JPH0610892A - 軸流形送風機及びこれを用いた空気調和機 - Google Patents

軸流形送風機及びこれを用いた空気調和機

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JPH0610892A
JPH0610892A JP4173076A JP17307692A JPH0610892A JP H0610892 A JPH0610892 A JP H0610892A JP 4173076 A JP4173076 A JP 4173076A JP 17307692 A JP17307692 A JP 17307692A JP H0610892 A JPH0610892 A JP H0610892A
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JP
Japan
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mouth
axial
case
mouth ring
fan
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JP4173076A
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Yoji Sekine
洋治 関根
Takashi Saotome
隆 早乙女
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マウスリング,軸流ファンの翼間に生じる渦
による騒音の低減と高風圧化を図り、良好な組立て性,
小形化,省電力化を達成する。 【構成】 円筒状のケース3の内面に、吸込側と吐出側
を区画する円板状のマウスリング4,5を垂直にかつ距
離Dを隔てて固定し、下流側のマウスリングの吐出側面
の大部分を垂直または吸込み側にへこませ、マウスリン
グ4,5の内側に軸流ファン1を取り付けている。マウ
スリング4,5は、その内周側に、ケース3の内面に平
行に折り曲げられた絞り立上り部4a,5aを有し、こ
れら絞り立上り部4a,5aの先端の間隔がマウスリン
グ4,5で挾まれた袋状空間部6の開口部8をなしてい
る。軸流ファン1の回転によって翼1aの外周に生じた
渦7は開口部8から袋状空間部6に吸い込まれ、吐出側
面から翼に向かう逆流をなくし、これによる騒音を少な
くして風量を増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸込側と吐出側とを区
画するためのマウスリングを備えた軸流形送風機とそれ
を用いた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の産業用送風機、換気扇、空気調和
機等に用いられる軸流形送風機としては、軸流ファンに
対して吸込側と吐出側とを区画し、吸込側から吐出側へ
の空気の流通を円滑にするために、マウスリングを設け
たものが知られている。これを図14,図15で説明す
ると、軸流ファン60の周囲を限定された幅で囲むよう
にマウスリング62がケースに取り付けられて配置され
ており、図面上右側を吸込側、左側を吐出側とすると、
このようにマウスリング62によって吸込側と吐出側と
が明確に区画されている。軸流ファン60が回転して吸
込側から空気が吸い込まれると、このマウスリング62
の吸込側部分で負圧が生じ、これにより、吸い込まれた
空気のうちのケースの内面近くのものがケース内の中心
部分に円滑に導かれ、軸流ファン60を通って吐出側に
送られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
軸流形送風機には、ケース内に収納されている軸流ファ
ン60の回転により、この軸流ファン60の翼の先端部
との間に渦が生じ、これが騒音の原因となる等の問題が
ある。これを同じく図14,図15を用いて説明する。
【0004】図14は負荷が小さい場合(通風抵抗が
小)の軸流ファン60による流れの状態を示すものであ
って、全体的には、この流れは吐出端に至るまでの縮流
の形態となる。この場合、単なる吸込作用と異なり、後
縁60aaに近づくにつれて、翼60aの先端に渦61
が生じて上流から下流に向かって次第に大きく成長し、
マウスリング62と翼60aとの隙間が狭いため、渦騒
音が上昇するし、渦61が強制的に翼60a側に入り込
み、翼60aの作用に干渉して騒音レベルを上昇させる
という問題があった。これと同時に、実際に送風作用を
するファンの有効径Da4が小さくなってしまい、これ
により、風圧が低くなって送風量が低下するという問題
もあった。
【0005】また、負荷が大きい場合(通風抵抗が大)
には、図15に示すように、下流位置(マウスリング6
2の出口端)で吐出流が遠心方向に向く拡大流となるた
め、渦61はマウスリング62の幅Wの中央側に寄せら
れて大きな渦61となり、負荷が小さい場合と同様、マ
ウスリング62と翼60aとの間の隙間が狭いため、渦
騒音が上昇するし、渦61が強制的に翼60a側に入り
込み、翼60aの作用に干渉して騒音レベルを上昇させ
る問題があった。これと同時に、実際に送風作用をする
ファンの有効径Da5が小さくなってしまい、それによ
り風圧が低くなって送風量が低下するという問題があっ
た。
【0006】かかる軸流ファンの翼の先端に生ずる渦を
なくす方法としては、その例が、例えば特開昭61−1
49600号公報や実開昭63−193792号公報に
開示されている。前者は、軸流ファンとケースとの間を
広げ、この間に軸流ファンを囲むように、かつ狭い方の
開口部が軸流ファン側に向くように、断面形状が漏斗状
の絞り面が大きい仕切板を設け、軸流ファンの翼の先端
に生じた渦がこの仕切板の開口から仕切板で形成される
空間内に入り込むようにしたものであり、後者は、軸流
ファンの外周に消音リングを設けるようにしたものであ
る。しかしながら、かかる方法を図14,図15に示す
マウスリングを備えた軸流形送風機に適用した場合、上
記の仕切板や消音リングを取り付けた分だけ軸流ファン
を小形にしなければならない。又は、ケース及び軸流フ
ァンの寸法を変えない場合には、仕切板が近いために渦
が翼部まで入り込んでしまうばかりでなく、吐出側の漏
斗状の絞り面から翼部へ向かう逆流を生じて騒音の上昇
と風量の低下を招くという問題があった。しかも、漏斗
状の面の広い絞りは板金絞り加工が困難であった。
【0007】また、特開平1−131835号公報に
は、プロペラファンの外周に板上のマウスリングが設け
られ、これによって空気流がファンのプロペラの方向に
曲げられるが、この曲げられるところで生ずる渦をなく
すために、この部分にガイド片を設け、このガイド片に
よって空気が円滑にながれるようにしている。しかし、
これはプロペラの先端に生ずる渦をなくすものではな
く、これを図14,図15に示した軸流形送風機に適用
しても、上記の渦による騒音を亡くすことはできない。
【0008】また、風圧の低下や失速を防止する方法と
しては、実公平3ー29593号公報に記載のものがあ
る。これは、ファン用マウスリングの吸込側前方に、圧
力の仕切り作用がなくて断面形状を特定した円環状のリ
ングを配置するものであるが、特定の負荷以外の場合に
は、リングが吸込流を阻害し、乱れを増大させて風圧を
低下させ、騒音を増大させる問題がある。また、リング
の支持部材によって空気の流れに障害が生じるといった
問題も生ずる。
【0009】図14,図15に示した従来の軸流形送風
機においては、さらに、マウスリング62の円筒部の幅
Wには負荷あるいは羽根車の厚さBによって最適な寸法
が存在するが、このような場合、この円筒部の幅Wを変
更することは製作型の変更を伴なうという問題があっ
た。
【0010】さらにまた、かかる軸流形送風機を空気調
和機等に用いる場合には、その大部分はケース断面が矩
形であることから、マウスリング39の外形はケースに
合わせて矩形にしなければならないが、このような場
合、幅Wの広い円筒形のマウスリングを鉄板からのプレ
スによる深絞り加工で製作することは非常に困難である
し、また、これを樹脂成形する場合でも、成形型を軸方
向に分割可能とするとともに、半径方向にも分割可能と
しなければならず、成形型が複雑で高価なものとなるな
どの問題があった。また、例えローラ絞りによって外形
を円形にしても、この場合には外方に矩形板を追加する
か、あるいは軸方向にある正面ケースに取り付けなけれ
ばならず、従来の軸方向の幅Wが広いマウスリング62
を狭いケース内に取り付けるには、スポット溶接機のバ
ーあるいはドライバーの正面ケースまでの挿入が困難で
あるなどの問題があった。
【0011】本発明の目的は、かかる問題を解消し、ケ
ースが大型化したり、ファンが小型化したりすることな
く、マウスリングに改良を加え、送風音の低減と風圧の
増大化を実現可能とした軸流形送風機とこれを用いた低
騒音で高風圧の空気調和機とを提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、構造が簡単で
製作が容易なマウスリングを備えた軸流形送風機とこれ
を用いたコンパクト,低騒音で省電力形の空気調和機を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、本発明は、マウスリングがケースの内面に垂直
に、かつ軸流ファンの軸に平行な方向に所定の距離を置
いて並設された第1,第2のマウスリングからなり、下
流に位置する該第2のマウスリングの内方端の絞り立上
り部を除き、吐出側面の位置はケースに垂直または吸込
み方向にへこむ構成となし、該第1,第2のマウスリン
グ間に、該軸流ファンの翼に対向した開口部を有する袋
状空間部を形成する。
【0014】また、本発明は、これら第1,第2のマウ
スリングの軸流ファン側端部は曲折されて、軸流ファン
の翼の先端に平行な絞り立上り部が形成されている。
【0015】
【作用】第1,第2のマウスリングでもって軸流ファン
の翼の外周に対向した袋状空間部を設けることにより、
この翼の先端に生じた渦はその運動が抑制されることな
く、この袋状空間部内に吸い寄せられることになり、こ
のため、渦自身の運動がスムーズになり、しかも、軸流
ファンの翼から遠ざかって下流の渦の成長も抑制され、
軸流ファンの翼への干渉が少なくなる。これと同時に、
実際に送風作用をするファン部の有効径が大となり、低
騒音化と高風圧化が達成される。
【0016】第1,第2のマウスリングの軸流ファン側
端部に絞り立上り部が設けられることにより、上記袋状
空間部が一部閉じた状態となり、吸い寄せられた渦がこ
の袋状空間部から抜け出しにくくなる。このため、さら
に、低騒音化と高風圧化が進むことになる。また、第2
のマウスリングの吐出側面の大部分はケースに垂直また
は吸込み方向にへこんでいるので、吐出側面からの逆流
がなくなり、低騒音化と高風圧化が達成できることにな
る。
【0017】また、マウスリングは2個で構成できるの
で、これらの軸流形ファン側の端部に形成される絞り立
上り部は短いものでよいことになり、これら第1,第2
のマウスリングは浅い絞り加工で容易に製作できる。さ
らに、負荷及び羽根車厚みに合わせてこれらマウスリン
グ間の間隔を調節することが容易となる。さらにまた、
狭い空気調和機のケース内への取付けも1個毎に行なう
ことができるので、ケースに取付ける際の作業も容易と
する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1〜図3は本発明による軸流形送風機の一
実施例を示すものであって、図1は負荷が小さいときの
状態を示す縦断面図、図2はその正面図、図3は負荷が
大きいときのその縦断面図であり、1は軸流ファン、1
aはその翼、3は送風案内用円管ケース、4,5は夫々
マウスリング、4a,5aは絞り立上り部、6は袋状空
間部、7は渦、8は開口部である。
【0019】図1,図2において、円筒状をなす送風案
内用円管ケース3の内面に2個のマウスリング4,5が
この送風案内用円管ケース3の中心軸方向に並べて取り
付けられており、これらマウスリング4,5の内側に、
送風案内用円管ケース3の内面と同軸状に軸流ファン1
が配置されている。この軸流ファン1は、例えば4枚の
翼1aを有しており、図示しないモータによって回転
し、これによって矢印Xで示す方向に空気が流れる。
【0020】マウスリング4,5は円板状をなし、その
内径部分(図示では、軸流ファン1側)が折り曲げられ
て夫々絞り立上り部4a,5aをなしており、夫々送風
案内用円管ケース3の内面に垂直となるように取り付け
られている。即ち、口述する立上り部を除く大部分の面
はケースに垂直に構成している。そして、これらマウス
リング4,5の絞り立上り部4a,5aは、それらの先
端が所定の間隔をもって互いに対向するようにしてお
り、これによってマウスリング4,5の間に袋状空間部
6が形成されるとともに、絞り立上り部4a,5aの先
端間の間隙がこの袋状空間部6の開口部8となってい
る。下流側の絞り立上り部5aの絞りRは軸流ファン1
の外径の4%以下に小さくしている。また、絞り立上り
部4a,5aは送風案内用円管ケース3の内面と平行で
あって、この開口部8は、軸流ファン1が回転するとき
に翼1aの先端によって形成される円筒面に所定の間隔
で対向し、かつこの円筒面の下流側の部分対向するよう
に位置付けられている。
【0021】これらマウスリング4,5は、軸流ファン
1の外周で、吸込側(図1上、軸流ファン1より右側)
と吐出側(図1上、軸流ファン1より左側)とに区画し
ている。軸流ファン1が回転すると、マウスリング4の
作用により、吸込側外周、即ち、マウスリング4の図1
上右側で送風案内用円管ケース3の内面近傍で負圧が生
じ、これにより、外部から吸い込んだ空気のうちの送風
案内用円管ケース3の内面近傍を通る空気も軸流ファン
1に吸い寄せられ、空気の流れがスムーズとなる。
【0022】かかる構成において、負荷が小さい場合に
は、軸流ファン1の回転による空気の全体の流れ、従来
と同様、矢印Xで示すようになり、翼1aの先端に渦7
が生ずるが、マウスリング4,5間にある袋状空間部6
が負圧化し、これらよって渦7がこの袋状空間部6内に
吸い寄せられて翼1aから遠ざかり、外方に自然体にで
きることになる。また、下流に位置する第2のマウスリ
ング5の大部分の面はケースに垂直になっており、絞り
立上り部5aは小さくしてあるので、吐出側面と吐出流
がなす角度は急になり、吐出側面から逆流をなくすこと
ができる。
【0023】このため、渦7の成長も抑制されて渦騒音
が低下し、また、渦7が翼1aの回転に干渉するのが少
なくなるほか、逆流と翼が干渉することもなくなって翼
騒音も低減できる。しかも、実際に送風作用をなす軸流
ファン1の有効径Da1が大となり、高風圧が得られる
ことになる。
【0024】負荷が大きい場合には、図3に示すよう
に、軸流ファン1を通った空気の吐出流が後方のマウス
リング5の出口側で遠心方向に向く拡大流となり、この
ため、翼1aの先端に生ずる渦7は、マウスリング4,
5間の開口部8側に引き寄せられて袋状空間部6に吸い
込まれる。しかも、絞り立上り部4a,5aによって袋
状空間部6の一部が閉じられている状態になっているの
で、一旦入り込んだ渦7は袋状空間部6から抜け出にく
い。
【0025】従って、この場合も、渦7は翼1aから遠
ざかって外方に自然体にできることになり、下流の渦7
の成長も抑制されて渦騒音が低下し、また、この渦7が
翼1aを干渉するのが少なくなって翼騒音も低減する。
しかも、円管ケース3と軸流ファン1との間を大きく必
要とするような新規な部品挿入も必要とせず、従来の円
管の寸法、軸流ファンの寸法のままで行なうことができ
るばかりでなく、実際に送風作用をなす軸流ファン1の
有効径Da2が大となり、高風圧が得られることにな
る。
【0026】ここで、各マウスリング4,5の絞り立上
り部4a,5aの寸法hは小さくよい。このため、かか
るマウスリング4,5は夫々一枚平板から容易に、しか
も、同一型による絞り加工でもって極めて簡単に製作す
ることができる。特に、下流の第2のマウスリング5の
絞り立上り部5aの小型化は、逆流を防止する効果も持
ち合わせることができる。
【0027】次に、この実施例の具体的な性能効果につ
いて述べる。ここでは、軸流ファン1として外径A=4
00mm、羽根車厚さB=110mmの羽根4枚からな
るプロペラファンを用い、マウスリング4,5の内径C
=415mm、絞り立上り部4a,5aの寸法h=20
mmとして、これら2個の同一仕様のマウスリング4,
5を距離D=70mmを置いて送風案内用円管ケース3
に取り付け、30mmの幅の開口部8をもつ袋状空間部
8を形成した軸流形送風機であって、これを毎分585
回転の回転数で運転した結果、最大風量は29m3/m
inであった。
【0028】これを図14,図15で示したような従来
の幅W=70mmの円筒形マウスリングを使用した軸流
形送風機と比較すると、負荷が比較的小さい風量24m
3/min時における騒音は、従来のものが39dBで
あったのに対し、この実施例では36dBとなって3d
B低下し、また、風圧(全圧)も、従来のものが18P
aであったのに対し、この実施例では20Paとなって
11%も高くなった。負荷が大きい風量12m3/mi
n時における騒音は、従来のものが46dBであったの
に対し、この実施例では44.5dBとなって1.5d
B低下し、風圧(全圧)も、従来のものが29Paであ
ったのに対し、この実施例では33Paとなって14%
高くなった。また、ファンの最大効率は、従来のものが
57%(23m3/min時)であったのに対し、この
実施例では61%(24m3/min時)に向上した。
以上のように、この実施例の効果が充分に確認すること
ができた。
【0029】また、下流の絞り立上り部5aの絞りRは
風量24m3/min時における騒音は軸流ファンの外
径の4%(R2)以下であれば、Rがない場合に比べ、
0.3dB上昇未満の影響に留まり、5%では1dB上
昇、6%では1.5%上昇となることがわかり、上記の
絞りRは4%以下に小さいのがよく、逆流に伴う騒音の
影響を少なくできることを確認できた。
【0030】次に、本発明による軸流形送風機の他の実
施例を、その要部を示す図面を用いて説明する。但し、
各図面において、図1〜図3に対応する部分には同一符
号を付けている。
【0031】図4に示す実施例は、マウスリング7,8
夫々の絞り立上り部8a,9aの先端をさらに袋状空間
部10側に曲げたものであって、これにより、図1〜図
3で説明した効果に加え、絞り立上り部8a,9aの先
端の曲げ部によって袋状空間部10における渦の回転が
スムーズ化され、低騒音化が一層向上する。
【0032】図5に示す実施例は、マウスリング12,
13夫々の絞り立上り部12a,13aが同一方向に吐
出側に向くように、マウスリング12,13を送風案内
用円管ケース3に取り付けられたものであって、これら
マウスリング12,13間が袋状空間部14となる。こ
れにより、図1〜図3で説明した効果に加え、下流に位
置する第2のマウスリング13の吐出側面は絞り立上り
部9aの先端より吸込み側にへこむ構成としているの
で、吐出側面から翼に向かうような逆流を効率よくなく
すことができるため、低騒音化の効果を高めるばかりで
なく、立上り部9aは下流に向かっているので、風量の
効果の効果も得ることができる。また、これらマウスリ
ング12,13が同一型で製作できる上、これらマウス
リング12,13の取付け作業も同一手順で行なえて簡
単になる。
【0033】図6に示す実施例は、一方のマウスリング
16を他方のマウスリング17の半径方向の途中、即ち
縦の面17bに取り付けて袋状空間部18を形成したも
のであって、図5で説明した効果に加え、2個のマウス
リング16,17を1セットとして送風案内用円管ケー
ス3に取り付ける前に部組みできるし、マウスリング1
6と送風案内用円管ケース3との間のスペース20を熱
交換器や電気品等の他部品の収納部として活用できる。
ここでは、マウスリング12,13の絞り立上り部を同
一向きにしているが、図1で示したように、先端部が互
いに対向するようにしてもよいし、また、図4に示すよ
うな形状としてもよい。
【0034】図7に示す実施例例は、マウスリング2
1,22夫々の絞り立上り部21a,22aを、送風案
内用円管ケース3に垂直なそれらの平面部21b,22
bから大きな曲率半径で曲げられたものとし、これら平
面部21b,22bを背中合わせに固着させたものであ
る。これら絞り立上り部21a,22aの傾斜した外面
によって袋状空間23部が形成されている。
【0035】かかる構成により、図6で説明した効果に
加え、新たな円管ケースが不要であり、袋状空間部23
が斜面によって構成されるので、渦の回転が斜面を利用
してスムーズに行なえることとなり、一層低騒音化が向
上する。しかも、製作に関しても、2個のマウスリング
21,22を1セットとして部組作業ができるととも
に、これらを密着させるので、その位置決めも容易であ
る。また、図6で示した実施例以上に絞り立上り部21
a,22aの外側のスペース24も広くできるので、こ
れを他の部品の収納場所として活用でき、この実施例を
用いた空気調和機等の小形が促進する。
【0036】図8に示す実施例は、マウスリング25,
26を、夫々の絞り立上り部25a,26aが互いに逆
向きとなるようにして、所定の間隔をもって位置付け、
かつマウスリング25,26夫々の平面部の他端の折曲
げ部25b,26bを重ね合わせて閉鎖固着させたもの
である。マウスリング25,26の平面部間に袋状空間
27が形成される。この実施例は、図7に示した実施例
の効果に加え、袋状空間27の幅及び深さを大きくする
ことができる。
【0037】図9に示す実施例は、図1〜図3に示した
実施例において、袋状空間部6の壁面に吸音材28を配
設したものであって、図1〜図3に示した実施例の効果
に加え、渦の騒音及び渦の翼干渉によって生じる騒音が
吸音され、従って、聴感が良好となり、騒音レベルも大
幅に低減する。なお、吸音材28としては、グラスウー
ル等の繊維性のものや発砲軟質ウレタンフォーム等の多
孔質材が適している。
【0038】勿論、図4,図5,図6,図8に示した実
施例での袋状空間部に、同様に、吸音材を配置するよう
にしてもよい。
【0039】図10に示す実施例では、マウスリング3
0が、図1でのマウスリング4,5と同等のマウスリン
グ30aa,30abを連結部30cで連続的に繋ぎあ
わせて一体化してなるものであって、その内部に断面形
状がタイヤ形の袋状空間が31を形成している。この外
方端30cの反対側に開口部32が形成されており、外
方端30cは開口部32と同心に円形状をなしている。
【0040】かかる構成により、この実施例では、図1
〜図3に示した実施例に比べて、特に、外径が丸形の例
えば円形ダクトを用いる産業用排風機に適しており、ま
た、マウスリングは1つの部品として扱うことができ
る。性能的には図1〜図3に示した実施例と同様であ
る。マウスリング30は、タイヤ形断面をなしている
が、材質を弾性として型離れ可能なゴム性とすることに
よって製作可能である。
【0041】図11に示す実施例では、図10に示した
実施例と同様であるが、マウスリング33の2つの絞り
立上り部33ba,33bbの向きを互いに逆向きと
し、内部に形成される袋状空間部34の開口部35を大
きくしている。
【0042】かかる構成により、この実施例では、図1
〜図3に示した実施例に比べて、特に、外形が丸形の例
えば円形ダクトを用いる排風機に使用するのに適してお
り、マウスリングは1つの部品として扱うことができ
る。性能的には図7,図8に示した実施例と同様であ
る。また、マウスリング33は袋状空間部34は裾広が
り形状であるので、平坦鉄板のコイル材のローラ加工に
よる絞り加工によって製作可能であり、材料を有効利用
できる。
【0043】勿論図10に示す実施例において、マウス
リング30aaと30abの絞り立上り部の向きを同じ
としてもよいし、図11に示す実施例においても、マウ
スリング30の絞り立上り部33ba,33bbの向き
を同じとしてもよい。また、これと図10,図11に示
す実施例において、図9に示した実施例のように、袋状
空間部31,34に吸音材を配置するようにしてもよ
い。
【0044】図12,図13は図1〜図3に示した実施
例を用いた空気調和機(ここでは、セパレート形ルーム
エアコンの室外ユニット)の一実施例を示すものであっ
て、図12はその縦断面図、図13は図12の分断線A
−Aからみた平面図であり、40は底部ベース、41は
室外ユニットの上ケース、41aは上板、41b,41
cは側板、42は軸流ファン、42aは翼、43はファ
ンモータ、44は熱交換器、45は前ケースとガード、
46,47はマウスリング、46b,47bは絞り立上
り部、48は開口部、49は袋状空間部、50は渦であ
る。
【0045】図12,図13において、底部ベース40
に上板41aと左右の側板41b,41cとからなるユ
ニットの上ケース41が組み立てられて、室外ユニット
のケースを構成している。かかる室外ユニットでは、外
形と通風路断面が矩形状をなしており、据付け性を良く
している。
【0046】このケースの内部には、吸込側(図12で
右側)に熱交換器44が、これとは反対の吐出側に軸流
ファン42と、これを回転させるファンモータ43と、
マウスリング46,47等が夫々配置されている。44
は熱交換器であって軸流ファン42の吸込側に対向して
配置してある。マウスリング46,47は軸流ファン4
2の外周に配置され、図1や図3に示したマウスリング
4,5と同様の構造をなしているが、それらの内周の形
状が円形をなしているのに対し、外周の形状は、図13
から明らかなように、室外ユニットの断面形状と同様の
矩形状をなし、上ケース41や底ベース40に固着され
て吸込側と吐出側とを区画している。
【0047】なお、マウスリング46,47としては、
図1,図3以外の先に説明したマウスリングを用いても
よいことはいうまでもない。
【0048】マウスリング46は上板41aの内面に、
マウスリング47はマウスリング46の下流(空気の吐
出側)に配置されて上板41aの先端部に夫々取り付け
られて、これらマウスリング46,47によって袋状空
間部49が、マウスリング46,47の絞り立上り部4
6b,47b間にこの袋空間部49の開口部48が円環
状に夫々形成されている。下流側の絞り立上り部47b
の絞りRは、軸流ファンの外径の3%に小さくしてあ
る。このマウスリング47の吐出口側外面に前面ケース
とガード45が配置されている。マウスリング47の吐
出口側外面も室外ユニットの前面ケースを兼ねている。
【0049】かかる構成の空気調和機において、軸流フ
ァン42がファンモータ43によって回転することによ
り、熱交換器44側から空気が吸い込まれて熱交換さ
れ、マウスリング46,47の内側の軸流ファン42、
ガード45を通って外部に吐出される。この場合、軸流
ファン42の翼42aの先端とマウスリング46,47
との間に生ずる渦50は、先に説明したように、袋状空
間部49内に吸い込まれ翼42aから遠ざかり、自然体
で循環して、それより下流では、渦50の成長が抑制さ
れるほか、吐出側面からの逆流もなくなる。これによ
り、渦50の翼42aへの干渉が少なくなって騒音が低
くなり、これとともに、図1〜図3で説明した実施例と
同様に、軸流ファン42の実際に送風作用をする面積即
ち有効径が大きくなり、高風圧が得られることになって
風量が増加し、熱交換量が増加する。
【0050】圧縮機を用いて熱交換器44とともに冷凍
サイクルが構成される場合には、熱交換がよくなること
により、冷媒の圧縮比が小になるので、COP(熱交換
量/消費電力)が向上し、また、熱交換量の増加を圧縮
機の小形化に活用することにより、大幅な省電力化が実
現できる。さらに、風量が増加する分熱交換器を小さく
することにより、製品の小形化,より省電力化が可能と
なる。
【0051】さらにまた、この実施例では、構造的にも
マウスリングを2個用いているので、負荷及び軸流ファ
ン42の羽根車厚さXにあわせてその都度最適なマウス
リング46,47の位置やこれら相互の距離Yを調節で
きるのに加えて、これらマウスリング46,47の絞り
立上り部46a,47aが小さくてすむので、マウスリ
ング46,47をプレスによる浅絞りで容易に成形する
ことができる。しかも、マウスリング46をベース40
と上ケース41とに容易に取り付けることができるし、
マウスリング47は前面ケースを兼ねて一体に製作でき
るので、製品の低コスト化も実現できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軸流ファンの外周側に吸込側と吐出側を区画する第1の
マウスリングと第2のマウスリングを距離をおいて並置
し、該2個のマウスリングの翼に対向する内方端の間に
て円環状の開口部を構成し、これにより2個のマウスリ
ングにより作られる断面に袋状の空間を形成したので翼
の先端にできる渦を遠ざけて渦の循環をスムーズにし、
下流の渦の成長を抑制し、また、これに加えて、下流に
位置したマウスリングの吐出側面の大部分を軸流ファン
の軸心に対して垂直或いは吸込み方向にへこむ構成に
し、吐出側面における逆流をなくして渦の翼への干渉を
少なくし、軸流ファンの実際に送風作用をする翼面積を
増加させることができるので低騒音で高風圧の性能が得
られる。また、ファンの高効率も得られる。
【0053】また、2個のマウスリングを1セットにす
ることにより負荷にあわせて軸方向厚みを容易に選定製
作ができ、マウスリングの内方端の絞り立上りは少なく
てすむので容易にプレス成形ができるようになり、ケー
スの寸法や軸流ファンの寸法を変えることもないので、
製作上も利点が多く得られる。
【0054】また、空気調和器に適用した場合にはやは
り低騒音で多風量性能が得られて省電力化や小形化に貢
献できるばかりか、マウスリングの製作および取付け作
業も容易になるなど多くの利点がある軸流形送風機を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による軸流形送風機の一実施例の負荷が
小さいときの状態を示す縦断面図である。
【図2】図1に示した実施例の正面図である。
【図3】図1で示した実施例の負荷が大きいときの状態
を示す縦断面図である。
【図4】図1におけるマウスリングの他の具体例を示す
縦断面図である。
【図5】図1におけるマウスリングのさらに他の具体例
を示す縦断面図である。
【図6】図1におけるマウスリングのさらに他の具体例
を示す縦断面図である。
【図7】図1におけるマウスリングのさらに他の具体例
を示す縦断面図である。
【図8】図1におけるマウスリングのさらに他の具体例
を示す縦断面図である。
【図9】図1におけるマウスリングのさらに他の具体例
を示す縦断面図である。
【図10】図1におけるマウスリングのさらに他の具体
例を示す縦断面図である。
【図11】図1におけるマウスリングのさらに他の具体
例を示す縦断面図である。
【図12】本発明の第10の実施例を示す空気調和機の
縦断面図である。
【図13】本発明の第10の実施例を示す図12の空気
調和機のAA断面図である。
【図14】従来の軸流形送風機の一例の負荷が小さいと
きの状態を示す縦断面図である。
【図15】図14で示した従来例の負荷が大きいときの
状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 軸流ファン 1a 翼 3 送風案内用円管ケース 4 マウスリング 4a 絞り立上り部 5 マウスリング 5a 絞り立上り部 6 袋状空間部 7 渦 8 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24F 1/00 316 6803−3L

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に、軸流ファンと、該軸流ファ
    ンの外周側に吸込側と吐出側を区画するマウスリングと
    を備えた軸流形送風機において、 該マウスリングは、第1,第2のマウスリングが該ケー
    スの内面に垂直にし、下流に位置した第2のマウスリン
    グの内方端絞り立上り部を除き、吐出側面の大部分を該
    ケースに垂直或いは吸込み方向にへこむ構成となし、か
    つ該第1,第2のマウスリングで該軸流ファンの軸に平
    行な方向に所定の距離を置いて並設されてなり、 該第1,第2のマウスリング間に、該軸流ファンの翼に
    対向した開口部を有する袋状空間部が形成されているこ
    とを特徴とする軸流形送風機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1,第2のマウスリングの前記軸流ファン側の先
    端に、前記軸流ファンの軸に平行な方向に曲折した絞り
    立上り部を設け、該絞り立上り部の曲率半径を前記軸流
    ファンの外径の40%以下にしたことを特徴とする軸流
    形送風機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記袋状空間内に吸音材を配設したことを特徴とする記
    載の軸流形送風機。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、前記第1,
    第2のマウスリングの一方の前記ケースに垂直な平面部
    に他方が取り付けられてなることを特徴とする軸流形送
    風機。
  5. 【請求項5】 請求項2または3において、 前記第1,第2のマウスリングは、前記ケースの内面に
    垂直な平面部が前記ケースの内面に平行な連結部によっ
    て互いに連結されていることを特徴とする軸流形送風
    機。
  6. 【請求項6】 請求項2,3,4または5において、 前記第1,第2のマウスリングの前記絞り立上り部の先
    端が互いに対向し、これら先端間が前記開口部をなすこ
    とを特徴とする軸流形送風機。
  7. 【請求項7】 請求項2,3,4または5において、 前記第1,第2のマウスリングの前記絞り立上り部が互
    いに対向し、これら絞り立上り部の先端が前記袋状空間
    部側に曲折されていることを特徴とする軸流形送風機。
  8. 【請求項8】 請求項2,3,4または5において、 前記第1,第2のマウスリングの前記絞り立上り部の向
    きを同一とした特徴とする軸流形送風機。
  9. 【請求項9】 請求項2,3,4または5において、 前記第1,第2のマウスリングの前記絞り立上り部の向
    きを互いに逆とした特徴とする軸流形送風機。
  10. 【請求項10】 請求項2において、 前記第1,第2のマウスリングは、前記ケースの内面に
    垂直な平面部から円弧状に、かつ先端が前記軸流ファン
    の軸に平行となるように曲折された絞り立上り部を有
    し、該絞り立上り部の向きを逆にして前記第1,第2の
    マウスリングにおける前記ケースの内面に垂直な平面部
    を密着させた設けたことを特徴とする軸流形送風機。
  11. 【請求項11】 上ケースとベースとで形成されるユニ
    ットケース内に、請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9または10に記載の軸流形送風機が配置され、か
    つ吸込側に該軸流形送風機の前記軸流ファン対向して熱
    交換器が、また、吐出側に前面ケースとガードとが夫々
    配置されてなることを特徴とする空気調和機。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記軸流形送風機における前記第1のマウスリングは前
    記第2のマウスリングに対して吸込側に配置されてお
    り、 前記第1のマウスリングは前記上ケース,前記ベースに
    取り付けられ、前記第2のマウスリングは前記前面ケー
    スと一体に成形されていることを特徴とする空気調和
    機。
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