JPH074293Y2 - 木造建築の筋違い定規 - Google Patents

木造建築の筋違い定規

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JPH074293Y2
JPH074293Y2 JP11836390U JP11836390U JPH074293Y2 JP H074293 Y2 JPH074293 Y2 JP H074293Y2 JP 11836390 U JP11836390 U JP 11836390U JP 11836390 U JP11836390 U JP 11836390U JP H074293 Y2 JPH074293 Y2 JP H074293Y2
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plate ruler
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JP11836390U
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愛喜 竹野
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愛喜 竹野
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は木造建築の筋違いを加工作業する際に用いる定
規に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の筋違いを加工する作業は、建前が済んだ
後に行なうのが普通であり、その筋違いが入る箇所に筋
違材を合わせて押えておき上下の墨を付けて切断し納め
るのが一般的である。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の技術では、どうしても1人で行なうのは困難であ
り、足場が悪かったりして危険性も多いばかりか、作業
能率も向上しないなどの問題点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記した問題点を解決するためになされたもの
で、本考案における筋違い定規は平板上に柱間隔の目盛
を付けた、水平目盛線(3)、と土台上から桁下までの
柱長さの目盛を付けた、垂直目盛線(4)、を設けそれ
らの交わる点を0目盛(5)、とし1mm単位の目盛を付
ける。また平板上の略ぼ中央部に摺動溝(2)、を設け
た平板定規(1)、と断面L字状で水平部側片(13)、
と側面(14)、に1mm単位の目盛を付け、かつ水平部略
ぼ中央に摺動溝(11)、を設けた、スケール(9)、こ
のスケール(9)、の摺動溝(11)、を平板定規
(1)、の摺動溝(2)、に合わせ平板定規の裏側から
ボルトを入れ、ワッシャー、蝶ナットをもってセットす
ることにより、角度調製自在に、又筋違いの長さを極め
て正確に求めることを特徴とし、その目的とするところ
は、筋違いを簡単な作業によりかつ正確、安全に作業が
出来るように、筋違い定規を提供しようとするものであ
る。
〔作用〕
平板定規(1)、の摺動溝(2)、とスケール(9)、
の摺動溝(11)、部分を合わせ、ボルト、ワッシャー、
蝶ナットでセットする。平板定規(1)、の摺動溝
(2)、とスケール(9)、の摺動溝(11)、があるこ
とによって、斜め、上下、左右、自由自在にスケールが
動き、筋違いの角度、長さが極めて正確に求めることが
出来る。
〔実施例〕
次に本考案の最も好ましい、図示実施例について説明す
る。第1図ないし第8図において例えば柱と柱の内法寸
法が80cmとして、土台上から桁下までの柱長さが280cm
とした場合、まず第1図の平板定規(1)、の水平目盛
線(3)、上の寸法80cmにスケール(9)、の目盛を入
れた側面(14)、のO位置合わせ、垂直目盛線(4)、
上の寸法280cmにスケール(9)、の目盛を入れた側面
(14)、の交わった所の寸法291.2cmが筋違い寸法とな
る。つぎに蝶ナットをしっかり締め付けて、第8図のA
のように筋違い材(S)、の幅の広い方を上に向けて置
き、筋違い材(S)、の幅芯を出し、長さ方向の端の方
にスケール(9)、の面(10)、を筋違い材(S)、の
厚さ方向に当て、筋違い材(S)、の上にのせて平板定
規(1)、の面(7)、の墨を引く。つぎに第8図Bの
ように筋違い材(S)、の幅芯と平板定規(1)、の面
(7)、の墨の交わる点に平板定規(1)、の面
(8)、の墨を交わす。こうして第8図Cのように墨を
付けて切断する。つぎに第8図Dのように切断した筋違
い材(S)、の幅芯から筋違い寸法291.2cmを計り、筋
違い材(S)、の幅芯と交わせる。交わった点に平板定
規(1)、の面(7)、の墨を引くつぎに筋違い寸法の
墨と筋違い材(S)、の幅芯それに平板定規(1)、の
面(7)、の墨の三点の交わった墨に第8図Eのように
平板定規(1)、の面(8)、の墨を引く。つぎに第8
図Fのように平板定規(1)、の面(8)、の墨より約
1cmほど長めに墨を付けて切断する。こうして出来た筋
違いの長めに切った方を下にして、筋違いの入いる箇所
に合わせ、土台上の墨を引き切断し納める。
本実施例では、筋違い材(S)、の等級など考慮して、
スケール(9)、をL字状にしたが、等級などに見合う
厚みのものを用いれば必ずしもL字状にしなくてもよ
い。又本実施例では、平板定規(1)、スケール
(9)、共にアルミ板を使用したが、この代りに鉄板、
ベニヤ合板、ステンレス板、合成樹脂板に代えてもよ
い。又平板定規(1)、の厚みは3〜6mmが好ましい。
又スケール(9)、をL字状にした場合も3〜6mmが好
ましい。さらに本実施例においては、L字状スケール
(9)、の側面(14)、に目盛をつけて筋違いの長さを
読みやすくしたが必ずしもこの側面(14)、に目盛を設
けなくともよい。
〔考案の効果〕
本考案は前述のとおり構成されているので次に記載する
効果を奏する。
筋違い定規(1)、を使用することにより、従来の建前
が済んだ後に現場でしか出来なかった筋違いの加工作業
が建前、前でもしかも建築現場でなくても、たとえば墨
付け切こみをする作業場などでも、筋違い定規(1)、
の柱と柱の内法寸法と柱長さを合わせるだけで筋違いの
角度と長さが一目でわかり筋違いの加工作業が簡単にし
かも極めて正確に出来て、危険性も少なくなり作業能率
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図 第2図は本実施例に用いるスケールの斜視図 第3図は第1図の正面図 第4図は本実施例に用いる平板定規の平面図 第5図は第4図のA−A線に沿う斜視断面図 第6図は本考案の実施例に用いるボルト、ワッシャー、
蝶ナットを示す図 第7図は本考案の実施例における平板定規とスケールを
締付けた状態を示す部分断面図 第8図は本実施例の作業手順を示す説明図で Aは筋違い材(S)、に筋違いの上方向の墨付け図で筋
違い定規(1)、の面(7)、の墨を引いた図 Bは筋違い材(S)、に筋違いの上方向の墨付け図で筋
違い定規(1)、の面(8)、の墨を引いた図 Cは筋違い材(S)、に筋違いの上方向の墨付け終了図 Dは筋違い材(S)、に筋違いの下方向の墨付け図で筋
違い定規(1)、の面(7)、の墨を引いた図 Eは筋違い材(S)、に筋違いの下方向の墨付け図で筋
違い定規(1)、の面(8)、の墨を引いた図 Fは筋違い材(S)、に筋違いの墨付け終了図 Sは筋違い材を示す。 1は平板定規 2は平板定規の摺動溝 3は平板定規の水平目盛線 4は平板定規の垂直目盛線 5は平板定規の水平目盛線と垂直目盛線の交わる0点 6は平板定規の隅角直角 7は平板定規の筋違い切墨の柱に当る部分 8は平板定規の筋違い切墨の土台又は桁に当る部分 9はスケール 10はスケールの筋違材の厚み方向に当る部分 11はスケールの摺動溝 12は平板定規にスケールをセットするためのボルト、ワ
ッシャー、蝶ナット 13はスケールの側辺目盛 14はスケールの側面目盛

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板上の略ぼ底辺部の横方向に柱間隔の目
    盛を付けた、水平目盛線(3)、を設けまた土台上から
    桁下までの柱長さの目盛を付けた、垂直目盛線(4)、
    を上記平板の一側辺部に上記水平目盛線(3)、に直交
    させて設け、それらの交わる点を0目盛(5)、とし、
    かつ上記平板上の略ぼ中央部に上記垂直目盛線(4)、
    に交叉する方向に摺動溝(2)、を設けた平板定規
    (1)、と断面L字状で水平部側辺(13)、と側面(1
    4)、に目盛を付け、かつ水平部略ぼ中央に摺動溝(1
    1)、を設けた、スケール(9)、を上記平板定規
    (1)、の摺動溝(2)、にセットすることにより、筋
    違いの長さ、角度調整自在を特徴とする筋違い定規
JP11836390U 1990-11-08 1990-11-08 木造建築の筋違い定規 Expired - Lifetime JPH074293Y2 (ja)

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JPH0473167U JPH0473167U (ja) 1992-06-26
JPH074293Y2 true JPH074293Y2 (ja) 1995-02-01

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