JPH0567340B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0567340B2
JPH0567340B2 JP9502088A JP9502088A JPH0567340B2 JP H0567340 B2 JPH0567340 B2 JP H0567340B2 JP 9502088 A JP9502088 A JP 9502088A JP 9502088 A JP9502088 A JP 9502088A JP H0567340 B2 JPH0567340 B2 JP H0567340B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
varnish
roll
felt
filament
amount
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9502088A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01266872A (ja
Inventor
Hisanobu Yamagishi
Hiroshi Matsumoto
Jusuke Nakano
Masayoshi Goto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP9502088A priority Critical patent/JPH01266872A/ja
Publication of JPH01266872A publication Critical patent/JPH01266872A/ja
Publication of JPH0567340B2 publication Critical patent/JPH0567340B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C1/00Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating
    • B05C1/04Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length
    • B05C1/08Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length using a roller or other rotating member which contacts the work along a generating line

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エナメル線の製造において線条体に
つねに均一かつ安定してワニスを塗布するための
定量塗布装置に関するものである。
[従来の技術] エナメル線を製造するには、線条体の外周にワ
ニスを塗布し、これを焼付炉中に通過させて焼付
け、この塗布と焼付けを所要回数繰り返して所要
厚さのエナメル皮膜を形成する。
しかして、前記線条体へのワニスの塗布には、
通常サイズの線条体では縦型炉を用い当該線条体
をワニス浴中に通過させてワニスを付着させ、こ
れをダイスで絞り均一に塗布するのが一般的であ
るが、細物あるいは極細サイズに対しては上記方
法は必ずしも適当ではなく、横型炉を用いたロー
ル・フエルト方式を採用する場合が多い。
すなわち、一部をワニス内に浸漬して回転して
いるロール表面に線条体を接触して通過させ、ロ
ール表面のワニスを線条体に付着させたのち、線
条体の進行方向に設けられたフエルトにより線条
体を挟持して絞り均一付着させようとするもので
ある。
第2図に、この種従来構成の塗布装置を示す。
1は、ワニスタンク6内のワニス7に一部を浸
漬させ図中矢印方向に回転するロールである。ロ
ール1には溝1a,1aが形成されており、各溝
1a,1aには各パス毎の線条体10,10が収
容されロールに接しつつ矢印方向に進行するよう
構成されている。線条体10,10の進行する前
方にはフエルトホルダ4により保持されたフエル
ト2,3が設けられ、当該フエルト2,3によつ
て前記線条体10,10が挟持される一方、錘5
により適当な挟持圧が付与される。
上記のように構成されているから、タンク6内
のワニス7は回転するロール1の外表面に付着
し、線条体10,10に向つて供給される。ロー
ル1に接して進行する線条体10,10はロール
1により供給されたワニス7を表面に付着させる
が、それだけでは付着量にむらができるため、フ
エルト2,3により線条体全体に均一な厚さのワ
ニスを付着させようとするものである。この後、
ワニスの付着した線条体10は焼付炉内を通過
し、ワニスの焼付けを行なつて再びロール1側へ
と戻つて来て、焼付けられたワニス上に再度ワニ
ス塗布を行ない、このパスの繰返しにより所望厚
さのエナメル層を形成させる。
第3図は、別な従来構成例を示すものであり、
ワニス7を前記ロールの回転により供給するので
なく、供給配管により送られるワニス7を供給孔
8より図中白抜き矢印のように送り込み、フエル
ト2に向つて直接供給し、オーバーフローしたワ
ニス7をフエルト2,3間において線条体10に
塗布するものである。それ以外は同一符号が付さ
れている通り、第2図の場合ととくに変るところ
はない。
[発明が解決しようとする課題] 第2図に示すロール供給方式の場合には、線条
体10に付着するワニス量がつねに変動し、フエ
ルト2,3に供給されるワニス量が一定せず、従
つてワニス皮膜の厚さが変り、線径も安定しな
い。
また、すでに説明したようにロール1には各パ
ス毎にV字状の溝1a,1aが形成され線条体1
0にワニスが付着し易くしてあるが、線条体10
には各パス毎にワニス塗布が繰返されるから線条
体10の外径はパス毎に大きくなり、パスが変る
毎に溝1a内で表面に付着するワニス量が変化す
る。しかしながら、ロール1は一体物であるか
ら、ワニスの回転を可変にし、パスによつてワニ
スの供給量に変化を与え付着量を調整するような
手段を講ずる訳にはいかないのである。
また、第3図に示した直接供給方式では、フエ
ルト2,3の毛細管作用によりワニス7を吸収す
る構成となつているものであるが、毛細管作用に
よる吸引力は一定ではなく、結果的にフエルトを
介してワニスの供給量は一定せず、線条体に付着
するワニス量も変動することとなつて、前記第2
図の場合同様、ワニス皮膜の厚さのムラおよびそ
れに起因する線径のバラツキは避けられない。
近年、エレクトロニクス分野の発達はめざまし
いものがあり、装置そのものの高性能化およびそ
れに伴う高精密化への要請は日に日に酷しさを増
している。このような装置に使用される極細精密
エナメル線に対する品質保証への要求は強く、前
記従来構成のワニス塗布装置によつて顧客のその
ようなきつい要望に応えることはもはや困難な状
況となりつつある。
本発明は、上記したような実情にかんがみてな
されたものであり、ロール方式を採用しつつワニ
ス供給を十分にコントロールすることができ、線
径均一にして品質良好なエナメル皮膜を安定して
形成可能な新規なワニス定量塗布装置を提供しよ
うとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、回転ロールの一部をワニス内に浸漬
回転する一方、当該ロールの表面に線条体を挟持
するフエルトを接触させた構成としたものであ
り、フエルトに向つて回転するロールによりワニ
スをつねに一定量供給可能に構成されたことによ
り、毛細管作用依存した従来例に比べきわめて安
定した定量供給を可能とし、同時ロールそのもの
り直接ワニスを供給しないことでワニスの線条体
への付着ムラの発生を解消したものである。
[実施例] 以下に、本発明について実施例図面を参照し説
明する。
第1図は、本発明に係る装置の具体的構成例を
示す説明図である。
1はワニス供給用ロールであり、ワニスタンク
6内のワニス7にその一部を浸漬し、図中実線矢
印方向に回転可能に構成されている。2および3
は線条体10,10を挟持可能なフエルトであ
り、下側フエルト2は前記ロール1に接して配置
される。4はフエルトホルダ、5はフエルト2,
3に適当な挟持圧を与える錘であり、10,10
はワニス塗布すべき線条体である。
本発明は上記のように構成されるが故に、ロー
ル1が実線矢印方向に回転すれば当該ロール1の
外表面ワニス7が付着し、ロール1の回転に伴い
ワニス7が図中白抜き矢印のように移動し、これ
に接しているフエルト2に当該ワニス7を供給す
る。なお、図においてはそれを省略してあるが、
ロール1の回転途中に例えば遮蔽板の如きものを
設置し、ワニスのロール表面への付着量を調整し
得る機構を設けることが望しい。
上記によつてフエルト2に向つて供給されたワ
ニス7は、フエルト2および3の間に浸入し、当
該フエルト2および3の間に挟持され矢印方向に
進行している線条体10,10に所定量のワニス
を塗布する。ワニス塗布された線条体10,10
は従来例同様焼付炉内に送り込まれて行つて塗布
されたワニスの焼付けが行なわれる、再び塗布装
置へ戻つてくる。この繰返しにより線条体10は
パス毎に次第にフエルト2,3の長手方向へ位置
替えして行く構成となつている。
本発明に係る装置によれば、フエルト2,3に
ワニス7を供給する方法が第3図に示した毛細管
作用でははく、ロール1の回転による一種の強制
供給であるから、つねに一定条件下での供給が行
なわれ、供給ムラをつくるおそれは大巾に解消さ
れる。しかも、フエルト2,3の長手方向全長に
亘り同一条件でロール1に接しているから、フエ
ルト2,3に供給されるワニス7の供給量はフエ
ルト2,3の長手方向すべてにおいて同一条件と
なる。本発明装置を定量塗布装置を称する所以で
ある。
上記のようにフエルトの長手方向においてワニ
スが一定量かつ同一条件で供給されれば、各パス
毎に線条体10がフエルトの長手方向に前記位置
替えをして行つても、各パスいずれの位置におい
てもワニスの塗布量が一定となる。従つて、前記
第2図にみたように各パス毎に塗布量が変るとい
つたおそれもなく、つねに同一条件により定量の
ワニスを安定して塗布することができ、つねに均
一にして偏肉や線径ムラのない品質良好なエナメ
ル線を入手することができる。
本発明に係る装置は、ワニス供給用ロールにフ
エルトを接触させるものであるが、フエルトのロ
ールへの接触位置については、第1図にその典型
例が示されているように線条体のフエルトへの入
口側となる近傍をロールに接触させるのがよい。
すなわち、フエルトの種類や材質あるいはフエル
ト自身の有する特性により、フエルトのワニス吸
収量はその長手方向において必ずしも一定ではな
くバラツキが生じ易い。この長手方向でのバラツ
キが生ずると、前記したように各パス毎の線条体
へのワニス塗布量を一定に保持できなくなり、塗
布された皮膜が不安定化し外観不良などの原因と
なる。これを避けるには前記線条体の入口側近傍
で接触させ、そこにワニス供給点を置くことが非
常効果的であることが、実験により確認された。
しかし、上記実験で確認した一つの条件であ
り、フエルトの長手方向に均一かつ定量のワニス
を供給する手段として、例えば線条体の各パス毎
に配管を設けてフエルトの長手方向のワニス供給
が一定量となるよう管理したり、フエルトホルダ
に各パス毎に孔を明けてやり、その孔より一定量
のワニスを供給できるようするなど、適宜な手段
を施してもよいこは勿論であり、それによつてワ
ニスの均一定量供給をより容易化できる。
また、第1図は下フエルト2に対してワニス供
給する例を示してあるが、上フエルト3側に供給
する方法、上下両フエルト2,3に同時供給する
方法など必要により設計変更は可能である。フエ
ルトの数にしても上下各1枚づつに限らず、上下
の一方あるいは両方を複数枚とし界面でのワニス
の均一化現象を利用して全体のワニスの吸収効果
を均一化するなど適宜その構成を変更してもよい
ことはいうまでもない。
[発明の効果] 以上の通り、本発明に係る装置によれば、線条
体にワニスを塗布するフエルトにその長手方向に
おいて均一かつ定量のワニスを供給することがで
きるから、各パス毎に塗布されるワニスを一定化
することができ、塗布後の断面形状が真円に近く
しかも皮膜厚さの一定したエナメル線の製造を可
能とするものであり、品質に対する要求が益々酷
しくなりつつある今日、時宜を得た提案として本
発明の有する意義はまことに大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る実施例を示す説明図、
第2および3図は従来例の2様の装置を示すそれ
ぞれの説明図である。 1:ロール、2,3:フエルト、6:ワニスタ
ンク、7:ワニス、10:線条体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ワニスタンク内のワニスにその一部を浸漬さ
    せて回転可能なロールを設置し、線条体を挟持す
    るフエルトを前記ロールの表面に接して設け、ロ
    ールの回転によりロール表面に付着したワニスが
    当該ロールに接しているフエルト側に移行可能に
    構成してなるロール供給型定量塗布装置。 2 フエルトをロールに接触させる位置が線条体
    の入口に近い部位である請求項1記載の定量塗布
    装置。
JP9502088A 1988-04-18 1988-04-18 ロール供給型定量塗布装置 Granted JPH01266872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9502088A JPH01266872A (ja) 1988-04-18 1988-04-18 ロール供給型定量塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9502088A JPH01266872A (ja) 1988-04-18 1988-04-18 ロール供給型定量塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01266872A JPH01266872A (ja) 1989-10-24
JPH0567340B2 true JPH0567340B2 (ja) 1993-09-24

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JP9502088A Granted JPH01266872A (ja) 1988-04-18 1988-04-18 ロール供給型定量塗布装置

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CN101816991A (zh) * 2010-04-16 2010-09-01 泰博制钢股份有限公司 针布钢丝在线自动淋油装置
CN112871544B (zh) * 2021-02-19 2021-11-30 四川新蓉电缆有限责任公司 一种石墨烯屏蔽电缆加工设备及加工方法

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