JPH0586218B2 - - Google Patents

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JPH0586218B2
JPH0586218B2 JP60179891A JP17989185A JPH0586218B2 JP H0586218 B2 JPH0586218 B2 JP H0586218B2 JP 60179891 A JP60179891 A JP 60179891A JP 17989185 A JP17989185 A JP 17989185A JP H0586218 B2 JPH0586218 B2 JP H0586218B2
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JP
Japan
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rotating body
ray tube
linear motion
motion mechanism
trajectory
Prior art date
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JP60179891A
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English (en)
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JPS6241641A (ja
Inventor
Tatsuo Toyoshima
Atsushi Asano
Minoru Kikuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP60179891A priority Critical patent/JPS6241641A/ja
Publication of JPS6241641A publication Critical patent/JPS6241641A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は多軌道X線断層撮影装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
一般にX線断層撮影装置は、被写体の内部の断
層像を得るためにX線管をある軌道に沿つて移動
させるとともにこのX線管と一定の関係を保持し
つつX線フイルムの一定点をある軌道に沿つて移
動させ、被写体のある一平面上の任意の点のX線
フイルム面上への投影とX線フイルムとの相対速
度を零とするように構成されている。
このようなX線断層撮影装置の中で、多軌道X
線断層撮影装置の場合、X線管を被写体の体軸を
含む平面と平行な平面内で直線、円、渦巻等の軌
道を描くように移動させるのが一般的である。
このような装置の従来例を第4図及び第5図を
参照して説明する。
この装置は、X線管1に対し円軌道を与える回
転運動機構2と、X線管1に対し直線軌道を与え
る直線運動機構3と、回転運動機構2及び直線運
動機構3に対しそれぞれ別個に駆動力を伝達する
第1、第2の駆動力発生部4,5からなる駆動力
発生機構6とを有している。
前記回転運動機構2は、第5図に示すように、
中心部に第1軸受7を設けこの軸受7により中心
軸体8を回転可能に保持し、かつ、外周部をプー
リ状に形成した上部円板9及びこの上部円板9と
一体的な筒状部9aに固着された下部円板10か
らなり、上部円板9と下部円板10との間に形成
される中空部9b内において上部円板9と中心軸
体8との結合、解放を行なうブレーキ11を備え
た回転体12により構成されている。
前記直線運動機構3は、回転体12の中心部か
ら上方に突出した中心軸体8に固着した第1プー
リ13と、中空部9b内で中心軸体8に固着した
第1スプロケツト14と、前記中空部9b内にお
いて下部円板10に取り付けた第2軸受15aに
より軸支される内部軸体15と、中空部9b内で
内部軸体15に固着した第2スプロケツト16
と、第1スプロケツト14、第2スプロケツト1
6間に張設した内部チエーン17と、下部円板1
0から下方に突出する内部軸体15に固着した第
3スプロケツト18と、前記筒状部9aよりさら
に外周側で下部円板10に対称配置に取り付けた
第1外部軸受19a、第2外部軸受19bにより
それぞれ軸支された第1外部軸体20a、第2外
部軸体20bと、第1外部軸体20aに固着した
第4スプロケツト21と、第3スプロケツト1
8、第4スプロケツト21間に張設した外部チエ
ーン22と、前記第1外部軸体20a、第2外部
軸受20bにそれぞれ対応配置に固着した第5、
第6スプロケツト23a,23bと、第5、第6
スプロケツト23a,23b間に張設した直線駆
動用のチエーン24とを有して構成されている。
前記X線管1は第1図に示すようにX線管保持
部25を介して回転体12に取り付けられ、直線
運動機構2及び回転運動機構3に連動するように
なつている。
すなわち、X線管保持部25は回転体12に回
動可能に取り付けられたU状の軸支部26と、こ
の軸支部26に一方の端部が保持されかつ他方の
端部を回転体12上で前記チエーン24と交叉す
る方向に臨ませた第1円筒体27と、第1円筒体
27の外周に対し摺動可能に嵌合されかつ先端部
にX線管1を保持する保持部材28を備えた第2
円筒体29と、この第2円筒体29から垂直上方
に、かつ、第2円筒体29に対し回転可能に突設
するとともに上端部に四角形状の連結板30を取
り付けた第3円筒体31とを有し、連結板30と
前記チエーン24とを連結することにより、チエ
ーン24の回転移動に伴ない、軸支部26を支点
として回動する第1円筒体27に対し第2円筒体
29が摺動するとともに、第3円筒体31が回動
して、X線管1に対し第4図に示す矢印X方向に
直線運動を与えるようになつている。
前記動力発生機構6の第1の駆動力発生機構4
は、第1モータ35と、この第1モータ35の原
動軸35aに取り付けた第1原動プーリ36と、
この第1原動プーリ36から第1条体37を介し
て駆動力が伝達される第1従動プーリ38a、第
2従動プーリ38bと、第2従動プーリ38bと
前記上部円板9との間に張設された第2条体39
とを有し、回転体12に対し回転運動を与える。
また、第2の駆動力発生機構5は、第2モータ
40と、この第2モータ40の原動軸40aに取
り付けた第2原動プーリ41と、第2原動プーリ
41、前記第1プーリ13間ら張設された第3条
体42とを有し直線運動機構3を駆動する。
上記構成の従来装置は、ブレーキ11をオフに
した状態で第2の駆動力発生機構5により第1プ
ーリ13を駆動し、これにより第1スプロケツト
14→内部チエーン17→第2スプロケツト16
→第3スプロケツト18→外部チエーン22→第
4スプロケツト21の順で駆動力を伝達して第
5、第6スプロケツト23a,23b間に張設し
たチエーン24を回転させX線管1に直線軌道を
描かせるようにしている。
また、ブレーキ11をオフにし、かつ、第2の
駆動力発生機構5を停止した状態で第1の動力発
生機構4により回転体12を駆動し、これにより
X線管1に円軌道を描かせるようにしている。
さらに、第1モータ35、第2モータ40の回
転数を適当に設定しつつ第1、第2の動力発生機
構4,5により回転体12及び直線運動機構3を
同時駆動し、X線管1に対し渦巻軌道を与えるよ
うにしている。
〔背景技術の問題点〕
上記構成の従来装置は以下のような問題があ
る。
第1に、X線管1に円軌道又は直線軌道を与え
る場合には第1、第2の動力発生機構4,5のう
ちいずれか一方が休止することになり、機構的に
無駄があること。
第2に、渦巻軌道生成時には第1、第2両モー
タ35,40の回転比、位相を正確に一致させる
必要があるが、このように2つのモータを同時に
制御することは困難を伴ない制御回路のコストア
ツプを招くこと。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、1つのモータを用いた駆動力発生機構により
直線、円、渦巻の各軌道を生成できる多軌道X線
断層撮影装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するための本発明の概要は、回
転可能に支持された回転体と、X線管を保持しか
つ前記回転体に対する位相位置を可変し得るよう
にこの回転体に取り付けられたX線管保持部と、
前記回転体に取り付けられかつ前記X線管に直線
運動を与える直線運動機構とを有し、前記回転体
及び直線運動機構を別々に又は同時に駆動してX
線管に円軌道、直線軌道又は渦巻軌道を描かせる
ようにした多軌道断層撮影装置において、前記回
転体及び直線運動機構に個別的に駆動力を伝達可
能な1個のモータを用いた駆動力発生機構を具備
し、回転体と直線運動機構とを連結状態、又は解
放状態にしてX線管に円軌道又は直線軌道を与え
るとともに、回転体と直線運動機構とを解放状態
にして回転体を駆動することにより生じる両者の
相対運動を利用してX線管に渦巻軌道を与えるよ
うにしたことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の実施例を第1図乃至第3図を参
照して詳細に説明する。
尚、本実施例装置において、第4図、第5図に
示す従来装置と同一機能を有するものには同一符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施例装置が従来装置と異なる点は、駆動力
発生機構60として1個のモータ61を有するも
のを採用したこと、前記中心軸体8をこの装置の
固定部80に対し連結、解放させる規制ブレーキ
81を備えたことである。
駆動力発生機構60は、第3図に示すようにモ
ータ61の原動軸61aに取り付けた原動プーリ
62と、第1従動軸63に固着した第1従動プー
リ64と、原動プーリ62、第1従動プーリ64
間に張設した条体65と、第1従動軸63に回転
可能に支持され、かつ、クラツチ66を備えた第
2従動プーリ67と、第1従動軸63に回転可能
に支持され、かつ、クラツチ68を備えた第3従
動プーリ69と、前記第1従動軸63と所定間隔
を隔てて配置した第2従動軸70と、この第2従
動軸70の上部に固着された第4従動プーリ71
と、同じく第2従動軸70の下部に固着された第
5従動プーリ72と、第2従動軸70の回転を規
制するブレーキ73と、前記第3従動プーリ6
9、第5従動プーリ72間に張設された連結条体
74とを有し、前記第2条体39を第4従動プー
リ71に、第3条体42を前記第2従動プーリ6
7にそれぞれ張設することにより構成されてい
る。
次に上記構成の装置の作用を説明する。
第1にX線管1に直線軌道を与える場合につい
て説明する。クラツチ66をオンに、クラツチ6
8をオフにするとともにブレーキ73、規制ブレ
ーキ81をともにオフにし、ブレーキ11もオフ
にした状態でモータ61を始動する。
すると、モータ61による駆動力は、原動プー
リ62→条体65→第1、第2従動プーリ64,
67→第3条体42→第1プーリ13→第1スプ
ロケツト14→内部チエーン17→第2スプロケ
ツト16→第3スプロケツト18→外部チエーン
22→第4スプロケツト21を経由して第5、第
6スプロケツト23a,23bに伝達され、チエ
ーン24を回転駆動する。
このとき、クラツチ68がオフであるため、モ
ータ61の駆動力は回転体12に伝達されず、し
たがつて、回転体12は停止したままの状態にな
る。
チエーン24の回転に伴ない、X線管保持部2
5は従来装置と同様に動作し、X線管1に直線軌
道を与えることができる。
第2に、X線管1に円軌道を与える場合につい
て説明する。
この場合には、クラツチ66をオフに、クラツ
チ68をオンに、ブレーキ73、規制ブレーキ8
1をオフに、ブレーキ11をオンにする。
すると、モータ61による駆動力は、原動プー
リ62→条体65→第1従動プーリ63、第3従
動プーリ69→第5、第4従動プーリ72,71
→第2条体39を経由して回転体12に伝達され
る。このとき、クラツチ66がオフであるため、
モータ61による駆動力は直線運動機構2に伝達
されることはなく、X線管1は一定位置を保持す
る。
したがつて、回転体12によりX線管1に円軌
道を与えるができる。
第3に、X線管1に渦巻軌道を与える場合につ
いて説明する。
この場合には、円軌道生成の場合と同様、クラ
ツチ66をオフに、クラツチ68をオンにし、ブ
レーキ73をオフにする。一方、規制ブレーキ8
1をオンに、ブレーキ11をオフにする。する
と、中心軸体8は回転不能となる。
このとき、モータ61による駆動力は、円軌道
生成の場合と同様回転体12に伝達されるが、ブ
レーキ11がオフであるため第1スプロケツト1
4は回転体12の回転力の影響を受けない。
このため、モータ61から直線運動機構3への
駆動力の伝達がないままこの直線運動機構3は回
転体12とともに回転する。
この結果、回転体12と直線運動機構2に連結
されたX線管1との間に角速度の相違に伴なう相
対運動が生じ、X線管1は回転体11の回転に伴
ない渦巻状の軌道を描いて回転体12の中心方向
に徐々に移動することになる。
本発明は上記実施例に限定されるものでなく、
その要旨の範囲内で種々の変形が可能であること
はいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、1つのモータを
用いた駆動力発生機構によりX線管に直線、円及
び渦巻の各軌動を生成することができ、機構の簡
略化、制御の容易化を図つて装置全体の低コスト
化が可能となり、しかも、渦巻軌道生成時の精度
の向上をも図ることができる多軌道X線断層撮影
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置を示す概略斜視
図、第2図は同装置の概略平面図、第3図は同装
置の概略断面図、第4図は従来装置の概略斜視
図、第5図は第4図に示す装置の概略断面図であ
る。 1……X線管、2……回転運動機構、3……直
線運動機構、12……回転体、25……X線管保
持部、60……駆動力発生機構、61……モー
タ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転可能に支持された回転体と、X線管を保
    持しかつ前記回転体に対する相対位置を可変し得
    るようにこの回転体に取り付けられたX線管保持
    部と、前記回転体に取り付けられかつ前記X線管
    に直線運動を与える直線運動機構とを有し、前記
    回転体及び直線運動機構を別々に又は同時に駆動
    してX線管に円軌道、直線軌道又は渦巻軌道を描
    かせるようにした多軌道断層撮影装置において、
    前記回転体及び直線運動機構に個別的に駆動力を
    伝達可能な1個のモータを用いた駆動力発生機構
    を具備し、回転体と直線運動機構とを連結状態、
    又は解放状態にしてX線管に円軌道又は直線軌道
    を与えるとともに、回転体と直線運動機構とを解
    放状態にして回転体を駆動することにより生じる
    両者の相対運動を利用してX線管に渦巻軌道を与
    えるようにしたことを特徴とする多軌道X線断層
    撮影装置。
JP60179891A 1985-08-14 1985-08-14 多軌道x線断層撮影装置 Granted JPS6241641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60179891A JPS6241641A (ja) 1985-08-14 1985-08-14 多軌道x線断層撮影装置

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JP60179891A JPS6241641A (ja) 1985-08-14 1985-08-14 多軌道x線断層撮影装置

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Publication Number Publication Date
JPS6241641A JPS6241641A (ja) 1987-02-23
JPH0586218B2 true JPH0586218B2 (ja) 1993-12-10

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JP60179891A Granted JPS6241641A (ja) 1985-08-14 1985-08-14 多軌道x線断層撮影装置

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Families Citing this family (6)

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JPS6241641A (ja) 1987-02-23

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