JPH0610477B2 - タ−ボ真空ポンプ - Google Patents

タ−ボ真空ポンプ

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JPH0610477B2
JPH0610477B2 JP11465587A JP11465587A JPH0610477B2 JP H0610477 B2 JPH0610477 B2 JP H0610477B2 JP 11465587 A JP11465587 A JP 11465587A JP 11465587 A JP11465587 A JP 11465587A JP H0610477 B2 JPH0610477 B2 JP H0610477B2
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JP
Japan
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rotor
circumferential flow
vacuum pump
casing
turbo vacuum
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JP11465587A
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JPS63280893A (ja
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剛 岡和田
正弘 真瀬
新次郎 上田
誠二 坂上
勲 矢野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D17/00Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
    • F04D17/08Centrifugal pumps
    • F04D17/16Centrifugal pumps for displacing without appreciable compression
    • F04D17/168Pumps specially adapted to produce a vacuum
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D23/00Other rotary non-positive-displacement pumps
    • F04D23/008Regenerative pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ターボ真空ポンプに係り、特にコンパクトで
高性能であるターボ真空ポンプに関する。
〔従来の技術〕
従来のターボ真空ポンプは一般的に分子流領域で排気性
能の優れている軸流翼を用いている。一方、近年では粘
性流領域で大きな圧縮比が得られる円周流翼を多段に用
いたターボ真空ポンプが例えば特開昭62−29796 号公
報,特開昭62−29797 号公報により提案されている。
そして、特開昭62−29796 号公報に記載されたターボ分
子ポンプは通風路を形成するステータがロータ翼の先端
径よりも内側に入り込ませるために、ステータを半割り
構造としている。また特開昭62−29797 号公報に記載さ
れたターボ分子ポンプは半割り構造でないステータ内に
円周流翼を有するロータを設けたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した特開昭62−29796 号公報のものは、ステータを
半割り構造としているため、部品点数が多くなると共に
組立性が良好でない。また特開昭62−29797 号公報のも
のは組立性は良いが、ロータ外周面に軸方向に沿うシー
ル部を構成する必要があるため、ポンプの軸方向長さが
大きくなり、コンパクト性が良好でない。
上記した如く従来の技術は、製作上、コンパクト性の両
面を配慮したものになつておらず、コンパクトになつて
いれば製作性に問題があり、製作性が良ければコンパク
トにならないという問題点があつた。
本発明の目的は、円周流翼を有するロータおよび通風路
を有するステータを半割れ構造にする必要がないので製
作性および組立性が良好なターボ真空ポンプを提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、吸気口および排気口を有するケーシング
と、このケーシング内に回転自在に支持された回転軸
と、この回転軸に支持され多段の円周流翼を構成するロ
ータと、前記ケーシング内に前記円周流翼とともに多段
の円周流ポンプを形成するステータとを備えるターボ真
空ポンプにおいて、前記吸気口から排気口方向へ初段の
円周流翼を基準に、前記多段の円周流翼を構成するロー
タ部分の外径が回転軸の軸方向に単調に減少もしくは増
加するように形成し、各円周流翼段間のロータの端面と
これに対向するステータの端面との間に細隙シール部を
設け、この細隙シール部はその各段ごとの端面の延長が
ロータ軸線に交差するように形成(すなわち、細隙シー
ル部をロータ軸線に対する半径方向と平行な(又は交差
する)端面で形成)することによつて、達成される。
〔作用〕
円周流翼を有するロータの外径およびステータの内径を
単調に減少もしくは増加するように形成したことにより
円周翼を有するロータおよび通風路を有するステータを
半割れ構造にする必要がないので製作性および組立性が
良好である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、この第1図に
おいて、ロータ1は、ケーシング2内に配置され、シヤ
フト3に焼きばめされている。ロータ1の外径は初段の
円周流翼を基準に吸気口4から排気口5に向かつて順
次、シャフト3の軸方向に単調に階段状に小さくなつて
いる。その各々の径の先端には円周流翼6が設けられて
いる。ベース7にはロータ1に対向してステータ8が支
承されている。ステータ8は、ロータ1の外径変化に合
わせて内径が順次シャフト3の軸方向に単調に階段状に
小さくなつている。ステータ8の各円周流翼6と対向す
る内径面には通風路9が設けられている。ステータ8の
周方向1ケ所には、第2図に示すように仕切部10が設
けられている。この仕切部10の前後には、吸入口11
1と吐出口12が設けられている。各異径のロータ1の
端面1Aとこれに対向する異径のステータ8の端面8A
との間には、ロータ軸線と直角方向に延びる細隙シール
部3が形成されている。シヤフト3は、ベース7の玉軸
受14及び下ベース16の玉軸受15により支えられ
る。軸受の潤滑は、オイルタンク17に貯蔵されている
油18を円錐状管体19により吸い上げシヤフト3の内
部を通して軸受14,15に供給する自給式構造によつ
て行われている。ロータ1の駆動は、シヤフト3に焼き
ばめした高周波モータロータ20とロータケーシング2
1に支承される高周波モータステータ22とにより高速
駆動される。
次に上述した本発明の一実施例の動作を説明する。
ロータ1を高速駆動すると、円周流翼6の作用により吸
気口4より排気口5へ気体が排気される。この排気作用
を効果的に行うためには段間の漏れを少なくする必要が
あるが、本実施例では異径のロータ1およびステータ8
の端面、すなわちロータ軸線と直角な面にシール部13
を設けたので、ポンプ段間漏れをこのシール部13の作
用で少なくすることができる。従つて、軸線方向のシー
ル部をポンプ段間に設ける必要がなくなり、ポンプ軸方
向長さを短かくできる。以上により、ポンプ軸方向長さ
を短かくすることができる結果、その分だけ高速回転が
容易となり翼車の高性能化が可能である。さらに、本実
施例ではロータ1の外径を吸気口4側から排気口5側へ
小さくしているので、円板摩擦損失が小さくなりモータ
の容量を小さく選べるという利点もある。
第3図は、本発明の他の実施例を示すもので、この図に
おいて第1図と同符号のものは同一部分である。この実
施例ではロータ1′の外径およびステータ8′の内径が
シャフト3の軸方向に単調に階段状に吸気側から排気側
に向かつて大きくなるように形成したものである。この
実施例によれば、第1図に示す実施例に比べると、ロー
タ1′の円板摩擦損失が大きくなり、モータ容量の点で
は有利とはいえないが、細隙シール部13′には、ロー
タ1′の遠心力によるポンプ作用が働くので、第1図に
示す実施例のシール部13よりもシール効果はすぐれて
おり、それ以外は第1図に示す実施例と同様な効果を奏
する。
第4図は本発明のもう一つの他の実施例を示すもので、
この図において第1図と同符号のものは同一部分であ
る。この実施例は第1図に示す実施例において、その吸
気側に遠心ロータ26,遠心ステータ27とから成る遠
心ポンプが、また、この遠心ポンプの吸気側に軸流ロー
タ28,軸流ステータ29とから成る軸流ポンプが備え
られている。
この構成により、吸気口4を遠心ポンプと軸流ポンプの
排気作用で第1図に示す実施例よりもさらに高真空とす
ることができるので、1台のポンプで大気圧から高真空
まで排気可能となる。このように、円周流翼6の吸気側
に他の排気原理の翼を積み重ねて構成する場合には、円
周流ポンプ段が軸方向にコンパクトで高圧縮比であると
いうことは、他の排気原理の翼の段数を低減させる効果
がある上に、高速回転も容易にすることができるので、
性能の面で有効な長所である。
以上の説明では、円周流翼6の吸気側に備えるものとし
て遠心ポンプを用いたが、遠心ポンプの代りにねじ溝ポ
ンプを用いてもよい。
なお、上述の実施例においては、細隙シール部13,1
3′をロータ軸線と直角な方向に設けたが、第5図に示
すように、ロータ軸流と直角な半径方向に対して交差す
るように設けてもよい。さらに、この細隙シール部1
3,13′を構成する少なくとも一方の面に、第6図に
示すようなラビリンスシール30またはねじ溝が設ける
ことも可能である。このシール手段の設置により、ポン
プ段間の漏れをさらに少なくすることができ、円周流翼
の性能がさらに向上する。また、第7図,第8図に示す
ように円周流ポンプ段を構成する通風路9にコア30を
設けて、通風路9内での流れの渦を有効に形成させるよ
うに構成してもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、円周流翼を有するロータの外径および
ステータの内径を回転軸の軸方向に単調に減少もしくは
増加するように形成したことにより、ロータおよびステ
ータを半割れ構造にする必要がないので製作性および組
立性が良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
の横断面図、第3図は本発明の他の実施例の縮断面図、
第4図は本発明のもう一つの他の実施例の縦断面図、第
5図および第6図はそれぞれ本発明を構成する細隙シー
ル部の実施例を示す縦断面、第7図は本発明を構成する
円周流ポンプ段の他の例を示す横断面図、第8図は第7
図のVIII−VIII断面図である。 1……ロータ、2……ケーシング、3……シヤフト、4
……吸気口、5……排気口、6……円周流翼、7……ベ
ース、8……ステータ、9……通風路、10……仕切
部、11……吸入口、12……吐出口、13,13′…
…細隙シール部、14,15……玉軸受、16……下ベ
ース、17……オイルタンク、18……油、19……円
錐状管体、20……モータロータ、21……モータケー
シング、22……モータステータ、25……ラビリン
ス、26……遠心ロータ、27……遠心ステータ、28
……軸流ロータ、29……軸流ステータ、30……コ
ア。
フロントページの続き (72)発明者 坂上 誠二 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 矢野 勲 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−247893(JP,A) 特開 昭61−87996(JP,A) 特開 昭61−31695(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気口および排気口を有するケーシング
    と、このケーシング内に回転自在に支持された回転軸
    と、この回転軸に支持され多段の円周流翼を構成するロ
    ータと、前記ケーシング内に前記円周流翼とともに多段
    の円周流ポンプを形成するステータとを備えるターボ真
    空ポンプにおいて、前記吸気口から排気口方向へ初段の
    円周流翼を基準に、前記多段の円周流翼を構成するロー
    タ部分の外径が前記回転軸の軸方向に単調に減少するよ
    うに形成し、各円周流翼段間のロータの端面とこれに対
    向するステータの端面との間に細隙シール部を設け、該
    細隙シール部はその各段ごとの端面の延長がロータ軸線
    に交差するように形成することを特徴とするターボ真空
    ポンプ。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のターボ真空ポ
    ンプにおいて、前記細隙シール部を構成する少なくとも
    一方の面にラビリンスを設けることを特徴とするターボ
    真空ポンプ。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載のターボ真空ポ
    ンプにおいて、前記細隙シール部を構成する少なくとも
    一方の面にねじ溝を設けることを特徴とするターボ真空
    ポンプ。
  4. 【請求項4】吸気口および排気口を有するケーシング
    と、このケーシング内に回転自在に支持された回転軸
    と、この回転軸に支持され多段の円周流翼を構成するロ
    ータと、前記ケーシング内に前記円周流翼とともに多段
    の円周流ポンプを形成するステータとを備えるターボ真
    空ポンプにおいて、前記吸気口から排気口方向へ初段の
    円周流翼を基準に、前記多段の円周流翼を構成するロー
    タ部分の外径が回転軸の軸方向に単調に増加するように
    形成し、各円周流翼段間のロータの端面とこれに対向す
    るステータの端面との間に細隙シール部を設け、該細隙
    シール部はその各段ごとの端面の延長がロータ軸線に交
    差するように形成することを特徴とするターボ真空ポン
    プ。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項記載のターボ真空ポ
    ンプにおいて、細隙シール部を構成する少なくとも一方
    の面にラビリンスを設けたことを特徴とするターボ真空
    ポンプ。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第4項記載のターボ真空ポ
    ンプにおいて、細隙シール部を構成する少なくとも一方
    の面にねじ溝を設けたことを特徴とするターボ真空ポン
    プ。
JP11465587A 1987-05-13 1987-05-13 タ−ボ真空ポンプ Expired - Lifetime JPH0610477B2 (ja)

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JPS63280893A JPS63280893A (ja) 1988-11-17
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Families Citing this family (5)

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JP2585420B2 (ja) * 1989-04-04 1997-02-26 株式会社日立製作所 ターボ真空ポンプ
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