。このため、エアバッグ袋体展開
時にエアバッグドア８０は、エアバッグ袋体の膨張時の
押圧力で薄肉部８１が破断され、次いで板ばね８６、９
２によって、上部８２と下部８８とが夫々二つ折りとさ
れて、上部８２と下部８８の車室内側への突出量が夫々
小さくなるようになっている。
インパネという）に取付けるエアバッグ装置としては、
実開平２−１４９３４６号公報にその一例が開示されて
いる。図５に示される如く、このエアバッグ装置におい
ては、エアバッグ袋体及びこのエアバッグ袋体を収納す
るケース等を有するエアバッグユニツトの車室内側部
に、インパネの一部を構成するエアバッグドア８０が設
けられている。このエアバッグドア８０の上部８２に
は、第２部分８２Ｂをヒンジ部８４を中心として反時計
方向（図５の矢印Ａ方向）に回動させ、第１部分８２Ａ
と当接させるための板ばね８６が設けられている。ま
た、エアバッグドア８０の下部８８には、第２部分８８
Ｂをヒンジ部９０を中心として時計方向（図５の矢印Ｂ
方向）に回動させ、第１部分８８Ａと当接させる板ばね
９２が設けられている。このため、エアバッグ袋体展開
時にエアバッグドア８０は、エアバッグ袋体の膨張時の
押圧力で薄肉部８１が破断され、次いで板ばね８６、９
２によって、上部８２と下部８８とが夫々二つ折りとさ
れて、上部８２と下部８８の車室内側への突出量が夫々
小さくなるようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このエ
アバッグドア装置においては、エアバッグドア８０の上
部８２と下部８８とを夫々、板ばね８６、９２によって
二つ折りにする構造となっている。従って、エアバッグ
袋体展開時にエアバッグドア８０の上部８２と下部８８
とを夫々確実に二つ折りとするためには、板ばね８６、
９２の付勢力を大きくする必要がある。このため、板ば
ね８６、９２が大型化してエアバッグユニツトの収納場
所が狭くなるという不具合がある。また板ばね８６、９
２の付勢力を大きくし過ぎると、エアバッグ袋体が展開
しない場合にも板ばね８６、９２の付勢力によって、エ
アバッグドア８０が二つ折りになるという不具合があ
る。
アバッグドア装置においては、エアバッグドア８０の上
部８２と下部８８とを夫々、板ばね８６、９２によって
二つ折りにする構造となっている。従って、エアバッグ
袋体展開時にエアバッグドア８０の上部８２と下部８８
とを夫々確実に二つ折りとするためには、板ばね８６、
９２の付勢力を大きくする必要がある。このため、板ば
ね８６、９２が大型化してエアバッグユニツトの収納場
所が狭くなるという不具合がある。また板ばね８６、９
２の付勢力を大きくし過ぎると、エアバッグ袋体が展開
しない場合にも板ばね８６、９２の付勢力によって、エ
アバッグドア８０が二つ折りになるという不具合があ
る。
【０００６】本発明は上記事実を考慮し、エアバッグド
アを折曲されるための付勢手段を設けることなく、エア
バッグ袋体展開時にエアバッグドアを確実に折曲するこ
とができるエアバッグ装置を得ることが目的である。
アを折曲されるための付勢手段を設けることなく、エア
バッグ袋体展開時にエアバッグドアを確実に折曲するこ
とができるエアバッグ装置を得ることが目的である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、エアバッグ袋
体膨張時に車室内側側部と乗員との間へ展開すると共に
薄肉部を境にして一部が折曲し車室内側への突出量を小
さくする構造とされたエアバッグドアを備えたエアバッ
グ装置であって、前記エアバッグドアに設けられ前記エ
アバッグドア展開時に前記エアバッグドアの展開を規制
しエアバッグ袋体の膨張時の押圧力によって前記エアバ
ッグドアを下側部が略水平で上側部が略垂直に立設する
ように折曲させるための折曲手段を、有することを特徴
としている。
体膨張時に車室内側側部と乗員との間へ展開すると共に
薄肉部を境にして一部が折曲し車室内側への突出量を小
さくする構造とされたエアバッグドアを備えたエアバッ
グ装置であって、前記エアバッグドアに設けられ前記エ
アバッグドア展開時に前記エアバッグドアの展開を規制
しエアバッグ袋体の膨張時の押圧力によって前記エアバ
ッグドアを下側部が略水平で上側部が略垂直に立設する
ように折曲させるための折曲手段を、有することを特徴
としている。
【０００８】
【作用】請求項１に記載の発明によれば、エアバッグ袋
体展開時に、エアバッグドアはエアバッグ袋体の押圧力
によって、車室内側へ展開すると共に、折曲手段によっ
て、その展開が規制される。これによりエアバッグドア
は薄肉部を境にして、下側部が略水平で上側部が略垂直
に立設するように折曲される。このため、エアバッグド
アを折曲されるための付勢手段を設けることなく、エア
バッグ袋体展開時に、その展開力の一部を利用して、エ
アバッグドアを確実に折曲させることができる。また、
エアバッグドアをこのように折曲させることによって、
エアバッグドアをこのように折曲させない場合と比べ、
エアバッグドアの車室内側への突出幅が等しい場合に
は、エアバッグ袋体の展開スペースを拡大することがで
きる。この結果、エアバッグ袋体が、エアバッグドアに
よってその展開を妨げられることがなく、エアバッグ袋
体の展開時間の短縮が可能である。
体展開時に、エアバッグドアはエアバッグ袋体の押圧力
によって、車室内側へ展開すると共に、折曲手段によっ
て、その展開が規制される。これによりエアバッグドア
は薄肉部を境にして、下側部が略水平で上側部が略垂直
に立設するように折曲される。このため、エアバッグド
アを折曲されるための付勢手段を設けることなく、エア
バッグ袋体展開時に、その展開力の一部を利用して、エ
アバッグドアを確実に折曲させることができる。また、
エアバッグドアをこのように折曲させることによって、
エアバッグドアをこのように折曲させない場合と比べ、
エアバッグドアの車室内側への突出幅が等しい場合に
は、エアバッグ袋体の展開スペースを拡大することがで
きる。この結果、エアバッグ袋体が、エアバッグドアに
よってその展開を妨げられることがなく、エアバッグ袋
体の展開時間の短縮が可能である。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例を図１及び図２に従って説
明する。
明する。
【００１０】なお、図中矢印ＦＲは車体前方方向を、矢
印ＩＮは車幅内側方向を、矢印ＵＰは車体上方方向を示
す。
印ＩＮは車幅内側方向を、矢印ＵＰは車体上方方向を示
す。
【００１１】図２に示される如く、フロントサイドドア
１０を構成するドアパネルとしてのフロントサイドドア
インナパネル１２の上部には、ドア開口部１４が形成さ
れている。フロントサイドドアインナパネル１２の車室
内側面のドア開口部１４近傍には、エアバッグユニツト
１６が取付られている。
１０を構成するドアパネルとしてのフロントサイドドア
インナパネル１２の上部には、ドア開口部１４が形成さ
れている。フロントサイドドアインナパネル１２の車室
内側面のドア開口部１４近傍には、エアバッグユニツト
１６が取付られている。
【００１２】図１に示される如く、エアバッグユニツト
１６のブラケツト１６Ａの上端部及び下端部は夫々、ボ
ルト２４及びナツト２６でフロントサイドドアインナパ
ネル１２に車室内側から固定されており、エアバッグユ
ニツト１６の車室内側には、エアバッグユニツト１６の
一部としてのエアバッグカバー１８が被されている。こ
のエアバッグカバー１８内には、エアバッグ袋体２０が
折り畳まれた状態で収納されており、エアバッグ袋体２
０にはインフレータ２２が取付られている。インフレー
タ２２にはガス発生物質が充填され、ガス発生物質には
着火手段が設けられており、インフレータ２２は図示し
ないセンサの作動によりガス発生物質が着火手段を介し
て着火されて燃焼を開始し、燃焼して発生したガスを多
数の開口から噴出してエアバッグ袋体２０を膨張させる
ようになっている。
１６のブラケツト１６Ａの上端部及び下端部は夫々、ボ
ルト２４及びナツト２６でフロントサイドドアインナパ
ネル１２に車室内側から固定されており、エアバッグユ
ニツト１６の車室内側には、エアバッグユニツト１６の
一部としてのエアバッグカバー１８が被されている。こ
のエアバッグカバー１８内には、エアバッグ袋体２０が
折り畳まれた状態で収納されており、エアバッグ袋体２
０にはインフレータ２２が取付られている。インフレー
タ２２にはガス発生物質が充填され、ガス発生物質には
着火手段が設けられており、インフレータ２２は図示し
ないセンサの作動によりガス発生物質が着火手段を介し
て着火されて燃焼を開始し、燃焼して発生したガスを多
数の開口から噴出してエアバッグ袋体２０を膨張させる
ようになっている。
【００１３】エアバッグカバー１８の下端部１８Ａは、
エアバッグユニツト１６のブラケツト１６Ａにボルト２
８及びナツト３０で固定されており、この固定部の上部
はヒンジ部１８Ｂとされている。従って、エアバッグ袋
体２０が膨張した場合には、エアバッグカバー１８は、
図１の想像線で示される如く、エアバッグ袋体２０によ
って押圧され、ヒンジ部１８Ｂを回転中心として、車室
内側方向へ展開するようになっている。
エアバッグユニツト１６のブラケツト１６Ａにボルト２
８及びナツト３０で固定されており、この固定部の上部
はヒンジ部１８Ｂとされている。従って、エアバッグ袋
体２０が膨張した場合には、エアバッグカバー１８は、
図１の想像線で示される如く、エアバッグ袋体２０によ
って押圧され、ヒンジ部１８Ｂを回転中心として、車室
内側方向へ展開するようになっている。
【００１４】図２に示される如く、フロントサイドドア
インナパネル１２の車室内側には、ドアトリム３６が配
設されている。このドアトリム３６は、エアバッグカバ
ー１８に対応する部分が略矩形状のエアバッグドア４２
とされており、ドアトリム３６はフロントサイドドアイ
ンナパネル１２にクリツプ、スクリユウ等で取付可能と
されている。
インナパネル１２の車室内側には、ドアトリム３６が配
設されている。このドアトリム３６は、エアバッグカバ
ー１８に対応する部分が略矩形状のエアバッグドア４２
とされており、ドアトリム３６はフロントサイドドアイ
ンナパネル１２にクリツプ、スクリユウ等で取付可能と
されている。
【００１５】図１に示される如く、エアバッグドア４２
の下端部４２Ａは、伸長可能とされた樹脂製のヒンジ４
４を介して、ドアトリム３６のアームレスト３６Ａの車
室外側端部に略垂直に固定されている。また、エアバッ
グドア４２の車体上下方向略中央部には、車室外側か
ら、車体前後方向に沿った断面Ｖ字状のノツチ４６が形
成されており、この部位の曲げ強度が低下されている。
の下端部４２Ａは、伸長可能とされた樹脂製のヒンジ４
４を介して、ドアトリム３６のアームレスト３６Ａの車
室外側端部に略垂直に固定されている。また、エアバッ
グドア４２の車体上下方向略中央部には、車室外側か
ら、車体前後方向に沿った断面Ｖ字状のノツチ４６が形
成されており、この部位の曲げ強度が低下されている。
【００１６】図３に示される如く、エアバッグドア４２
の上端部４２Ｂには、フツク部４２Ｃが形成されてお
り、このフツク部４２Ｃには、折曲手段としてのストラ
ツプ４８の一方の端部４８Ａが結合されている。このス
トラツプ４８は、伸縮し難い材質で構成されており、他
方の端部４８Ｂは図４に示される如く、アンカー５０に
結合されている。このアンカー５０はフロントサイドド
アインナパネル１２に穿設された貫通孔５２に嵌合され
ている。また、ストラツプ４８の長さは、エアバッグド
ア４２が展開した場合に、エアバッグドア４２の上側部
４２Ｄが略垂直に立設する長さとされている。また、エ
アバッグドア４２の下側部４２Ｅの高さＬは、エアバッ
グ袋体２０の展開時の厚さと、エアバッグドア４２の上
端部４２Ｂの水平面の幅Ｎとの和と略等しくされてい
る。
の上端部４２Ｂには、フツク部４２Ｃが形成されてお
り、このフツク部４２Ｃには、折曲手段としてのストラ
ツプ４８の一方の端部４８Ａが結合されている。このス
トラツプ４８は、伸縮し難い材質で構成されており、他
方の端部４８Ｂは図４に示される如く、アンカー５０に
結合されている。このアンカー５０はフロントサイドド
アインナパネル１２に穿設された貫通孔５２に嵌合され
ている。また、ストラツプ４８の長さは、エアバッグド
ア４２が展開した場合に、エアバッグドア４２の上側部
４２Ｄが略垂直に立設する長さとされている。また、エ
アバッグドア４２の下側部４２Ｅの高さＬは、エアバッ
グ袋体２０の展開時の厚さと、エアバッグドア４２の上
端部４２Ｂの水平面の幅Ｎとの和と略等しくされてい
る。
【００１７】次に、本実施例の作用を説明する。
【００１８】センサが作動すると、インフレータ２２の
ガス発生物質が着火手段を介して着火されて燃焼を開始
し、燃焼して発生したガスを多数の開口から噴出してエ
アバッグ袋体２０が膨張を開始する。この場合、エアバ
ッグ袋体２０の膨張時の押圧力によって、エアバッグカ
バー１８がヒンジ部１８Ｂを回転中心として、車室内側
方向へ展開すると共に、エアバッグ袋体２０の膨張時の
押圧力によって、エアバッグドア４２がヒンジ４４を回
転中心として、車室内側方向へ円弧状の軌跡（図１の矢
印Ｓ１）を描いて展開する。
ガス発生物質が着火手段を介して着火されて燃焼を開始
し、燃焼して発生したガスを多数の開口から噴出してエ
アバッグ袋体２０が膨張を開始する。この場合、エアバ
ッグ袋体２０の膨張時の押圧力によって、エアバッグカ
バー１８がヒンジ部１８Ｂを回転中心として、車室内側
方向へ展開すると共に、エアバッグ袋体２０の膨張時の
押圧力によって、エアバッグドア４２がヒンジ４４を回
転中心として、車室内側方向へ円弧状の軌跡（図１の矢
印Ｓ１）を描いて展開する。
【００１９】この場合、エアバッグドア４２がヒンジ４
４を回転中心として、車室内側方向へ所定角度展開する
と、ストラツプ４８が延びきった状態となり、エアバッ
グドア４２の上端部４２Ｂの矢印Ｓ１方向の展開が規制
される。このため、エアバッグドア４２は、ノツチ４６
が形成された部分で折曲し、エアバッグドア４２の上側
部４２Ｄは、車室内側への突出量が少ない軌跡（図１の
矢印Ｓ２）を描いて展開し、上側部４２Ｄが略垂直に立
設し、下側部４２Ｅが、アームレスト３６Ａの上部に略
水平状態となる。このため、エアバッグドア４２を折曲
されるための付勢手段を設けることなく、エアバッグ袋
体２０展開時に、その展開力の一部を利用して、エアバ
ッグドア４２を確実に折曲させることができる。
４を回転中心として、車室内側方向へ所定角度展開する
と、ストラツプ４８が延びきった状態となり、エアバッ
グドア４２の上端部４２Ｂの矢印Ｓ１方向の展開が規制
される。このため、エアバッグドア４２は、ノツチ４６
が形成された部分で折曲し、エアバッグドア４２の上側
部４２Ｄは、車室内側への突出量が少ない軌跡（図１の
矢印Ｓ２）を描いて展開し、上側部４２Ｄが略垂直に立
設し、下側部４２Ｅが、アームレスト３６Ａの上部に略
水平状態となる。このため、エアバッグドア４２を折曲
されるための付勢手段を設けることなく、エアバッグ袋
体２０展開時に、その展開力の一部を利用して、エアバ
ッグドア４２を確実に折曲させることができる。
【００２０】また、エアバッグドア４２を図１の想像線
で示される如く、下側部が略水平で上側部が略垂直に立
設するように折曲させることによって、エアバッグドア
４２をこのように折曲させない場合と比べ、エアバッグ
ドア４２の車室内側への突出量（突出幅）が等しい場合
に、エアバッグ袋体２０の展開スペースを拡大すること
ができる。この結果、エアバッグ袋体２０が、エアバッ
グドア４２によってその展開を妨げられることがなく、
エアバッグ袋体２０の展開時間の短縮が可能である。さ
らに、ノツチ４６を設ける位置によって、エアバッグド
ア４２の車室内側への突出量を調節することができる。
で示される如く、下側部が略水平で上側部が略垂直に立
設するように折曲させることによって、エアバッグドア
４２をこのように折曲させない場合と比べ、エアバッグ
ドア４２の車室内側への突出量（突出幅）が等しい場合
に、エアバッグ袋体２０の展開スペースを拡大すること
ができる。この結果、エアバッグ袋体２０が、エアバッ
グドア４２によってその展開を妨げられることがなく、
エアバッグ袋体２０の展開時間の短縮が可能である。さ
らに、ノツチ４６を設ける位置によって、エアバッグド
ア４２の車室内側への突出量を調節することができる。
【００２１】
【００２２】
【００２３】
【００２４】
【００２５】
【００２６】
【００２７】
【００２８】
【００２９】
【００３０】
【００３１】
【００３２】
【００３３】
【００３４】
【００３５】なお、上記各実施例では、エアバッグドア
の折曲部にノツチ４６を設けたが、これに代えて、エア
バッグドアの折曲部に切欠きを設けても良く、エアバッ
グドアの折曲部でエアバッグドアを分割し、エアバッグ
ドアより曲げ強度が弱い部材で分割した各エアバッグド
アを互いに連結しても良い。さらに、折曲手段について
は、ストラップを使ったものについてのみ説明したが、
エアバッグの展開力の一部を利用してエアバッグドアを
折り曲げるものであれば良く、その他の構造でも良い。
の折曲部にノツチ４６を設けたが、これに代えて、エア
バッグドアの折曲部に切欠きを設けても良く、エアバッ
グドアの折曲部でエアバッグドアを分割し、エアバッグ
ドアより曲げ強度が弱い部材で分割した各エアバッグド
アを互いに連結しても良い。さらに、折曲手段について
は、ストラップを使ったものについてのみ説明したが、
エアバッグの展開力の一部を利用してエアバッグドアを
折り曲げるものであれば良く、その他の構造でも良い。
【００３６】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、エアバッ
グドアを折曲されるための付勢手段を設けることなく、
エアバッグ袋体展開時にエアバッグドアを確実に折曲す
ることができるという優れた効果を有する。また、エア
バッグドアを下側部が略水平で上側部が略垂直に立設す
るように折曲させない場合と比べ、エアバッグドアの車
室内側への突出幅が等しい場合に、エアバッグ袋体の展
開スペースを拡大することができるという優れた効果を
有する。
グドアを折曲されるための付勢手段を設けることなく、
エアバッグ袋体展開時にエアバッグドアを確実に折曲す
ることができるという優れた効果を有する。また、エア
バッグドアを下側部が略水平で上側部が略垂直に立設す
るように折曲させない場合と比べ、エアバッグドアの車
室内側への突出幅が等しい場合に、エアバッグ袋体の展
開スペースを拡大することができるという優れた効果を
有する。
【図１】本発明の一実施例のエアバッグ装置を示す側断
面図である。
面図である。
【図２】本発明の一実施例のエアバッグ装置が適用され
たフロントサイドドアを示す分解斜視図である。
たフロントサイドドアを示す分解斜視図である。
【図３】本発明の一実施例のエアバッグ装置のストラツ
プ結合部を示す側断面図である。
プ結合部を示す側断面図である。
【図４】本発明の一実施例のエアバッグ装置のストラツ
プ結合部を示す側断面図である。
プ結合部を示す側断面図である。
【図５】従来例のエアバッグ装置のエアバッグドアを示
す側断面図である。
す側断面図である。
１０ フロントサイドドア １２ フロントサイドドアインナパネル １６ エアバッグユニツト ２０ エアバッグ袋体 ４２ エアバッグドア ４６ ノツチ ４８ ストラツプ
Claims (1)
- 【請求項１】 エアバッグ袋体膨張時に車室内側側部と
乗員との間へ展開すると共に薄肉部を境にして一部が折
曲し車室内側への突出量を小さくする構造とされたエア
バッグドアを備えたエアバッグ装置であって、前記エア
バッグドアに設けられ前記エアバッグドア展開時に前記
エアバッグドアの展開を規制しエアバッグ袋体の膨張時
の押圧力によって前記エアバッグドアを下側部が略水平
で上側部が略垂直に立設するように折曲させるための折
曲手段を、有することを特徴とするエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3046830A JP2658604B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3046830A JP2658604B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | エアバッグ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04283147A JPH04283147A (ja) | 1992-10-08 |
| JP2658604B2 true JP2658604B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=12758254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3046830A Expired - Lifetime JP2658604B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2658604B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5439246A (en) * | 1994-02-07 | 1995-08-08 | Morton Internatinal, Inc. | Multi-directional air bag module door attachment |
| JP3326481B2 (ja) * | 1996-04-30 | 2002-09-24 | 住友化学工業株式会社 | エアーバッグカバー一体成形車両内装部品 |
| DE29710745U1 (de) * | 1997-06-19 | 1997-10-16 | Trw Repa Gmbh | Knie-Rückhalteeinrichtung für Fahrzeuge |
| DE29922987U1 (de) * | 1999-12-30 | 2000-05-11 | TRW Occupant Restraint Systems GmbH & Co. KG, 73553 Alfdorf | Gassack-Modul |
| FR2848166B1 (fr) * | 2002-12-05 | 2006-01-06 | Faurecia Ind | Ensemble d'equipement comprenant une structure gonflable et des moyens de guidage de son deploiement et vehicule automobile correspondant |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2564846Y2 (ja) * | 1990-07-12 | 1998-03-11 | マツダ株式会社 | 自動車のエアバッグ構造 |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP3046830A patent/JP2658604B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04283147A (ja) | 1992-10-08 |
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