JPH0596709A - 印刷機の色調安定化装置と、その安定化方法 - Google Patents

印刷機の色調安定化装置と、その安定化方法

Info

Publication number
JPH0596709A
JPH0596709A JP3263840A JP26384091A JPH0596709A JP H0596709 A JPH0596709 A JP H0596709A JP 3263840 A JP3263840 A JP 3263840A JP 26384091 A JP26384091 A JP 26384091A JP H0596709 A JPH0596709 A JP H0596709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
film thickness
roller
printing
brick
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3263840A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Kaneko
雅仁 金子
Hitoshi Isono
仁 磯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP3263840A priority Critical patent/JPH0596709A/ja
Publication of JPH0596709A publication Critical patent/JPH0596709A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 定常印刷状態に於けるインキ煉りローラ群が
保有するインキ量を定量的に把握し、印刷前のインキ煉
りローラ群に定常印刷状態でのインキ量を正確に供給可
能とした。 【構成】 インキ煉りローラ群12〜28の任意のロー
ラ表面のインキ量を計測するインキ膜厚計測装置1と、
インキ煉りローラ群12〜28の基準膜厚を予め記憶す
るインキ膜厚計測装置3と、該記憶装置3の基準膜厚
を、前記インキ膜厚計測装置1の計測値と比較演算する
インキ供給量制御装置2と、該インキ供給量制御装置2
を介してそれぞれ制御されるインキ呼出ローラ揺動調整
装置4とインキ元ローラ回転数調整装置5とインキキー
開度調整装置6とを具備したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機のインキ供給装
置に適用され、印刷開始時の色調の安定化装置と、その
安定化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すようにインキキー7上のイン
キ元ローラ10からインキ呼出ローラ11を介して複数
のインキ煉りローラ群11〜28に適量のインキを巻い
ておき該ローラ群11〜28から更にインキ着ローラ9
を介して湿しローラ29,30と共に版胴8上に印刷を
行うとき印刷を安定に行うために、インキローラ群に適
量のインキを巻いておく必要がある。従って、インキ洗
浄後インキ煉りローラにインキが巻かれていない状態か
ら印刷を行う時、そのままインキ煉りローラ群にインキ
を巻かずに印刷を開始すると、図3の曲線33の様に、
インキ煉りローラ群にインキが定常量溜まるまで色調が
安定しない。
【0003】現在オペレータはこの様な場合、印刷開始
前に適当なインキ量をインキ煉りローラ群12〜28
に、へら等でインキを直接つけたり手動でインキ呼出ロ
ーラ11を動かして供給し、1度印刷を行ってその供給
量の良否を判断し、紙面上の濃度がほぼ目的値になるま
でこの作業を繰り返すが、この時供給するインキ量は経
験と勘で決められ、精度や再現性に欠け、もしその量が
適正量より多い場合、図3の曲線35の様に色調は長期
にわたって安定しない。
【0004】この為、ローラ群のインキ洗浄後の印刷で
は色調の安定が遅く、損紙枚数及び生産時間に悪影響を
及ぼしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】今までオペレータの経
験と勘でしか調整できなかったインキ洗浄後のインキ煉
りローラに溜まるインキ量を、自動的に設定出来るよう
にするために、以下の課題がある。定常印刷状態に於け
るインキ煉りローラ群が保有するインキ量を定量的に把
握する。
【0006】印刷前のインキ煉りローラ群に、定常印刷
状態でのインキ量を正確に供給する。本発明は、かかる
課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図1を用いて説明
すると本発明はインキ煉りローラ群11〜28の任意の
ローラ表面のインキ量を計測するインキ膜厚計測装置1
と、インキ煉りローラ群11〜28の基準膜厚を予め記
憶するインキ膜厚記憶装置3と、該記憶装置3の基準膜
厚を、前記インキ膜厚計測装置1の計測値と比較演算す
るインキ供給量制御装置2と、該インキ供給量制御装置
2を介してそれぞれ制御される呼出ローラ揺動調整装置
4とインキ元ローラ回転数調整装置5とインキキー開度
調整装置6とを具備したことを特徴とする。
【0008】更に本発明は定常印刷状態におけるインキ
煉りローラ群の均一インキ膜厚を計測して、基準インキ
膜厚とし、印刷立上げ時に版胴とインキ着ローラとを開
の状態で任意のインキ煉りローラ表面のインキ膜厚が、
前記基準インキ膜厚になるまで運転し、しかる後版胴と
インキ着ローラとを接触状態として印刷を開始すること
を特徴とする。
【0009】
【作用】そして本発明は上記の手段により、インキ膜厚
を計測しながら呼び出すインキ量を制御できるため必要
なインキ量をインキローラ群に供給する時間が短かくか
つ正確である。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1に基づいて説明
すると図中符号7〜30は上述した図4に示す従来例と
同一部分を同一符号を符したのでその説明を省略する。
枚葉印刷機に於いて印刷が定常に行われた後、印刷を終
了し印刷中断状態即ち、インキ煉りローラ群、11〜2
8及びその他全ローラは回転しているが、印刷は行われ
ず、呼出ローラ11はインキローラ群の最上流側のロー
ラ12に常時接しており、またインキ着ローラ9と版胴
8は常時離れている状態を2分間程度続ける。この時イ
ンキ煉りローラ群の各インキローラ上のインキ膜厚は図
2の曲線31の状態から曲線32の均一化された状態に
なる。
【0011】そして、その時のローラ上のインキ膜厚を
インキ膜厚計1で計測する。印刷中断状態のインキ膜厚
を計測する理由は、インキをローラ群に溜める時の状態
が印刷中断状態であり、その状態時での目標を得るため
である。ここで、インキ膜厚を計測するローラはインキ
煉りローラ群中のローラで在ればどれでも良いが、本実
施例では、20を計測ローラにする。
【0012】計測したインキ膜厚のデータは記憶装置3
に取込み記憶する。インキ洗浄後インキを定常量溜める
方法は、印刷中断状態にて呼出ローラ11をインキ元ロ
ーラ10とインキ煉りローラ12の間を往復させインキ
煉りローラ群上にインキを供給することで行う。インキ
供給量は、インキ呼出ローラ11の往復回数、インキ元
ローラ10の回転数及びインキキー7開度の3つの要素
によって決定される。
【0013】従って、インキ煉りローラ群に適切なイン
キ量がより早く供給される即ち、インキ膜厚を計測して
いるローラ20上のインキ膜厚が、記憶してあるインキ
膜厚になる様に、呼出ローラの往復する回数を調整する
装置4、インキ元ローラの回転を調整する装置5及びイ
ンキキー開度を調整する装置6を、ローラ20のインキ
膜厚を計測しながら制御する。その制御例を以下に示
す。
【0014】先ず記憶したインキ膜厚を基に3つのしき
い値を次のように決める。最終的に溜めるインキ膜厚か
ら0.3μm引いた値をしきい値a,1.0μm引いた
値をしきい値b,2.0μm引いた値をしきい値cとす
る。ローラ20のインキ膜厚がしきい値c以下の時はイ
ンキキー7を最大に開け、インキ元ローラ10の回転も
最大にして、呼出ローラ11を通常の印刷と同様に版胴
2回転に1周期の割合で往復運動させる。ローラ20の
インキ膜厚がしきい値cを越えるとインキ元ローラ10
の回転数を絵柄の画線率から求められているプリセット
値に変更する。そしてローラ20のインキ膜厚がしきい
値bを越えるとインキキー7の開度を絵柄の画線率から
求めたプリセット値へ変更する。最後にローラ20のイ
ンキ膜厚がしきい値aを越えると、呼出ローラ11の往
復運動は版胴8と連動でなくなり、1回インキ呼出ロー
ラ11をインキ煉りローラ12につけたら、ローラ20
のインキ膜厚が一定になるまでインキ元ローラ10側に
は動かないようにする。この様にして記憶して有るイン
キ膜厚までインキローラ群にインキを溜める。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記の構成よりなるものである
からインキ洗浄後、インキがインキローラ表面に無い状
態から印刷を行う場合、本発明によって、印刷を行う事
無くインキ煉りローラ群上に定常印刷状態で必要なイン
キ量を早くかつ正確に供給出来る。これにより、図3の
曲線34のグラフの様に、刷出し後の色調の安定性が向
上するため、損紙の低減、稼働時間の向上に効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる色調安定化装置の
概略図である。
【図2】ローラ上のインキ膜厚分布を示す図である。
【図3】色調の安定性向上を示す図である。
【図4】従来のインキ供給系を示す概略図である。
【符号の説明】
1 インキ膜厚計測装置 2 インキ供給量制御装置 3 インキ膜厚記憶装置 4 インキ呼出ローラ揺動調整装置 5 インキ元ローラ回転数調整装置 6 インキキー開度調整装置 8 版胴 9 インキ着ローラ 11〜28 インキ煉りローラ群

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキ煉りローラ群の任意のローラ表面
    のインキ量を計測するインキ膜厚計測装置と、インキ煉
    りローラ群の基準膜厚を予め記憶するインキ膜厚記憶装
    置と、該記憶装置の基準膜厚を、前記インキ膜厚計測装
    置の計測値と比較演算するインキ供給量制御装置と、該
    インキ供給量制御装置を介してそれぞれ制御されるイン
    キ呼出ローラ揺動調整装置とインキ元ローラ回転数調整
    装置とインキキー開度調整装置とを具備したことを特徴
    とする印刷機の色調安定化装置。
  2. 【請求項2】 定常印刷状態におけるインキ煉りローラ
    群の均一インキ膜厚を計測して、基準インキ膜厚とし、
    印刷立上げ時に版胴とインキ着ローラとを開の状態で任
    意のインキ煉りローラ表面のインキ膜厚が、前記基準イ
    ンキ膜厚になるまで運転し、しかる後版胴とインキ着ロ
    ーラとを接触状態として印刷を開始することを特徴とす
    る印刷機の色調安定化方法。
JP3263840A 1991-10-11 1991-10-11 印刷機の色調安定化装置と、その安定化方法 Withdrawn JPH0596709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3263840A JPH0596709A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 印刷機の色調安定化装置と、その安定化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3263840A JPH0596709A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 印刷機の色調安定化装置と、その安定化方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596709A true JPH0596709A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17394957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3263840A Withdrawn JPH0596709A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 印刷機の色調安定化装置と、その安定化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0596709A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001191493A (ja) * 1999-12-07 2001-07-17 Heidelberger Druckmas Ag 印刷機のインキ装置のインキ量を制御する方法
JP2005219132A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Oji Paper Co Ltd 紙のマーキング装置並びにマーキング方法
JP2006123176A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Komori Corp インキ膜厚の制御方法および制御装置
JP2006123185A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Komori Corp インキ膜厚の制御方法および制御装置
JP2008110618A (ja) * 2008-02-04 2008-05-15 Komori Corp インキ膜厚の制御方法およびインキ供給装置
JP2012500137A (ja) * 2008-08-21 2012-01-05 ケーニツヒ ウント バウエル アクチエンゲゼルシヤフト 印刷機において色調整を行う方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001191493A (ja) * 1999-12-07 2001-07-17 Heidelberger Druckmas Ag 印刷機のインキ装置のインキ量を制御する方法
JP2005219132A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Oji Paper Co Ltd 紙のマーキング装置並びにマーキング方法
JP2006123176A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Komori Corp インキ膜厚の制御方法および制御装置
JP2006123185A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Komori Corp インキ膜厚の制御方法および制御装置
JP2008110618A (ja) * 2008-02-04 2008-05-15 Komori Corp インキ膜厚の制御方法およびインキ供給装置
JP4566245B2 (ja) * 2008-02-04 2010-10-20 株式会社小森コーポレーション インキ膜厚の制御方法およびインキ供給装置
JP2012500137A (ja) * 2008-08-21 2012-01-05 ケーニツヒ ウント バウエル アクチエンゲゼルシヤフト 印刷機において色調整を行う方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4660470A (en) Inking unit pre-adjustment method
CA1325922C (en) Printing unit for rotary printing presses
US5031534A (en) Method and apparatus for setting up for a given print specification defined by a binary value representing solid color density and dot gain in an autotype printing run
JP3459321B2 (ja) インキユニットにおいて本刷りに適したインキ膜厚さを形成する方法
US5907999A (en) Method for adjusting the inking for a pressrun in a rotary printing machine
JPH07106630B2 (ja) 印刷開始前に輪転印刷機のインキ装置に本刷りに近いインキ配分を一定に生じさせる方法
JPS6072729A (ja) 印刷機のインキ装置の調節方法およびこの方法を実施するための測定装置
JPH0397564A (ja) オフセット印刷機のための本刷り状態に近いインキプロフィールを形成するための方法
CA2014950A1 (en) Procedure and device for the delivery of moistening agent on an offset printing machine
EP1842673A2 (de) Integrierte Qualitätsregelung
US20080216696A1 (en) Damping unit for a press
JP4197379B2 (ja) 多色印刷機のインキ供給量調整方法および装置
EP0364736A2 (de) Verfahren zur Bestimmung des Verbrauchs von Druckfarbe in einer Offsetdruckmaschine
US4972774A (en) Automatically controlling water feedrate on a lithographic press
JPH0596709A (ja) 印刷機の色調安定化装置と、その安定化方法
US5148747A (en) Process for setting a production run ink zone profile
US3412677A (en) Dampening control means for photooffset lithography press
JP3073609B2 (ja) オフセット印刷機の定常印刷時のインキ分布を調整する方法
DE60225396T2 (de) Methode zum Voreinstellen der Farbe
JP2000000953A (ja) オフセット印刷のための版を使用する印刷の際に湿し媒体を調量するための方法
JP4833401B2 (ja) 印刷機のインキ装置のインキ量を制御する方法
JP3564365B2 (ja) 印刷機の色調早期安定化方法及び装置
JP3068210B2 (ja) インキ供給量制御装置
JPH0221941B2 (ja)
JPH11245381A (ja) 印刷紙面の横方向印刷濃度制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107