JPH0611988Y2 - 用紙搬送装置 - Google Patents
用紙搬送装置Info
- Publication number
- JPH0611988Y2 JPH0611988Y2 JP1983053118U JP5311883U JPH0611988Y2 JP H0611988 Y2 JPH0611988 Y2 JP H0611988Y2 JP 1983053118 U JP1983053118 U JP 1983053118U JP 5311883 U JP5311883 U JP 5311883U JP H0611988 Y2 JPH0611988 Y2 JP H0611988Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- conveying member
- detection roller
- size
- document
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は、複写機，印刷機などの用紙搬送装置に関し、
搬送する用紙の搬送方向，長さ，サイズを正確に検知
し、その後の処理装置に伝達するようにしたものであ
る。
搬送する用紙の搬送方向，長さ，サイズを正確に検知
し、その後の処理装置に伝達するようにしたものであ
る。
従来、この種の装置で通路上に無端ベルトなど用紙搬送
部材を摺接させ、この搬送部材の一端給紙部に用紙と接
して回転するとともに、その回転量によつて用紙サイズ
を検出する用紙サイズ検出ローラを臨ませ、かつ、この
検出ローラと搬送部材の給紙端との間に用紙の先端を検
出するセンサーを設けたものは知られている。
部材を摺接させ、この搬送部材の一端給紙部に用紙と接
して回転するとともに、その回転量によつて用紙サイズ
を検出する用紙サイズ検出ローラを臨ませ、かつ、この
検出ローラと搬送部材の給紙端との間に用紙の先端を検
出するセンサーを設けたものは知られている。
かゝる装置にあつて、検出ローラと搬送部材との速度が
同一であつた場合には、例えば、用紙先端がカールして
搬送部材にスムーズに受け継がれなかつたときは、用紙
はループ状に湾曲したまゝ送られ、この用紙後端を検知
したセンサーからの信号で検出ローラの回転量を算定す
ると、適正な用紙サイズの検出ができない欠点が起る。
この欠点を除くべく本考案はなされたものである。
同一であつた場合には、例えば、用紙先端がカールして
搬送部材にスムーズに受け継がれなかつたときは、用紙
はループ状に湾曲したまゝ送られ、この用紙後端を検知
したセンサーからの信号で検出ローラの回転量を算定す
ると、適正な用紙サイズの検出ができない欠点が起る。
この欠点を除くべく本考案はなされたものである。
以下図面について実施例の詳細を述べる。
尚、本例では、複写機に使用する原稿搬送装置について
述べる。
述べる。
(1)は複写機本体で、この本体には請求範囲の通路面に
相当する原稿ガラス(2)が張設され、この原稿ガラス(2)
の上面には原稿搬送装置(4)を構成する原稿搬送用の無
端ベルト(5)が摺接され、この無端ベルト(5)の一端給紙
部には、原稿ガイド(6)を通じて差込まれる原稿の表裏
に接して回転するとともに、その回転数によつて原稿サ
イズを検出する上記無端ベルト(5)への原稿送りを兼用
する原稿サイズ検出ローラ(7)が臨まされ、かつ、この
検出ローラ(7)と、上記無端ベルト(5)との間に原稿の
先，後端を検出し、上記検出ローラ(7)の起動，停止を
司るセンサー(8)が臨まされる。上記に云う検出ローラ
(7)は、図のように上下一対をなし、上部のローラに駆
動がかけられており、そしてこの上部のローラは下部の
ローラに接離するようになつている。よつて、原稿を検
出ローラ(7)間に差込み、原稿先端がセンサー(8)によつ
て検出されると、検出ローラ(7)が原稿を圧接すると同
時に回転して原稿を無端ベルト(5)の一端に送り込み、
又、原稿の終端がセンサー(8)を通過し終つた時点での
上記検出ローラ(7)の回転数によつて用紙のサイズが検
出されるとともに、その検出信号によつて複写機が応動
し、上記サイズに対応するコピーが得られる、この種原
稿搬送装置の一般的形態である。そこで、本案で取上げ
ようとする問題は、上記原稿に曲りぐせがついていた場
合、この原稿が検出ローラ(7)と無端ベルト(5)とにまた
がつて移動する過程で、曲つたまゝ上記検出ローラ(7)
と無端ベルトとの間を移動することになり、従つて、こ
の曲つたまゝの原稿をセンサー(8)が検出するため、セ
ンサーの検出時間に過不足が生じ、最終的に原稿の後端
がセンサー(8)を通過し終つたときの検出ローラ(7)の回
転数が狂つてしまい、該ローラの回転数で判別される原
稿サイズの検出ができなくなる。
相当する原稿ガラス(2)が張設され、この原稿ガラス(2)
の上面には原稿搬送装置(4)を構成する原稿搬送用の無
端ベルト(5)が摺接され、この無端ベルト(5)の一端給紙
部には、原稿ガイド(6)を通じて差込まれる原稿の表裏
に接して回転するとともに、その回転数によつて原稿サ
イズを検出する上記無端ベルト(5)への原稿送りを兼用
する原稿サイズ検出ローラ(7)が臨まされ、かつ、この
検出ローラ(7)と、上記無端ベルト(5)との間に原稿の
先，後端を検出し、上記検出ローラ(7)の起動，停止を
司るセンサー(8)が臨まされる。上記に云う検出ローラ
(7)は、図のように上下一対をなし、上部のローラに駆
動がかけられており、そしてこの上部のローラは下部の
ローラに接離するようになつている。よつて、原稿を検
出ローラ(7)間に差込み、原稿先端がセンサー(8)によつ
て検出されると、検出ローラ(7)が原稿を圧接すると同
時に回転して原稿を無端ベルト(5)の一端に送り込み、
又、原稿の終端がセンサー(8)を通過し終つた時点での
上記検出ローラ(7)の回転数によつて用紙のサイズが検
出されるとともに、その検出信号によつて複写機が応動
し、上記サイズに対応するコピーが得られる、この種原
稿搬送装置の一般的形態である。そこで、本案で取上げ
ようとする問題は、上記原稿に曲りぐせがついていた場
合、この原稿が検出ローラ(7)と無端ベルト(5)とにまた
がつて移動する過程で、曲つたまゝ上記検出ローラ(7)
と無端ベルトとの間を移動することになり、従つて、こ
の曲つたまゝの原稿をセンサー(8)が検出するため、セ
ンサーの検出時間に過不足が生じ、最終的に原稿の後端
がセンサー(8)を通過し終つたときの検出ローラ(7)の回
転数が狂つてしまい、該ローラの回転数で判別される原
稿サイズの検出ができなくなる。
そこで本案では、原稿が上記検出ローラ(7)と、無端ベ
ルト(5)との間をまたがつて移動する過程で、この原稿
に引張力を与えて搬送させもつて、上記センサーによる
適正な原稿検出を行わせて、適正な原稿サイズの判断を
可能としたもので、その要旨構成は、上記検出ローラ
(7)と無端ベルト(5)とに原稿がまたがつて搬送されてい
る時に、無端ベルトが原稿に対しスリツプしながら用紙
を搬送するように、上記無端ベルト(5)の搬送速度を検
出ローラ(7)のそれより早く設定したものである。而し
て本実施例では、上記センサー(8)の前方で、かつ、こ
のセンサーに近接させて挿入原稿のストツパー(9)が開
閉自在に設けられている。
ルト(5)との間をまたがつて移動する過程で、この原稿
に引張力を与えて搬送させもつて、上記センサーによる
適正な原稿検出を行わせて、適正な原稿サイズの判断を
可能としたもので、その要旨構成は、上記検出ローラ
(7)と無端ベルト(5)とに原稿がまたがつて搬送されてい
る時に、無端ベルトが原稿に対しスリツプしながら用紙
を搬送するように、上記無端ベルト(5)の搬送速度を検
出ローラ(7)のそれより早く設定したものである。而し
て本実施例では、上記センサー(8)の前方で、かつ、こ
のセンサーに近接させて挿入原稿のストツパー(9)が開
閉自在に設けられている。
このように搬送部材(5)に至る用紙をゲートストツパー
(9)等で位置決めし、本体装置からの給紙指示信号でス
トツパーを退避させ、用紙をサイズ検出ローラで送り出
すものにあつては、サイズ検出ローラは用紙の先端検出
信号から後端検知信号までの回転量を検出して、用紙サ
イズとすること無く、この給紙指示信号から用紙後端検
知信号までの回転量で用紙サイズを算出することも可能
である。
(9)等で位置決めし、本体装置からの給紙指示信号でス
トツパーを退避させ、用紙をサイズ検出ローラで送り出
すものにあつては、サイズ検出ローラは用紙の先端検出
信号から後端検知信号までの回転量を検出して、用紙サ
イズとすること無く、この給紙指示信号から用紙後端検
知信号までの回転量で用紙サイズを算出することも可能
である。
本考案は、上述のように構成したので、用紙先端を入口
ストツパーに突き当て位置決めした後、用紙サイズ検出
ローラから搬送部材に中継するとき、用紙がループ状に
カールしても、搬送部材と該検出ローラとの速度差でカ
ールが生じた都度、速やかに修正され、しかも用紙検出
ローラと用紙との間でスリツプが生ずる恐れがないか
ら、検知センサーからの用紙後端検知信号で、上記検出
ローラの回転量を割り出すことにより、常に正確な用紙
サイズの検出が可能である。
ストツパーに突き当て位置決めした後、用紙サイズ検出
ローラから搬送部材に中継するとき、用紙がループ状に
カールしても、搬送部材と該検出ローラとの速度差でカ
ールが生じた都度、速やかに修正され、しかも用紙検出
ローラと用紙との間でスリツプが生ずる恐れがないか
ら、検知センサーからの用紙後端検知信号で、上記検出
ローラの回転量を割り出すことにより、常に正確な用紙
サイズの検出が可能である。
第１図は全体装置の概略正面図，第２図は同上要部の拡
大正面図である。 (2)……通路面，(5)……用紙搬送部材，(7)……用紙サ
イズ検出ローラ，(8)……センサー。
大正面図である。 (2)……通路面，(5)……用紙搬送部材，(7)……用紙サ
イズ検出ローラ，(8)……センサー。
Claims (1)
- 【請求項１】通路面上に無端ベルトなどの用紙搬送部材
を摺接させ、この搬送部材の一端給紙部に用紙に接して
回転するとともに、その回転量によって用紙サイズの検
出と、上記搬送部材への用紙送りとを兼用する用紙サイ
ズ検出ローラを臨ませ、かつ、この検出ローラと上記搬
送部材の給紙入口端との間に用紙の端部検出センサーを
臨ませた装置において、上記検出ローラと搬送部材との
速度の関係が、該搬送部材の速度を上記検出ローラの速
度より速くなるように設定せしめ、用紙が検出ローラと
搬送部材とにまたがっているときに、搬送部材が用紙に
対しスリップするよう構成したことを特徴とする用紙搬
送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983053118U JPH0611988Y2 (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 用紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983053118U JPH0611988Y2 (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 用紙搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59159649U JPS59159649U (ja) | 1984-10-26 |
| JPH0611988Y2 true JPH0611988Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=30183466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983053118U Expired - Lifetime JPH0611988Y2 (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 用紙搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611988Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5527344B2 (ja) * | 1973-12-26 | 1980-07-19 | ||
| JPS51113637A (en) * | 1975-03-28 | 1976-10-06 | Canon Inc | Copying machine |
| JPS54122566A (en) * | 1978-03-13 | 1979-09-22 | Ricoh Co Ltd | Manuscript delivery device for duplicating machine |
| JPS5670565A (en) * | 1979-11-13 | 1981-06-12 | Ricoh Co Ltd | Automatic original conveyor of copying machine |
| JPS5777143A (en) * | 1980-10-31 | 1982-05-14 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Sheet size detector |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP1983053118U patent/JPH0611988Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59159649U (ja) | 1984-10-26 |
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