JPH09287595A - ファン - Google Patents

ファン

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JPH09287595A
JPH09287595A JP10169096A JP10169096A JPH09287595A JP H09287595 A JPH09287595 A JP H09287595A JP 10169096 A JP10169096 A JP 10169096A JP 10169096 A JP10169096 A JP 10169096A JP H09287595 A JPH09287595 A JP H09287595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
fan
hub
outer peripheral
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10169096A
Other languages
English (en)
Inventor
Takefumi Mizushima
武文 水島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10169096A priority Critical patent/JPH09287595A/ja
Publication of JPH09287595A publication Critical patent/JPH09287595A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音を増やすことなく、回転数を早くし、空
気流量を大きくできるようにしたファンを提供するこ
と。 【解決手段】 本発明のファンは、複数の羽根をハブの
周りに放射状に設けた羽根車と、羽根とハブとの接合部
の円周方向での中心部をR1とし、羽根の外周部の円周
方向での中心をR2とし、羽根の回転の中心をOとした
ときに、R1とR2を結ぶ線Pが、R1を通る回転軸と
垂直な面Sに対して吸い込み側に傾斜させてあり、さら
に、線Pより後縁側の羽根の吸い込み側への傾斜は次第
に小さくしてあり、その曲率は、羽根の外周部よりOを
通過し対向する羽根の外周部を結んだ外径の40%〜6
0%を半径とする曲面からなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強制的に冷却され
る凝縮器などの冷却装置に設置されるファンに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年の冷蔵庫等の冷却装置においては、
大型化に伴い冷凍サイクルを構成する凝縮器、圧縮機等
の機器は、送風機により強制的に冷却されるようになっ
ており、それら各機器は冷蔵庫本体の下部後方に形成さ
れた機械室内に設置された構成となっている。
【0003】従来のこの種の冷却装置について、図3及
び図4を参照して説明する。図3及び図4において、1
01は冷蔵庫本体、102は前記冷蔵庫本体101の下
部後方に区画された機械室、103は凝縮器、104は
送風機、105は圧縮機、106は機械室102を二分
し、オリフィスリングを有する仕切板、107は空気排
出口108を設けた機械室カバー、109は機械室10
2の前方壁面110に設けた開放口、111は冷蔵庫本
体101の前方底部に設けた前方空気取入口、112は
前方空気取入口111から導入された空気を前記開放口
109へ向けて誘導する導風路、113は塵埃等の侵入
を防ぐフィルタ、114は空気案内面、115は蒸発皿
である。
【0004】以上の構成により、前方空気取入口111
より導風路112を介して開放口109から機械室10
2内に取り入れられた空気は、凝縮器103、送風機1
04、圧縮機105の順で通過し、空気排出口108か
ら外へ排出するようにし、空気案内面114によって凝
縮器103の全面にわたってほぼ均一な空気の流れが確
保され、効率の良い熱交換が得られるようにしている。
【0005】そして上記送風機104として、図5に示
すようなファン120を備えたものが用いられていた。
図5において、1aは羽根、5aはハブ、Cは回転方向
である。
【0006】このファン120は、羽根1aに曲率が付
加されているが、曲率が小さいか、曲率がないものがほ
とんどであった。
【0007】これらのファンは、風量を上げることがで
きるが、回転数を上げると騒音が大きくなっていた。
【0008】したがって、従来の冷却装置にあっては、
省エネの観点からすると、さらに冷却システムを効率化
する必要があり、そのためには凝縮器103の熱交換性
を高める必要があるが、凝縮器103を配置する機械室
102の大きさには制約があり、凝縮器103を必要以
上に大きくすることはできないという問題点があった。
また、凝縮器103を通過する空気流量を増加させ熱交
換性を高める場合には送風機104のファンから発生す
る騒音によりファンの回転数が制限され空気流量を大き
く設定できないという問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点を解決するもので、騒音を増やすことなく、回
転数を早くし、空気流量を大きくできるようにしたファ
ンを提供することを目的としているものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のファンにあっては、複数の羽根をハブの周
りに放射状に設けた羽根車と、羽根とハブとの接合部の
円周方向での中心部をR1とし、羽根の外周部の円周方
向での中心をR2とし、羽根の回転の中心をOとしたと
きに、R1とR2を結ぶ線Pが、R1を通る回転軸と垂
直な面Sに対して吸い込み側に傾斜させてあり、さら
に、線Pより後縁側の羽根の吸い込み側への傾斜は次第
に小さくしてあり、その曲率は、羽根の外周部よりOを
通過し対向する羽根の外周部を結んだ外径の40%〜6
0%を半径とする曲面からなることを特徴とする。
【0011】本発明のファンにおいては、羽根の曲面
を、羽根の外周部よりOを通過し対向する羽根の外周部
を結んだ外径の40%〜60%を半径とする曲面として
形成することにより、羽根の周辺で発生する渦流の流れ
を少なくし、羽根に衝突する渦流の量を減少させること
ができる。
【0012】したがって、従来の回転数にした場合、軸
流ファンの渦流の量を下げることができるので大きな静
音化がはかれる。逆に、騒音量を一定にした場合、回転
数を上げることができるので、空気流を増大することが
でき、大きな放熱効果を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による冷却装置の実
施例について図1から図2を参照して説明する。なお、
図1(a)は軸流ファン正面図、図1(b)は図1
(a)のb−b線矢視断面図、図2は軸流ファンの斜視
図である。
【0014】本発明に係るファンは、図1〜図2に示す
ように、3枚の羽根1をハブ5の周りに放射線状に設け
た羽根車55を備えている。
【0015】そして図1(a)に示すように、羽根1と
ハブ5との接合部2の円周方向での中心部をR1とし、
羽根1の外周部3の円周方向での中心をR2とし、羽根
1の回転の中心をOとしたときに、OとR2を結んだ線
がOとR1を結んだ線に対して羽根車の回転方向Cに前
進させてある。この前進させた角度θ1 は19.55°
であるが、15°〜25°の範囲が好ましい。
【0016】又図1(b)に示すように、R1とR2を
結ぶ線Pが、R1を通る回転軸Lと垂直な面Sに対して
吸い込み側に傾斜させてあり、かつ、線Pより後縁側の
羽根1の吸い込み側への傾斜は次第に小さくしてある。
この傾斜角度θ2 は25.0°であるが、20°〜30
°の範囲が好ましい。
【0017】更に、羽根の曲面が、羽根の外周部よりO
を通過し対向する羽根の外周部を結んだ外径の40%〜
60%を半径とする曲率で形成されているのが好まし
い。 (実施例)上記ファンの角度θ1 を19.55°、傾斜
角度θ2 を25.0°とし、曲率を変えてその騒音を測
定した。ファンの外径は100mmとする。
【0018】上記ファンを冷蔵庫に設置し、表1のよう
にそれぞれの曲率を変えてその騒音を測定した。測定し
た結果を表1に添付した。
【0019】
【表1】さらに、外径300mmのファンについても同
様に測定を行ったが、曲率半径が、120mm〜180
mm、つまり、外径の40%〜60%おいて、低騒音化
の効果があると確認できた。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明のファンによ
れば、複数の羽根をハブの周りに放射状に設けた羽根車
と、羽根とハブとの接合部の円周方向での中心部をR1
とし、羽根の外周部の円周方向での中心をR2とし、羽
根の回転の中心をOとしたときに、R1とR2を結ぶ線
Pが、R1を通る回転軸と垂直な面Sに対して吸い込み
側に傾斜させてあり、さらに、線Pより後縁側の羽根の
吸い込み側への傾斜は次第に小さくしてあり、その曲面
は、OとR2を結んだ距離の40%〜60%を半径とす
る曲面からなることにより、羽根の周囲に発生する渦流
を減少し、騒音の発生を大きく抑制することができる。
また、同じ冷却効率で使用すると、ファンの回転数を下
げることにより大幅な静音化も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における送風機の軸流ファンを
示し、(a)はその正面図、(b)は(a)のb−b線
矢視断面図。
【図2】上記軸流ファンの斜視図。
【図3】従来における冷却装置の機械室斜視図。
【図4】同冷却装置の機械室断面図。
【図5】従来のファンを示し、(a)はその正面図、
(b)はその側面図。
【符号の説明】
1 羽根 1a 前縁 1b 後縁 2 接合部 3 外周部 5 ハブ 55 羽根車
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の羽根をハブの周りに放射状に設け
    た羽根車と、羽根とハブとの接合部の円周方向での中心
    部をR1とし、羽根の外周部の円周方向での中心をR2
    とし、羽根の回転の中心をOとしたときに、R1とR2
    を結ぶ線Pが、R1を通る回転軸と垂直な面Sに対して
    吸い込み側に傾斜させてあり、さらに、線Pより後縁側
    の羽根の吸い込み側への傾斜は次第に小さくしてあり、
    その曲率は、羽根の外周部よりOを通過し対向する羽根
    の外周部を結んだ外径の40%〜60%を半径とする曲
    面からなることを特徴とするファン。
JP10169096A 1996-04-23 1996-04-23 ファン Pending JPH09287595A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020820