JPH06117338A - スクータ型車両のエアクリーナ - Google Patents

スクータ型車両のエアクリーナ

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JPH06117338A
JPH06117338A JP4262441A JP26244192A JPH06117338A JP H06117338 A JPH06117338 A JP H06117338A JP 4262441 A JP4262441 A JP 4262441A JP 26244192 A JP26244192 A JP 26244192A JP H06117338 A JPH06117338 A JP H06117338A
Authority
JP
Japan
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air cleaner
rear wheel
engine
type vehicle
efficiency
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Pending
Application number
JP4262441A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Niimura
佳文 新村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH06117338A publication Critical patent/JPH06117338A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00—Other engines
    • F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2202/00—Motorised scooters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】エンジンの吸気効率を高めるとともに、エアク
リーナや排気マフラの内部容量を拡大可能としてエアク
リーナの浄化効率ならびに排気マフラの排気効率を向上
させ、同時にエアクリーナの異物吸入を防止し、併せて
コストダウンを図ることのできるスクータ型車両のエア
クリーナを提供することを目的とする。 【構成】エンジン１４と動力伝達装置１５とが１つのパ
ワーユニット１３として構成され、このパワーユニット
１３に後輪１６が軸支されたスクータ型車両１におい
て、上記エンジン１４のエアクリーナ２０を上記後輪１
６の上方に配置し、このエアクリーナ２０の底部に後輪
１６の上部を覆うフェンダ部分２１を設けたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの吸入空気を
浄化するスクータ型車両のエアクリーナに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的なスクータ型車両は、図６に示す
ようにエンジン１００と、Ｖベルトなどを用いた動力伝
達装置１０１とが１つのパワーユニット１０２として構
成されており、このパワーユニット１０２に後輪１０３
が軸支されてエンジン１００の動力が動力伝達装置１０
１によって後輪１０３に伝達されるようになっている。
【０００３】エンジン１００の上部にはキャブレタ１０
４が設置され、このキャブレタ１０４に吸気管１０５を
介してエアクリーナ１０６が接続される。従来、上記エ
アクリーナ１０６は後輪１０３を挟んで動力伝達装置１
０１の反対側に配置され、エンジン１００に連結された
排気マフラ１０７がエアクリーナ１０６の下方を通って
後方に延びるレイアウトとなっていた。
【０００４】そして、後輪１０３の上方には図示しない
フェンダが車体側に固定され、後輪１０３が巻き上げる
水や泥などがエンジン１００やキャブレタ１０４などに
掛からないようにされていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにエアクリーナ１０６が後輪１０３の側方に設置され
ていると、吸気管１０５が強く湾曲した形状となるため
にストレートな吸気通路が得られず、吸気効率が悪化し
てエンジン１００の性能が充分に発揮されない懸念があ
った。
【０００６】また、エアクリーナ１０６と排気マフラ１
０７とが上下に近接して配置されるため、両部材１０
６，１０７の干渉を防ぐために両部材１０６，１０７の
大きさ、すなわち内部容量を制限する必要があり、エア
クリーナ１０６の浄化効率や排気マフラ１０７の排気効
率がしばしば犠牲にされていた。
【０００７】しかも、排気マフラ１０７の熱が上方のエ
アクリーナ１０６に伝わり易いため、熱害を防ぐために
排気マフラ１０７の上面に遮熱板などを設ける必要があ
り、コストアップとなっていた。
【０００８】さらに、エアクリーナ１０６の吸気口１０
８が車体の側方に向って開口するようになるため、スク
ータ型車両の走行時に前後輪が跳ね上げる水や泥、塵等
の異物が上記吸気口１０８に吸い込まれる可能性が高
く、エアフィルタが汚れ易かった。
【０００９】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたもので、エンジンの吸気効率を高めるととも
に、エアクリーナや排気マフラの内部容量を拡大可能と
してエアクリーナの浄化効率ならびに排気マフラの排気
効率を向上させ、同時にエアクリーナの異物吸入を防止
し、併せてコストダウンを図ることのできるスクータ型
車両のエアクリーナを提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るスクータ型車両のエアクリーナは、エ
ンジンと動力伝達装置とが１つのパワーユニットとして
構成され、このパワーユニットに後輪が軸支されたスク
ータ型車両において、上記エンジンのエアクリーナを上
記後輪の上方に配置し、このエアクリーナの底部に後輪
の上部を覆うフェンダ部分を設けたことを特徴とするも
のである。
【００１１】
【作用】スクータ型車両のエアクリーナをこのように構
成した場合、エアクリーナがキャブレタの直後に配置さ
れるためにエアクリーナとキャブレタとを結ぶ吸気管を
直管状にすることができ、ストレートな吸気通路を構成
可能となる。このため、エンジンの吸気効率が高められ
る。
【００１２】また、エアクリーナと排気マフラとが近接
しなくなるため、それぞれを大型化して内部容量を拡大
させることができ、エアクリーナの浄化効率や吸気効
率、ならびに排気マフラの排気効率が向上する。
【００１３】しかも、エアクリーナの吸気口を後輪より
上方に位置させることができ、異物がエアクリーナ内に
吸入されにくくなる。
【００１４】さらに、排気マフラの熱がエアクリーナに
及ばなくなるため、エアクリーナへの防熱装置をとる必
要がなくなり、コストダウンとなる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【００１６】図１は、本発明の一実施例を示すスクータ
型車両の左側面図である。このスクータ型車両１の車体
フレーム２は一般的なアンダボーン型のものとされ、そ
の前頭部に前輪３を支持するフロントフォーク４がハン
ドルバー５とともに左右回動自在に枢着されている。ま
た、車体フレーム２の後部にはヘルメット６等を収納可
能な物品収納体７が鋼板モノコック構造などによって構
成され、その上に着座シート８が開閉可能に設置されて
いる。
【００１７】このような車体フレーム２は、合成樹脂製
のフレームカバー９によって全面的に覆われ、前記ハン
ドルバー５と着座シート８との間には下方に深く湾入し
たフロアステップ１０が形成されている。
【００１８】車体フレーム２の中央下部には、リンク１
２を介してパワーユニット１３が上下方向に回動可能に
連結されている。このパワーユニット１３は、スクータ
型車両用として一般的に用いられているもので、図２、
図３にも示すようにエンジン１４と動力伝達装置１５と
が１つにまとめられたもので、上記動力伝達装置１５の
後部に後輪１６が直接軸支されている。なお、動力伝達
装置１５の後部と車体フレーム２の後部との間にはショ
ックアブソーバ１７が連結されている。
【００１９】このため、スクータ型車両１の走行時に
は、後輪１６が路面の凹凸によってパワーユニット１３
とともに上下方向に揺動し、そのショックが前記ショッ
クアブソーバ１７によって緩衝される。
【００２０】エンジン１４の上部にはキャブレタ１９が
設置され、このキャブレタ１９の吸気側（後部側）にエ
アクリーナ２０が接続されている。このエアクリーナ２
０は、後輪１６の上方に配置されて前後方向に延びる形
状とされ、その底部は後輪１６の輪郭に合せて湾曲し、
この部分に後輪１６の上部を覆うフェンダ部分２１が一
体成型などによって設けられている。なお、エンジン１
４の下部に接続された排気マフラ２２は、湾曲して後輪
１６の右側方を通り、後方に延びている。
【００２１】図４、図５に示すように、エアクリーナ２
０は、上記フェンダ部分２１とキャブレタ１９に嵌め込
まれる吸気管２３とが形成されたクリーナケース本体２
４と、このクリーナケース本体２４の上部開口部を気密
に閉塞可能なクリーナケース蓋部２５と、このクリーナ
ケース蓋部２５に嵌め込まれたエアフィルタ２６とから
構成されている。
【００２２】本実施例において、クリーナケース本体２
４に設けられたフェンダ部分２１の長さおよび幅は、そ
れぞれクリーナケース本体２４のケース底面から張り出
す形とされており、フェンダ部分２１の右側部には例え
ば取付ブラケット２７が形成され、この取付ブラケット
２７が前記排気マフラ２２に設けられたステー２８など
にボルト２９等で固定されるようになっている。なお、
クリーナケース本体２４の内部には前記クリーナエレメ
ント２６を下方から支持するリブ３１が複数形成されて
いる。
【００２３】クリーナケース蓋部２５には、後方に開口
する吸気口３２が設けられており、この吸気口３２から
吸い込まれた外気は、スポンジなどの多孔状物質からな
る前記エアフィルタ２６を通過する際に塵などを分離さ
れて浄化され、吸気管２３を通ってキャブレタ１９に供
給される。
【００２４】以上のように構成した場合、エアクリーナ
２０がキャブレタ１９の直後に配置されるため、吸気管
２３を直管状にしてストレートな吸気通路を得ることが
でき、吸気効率を向上させてエンジン１４の性能を充分
に発揮させることができる。
【００２５】また、エアクリーナ２０と排気マフラ２２
とが近接しなくなるため、両部材２０，２２の大きさ、
すなわち内部容量を従来より拡大することができる。
【００２６】エアクリーナ２０の内部容量を拡大させた
場合、エアフィルタ２６の面積を広く取ることができる
ため、浄化効率が向上する上に吸気抵抗が減少し、スト
レートな吸気通路効果と相俟って吸気効率を一段と高め
ることができる。
【００２７】また、排気マフラ２２の内部容量を拡大さ
せた場合、膨張室が拡がるために排気ガスの膨張作用や
反射作用などを高めることができ、排気効率や消音効率
を向上させることができる。
【００２８】さらに、エアクリーナ２０と排気マフラ２
２との間が充分に離間するためにエアクリーナ２０を排
気マフラ２２の熱から保護する手段を講じる必要がなく
なることと、従来後輪１６の上方に独立して設けられて
いたフェンダを廃止させることができることとから、大
幅なコストダウンを図ることができる。
【００２９】しかも、エアクリーナ２０の吸気口３２を
後輪１６よりかなり上方に位置させることができるた
め、吸気口３２に水や泥、塵等の異物が吸い込まれにく
く、エアフィルタ２６を汚れにくくすることができる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスク
ータ型車両のエアクリーナは、エンジンと動力伝達装置
とが１つのパワーユニットとして構成され、このパワー
ユニットに後輪が軸支されたスクータ型車両において、
上記エンジンのエアクリーナを上記後輪の上方に配置
し、このエアクリーナの底部に後輪の上部を覆うフェン
ダ部分を設けたことを特徴とするものである。
【００３１】したがって、エアクリーナがキャブレタの
直後に配置されるため、エアクリーナとキャブレタとを
連結する吸気管を直管状にしてストレートな吸気通路を
構成し、エンジンの吸気効率を高めることができる。
【００３２】また、エアクリーナと排気マフラとが近接
しなくなるため、エアクリーナと排気マフラとを大型化
させて内部容量を拡大することができ、エアクリーナの
浄化効率や吸気効率ならびに排気マフラの排気効率を向
上させることが可能である。
【００３３】しかも、エアクリーナの吸気口を後輪より
上方に設置可能となり、水や泥、塵などの異物がエアフ
ィルタに吸入されにくいようにすることができる。
【００３４】さらに、エアクリーナと排気マフラとが充
分に離間して排気マフラの熱がエアクリーナに及ばなく
なるため、エアクリーナを熱から保護する措置を取る必
要がなくなり、コストダウンすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すスクータ型車両の左側
面図。
【図２】パワーユニット、後輪、キャブレタ、エアクリ
ーナなどの左側面図。
【図３】図２に対応する平面図。
【図４】図３のIV−IV線に沿うエアクリーナの断面図。
【図５】図４のＶ−Ｖ線に沿うエアクリーナの断面図。
【図６】従来の技術を示すパワーユニット、後輪、キャ
ブレタ、エアクリーナ、排気マフラなどの平面図。
【符号の説明】 １ スクータ型車両 １３ パワーユニット １４ エンジン １５ 動力伝達装置 １６ 後輪 ２０ エアクリーナ ２１ フェンダ部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 エンジンと動力伝達装置とが１つのパワ
    ーユニットとして構成され、このパワーユニットに後輪
    が軸支されたスクータ型車両において、上記エンジンの
    エアクリーナを上記後輪の上方に配置し、このエアクリ
    ーナの底部に後輪の上部を覆うフェンダ部分を設けたこ
    とを特徴とするスクータ型車両のエアクリーナ。
JP4262441A 1992-09-30 1992-09-30 スクータ型車両のエアクリーナ Pending JPH06117338A (ja)

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