JPH056938B2 - - Google Patents

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JPH056938B2
JPH056938B2 JP23372986A JP23372986A JPH056938B2 JP H056938 B2 JPH056938 B2 JP H056938B2 JP 23372986 A JP23372986 A JP 23372986A JP 23372986 A JP23372986 A JP 23372986A JP H056938 B2 JPH056938 B2 JP H056938B2
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JP
Japan
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signal
noise
circuit
sub
level
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JP23372986A
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Shintaro Gomi
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Pioneer Corp
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Pioneer Electronic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、FMステレオチユーナに関する。
背景技術 従来のFMステレオチユーナの例(例えば、実
公昭59−31077号)を第5図を参照しつつ説明す
る。第5図において、アンテナ1に到来したFM
ステレオ放送電波は、FMフロントエンド2に供
給される。FMフロントエンド2は供給される高
周波信号から所望の放送信号を選択増幅して、こ
れをIF(中間周波)信号に変換してIFアンプ3に
供給する。IFアンプ3は上記IF信号を増幅して、
これを信号強度検出回路4及び検波回路5に供給
する。
信号強度検出回路4は受信電界強度に比例した
レベルを検出すべく、IFアンプ3に供給された
IF信号のレベルに基づいた制御信号を検波回路
5、周波数特性コントロール回路6及びステレオ
復調回路7に供給する。
検波回路5は、上記IF信号からメイン信号、
サブ信号及びパイロツト信号からなるコンポジツ
ト信号を復調する。そして、この信号は上記制御
信号に応じたレベルに、いわゆる電子ボリユーム
回路(図示せず)によつて調整されて、変調信号
としてパルス性ノイズ除去回路8に供給される。
なお、FMフロントエンド2、IFアンプ3及び検
波回路5はFM検波部9を形成する。
パルス性ノイズ除去回路8は、車両のエンジン
等から上記変調信号に混入したパルス性ノイズを
除去して、これを周波数特性コントロール回路6
に供給する。
周波数特性コントロール回路6は、上記制御信
号のレベル変化に応じて周波数レスポンスを変化
する。
ステレオ復調部7は、周波数特性コントロール
回路6の出力信号から左右チヤンネル信号を復調
する。そして、上記制御信号に応じたチヤンネル
の分離度にてL及びR出力端子から左右チヤンネ
ル信号を左右復調出力として図示しない音声増幅
部に供給する。
かかる構成において、受信電界強度がある値以
下に低下すると、まず、ステレオ復調回路7にお
いて分離度を連続的に低下させてモノラルモード
にまでなるように制御がなされ、次に、周波数特
製コントロール回路6が動作し、上記電界受信電
界強度の低下に対応して高域の減衰量を増大す
る。さらに、該受信電界強度が低下すると、検波
回路5の出力レベルを低下するように制御がなさ
れて、受信電界強度の変動によつても略一定の
S/Nを確保することが可能となるのである。
ところで、かかるチユーナ製造の際には、FM
フロントエンド2及びIFアンプ3の利得のバラ
ツキや、ステレオ復調回路7等の被制御回路の動
作特性にバラツキがある為に、組立てられたチユ
ーナの入力信号の低下に対する出力雑音の抑圧動
作特性のバラツキが大きいという不具合がある。
また、到来した電波のレベルに応じて制御される
ものであるから、強電界中で発生するマルチパス
ノイズ及び相互変調の発生する際に生じるノイズ
には対応できない。また、いわゆるFMXステレ
オ放送システム(例えば、特表昭60−500933)の
如き受信電界強度の低下とノイズレベルとの相関
性の少ない放送システムの受信装置には適当では
ない。
発明の概要 よつて、本発明の目的とするところは、チユー
ナ毎のノイズ抑制動作特性のバラツキを抑制する
と共にFMXステレオ放送システムにも対応し得
るFMステレオチユーナを提供することである。
上記目的を達成する為に本発明のFMステレオ
チユーナにおいては、復調されたコンポジツト信
号のノイズ成分を抑制する為に設けられた信号処
理回路の出力信号中のノイズ成分のレベルが基準
レベルを越えるとそのレベルに応じて上記信号処
理回路に設けられた各ノイズ抑制手段を順次動作
せしめて、フイードバツク制御をなす構成として
いる。
実施例 以下、本発明の実施例について説明する。ま
ず、発明の要部について第1図を参照しつつ説明
する。第1図において、第5図に示された回路と
対応する部分には同一符号を使用しており、かか
る部分の説明を省略する。パルス性ノイズ除去回
路8から出力されたコンポジツト信号は、コンポ
ジツト信号処理部20に供給される。コンポジツ
ト信号処理部20は、可変減衰回路及び周波数コ
ントロール回路等よつて構成され、供給される制
御電圧レベルに応じて上記コンポジツト信号のレ
ベル及び高域特性を変化する。コンポジツト信号
処理部20の出力信号はステレオ信号復調部7及
び雑音検出部30に供給される。雑音検出部30
は、上記コンポジツト信号に含まれるノイズ成分
を抽出し、制御信号発生部40に供給する。制御
信号発生部40は、上記ノイズ成分のレベルが基
準値を越えると制御電圧の供給を開始し、そのレ
ベルに応じて左右チヤンネル信号の分離度、コン
ポジツト信号の高域成分、コンポジツト信号のレ
ベルを連続的に減衰させる。雑音検出部30及び
制御信号発生部は40は制御回路を形成する。こ
のように、コンポジツト信号のノイズレベルに基
づいて、コンポジツト信号処理部をフイードバツ
ク制御することによつてS/Nの低下を抑制して
いる。
第2図に、第1図に示された回路の具体回路例
を示す。第2図の回路において、第1図及び第3
図に示された回路と対応する部分には同一符号を
付しており、パルス性ノイズ除去回路8を経たコ
ンポジツト信号は可変減衰器21及び周波数特性
コントロール回路22が接続されるメイン信号経
路を経てマトリツクス回路71のメイン信号入力
端に供給される。また、上記コンポジツト信号は
可変減衰器23が接続されたサブ信号経路を経て
サブ信号復調回路72に供給される。可変減衰器
21は第3制御信号のレベルに応じてコンポジツ
ト信号を減衰し、いわゆるミユートコントロール
として動作する。周波数特性コントロール回路2
2は、第2制御信号のレベルに応じてコンポジツ
ト信号の高域ノイズを減衰する。可変減衰器23
は、第1制御信号のレベルに応じて後述のサブ信
号のレベルを減衰し、左右チヤンネル信号の分離
度を設定するセパレーシヨンコントロールとして
機能する。周波数特性コントロール回路22、可
変減衰器21及び23はコンポジツト信号処理部
20を構成する。サブ信号復調回路72は、コン
ポジツト信号からサブ信号(L−R)を復調して
マトリツクス回路71に供給する。マトリツクス
回路71は、上記コンポジツト信号の(L+R)
信号及び上記(L−R)信号から左右チヤンネル
信号を復調する。マトリツクス回路71及びサブ
信号復調回路72はステレオ信号復調部7を形成
する。
周波数特性コントロール回路20及び可変減衰
器23の出力は加算回路31によつて加え合わさ
れてハイパスフイルタ32に供給される。ハイパ
スフイルタ31は、マルチパスノイズ等の連続性
ノイズを抽出する。このノイズはアンプ33によ
つて増幅され、検波器34及びローパスフイルタ
35によつて整流平滑されてノイズレベルの実効
値に応じたレベルのノイズレベル信号となり、比
較器41,42及び43の各比較入力端に供給さ
れる。加算機31、ハイパスフイルタ32、アン
プ33、検波器34及びローパスフイルタ35
は、雑音検出部30を形成する。
比較器41の比較基準入力端には基準電圧E1
が印加されており、上記ノイズレベル信号のレベ
ルが基準電圧E1を越えると、比較器41は差信
号を発生し、これを第1制御電圧として可変減衰
器23に供給する。比較回路42は、ノイズレベ
ルが基準電圧E1よりも大なる基準電圧E2を越え
ると差信号を発生し、これを第2制御電圧として
周波数特性コントロール回路2に供給する。ノイ
ズレベルが基準電圧E2よりも大なる基準電圧E3
を越えると、比較回路43は差信号を第3制御電
圧として可変減衰器21に遅延回路45を介して
供給する。フイードバツク制御系のレスポンスは
ローパスフイルタ35の時定数によつて決定され
る。比較回路41,42及び43は制御信号発生
部40を形成する。
次に、装置の動作について説明する。まず、受
信電界強度の低下等によつて、コンポジツト信号
中のノイズレベルが増加してノイズレベル信号の
大きさが基準電圧E1を越えると、上記ノイズレ
ベル信号と基準電圧E1とのレベル差に応じた第
1制御電圧が発生する。この第1制御電圧は、可
変減衰器23に印加される。可変減衰器23は、
第1制御電圧の大きさに応じてサブ信号復調回路
72に供給されるコンポジツト信号のレベルを低
下せしめてマトリツクス回路71のメイン信号入
力端に供給されるコンポジツト信号とのレベル差
を設定し、左右チヤンネル信号の分離度をモノラ
ル状態まで連続的に低下させる。可変減衰器23
を動作させることによつてサブ信号が減衰すると
同時に、サブ信号内の雑音も減衰される。従つ
て、可変減衰器23によつて減衰されたコンポジ
ツト信号のノイズレベルと上記信号分離度とは相
関性があり、信号分離度の低下とともに比較回路
41に供給されるノイズレベル信号の大きさも減
少する。
比較回路42は、ノイズレベル信号の値が基準
電圧E2を越えると、この値と基準電圧E2との差
電圧に応じた大きさの第2制御電圧を発生し、更
に、周波数特性コントロール回路22を動作せし
める。周波数特性コントロール回路22は、第2
制御電圧の大きさに応じた減衰量でコンポジツト
信号の高域ノイズ成分を連続的に減衰させる。
比較回路45は、ノイズレベル信号の大きさが
基準電圧E3を越えていると、第3制御電圧を発
生して、可変減衰器21の減衰量を連続的に制御
する。
このようにして、ノイズレベル信号の大きさに
応じて、チヤンネルセパレーシヨンコントロー
ル、周波数特性コントロール及びミユーテイング
コントロールの順序で制御動作が連続的に成され
ることになる。
第3図は他の実施例を示しており、第2図に示
された回路と対応する部分には同一符号を付して
15。この実施例においては、周波数特性コント
ロール回路22の出力信号を可変減衰器23の入
力信号としている。この場合、メイン信号経路の
ノイズ成分はサブ信号経路のノイズ成分に含まれ
るので、サブ信号経路のノイズ成分のみを検出す
れば良く、加算器31が不要となる利点がある。
ただし、可変減衰器23の設計がむずかしい。何
故ならば、信号を完全に減衰すると、メイン信号
経路からのノイズ成分の検出が出来なくなるの
で、ここでの減衰量には限界があるからである。
他の構成及び動作は、第2図に示された回路と同
様であるので、説明を省略する。
なお、FMXステレオ放送システムに使用しな
い場合には、雑音検出部30を第4図に示される
ような構成とすることができる。すなわち、サブ
信号を一方の入力とし、サブ信号復調回路72で
用いられる38KHz信号と90度位相の異なる信号を
他方の入力とする掛算回路36を設け、その出力
信号をカツトオフ周波数が略15KHzのローパスフ
イルタ37を通すことによつて、サブ信号チヤン
ネル内のノイズ成分のうちサブ信号と90度位相の
異なつたノイズ成分が分離される。このノイズ成
分をアンプ33により増幅し、検波器34及びロ
ーパスフイルタ35によつて整流平滑することに
よつて上述のノイズレベル信号が得られている。
また、制御信号発生部40をマイクロプロセツサ
によつて構成し、ノイズレベル信号をA/D変換
した値を記憶された基準値と比較して、その結果
に応じて各制御電圧を発生することとしてもよ
い。
発明の効果 以上説明したように本発明のFMステレオチユ
ーナにおいては、受信電界強度によらず、コンポ
ジツト信号に含まれるノイズレベルに基づいてチ
ヤンネルセバレーシヨン、高域特性及び復調信号
レベル各々をフイードバツク制御しているので、
各回路特性のバラツキの影響が少なく、低受信電
界によるノイズのみならず、比較的に受信電界の
高い状態で生じたマルチパスノイズ及び相互変調
妨害に伴うノイズ等をも抑制することが出来、ま
た、FMXステレオ放送システムとの両立性もあ
つて好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の構成を説明する為のブロツ
ク回路図、第2図は、本発明の実施例を示すブロ
ツク回路図、第3図は、本発明の他の実施例を示
すブロク回路図、第4図は、雑音検出部40の他
の構成例を示すブロツク回路図、第5図は、従来
例を示すブロツク回路図である。 主要部分の符号の説明、20……コンポジツト
信号処理部、30……雑音検出部、40……制御
信号発生部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 受信FM高周波信号からステレオコンポジツ
    ト信号を復調するFM検波部と、メイン信号経路
    及びサブ信号経路を経て供給される前記ステレオ
    コンポジツト信号を入力とするステレオ復調系と
    を含むFMステレオチユーナであつて、前記メイ
    ン及びサブ信号経路に設けて各信号経路の減衰量
    を調整する減衰手段と前記メイン信号経路に設け
    てメイン信号の周波数特性を調整する周波数特性
    調整手段とを含む信号処理部と、前記信号処理部
    を経たコンポジツト信号の雑音成分レベルを示す
    雑音レベル信号を発生する検出手段と、前記雑音
    レベル信号に基づいて前記減衰手段及び周波数特
    性調整手段をフイードバツク制御して前記メイン
    及びサブ信号経路の減衰量及び周波数特性を設定
    する制御回路とを含み、前記制御回路は、前記雑
    音レベルが第1の値を越えた範囲内にある限り前
    記サブ信号経路の減衰量を連続的に変化せしめ、
    前記雑音レベルが前記第1の値よりも大なる第2
    の値を越えた範囲内にあるとき前記メイン信号経
    路の周波数の特性を連続的に変化せしめ、前記雑
    音レベルが前記第2の値よりも大なる第3の値を
    越えた範囲内にあるとき前記メイン信号経路の減
    衰量も連続的に変化せしめることを特徴とする
    FMステレオチユーナ。
JP23372986A 1986-10-01 1986-10-01 Fmステレオチユ−ナ Granted JPS6388922A (ja)

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JPH03265228A (ja) * 1990-03-14 1991-11-26 Pioneer Electron Corp ステレオ受信機
EP1931058B1 (en) * 2005-09-28 2012-08-22 Pioneer Corporation Diversity reception device

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