JP3090134B2 - 給紙装置および方法 - Google Patents

給紙装置および方法

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JP3090134B2 JP10374752A JP37475298A JP3090134B2 JP 3090134 B2 JP3090134 B2 JP 3090134B2 JP 10374752 A JP10374752 A JP 10374752A JP 37475298 A JP37475298 A JP 37475298A JP 3090134 B2 JP3090134 B2 JP 3090134B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば郵便物自動
処理装置に使用して好適な給紙装置および方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、郵便物等の紙葉類を所定の区分箱
に供給する場合、その供給作業の簡素化を図るために、
紙葉類の供給処理を自動的に行うことができる給紙装置
が利用されてきている。
【0003】従来、この種の給紙装置には、図9に示す
ようなものが採用されている。この給紙装置につき、同
図を用いて説明すると、同図において、符号91で示す
給紙装置は、フィードローラ機構92と、ピックアップ
ローラ機構93と、二通送り検知機構94と、ギャップ
補正機構95と、近接スイッチ96およびコントローラ
97とを備え、上流搬送装置98と下流搬送装置99と
の間に配設されている。これにより、上流搬送装置98
から下流搬送装置99に供給方向Aに沿って紙葉類Pが
搬送される。
【0004】フィードローラ機構92は、第一フィード
ローラ92a〜第二フィードローラ92cおよび中間ロ
ーラ92dとを有し、上流搬送装置98の近傍に配置さ
れている。各フィードローラ92a〜92cおよび中間
ローラ92dには、サーボモータ100の駆動力を伝達
するためのベルト101が掛け渡されている。
【0005】フィードローラ92a,92bおよび中間
ローラ92dは、レバー(図示せず)上に配置されてい
る。レバーは、中間ローラ92dを中心として矢印
1,a2方向に回動自在に配設されており、復帰用スプ
リング(図示せず)によって矢印a2方向に復帰力が付
与されている。これにより、フィードローラ92bがレ
バーとともに初期位置から矢印a1方向に回動して近接
スイッチ96をON状態とし、この状態から矢印a2
向に回動して近接スイッチ96をOFF状態とする。
【0006】フィードローラ92cは、第一駆動ローラ
102によってフィードローラ92a,92bおよび中
間ローラ92dとともに回転する摩擦機構92c1付き
のローラからなり、フィードローラ92bの下流側に配
置されている。中間ローラ92dおよび第一駆動ローラ
102には、サーボモータ100の駆動力を伝達するた
めのベルト103が掛け渡されている。
【0007】摩擦機構92c1は、大小二つのローラ9
2c10,92c11およびラバーベルト92c12を有して
いる。各ローラ92c10,92c11はそれぞれが所定の
間隔をもって回転自在に並設されており、このうち小ロ
ーラ92c11はフィードローラ92cにラバーベルト9
2c12を介して押圧接触するような部位に配置されてい
る。ラバーベルト92c12は、両ローラ92c10,92
11に掛け渡されている。
【0008】なお、ラバーベルト92c11と紙葉類P間
における摩擦係数は、フィードローラ92cと紙葉類P
間における摩擦係数より小さい値に設定され、かつそれ
ぞれが互いに重なり合う二つの紙葉類P間における摩擦
係数より大きい値に設定されている。
【0009】ピックアップローラ機構93は、ピックア
ップローラ93aを有している。ピックアップローラ9
3aは、第二駆動ローラ104によって回転するアイド
ルローラ93a1付きのローラからなり、二通送り検知
機構94とフィードローラ機構92との間に配置されて
いる。ピックアップローラ93aおよび第二駆動ローラ
104には、インダクションモータ105の駆動力を伝
達するためのベルト106が掛け渡されている。
【0010】二通送り検知機構94は、キャリアローラ
107およびセンサ108を有している。キャリアロー
ラ107は、第三駆動ローラ109によって回転するア
イドルローラ107a付きのローラからなり、ピックア
ップローラ機構93とギャップ補正機構95との間に配
置されている。キャリアローラ107および第三駆動ロ
ーラ109には、インダクションモータ110の駆動力
を伝達するためのベルト111が掛け渡されている。セ
ンサ108は、紙葉類Pを検出する二つの光電センサ1
08a,108bからなり、キャリアローラ107の上
下流側に配置され、かつコントローラ97に接続されて
いる。
【0011】ギャップ補正機構95は、ギャップ補正用
ローラ112およびセンサ113を有している。ギャッ
プ補正用ローラ112は、第四駆動ローラ114によっ
て回転するアイドルローラ112a付きのローラからな
り、二通送り検知機構94と下流搬送装置99との間に
配置されている。ギャップ補正用ローラ112および第
四駆動ローラ114には、サーボモータ115の駆動力
を伝達するためのベルト116が掛け渡されている。セ
ンサ113は、ギャップ補正用ローラ112およびアイ
ドルローラ112aの法線方向位置に配置され、かつコ
ントローラ97に接続されている。
【0012】ギャップ補正機構95と二通送り検知機構
94間における搬送経路は、紙葉類排除用の集積箱Bに
至る分岐点Cを有している。これにより、二通送り検知
機構94が紙葉類Pの二通送り状態(複数の紙葉類Pが
一部重なり合った状態)を検知すると、これら紙葉類P
が図10に示すように分岐点Cから排除用搬送装置(図
示せず)によって集積箱Bに搬送される。一方、二通送
り検知機構94が紙葉類Pの二通送りではない状態を検
知すると、紙葉類Pがギャップ補正機構95に搬送され
る。
【0013】近接スイッチ96は、第二フィードローラ
92bの近傍に配置され、かつコントローラ97に接続
されている。コントローラ97は、各センサ108a,
108b,113,120(後述)と、各モータ10
0,105,110,115および近接スイッチ96に
接続されている。これにより、各センサ108a,10
8bによる紙葉類Pの遮光検出時間を測定してインダク
ションモータ110(キャリアローラ107)の駆動・
駆動停止が制御され、センサ113による例えば紙葉類
1の末端通過から紙葉類P2の先端到達までの通光検出
時間を測定してサーボモータ115(ギャップ補正用ロ
ーラ112)の駆動速度が制御される。
【0014】また、センサ120からの紙葉類Pの遮光
検出信号および近接スイッチ96からのスイッチOFF
信号を受け取ってレバーシブルモータ117(後述)を
駆動し、一方センサ120からの紙葉類Pの遮光検出信
号および近接スイッチ96からのスイッチON信号ある
いはセンサ120からの紙葉類Pの通光検出信号および
近接スイッチ96からのスイッチOFF信号を受け取っ
てレバーシブルモータ117を駆動停止する。
【0015】なお、上流搬送装置98は、レバーシブル
モータ117と、ベルト118と、バックアッププレー
ト119およびセンサ120とを有している。レバーシ
ブルモータ117は、コントローラ97によって駆動・
駆動停止する。ベルト118は、紙葉類Pを載置して搬
送可能な底面ベルトからなり、レバーシブルモータ11
7の回転によって矢印b1,b2方向に駆動する。
【0016】バックアッププレート119は、紙葉類P
を起立した状態でフィードローラ92bに押圧するため
のプレートからなり、ベルト118に連動し、またベル
ト118の駆動動作とは別個に手動によって矢印b1
2方向に往復する。
【0017】センサ120は、ベルト118上における
紙葉類Pの有無を検出する光電センサからなり、給紙装
置91の近傍に配設され、かつコントローラ97に接続
されている。
【0018】下流搬送装置99は、ベルト121を有し
ている。ベルト121は、インダクションモータ(図示
せず)によって駆動する供給ベルトからなり、給紙装置
91の下流側に配設され、かつ複数のローラ122に掛
け渡されている。
【0019】このように構成された給紙装置において、
上流搬送装置98から下流搬送装置99に紙葉類Pを供
給するには、次に示すようにして行われる。「上流搬送
装置による紙葉類の供給」先ず、図に示すように、バ
ックアッププレート119を矢印b1方向に往動させて
給紙装置91(フィードローラ92a〜92c)の近傍
にベルト118上の紙葉類Pを搬送する。このとき、近
接スイッチ96がスイッチOFF状態のまま、センサ1
20が紙葉類Pによって遮光され、レバーシブルモータ
117が駆動する。
【0020】次に、レバーシブルモータ117が駆動す
ると、ベルト118の駆動によってバックアッププレー
ト119が矢印b1方向に往動し、紙葉類Pをフィード
ローラ92bに押し付ける。このとき、近接スイッチ9
6がスイッチON状態となり、レバーシブルモータ11
7が駆動停止するとともに、サーボモータ100が駆動
する。
【0021】「給紙装置による紙葉類の供給」先ず、サ
ーボモータ100の駆動による第一駆動ローラ102の
回転によってベルト103が紙葉類Pを供給するような
方向に駆動すると、中間ローラ92dが第一駆動ローラ
102の回転方向と同一方向に回転し、この回転動作に
伴うベルト101の駆動によって各フィードローラ92
a〜92cが紙葉類Pを供給するような方向に回転し、
紙葉類Pを供給方向Aに搬送する。
【0022】次に、紙葉類Pがピックアップローラ機構
93に到達すると、インダクションモータ105の駆動
によって第二駆動ローラ104が回転し、この回転動作
に伴いベルト106が紙葉類Pを供給するような方向に
駆動し、ピックアップローラ93aが第二駆動ローラ1
04の回転方向と同一の方向(矢印方向)に回転して紙
葉類Pを供給方向Aに搬送する。
【0023】その後、紙葉類Pが二通送り検知機構94
に到達すると、インダクションモータ110の駆動によ
って第三駆動ローラ109が回転し、この回転動作に伴
いベルト111が紙葉類Pを供給するような方向に駆動
し、キャリアローラ107(キャリアローラ107とア
イドルローラ107aの回転速度は異なる)が第三駆動
ローラ109と同一の方向に回転して紙葉類Pを二通送
り検知機構94からギャップ補正機構95に搬送する。
【0024】このとき、紙葉類Pがセンサ108a,1
08bを遮光すると、これら両遮光時間差がコントロー
ラ97によって測定され、このセンサ108aにおける
測定値とセンサ108bにおける測定値とがコントロー
ラ97による比較判定において一致する。なお、コント
ローラ97による比較判定においてセンサ108aの測
定値とセンサ108bの測定値とが不一致である場合に
は、図10に示すように、排除用搬送装置(図示せず)
によって紙葉類Pが分岐点Cから集積箱Bに搬送する。
【0025】この後、ギャップ補正機構95に紙葉類P
が到達すると、サーボモータ115の駆動によって第四
駆動ローラ114が回転し、先後行する二通の紙葉類P
1,P2間のギャップを所定の寸法に補正しながら下流搬
送装置99に各紙葉類Pを搬送する。
【0026】このとき、先行する紙葉類P1がセンサ1
13を通過し、後行する次の紙葉類P2がセンサ113
に到達するまでの時間、すなわちセンサ113における
紙葉類P1の通過直後からセンサ113による通光検出
時間がコントローラ97によって測定され、この測定値
と予め設定された規定値とがコントローラ97による比
較判定において一致すると、サーボモータ115の駆動
速度すなわちギャップ補正用ローラ112の回転速度を
一定の速度とする。一方、コントローラ97による比較
判定において、測定値が規定値より大きい場合にはギャ
ップ補正用ローラ112の回転速度を高い速度とし、ま
た小さ場合には低い速度とする。
【0027】「下流搬送装置による紙葉類の供給」イン
ダクションモータ(図示せず)によるローラ122の駆
動によってベルト121が駆動し、紙葉類Pを供給方向
Aに搬送する。このようにして、紙葉類Pを上流搬送装
置98から下流搬送装置99に搬送することができる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の給紙装
置においては、紙葉類Pを分離する機能を備えておら
ず、このため先後行する二通の紙葉類P1,P2が重なり
合った状態で供給されると、これら両紙葉類P1,P2
集積箱Bに排除して再度供給する必要があった。この結
果、紙葉類Pの供給に多大の時間を要し、その供給能力
が低下するという問題があった。
【0029】また、この種の給紙装置においては、二通
送り検知機構94およびギャップ補正機構95が紙葉類
Pの供給方向Aに所定の間隔をもって配設されており、
このため紙葉類Pの搬送経路が供給方向Aに大きくな
り、装置全体が大型化するという問題があった。
【0030】なお、特開昭63−267633号公報お
よび特許第2604382号にともに「紙葉類の供給装
置」として開示されている。しかし、前者(特開昭63
−267633号公報)および後者(特許第26043
82号)においては、ともに紙葉類の二通分離機構を備
えておらず、このため先後行する二通の紙葉類を分離す
ることができない。
【0031】また、前者においては、上流搬送装置から
の紙葉類を吸着ベルトのみによって下流搬送装置に搬送
するものであるため、吸着ベルトと下流搬送装置間の比
較的長い搬送経路で滑り等によって二通の紙葉類間のギ
ャップが変化すると、この変化分を補正することができ
ない。
【0032】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、紙葉類の供給能力を高めることができるととも
に、装置全体の小型化を図ることができる給紙装置およ
び方法の提供を目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の給紙装置は、摩擦機構付き
フィードローラおよびピックアップローラの駆動によっ
て下流搬送装置に紙葉類を供給する給紙装置であって、
ピックアップローラおよび下流搬送装置にそれぞれ到達
する紙葉類の有無を検出する少なくとも二つのセンサ
と、これらセンサのうちピックアップローラ側のセンサ
による紙葉類の有無検出によってピックアップローラの
駆動速度を制御し、かつセンサによる紙葉類の有無検出
によって駆動・駆動停止を制御するコントローラとを備
え、このコントローラによるピックアップローラの駆動
速度制御によって紙葉類のうち先後行する二つの紙葉類
間のギャップを補正するとともに、下流搬送装置の駆動
およびコントローラによる両ローラの駆動停止制御によ
って紙葉類のうちそれぞれが互いに重なり合う二通の紙
葉類を分離する構成としてある。したがって、ピックア
ップローラおよび下流搬送装置にそれぞれ到達する紙葉
類の有無を各センサで検出し、これら各検出結果に基づ
いてコントローラでピックアップローラの駆動速度を制
御することにより、先行する第一紙葉類と後行する第二
紙葉類との供給間隔を所定の寸法に補正するとともに、
ピックアップローラおよび摩擦機構付きフィードローラ
を駆動停止し、かつ下流搬送装置を駆動することによ
り、それぞれが互いに重なり合う二通の紙葉類を分離す
る。
【0034】請求項2記載の発明は、請求項1記載の給
紙装置において、センサが光電センサからなる構成とし
てある。したがって、ピックアップローラおよび下流搬
送装置にそれぞれ到達する紙葉類の有無が各センサにお
ける遮光・通光で検出される。
【0035】請求項3記載の発明(給紙方法)は、摩擦
機構付きフィードローラおよびピックアップローラの駆
動によって下流搬送装置に紙葉類を供給する給紙方法で
あって、ピックアップローラおよび下流搬送装置にそれ
ぞれ到達する紙葉類の有無を検出し、これら両検出結果
のうち前記ピックアップローラに到達する紙葉類の有無
検出結果に基づいて前記ピックアップローラの駆動速度
を制御することにより、前記紙葉類のうち先行する第一
紙葉類と後行する第二紙葉類との供給間隔を所定の寸法
に補正するとともに、下流搬送装置を駆動し、かつピッ
クアップローラおよび下流搬送装置に到達する紙葉類の
有無検出結果に基づいて両ローラを駆動停止することに
より、紙葉類のうちそれぞれが互いに重なり合う二通の
紙葉類を分離する方法としてある。したがって、ピック
アップローラの駆動速度を制御することにより、第一紙
葉類と第二紙葉類との供給間隔が所定の寸法を補正し、
またピックアップローラおよび摩擦機構付きフィードロ
ーラを駆動停止し、かつ下流搬送装置を駆動することに
より、それぞれが互いに重なり合う二通の紙葉類を分離
する。
【0036】請求項4記載の発明は、請求項3記載の給
紙方法において、第一紙葉類と第二紙葉類との供給間隔
を所定の寸法に補正するにあたり、ピックアップローラ
において第一紙葉類の末端を検出してから第二紙葉類の
先端を検出するまでの時間を測定し、この測定値と予め
設定された規定値とを比較判定した後、この比較判定結
果に基づいてピックアップローラの駆動速度を制御する
方法としてある。したがって、両紙葉類間のギャップ補
正時におけるピックアップローラの駆動速度の制御が、
ピックアップローラにおいて第一紙葉類の末端を検出し
てから第二紙葉類の先端を検出するまでの時間を測定
し、この測定値と予め設定された規定値とを比較判定す
ることにより行われる。
【0037】請求項5記載の発明は、請求項3記載また
は4記載の給紙方法において、紙葉類のうちそれぞれが
互いに重なり合う二通の紙葉類を分離するにあたり、こ
の二通紙葉類の先端を下流搬送装置において検出してか
ら二通紙葉類の末端をピックアップローラにおいて検出
するまでの時間を測定し、この測定値と予め設定された
規定値とを比較判定した後、この比較判定結果に基づい
てピックアップローラおよび摩擦機構付きフィードロー
ラを駆動停止するとともに、下流搬送装置を駆動する方
法としてある。したがって、二通紙葉類の分離時におけ
るピックアップローラ・摩擦機構付きフィードローラの
駆動停止および下流搬送装置の駆動が、二通紙葉類の先
端を下流搬送装置において検出してから二通紙葉類の末
端をピックアップローラにおいて検出するまでの時間を
測定し、この測定値と予め設定された規定値とを比較判
定することにより行われる。
【0038】請求項6記載の発明は、請求項5記載の給
紙装置において、規定値を、下流搬送装置における紙葉
類検出位置とピックアップローラにおける紙葉類検出位
置との間の距離をLとするとともに、紙葉類の搬送速度
および二通分離閾値をそれぞれVとXとすると、演算式
{(X/V)−(L/V)}で求められる値に設定する
方法としてある。したがって、二通紙葉類の分離時にお
けるピックアップローラ・摩擦機構付きフィードローラ
の駆動停止および下流搬送装置の駆動が、二通紙葉類の
先端を下流搬送装置において検出してから二通紙葉類の
末端をピックアップローラにおいて検出するまでの時間
を測定し、この測定値と予め所定の演算式{(X/V)
−(L/V)}から求められた規定値とを比較判定する
ことにより行われる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。図1は本発明の第一実施形態
に係る給紙装置を示す平面図、同図以下において図9お
よび図10と同一または同等の部材については同一の符
号を付し、詳細な説明は省略する。同図において、符号
1で示す郵便物自動処理装置用の給紙装置は、フィード
ローラ機構92と、ピックアップローラ機構2と、近接
スイッチ96と、センサ群3およびコントローラ4とを
備え、上流搬送装置98と下流搬送装置99との間に配
設されている。これにより、上流搬送装置98から下流
搬送装置99に供給方向Aに沿って紙葉類Pが搬送され
る。
【0040】ピックアップローラ機構2は、ピックアッ
プローラ2aを有している。これにより、センサ群3
(センサ3e)による紙葉類Pを検出してピックアップ
ローラ2aの回転速度を可変し、例えば先行する第一紙
葉類P1と後行する第二紙葉類P2間の供給方向ギャップ
が所定の寸法に補正される。
【0041】ピックアップローラ2aは、第二駆動ロー
ラ5によって回転するアイドルローラ2a1付きのロー
ラからなり、下流搬送装置99とフィードローラ機構9
2との間に配置されている。ピックアップローラ2aお
よび第二駆動ローラ5には、サーボモータ6の駆動力を
伝達するためのベルト7が掛け渡されている。
【0042】センサ群3(図2〜図8ではセンサ群6)
は、それぞれが供給方向Aに所定の間隔をもって並列す
る六つの光電センサ3a〜3f(図2〜図8では光電セ
ンサ6a〜6f)からなり、紙葉類Pの搬送経路側方に
配設されている。このうちセンサ3eは、上流側のセン
サ3a〜3dと下流側のセンサ3fとの間であってピッ
クアップローラ2aおよびアイドルローラ2a1の法線
方向位置に位置付けられている。また、センサ3fは、
下流搬送装置99における両ベルト121の法線方向位
置に配置されている。
【0043】コントローラ4は、センサ3a〜3f,1
20と、サーボモータ6,100および近接スイッチ9
6とに接続されている。これにより、センサ120にお
いて紙葉類Pによる遮光および近接スイッチ96におい
てスイッチON状態を検出するとともに、センサ3a〜
3eのうちいずれかのセンサにおいて通光を検出する
と、サーボモータ100を駆動する。この場合、全ての
センサ3a〜3eが紙葉類Pによって遮光されると、い
ずれかのセンサ3a〜3eが通光されるまでサーボモー
タ100が駆動しない。
【0044】また、センサ6eにおける例えば紙葉類P
1の末端通過から紙葉類P 2 の先端到達までのセンサ6e
による通光検出時間を測定してサーボモータ6(ピック
アップローラ2a)の駆動速度が制御される。この場
合、先行する紙葉類P1の末端がセンサ6eを通過し、
後行する紙葉類P2の先端がセンサ6eに到達するまで
の時間の測定値が予め設定された規定値に一致すると、
ピックアップローラ2aの回転速度を不変とする。そし
て、コントローラ4による比較判定において測定値が規
定値より大きいと、ピックアップローラ2aの回転速度
を高速度とし、一方測定値が規定値より小さいと、ピッ
クアップローラ2aの回転速度を低速度とする。
【0045】さらに、センサ6e,6fにおける紙葉類
Pの先端通過から末端通過までの遮光検出時間を測定し
てサーボモータ6(ピックアップローラ2a)の駆動・
駆動停止が制御される。この場合、二通の紙葉類Pが互
いに重なり合った状態でセンサ6fに到達すると、この
到達からセンサ6eを通過するまでの時間(両センサ6
e,6fによる遮光検出時間)の測定値が予め設定され
た規定値より大きいため、ピックアップローラ2aの駆
動停止および下流搬送装置99の駆動によって二通の紙
葉類Pが互いに分離して搬送される。
【0046】一方、一通のみの紙葉類Pがセンサ6fに
到達すると、この到達からセンサ6eを通過するまでの
時間の測定値が規定値より小さいため、ピックアップロ
ーラ2aおよび下流搬送装置99の駆動によって各紙葉
類Pが供給方向Aに搬送される。
【0047】次に、本発明の第一実施形態に係る給紙方
法につき、図1〜図8を用いて説明する。本発明の第一
実施形態に係る給紙方法は、上流搬送装置98から下流
搬送装置99に紙葉類Pを供給することにより行われ
る。 「上流搬送装置による紙葉類の供給」従来と同様にして
行われる。すなわち、先ず図1に示すように、バックア
ッププレート119を矢印b1方向に往動させて給紙装
置1の近傍にベルト118上の紙葉類Pを搬送し、次に
ベルト118(レバーシブルモータ117)の駆動によ
るバックアッププレート119の同方向への往動によっ
て紙葉類Pをフィードローラ92bに押し付ける。この
とき、近接スイッチ96がスイッチON状態となり、レ
バーシブルモータ117が駆動停止するとともに、サー
ボモータ100が駆動する。
【0048】「給紙装置による紙葉類の供給」先ず、サ
ーボモータ100の駆動による第一駆動ローラ102の
回転によってベルト103が紙葉類Pを供給するような
方向に駆動すると、中間ローラ92dが第一駆動ローラ
102の回転方向と同一方向に回転し、この回転動作に
伴うベルト101の駆動によって各フィードローラ92
a〜92cが紙葉類Pを供給するような方向に回転し、
紙葉類Pを供給方向Aに搬送する。
【0049】次に、紙葉類Pがピックアップローラ機構
2に到達すると、サーボモータ6の駆動によって第二駆
動ローラ5が回転し、この回転動作に伴いベルト7が紙
葉類Pを供給するような方向に駆動し、さらにピックア
ップローラ2aが第二駆動ローラ5の回転方向と同一の
方向(矢印方向)に回転し、先後行する二通の紙葉類P
1,P2間のギャップを所定の寸法に補正しながら紙葉類
Pを供給方向Aに搬送する。
【0050】このとき、先行する紙葉類P1の末端が図
2に示すようにセンサ6eを通過し、後行する紙葉類P
2の先端が図3に示すようにセンサ6eに到達するまで
の時間、すなわちセンサ6eにおける紙葉類P1の通過
直後からのセンサ6eによる通光検出時間がコントロー
ラ4によって測定され、この測定値と予め設定された規
定値とがコントローラ4による比較判定において一致す
ると、サーボモータ6の駆動速度すなわちピックアップ
ローラ2aの回転速度を不変とする。
【0051】一方、コントローラ4による比較判定にお
いて測定値が規定値より大きい場合にはピックアップロ
ーラ2aの回転速度を高い速度(ピックアップローラ2
aの加速)に設定し、また小さい場合には低い速度(ピ
ックアップローラ2aの減速)に設定する。
【0052】なお、ピックアップローラ2aを加減速し
た場合には、紙葉類Pの先端が図4に示すようにセンサ
6fに到達すると、ピックアップローラ2aによる回転
速度を下流搬送装置99の搬送速度と同一の速度(通常
速度)に戻して紙葉類Pを搬送する。
【0053】これは、紙葉類Pがセンサ6fに到達した
時に紙葉類Pのピックアップローラ2aによる搬送速度
が下流搬送装置99による搬送速度より大きいと、紙葉
類Pが下流搬送装置99に当接して折れ曲がり損傷する
可能性が、また紙葉類Pのピックアップローラ2aによ
る搬送速度が下流搬送装置99による搬送速度より小さ
いと、紙葉類Pが下流搬送装置99による搬送によって
引きちぎられる可能性があり、このためピックアップロ
ーラ2aの加減速によって紙葉類Pがセンサ3fに到達
した場合にはピックアップローラ2aによる回転速度を
下流搬送装置99による搬送速度と同一の速度に設定
し、紙葉類Pの折れ曲がりおよび引きちぎりの発生を防
止する必要があるからである。
【0054】「下流搬送装置による紙葉類の供給」 図4に示すように、紙葉類Pがセンサ6f(下流搬送装
置99)に到達すると、インダクションモータによるロ
ーラ122の駆動によってベルト121が駆動し、紙葉
類Pを供給方向Aに搬送する。このとき、二通の紙葉類
1,P2が図5に示すように互いに重なり合った状態で
図6に示すように下流搬送装置99内(センサ6f)に
到達すると、ピックアップローラ2aおよびフィードロ
ーラ92cを駆動停止し、かつ下流搬送装置99を駆動
することにより、図7に示すように下流搬送装置99に
よって紙葉類P1を供給方向Aに搬送するとともに、図
8に示すようにピックアップローラ2aとアイドルロー
ラ2a1間およびフィードローラ92cと摩擦機構92
1間に紙葉類P2を挟持してフィードローラ二通の紙葉
類P1,P2を分離する。
【0055】この場合、紙葉類P1,P2を分離するにあ
たり、これら紙葉類P1,P2(紙葉類P1)の先端を図
6に示すようにセンサ6fにおいて検出してから紙葉類
1,P2(紙葉類P2)の末端をセンサ6e(ピックア
ップローラ2a)において検出するまでの時間をコント
ローラ4によって測定し、この測定値と予め設定された
規定値とを比較判定した後、この比較判定結果において
コントローラ4による測定値が規定値と比較して大きい
場合にピックアップローラ2aおよびフィードローラ9
2a〜92cを駆動停止するとともに、下流搬送装置9
9を駆動する。
【0056】ここで、規定値は、下流搬送装置99にお
ける紙葉類検出位置とピックアップローラ2aにおける
紙葉類検出位置との間の距離(両センサ6e,6f間の
距離)をLとするとともに、紙葉類Pの搬送速度および
二通分離閾値(処理対象最大紙葉類長+α)をそれぞれ
VとXとすると、演算式{(X/V)−(L/V)}で
求められる値に設定される。
【0057】なお、コントローラ4による比較判定にお
いて測定値が規定値と比較して小さい場合には、ピック
アップローラ2a,フィードローラ92a〜92cおよ
び下流搬送装置99を駆動する。
【0058】また、紙葉類P1,P2の分離直後(検知
後)には、ピックアップローラ2aおよびフィードロー
ラ92a〜92cが再始動して通常回転し、紙葉類Pが
供給方向Aに搬送される。この場合、ピックアップロー
ラ2aの再始動直後における紙葉類Pの供給は、例えば
半周あるいは1/4周分だけピックアップローラ2aを
回転させた後に再停止する動作を紙葉類Pの搬送によっ
てセンサ3eあるいはセンサ3fが通光検出するまで数
回繰り返すことにより行うものでもよい。
【0059】ここで、ピックアップローラ2a等の再始
動は、紙葉類Pの二通送りによるピックアップローラ2
a等の停止後にセンサ6eあるいはセンサ6fが通光に
よって所定の両紙葉類間ギャップを検出した時、すなわ
ち紙葉類P1,P2が分離して設定ギャップに達する時に
行う場合と、紙葉類Pの二通送りによるピックアップロ
ーラ2a等の停止後に{設定ギャップに達する時間+二
通分離閾値に対応する時間}が経過してもセンサ6fを
遮光する時に行う場合との二通りとした。このようにし
て、上流搬送装置から下流装置に紙葉類を確実に供給す
ることができる。
【0060】したがって、本実施形態においては、先後
行する二通の紙葉類P1,P2が重なり合った状態で供給
されると、これら両紙葉類P1,P2を分離することがで
きるから、上流搬送装置98から下流搬送装置99への
紙葉類Pの供給時間を短縮することができる。また、本
実施形態においては、従来必要とした二通送り検知機構
およびギャップ補正機構が不要であるから、紙葉類Pの
搬送経路を供給方向Aに短縮することができる。
【0061】なお、本実施形態においては、郵便物自動
処理装置に適用する場合について説明したが、本発明は
これに限定されず、例えば記録ヘッドを用いたプリンタ
や電子写真方式による画像形成装置にも実施形態と同様
に適用可能である。また、本発明におけるピックアップ
ローラ2a,各フィードローラ93a〜93cおよびベ
ルト118等の始動条件や停止条件は、前述した実施形
態に限定されるものでないことは勿論である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ピ
ックアップローラおよび下流搬送装置にそれぞれ到達す
る紙葉類の有無を各センサで検出し、これら各検出結果
に基づいてコントローラでピックアップローラの駆動速
度を制御することにより、先行する第一紙葉類と後行す
る第二紙葉類との供給間隔を所定の寸法に補正するとと
もに、ピックアップローラおよび摩擦機構付きフィード
ローラを駆動停止し、かつ下流搬送装置を駆動すること
により、それぞれが互いに重なり合う二通の紙葉類を分
離するので、上流搬送装置から下流搬送装置への紙葉類
の供給時間を短縮することができ、その供給能力を高め
ることができる。
【0063】また、先行する第一紙葉類と後行する第二
紙葉類との供給間隔を所定の寸法に補正するとともに、
それぞれが互いに重なり合う二通の紙葉類を分離して供
給できることは、従来必要とした二通送り検知機構およ
びギャップ補正機構が不要であるから、紙葉類の搬送経
路を供給方向に短縮することができ、装置全体の小型化
を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る給紙装置を示す平
面図である。
【図2】本発明の第一実施形態に係る給紙装置のギャッ
プ補正時において先行する紙葉類の検出状態を説明する
ために示す平面図である。
【図3】本発明の第一実施形態に係る給紙装置のギャッ
プ補正時において後行する紙葉類の検出状態を説明する
ために示す平面図である。
【図4】本発明の第一実施形態に係る給紙装置において
下流搬送装置に到達した一通の紙葉類の検出状態を説明
するために示す平面図である。
【図5】本発明の第一実施形態に係る給紙装置における
紙葉類の二通送り状態を説明するために示す平面図であ
る。
【図6】本発明の第一実施形態に係る給紙装置における
二通送り時に先行する紙葉類の検出状態を説明するため
に示す平面図である。
【図7】本発明の第一実施形態に係る給紙装置において
二通送りの紙葉類が分離した状態を説明するために示す
平面図である。
【図8】本発明の第一実施形態に係る給紙装置において
二通送り紙葉類の分離後にピックアップローラが再始動
した状態を説明するために示す平面図である。
【図9】従来の給紙装置を示す平面図である。
【図10】従来の給紙装置において二通送りの紙葉類が
集積箱に搬送される状態を説明するために示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 給紙装置 2 ピックアップローラ機構 2a ピックアップローラ 2a1 アイドルローラ 3 センサ群 3a〜3f,120 センサ 4 コントローラ 6,100 サーボモータ 92 フィードローラ機構 92a〜92c フィードローラ 92c1 摩擦機構 96 近接スイッチ 98 上流搬送装置 99 下流搬送装置 A 供給方向 P,P1,P2 紙葉類

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摩擦機構付きフィードローラおよびピッ
    クアップローラの駆動によって下流搬送装置に紙葉類を
    供給する給紙装置であって、 前記ピックアップローラおよび前記下流搬送装置にそれ
    ぞれ到達する紙葉類の有無を検出する少なくとも二つの
    センサと、 これらセンサのうちピックアップローラ側のセンサによ
    る紙葉類の有無検出によって前記ピックアップローラの
    駆動速度を制御し、かつ前記センサによる紙葉類の有無
    検出によって両ローラの駆動・駆動停止を制御するコン
    トローラとを備え、 このコントローラによる前記ピックアップローラの駆動
    速度制御によって前記紙葉類のうち先後行する二つの紙
    葉類間のギャップを補正するとともに、前記下流搬送装
    置の駆動および前記コントローラによる前記両ローラの
    駆動停止制御によって前記紙葉類のうちそれぞれが互い
    に重なり合う二通の紙葉類を分離する構成とした ことを
    特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記センサが光電センサからなることを
    特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 摩擦機構付きフィードローラおよびピッ
    クアップローラの駆動によって下流搬送装置に紙葉類を
    供給する給紙方法であって、 前記ピックアップローラおよび前記下流搬送装置にそれ
    ぞれ到達する紙葉類の有無を検出し、 これら両検出結果のうち前記ピックアップローラに到達
    する紙葉類の有無検出結果に基づいて前記ピックアップ
    ローラの駆動速度を制御することにより、前記紙葉類の
    うち先行する第一紙葉類と後行する第二紙葉類との供給
    間隔を所定の寸法に補正するとともに、前記下流搬送装置を駆動し、かつ 前記ピックアップロー
    ラおよび前記下流搬送装置に到達する紙葉類の有無検出
    結果に基づいて前記両ローラを駆動停止することによ
    り、前記紙葉類のうちそれぞれが互いに重なり合う二通
    の紙葉類を分離することを特徴とする給紙方法。
  4. 【請求項4】 前記第一紙葉類と前記第二紙葉類との供
    給間隔を所定の寸法に補正するにあたり、前記ピックア
    ップローラにおいて前記第一紙葉類の末端を検出してか
    ら前記第二紙葉類の先端を検出するまでの時間を測定
    し、この測定値と予め設定された規定値とを比較判定し
    た後、この比較判定結果に基づいて前記ピックアップロ
    ーラの駆動速度を制御することを特徴とする請求項3記
    載の給紙方法。
  5. 【請求項5】 前記紙葉類のうちそれぞれが互いに重な
    り合う二通の紙葉類を分離するにあたり、この二通紙葉
    類の先端を前記下流搬送装置において検出してから前記
    二通紙葉類の末端を前記ピックアップローラにおいて検
    出するまでの時間を測定し、この測定値と予め設定され
    た規定値とを比較判定した後、この比較判定結果に基づ
    いて前記ピックアップローラおよび摩擦機構付きフィー
    ドローラを駆動停止するとともに、前記下流搬送装置を
    駆動することを特徴とする請求項3または4記載の給紙
    方法。
  6. 【請求項6】 前記規定値を、前記下流搬送装置におけ
    る紙葉類検出位置と前記ピックアップローラにおける紙
    葉類検出位置との間の距離をLとするとともに、前記紙
    葉類の搬送速度および二通分離閾値をそれぞれVとXと
    すると、演算式{(X/V)−(L/V)}で求められる
    値に設定することを特徴とする請求項5記載の給紙方
    法。
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