JPH0587541A - 2次元情報測定装置 - Google Patents

2次元情報測定装置

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JPH0587541A
JPH0587541A JP14385191A JP14385191A JPH0587541A JP H0587541 A JPH0587541 A JP H0587541A JP 14385191 A JP14385191 A JP 14385191A JP 14385191 A JP14385191 A JP 14385191A JP H0587541 A JPH0587541 A JP H0587541A
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phase
light
physical quantity
optical system
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JP14385191A
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English (en)
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Suezo Nakatate
末三 中楯
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、バイアス位相が120°ず
つ異なる3種の画像データを得て、被測定物体からの2
次元的な物理量の情報を高精度、実時間で測定する装置
を提供することにある。 【構成】 縞画像を出力する光学系から出力された光に
対して、周波数同期したテレビカメラで撮像し、バイア
ス位相が120度ずれた信号を得る。そのビデオ信号を
用いてディジタル演算、処理を行ない、測定縞画像の位
相分布や位相差分布を実時間で測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的干渉計、モアレ
法や格子を用いた精密測定装置に関し、特に縞画像の位
相の分布を高精度かつ高速度に検出し、計算して超精密
加工製品などの面形状、温度分布、屈折率分布や、粗面
物体の形状、変位、変形等を実時間で測定する2次元情
報測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】精密機械、電子産業の分野では、超精密
加工部品や超精密装置が製作されており、それら製品の
検査あるいは装置の駆動制御に関して、光学的干渉計に
よる測定装置が広く用いられている。さらに、粗面製品
の面形状や温度、力による物体の変位、変形などが、モ
アレ法やホログラフイー干渉計などによって測定されて
いる。このような従来の測定方法は、干渉測定やモアレ
法の自動化や高精度化を主眼として、例えば干渉測定で
は、参照面を電気的に微少量変化させながら干渉縞を計
算機に取込み、それら複数個の干渉縞から光の位相分布
を計算して測定するものであった。
【0003】図12は、面形状を高精度に測定するため
の従来装置の構成図である。同図において、測定は以下
のように行なわれる。レーザ200からの光はコリメー
タレンズ201で平行光にされ、その平行光を半透鏡2
03で2方向に分け、被測定物体204と参照面205
とを照明する。それぞれの面から反射して来た光を再び
半透鏡203で合わせて、干渉縞206を形成する。こ
の干渉縞206の強度をテレビカメラ207を用いて計
算機208に入力して計算するが、この時に計算機20
8はピエゾ素子210を用いて参照面205を微少量ず
つ波長/2までNステップ移動して変化させ、位相がず
れた干渉縞206を計算機208に入力して演算を行な
う。このような測定システムにより、例えば被測定物体
204の面形状を1/1000波長程度で高精度に測定
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来装置で
は、テレビカメラ207の複数フレームを時系列で計算
機208に取込むためにデータの入力に時間がかかり、
また、一度計算機208に格納したデータを、やりとり
しながら演算するので時間がかかり、実時間(テレビレ
ート)での測定は不可能である。さらに、被測定物体2
04が金属面のように時間変化のないものは、測定時間
がある程度かかっても問題はないが、例えばプラズマ密
度の測定のように時間変化するものは実時間測定するこ
とが不可欠である。また、測定を実時間で行なうことが
できれば、その結果を測定系や制御系にフィードバック
することができ、より多機能なシステム構成が可能とな
る。
【0005】本発明は上述のような事情よりなされたも
のであり、本発明の目的は、バイアス位相が120°ず
つ異なる3枚の縞画像や、テレビ信号又はサンプリング
データを同時に得て、これらの信号を基にテレビレート
で縞画像の位相分布や位相差分布を演算、計測して、被
測定物体からの2次元的な物理量の情報を高精度、かつ
実時間で測定することができる2次元情報測定装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は2次元情報測定
装置に関するもので、本発明の上記目的は、2次元的な
物理量の変化に応じて、バイアス位相が120°ずつ異
なる3つの正弦波状信号の2次元光強度を出力する物理
量測定光学系と、前記物理量測定光学系からの前記正弦
波状信号のバイアス位相が0°である光強度を2次元的
に検出する第1の光検出手段と、前記バイアス位相と位
相が120°異なる前記物理量測定光学系からの光強度
を2次元的に検出する第2の光検出手段と、前記第1の
光検出手段により検出された光のバイアス位相と位相が
240°異なる前記物理量測定光学系からの光強度を2
次元的に検出する第3の光検出手段とを設けることによ
って達成される。
【0007】また、本発明の目的は、2次元的な物理量
の変化に応じて、正弦波状信号の2次元光強度を出力す
る物理量測定光学系と、前記物理量測定光学系からの前
記正弦波状信号を検出し、検出信号のバイアス位相が0
°である光強度を2次元的に検出する第1の光検出手段
と、前記バイアス位相と前記検出出力信号のバイアス位
相が120°ずれた前記物理量測定光学系からの光強度
を2次元的に検出する第2の光検出手段と、前記第1の
光検出手段により検出された信号のバイアス位相と前記
検出信号のバイアス位相が240°ずれた前記物理量測
定光学系からの光強度を2次元的に検出する第3の光検
出手段とを設けることによって達成される。
【0008】
【作用】本発明は、2次元的な物理量の変化に応じて被
測定用の縞画像のバイアス位相が120°ずつずれた光
を出力する物理量測定光学系と、この物理量測定光学系
から出力された3つの光に対して、その3個の縞画像を
周波数同期した3台のテレビカメラで撮像し、それらビ
デオ信号を用いてディジタル演算、処理を行ない、前記
被測定用縞画像の位相分布を実時間で測定するものであ
る。
【0009】また、干渉縞や格子像などでキャリア周波
数の高い縞画像を、CCDカメラなどのような規則的に
配列された光検出素子で撮像すると、縞画像とのモアレ
(電子モアレ)信号を作成することができ、ビデオ信号
を低周波フイルタリングすると、このモアレ信号のみを
取出すことができる。このモアレ縞のバイアス位相は、
撮像した縞画像とCCDカメラの光検出素子との相対位
置で決まるので、3台のCCDカメラの位置を調節する
ことにより、それぞれ120°ずつずれたビデオ信号を
得ることができる。これら120°ずつずれた信号を用
いて、ディジタル演算、処理により光の位相分布や電子
モアレ縞の位相分布や位相分布差を実時間測定すること
ができる。上で述べた手法は、3個のCCD素子を用い
て実現することができるが、120度ずつずれた信号を
検出する光検出素子を同一平面上に配置することによっ
て、1個のCCD素子を用いて行なうことも可能であ
る。このとき、120度ずつずれた信号は2個おき毎の
光検出素子から検出される信号となり、ストライプカラ
ーフィルタを用いた単管式カラーCCDの信号処理方式
がそのまま使えて、R、G、B信号がそれぞれ120度
ずつ位相のずれた信号に対応する。
【0010】さらに、キャリア周波数の入った1個の縞
画像や格子像を用いて1個のテレビカメラを用いる場
合、キャリア周波数の1周期の1/3ずつのサンプル点
のデータを用いると、これら3個のサンプルデータの位
相差は120°ずつずれていることになる。したがっ
て、このデータからディジタル演算、処理を行なうと、
干渉縞の位相、格子の位相分布や位相差をテレビレート
で測定することができ、これらの位相分布はそれぞれの
被測定物理量に比例している。これら120°ずつずれ
た信号を用いて縞画像の位相分布を求めるには、予め入
力信号に対する演算結果を計算して格納しておくディジ
タルルックアップテーブル方式により、テレビレートで
縞画像の位相分布を求めることが可能である。また位相
差分布を求めるには、格納してある減算用の位相分布と
実時間で計算された位相とを、高速に演算処理すること
やルックアップテーブルを用いることにより求めること
が可能である。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を用いて説明
する。図1は、直交偏光間の位相差を測定する場合の、
偏光マハ・ツェンダー干渉測定システムを示している。
直線偏光レーザ光11をレンズ系12により平行光と
し、測定光学系10に入射する。偏光半透鏡13により
x偏光16とy偏光17とに分けられ、x偏光16は被
測定透明物体19を通過し、ミラー14を介して第2の
偏光半透鏡13Aにより、参照光となるミラー15から
のy偏光17と合わされる。この偏光マハ・ツェンダー
干渉計からの出力光であるx偏光16及びy偏光17の
振幅をa及びbとし、位相成分をφ及びφとする。
これら出力光16及び17に、フアスト軸がx−y面内
にあり、x軸及びy軸となす角が45°の1/4波長板
QWP1を挿入すると、この1/4波長板を通過した被
測定波面のそれぞれの振幅及び位相は、右と左の円偏光
にそれぞれ変換される。ここで、その波面を、偏光を保
持して振幅を波面分割光学系20で3分割した後に偏光
板P〜Pを透過させるが、これら偏光板P〜P
の方向をZ軸に対して角度θとすると、得られる干渉縞
【0012】
【数1】 となる。したがって、角度θを0°、60°、120°
とした偏光板P〜Pを通過させると、得られる干渉
縞I〜Iはそれぞれ、
【0013】
【数2】
【0014】
【数3】
【0015】
【数4】 となる。これら干渉縞I〜Iは位相が120°ずつ
ずれている。したがって、これら干渉縞I〜Iをテ
レビカメラTV〜TVで撮像し、
【0016】
【数5】
【0017】
【数6】 を求めると、正弦信号
【0018】
【数7】 余弦信号
【0019】
【数8】 となるので、これら正弦信号及び余弦信号の逆正接を計
算することにより、直交偏光間の位相分布(φ
φ)を求めることができる。
【0020】
【数9】 ここで、3台のテレビカメラTV〜TVからのビデ
オ信号I〜Iを信号処理装置21でA/D変換し、
この3種のディジタル量に対して、上記数5、数6、数
9に示す計算結果を予め格納しておいたテーブル(ルッ
クアップテーブル)から位相データを読出すことによ
り、テレビレートで位相分布を測定することができる。
位相差は表示用のテレビモニタ23に入力され、位相分
布に比例した画像が濃淡パターンとして表現される。位
相分布が2πラジアンを越えると濃淡パターンが折り返
すので、画面全面での分布を求めるために、位相の不連
続点をディジタル的に補正して表示することもできる。
また、そのデータを用いて、位相分布を実時間でテレビ
モニタ23上に鳥瞰図で表現することもできる。さらに
定量的なデータ処理として、求めた位相値を計算機など
の外部の信号処理装置にも転送できるようにすることが
できる。これにより被測定物体の面形状をテレビレート
で計測できるので、被測定透明物体19が高速に変化し
ても測定が可能であり、製品の被破壊検査を高速に行な
うことができる。
【0021】以上の方法は定量的な手法であるが、3台
のテレビカメラTV〜TVから得られるビデオ信号
〜IをカラーのRGB信号とすると、カラーモニ
タ22上には被測定光の位相分布がカラーで表示される
ことになる。この手法では定量的な測定はできないが、
白色干渉縞と同様に位相の凹凸判定を簡単に実時間で行
なうことができると共に、特徴的な欠陥部分などを色の
変化として高速に検出、認識することができる。
【0022】次に、偏光ホログラフィー干渉計を用いた
実施例を図面を用いて説明する。図2は、偏光ホログラ
フィー干渉計を用いて、被測定物体40の変形量を実時
間測定するシステムを示している。直線偏光のレーザ光
30を無偏光半透鏡31で2方向に分け、物体照明光3
0Aと参照光30Bにする。物体照明光30Aはミラー
32、33及びレンズ系34を介して被測定物体40を
照明する。参照光30Bには1/2波長板35が挿入さ
れており、レンズ系36を介してホログラム乾板41を
照明する。また、被測定物体40からの拡散光30Cに
は偏光板42が挿入されている。この偏光板42を透過
した物体拡散光30Dの偏光方向と、1/2波長板35
を透過した参照光30Eの偏光方向とが一致するよう
に、偏光板42及び1/2波長板35の回転角は予め調
節されている。被測定物体(粗面物体)40が変形する
前に、この状態でホログラム乾板41を露光、現像、定
着、乾燥してホログラムを作成する。このホログラムを
参照光30Eで再生し、それと同時に拡散光30Dを照
明すると、実時間ホログラフィー干渉縞が得られる。次
に1/2波長板35を45°回転すると、1/2波長板
35を透過した参照光30Eの偏光方向は、1/2波長
板35を回転する前の偏光方向に対して90°回転して
いるので、ホログラムより再生された光と現時点での拡
散光30Dとの偏光方向が直交している。したがって、
被測定物体40の形状が変形すると、それに応じて直交
偏光間の位相差分布が生じる。これは、図1における被
測定波面の位相差(φ−φ)に対応している。
【0023】したがって、ホログラム乾板41の下方に
配置された結像レンズ43の後に図2に示すような光学
系、つまり開口44を有する1/4波長板QWP2と、
波面の振幅分割を行なう波面振幅分割光学系45と、3
分割された光を偏光させる偏光板P〜Pとを挿入す
ると、3台のテレビカメラTV〜TVからは、被測
定物体40の変形に対応した干渉縞のバイアス位相が0
°、120°、240°となる3つの干渉縞I
、Iが得られる。したがって、これら3つの信号
〜Iを用いて数5、数6、数9を計算する信号処
理装置46により、ホログラフィー干渉縞の位相分布を
実時間で測定できる。さらに、この位相分布を光学配置
のパラメータを使って線形変換することにより、被測定
物体40の変形量を定量的に、しかも実時間で測定でき
る。求められた位相分布などは、目的に応じて白黒モニ
タ48上に表示されたり、計算機49に転送したりでき
る。また、3台のテレビカメラTV〜TVからのビ
デオ信号I〜Iを用いて、カラーモニタ47でカラ
ー表示をすることができる。
【0024】次に、投影格子モアレを用いた実施例を図
面を用いて説明する。図3は投影格子モアレ法を用い
て、被測定物体60の形状を実時間測定するシステムで
ある。等間隔直線状の投影格子Gの格子像を、光源6
1と、照明用のレンズ62Aと、投影用のレンズ62B
とを用いて被測定物体60の面上に投影する。この格子
像は、被測定物体60の形状に応じて変形する変形格子
像となる。この変形格子像を、撮像用の結像レンズ63
と、結像レンズ63の後に配設された開口板64と、分
割プリズムで成る波面振幅分割光学系65とを用いて3
個の同一格子G〜G上に結像すると、被測定物体6
0の形状に応じたモアレ像が得られる。これら3個のモ
アレ像のバイアス位相は、結像した変形格子像と各格子
〜Gの格子方向の相対位置(図中のx〜x
向)により決定される。したがって、格子Gによるモ
アレ縞のバイアス位相に対して、格子G、Gを格子
方向に調節して、バイアス位相がそれぞれ120°、2
40°となるようにすることができる。これら格子G
〜G上のモアレ縞を3台のテレビカメラTV〜TV
で撮像すると、位相がそれぞれ120°ずつずれたモ
アレ縞の信号I〜Iとなる。したがって、信号I
〜Iを信号処理装置66によりモアレ縞の位相を実時
間で測定し、表示装置67に表示することができる。こ
の縞の位相は物体照明光、観察方向、格子間隔などのパ
ラメータを用いて、位相分布を線形変換することにより
被測定物体60の形状を実時間で測定することができ
る。
【0025】更に、カラー格子投影法を用いた実施例を
図面を用いて説明する。図4にカラー格子投影法を用い
て、被測定物体70の形状を実時間で測定するシステム
を示す。光源71と、照明用のレンズ72Aと、投影レ
ンズ72Bとを用いて、図5に示すような赤(R)、緑
(G)、青(B)の3色ストライプが規則的に繰返され
る模様のカラー格子73を被測定物体70上に投影す
る。この投影されたカラー格子像は、被測定物体70の
形状に応じて変形する変形カラー格子像である。この変
形カラー格子像を、結像レンズ74と、結像レンズ74
の後に配設された開口75と、分解プリズムで成る3色
分解光学系76とを用いると、変形格子像のR、G、B
の3色格子像を得ることができる。被測定物体70の形
状の空間的変化量が、投影変形格子のRGBの1周期
(各周期は同じ)より十分小さいとすると、R、G、B
の変形格子像のバイアス位相差はそれぞれ120°ずつ
異なることになる。したがって、結像されたR、G、B
の変形格子像を3台のテレビカメラTV〜TVで撮
像し、その出力信号I〜Iを用いて信号処理装置7
7で数5、数6、数9を計算すると、変形格子の位相分
布φを求めることができる。なお、図4の3色分解光
学系76と光検出素子のシステムは、一般のカラーテレ
ビ撮像素子を用いることができる。平面状の被測定物体
にカラー格子73を投影して、上述したと同様な処理を
すると、空間座標で線形1次の位相分布φが得られ
る。被測定物体70の正味の形状は、位相φとφ
差に比例する。ここで、この位相差を求めるための回路
構成の一例を図6に示す。
【0026】すなわち、平面物体に投影されたカラー格
子像を3台のテレビカメラで撮像し、各テレビカメラか
ら出力される3つのビデオ信号をA/D変換器でA/D
変換し、3次元ルックアップテーブル(3D−LUT)
80を用いて位相φを求め、この2次元出力をメモリ
81に記憶する。次に物体を被測定物体とし、上記3つ
のビデオ信号を同様の処理をすると位相分布φが得ら
れる。この位相分布φと1次元ルックアップテーブル
(1D−LUT)831及び832とを用いて、余弦成
分C=cosφ及び正弦成分S=sinφを求
める。同様に、メモリ81に記憶されている位相φ
1D−LUT833及び834とを用いて、余弦成分C
=cosφ及び正弦成分S=sinφをそれぞ
れ求める。次に乗算回路841〜844、加算回路85
及び減算回路86を用いて、新たに余弦成分C=C
・C−S・S=cos(φ−φ)、正弦成分
=S・C−C・S=sin(φ−φ
を求める。これら位相差に対応する余弦成分C及び、
正弦成分Sの逆正接tan−1(S/C)を実現
するルックアップテーブル(2D−LUT)87を用い
ると、正味の形状に対応する位相分布(φ−φ)を
テレビレートで求めることができる。このような演算処
理回路を用いるのは、位相を直接減算すると、位相が2
πを越えるときの不連続点を除去できないからである。
ここまでは、位相の差φ−φをルックアップテーブ
ル、乗算、加算、減算回路を用いた場合の回路構成を述
べたが、図6に破線で示した88の回路部分は、入力を
φ、φとし、出力をφ−φとするルックアップ
テーブルを用いても実現することができる。この時も同
様にφ−φの単純な引算ではなく、図6の88に示
した回路を用いた時の結果を出力するルックアップテー
ブルを用いる必要がある。回路構成は88の部分をルッ
クアップテーブルを用いたものの方がより簡単になる。
【0027】以上では平面物体による位相φを用いた
が、これは、位相を減算したい物体を用いれば形状差を
実時間で測定することができ、基準物体と被測定物体と
の形状の違いを高速に検出できることになり、非破壊検
査の高速化を実現することができる。さらに、基準とな
る位相φは実験値の代わりに理論値でも良く、信号処
理装置の内部で生成したディジタル値や、外部の基準位
相発生機(計算機など)82により転送、供給される値
でも良い。これにより、設計された形状と被測定物体と
の形状差を実時間で求めることができ、測定結果を直ち
にフィードバックして被測定物体の修正、変更を高速に
行なうことができる。
【0028】次に、本発明の他の実施例を、実体格子モ
アレに適用した場合を図面を用いて説明する。実体格子
モアレ法を用いた形状測定システムを図7に示す。実体
格子90を撮像カメラから横に距離Dだけ離れた光源9
1により照明すると、実体格子90の格子像が被測定物
体92の面上に投影され、被測定物体92の形状に応じ
て格子像が変形する。この変形格子像を再び実体格子9
0を通してカラーテレビカメラの位置で撮像すると、変
形格子像と実体格子90とのモアレ縞ができ、このモア
レ縞は被測定物体92の形状の等高線を表わす。ここ
で、被測定物体と実体格子90との距離L1を、物体形
状の最大値と最小値との差より十分大きくとると、光源
91とテレビカメラ93との距離Dを徐々に変えて行く
ことにより、モアレ縞のバイアス位相をシフトさせるこ
とができる。したがって、図7に示すように、モアレ縞
のバイアス位相が120°ずつ異なる距離DR、DG、
DBにR、G、Bの3色を発光するカラー光源91を置
いて実体格子90を照明し、これをカラーテレビカメラ
で撮像すると、テレビカメラ93のR、G、Bの出力信
号I〜Iは120°ずつ位相のずれたビデオ信号と
なる。したがって、ビデオ信号I〜Iを用いて数
5、数6、数9を実現する信号処理装置94及び基準位
相発生装置95との位相差を用いると、被測定物体92
の形状を実時間で計測することができる。基準位相発生
装置にモデルとなる物体の位相分布を入れておくと、被
測定物体とモデル物体との形状差を実時間計測できる。
図7は光源91とTVカメラ93が一直線上にある場合
を示したが、光源91と格子90との距離L2がL1に
比べて十分大きいとき、照明光はほぼ平行光となる。ま
た、光源91にレンズ系を用いて格子90を平行光照明
することもできる。この場合では、格子90の照明角度
を各カラー光源で変化させ、各色のモアレ縞のバイアス
位相が120度ずつ異なるようにすることができる。ま
た、モアレ縞に基の格子90が目立つ場合では、格子9
0を移動させて、もとの格子像を消すことができる。
【0029】更に他の実施例として、電子モアレに適用
した場合を図面を用いて説明する。電子モアレ法を用い
た形状測定システムを、図3に対応させて図8に示す。
このシステムは、図3の投影格子モアレ法のシステムと
ほぼ同じであるが、結像面に参照用G〜Gの格子が
入っていない点が異なる。光検出素子(テレビカメラT
〜TV)としてCCDカメラを用いると、結像し
た変形格子像のピッチとCCDカメラの光検出ピクセル
のピッチとがほぼ等しくなるようにすると、変形格子と
CCDとのモアレ縞が発生することになる。すなわち、
投影格子モアレ法の基準格子をCCDカメラで代用した
ことになる。したがって、変形格子の結像面のCCD素
子を、図8に示すようにx〜x方向に移動して調節
することにより、検出した3個のモアレ縞のバイアス位
相を120°ずつずらせることができる。変形格子像を
表わす周波数の高い信号は、ビデオ信号に低周波フィル
タを用いて取除き、モアレ信号のみを取出すことも可能
である。これらの120度ずつ位相シフトした信号を、
数5、数6、数9や位相差を計算するための信号処理装
置66を用いて、被測定物体60の形状を実時間で測定
することができる。図8は格子を投影しているが、レー
ザー光を用いて干渉縞を被測定物体面上に投影しても変
形格子像が得られる。さらに、図8は投影格子を用いた
システムを示しているが、干渉計で参照面(参照光)を
傾けることにより、干渉縞にティルト(キャリア周波
数)を導入することができる。したがって、参照面を調
節すると、CCDカメラとのモアレ縞を作ることがで
き、3台のCCDカメラの位置を調節することにより、
バイアス位相が120°ずつシフトしたモアレ縞を得る
ことができる。したがって、これらのビデオ信号を処理
することにより、干渉計で検出できる2次元物理量(光
位相、形状など)を高速に測定することができる。また
図6で示した位相の引算を行なう信号処理装置を用いる
と、任意の位相分布との差を求めることができる。さら
に、被測定物体に焼付けた格子像などを変形格子像とみ
なすと、物体変形量などを実時間で計測することができ
る。また、物体上に焼き付けた固定格子などを用いる
と、物体の移動距離が実時間で計測できるので物体の位
置合せなどが精度よく高速に行なえる。
【0030】以上はいずれも3台のテレビカメラを用い
た例であるが、以下にのべるように1台のテレビカメラ
を用いても可能である。図9に、単管式のカラーテレビ
(CCD)カメラを用いたものを示す。このカラー用C
CDカメラはR、G、B3色検出用の光検出ピクセル
が、図9のようにRGBの順で横方向に配列し、縦方向
には同色の光を検出するように配列されている。カラー
カメラでは、このCCD素子上にRBGのストライプフ
ィルタが付けられているが、ここでは、まずこの色フィ
ルタを除去して使用することを考える。簡単のために、
各ピクセルにはRGBの記号を用いることにする。検出
する変形格子や干渉縞の1周期と、同じ色を検出するた
めのCCDの間隔(たとえば最も近いRとR素子の距
離)が等しくなると、各ビデオ信号、R信号(I)、
G信号(I)、B信号(I)にはモアレ縞が生ず
る。ここで隣接する素子間の距離、R−G素子間やG−
B素子間はR−R素子間の1/3であるので、モアレ縞
のバイアス位相は120°ずつシフトすることになる。
これらビデオ信号I〜Iを用いて位相及び位相差を
実時間で求めることにより、形状や変形などの物理量を
実時間で測定することができる。干渉計のように単色の
光を用いる場合では、CCDの前にあるカラーストライ
プフィルタを除去して用いる必要がある。一方、白色光
源で照明される変形格子を用いる場合では、必ずしもカ
ラーフィルタを除去する必要はなく、出力されるRGB
信号をそのまま用いることができる。
【0031】本発明の更に別の実施例を、変形格子及び
干渉縞に適用した場合を図面を用いて説明する。干渉縞
にはティルト(キャリア周波数)が導入されているとす
る。図10(A)に、検出する光強度分布(干渉縞、変
形格子など)を示す。この光強度をサンプリングして光
強度をA/D変換するが、サンプリング間隔dは一定で
ある。図に示すように、縞のピッチ△と2個おきのサン
プリング点との間隔3dが等しいとすると、ビデオ信号
、I、Iは120°ずつそれぞれ位相がずれた
光強度となる。ここで、この3点のデータを用いて数
5、数6、数9を計算すれば位相が求められる。次に、
ビデオ信号I、I、Iを数5、数6、数9のビデ
オ信号I、I、Iとみなして位相を求めるといっ
た計算を全サンプル点について行なうと、得られた位相
分布φは(fx+φ)となる。ここで、fはキャリア
周波数であり、φが求めようとする位相分布である。し
たがって、図6で示したように基準の位相φをfXと
なるようにして位相差を求めると、正味の位相分布φが
求められる。
【0032】図10(A)には縞ピッチに4個のサンプ
ル点がある場合を示したが、図10(B)には一般的な
場合のサンプル点を示す。縞の1ピッチに(3N+1)
のサンプル点がある。したがって、x
(xN+1)、(x2N+1)個目のサンプル点データ
を用いて数5、数6、数9を計算することにより位相が
求められる。次に、x、(xN+2)、
(x2N+2)などとN個おきにサンプル点データを取
出し、数5、数6、数9を計算することにより全サンプ
ル点で位相が求められる。求められた位相にはキャリア
周波数分fxが含まれているので、基準位相からの差を
求めると正味の位相分布を実時間で求めることができ
る。画像にノイズがある場合では、キャリア周波数fを
中心としたバンドパスフィルタやディジタルフィルタを
用いることによって、滑らかな縞強度信号を得ることが
できる。以上述べた処理を、信号処理装置にサンプル点
を選択する回路を付加するだけで達成することができ
る。以上のような信号処理を行なう回路構成の一例を図
11に示した。縞画像を撮像するTVカメラ100から
のビデオ信号をA/D変換器101でA/D変換し、こ
の値をIとして位相φを計算する3D−LUT10
4に入力する。一方、Nサンプル点のデータ分だけ遅延
を与えるディジタル遅延素子102,103を使うと、
それぞれNサンプル点、2Nサンプル点前のディジタル
量I,Iをそれぞれ得ることができる。数5,数
6、数9を計算する3D−LUTを用いると位相φ
求めることができる。基準の位相φを記録してある位
相メモリ105からのデータと位相φとを図6で述べ
た2D−LUT88と同様なルックアップテーブル10
6を用いると、位相差φ−φを実時間で測定するこ
とができる。
【0033】この手法は、以上述べた変形格子像やモア
レ縞を用いる計測一般に良く使われるフイゾー、トワイ
マン−グリーン干渉計やホログラフィー干渉計などに適
用することができ、形状や変形や位置情報などの2次元
物理量を実時間で測定することができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によって、超精密加
工製品の面形状(そり、表面粗さ等)、粗面物体の形
状、変形量や位置情報を高精度でかつ実時間で測定する
ことが可能となる。したがって、精密機械の加工工程に
おいて、欠陥製品の発見に時間を要せず、機械を長時間
停止することなく加工条件を変えることができる。これ
はまた、結像系の収差や大気の状態によって、ミラー形
状やレンズ位置を適宜時間変化させる必要がある適応光
学系などにも応用可能である。さらに、測定物体や干渉
計を適当なものに選ぶと、被測定物体の屈折率分布、温
度分布やプラズマ密度などの物理量の定量的測定も実時
間でできることになる。さらに、この実時間波面測定シ
ステムは、全ての干渉計やモアレ法や格子を用いた計測
などに対して応用することができるので、従来使用され
ていた測定装置に本発明の検出部分及び信号処理、表示
装置を用いることにより、種々の計測装置の高精度化及
び実時間化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】偏光マハ・ツエンダー干渉測定システムを示す
構成図である。
【図2】偏光ホログラフィー干渉計を用いた測定システ
ムを示す構成図である。
【図3】投影格子モアレ法を用いて物体形状を実時間測
定するシステムを示す構成図である。
【図4】カラー格子投影法を用いた実時間測定システム
を示す構成図である。
【図5】カラー格子の例を示す図である。
【図6】位相減算処理回路の一例を示すブロック図であ
る。
【図7】実体格子モアレ法による形状測定システムを示
す構成図である。
【図8】電子モアレ法による形状測定システムを示す構
成図である。
【図9】電子モアレ法による縞画像検出法を説明するた
めの図である。
【図10】空間同期検出法を説明するための図である。
【図11】図10に示す信号処理を行なう回路構成の一
例を示す図である。
【図12】従来装置を示す構成図である。
【符号の説明】 10 測定光学系 11 レーザ 19 被測定透明物体 20 波面分割光学系 21 信号処理装置 30 レーザ 40 被測定物体 60 被測定物体 65 分解光学系

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元的な物理量の変化に応じて、バイ
    アス位相が120°ずつ異なる3つの正弦波状信号の2
    次元光強度を出力する物理量測定光学系と、前記物理量
    測定光学系からの前記正弦波状信号のバイアス位相が0
    °である光強度を2次元的に検出する第1の光検出手段
    と、前記バイアス位相と位相が120°異なる前記物理
    量測定光学系からの光強度を2次元的に検出する第2の
    光検出手段と、前記第1の光検出手段により検出された
    光のバイアス位相と位相が240°異なる前記物理量測
    定光学系からの光強度を2次元的に検出する第3の光検
    出手段とを備え、前記第1、第2及び第3の光検出手段
    に基づいて前記物理量に関する2次元的情報を測定する
    ようにしたことを特徴とする2次元情報測定装置。
  2. 【請求項2】 2次元的な物理量の変化に応じて、正弦
    波状信号の2次元光強度を出力する物理量測定光学系
    と、前記物理量測定光学系からの前記正弦波状信号を検
    出し、検出信号のバイアス位相が0°である光強度を2
    次元的に検出する第1の光検出手段と、前記バイアス位
    相と前記検出信号のバイアス位相が120°ずれた前記
    物理量測定光学系からの光強度を2次元的に検出する第
    2の光検出手段と、前記第1の光検出手段により検出さ
    れた信号のバイアス位相と前記検出信号のバイアス位相
    が240°ずれた前記物理量測定光学系からの光強度を
    2次元的に検出する第3の光検出手段とを備え、前記第
    1、第2及び第3の光検出手段に基づいて前記物理量に
    関する2次元的情報を測定するようにしたことを特徴と
    する2次元情報測定装置。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2及び第3の光検出手段が
    同一平面上に配置されている請求項2に記載の2次元情
    報測定装置。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2及び第3の光検出手段か
    らの各出力がカラーテレビ信号のR、G、B信号に供給
    され、前記物理量の2次元的情報がカラー表示されるよ
    うになっている請求項1又は請求項2に記載の2次元情
    報測定装置。
  5. 【請求項5】 2次元的な物理量の変化に応じて、キャ
    リア周波数の成分を含んだ正弦波状の光強度の分布像を
    出力する測定光学系と、前記光強度を光検出する光検出
    手段と、前記光検出手段から出力される信号を前記キャ
    リア周波数に応じてサンプリングし、得られたサンプリ
    ング点データの中から前記キャリア周波数に応じて位相
    が120°ずつ異なるサンプリングデータを抽出し、こ
    れらデータを用いて前記物理量に関する2次元的情報を
    測定するようになっていることを特徴とする2次元情報
    測定装置。
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