JPH0574426B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0574426B2
JPH0574426B2 JP60249551A JP24955185A JPH0574426B2 JP H0574426 B2 JPH0574426 B2 JP H0574426B2 JP 60249551 A JP60249551 A JP 60249551A JP 24955185 A JP24955185 A JP 24955185A JP H0574426 B2 JPH0574426 B2 JP H0574426B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
endless belt
coating
powder layer
elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60249551A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62110774A (ja
Inventor
Yoshuki Konomura
Fumio Yabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP60249551A priority Critical patent/JPS62110774A/ja
Publication of JPS62110774A publication Critical patent/JPS62110774A/ja
Publication of JPH0574426B2 publication Critical patent/JPH0574426B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 技術分野 この発明は、抵抗モジユール等の素子に粉体塗
料を塗装して外装を施すときに使用される電子部
品の塗装装置に関する。
(b) 従来技術 従来、電子部品の素子に粉体塗料を塗装して外
装を施す場合は、第4図のように、流動槽1に設
けたフイルター2上に塗装用粉体を貯え、フイル
ター2を通して粉体層Pの内部へ送気することに
よつて粉体に流動性を付与する一方、治具3に抵
抗素子等の素子4が接続されたリードフレーム5
を素子ごとに取り付け、治具3を矢印Xのように
下降させることによつて上記素子4を流動槽1の
粉体層Pにデイツプしていた。素子4の塗装をこ
のようにバツチ方式で行うのは、リードフレーム
5を繋げたままで連続的に素子4を粉体層にデイ
ツプしたのでは、粉体層が波立つために外装が送
り方向前面で多く付き後方で不足してレベルが不
均一となるからである。
しかし、流動槽1に貯えられた粉体層Pの表面
積が広いために送気によつて粉体に流動性を付与
すると粉体層Pの表面レベルを均一に維持するこ
とが困難で、この粉体層Pにデイツプされた素子
4に対する塗装状態を均一にすることが難しかつ
た。即ち、粉体層Pの表面レベルが広い範囲で揺
動するために、素子4に対する塗装位置が各素子
間までまちまちになり、塗装精度のばらつきが大
きくなるという欠点があつた。また、治具3への
取り付けは、リールからライン状に供給されるリ
ードフレーム5を各素子4ごとに分割した上で、
ワーク装填機を用いて一つずつ行つていたので、
この取付作業や後工程での作業性が悪く、そのこ
とが生産性の低下につながるという欠点が指摘さ
れていた。
(c) 発明の目的 この発明は従来の欠点を改善するもので、リー
ドフレームを切断することなく、長尺なまま連続
して素子を塗装でき、しかも、各素子間における
塗装精度が均一になる塗装装置を提供することを
目的とする。
(d) 発明の構成及び効果 上記目的を達成するため、この発明の塗装装置
は、塗装用粉体の流動槽に貯え、該流体槽内部へ
送気することによつて流動性を与えた粉体層に、
粉体を受け入れて上記粉体層内から上記粉体槽外
へ斜上方向に回動する無端ベルトの一部を挿入す
ると共に、この無端ベルトの表面側全長に亘つて
形成された溝内に受け入れられた粉体の表面を平
坦にならすスクレーパを設け、上記粉体層の外部
に突出した無端ベルトの転向部分の接線に沿う方
向に電子部品の素子を連続して直線状に移動さ
せ、この移動途中において上記素子が無端ベルト
の転向部分における溝内に受け入れられている粉
体の内部を通過するように構成したものである。
この発明においては、粉体層の外部に突出した
無端ベルトの転向部分の溝内に受け入れられてい
る粉体の表面をスクレーパで平坦にならすので、
この粉体の内部を電子部品の素子が連続して直線
状に移動して通過することから、従来のように表
面が広い範囲で揺動する粉体層に素子をデイツプ
する場合に比べ、素子に対する塗装位置が各素子
間でばらつかなくなり、塗装精度が高まる上、そ
の精度管理が簡単になり、不良品も出にくくな
る。
他方、上記構成によると、電子部品の素子をリ
ール巻き状の長尺のリードフレームに接続させた
まま塗装工程に送ることができるので、そのよう
にすることによつて、従来必要であつたリードフ
レームを所定長さに裁断したりワーク装填機によ
つて治具に取り付けたりする煩わしさが無くなる
ばかりでなく、連続塗装ラインを形成することも
できるので、省人化が達成されて一人当たりの生
産量がアツプし、生産性が向上するほか、連続処
理が可能になる。そのほか、上記した治具やワー
ク装填機が不要になるので、それだけ設備が簡素
化され、メンテナンス性が改善され、設備上のト
ラブルも少なくなるといつた利点がある。
なお、この発明の塗装装置を用いて塗装できる
素子には、上述した抵抗素子以外の素子も含まれ
る。
(e) 実施例 以下、この発明の実施例を第1図及び第2図を
参照して説明する。
第1図は塗装装置を示したもので、流動槽1に
貯えられた粉体層Pに対しては、流動槽1のフイ
ルター2を通して送気することによつて流動性が
付与されている。6は送気パイプである。
次に、7は無端ベルトを示し、この無端ベルト
7は上記粉体層Pの内部と一部が外部にそれぞれ
設けられたプーリ8,8間に亘つて斜めに巻き掛
けられていると共に、第2図のようにその表面側
全長に亘る粉体収容溝9を有する。また、流動槽
1の上部にはスクレーパ10が設けられており、
上記無端ベルト7が図中矢印a方向に回動される
ときに該無端ベルト7の粉体収容溝9に受け入れ
られたP1の表面を平坦に掻きならす構成となつ
ている。
このような構成において、リール巻き状のリー
ルフレーム5を繰り出し、そのリード5aの接続
された抵抗素子等の素子4を無端ベルト7の転向
部分7aに沿う方向(矢印b)に移動させ、その
移動途中において上記転向部分7aの粉体収容溝
9内に受け入れられている粉体P1の内部を通過
させる。このとき、素子4は無端ベルト7の回動
速度に同調して移動させる。このようにすると、
素子4が上記転向部分7aの粉体P1を波立てず
に該粉体P1中を静かに通過し、通過後には素子
4に粉体P1が均一なレベルで塗装されて該素子
4に外装11が施される。
第3図は上記の塗装を各素子4に対して連続的
に行うための装置を例示したものである。この装
置では、プレヒート工程12、メルトヒート工程
13及びキユアヒート工程14がこの順に行わ
れ、かつ、プレヒート工程12とメルヒート工程
13との間の流動槽1で一回目の塗装が行われ、
メルヒート工程13とキユアヒート工程14との
間の流動槽1で二回目の塗装が行われる。また、
リードフレームは繰出リール15から繰り出され
て巻取リール16に巻き取られる。従つて、リー
ドフレームのリードに接続された素子に順に塗装
が行われ、多数の素子に連続的に外装が形成され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例による塗装装置を示
す概略断面図、第2図は無端ベルトの形状を示す
断面図、第3図は連続塗装装置の概略側面図、第
4図は従来の塗装装置を示す部分断面図である。 1……流動槽、4……素子、5……リードフレ
ーム、7……無端ベルト、9……粉体収容溝、1
0……スクレーパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塗装用粉体の流動槽に貯え、該流体槽内部へ
    送気することによつて流動性を与えた粉体層に、
    粉体を受け入れて上記粉体層内から上記粉体層外
    へ斜上方向に回動する無端ベルトを設けると共
    に、この無端ベルトの表面側全長に亘つて形成さ
    れた溝内に受け入れられた粉体の表面を平坦にな
    らすスクレーパを設け、上記粉体層の外部に突出
    した無端ベルトの転向部分の接線に沿う方向に電
    子部品の素子を連続して直線状に移動させ、この
    移動途中において上記素子が無端ベルトの転向方
    向における溝内に受け入れられている粉体の内部
    を通過するように構成したことを特徴とする電子
    部品の塗装装置。
JP60249551A 1985-11-06 1985-11-06 電子部品の塗装装置 Granted JPS62110774A (ja)

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JP60249551A JPS62110774A (ja) 1985-11-06 1985-11-06 電子部品の塗装装置

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JP60249551A JPS62110774A (ja) 1985-11-06 1985-11-06 電子部品の塗装装置

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JPS62110774A JPS62110774A (ja) 1987-05-21
JPH0574426B2 true JPH0574426B2 (ja) 1993-10-18

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ID=17194672

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3102701B1 (fr) * 2019-11-06 2022-12-23 Arkema France Procédé d’imprégnation d’un matériau fibreux avec un système optimisé de réalimentation et de nettoyage des particules fines

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JPS592479B2 (ja) * 1979-06-12 1984-01-18 益二 滝沢 パラフイン系重質油から高速デイ−ゼル燃料及び潤滑油の製造方法

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JPS592479U (ja) * 1982-06-28 1984-01-09 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 粉体浸漬装置

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Publication number Publication date
JPS62110774A (ja) 1987-05-21

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