JPH0575712A - ボタン電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不在時において転送先内線での設定操作と転
送先内線での着信呼応対操作を効率化するボタン電話装
置の提供を目的とする。 【構成】 不在転送を設定するための表示器付きの不在
釦、他ボタン電話機の不在釦に対応して代理着信を行な
う代理応答釦を備えたボタン電話機と、不在釦をもつ内
線電話機から代理応答釦をもつ内線電話機への転送経路
を登録する転送経路登録部１１８、転送先の代理応答釦
操作によって転送経路登録部の登録内容に基づく実際の
不在転送呼の登録を行なう不在転送呼登録部１１９を備
えたボタン電話主装置で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は代理応答機能を有するボ
タン電話装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】ボタン電話装置において実現されている
多くの機能の中で、不在中にとりあえず他の人に代理応
答してもらうための転送機能は不在中のビジネス機会の
確保につながり、いくつかの方法で実現される。代表的
なものは“不在転送機能”、“秘書機能”がある。

【０００３】不在転送機能の一般的な操作・動作は、ま
ず不在となる者が自電話機に不在転送設定を行ない不在
中に着信呼を代理応答する転送先をその内線電話番号で
設定する。その設定は不在設定解除の操作を行なうまで
有効となる。不在設定が成されているときに、その不在
内線に向けて発呼があると、不在内線をリング呼び出す
代わりに、転送先の電話機を呼び出す。転送先ではその
着信に代理応答し、とりあえず用件をメモして後で不在
者本人に伝言する。

【０００４】秘書機能においては、あらかじめ主電話機
（例えば企業の重役）と従電話機（秘書）との関係を設
定しておき、通常の着信呼はすべて従電話機で応答し必
要なものだけ主電話機に取り次ぐ方法である。すなわち
ほとんど常時秘書が主電話機に対して代理応答する。こ
のとき、従電話機で不在のとき“離席釦”を押下するこ
とによって主電話機に直接着信できるようにするものも
ある。

【０００５】そのほかに“ハンティングコール”の機能
もこの種の代理応答方式として利用されることもある。
“ハンティングコール”とはあらかじめ設定された複数
の内線電話機群で構成されるハンティンググループに対
して、内線発呼すると不在設定された内線電話機の代わ
りに同一グループ内の他の電話機で応答する方法であ
る。

【０００６】したがって、発呼頻度の評価が主観に基づ
くため真の発呼頻度に沿った登録と異なってしまうおそ
れがあること、登録時の入力操作が手動入力となるため
に迅速な更新操作の阻害要因であるばかりでなく、誤入
力の可能性が残ることなどの問題点があった。

【０００７】これら従来のボタン電話システムにおいて
は設定方法が冗長であったり、操作が容易であっても不
在時の取り次ぎは代理応答者からの伝言に頼るのみであ
る。代理応答者が失念すればそれまでで、（代理応答者
に直接尋ねれば別だが）不在者自らから不在中の伝言の
有無を確認する手段がなかった。

【０００８】また秘書機能におけるように代理応答者を
専任にする場合でも、多数の不在者と在席者を識別しな
がら代理応答し応答内容を後刻伝言する方法はなかった
から、限られた者にしか秘書のような確実な代理応答者
の恩恵を受けられなかった。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】従来のボタン電話機シ
ステムでは、不在者が外出先から戻った後自分に伝言が
あったかどうかを確認する方法がなかったのと、代理応
答者が確実に多数の不在者を識別して応答しかつ伝言す
る操作システムを持たなかったため、内線者がごく一般
的に確実な代理応答者の恩恵を受けられなかった。そも
そも電話対応は秘書のような専任のオペレータをおくこ
とによって的確な運用効果を得ることができる。したが
って少数のオペレータ（受付交換手／共通の秘書など）
に集中する代理応答機能の提供が最も効果的な方法と言
える。

【００１０】本発明は上記課題を解決するもので、少数
のオペレータ（受付交換手／共通の秘書など）に集中す
る操作性の良い代理応答手段と、不在時の伝言の伝達を
不在者から確実に督促する操作手段と、かつ両手段の運
用操作を融合したボタン電話装置の提供を目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ボタン電話機側に不在時に自ボタン電話機
に着信しないように設定する表示器付きの不在釦、ある
いは他ボタン電話機の不在釦に対応して代理着信を行な
うボタン電話機に割り当てられる代理応答釦を設定でき
る表示操作部を設け、さらにボタン電話主装置側に不在
釦の設定された内線ボタン電話機から代理応答釦の設定
された内線ボタン電話機への不在転送関係を登録する転
送経路登録部と、不在転送呼の発生時に転送先の代理応
答釦操作によって転送経路登録部の登録内容に基づく実
際の不在転送呼の発生の登録を行なう不在転送呼登録部
を備えた構成を有する。

【００１２】

【作用】本発明は以上の構成によって、不在釦の１回押
下で不在転送先の設定を行ない、不在転送先での代理応
答通話中に代理応答釦を押下し転送先の内線番号などを
意識せずに不在中に着信があったことを不在転送元ボタ
ン電話機上の表示器に登録表示させ、不在転送元の不在
着信有りの表示を見て不在釦の１回押下だけで代理応答
者に代理応答通話内容を照会できる。

【００１３】

【実施例】図１は本発明によるボタン電話装置の一実施
例の構成図である。

【００１４】図１において、１００は内線ボタン電話機
Ａ、１０１はボタン電話機制御部、１０２は表示部、１
０３は操作部、１０４はデータ送受信部、１０５は通話
路制御部、１０６はハンドセット回路部、１０７はハン
ドフリー回路部、１０８はハンドセット、１０９はスピ
ーカ、１１０はマイク、１１１はボタン電話主装置、１
１２は主装置制御部、１１３はデータ送受信部、１１４
は内線回路部、１１５はスイッチ部、１１６は局線回路
部、１１７は不在転送管理部、１１８は転送経路登録
部、１１９は不在転送呼登録部、１２０は内線ボタン電
話機Ｂ、１２１はボタン電話機制御部、１２２は表示
部、１２３は操作部、１２４はデータ送受信部、１２５
は通話路制御部、１２６はハンドセット回路部、１２７
はハンドフリー回路部、１２８はハンドセット、１２９
はスピーカ、１３０はマイクである。

【００１５】図２は本発明の実施例におけるボタン電話
機の外観図である。図２において、２００はボタン電話
機、２０１はＬＣＤ表示器、２０２は不在釦、２０３は
ダイヤル釦、２０４は固定機能釦、２０５は代理応答
釦、２０６はハンドセット、２０７はメニュー釦であ
る。

【００１６】以下、図１のボタン電話装置の構成図、図
２のボタン電話機の外観図によって表現される実施例の
動作を説明する。本実施例の動作は、たとえば（表１）
に示すような不在転送代理応答のシステム設定、図４に
示す不在中の代理応答の依頼操作、図５に示す不在中の
着信呼に対する応答動作、図６に示す伝言の照会操作の
４動作で説明され、それらの図にしたがって説明する。

【００１７】

【表１】

【００１８】不在転送代理応答のシステム設定は、ボタ
ン電話装置の運用開始に先立って、システム設定操作に
よって専用操作卓、あるいはボタン電話機のプログラム
設定によって、代理応答専用のオペレータ用ボタン電話
機の内線電話機番号とそれらに対応する不在時の代理応
答を依頼する内線ボタン電話機の内線電話機番号を（表
１）のように転送経路登録部１１８に設定することによ
って行なわれる。（表１）は内線番号１１０と１１１を
オペレータ用ボタン電話機と設定し、内線番号１０１と
１０２をオペレータ用ボタン電話機１１０に不在時の代
理応答を依頼する内線ボタン電話機、内線番号１０３と
Ｎをオペレータ用ボタン電話機１１１に不在時の代理応
答を依頼する内線ボタン電話機と設定した例である。こ
のとき、転送経路登録部１１８にとられる不在中フラグ
（ＡＢＳフラグ）の設定エリアはゼロクリアされる。な
お、以下の記述では“不在時の代理応答を依頼する内線
ボタン電話機”を主電話機、“オペレータ用ボタン電話
機”を従電話機と称することにする。

【００１９】次に不在中の代理応答の依頼操作について
図４によって説明する。この操作は主電話機の操作者が
不在になるときに不在設定を行ないオペレータに代理応
答を依頼し、出先から戻ったときに設定解除を行なうも
のである。主電話機の操作者が不在になるときに主電話
機の不在釦２０２を押下すると転送経路登録部１１８に
とられる不在中フラグ（ＡＢＳフラグ）が“１”にセッ
トされる。再度不在釦２０２が押下されると転送経路登
録部１１８の不在中フラグは“０”にリセットされる。
不在釦押下の操作情報はボタン電話機制御部１０１で検
知され、データ送受信部１０４と通話路制御部１０５を
経てボタン電話主装置１１１の内線回路部１１４に入力
される。前述発呼情報はひきつづきデータ送受信部１１
３を経て主装置制御部１１２に入力されると、主装置制
御部１１２は不在転送管理部１１７を介して転送経路登
録部１１８の内線番号１０１主電話機の不在中フラグを
“１”セットまたは“０”リセットする。またこの設定
直後には不在フラグが“１”に対し不在釦のランプは点
灯表示、“０”に対し消灯表示となる。

【００２０】次に不在中の着信呼に対する応答動作につ
いて図５によって説明する。上記手順で不在中の設定が
なされた（不在中フラグが“１”の）主電話機に着信が
あったときに、その呼は直ちに対応するオペレータに不
在転送されオペレータ電話機の代理応答釦２０５のラン
プが点滅する。すなわち内線番号１０１または１０２の
ときには内線番号１１０のオペレータに、内線番号１０
３またはＮのときには内線番号１１１のオペレータに転
送される。転送先のオペレータではこの呼び出しに対し
て応答し相手と通話状態（代理応答釦２０５のランプは
点灯状態に変化）となり、用件によって不在者への伝言
の有無を判断する。伝言不要と判断すればそのまま終話
する。伝言が必要と判断すれば代理応答釦２０５を押下
すると同時に伝言をメモする。その操作情報はボタン電
話機制御部１２１で検知され、データ送受信部１２４と
通話路制御部１２５を経てボタン電話主装置１１１の内
線回路部１１４に入力される。前述発呼情報はひきつづ
きデータ送受信部１１３を経て主装置制御部１１２に入
力されると、主装置制御部１１２は不在転送管理部１１
７を介して不在転送呼登録部１１９のオペレータ１１０
の中の内線番号１０１主電話機の伝言メモのエリアをセ
ットする。このとき代理応答釦２０５は伝言メモの存在
を示す意味で速い点滅表示に移行する。またオペレータ
が通話中に後で伝言不要と判断し直せば再度代理応答釦
２０５を押下すると、この伝言メモは解消されランプ表
示は点灯状態に戻る。通話が終了するとオペレータはハ
ングアップ操作を行ない終話する。代理応答釦２０５の
ランプは消灯する。

【００２１】また終話後、改めてオペレータが伝言メモ
の有無設定を変更する操作も以下の手順で可能である。
電話機２００が待機状態（代理応答釦２０５が消灯）で
代理応答釦２０５を押下すると、ＬＣＤ表示器２０１に
最後に代理応答した主電話機の電話機番号，名前，代理
応答した時刻，プロンプトメニューが表示され、同時に
代理応答釦２０５が点灯する。オペレータはプロンプト
メニューに従って伝言メモのセット（ＳＥＴメニュー釦
の押下）、リセット（ＲＥＳＥＴメニュー釦の押下）を
行なう。その間の内部動作は以下のようである。代理応
答釦押下情報はボタン電話機制御部１２１で検知され、
データ送受信部１２４と通話路制御部１２５を経てボタ
ン電話主装置１１１の内線回路部１１４に入力される。
前述発呼情報はひきつづきデータ送受信部１１３を経て
主装置制御部１１２に入力されると、主装置制御部１１
２は不在転送管理部１１７を介して不在転送呼登録部１
１９のオペレータ１１０の中の内線番号１０１主電話機
の伝言メモのエリアを参照しセット状態なら代理応答釦
のランプ点滅指令、リセット状態なら点灯指令を内線番
号１１０のオペレータ（従電話機）に送出する。このと
き、このランプ点滅／点灯指令と同時に、主装置制御部
１１２は内線番号１０１主電話機の電話番号“１０１”
と名前と代理応答した時刻とプロンプトメニューのデー
タを、データ送受信部１１３と内線回路部１１４を介し
て内線ボタン電話機Ｂ１２０に転送する。内線ボタン電
話機Ｂ１２０のボタン電話機制御部１２１は、内線番号
１０１主電話機の電話番号“１０１”と名前と代理応答
した時刻とプロンプトメニューのデータを通話路制御部
１２５とデータ送受信部１２４経由で受信し、表示部１
２２に指令して内線番号１０１主電話機の電話番号“１
０１”と名前と代理応答した時刻データとプロンプトメ
ニューのＬＣＤ文字表示、および代理応答釦の点滅／点
灯表示を行なう。オペレータはこのＬＣＤ表示と代理応
答釦のランプ表示を見て該当するメニュー釦２０７を選
択押下する。またさらに以前に応答した代理応答呼に対
しても、ＮＥＸＴメニューキーを押下しＬＣＤ表示器２
０１上の主電話機の電話番号を順次更新することにより
伝言メモのセット（ＳＥＴメニュー釦の押下）、リセッ
ト（ＲＥＳＥＴメニュー釦の押下）を行なうことができ
る。

【００２２】伝言メモのセットによって不在転送呼登録
部１１９の伝言メモエリアがセットされ、リセットによ
って不在転送呼登録部１１９の伝言メモエリアがリセッ
トされる。この伝言メモがセットされていると対応する
主電話機の不在釦２０２のランプが点滅表示となり、リ
セットされていると点灯表示（不在代理応答依頼中）と
なる。すなわち内線番号１０１主電話機への着信代理応
答が発生し伝言メモがセットされると、不在転送呼登録
部１１９の中のオペレータ１１０の内線番号１０１主電
話機に対するエリアがセット状態となり、内線番号１０
１の主電話機の不在釦２０２のランプが点滅表示とな
る。その伝言メモがリセットされると上記の同エリアが
リセット状態に戻り内線番号１０１主電話機の不在釦２
０２のランプが点灯表示に戻る。

【００２３】最後に伝言の照会操作を図６によって説明
する。主電話機において不在着信呼に対する伝言メモの
有無は不在釦のランプ表示で判断できる。すなわち内線
番号１０１主電話機に伝言メモがあれば不在釦のランプ
が点滅表示、無ければ点灯表示となっている。不在者が
出向き先から戻って内線番号１０１主電話機の不在釦の
ランプが点灯表示のままならば、不在設定解除のために
不在釦２０２を押下する（不在釦は消灯）。内線番号１
０１主電話機に伝言メモがあって不在釦のランプが点滅
表示ならば、以下の手順でオペレータに伝言メモの照会
を行なえる。不在者はオフフックして点滅する不在釦２
０２を押下すると自動的にオペレータの呼び出しが開始
される。オペレータが離席して応答しなければいったん
ハングアップして、後刻再度同様の操作をオペレータが
応答するまで行なう。オペレータがこれに応答すると通
話状態となり、不在者は不在中の着信呼の伝言を聞くこ
ととなる。この伝言メモの照会が完了しハングアップす
ると不在転送呼登録部１１９の中のオペレータ１１０の
内線番号１０１主電話機に対応する伝言メモのエリアが
リセットされ、不在釦は点灯表示に戻る。その後不在設
定解除のために不在釦２０２を押下する（不在釦は消
灯）。

【００２４】

【表２】

【００２５】以上のように、本発明の実施例のボタン電
話装置によれば、不在釦の１回押下で不在転送先の設定
を行なうことができるとともに、不在転送先での代理応
答通話中に代理応答釦を押下し転送元の内線番号などを
意識せずに不在中に着信があったことを不在転送元ボタ
ン電話機上の表示器に表示させることができる。設定元
の使用者たちは不在転送元の不在着信有りの表示を見て
不在釦の１回押下だけで容易に代理応答者に代理応答通
話内容を照会できる。これらの連携操作機能を実現する
ことによって少数の代理応答者が確実に多数の不在者を
識別して応答しかつ伝言する操作システムを可能にし
た。結果として少数のオペレータ（受付交換手／共通の
秘書など）に集中して確実な不在呼代理応答を迅速に行
なうことができるとともに、多数の内線者が確実な代理
応答機能の恩恵を受けることを可能にする。

【００２６】

【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、内線ボタン電話機の運用において少数のオペ
レータ（受付交換手／共通の秘書など）に集中して確実
な不在呼代理応答を迅速に行なうことができるととも
に、多数の内線者がそのような確実な代理応答者の恩恵
を受けることが可能になり、着信呼業務の合理化とビジ
ネス機会拡大に効果が大なるボタン電話装置を提供でき
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるボタン電話装置の一実施例のブロ
ック図

【図２】本発明の一実施例のボタン電話機の外観図

【図３】本発明の一実施例のＬＣＤ表示例を示す模式図

【図４】同実施例において不在中の代理応答依頼操作を
示す流れ図

【図５】同実施例において不在中の着信呼に対する応答
動作を示す流れ図

【図６】同実施例において伝言の照会（オペレータから
の伝言聴取）操作を示す流れ図

【符号の説明】

１００ 内線ボタン電話機Ａ １０１ ボタン電話機制御部 １０２ 表示部 １０３ 操作部 １０４ データ送受信部 １０５ 通話路制御部 １１１ ボタン電話主装置 １１２ 主装置制御部 １１３ データ送受信部 １１４ 内線回路部 １１５ スイッチ部 １１６ 局線回路部 １１７ 不在転送管理部 １１８ 転送経路登録部 １１９ 不在転送呼登録部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の内線ボタン電話機と局線と前記内
   線ボタン電話機との間の交換処理を行なうボタン電話主
   装置を備えたボタン電話装置において、前記ボタン電話
   機はマイクロプロセッサによってボタン電話機全体を制
   御するボタン電話機制御部と、音声通話経路の制御を行
   なう通話路制御部と、ボタン電話主装置との間で制御デ
   ータの送受を行なうデータ送受信部と、不在時に自ボタ
   ン電話機に着信しないように設定する表示器付きの不在
   釦と、あるいは他ボタン電話機の前記不在釦に対応して
   代理着信を行なうボタン電話機に割り当てられる代理応
   答釦を設定できる表示操作部を備え、前記ボタン電話主
   装置は前記ボタン電話機を収容する内線回路部と、電話
   局またはＰＢＸラインに接続される局線回路部と、局線
   ラインと内線電話機ラインとを交換接続するスイッチ部
   と、マイクロプロセッサを含む制御部と、前記不在釦の
   設定された内線ボタン電話機から代理応答釦の設定され
   た内線ボタン電話機への不在転送関係を登録する転送経
   路登録部と、不在転送呼の発生時に転送先の代理応答釦
   操作によって前記転送経路登録部の登録内容に基づく実
   際の不在転送呼の発生の登録を行なう不在転送呼登録部
   と、前記転送経路登録部・前記不在転送呼登録部との登
   録・参照・編集を行なう不在転送管理部を備え、不在釦
   の押下によって不在転送先の設定を行なうことができ、
   不在転送先での代理応答通話中に代理応答釦を押下する
   ことによって転送元の内線番号を意識せずに不在中に着
   信があったことを不在転送元ボタン電話機上の表示器に
   登録表示し、不在転送元の不在着信有りの表示を見てオ
   フフックして不在釦を押下することによって代理応答者
   に代理応答通話内容を照会し、不在転送の設定と代理応
   答登録と応答内容照会の各動作がそれぞれ１回の釦押下
   によって起動できるようにしたボタン電話装置。