JPH06118138A - テスト回路 - Google Patents

テスト回路

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Publication number
JPH06118138A
JPH06118138A JP4270054A JP27005492A JPH06118138A JP H06118138 A JPH06118138 A JP H06118138A JP 4270054 A JP4270054 A JP 4270054A JP 27005492 A JP27005492 A JP 27005492A JP H06118138 A JPH06118138 A JP H06118138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
terminal
scan
input terminal
clock
Prior art date
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Pending
Application number
JP4270054A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Hirasawa
政夫 平沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4270054A priority Critical patent/JPH06118138A/ja
Publication of JPH06118138A publication Critical patent/JPH06118138A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】LSSD(Level−Sensitive
Scan Design)方式用のスキャンラッチにお
いて、通常動作時のクロックとシフト用クロックとで同
じものを用いることによりクロックのスキューを減ら
す。 【構成】通常動作時データを入力するためとスキャン動
作時組み合わせ回路からのデータを入力するための入力
端子D、データをラッチ内部へ書き込むための書き込み
制御端子STB、記憶しているデータを出力するための
データ出力端子Q、通常動作とスキャン動作を切り換え
るためのスキャンモード切り換え端子SCAN、スキャ
ン動作時シフト動作を行わせるための制御信号端子SH
FT、スキャンデータ入力端子SI、スキャンデータ出
力端子SO、通常動作時のデータ書き込みタイミング制
御を行うためのクロック入力端子G1、クロック入力端
子G1B及びスキャンシフト動作を制御するためのクロ
ック端子G2,G2Bを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテスト回路に関し、特に
レベルラッチを用いて設計した回路のテスト容易化のた
めによく使われるLSSD(Level−Sensit
ive Scan Design)方式用スキャンラッ
チにおいてクロックスキューを減らす回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のLSSD方式用スキャンラッチの
ブロック図を図4に、またその真理値表を図5に示す。
【0003】図4において、従来のスキャンラッチ50
は、入力信号として、モード選択信号SMC,ラッチの
書き込みタイミングを決めている第1の信号G,第2の
信号SCK,さらに信号SIN,データ入力信号Dがあ
り、出力信号としてデータ出力Q,Q(反転値)のデー
タ出力がある。
【0004】図5の真理値表に示す様に、SMC=1の
ときは通常モードで動作し、書き込み信号Gがアクティ
ブのときデータが書き込まれる。SMC=0のときは、
スキャンモードで動作し、信号SCKの立ち上がりフリ
ップ・フロップとして動作する。本回路では、ラッチの
書き込みタイミングを決めている信号が通常モードのと
きの信号Gと、スキャンモードのときの信号SCKとの
二つあり、内部で二つの信号を切り換えるためのマルチ
プレクサを有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のLSS
D方式では、シフト動作を行うためのクロックと通常動
作時のクロックが異なるため、2種類のクロックを切り
換える為のマルチプレクサが必要である。このクロック
切り換え回路が存在するため、ラッチ外部のクロックと
ラッチ内部のクロックとの間でクロックスキューを生じ
てしまうという欠点を有する。
【0006】このクロックスキューの悪化は、2相のク
ロックの間隔をひろげなくてはならない結果につなが
り、最終的にはスピードの劣化につながるため、高速の
LSIを設計する上では大きな障害となる問題点となっ
てくる。
【0007】本発明の目的は、前記欠点を解決し、クロ
ックスキューが生じないようにしたテスト回路を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のテスト回路の構
成は、通常動作時データを入力するためとスキャンモー
ド時組み合わせ回路からのデータを入力するためとのデ
ータ入力端子と、前記データをラッチ内部へ書き込むた
めの書き込み制御端子と、記憶している前記データを出
力するためのデータ出力端子と、通常動作とスキャン動
作とを切り換えるためのスキャンモード切り換え端子
と、前記スキャン動作時シフト動作を行わせるための制
御信号入力端子と、スキャンデータ入力端子と、スキャ
ンデータ出力端子と、前記通常動作時のデータ書き込み
タイミング制御を行うための正クロック入力端子と、負
クロック入力端子と、スキャンシフト動作を制御するた
めの正クロック入力端子と、負クロック入力端子とを備
えたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例のテスト回路を
示す回路図である。図1において、本第1の実施例のL
SSD方式用スキャンラッチは、通常動作時データを入
力するためとスキャンモード時組み合わせ回路からのデ
ータを入力するためのデータ入力端子Dと、データをラ
ッチ内部へ書き込むための書き込み制御端子STBと、
記憶しているデータを出力するためのデータ出力端子Q
と、通常動作とスキャン動作を切り換えるためのスキャ
ンモード切り換え端子SCANと、スキャン動作時シフ
ト動作を行わせるための制御信号入力端子SHFTと、
スキャンデータ入力端子SIと、スキャンデータ出力端
子SOと、通常動作時のデータ書き込みタイミング制御
を行うための正クロック入力端子G1と、負クロック入
力端子G1Bと、スキャンシフト動作を制御するための
正クロック入力端子G2と、負クロック入力端子G2B
と、通常動作時データを保持するためのラッチ21と、
スキャンモード時シフト動作をさせるためのラッチ22
と、組み合わせ回路からの入力データDとスキャンのシ
フトレジスタからの入力SIと自分自身のデータを選択
するための〔3−1〕のマルチプレクサ23とを備えて
いる。
【0010】ここで、入力端子SCAN,SHFT,S
TBとマルチプレクサ23との間には、インバータ1〜
5と、NANDゲート11,12と、3入力AND・2
入力AND・NORゲート13とがある。
【0011】マルチプレクサ23は、クロックドインバ
ータ14,15,16を有する。ラッチ21は、インバ
ータ6,クロックドインバータ17,18を有する。ラ
ッチ22は、インバータ8,クロックドインバータ1
9,20を有する。
【0012】ラッチ21,22間には、インバータ7が
介され、インバータ7の出力はインバータ9を介して出
力端子Qにも印加される。出力端子SOの信号は、イン
バータ10が介された後に印加される。
【0013】図2(A),(B)は本実施例の動作を説
明するための真理値表を示す図で、まず(A)の真理値
表を用いて動作を簡単に説明する。(A)の真理値表中
では、SHFT1,SHFT1B,STB1という信号
を用いているがこれは、次の式による。
【0014】 SHFT1=SHFT*(G1*G1B(反転値)) SHFT1B=SHFT(反転値)*(G1*G1B
(反転値)) STB1=STB*(G1*G1B(反転値)) また、G1とG1B及びG2とG2Bの関係は、次式の
ようになっている。
【0015】G1=G1B(反転値) G2=G2B(反転値) これは、回路設計時にラッチ外部で、この関係を満足出
来るような回路を作っておいてやる必要がある。
【0016】SCAN=1のときは、このラッチをスキ
ャンテスト用として用いているときで、動作は次の3通
りに分類される。
【0017】(1)SHFT1=1のときは、端子SI
の入力データAを出力端子Qに出力する。
【0018】(2)SHLT1B=1のときは、端子D
の入力データBを出力端子Qに出力する。
【0019】(3)SHFT1=0かつSHFT1B=
0のときは、前に入力されたデータを保持する。
【0020】SCAN=0のときは、このラッチは通常
のラッチとして用いられ動作は次の2通りに分類され
る。
【0021】(1)STB1=1のときは、端子Dの入
力データBを出力端子Qに出力する。
【0022】(2)STB1=0のときは、前に入力さ
れたデータを保持する。
【0023】次に、図2の(B)を用いて、端子SOの
動作について説明する。
【0024】(1)G2*G2B(反転値)=1のとき
は、端子SOに出力端子Qを出力する。
【0025】(2)G2*G2B(反転値)=0のとき
は、端子SOは前に出力端子Qに出力したデータを保持
している。
【0026】図3は本発明の第2の実施例のテスト回路
を示す回路図である。図3において、本実施例は、図1
のスキャンラッチを用いて、2相クロックφ1,φ2を
使用した回路設計に適用した例である。
【0027】図3において、本第2の実施例は、端子S
I0,SO0,SI1,SO1と、第1,第2の組み合
わせ回路40,41と、図1に示したスキャンラッチを
用いたラッチ(L1),(L2)とを備えている。ラッ
チ(L1)は、ラッチ32〜35からなる。ラッチ(L
2)は、ラッチ36〜39からなる。
【0028】端子G1にクロックφ1が入力するラッチ
(L1)を一つのグループにし、端子G1にクロックφ
2が入力するラッチ(L2)を別グループとし、それぞ
れのグループ内でシフトレジスタを構成する。組み合わ
せ回路も、φ1系からの信号を入力とし、φ2系へ出力
する第1の組み合わせ回路40とφ2系からの信号を入
力とし、φ1系へ出力する第2の組み合わせ回路41と
の二つのグループに分ける。
【0029】スキャンテストは次の様に行う。端子SI
0から入力したデータをクロックφ1,φ2でシフトし
ながらφ1系ラッチへ設定する。φ1系ラッチから組み
合わせ回路40に信号が入力され、組み合わせ回路40
の出力がφ2系ラッチへ取り込まれる。φ2系ラッチを
シフト動作させることにより、端子SO1から結果が出
力される。組み合わせ回路41のテスト手順は、全く逆
の手順で行わるだけである。
【0030】
【発明の効果】前述した従来のLSSD方式用スキャン
ラッチは、通常動作時のクロックとシフト動作のための
クロックが異なるという問題点を有するが、本発明の特
にLSSD方式用スキャンラッチによれば、通常動作時
のクロックとスキャンモード時のシフト動作クロックと
を同じものを用いることにより、ラッチ外部とラッチ内
部のクロックのスキューをなくし、高速LSIの設計に
適したLSSD方式用スキャンラッチを提供できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のスキャンラッチを示す
回路図である。
【図2】(A),(B)はいずれも図1のスキャンラッ
チの真理値表を示す図である。
【図3】図1のスキャンラッチを回路設計に適用した本
発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図4】従来のスキャンラッチを示す配線図である。
【図5】図4の従来のスキャンラッチの真理値表を示す
図である。
【符号の説明】
1〜10 インバータ 11,12 NANDゲート 13 2AND・2AND.NORゲート 14〜20 クロックドインバータ 21〜22,32〜35,36〜39 ラッチ 23 マルチプレクサ 40〜41 組み合わせ回路 50 従来のスキャンラッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常動作時データを入力するためとスキ
    ャンモード時組み合わせ回路からのデータを入力するた
    めとのデータ入力端子と、前記データをラッチ内部へ書
    き込むための書き込み制御端子と、記憶している前記デ
    ータを出力するためのデータ出力端子と、通常動作とス
    キャン動作とを切り換えるためのスキャンモード切り換
    え端子と、前記スキャン動作時シフト動作を行わせるた
    めの制御信号入力端子と、スキャンデータ入力端子と、
    スキャンデータ出力端子と、前記通常動作時のデータ書
    き込みタイミング制御を行うための正クロック入力端子
    と、負クロック入力端子と、スキャンシフト動作を制御
    するための正クロック入力端子と、負クロック入力端子
    とを備えたことを特徴とするテスト回路。
JP4270054A 1992-10-08 1992-10-08 テスト回路 Pending JPH06118138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4270054A JPH06118138A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 テスト回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4270054A JPH06118138A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 テスト回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06118138A true JPH06118138A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17480882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4270054A Pending JPH06118138A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 テスト回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06118138A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6380780B1 (en) * 2000-06-01 2002-04-30 Agilent Technologies, Inc Integrated circuit with scan flip-flop
JP2013538358A (ja) * 2010-09-21 2013-10-10 クアルコム,インコーポレイテッド フルスキャン能力を有するレジスタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6380780B1 (en) * 2000-06-01 2002-04-30 Agilent Technologies, Inc Integrated circuit with scan flip-flop
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000620