JPH0573052B2 - - Google Patents

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JPH0573052B2
JPH0573052B2 JP6350285A JP6350285A JPH0573052B2 JP H0573052 B2 JPH0573052 B2 JP H0573052B2 JP 6350285 A JP6350285 A JP 6350285A JP 6350285 A JP6350285 A JP 6350285A JP H0573052 B2 JPH0573052 B2 JP H0573052B2
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JP
Japan
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wiring
etching
lsi
reaction vessel
metal thin
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JP6350285A
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English (en)
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JPS61224342A (ja
Inventor
Kunyuki Fukuzawa
Mikio Ppongo
Takeoki Myauchi
Junzo Azuma
Katsuro Mizukoshi
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、LSIにおけるアルミ配線等の表面に
形成されているパツシベーシヨン膜および酸化膜
を除去した後、再び大気にさらすことなく、配線
修正箇所に金属薄膜を析出させて配線修正を行な
うように構成したLSI配線修正方法及びその装置
に関する。
〔発明の背景〕
有機金属ガスをレーザ光の熱ないし、光エネル
ギーで分解し、金属薄膜を析出させる技術は公知
である。例えば、アプライド・フイジクス・レタ
ーズ〔Appl.Phys.Lett.35(2)、15July 1979〕のペ
ージ175−177に記載がある。この方法は、第1図
に示すように、有機金属ガスを反応容器3内に閉
じ込め、スリツト4を通過させたレーザ光をレン
ズ2で試料面に集光させ、レーザ光の熱ないし光
エネルギーにより有機金属ガスを分解し、該試料
表面上に金属薄膜を析出させるものである。な
お、金属薄膜の析出状態はフオトチユーブ5によ
り透過光を電気信号に変換した後、ロツクインア
ンプ6で増巾し、チヤートレコーダ7でモニタす
るように構成されている。
上記方法は、半導体デバイスの配線修正や電極
形成に利用する試みがなされており、その一部が
報告されている(横山ほか、Arレーザの第2高
調波によるAlのレーザCVD:昭和59年秋季、第
45回応用物理学会関係連合講演会、講演予稿集
P104)。
しかし、この方法のみでLSI等のアルミ配線修
正を行なうと、該アルミ配線表面に形成されてい
るパツシベーシヨン膜ないし酸化膜の抵抗が非常
に大きいため、良好な配線修正が行なえない欠点
があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点をなくす
ため、LSI配線表面に形成されているパツシベー
シヨン膜ないし酸化膜を除去した後、再び大気に
触れて酸化することなく、配線修正箇所に導電性
の金属薄膜を析出させ、良好な配線修正を行なう
LSI配線修正方法及びその装置を提供するにあ
る。
〔発明の概要〕
本発明は、反応容器内でLSIアルミ配線表面の
パツシベーシヨン膜ないし酸化膜をAr、N2
CF4、SiF4、CCl4、CCl2F2、BCl3等のガスを用
いてプラズマエツチング、イオンビームエツチン
グないしレーザエツチングによりLSIチツプ全面
あるいはアルミ配線修正箇所のみをエツチングし
反応容器外に排気した後、新たに、Al(CH33
Al(C2H53、Al(iC4H9)、Cd(CH32、Cd
(C2H52等の有機金属化合物からなる気体を導入
し、レーザ光をLSIのアルミ配線修正箇所に照射
し、熱ないし光エネルギーで上記気体を分解させ
てAlまたはCd等の金属薄膜を析出させ、配線修
正を行なうものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第2図により説明す
る。配線接続箇所を有するLSIチツプ18が取付
けられた反応容器16は、バルブ22を介してエ
ツチング物質(Ar、N2、CF4、SiF4、CCl4
CCl2F2、BCl3等の単独ないし混合物)が納めら
れたエツチング物質容器20とバルブ21を介し
て修正物質(Al(CH33、Al(C2H53、Al
(iC4H93、Cd(CH32、Cd(C2H52等の有機金属
化合物)が納められた修正物質容器19と、バル
ブ25を介して真空ポンプ26と、そして、バル
ブ29を介して不活性ガスボンベ28と配管によ
り接続されている。反応容器16内には、LSIチ
ツプをプラズマエツチングするための平行平板型
の電極23が設置され、反応容器16の外に設置
された高周波電源(例えば13.56MHz)24から
数百〜数KWの電力を供給される。
レーザ発振器19で発振されたレーザ光は、シ
ヤツタ30aを介してダイクロイツクミラー9a
で反射され、対物レンズ2で集光されて、反応容
器16に設けた窓15を通つてLSIアルミ配線修
正箇所に照射できるようになつており、照射光学
系14、ハーフミラー10、レーザ光カツトフイ
ルタ11、プリズム12、接眼レンズ13を介し
て修正箇所を観察しながら行なえるように構成さ
れている。
この装置で加工を行なう手順を示すと、まず、
LSIチツプ表面のパツシベーシヨン膜ないし酸化
膜除去を行なう。
バルブ25を開け反応容器16を真空ポンプ2
6で10-5〜10-4Torrまで真空引きを行ない、そ
の後、バルブ22を開け、エツチング用ガスを反
応容器16内に導入し、反応容器16内の圧力が
0.1Torr程度で一定値を保つようにバルブ22お
よびバルブ25を調整する。この時の圧力は、パ
ツシベーシヨン膜ないし酸化膜の厚みによつて
は、イオンの平均自由行程を大きくしてスパツタ
エツチングの効果を高めるために、より低圧に設
定しても良い。前記電極23に高周波電力を供給
し、一定時間エツチングした後、バルブ22を閉
じ、真空ポンプ26で反応容器16内を10-6
10-4Torrの圧力まで真空引きを行ない、反応容
器16内の残留物を極力、取り除くようにする。
その後、X−Yテーブル17により前記レーザ光
の照射位置にLSIチツプを移動させ、配線修正箇
所の位置合せを行なう。しかる後に、バルブ21
およびバルブ29を開け、前記修正物質と不活性
ガスを適当な混合比になるように流量計(図示せ
ず)を見ながら調整し、全圧力が数十〜数百
Torrになる様、バルブ25を調整する。この後、
シヤツタ30aを開き、配線修正箇所にレーザ光
を照射し、一定時間後シヤツタ30aを閉じる。
このレーザ照射により、レーザ照射部近傍の有機
金属ガスは分解され、AlあるいはCdの金属薄膜
が析出して配線修正が行なわれる。必要に応じて
LSIチツプ内の全てのアルミ配線修正箇所を修正
する。次に、バルブ25を開け、反応容器16内
を十分排気してからバルブ25を閉じ、バルブ2
9を開けて不活性ガスをボンベ28から注入し、
反応容器16を大気圧とほぼ等しくする。この
時、不活性ガスを注入しながら排気しても良い。
全てのバルブを閉じた後、LSIチツプ18を取外
して修正を完了する。なお、この実施例において
は、プラズマスパツタに高周波電力を用いている
が、直流の高電圧を用いても良い。さらに修正物
質と不活性ガスを混合して用いているが、修正物
質単独でも良く、また、前記修正物質を反応容器
に閉じ込めた状態で金属薄膜を析出させても良
い。
次に、LSIアルミ配線表面のパツシベーシヨン
膜ないし酸化膜除去方法として、イオンビームエ
ツチングを行なつた例を第3図に示す。装置構成
のうち、配線修正用の有機金属ガスの供給系、排
気系、レーザ光照射系、修正箇所の位置合せ用の
観察系、及びX−Yステージ移動方法等は、前記
実施例と特に違いはない。まず、バルブ25を開
け、真空ポンプ26により反応容器16内を圧力
10-7〜10-5Torrまで真空引きを行なう。その後、
バルブ22を開け、エツチング用のArガスをイ
オン銃27に供給し、イオン化した後、数KV〜
20KV程度の電圧で加速し、LSIチツプ表面にイ
オンビームを照射し、エツチングを行なう。この
時のイオンビームの直径は、LSIチツプ表面全体
を照射できる程度に拡がつていても、静電レンズ
(図示せず)等で集束させ、配線修正箇所のみに
照射しても良い。一定時間エツチングした後、金
属薄膜を析出させる手順および排気後、LSIチツ
プの取り出し方法等は、前記実施例と同じであ
る。
次に、LSIアルミ配線修正の行程中、アルミ配
線表面のパツシベーシヨン膜ないし酸化膜除去を
レーザ光の熱あるいは光エネルギを利用したエツ
チングにより行なつた例を第4図に示す。
この装置は、エツチング用レーザ光発振器1b
及び金属薄膜析出用のレーザ光発振器1aとそれ
ぞれのレーザ光を反射するダイクロイツクミラー
9b及び9aと、対物レンズ2で構成されるレー
ザ照射系と、修正箇所の位置合せ用の観察系、エ
ツチングガスの供給系、配線修正用の有機金属ガ
スの供給系、排気系及びX−Yステージより構成
されている。
以下、この装置において配線修正を行なう場合
の手順を示す。
まず、バルブ25を開け、エツチング用気体を
反応容器16内に導入し、圧力が数Torr〜数十
Torrになるようにバルブ22及びバルブ25を
調整する。
観察系を見ながら、配線修正部にエツチング用レ
ーザ光及び金属薄膜析出用のレーザ光が照射する
ように、X−Yステージ17を調整した後、シヤ
ツタ30bを開け、一定時間エツチングした後、
シヤツタ30bを閉じる。ここで用いるエツチン
グ用レーザ光は、エツチングが熱により進行する
場合はアルミ配線部を形成する物質がよく吸収す
る波長帯のレーザ光を、また、エツチングガスに
光エネルギを与えて、該エツチングガスのイオン
ないしラジカルを生成し、それら活性種によりエ
ツチングが進行する場合は、該エツチングガスが
よく吸収する波長帯のレーザ光を用いると良い。
したがつて、エツチングガスの吸収波長と金属薄
膜の析出に用いる有機金属ガスの吸収波長とが同
一ないし、非常に近い場合は、レーザ発振器は1
台で兼用できる。
エツチング終了後、バルブ25を開け、真空ポ
ンプ26により反応容器16内を圧力10-6
10-4Torrになるまで真空引きを行ない、金属薄
膜析出用の有機金属ガスを反応容器16内に導入
する。
レーザ光照射による金属薄膜析出および成膜後
の排気およびLSIチツプの取りはずし等の手順は
前記実施例と同じである。
〔発明の効果〕 本発明によれば、配線修正箇所のエツチング行
程と金属薄膜析出行程を連続して、LSIチツプを
大気中にさらすことなく行なえるため、LSIチツ
プの汚染ないし、配線表面の酸化を防止でき、良
好な配線修正が行なえると共に、上記プロセスに
関わる装置を一体化し、コンパクトにまとめるこ
とが出来る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術を説明する図、第2図、第
3図、第4図は本発明の実施例を示す構成図であ
る。 符号の説明、1a,1b……レーザ発振器、1
6……反応容器、23……プラズマエツチング用
電極、27……イオン銃、19……修正物質用ボ
ンベ、20……エツチングガス用ボンベ、28…
…不活性ガス用ボンベ、26……真空ポンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 反応装置内において、少なくともLSI配線の
    修正箇所上に形成されているパツシベーシヨン膜
    又は酸化膜に対してエツチング除去し、その後こ
    の修正箇所にレーザ光を照射してレーザCVDに
    より有機金属ガスを分解して金属薄膜を析出させ
    て配線修正を行なうことを特徴とするLSI配線修
    正方法。 2 上記エツチング除去をエネルギビーム照射に
    よることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のLSI配線修正方法。 3 反応装置内において、少なくともLSI配線の
    修正箇所上に形成されているパツシベーシヨン膜
    又は酸化膜に対してエツチング除去するエツチン
    グ手段と、上記反応装置内において、上記修正箇
    所にレーザ光を照射してレーザCVDにより有機
    金属ガスを分解して金属薄膜を析出させて配線修
    正を行なう配線修正手段とを備えたことを特徴と
    するLSI配線修正装置。 4 上記エツチング手段は、エネルギビーム照射
    手段で構成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第3項記載のLSI配線修正装置。
JP60063502A 1985-03-29 1985-03-29 Lsi配線修正方法及びその装置 Granted JPS61224342A (ja)

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JPH081928B2 (ja) * 1986-12-17 1996-01-10 株式会社日立製作所 多層配線の接続配線構造の形成方法
JP2594941B2 (ja) * 1987-05-11 1997-03-26 株式会社日立製作所 Ic配線の接続方法及びその装置
JP2527183B2 (ja) * 1987-05-20 1996-08-21 株式会社日立製作所 処理方法及び半導体装置の配線修正方法
JPH03253058A (ja) * 1990-03-01 1991-11-12 Hitachi Ltd 半導体集積回路の補修方式および半導体集積回路補修システム

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