JP4123048B2 - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輌乗員の頭部を保護する頭部保護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車輌の前部席および後部席の乗員の頭部を保護するエアバッグ装置に関するもので、非作動時に車室内の側面上部に格納するため、エアバッグの後端部を車輌前方に折り畳んだ後に、上方に向けて蛇腹状に折り畳んだものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−270413公報(第11図および第12図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
非作動時に車室内の側面上部に格納されるエアバッグ装置においては、車輌の後部席の乗員の頭部を保護するために、エアバッグ後端部が車輌ルーフ側面の格納部よりも後方に延びており、格納部に格納するためには、エアバッグ後端部を前方に折り畳む必要があり、上述した従来技術においても、この点に対応している。
【0005】
上述した従来技術によるエアバッグ装置によれば、展開時にエアバッグが、まず車室内上部から下方へ向けて展開された後、後端部の折り畳み部分が車輌後方に向けて展開する。一旦、車室内上部から下方へ向けて展開されたエアバッグは、内部にある程度のガスが充填されて外寸が大きくなって、車輌幅方向においてその側面が乗員頭部に近づいており、その後に後端部が後方に展開する(後端部が車輌幅方向内側に向けて軌跡を描く)ため、後方へ展開する後端部は乗員頭部にかなり近づいた軌跡を描くことになり、特に、車輌側面と乗員との間に車輌幅方向の空間が少ない車輌においては、展開時に展開中のエアバッグ後端部が乗員頭部に当接するため、その搭載において設計上の制約があった。
【0006】
本発明は上述のような事情に基づいて完成されたものであって、展開時に乗員に当接することなく、車輌幅方向の空間の少ない車輌へも搭載可能な頭部保護エアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、インフレータに接続され、前記インフレータから吐出される膨張ガスが導入されるエアバッグを備え、前記エアバッグはその上端部に形成され、前記インフレータと接続されたガス導入口と、内部が前記ガス導入口と連通して、作動時に膨張ガスが導入されて膨張する膨張部を含み、非作動時に車室内の側面上部に折り畳んで格納されるとともに、車輌の衝突時に前記インフレータから前記膨張部に膨張ガスが充填されることによって車室内の側面を下方に展開して、少なくとも車輌の後部席の乗員の頭部を保護する頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッグを車室内に格納する場合、前記膨張部の下端部から上端部に向けて蛇腹状に折り畳んだ後、その後端部を下方に向いた円弧状の軌跡を描いて前方へ折り畳むことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置とした。
【0008】
請求項2の発明は、インフレータに接続され、前記インフレータから吐出される膨張ガスが導入されるエアバッグを備え、前記エアバッグはその上端部に形成され、前記インフレータと接続されたガス導入口と、内部が前記ガス導入口と連通して、作動時に膨張ガスが導入されて膨張する膨張部を含み、非作動時に車室内の側面上部に折り畳んで格納されるとともに、車輌の衝突時に前記インフレータから前記膨張部に膨張ガスが充填されることによって車室内の側面を下方に展開して、少なくとも車輌の前部席の乗員の頭部を保護する頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッグを車室内に格納する場合、前記膨張部の下端部から上端部に向けて蛇腹状に折り畳んだ後、その前端部を下方に向いた円弧状の軌跡を描いて後方へ折り畳むことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置とした。
【0009】
請求項3の発明は、前記エアバッグの前端上縁部および後端上縁部の内、少なくともどちらかに切欠を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の頭部保護エアバッグ装置とした。
【0010】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
膨張部の下端部から上端部に向けて蛇腹状に折り畳んだ後、その後端部を下方に向いた円弧状の軌跡を描いて前方へ折り畳んで格納することにより、エアバッグの展開時に、まずエアバッグの外寸がそれほど大きくなっていない展開の初期段階に、車室内の側面上部においてエアバッグの後端部が後方に展開し(後端部が車輌幅方向の一定位置において後方に向けて軌跡を描く)、その後、下方に向けて展開するため、車輌側面と乗員との間に車輌幅方向の空間が少ない車輌においても、エアバッグ展開中にエアバッグの後端部が、車輌の後部席の乗員頭部に当接することがなく、搭載が可能となる。
【0011】
<請求項2の発明>
膨張部の下端部から上端部に向けて蛇腹状に折り畳んだ後、その前端部を下方に向いた円弧状の軌跡を描いて後方へ折り畳んで格納することにより、エアバッグの展開時に、まずエアバッグの外寸がそれほど大きくなっていない展開の初期段階に、車室内の側面上部においてエアバッグの前端部が前方に展開し(前端部が車輌幅方向の一定位置において前方に向けて軌跡を描く)、その後、下方に向けて展開するため、車輌側面と乗員との間に車輌幅方向の空間が少ない車輌においても、エアバッグ展開中にエアバッグの前端部が、車輌の前部席の乗員頭部に当接することがなく、搭載が可能となる。
【0012】
<請求項3の発明>
エアバッグの前端上縁部および後端上縁部の内、少なくともどちらかに切欠を設けたことにより、切り欠いた容積分だけエアバッグに充填されるガスを少なくすることができるとともに、エアバッグを短時間で展開することができる。切欠を設けたエアバッグの前端上縁部あるいは後端上縁部は、展開時に乗員の頭部が位置しない部位であるため、機能上問題はない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1乃至図7によって説明する。図2および図4においては、左方が車輌前方を示しており、図1については左方の部位が車輌前方に取付けられるものとする。また、図3および図5においては、右方が車輌幅方向外方を示している。
【0014】
図1に示すように、本実施形態による頭部保護エアバッグ装置1に使用されるエアバッグ2は、両側面1枚づつの外皮の周囲をつなぎ合わせたもので全体として袋状をしており、上端部に形成され内部にインフレータ7と接続されるガス導入口3aを含んだ導入部3と、導入部3の下方に一体に形成され、内部にガス導入口3aと連通した膨張室4aを含んだ膨張部4によって構成されている。膨張室4a内には、表裏の外皮を連結してインフレータ7からの膨張ガスが導入される通路を形成する複数の連結壁4bが設けられている。
【0015】
エアバッグ2の上端部には、エアバッグ2を車輌に取付けるための取付片5a、5b、5c、5dおよび5eが形成されている。取付片5a、5b、5c、5dおよび5eには、それぞれ取付穴5a1、5b1、5c1、5d1および5e1が設けられている。エアバッグ2は折り畳まれた後、複数の結束テープ6によって束ねられ、それぞれ取付片5a、5b、5c、5dおよび5eが5個のブラケット11a、11b、11c、11dおよび11eにそれぞれかしめられる(図2示)。また、膨張部4の後端部4cは、前方に折り畳まれて2つ折りにされ、結束テープ6によって束ねられている。図2に示すように、エアバッグ2はその前後方向のほぼ中央部にある導入部3のガス導入口3aによってインフレータ7に接続され、インフレータ7によって吐出された膨張ガスが導入可能とされている。
【0016】
図3に基づいて、ブラケット11eによるエアバッグ2の車輌10への取付方法について説明する。エアバッグ2の取付片5eをブラケット11eによってかしめ、取付片5eに形成された取付穴5e1に貫通するように取付ボルト12がブラケット11eに挿入された後、車輌10のインナパネル14に挿通される。取付ボルト12にナット13を締付けることによって、エアバッグ2の取付片5eはブラケット11eとともにインナパネル14に固定され、車輌10の天井を被うルーフヘッドライニング20の外周部の内側に格納される。
【0017】
エアバッグ2の他のブラケット11aおよび11bによってかしめられた取付片5a、5bは、フロントピラーガーニッシュ15の内側に格納され、ブラケット11cおよび11dによってかしめられた取付片5c、5dは、ルーフヘッドライニング20の内側に格納される(図2示)。他のブラケット11a、11b、11cおよび11dによる取付部位についても、上述したブラケット11eによる取付部位と同様であるため説明は省略する。上述したように、エアバッグ2は、その非作動時に5個のブラケット11a、11b、11c、11dおよび11eによって、車輌10の車室内の側面上部に折り畳まれて格納される。
【0018】
図4および図5に示すように、車輌10の衝突時にエアバッグ2は、インフレータ7から膨張部4に膨張ガスが充填されて、フロントピラーガーニッシュ15およびルーフヘッドライニング20の取付部位を外して、車室内の側面を下方へ展開した状態で、車輌10のフロントサイドウインドウガラス16からセンターピラーガーニッシュ17、リヤサイドウインドウガラス18を介してリヤピラーガーニッシュ19までを被い、前部席の乗員21および後部席の乗員22のそれぞれの頭部を車輌側面外方から保護している(エアバッグ2は、フロントサイドウインドウガラス16、センターピラーガーニッシュ17、リヤサイドウインドウガラス18およびリヤピラーガーニッシュ19と乗員21、22との間に展開する)。
【0019】
図6に基づいて、本実施形態によるエアバッグ2の車室内への格納時の折り畳み方法について説明する。図6は、エアバッグ2の車輌10に取付けた時に後方に位置する部位を示している。最初に図6(I)にあるようにエアバッグ2の膨張部4を、その下端部から上端部に向けて一定の幅で蛇腹状に折り畳んでいく。膨張部4が上端部まで蛇腹折りにされた後、図6(II)に示すように、複数段に蛇腹折りされた膨張部4の後端部4c(図6(I)および図6(II)の一点鎖線にて区分けされた後方部)が、下方に向いた円弧状の軌跡を描いて前方に向けて折り畳まれる。従って、図6(III)に示すように、後端部4cが前方に折り返されて、膨張部4の後方部は短くされて車輌10に格納可能となる。
【0020】
次に、図7に基づいて、頭部保護エアバッグ装置1の作動時に、エアバッグ2にインフレータ7から膨張ガスが導入されて展開する場合について説明する。図7(I)に示すように、膨張部4の下端部から上方に向けて一定の幅で蛇腹状に折り畳んだ後に、後端部4cが前方に向けて折り畳まれて結束されたエアバッグ2が車輌10の側面上部に格納されている。車輌10の衝突時に、ガス導入口3aにインフレータ7から吐出された膨張ガスが導入されると、膨張室4a内に膨張ガスが導入されて膨張部4が膨張し始めることにより、図7(II)に示すように、エアバッグ2を結束していた結束テープ6が破断して、後端部4cが展開可能な状態となる。
【0021】
膨張部4内に更に続けて膨張ガスが送られると、図7(III)に示すように、後端部4cが車室内の側面上部において、(車輌幅方向の一定位置において)下方に向いた円弧状の軌跡を描いて後方に向けて展開し始める。後端部4cが後方へ展開し始めると、蛇腹状に折り畳まれた膨張部4が下方に展開可能となり、後端部4cの後方への展開と並行して膨張部4の下方への展開を開始する。更に、膨張部4内に膨張ガスが送られると、後端部4cが完全に後方へ展開した後、図7(IV)に示すように、蛇腹状に折り畳まれた膨張部4の下方への展開が進行して車輌の側面部と乗員との間を被い、乗員21、22の頭部を保護可能となる。
【0022】
上述した実施形態によれば、膨張部4の下端部から上端部に向けて折り畳んだ後、その後端部4cを下方に向いた円弧状の軌跡を描いて前方へ折り畳んで格納することにより、エアバッグ2の展開時に、まずエアバッグ2の外寸がそれほど大きくなっていない展開の初期段階に、車室内の側面上部においてエアバッグの後端部4cが後方に展開し(後端部4cが車輌幅方向の一定位置において後方に向けて軌跡を描く)、その後、膨張部4の蛇腹状に折り畳まれている部位が下方に向けて展開するため、車輌10の側面と乗員21、22との間に車輌幅方向の空間が少なくても、エアバッグ2の展開中にエアバッグ2の後端部4cが、車輌の後部席の乗員頭部に当接することがなく円滑に展開可能となる。
【0023】
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図8によって説明する。図8においては、左方が車輌前方を示している。本実施形態による頭部保護エアバッグ装置1´が第1実施形態による頭部保護エアバッグ装置1と異なる点は、エアバッグ2´を構成する膨張部4´の後端上縁部に角状の切欠4dを設けたことにある。エアバッグ2´の後端上縁部を切り欠いたことにより、切り欠いた容積分だけエアバッグ2´に充填される膨張ガスを少なくすることができるとともに、エアバッグ2´を短時間で展開することができる。切欠を設けたエアバッグ2´の後端上縁部は、展開時に乗員22の頭部が位置しない部位であるため、機能上問題はない。
【0024】
図8においては、膨張部4´の後端上縁部に角状の切欠4dを設けた構成を示したが、切欠4dを膨張部4´の前端上縁部(前部席の乗員21の頭部前方に位置する部位)に設けてもよい。この構成も後端上縁部に切欠4dを設けた場合と同様に、切欠4dを設けたエアバッグ2´の前端上縁部は、展開時に乗員21の頭部が位置しない部位であるため、機能上問題はない。
【0025】
<他の実施形態>
本発明は上述の記載および図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、以下の記載のもの以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0026】
(1)上述した第1実施形態の構成を、車輌の前部席の乗員を保護するエアバッグの前端部に適用してもよい。すなわち、車輌の衝突時にインフレータから膨張部に膨張ガスが充填されることによって、車室内の側面を下方に展開して、少なくとも車輌の前部席の乗員の頭部を保護する頭部保護エアバッグ装置のエアバッグを車室内に格納する場合に、膨張部の下端部から上端部に向けて折り畳んだ後、その前端部を後方へ折り畳んでもよい。
【0027】
こうすることによって、エアバッグの展開時に、まずエアバッグの外寸がそれほど大きくなっていない展開の初期段階に、車室内の側面上部においてエアバッグの前端部が前方に展開し(前端部が車輌幅方向の一定位置において前方に向けて軌跡を描く)、その後、下方に向けて展開するため、エアバッグ展開中にエアバッグの前端部が、車輌の前部席の乗員頭部に当接することがなく円滑に展開できる。
【0028】
(2)本発明は、車輌の前部席の側面のみを被う頭部保護エアバッグ装置、車輌の後部席の側面のみを被う頭部保護エアバッグ装置あるいは前後方向に複数の座席が配置されていない(前後方向に1列だけの座席が配置された)車輌の頭部保護エアバッグ装置にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による頭部保護エアバッグ装置に使用される展開時のエアバッグの正面図である。
【図2】図1に示したエアバッグの車輌への格納時を示す側面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2に示したエアバッグの展開時を示す側面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】図1に示したエアバッグの格納時の折り畳みの方法を示す図である。
【図7】図6に示したエアバッグの展開状態を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態による頭部保護エアバッグ装置のエアバッグの展開時を示す側面図である。
【符号の説明】
1…頭部保護エアバッグ装置
2…エアバッグ
3…導入部
3a…ガス導入口
4…膨張部
4a…膨張室
4c…後端部
4d…切欠
7…インフレータ
10…車輌

Claims (3)

  1. インフレータに接続され、前記インフレータから吐出される膨張ガスが導入されるエアバッグを備え、
    前記エアバッグはその上端部に形成され、前記インフレータと接続されたガス導入口と、内部が前記ガス導入口と連通して、作動時に膨張ガスが導入されて膨張する膨張部を含み、非作動時に車室内の側面上部に折り畳んで格納されるとともに、車輌の衝突時に前記インフレータから前記膨張部に膨張ガスが充填されることによって車室内の側面を下方に展開して、少なくとも車輌の後部席の乗員の頭部を保護する頭部保護エアバッグ装置において、
    前記エアバッグを車室内に格納する場合、前記膨張部の下端部から上端部に向けて蛇腹状に折り畳んだ後、その後端部を下方に向いた円弧状の軌跡を描いて前方へ折り畳むことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  2. インフレータに接続され、前記インフレータから吐出される膨張ガスが導入されるエアバッグを備え、
    前記エアバッグはその上端部に形成され、前記インフレータと接続されたガス導入口と、内部が前記ガス導入口と連通して、作動時に膨張ガスが導入されて膨張する膨張部を含み、非作動時に車室内の側面上部に折り畳んで格納されるとともに、車輌の衝突時に前記インフレータから前記膨張部に膨張ガスが充填されることによって車室内の側面を下方に展開して、少なくとも車輌の前部席の乗員の頭部を保護する頭部保護エアバッグ装置において、
    前記エアバッグを車室内に格納する場合、前記膨張部の下端部から上端部に向けて蛇腹状に折り畳んだ後、その前端部を下方に向いた円弧状の軌跡を描いて後方へ折り畳むことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグの前端上縁部および後端上縁部の内、少なくともどちらかに切欠を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の頭部保護エアバッグ装置。
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