JPH0610521U - 浴室における束石の位置出しシート - Google Patents

浴室における束石の位置出しシート

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JPH0610521U
JPH0610521U JP5115692U JP5115692U JPH0610521U JP H0610521 U JPH0610521 U JP H0610521U JP 5115692 U JP5115692 U JP 5115692U JP 5115692 U JP5115692 U JP 5115692U JP H0610521 U JPH0610521 U JP H0610521U
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sheet
bathroom
foundation
marking
stones
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真司 壬生
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴室の束石の位置出しを行うためのマーキン
グを極めて簡単に行うことができるようにした、位置出
し用のシートを提供する。 【構成】 浴室空間の設置面(4)に拡げて設置される
シート(11)に、束石の位置をマーキングするための切
抜穴(12)(13)(15)を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、浴室において、主として浴槽や洗い場等の浴室ユニットを設置す るため、その浴室の設置面に予め設置される束石の位置出しシートに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
浴室ユニットを設置するため、浴室の設置面に予め束石を配置する場合、各浴 室のプランに合わせて予め決められた位置に、複数の束石を設置しなければなら ない。この場合、束石を設置するための位置出しを行うとともに、その位置出し した箇所に予めマーキングを施しておいて、このマーキングに従って束石を設置 するようにしている。
【0003】 従来においては、図6で示すように、浴室を囲む外周基礎(1)と間仕切り基 礎(2)とに跨がって、水平に板(3)を渡し、この板(3)に、予めマニュア ル通りの寸法を記入しておき、この寸法を見ながら、上方から見下ろして、設置 面(4)に束石用の位置決めを行うためのマーキングを施していた。この場合、 間仕切り基礎(2)は、外周基礎(1)に対して10cm程度低くなっているため、 この部分にスペーサ(5)を置いて、板(3)が水平となるようにしている。
【0004】 他方、図7の方法では、前記間仕切り基礎(2)又は外周基礎(1)の側面に 、メジャー(6)の基準側の端部を突き当てて、このメジャー(6)で、寸法を 測定しながら、設置面(4)に直接マーキングを施している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記において、図6の方法では、板(3)に予めマニュアルに沿った寸法出し を行わなければならないとともに、設置面(4)から離れた高い所から見当を付 けてマーキングを施すため、精度が悪くなるという欠点がある。また、図のよう に、適当な板(3)を現場で調達するか、或いはこのような板(3)を現場へ搬 入しなければならないとともに、板(3)を渡す基礎(1)(2)間に高さの高 低がある時は、スペーサ(5)を用意しなければならず、全般的に作業が面倒で あるという欠点がある。
【0006】 他方、図7の方法においても、一々寸法を測定しなければならないとともに、 一般にマニュアル等に記されている寸法は、基礎(2)の側面からではなく、基 礎(2)の中心を通る基礎芯Lからの寸法であり、メジャー(6)で測定する寸 法は、その基礎(2)の幅の1/2を差し引いて行わなければならず、寸法出し が極めて面倒であるという欠点がある。
【0007】 この考案は、このような浴室の束石の位置出しを行うためのマーキングを極め て簡単に行うことができるようにした、位置出し用のシートを提供するものであ る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案では、浴槽等が設置される浴室空間の設 置面に略一杯に拡がる大きさのシートに、束石を設置する位置をマーキングする ための切抜穴を形成したことを特徴とする。
【0009】 また、上記において、作業員が足を置いて作業を行うための切抜穴を、上記シ ートに設けることが考えられる。
【0010】
【作用】
上記のシートを用いれば、そのシートを設置面に拡げるだけで束石の位置出し を行うことができるとともに、その位置出し用の切抜穴に従ってマーキングを行 うだけで必要な作業が行える。また、切抜穴であるから、これを表裏逆向きにし て使用すれば、プランが逆になったものにも対応でき、一つのシートで二種類の プランに対応できることになる。また、シートであるから、簡単に折り畳んで運 搬することができ、何度でも再使用することが可能である。
【0011】
【実施例】
図1及び図2は、この考案のシート(11)を、外周基礎(1)と間仕切り基礎 (2)とによって囲まれる、浴室の設置面に設置した状態を示している。即ち、 このシート(11)には、設置される束石の位置に対応して、その束石と同じ大き さの位置出し用の切抜穴(12)(13)…を形成したもので、このシート(11)を 、前記外周基礎(1)の側面等に沿って略一杯に拡げることによって、簡単に位 置出しを行うことができる。このシート(11)は、図3でも示すように、容易に 折り畳んで運搬できる厚さのもので、かつ、ある程度の耐久性のあるもの、例え ば塩化ビニール樹脂等から構成される。
【0012】 なお、外周基礎(1)と間仕切り基礎(2)間に跨がって取付けられる室内側 の基礎(9)は、他のコンクリート基礎(1)(2)よりも薄幅のコンクリート ブロック基礎であるため、基礎芯を挟んだ片側で約30mm幅が薄くなっており、そ の30mm分だけ、シート(11)との間に隙間(10)を生ずるようにしている。即ち 、このシート(11)は、四周が、外周基礎(1)及び間仕切り基礎(2)と同様 にコンクリート基礎によって形成される場合を予定しており、その幅の厚いコン クリート基礎に対応して、前記30mmだけ短くすることにより、このような場合に も対応できるようにしたものであって、他の三辺については、それぞれ外周基礎 (1)及び間仕切り基礎(2)の側面に略当接するような大きさとなっている。
【0013】 更にシート(11)には、図において三箇所の位置に、大径の丸穴状の切抜穴( 14)を形成し、作業員が、この丸穴からなる切抜穴(14)内に足を置いてマーキ ング等の作業を行うようにしてある。即ち、シート(11)上に直接乗って作業す ることもできるが、この場合には、作業員が足を動かすことによってシート(11 )が歪む等の恐れがあり、そのような恐れの無い設置面上に直接足をのせること で、このような不都合を解消し得たものである。
【0014】 図4は、上記位置決め用の切抜穴(12)によるマーキングの例を示したもので 、図(a)は、切抜穴(12)の辺に沿って四本の線をチョーク等で記したもの、図 (b)は、四隅にL型の印を施したもの、図(c)は、切抜穴の全周に沿ってマーキ ングを施したもの、図(d)は、各コーナーの対角方向に沿ってX型にマーキング したもので、これらのマーキングに沿って、束石を設置する。
【0015】 図5は、この考案の別の実施例を示し、この実施例では、前記のような束石の 大きさと同径の切抜穴(12)(13)を形成するのではなく、それぞれ束石(17) の中心部を示す小さな方形の切抜穴(15)(15)…を形成するとともに、更に、 束石(17)(17)…の並び方向に対して、その束石(17)の通り芯(18)を示す 細長の切抜穴(16)(16)を形成したものである。そして、束石(17)の中心を 示す切抜穴(15)に前記と同様にしてマーキングを施し、更に、通り芯を示す切 抜穴(16)にも同様にマーキングを施すことによって、まず、束石(1)を示す 切抜穴(15)に従って形成されるマーキングに沿って、それぞれ束石(17)(17 )を設置するとともに、通り芯(16)方向に並ぶ複数個の束石(17)(17)…の 中心がその通り芯(16)上にあるかどうかを目視して、位置決めを行うようにし ている。
【0016】 上記において、束石の位置を示すマーキングは、チョークのような筆記具によ って行う場合と、スプレー等によって行う場合が考えられる。
【0017】 なお、上記図1及び図5の実施例においては、図の右側が洗い場側であり、図 の左側が浴槽側であって、これら浴槽と洗い場側が逆になる場合には、各シート (11)を表裏反転して設置すれば良い。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、束石の位置を示す切抜穴を設けたシートを 浴室の設置面に設置するだけで、束石の位置決めを行うことができるとともに、 この切抜穴に沿ってマーキングを施すことによって、簡単に精度の良いマーキン グ作業を行うことができる。しかも、かかるシートは、自由に折り畳んで持ち運 ぶことができ、前記の板(3)等のようなものと比較して、運搬が遙かに容易で ある。加えて、切抜穴はシートを裏返すことによって互いに逆方向となる二種類 のプランに対応できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すシートの設置状態の平
面図である。
【図2】同じくシートの設置状態を示す浴室部分の縦断
面図である。
【図3】この考案のシートの斜視図である。
【図4】上記のシートを利用して行われるマーキングの
例を示す概略図である。
【図5】この考案の別の実施例を示すシートの設置状態
の平面図である。
【図6】従来のマーキング方法の一例を示す浴室部分の
縦断面図である。
【図7】同じく従来のマーキングの例を示す浴室部分の
要部の縦断面図である。
【符号の説明】
(11) シート (12) 切抜穴 (13) 切抜穴 (15) 切抜穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽等が設置される浴室空間の設置面に
    略一杯に拡がる大きさのシートに、束石を設置する位置
    をマーキングするための切抜穴を形成したことを特徴と
    する浴室の束石の位置出しシート。
  2. 【請求項2】 作業員が足を置いて作業を行うための切
    抜穴を設けたことを特徴とする請求項1の浴室の束石の
    位置出しシート。
JP1992051156U 1992-07-21 1992-07-21 浴室における束石の位置出しシート Expired - Lifetime JP2591736Y2 (ja)

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JP1992051156U JP2591736Y2 (ja) 1992-07-21 1992-07-21 浴室における束石の位置出しシート

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JPH0610521U true JPH0610521U (ja) 1994-02-10
JP2591736Y2 JP2591736Y2 (ja) 1999-03-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009109388A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Nakano Plants Kk テンプレート
JP2009155797A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 M Tec:Kk シートを用いたPCa部材の墨出し方法
JP2016199958A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 文化シヤッター株式会社 シャッターブラケット取付施工方法及び型紙

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