JPH059126U - ワイヤーハーネスの係止構造 - Google Patents

ワイヤーハーネスの係止構造

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Publication number
JPH059126U
JPH059126U JP5554591U JP5554591U JPH059126U JP H059126 U JPH059126 U JP H059126U JP 5554591 U JP5554591 U JP 5554591U JP 5554591 U JP5554591 U JP 5554591U JP H059126 U JPH059126 U JP H059126U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
clamp arm
fuse box
locking structure
side wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP5554591U
Other languages
English (en)
Inventor
啓之 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP5554591U priority Critical patent/JPH059126U/ja
Publication of JPH059126U publication Critical patent/JPH059126U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被取付体に複数本のワイヤーハーネスを係止
するためのワイヤーハーネスの係止構造において、径に
大小に係わらず、ワイヤーハーネスを確実に固定するこ
とが出来るワイヤーハーネスの係止構造を提供する。 【構成】 本考案のワイヤーハーネスの係止構造は、ヒ
ューズボックス21等のボックス本体3の間でワイヤー
ハーネス11、17を支持するクランプアーム9と、こ
のクランプアーム9をヒューズボックス21の側壁23
に対して接離自在に支持すると共にクランプアーム9を
ヒューズボックス21に対して2以上の所定の位置に位
置決めする位置決め手段45とで構成したことを特徴と
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ヒューズボックスやプロテクタ等の被取付体に複数本のワイヤーハ ーネスを係止するためのワイヤーハーネスの係止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5(a)、図5(b)には、従来のワイヤーハーネスの係止構造が用いられ たヒューズボックス1が示されている。同図において、ヒューズボックス1は、 ヒューズボックス本体3と、車体への固定用の取付部5と、ヒューズボックス本 体3の側壁7から突設されたアーム形クランプ9とで構成されている。
【0003】 上記アーム形クランプ9は、ヒューズボックス1の側壁7と一体にL字状に形 成され、先端部には鉤部9aが形成されている。このアーム形クランプ9とヒュ ーズボックス本体3の側壁7との間にテープ等で集束された複数本のワイヤーハ ーネス(以下単に「ワイヤーハーネス」という)11が係止される係止部13が 形成されている。アーム形クランプ9と側壁7との距離すなわち係止部13の大 きさは、係止部13に係止すべきワイヤーハーネス11の径により設定されてい る。
【0004】 上記ワイヤーハーネス11の係止構造によって、ワイヤーハーネス11を係止 するには、図5(b)、図6(a)に示す如くワイヤーハーネス11を係止部1 3に挿入して係止する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、近年の自動車は数多くの車格が設定され、同一車種であっても、車 両に搭載される電装品の数量によって、ワイヤーハーネス11の径も細いものか ら太いものまで数種類ある。そして、アーム形クランプ9の係止部13の大きさ は、太い径のワイヤーハーネス11の径に合わせて形成されているので、細い径 のワイヤーハーネス17を係止部13に係止すると図6(b)に示す如く、アー ム形クランプ9の開口部から抜けるおそれがあり、細い径のワイヤーハーネス1 7を確実に固定することが出来ないという問題がある。
【0006】 そこで本考案は、径に大小に係わらず、ワイヤーハーネスを確実に固定するこ とが出来るワイヤーハーネスの係止構造を提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案では、被取付体との間でワイヤーハーネスを支 持するクランプアームと、このクランプアームを被取付体の側壁に対して接離自 在に支持すると共にクランプアームを被取付体に対して2以上の所定の位置に位 置決めする位置決め手段とで構成したことを特徴としている。
【0008】
【作用】
本考案によれば、太い径のワイヤーハーネスをクランプアームと側壁との間に 係止する場合には、側壁から離した位置に位置決め手段によってクランプアーム を位置決めする。これによりクランプアームと側壁との間に太い径のワイヤーハ ーネスを確実に固定することが出来る。
【0009】 また、細い径のワイヤーハーネスをクランプアームと側壁との間に係止する場 合には、側壁に近い位置に位置決め手段によってクランプアームを位置決めする 。これによりクランプアームと側壁との間が狭くなるので、細い径のワイヤーハ ーネスを確実に固定することが出来る。
【0010】
【実施例】
次に本考案に係るワイヤーハーネスの係止構造が適用されたヒューズボックス 21の実施例について図1乃至図4を用いて説明する。
【0011】 図1にはワイヤーハーネスの係止構造が適用されたヒューズボックス21が示 されている。同図において、本実施例のワイヤーハーネスの係止構造は、ヒュー ズボックス21の本体3との間でワイヤーハーネス11を支持するクランプアー ム25と、このクランプアーム25をヒューズボックス本体3の側壁23に対し て接離自在に支持すると共にクランプアーム25をヒューズボックス本体3に対 して2以上の所定の位置に位置決めする位置決め手段45とで構成されている。
【0012】 上記クランプアーム25は、L字状で一方の片に突起33、35が両側に突設 されている。また先端部は、スリット43が形成されると共に、外側に屈曲され てストッパ41が形成されている。また、他方の端部には鉤部25aが形成され ている。このクランプアーム25と側壁23との間で係止部27が形成されてい る。また、クランプアーム25の一方の片は、側壁23に形成された開口部29 内の壁31の下部に形成された貫通穴39内に挿入されている。
【0013】 位置決め手段45は、突起33、35と、貫通穴39と、ストッパ41とで構 成されている。図1に示す如くクランプアーム25は、ストッパ41と突起35 との間に、壁31の開口縁部と開口部29の開口縁部とが位置した第1の位置、 図2に示す如く突起35と突起33との間に壁31の開口縁部と開口部29の開 口縁部とが位置した第2の位置、図3に示す如く突起33と他方の片との間に壁 31の開口縁部と開口部29の開口縁部とが位置した第3の位置に位置決めされ る。
【0014】 次に上記クランプアーム25をヒューズボックス本体3に組み付けるには、ス リット43側の先端部を略直線状にした状態で、貫通穴39を通過させて本体3 内に挿入する。そして、スリット43側の先端部をヒューズボックス本体3内に 挿入した後には、スリット43側の先端部を屈曲してストッパ41を形成する。 これにより、貫通穴39からのクランプアーム25の抜けが阻止された状態で、 クランプアーム25をヒューズボックス本体3に組み付けることが出来る。
【0015】 次に上記ワイヤーハーネスの係止構造が適用されたヒューズボックス21に大 径のワイヤーハーネス1を係止する場合及び小径のワイヤーハーネス17を係止 する場合について説明する。
【0016】 図4(a)に示す如く、大径のワイヤーハーネス11をヒューズボックス21 に係止する場合には、ヒューズボックス本体3からクランプアーム25が最も離 れた位置に引き出し、突起35とストッパ41との間に壁31及び開口部29の 開口縁部を位置させる。すなわちクランプアーム25を第3の位置に位置決めす る。そして、テープ等で集束されたワイヤーハーネス11をクランプアーム25 内に係止する。
【0017】 次に小径のワイヤーハーネス17をクランプアーム9と側壁23との間で係止 するには、クランプアーム9を側壁23に最も近い位置までクランプアーム9を 側壁23に向けて押圧し、突起35上を壁31及び開口部29の開口縁部が乗り 越えて、クランプアーム9を移動させ、第2の位置に位置決めする。そして図4 (b)に示す如く、小径のワイヤーハーネス17をクランプアーム9と側壁23 との間に挿入して係止する。これによりワイヤーハーネス17がヒューズボック ス21に確実に固定される。
【0018】 また、ワイヤーハーネス11、17を係止しない状態、例えばヒューズボック ス21を部品として移動する場合等には、クランプアーム25をヒューズボック ス本体3内に挿入して、第1の位置に位置決めする。この状態では、クランプア ーム25が側壁23から突設せず、側壁23と面一になる。
【0019】 このように本実施例によれば、ワイヤーハーネス11、17の径にかかわらず ワイヤーハーネス11、17をヒューズボックス21に確実に固定することが出 来る。
【0020】 また、図3に示す如く、ヒューズボックス21の側壁23と、クランプアーム 9とが面一になるので、ヒューズボックス21の運搬時に、クランプアーム9が 破損することがない。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るワイヤーハーネスの係止構造によれば、径の 大小に係わらず、ワイヤーハーネスを被取付体に確実に固定することが出来ると いう優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るワイヤーハーネスの係止構造が適
用されたヒューズボックスを示す斜視図及び断面図であ
る。
【図2】クランプアームがヒューズボックス本体内に引
き込まれた状態を示す斜視図及び断面図である。
【図3】クランプアームがヒューズボックス本体に完全
に引き込まれた状態を示す斜視図及び断面図である。
【図4】大径のワイヤーハーネス及び小径のワイヤーハ
ーネスを係止した状態を示す断面図である。
【図5】従来のワイヤーハーネスの係止構造が適用され
たヒューズボックス及びこのヒューズボックスに係止さ
れたワイヤーハーネスを示す斜視図である。
【図6】従来のワイヤーハーネスの係止構造が適用され
たヒューズボックスに、大径のワイヤーハーネス及び小
径のワイヤーハーネスを係止した状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
3 ヒューズボックス本体 11、17 ワイヤーハーネス 21 ヒューズボックス 23 側壁 25 クランプアーム 45 位置決め手段

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 被取付体に複数本のワイヤーハーネスを
    係止するためのワイヤーハーネスの係止構造において、
    前記被取付体との間で前記ワイヤーハーネスを支持する
    クランプアームと、このクランプアームを前記被取付体
    の側壁に対して接離自在に支持すると共に前記クランプ
    アームを前記被取付体に対して2以上の所定の位置に位
    置決めする位置決め手段とで構成したことを特徴とする
    ワイヤーハーネスの係止構造。
JP5554591U 1991-07-17 1991-07-17 ワイヤーハーネスの係止構造 Pending JPH059126U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5554591U JPH059126U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 ワイヤーハーネスの係止構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP5554591U JPH059126U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 ワイヤーハーネスの係止構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH059126U true JPH059126U (ja) 1993-02-05

Family

ID=13001683

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JP5554591U Pending JPH059126U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 ワイヤーハーネスの係止構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005312253A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Yazaki Corp 長尺物品の保持構造及び電気接続箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005312253A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Yazaki Corp 長尺物品の保持構造及び電気接続箱
JP4653967B2 (ja) * 2004-04-26 2011-03-16 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネスの保持構造及び該保持構造を備えた電気接続箱

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