JPH0584216A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

食器洗い乾燥機

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Publication number
JPH0584216A
JPH0584216A JP3250596A JP25059691A JPH0584216A JP H0584216 A JPH0584216 A JP H0584216A JP 3250596 A JP3250596 A JP 3250596A JP 25059691 A JP25059691 A JP 25059691A JP H0584216 A JPH0584216 A JP H0584216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
heater
washing
steam
water reservoir
Prior art date
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Pending
Application number
JP3250596A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sakata
博史 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3250596A priority Critical patent/JPH0584216A/ja
Publication of JPH0584216A publication Critical patent/JPH0584216A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、簡単な構成でスチーム行程の時に
必要な水分量を設定することができる食器洗い乾燥機に
関する。 【構成】 食器を収容する洗浄室4を設け、この洗浄室
4の下方にヒータ6を設け、このヒータ6に接触する水
溜部7を設ける。スチーム行程時にヒータ6を発熱させ
ることで、水溜部7を加熱し、水溜部7内の水を蒸発さ
せる。洗浄室4内の水を排水しても、水溜部7内にはス
チーム行程時に丁度必要な量だけの水が溜められ、これ
が蒸発することになるので、スチーム行程に必要な量の
水を検出する装置を別途備える必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スチーム行程を備えた
食器洗い乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗い乾燥機でスチームを発生
する行程を備えたものにあっては、食器を洗う行程時の
洗浄槽内の洗浄水の水位と、スチーム行程時の洗浄槽内
の水位とを異なった水位に設定しなければならなかっ
た。これは、洗い時に必要な水量とスチームを発生させ
るために必要な水量が大きく異なるためであり、そのた
めに、洗浄槽内の水位を検出する装置を洗い行程用とス
チーム行程用との2か所に設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
食器洗い乾燥機では、複数の水位検出装置を設けなけれ
ばならないので、部品数が多くなるし、またこれら複数
の装置から入力した情報に基づいてマイコンを制御する
ことにより、その制御が複雑になるという課題が生じて
いた。
【0004】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的は、簡単な構成でスチーム行程の時に必
要な水量を容易に確保することができる食器洗い乾燥機
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、食器を収容する洗浄室の下方にヒータを
設け、このヒータに接触し且つ洗浄室とは区分された水
溜部を設けたことに特徴を有する。
【0006】
【作用】食器の予洗い或いはすすぎをした後に、この時
に使用した水を排水した場合にあっても、洗浄室の下方
に区分して設けられた水溜部には所定量の水が残る。次
にヒータを通電すると、このヒータは水溜部に接触して
いるので、水溜部を加熱し、もってこの水溜部を介して
水溜部内の水がスチームとして洗浄槽内に充満するスチ
ーム行程が行われる。これにより、スチーム行程用の水
量を設定する水位検出装置を別途設ける必要がなくなる
ので、食器洗い乾燥機自体の構成が簡単になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
て説明する。
【0008】まず、図4には食器を保持する食器籠(図
示せず)を取り外した状態の食器洗い乾燥機全体の斜視
図を示しており、外箱1の内部には洗浄槽2を配設し、
この洗浄槽2と前面に設けられた回動自在な扉3とによ
り洗浄室4を形成する。
【0009】この洗浄室4内には、図示しない上食器か
ごによって上部に食器を収納し、また下部にも食器を下
食器かごによって収納するようにしており、これらの食
器籠は前方へ引き出すことにより食器を出し入れするよ
うになっている。
【0010】洗浄室4の下方にはその内底面5から若干
上方に離れて矩形状のヒータ6が配設されており、この
ヒータ6の上部には矩形状のヒータ6の形状に沿って例
えば断面凹状の水溜部7が配設されている。この金属製
の水溜部7は、その底面7aがヒータ6とは接触する
が、洗浄槽2とは区分して設けられており、従って洗浄
槽2の側壁8とも離れて構成されており、約300−5
00CCの水を溜めることができる容積に設定してあ
る。また水溜部7は洗い行程の時の水位よりも下方に位
置し、もって洗い行程時にはヒータ6と水溜部7はとも
に完全に水没するようになっている。噴射ノズル9は前
記内底面5から突出する導水管10に接続しており、こ
の導水管10は洗浄槽2下方に設けられたポンプ(図示
せず)に連絡している。
【0011】また、内底面5には、前記導水管10が接
続された箇所の隣にタンク凹部11が設けられており、
このタンク凹部11は前記ポンプに連通していること
で、タンク凹部11内の水がポンプを介して噴射ノズル
9から噴射されて、洗い行程時には洗浄水が循環するよ
うになる。また、タンク凹部11は、洗浄水を排出すべ
く外部と連通する排水口とも排水弁を介して接続してい
る。
【0012】なお、このポンプは、よく知られているよ
うに洗浄室4内の水を機外に強制排出する排水ポンプと
しても機能するようになっており、その切換えは、ポン
プに洗浄室4外からベルト機構によって駆動力を与える
モータの逆転切換えにより行うようにしている。洗浄槽
2の槽外面には、図示しないが洗浄室4の貯留水位を検
出する例えば、フロート式の水位スイッチが設けられて
いる。
【0013】そして、外箱1前面の扉3の上方には、コ
ントロールパネル12を設けていて、これの内方には制
御手段である制御装置13を配設している。この制御装
置13は、詳細にはマイクロコンピュータからなるもの
で、図5に示すような行程を順次行うように、あらかじ
め記憶された制御プログラムに基づき、給水弁14と、
前記ポンプのモータ,ヒータ6,および洗浄室4内の空
気を循環させるとともに排気口15から外方へ排気する
ための送風機16を駆動するようになっている。
【0014】次に上記構成につき、図5をも参照し、そ
の行程での作用について説明する。まず、コントロール
パネル12のスタートスイッチを押すと、3分間の予洗
い行程が始まる。この予洗い行程では、給水弁14を開
き給水した後、ポンプを回転させて水を噴射ノズル9か
ら噴射することで、水を洗浄室4内で循環させて、図2
に示す水位をほぼ維持して食器を予洗いし、つづいて排
水弁を開くと共にポンプを予洗いとは逆方向に回転させ
て排水する。
【0015】この時、タンク凹部11内の水はすべて排
出されるが、水溜部7内の水は、洗浄槽2とは区分され
ているためタンク凹部11に流れ込まずに、そのまま水
溜部7内に残される。
【0016】次にスチーム行程が開始する。この10分
間のスチーム行程では、ヒータ6が通電されて発熱する
ことで、水溜部7を介して水が熱せられるので、水溜部
7内の水はスチームに変り、このスチーム行程がほぼ終
了する時点では、水溜部7内の水分はほとんどが蒸発し
ている。
【0017】なお、このスチーム行程は、食器に付着し
た汚れをスチームによって膨潤させることにより、次行
程の洗い行程で汚れを落ちやすくさせるために設けられ
た行程である。
【0018】つづいて、洗い行程が開始する。この20
分間の洗い行程では、まず、水位スイッチにより洗いに
適した水位に達するまで給水を行い、続いてポンプを駆
動するとともにヒータ6を通電して発熱させることで、
水溜部7とヒータ6とで洗浄室4内の水を加熱し、この
温水を噴射ノズル9から食器にあてて洗浄水を循環させ
ることで、食器を洗う。この時、洗剤を洗浄室4内に投
入することで、水は洗剤を含む洗浄水となっている。そ
してこの洗いが終わると洗浄水の排水を行う。
【0019】次に、再度、給水と排水を複数回繰り返す
と共に、図2に示すような水位にすすぎ水を保った状態
でポンプを駆動させて、すすぎ水を洗浄室4内に循環さ
せてすすぎ行程を行う。すすぎが終わるとすすぎ水の排
水を行う。
【0020】次に、再度10分間のスチーム行程が開始
するが、このスチーム行程も前述のスチーム行程と同様
な作用を行う。つまり、排水が行われても依然として水
溜部7内に収容された300−500CCの水は、ヒー
タ6が発熱することでスチームに変り、このスチーム行
程がほぼ終了する時点では、水溜部7内の水分はほとん
どが蒸発している。なお、このスチーム行程は、食器に
スチームをあてて食器自体を暖めることで、次行程の乾
燥行程での乾燥効率を高めるために極めて有効である。
【0021】最後に、20分間の乾燥行程が開始し、こ
の乾燥行程により、食器に付いた水分を蒸発させる。こ
の乾燥行程では、ヒータ6を断続的に発熱させると共
に、洗浄室4内の湿気を送風機16により排気口15か
ら排出することで、乾燥を効率的に行うことができるよ
うにする。
【0022】以上のように本発明によれば、排水が行わ
れた後でも依然として所定量の水が溜まる水溜部7を洗
浄室4の下方にこれとは区分して設け、ヒータ6をこの
水溜部7下方に直に配設してスチーム行程時に発熱させ
るようにしたので、水溜部7内に溜められたスチーム行
程時に丁度必要な量だけの水が、蒸発することになるた
め、スチーム行程に必要な量の水を検出する装置を別途
備える必要がなくなる。つまり、単にヒータ6を発熱さ
せるだけで、簡単にスチーム行程を機能させることがで
きる。また、検出装置が少なくなるので、制御装置13
が処理する情報もその分少なくなり、制御装置13の制
御が容易になるといった効果も有する。
【0023】そして、スチーム行程は予洗いまたはすす
ぎといった洗剤が含まれない水を使用した後に行われる
ため、発生したスチームにも洗剤が含まれなくなるの
で、スチーム用の水を別途供給する必要もない。また、
水溜部7内にはヒータ6の上方に設けられているので、
御飯粒などが水溜部7内に入っても簡単に掃除できる。
【0024】また、ヒータ6と共に水溜部7は洗い行程
の時に完全に浸漬しているため、金属製の水溜部7を介
することで、ヒータ6の熱が水と接触する面積が増大
し、もって水が効率よく温められる。更に、ヒータ6は
スチーム行程用と洗い行程時の温水化用の共用であるた
め、ヒータ6を別途設ける必要もない。
【0025】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば水溜部7はヒータ6が埋め込んであ
るものでも良いし、また容積はヒータ6の発熱容量に合
わせて設定すれば上記の量と異なるものであっても良い
など、ヒータ6及び水溜部7の構成は適宜変形して実施
できる。更に、水溜部7は、洗浄室4内を循環する水が
溜まれば、洗い行程時の水位よりも上方に位置するもの
でも良い。また、スチーム行程は予洗いまたはすすぎの
いずれか一方の行程の後に有れば足りるし、乾燥行程の
中に組み込まれているものであっても良い。さらに、洗
浄した後の食器から流れる水を利用することで、食器乾
燥機に使用することも可能であるなど、種々の変形が可
能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、排水が行われた後でも依然と
して所定量の水が溜まる水溜部を洗浄室の下方にこれと
は区分して設け、この水溜部内に溜められたスチーム行
程時に必要な量の水が、前記水溜部と接触するヒータの
発熱にともなって蒸発することになるため、スチーム行
程に必要な量の水を検出する装置を別途備える必要がな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスチーム行程時初期の水位を示す内底
部の概略縦断面図
【図2】本発明の予洗い・洗い・すすぎ行程時の水位を
示す内底部の概略縦断面図
【図3】本発明の要部の斜視図
【図4】本発明の斜視図
【図5】本発明の行程図
【符号の説明】
4 洗浄室 6 ヒータ 7 水溜部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器を収容する洗浄室と、この洗浄室の
    下方に設けられたヒータと、このヒータに接触し且つ洗
    浄室とは区分して設けられた水溜部とを備えたことを特
    徴とする食器洗い乾燥機。
JP3250596A 1991-09-30 1991-09-30 食器洗い乾燥機 Pending JPH0584216A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3250596A JPH0584216A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 食器洗い乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3250596A JPH0584216A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 食器洗い乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0584216A true JPH0584216A (ja) 1993-04-06

Family

ID=17210238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3250596A Pending JPH0584216A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 食器洗い乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0584216A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5953993A (en) * 1997-03-27 1999-09-21 Ryobi, Ltd. Apparatus for driving a clamping device for fixing a plate on a plate cylinder of a printing machine
KR100756236B1 (ko) * 2006-09-06 2007-09-06 전장희 롤링 판재 공급용 언코일링 공급장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5953993A (en) * 1997-03-27 1999-09-21 Ryobi, Ltd. Apparatus for driving a clamping device for fixing a plate on a plate cylinder of a printing machine
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040511

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02