JPH0566109A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPH0566109A
JPH0566109A JP4020514A JP2051492A JPH0566109A JP H0566109 A JPH0566109 A JP H0566109A JP 4020514 A JP4020514 A JP 4020514A JP 2051492 A JP2051492 A JP 2051492A JP H0566109 A JPH0566109 A JP H0566109A
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厚志 北岡
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体素子製造装置においてマスクとウエハ
との3次元的な相対位置決め(アライメント)を高精度
に行なうことのできる位置検出装置を得ること。 【構成】 第1物体と第2物体とを対向させて相対的な
位置検出を行なう際、該第1物体面上と該第2物体面上
に各々物理光学素子を形成し、このうち一方の物理光学
素子に投光手段から光を入射させたときに生ずる回折光
を他方の物理光学素子に入射させ、該他方の物理光学素
子により所定面上に生ずる回折パターンの光束を受光手
段により検出する粗検出手段及び該粗検出手段と同一方
向の位置ずれ量を該粗検出手段の投光手段及び受光手段
の一部を共有する微検出手段とを設け、該粗検出手段か
らの信号を利用して該第1物体と第2物体との相対的位
置関係を該微検出手段の検出可能領域に追い込んでから
該微検出手段からの信号を利用して該第1物体と該第2
物体との相対的な位置検出を行なったこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位置検出装置に関し、例
えば半導体素子製造用の露光装置において、マスクやレ
チクル(以下「マスク」という。)等の第1物体面上に
形成されている微細な電子回路パターンをウエハ等の第
2物体面上に露光転写する際に、マスクとウエハとの特
に3次元的な相対位置決め(アライメント)を行なう場
合に好適な位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体素子製造装置の露光装置
においては、マスクとウエハの相対位置合わせは性能向
上を図るための重要な一要素となっている。特に最近の
露光装置における位置合わせにおいては、半導体素子の
高集積化のために、例えばサブミクロン以下の位置合わ
せ精度を有するものが要求されている。
【0003】多くの位置検出装置においては、マスク及
びウエハ面上に位置合わせ用の所謂アライメントパター
ンを設け、それらより得られる位置情報を利用して、双
方のアライメントを行っている。
【0004】これらの位置合わせ装置の多くは、2つ以
上の位置検出手段を用いている。そして、まず測定可能
な検出範囲が広く精度の比較的低いアライメント手段
(以下、「粗アライメント」と呼ぶ)で位置合わせを行
なった後、検出範囲が比較的狭く精度の高いアライメン
ト手段(以下、「微アライメント」と呼ぶ)以降でさら
に位置合わせを行なう方法が用いられてきた。
【0005】このときのアライメント方法としては、例
えば双方のアライメントパターンのずれ量を画像処理を
行なうことにより検出したり、又は米国特許第4037969
号や特開昭 56-157033号公報で提案されているようにア
ライメントパターンとしてゾーンプレートを用い該ゾー
ンプレートに光束を照射し、このときゾーンプレートか
ら射出した光束の所定面上における集光点位置を検出す
ること等により行っている。
【0006】このうちマスクとウエハとの位置ずれ検出
系(横ずれ検知系)として粗アライメントに画像処理方
式を用いたもの、微アライメントにデュアルパワーグレ
ーティング方式を用いたもの、またマスクとウエハの面
間隔の間隔検知系として粗アライメント及び微アライメ
ントに所謂A2 F方式を用いたものが挙げられる。これ
らはいずれも、微アライメントの検出範囲に対し十分精
度の粗アライメントをウエハの露光位置とは別の位置で
行った後、露光位置へウエハを移動させてマスクとの微
アライメントを行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の各アライ
メント方式において、位置合わせ性能を充分発揮させる
には、特に微アライメントにおいて高い検出分解能を得
るようにする必要がある。しかし、単に検出分解能を上
げようとすると測定可能な位置ずれの検出範囲が狭くな
ってくる傾向がある。このことは微アライメントにおい
て高い分解能を得ようとすれば、微アライメントの検出
範囲が狭くなり、この結果粗アライメントの位置合わせ
精度がそのままでは十分でなくなるということになる。
【0008】この他、従来は粗アライメント系と微アラ
イメント系とが独立した系であった為、双方のアライメ
ント系を適切に較正しなければならず、この結果装置全
体が大型化及び複雑化し、装置のコストも高くなってく
るという問題が生じてくる。
【0009】本発明は、マスク等の第1物体とウエハ等
の第2物体の相対的な位置検出を行う位置検出装置にお
いて、粗アライメント系と微アライメント系の一部を共
有して構成し、粗アライメントから微アライメントを連
続的に行うことにより高精度な位置合わせを実現する位
置検出装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の位置検出装置
は、第1物体と第2物体とを対向させて相対的な位置検
出を行なう際、該第1物体面上と該第2物体面上に各々
物理光学素子を形成し、このうち一方の物理光学素子に
投光手段から光を入射させたときに生ずる回折光を他方
の物理光学素子に入射させ、該他方の物理光学素子によ
り所定面上に生ずる回折パターンの光束を受光手段によ
り検出する粗検出手段及び該粗検出手段と同一方向の位
置ずれ量を該粗検出手段の投光手段及び受光手段の一部
を共有すると共に該粗検出手段とは異なる検出精度又は
/及び位置ずれ検出可能範囲を有する該微検出手段とを
設け、該粗検出手段と該微検出手段とを利用して該第1
物体と該第2物体との相対的な位置検出を行なったこと
を特徴としている。
【0011】この他本発明では、第1物体と第2物体と
を対向させて相対的な位置検出を行なう際、該第1物体
面上と該第2物体面上に各々物理光学素子を形成し、こ
のうち一方の物理光学素子に投光手段から光を入射させ
たときに生ずる回折光を他方の物理光学素子に入射さ
せ、該他方の物理光学素子により所定面上に生ずる回折
パターンの光束位置を受光手段により検出する粗検出手
段及び該粗検出手段と同一方向の位置ずれ量を該粗検出
手段の投光手段及び受光手段の一部を共有する微検出手
段とを設け、該粗検出手段からの信号を利用して該第1
物体と第2物体との相対的位置関係を該微検出手段の検
出可能領域に追い込んでから該微検出手段からの信号を
利用して該第1物体と該第2物体との相対的な位置検出
を行なったことを特徴としている。
【0012】また本発明では前記粗検出手段の投光手段
と前記微検出手段の投光手段は共通のものであること、
前記粗検出手段の受光手段と前記微検出手段の受光手段
の一部は共通の部材より成っていること等を特徴として
いる。
【0013】特に本発明では、粗検出手段としてのアラ
イメント系(以下「粗アライメント系」という。)と微
検出手段としてのアライメント系(以下「微アライメン
ト系」という。)を同一のピックアップヘッドに収納し
ている。そしてアライメントマーク位置の変化に速やか
に対応するためにピックアップヘッド全体をステージ等
の移動手段で移動可能となるようにしている。
【0014】
【実施例】図1,図11,図12は本発明を半導体素子
製造用の露光装置に適用したときの実施例1の要部概略
図、図2は図1の位置ずれ検出用の一部分の斜視図、図
10(A),(B)は図2のアライメントマークの概略
図、図3(A),(B)は図1の光路を展開したときの
粗アライメント系と微アライメント系の要部概略図であ
る。図13は本発明の位置検出のフローチャートであ
る。
【0015】本実施例では第1物体としてのマスクと第
2物体としてのウエハの面内の位置ずれ(横ずれ)検出
方式としてデュアルパワーグレーティングレンズ方式
(DGL方式)を用いて行い、面間隔検出方式としてグ
レーティングレンズを用いた所謂A2 F方式を用いてい
る。そして粗アライメントと微アライメントを同一のピ
ックアップとマスクの位置関係において行なうように構
成している。
【0016】次に各要素について位置ずれ検出を行なう
場合を例にとり説明する。
【0017】本実施例では光源31から出射された光
(以下「光束」という。)をコリメーターレンズ32で
平行光束とし、投射用レンズ33、ハーフミラー34を
介し、第1物体1として例えばマスク面M上のフレネル
ゾーンプレートの一種であるグレーティングレンズ等か
ら成る物理光学素子41M,42Mを斜方向から照射し
ている。
【0018】物理光学素子41Mは粗アライメント用、
物理光学素子42Mは微アライメント用のマークであ
る。物理光学素子41M,42Mは互いに異なった集光
作用を有しており反射光を第1物体1の法線方向(+Z
方向)に射出させ、物理光学素子41M,42Mから所
定の距離離れた第2物体2としての、例えばウエハ面上
に設けられているグレーティングレンズより成る物理光
学素子41W,42Wに入射させている。物理光学素子
41W,42Wは各々粗アライメント用と微アライメン
ト用であり発散作用を有しており、光束をアライメント
ヘッド24方向に射出させ、集光レンズ36を介しハー
フミラー37により2つの検出器(センサ)38,39
の検出面上に集光している。
【0019】検出器38は粗アライメント用、検出器3
9は微アライメント用である。そして2つの検出器3
8,39からの出力信号を利用して第1物体(以下マス
クともいう)1と第2物体(以下ウエハともいう)2と
の平面上の位置ずれ量(横ずれ量)を求めている。
【0020】本実施例では位置合わせの為、ウエハ2を
動かす構成になっているが、同様にマスクチャック移動
機構を設けマスク1を動かす構成としても良い。
【0021】本実施例ではアライメント光束はグレーテ
ィングのレンズ作用を受けアライメントヘッド24内の
検出器38,39に入射する。実施例1ではパターンの
存在するスクライブライン方向にアライメントする。
【0022】本実施例ではこのような配置のもとで第1
物体に対し、第2物体がΔσだけ横ずれすると光学系中
のレンズが軸ずれを起こしたときと同様に出射光束の出
射角が変化し、検出器38,39面上で集光点の重心ず
れを起こす。出射角が小さなとき、マスク1とウエハ2
とが平行方向にΔσずれており、ウエハ2からマスク1
のグレーティングレンズ41M,42Mで回折した光束
の集光点までの距離をbWとすると検出器38,39面
上での集光点ずれ量Δδは
【0023】
【数1】 となる。即ち重心ずれ量Δδは(bw/aw−1)倍に
拡大される。例えば粗アライメント系としてaw=5.
0mm、bw=50mmとすると重心ずれ量Δδは9
倍、微アライメント系としてaw=0.5mm、bw=
50mmとすれば重心ずれ量Δδは99倍に拡大され
る。
【0024】尚、このときの重心ずれ量Δδと位置ずれ
量Δσは(1)式より明らかのように比例関係となる。
検出器38,39の分解能が1μmであるとすると位置
ずれ量Δσは粗アライメント系で0.1μm、微アライ
メント系で0.01μmの位置分解能となる。
【0025】ここで検出可能範囲(検出レンジ)は粗ア
ライメント系では検出器38の検出方向のサイズを99
0μmとすれば±55μmであり、微アライメント系で
は±5μmである。そこで粗アライメント系によりマス
クとウエハとの相対的位置関係が微アライメント系の検
出レンジ内になるように追い込み、その後微アライメン
ト系によりマスクとウエハとの微アライメントを行って
いる。
【0026】次に具体的に位置ずれ量の検出方法を述べ
る。マスク設定時に試し焼きによってマスクとウエハの
位置ずれのないときの重心位置を基準位置として求め、
位置検出時に重心位置が基準位置からx方向にどれだけ
ずれているかを検出して前述の比例関係からマスク・ウ
エハの相対ずれ量を求めている。
【0027】本実施例では調整手段による信号処理を介
して得られる位置ずれ量Δσをもとに第2物体を移動さ
せて第1物体と第2物体の位置決めを高精度に行なって
いる。
【0028】尚、本実施例において光束の重心は光束断
面内において断面各点のその点からの位置ベクトルにそ
の点の光強度を乗算してものを断面全面で積分したとき
に積分値が0ベクトルになる点をとってもよいし、また
代表点として光強度がピークとなる点の位置をとっても
良い。
【0029】光源としてはHe−Neレーザ、半導体レ
ーザ等のコヒーレンシーの高い光源でもよく、また発光
ダイオード(LED)、あるいはレジストが感光しなけ
ればXe−ランプ、水銀灯等のコヒーレンシーの低い光
源を用いてもよい。
【0030】次に本実施例においてマスク1とウエハ2
との間隔測定をし、垂直方向の位置合わせについてマス
クレンズA2 F法を例にとり説明する。
【0031】図4(A)はマスクレンズA2 F法を用い
てマスク1とウエハ2との間隔測定を行なう際の要部射
視図、図4(B),(C)は同図(A)の間隔測定用の
アライメントマークの説明図である。
【0032】図5(A),(B)は図4(A)の光路を
展開したときの間隔測定用の粗アライメント系と間隔測
定用の微アライメント系の要部概略図である。
【0033】尚、本実施例では横ずれ検知用と同じ受光
素子38,39を用いている。43in、43outは
間隔測定用の粗アライメントパターン(マーク)、44
in、44outは間隔測定用の微アライメントパター
ン(マーク)である。
【0034】マスクレンズA2 F法は、マスク面上に入
射用及び出射用のグレーティング又はグレーティングレ
ンズを作成したものを用いた方法で次のようなものであ
る。図5(A),(B)に示すように、(マスクであ
る)第1面の第1パターン43in,44inに入射し
た光束47は、例えば1次で回折し(ウエハである)第
2面2の法線と所定の角度をなして第2面2にて正反射
されて第1面1の第2パターン43out,44out
を通過する。その際、第1面1と第2面2の間隔に応じ
て第2パターン43out,44out上の光束通過位
置が異なる(間隔ずれdGで位置ずれdM)。
【0035】第2パターン43out,44outは出
射光束46を間隔測定用の光点位置検出センサ38,3
9の方向に導く働きをするが、さらに第2パターン43
out,44out上の光束入射位置によって出射光束
の曲げ角度を変える所謂レンズと同様の作用を持たせる
(焦点距離fM)。
【0036】即ち、原理的には図5(A),(B)のよ
うに検出器38,39は出射光束46をとらえうる。こ
こでは光束の曲げ角度が一様であっても良い。
【0037】即ち適当な位置に例えば一次元の光点位置
検出センサをおけば光束の位置変化を検知することがで
きるのでそのままでも本方式は成立するが、図5
(A),(B)に示すように受光レンズ36を用いれば
次のような利点を生じる。即ち、物理光学的に発散気味
に出射し光束系が大きくなりがちな場合、受光レンズで
集光してエネルギー密度の高いシャープなスポットをセ
ンサ38,39上に作ることができることと、焦点距離
fSの受光レンズ36の焦点の位置にセンサ38,39
を設置すれば光束の角度のみを検知する系となり、受光
レンズとセンサが一体構造でレンズ光軸と垂直方向に位
置ずれしても位置ずれの影響を受けない。ただし、諸々
の事情により焦点位置にセンサを設置できない場合でも
位置ずれの影響が無視できる範囲であれば十分に実用的
であるのでセンサ位置を受光レンズ焦点位置に限定する
必要はない。
【0038】また、図5(A),(B)において単位間
隔量に対するセンサ面スポットの動き量Sは、
【0039】
【数2】 で与えられる。
【0040】第1パターン43in,44inから出射
した光束と第2面の法線とのなす角をθとすると間隔が
基準となる間隔値より距離dG だけ変化した場合のスポ
ットの動き量Sは
【0041】
【数3】 となる。
【0042】ここで、間隔測定用の粗アライメント系に
おける法線となす角θ1 をθ1 =10°、微アライメン
ト系における法線となす角θ2 =40°とし、 fS/fM=20とすれば、 S1 =7dG S2 =33.6dG となる。
【0043】センサーの検出方向のサイズを990μ
m、検出分解能を1μmとすれば、粗アライメント系は
0.14μmの分解能で検出レンジが141μm、微ア
ライメント系は0.03μmの分解能で検出レンジが2
9.5μmとなる。
【0044】そこで本実施例では粗アライメント系によ
り、まずマスクとウエハとの相対的位置関係(間隔)が
微アライメント系の検出レンジ内となるように追い込
み、次に微アライメント系を用いてマスクとウエハとの
微アライメントを行っている。
【0045】又、本実施例においてマスクとウエハの間
隔の較正は次のようにして行っている。
【0046】予めマスクとウエハとが基準となる間隔に
あるときの間隔値を他の間隔測定手段により測定してお
き、又この間隔におけるセンサー面38,39上の光束
重心位置を基準位置として求めておいて、間隔検出時に
はスポットの重心位置の基準位置からのずれをSとして
求め、これを(2)´式に代入して距離dGを算出し、
これを基準間隔からのずれとして現間隔を測定してい
る。
【0047】以上述べた原理により、マスクとウエハの
間隔の絶対量が測長できる。従って、例えばマスクがセ
ットされている状態にウエハが供給された場合、セット
したい所望の間隔30μmより大きい値100μmにウ
エハが入ってきた時に100μmのマスク、ウエハギャ
ップの値を高精度に検知し、この測長値にもとづいて所
望のマスクウエハ間隔30μmにセットすれば良い。こ
れにより高速なギャップ間隔セッティングが可能とな
る。
【0048】次に本実施例の各要素を図1,図11,図
12を用いて詳細に説明する。
【0049】光源、センサ等を内蔵する筺体であるアラ
イメントピックアップヘッド24から出射された光ビー
ムは、マスク1及びウエハ2上のマーク設定部20上の
範囲45へ照射され、反射あるいは回折された光は再び
アライメントピックアップヘッド24へ出射される。ア
ライメントピックアップヘッド24はステージ21へ取
り付けられアライメント領域に応じて自由に2次元的に
移動できるように構成されておりステージコントロール
部22により制御される。このとき、ステージ21はス
ーパーフラットベースプレート23でガイドされてお
り、ピッチング、ヨーイングは生じないように設計され
ている。ステージコントロール部22はアライメント及
び間隔制御開始時にステージ21を駆動させてヘッド2
4をあらかじめ記憶されているマスク及びウエハの評価
用マーク20の照明及び検出の為の位置へ移動させる。
尚、図11,図12はステージ21とその周辺部を含む
移動機構を模式図で示してある。
【0050】次に移動機構を詳細に説明する。図12は
ステージ部及びステージコントローラ部の詳細図であ
る。アライメントピックアップヘッド24はスーパーフ
ラット面10を持つ支持体26上のスーパーフラット面
10を一定圧でスーパーフラットベースプレート23に
押しつける為のクランパー部27に取りつけられ、アラ
イメント装置本体上部にスーパーフラットベース23を
介し載せられている。クランパー部27は2次元移動ス
テージ21上の移動支持部28と平行板バネ30を介し
つながっている。ステージ21は、ベース部21B、x
方向スライド部21X、y方向スライド部21Y、x,
y両方向スライドをガイドするガイド部21G、ベース
部21Bに設けられスライド部21X、21Yをそれぞ
れx方向,y方向に駆動する駆動源21MX,21MY
より成る。駆動源MX,MYの動作はヘッド24を各方
向に動かして所定位置にポジショニングするようコント
ローラ22により制御される。
【0051】各ステージの移動量はそれぞれレーザー測
長器29X,29Yにより精密に計測され、このデータ
がコントローラ22に入力され、これに基いてコントロ
ーラ22がヘッド24の現在位置を検出し、所定位置に
なる様に駆動源MX,MYに指令信号を送ることでヘッ
ド24の位置が精密に制御されている。検出位置移動
後、前述の如く横ずれ及び間隔検出を実行し、この検出
結果に基いてウエハステージ25を横ずれ及び間隔誤差
補正方向に移動させて、アライメント及び間隔制御を行
ない、必要があれば前記動作を繰り返す。
【0052】アライメントピックアップヘッド24は横
ずれ検知系用の粗アライメント系と微アライメント系、
間隔検知系用の粗アライメント系と微アライメント系、
投光系、受光系等が組み込まれている。
【0053】そして光源31、具体的には半導体レーザ
から出射された光ビームはコリメータレンズ32、投射
用レンズ33及び投射用ミラー34を介し、評価用マー
ク設定部20へ投射される。マークより出射された光ビ
ームは検知用レンズ36により検知系へ導かれハーフミ
ラー37により2つの光束に分割される。そして横ずれ
粗アライメント用の受光素子38と横ずれ微アライメン
ト用の受光素子39に入射する。尚、面間隔測定の時は
受光素子38は間隔測定の粗アライメント用として、ま
た受光素子39は間隔測定の微アライメント用として用
いている。そして各々の受光素子38,39に入射した
光束は各々アライメント用の信号となる。
【0054】尚、アライメントピックアップヘッド24
の投光、受光窓35には露光用光源からの光が通らない
ようなフィルタが付けられている。
【0055】図9(A),(B)は図1のアライメント
ピックアップヘッド24を上方から見たときの概略図と
横から見たときの要部断面図である。評価用マークとし
ては、マスク上に横ずれ検知系用のマーク41M,42
Mと、間隔測定用マーク43in,44in,43ou
t,44outが各々隣接されて設けられている。そし
てウエハ上にはマーク41M,42Mに対応する位置に
マーク41W,42Wが設けられている。本実施例にお
いては、投射光47は評価マーク上では平行光になるよ
うに設計されており、投射領域の横ずれ検知用の粗アラ
イメントマーク41Mと微アライメントマーク42Mを
同時に投射している。これにより粗アライメント系と微
アライメント系の投光手段を同一の系より構成し、装置
全体を小型にしている。
【0056】横ずれ検出系はマスク面1上のアライメン
トマーク41M,42Mが集光作用を持ち、その集光点
を検出面と共役な位置へ結像させる作用を持つウエハマ
ーク41W,42Wを介し横ずれを検出面上で拡大し、
検出を行なっている。受光レンズ36はウエハマーク4
1W,42Wによる結像点を横ずれ検出用受光素子3
8,39へリレーするリレーレンズ系を構成している。
図3(A),(B)はこの系をレンズパワー配置で示し
たものである。
【0057】一方、間隔測定系は、前述のようなマスク
レンズA2 F法を用いており、平行入射光はマスク面上
の間隔測定入射用の粗アライメントマーク43in、と
微アライメントマーク44inを同時に照射する。本実
施例では、粗アライメント系と微アライメント系の投光
手段を同一の系より構成している。
【0058】そして、これらのマークを通り回折され、
光路を曲げられた光束はウエハ面2(正反射面)で正反
射し、マスクとウエハの間隔に対応するマスク面上の間
隔測定出射用の粗アライメントマーク43out,44
outと微アライメントマーク44out上の決められ
た領域へ投射され、間隔に対応した角度でマスク面を出
射し、間隔測定用の受光素子上へ導かれ(2)式に従っ
て受光素子38,39上を動く。これにより間隔検出系
を構成している。
【0059】図5(A),(B)はこの系を横ずれ検出
系と同様にレンズパワー配置で示したものである。
【0060】尚、本実施例において、横ずれ検出系と間
隔検出系とを同一のピックアップヘッドで構成してもよ
く、また異なったピックアップで構成しても良い。ま
た、粗アライメント系と微アライメント系の信号処理系
を共通化して構成しても良い。
【0061】図6は本発明の実施例2の要部概略図であ
る。本実施例では、図1の位置検出装置に比べてレンズ
系36からの光束を粗アライメント系の検出器38と微
アライメント系の検出器39に分割する手段としてハー
フミラーの変わりに一領域のみを反射面としたパターン
ミラー53を用いている点が異なり、この他の構成は図
1の構成と実質的に同じである。
【0062】本実施例では、粗アライメント系と微アラ
イメント系のマーク出射角を若干ずらすことにより両系
の光ビームが空間的に配置を構成し、その面上でパター
ンミラー53のうち粗アライメント系の光ビームが通過
する領域のみミラー面52とし他を透過面としている。
【0063】図7はこのときのパターンミラー53の表
面概略図である。受光レンズ系への入射角が粗アライメ
ント系と微アライメント系で約4°ずらせ、パターンミ
ラー53面上で両アライメント系の光ビームが存在する
領域を分離したとき、粗アライメント系の光ビームの実
用範囲での移動領域をそれぞれのダイナミックレンジに
対応し領域50a〜50n、微アライメント系の光ビー
ムの実用範囲での移動領域を領域51a〜51kとす
る。このとき領域50a〜50nの各領域は図7の点線
の領域54となる。同図では微アライメント系の光ビー
ムの実用範囲での移動領域51a〜51kを含み粗アラ
イメント系の光ビームの実用範囲での移動領域50a〜
50nを含まない領域52をミラー面としたものであ
る。
【0064】尚、本実施例のパターンミラーを粗アライ
メント系光ビームが通過する領域54のみミラー面と
し、粗アライメント系と微アライメント系の光ビームを
分離させた場合も同様の効果を得られる。
【0065】この他、本発明の他の実施例として、粗ア
ライメント系と微アライメント系の位置ずれ検出用のセ
ンサに、同一センサの異なる領域を用いる(粗アライメ
ント系と微アライメント系のセンサ長手方向の信号出射
角を変える)こと、粗アライメント系と微アライメント
系を同時ではなく逐次に行ない、同一センサの同一領域
を用いることと、別のセンサを用いることなどが上げら
れる。また検出用のアライメントマークとしては、図8
に示すような同一領域に粗アライメント系と微アライメ
ント系を描いたものも適用可能である。
【0066】図14(A)は本発明の実施例3の位置検
出装置の一部分の要部概略図、図14(B),(C)は
各々図14(A)の一部分のアライメントマークの説明
図である。本実施例はアライメント系を図1の実施例と
異なる方式で構成した点が異なっている。
【0067】図14(A),(B),(C)においてマ
スク18面上にはアライメントマークとしてリニアなゾ
ーンプレート121(121a,121b)が形成さ
れ、ウエハ19上にはアライメントマークとして矩形パ
ターン列122(122a,122b)がライン状に各
々等ピッチに並べて形成されている。リニアゾーンプレ
ートの光束集光あるいは発散作用(パワー)のある方向
がアライメント検出方向で光源Sからの投射ビームB1
がミラー17を介し、このゾーンプレートにアライメン
トマークの中心における法線Zを含み、位置ずれ検出方
向と直交する平面内で法線(Z軸)に対しある角度Φで
入射する。
【0068】そしてゾーンプレート121(121a,
121b)によりウエハ面19上に図14(C)に示す
ようにアライメント検出方向の幅がアライメントマーク
121a,121bに対して異なる線状に集光し、更に
ウエハ上のパターン122a,122bよりそれぞれ回
折され、上記面(入射面)内で各々ウエハパターンのピ
ッチで決まる所定角度で信号光B2 ,B3 として出射し
てミラー17を介して検出器D1 ,D2 へはいる。
【0069】ここでマスク18とウエハ19との間隔は
図面では広げて示してあるが、実際は100μm以下で
非常に近接している。マスクとウエハがアライメント方
向にずれていればウエハパターンにより回折される光量
が変化するので、検出器D1,D2 で受光される光量も
変化する。
【0070】図15(A),(B)はこのときのマスク
とウエハのアライメント方向の位置ずれ量と検出器D
1 ,D2 で検出される光量信号との関係を示す説明図で
ある。図15(A)はアライメントマーク121a及び
122aで回折された信号光B2 の検出器D1 で得られ
る信号を示している。図15(B)はアライメントマー
ク121b及び122bで回折された信号光B3 の検出
器D2 で得られる信号を示している。
【0071】マスクとウエハとが合致状態のときにウエ
ハ面上のアライメントマークの線状集光部と矩形パター
ン列(122a)の中心が合うように設定しており、こ
の状態を位置ずれ量が零とすれば検出器D1 で得られる
信号は最大となる。検出器D 1 で検出される信号のノイ
ズによる幅をΔSaとすれば、その幅に対応する位置ず
れ誤差は図に示すようにΔPaで表わされる。
【0072】又、信号検出レンジ(範囲−Pa〜Pa)
はウエハ面上の線状集光部の幅と矩形パターン列の大き
さで決まる。
【0073】線状集光部の幅及び矩形パターン列の大き
さを小さくすれば検出器D1 で得られる信号のように位
置ずれ誤差ΔPaは小さくなり、高精度なアライメント
が可能となるが検出レンジは狭くなる。
【0074】逆に図15(B)に示すようにアライメン
トマーク121b及び122bで回折された信号光B3
を検出器D2 で検出する際に該検出器D2 で得られる信
号のように線状集光部の幅及び矩形パターン列の大きさ
を大きくすれば位置ずれ誤差ΔPbは大きくなるが検出
レンジは広がる。
【0075】以上のように本実施例では検出精度及び検
出レンジの異なる2系統の粗アライメント系と微アライ
メント系とを組合せることにより高精度で検出レンジの
広いアライメント系を構成している。
【0076】本実施例では次のようなシーケンスにより
位置検出を行っている。
【0077】まず粗アライメント系(検出器D2 を含む
検出系)の位置検出を基に、検出器D2 からの信号が最
大となるようにウエハ19を移動させる。検出器D2
得られる信号からは最大の位置ずれ誤差がΔPbである
が、このときの位置ずれ誤差ΔPbは微アライメント系
(検出器D1 を含む検出系)の検出レンジ内にある。こ
の為、次に検出器D1 で得られる信号を基に信号が最大
になるようにウエハ19を移動させる。これにより位置
ずれが零の位置への位置合わせを行っている。
【0078】
【発明の効果】本発明によればマスクとウエハの相対的
な位置合わせを行なう際、粗アライメント系と微アライ
メント系を一部の部材を共有して設けることにより、広
い検出レンジにわたり、微アライメントの分解能でマス
クとウエハの位置合わせを高精度で行なうことが可能と
なり、また、粗アライメント系と微アライメント系に同
一のピックアップヘッドを使用することにより装置を大
型化せず、またセッティング誤差を増加させない位置検
出装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の概略図
【図2】 図1の位置ずれ検出の一部分の斜視図
【図3】 図1の位置ずれ検出用の粗アライメント系
と微アライメント系の光路を展開したときの説明図
【図4】 本発明の実施例1の面間隔検出用のアライ
メントマークの説明図
【図5】 本発明の実施例1の面間隔検出用の粗アラ
イメント系と微アライメント系の光路を展開したときの
説明図
【図6】 本発明の実施例2の要部射視図
【図7】 図6の一部分の説明図
【図8】 本発明に係るアライメントマークの他の一
実施例の概略図
【図9】 図1の一部分の説明図
【図10】 図2のアライメントマークの説明図
【図11】 本発明の半導体素子製造用の露光装置の
外観図
【図12】 本発明の半導体素子製造用の露光装置の
外観図
【図13】 本発明の位置検出のフローチャート図
【図14】 本発明の実施例3の要部概略図
【図15】 図14の検出器から得られる信号の説明
【符号の説明】
1 第1物体 2 第2物体 24 アライメントヘッド 31 光源 32 コリメータレンズ 33 投射用レンズ 37 ハーフミラー 38,39 検出器 41M,41W 位置ずれ検出用の粗アライメントマ
ーク 42M,42W 位置ずれ検出用の微アライメントマ
ーク 43in,43out 間隔検出用の粗アライメン
トマーク 44in,44out 間隔検出用の微アライメン
トマーク 53 パターンミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1物体と第2物体とを対向させて相対
    的な位置検出を行なう際、該第1物体面上と該第2物体
    面上に各々物理光学素子を形成し、このうち一方の物理
    光学素子に投光手段から光を入射させたときに生ずる回
    折光を他方の物理光学素子に入射させ、該他方の物理光
    学素子により所定面上に生ずる回折パターンの光束を受
    光手段により検出する粗検出手段及び該粗検出手段と同
    一方向の位置ずれ量を該粗検出手段の投光手段及び受光
    手段の一部を共有すると共に該粗検出手段とは異なる検
    出精度又は/及び位置ずれ検出可能範囲を有する微検出
    手段とを設け、該粗検出手段と該微検出手段とを利用し
    て該第1物体と該第2物体との相対的な位置検出を行な
    ったことを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記粗検出手段の投光手段と前記微検出
    手段の投光手段は共通のものであることを特徴とする請
    求項1記載の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記粗検出手段の受光手段と前記微検出
    手段の受光手段の一部は共通の部材より成っていること
    を特徴とする請求項1記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記投光手段と前記受光手段は移動可能
    なピックアップヘッド内に収納されていることを特徴と
    する請求項1記載の位置検出装置。
  5. 【請求項5】 第1物体と第2物体とを対向させて相対
    的な位置検出を行なう際、該第1物体面上と該第2物体
    面上に各々物理光学素子を形成し、このうち一方の物理
    光学素子に投光手段から光を入射させたときに生ずる回
    折光を他方の物理光学素子に入射させ、該他方の物理光
    学素子により所定面上に生ずる回折パターンの光束を受
    光手段により検出する粗検出手段及び該粗検出手段と同
    一方向の位置ずれ量を該粗検出手段の投光手段及び受光
    手段の一部を共有する微検出手段とを設け、該粗検出手
    段からの信号を利用して該第1物体と第2物体との相対
    的位置関係を該微検出手段の検出可能領域に追い込んで
    から該微検出手段からの信号を利用して該第1物体と該
    第2物体との相対的な位置検出を行なったことを特徴と
    する位置検出装置。
  6. 【請求項6】 前記粗検出手段の投光手段と前記微検出
    手段の投光手段は共通のものであることを特徴とする請
    求項5記載の位置検出装置。
  7. 【請求項7】 前記粗検出手段の受光手段と前記微検出
    手段の受光手段の一部は共通の部材より成っていること
    を特徴とする請求項5記載の位置検出装置。
  8. 【請求項8】 前記投光手段と前記受光手段は移動可能
    なピックアップヘッド内に収納されていることを特徴と
    する請求項5記載の位置検出装置。
  9. 【請求項9】 前記粗検出手段は前記微検出手段に比べ
    て位置ずれ検出精度は低いが位置ずれ検出レンジが広い
    ことを特徴とする請求項1又は5の位置検出装置。
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