JP3362800B2 - スラブ基礎の配筋構造 - Google Patents

スラブ基礎の配筋構造

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賢博 吉崎
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、スラブ基礎であっ
て、特に基礎梁コンクリートとその基礎梁コンクリート
内に打設されるスラブコンクリートとから構成されるも
のに関する。 【0002】 【従来の技術】上記のようなスラブ基礎において、基礎
梁部の鉄筋を、基礎長手方向に間隔をおいて配置したス
タラップ筋と同じく基礎長手方向の横筋とを一体に連結
したユニットとして、この梁筋ユニットを現場へ搬入し
て設置した後、その梁筋ユニット間にスラブ筋を配筋す
ることが行われている。この場合、スタラップ筋は、構
造計算によって単位長さ当たりの必要本数を算出し、そ
の必要本数を満たすよう切りの良い寸法間隔で配置した
ものが用いられている。また、スラブ部分の横筋は、予
めスラブ部分に打設した捨コンクリートへ墨出を行っ
て、その墨出した基準墨に従って配筋するようにしてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来に
おいては、スタラップ筋の位置は適当な寸法間隔で配置
されており、このスタラップ筋の位置とスラブ横筋の位
置とは必ずしも対応するものではなく、そのため、スラ
ブ筋は、上記のように捨コンクリート上に墨出しを行な
って、その墨の位置に合わせて設置しており、作業がそ
れだけ複雑で時間を要するという欠点がある。 【0004】また、このスラブ横筋は、上下2列に配置
されるが、上部側の横筋においては、捨コンクリート上
に表示された基準墨との位置合わせを行なう際、上方か
ら見ながら設置することとなり、特にこのような配筋の
位置決めや設置作業は中腰での作業であり、位置が狂い
易いという欠点があった。 【0005】更に、上記スタラップ筋についても、基礎
梁コンクリート毎にその長手方向の設置位置が異なるこ
とから、例えば、基礎コンクリート打設後に配管用の開
口等を開けなければならないような場合、そのままでは
スタラップ筋の位置を確認することができないため、鉄
筋センサー等でスタラップ筋の位置を確認してから作業
を行わなければならず、また、このようなスタラップ筋
の位置がどこに来るか分からないから、事前の配管計画
も困難になるという問題がある。 【0006】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、スラブ横筋の配筋作業を容易に行なうことができ
るとともに、基礎梁部分を貫通する配管用のスリーブを
設置する開口を、基礎梁のスタラップ筋を避けて容易に
計画施工できるとともに、施工後のかかる開口の形成も
容易に行なうことができるようにしたスラブ基礎の配筋
構造を提供することを目的としてなされたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、基礎梁長手方向に間隔をおいて配置
されるスタラップ筋を備えた梁筋ユニットにおいて、前
記スタラップ筋が建物の基本モジュールを基準単位とす
る寸法位置に合わせて等間隔で配置されるとともに、上
記梁筋ユニット間に配置されるスラブ横筋が、上記スタ
ラップ筋の基礎梁短手方向に間隔をおいて配された一対
の縦筋部間に跨るように沿わせて配置されたことを特徴
とする。 【0008】 【作用】上記スタラップ筋は、建物の基本モジュールに
合わせて設置され、この設置されたスタラップ筋の位置
に合わせてスラブ基礎の横筋を配筋することができる。 【0009】 【実施例】図において(1)は、基礎梁部の鉄筋ユニッ
トであって、この鉄筋ユニット(1)は、基礎梁部の断
面から見て概略長方形状に形成されたループ状のスタラ
ップ筋(2)(2)…と、基礎梁長手方向の複数本の横
筋(3)(3)…からなり、スタラップ筋(2)を基礎
梁長手方向に間隔を置いて配置するとともに、そのスタ
ラップ筋(2)の各コーナーの内側を連結するようにし
て横筋(3)を一体に連結したものであって、このよう
なユニット(1)が、基礎梁長手方向に沿って設置さ
れ、その際、スタラップ筋(2)(2)は、建物のモジ
ュール芯P、P…に沿って、そのモジュール芯P、P…
の位置に合わせて等間隔で配置されている。このモジュ
ール間隔は例えば310mm 程度とされる。図1の(4)
は、割栗石(5)上に施工した捨コンクリートであり、
この捨コンクリート(4)上にスペーサブロック(6)
を設置するとともに、このスペーサブロック(6)上に
載せるようにして、前記基礎梁部の鉄筋ユニット(1)
を設置している。 【0010】(8)は、上記基礎梁部間に打設される基
礎スラブコンクリート(9)用の上部側の横筋、(10)
は同じく下部側の横筋を示している。これら横筋(8)
(10)は、基礎梁間に設置できるだけの所定の長さに予
め切断されており、これらの横筋(8)(10)をそれぞ
れ現場で所定間隔及び高さに設置するものであるが、前
記基礎梁部の鉄筋ユニット(1)におけるスタラップ筋
(2)の基礎梁短手方向に間隔をおいて配された一対の
縦筋部(2a)(2a)間に跨るように沿わせて配置する
とによって、これらの横筋(8)(10)をモジュール芯
Pに沿うようにして、正確に位置決めして設置すること
ができる。 【0011】その際、下部側の横筋(10)は、前記スペ
ーサブロック(6)の上に設置され、更にその横筋(1
0)と直交方向の別の横筋(10)が、その上に設置され
ている。他方、上部側の横筋(8)は、前記スタラップ
筋(2)の各縦筋部(2a)(2a)間に跨がって、予め所
定の高さに取付けた横方向の位置決め筋(11)(11)上
に設置し、これによって、所定高さに位置決めして設置
できるようになっている。 【0012】なお、図2の(12)は、柱脚支持部に設置
される柱筋ユニット、(13)はアンカーボルトである。 【0013】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、基礎
梁部のスタラップ筋が建物のモジュール芯に合わせて設
置されており、また、スラブ基礎の横筋もそのモジュー
ル芯に沿って配筋されるよう配慮することによって、こ
のスラブ横筋の配筋作業の際、従来のように墨出し等を
行なう必要がなく簡単に位置決めすることができ、短時
間に設置作業を行なうことができる。しかも、スラブ横
筋を、スタラップ筋の一対の縦筋部間に跨るように沿わ
せて配置しているので、スラブ横筋の平行性を良好に保
ちながらその水平方向の位置決めを安定して行うことが
でき、その設置作業も正確に行なうことができるという
効果がある。加えて、スタラップ筋は、建物のモジュー
ル芯に沿って設置されることになるから、その基礎梁の
梁筋ユニットを設置する基礎梁部分の配管スリーブの設
置計画を立て易く、また、コンクリート施工後において
も、必ずモジュール芯毎にスタラップ筋があることか
ら、このモジュール芯を避けて上記のような開口を開け
れば良いので、基礎コンクリート打設後の開口も容易に
形成することが出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施例を示す基礎梁部とスラブ部分
の縦断面図である。 【図2】同じく基礎梁部とスラブ部分の配筋構造を示す
平面図である。 【図3】基礎梁部の梁筋ユニットとスラブ基礎部分の鉄
筋の配筋した構造を示す要部の斜視図である。 【符号の説明】 (1) 梁筋ユニット (2) スタラップ筋 (8) スラブ横筋 (10) スラブ横筋 (P) モジュール芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 豊島光夫,建築の配筋,日本,理工図 書株式会社,1962年 6月30日,第34頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 27/01 E02D 27/08 E04C 5/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 基礎梁長手方向に間隔をおいて配置され
    るスタラップ筋を備えた梁筋ユニットにおいて、前記ス
    タラップ筋が建物の基本モジュールを基準単位とする寸
    法位置に合わせて等間隔で配置されるとともに、上記梁
    筋ユニット間に配置されるスラブ横筋が、上記スタラッ
    プ筋の基礎梁短手方向に間隔をおいて配された一対の縦
    筋部間に跨るように沿わせて配置されたことを特徴とす
    るスラブ基礎の配筋構造。
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ITMI20090762A1 (it) * 2009-05-05 2010-11-06 Pigazzi Reti S R L Struttura per la realizzazione di gabbie di armatura per plinti di fondazione
JP6964285B2 (ja) * 2017-04-13 2021-11-10 育弘 松崎 鉄筋コンクリート造基礎スラブの配筋構造および鉄筋ユニットのセット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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豊島光夫,建築の配筋,日本,理工図書株式会社,1962年 6月30日,第34頁

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