JPH057842Y2 - - Google Patents

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JPH057842Y2
JPH057842Y2 JP1198787U JP1198787U JPH057842Y2 JP H057842 Y2 JPH057842 Y2 JP H057842Y2 JP 1198787 U JP1198787 U JP 1198787U JP 1198787 U JP1198787 U JP 1198787U JP H057842 Y2 JPH057842 Y2 JP H057842Y2
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arithmetic circuit
air
ventilator
temperature
temperature sensor
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ドアウインドの曇り防止装置に係
り、とくに、窓の外側の曇りを防止するドアウイ
ンドの曇り防止装置に関する。
〔従来の技術〕
昨今における自動車は、そのほとんどがエア・
コンデイシヨナ(air conditioner;以下単に
「エア・コン」という)を搭載している。そして、
このエア・コンの多くは、調温及び調湿された空
気を窓に当てながら車内に拡散するという構成を
とつている。このため車内の空気は常に快適な状
態に設定され、窓の車内側はほとんど曇らないよ
うになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来例においては、例え
ば夏季においては冷却された空気を窓に当てるた
め車外の空気が冷やされて窓の外側に結露が発生
するという不都合が生じていた。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる従来例の有する不都合を改善
し、窓の外面における結露の発生を有効に防止す
ることのできるドアウインドの曇り防止装置を提
供することを、その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では、湿度センサと温度センサとを車外
にそれぞれ装備すると共に、ベンチレータの空気
吹き出し口部分に車内吹出温センサを装備し、湿
度センサおよび温度センサの各出力に基づいて外
気の結露温度を算出する第1の演算回路と、この
第1の演算回路の出力と車内吹出温センサの出力
とを比較すると共に、車内吹出温センサが外気の
結露温度よりも低い温度を検知した場合に直ちに
所定の信号を出力する第2の演算回路とを設けて
いる。そして、この第2の演算回路の出力に応じ
て作動し、別に装備されたベンチレータルーバ駆
動手段を駆動してベンチレータ部分から車内に送
り込まれる空気の送風方向を窓側方向から車内中
央部側に向けて切り換える制御する駆動制御部を
装備する、という構成を採つている。これによつ
て前述した目的を達成しようとするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第5図
に基づいて説明する。
第1図において、符号1はベンチレータルーバ
駆動手段を示し、符号2は制御手段を示し、符号
3はセンサ部を示す。
この内、センサ部3は、本実施例では外部の湿
度を測定する湿度センサ3Aと、外部の温度を検
出する温度センサ3Bと、車内のベンチレータ部
分の吹出空気の温度を測定する車内吹出温センサ
3Cとにより構成され、それぞれが各当該機能を
発揮し得る所定の場所に装着されている。
制御手段2は、第1及び第2の各演算回路2
A,2Bと、駆動制御部2Cとにより構成されて
いる。この内、第1の演算回路2Aは、前述した
外気用の湿度センサ3A及び温度センサ3Bの各
出力を入力し、これに基づいて外気の結露温度を
算出する機能を備えている。また、第2の演算回
路2Bは、第1の演算回路2Aの出力と車内吹出
温センサ3Cの出力とを比較するとともに、車内
吹出温センサ3Cが結露温度より低い温度を検出
した場合に直ちに所定の信号を出力する機能を備
えている。そして、この第2の演算回路2Bの出
力を入力した駆動制御部2Cは、直ちにベンチレ
ータルーバ駆動手段1を作動せしめるようになつ
ている。
ベンチレータルーバ駆動手段1は、本実施例で
は、ソレノイド機構により形成されている。第2
図ないし第4図にベンチレータルーバの一例を示
す。これらの図において、符号11は空気吹出口
を示す。この空気吹出口11部分には、3枚の送
風方向可変用のフイン12A,12B,12Cが
装備されている。符号13,14は各々フイン1
2A〜12Cを各々回動自在に支持する支承板を
示す。また、符号15a,15b,15e及び1
5A,15B,15Eは、各々回動支軸を示す。
各フイン12A〜12Cの内、中央部のフイン
12Bには第2図に示す如く回動ギヤー15が固
着装備され、この回動ギヤー15が回動するとフ
イン12Bが支軸15b,15Bを支点として回
動するようになつている。この場合、図示しない
自在連結桿によつて他のフイン12A及び12C
も一体的回動可能に連結されており、これによつ
てフイン12A〜12Cは全体的に中央部のフイ
ン12Bと一体的に同方向に回動し得るようにな
つている。
回動ギヤー15は、ラツクギヤー16に付勢さ
れて往復回動するピニオンギヤーによつて形成さ
れている。そして、ラツクギヤー16は、ガイド
部材17に案内されて第4図の矢印A又はBの方
向に往復移動し得るようになつている。この場
合、ラツクギヤー16は、前述したベンチレータ
ルーバ駆動手段1としてのソレノイド機構に付勢
されて往復移動するようになつている。
次に、上記制御手段2部分の動作を第5図に基
づいて説明する。
まず、イグニツシヨンスイツチ(図示せず)を
作動させてエンジンを起動状態に設定する。この
場合、制御手段2にも電源が投入されている。こ
のため制御手段2は、直ちに作動してセンサ部3
からの各情報、すなわち外部の温度と湿度及びベ
ンチレータ10部分から送出する空気の温度に関
する各情報が同時に入力される(第5図S2)。そ
して、この制御手段2では、各入力情報に基づい
て第1及び第2の各演算回路2A,2Bが作動
し、まず第1の演算回路2Aで結露温度TKが求
められ(S3)、続いて第2の演算回路2Bにてベ
ンチレータ10からの吹出空気の温度TINが結露
温度TKより低いか否か比較される(第5図S4)。
ここで、TIN>TKの場合、第2の演算回路2B
は何ら制御信号を出力しない。このため、ベンチ
レータ10からの吹出空気はそのままの状態すな
わち窓に向けての吹き出しが継続される。
一方、TIN<TKの場合、車内の吹出空気温が外
気の結露温度TKより低いことから、これを放置
しておくと窓ガラスが結露温度TK以下となり、
当該窓ガラスの外側が結露する。かかる場合、前
述した第2の演算回路2Bが作動して直ちにベン
チレータルーバ駆動手段1を作動せしめ、ベンチ
レータ10からの空気の吹出方向を窓側方向から
車内の中央部側へ切替え操作する。このため、窓
ガラスの外面の結露は有効に防止される。
なお、上記実施例において、第1の演算回路2
Aが結露温度TKを所定の演算によつて求める場
合を例示したが、この結露温度と湿度との関係等
を予め演算して所定のメモリに記憶させておき、
外気温と外気湿度の情報が入力された場合には直
ちに該当する結露温度をメモリ内から検索し出力
するように構成してもよい。このようにすると制
御手段2における制御動作の迅速化を図り得る。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成され機能するので、
これを使用すると、エンジン稼動中において車の
窓の外面に結露が生じるという不都合をほぼ完全
に防止することができるという従来にない実用的
なドアウインドの曇り防止装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は車のベンチレータ部分を示す正面図、第
3図は第2図の−線に沿つた断面図、第4図
は第2図の底面図、第5図は第1図の制御手段部
分の動作を示すフローチヤートである。 1……ベンチレータルーバ駆動手段、2……制
御手段、2A……第1の演算回路、2B……第2
の演算回路、2C……駆動制御部、3A……外部
湿度センサ、3B……外部温度センサ、3C……
吹出温センサ、10……ベンチレータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 湿度センサと温度センサとを車外にそれぞれ装
    備すると共に、ベンチレータの空気吹き出し口部
    分に車内吹出温センサを装備し、 前記湿度センサおよび温度センサの各出力に基
    づいて外気の結露温度を算出する第1の演算回路
    と、この第1の演算回路の出力と前記車内吹出温
    センサの出力とを比較すると共に、前記車内吹出
    温センサが外気の結露温度よりも低い温度を検知
    した場合に直ちに所定の信号を出力する第2の演
    算回路とを設け、 この第2の演算回路の出力に応じて作動し、別
    に装備されたベンチレータルーバ駆動手段を駆動
    してベンチレータ部分から車内に送り込まれる空
    気の送風方向を窓側方向から車内中央部側に向け
    て切り換える制御する駆動制御部を装備したこと
    を特徴とするドアウインドの曇り防止装置。
JP1198787U 1987-01-29 1987-01-29 Expired - Lifetime JPH057842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1198787U JPH057842Y2 (ja) 1987-01-29 1987-01-29

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JP1198787U JPH057842Y2 (ja) 1987-01-29 1987-01-29

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Publication Number Publication Date
JPS63119407U JPS63119407U (ja) 1988-08-02
JPH057842Y2 true JPH057842Y2 (ja) 1993-02-26

Family

ID=30799700

Family Applications (1)

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JP (1) JPH057842Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007513675A (ja) * 2003-12-11 2007-05-31 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 流体方向づけ部材を備える電動歯ブラシのブラシヘッド
US9427052B2 (en) 2011-12-27 2016-08-30 Ykk Corporation Slider fitted with stopping mechanism

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007513675A (ja) * 2003-12-11 2007-05-31 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 流体方向づけ部材を備える電動歯ブラシのブラシヘッド
US9427052B2 (en) 2011-12-27 2016-08-30 Ykk Corporation Slider fitted with stopping mechanism

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JPS63119407U (ja) 1988-08-02

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