JPH1022213A - 位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents

位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法

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JPH1022213A
JPH1022213A JP8188632A JP18863296A JPH1022213A JP H1022213 A JPH1022213 A JP H1022213A JP 8188632 A JP8188632 A JP 8188632A JP 18863296 A JP18863296 A JP 18863296A JP H1022213 A JPH1022213 A JP H1022213A
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JP
Japan
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light
optical element
physical optical
wafer
mask
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JP8188632A
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Koichi Chitoku
孝一 千徳
Kenji Saito
謙治 斉藤
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Canon Inc
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスクとウエハとの相対的な位置決めを高精
度に行うことのできる位置検出装置及びそれを用いたデ
バイスの製造方法を得ること。 【解決手段】 第1物体面上と第2物体面上に各々物理
光学素子を形成し、このうち一方の物理光学素子に投光
手段から光を入射させた時に生ずる回折光を他方の物理
光学素子に入射させ、該他方の物理光学素子により生ず
る回折光の所定面上における位置情報を検出手段により
検出することにより、該第1物体と第2物体との相対的
な位置検出を行う際、該投光手段は波長の異なった複数
の光束を互いに異なった集光状態又は発散状態の光束と
して該一方の物理光学素子に入射させていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置検出装置及びそ
れを用いたデバイスの製造方法に関し、例えば半導体素
子製造用のプロキシミティタイプの露光装置や所謂ステ
ッパー等において、マスクやレチクル(以下「マスク」
という。)等の第1物体面上に形成されている微細な電
子回路パターンをウエハ等の第2物体面上に露光転写す
る際にマスクとウエハとの相対的な位置決め(アライメ
ント)を行う場合に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体製造用の露光装置におい
ては、マスクとウエハの相対的な位置合わせは性能向上
を図る為の重要な一要素となっている。特に最近の露光
装置における位置合わせにおいては、半導体素子の高集
積化の為に、例えばサブミクロン以下の位置合わせ精度
を有するものが要求されている。
【0003】多くの位置合わせ装置においては、マスク
及びウエハ面上に位置合わせ用の所謂アライメントパタ
ーン(「アライメントマーク」ともいう。)を所謂スク
ライブライン上に設け、それらより得られる位置情報を
利用して、双方のアライメントを行っている。
【0004】このときのアライメント方法としては、例
えば米国特許第 4037969号や特開昭56-157033号公報で
はアライメントパターンとしてゾーンプレートを用い、
該ゾーンプレートに光束を照射し、このときゾーンプレ
ートから射出した光束の所定面上における集光点位置を
検出すること等により行っている。
【0005】又、米国特許第 4311389号ではマスク面上
にその回折光が所謂シリンドリカルレンズと同様の光学
作用を持つようなアライメントパターンを設け、ウエハ
面上にはその回折光を更にマスクとウエハが合致したと
きに所定次数の回折光の光量が最大となるような点列状
のアライメントパターンを設け、双方のアライメントパ
ターンを介した光束を検出することによってマスクとウ
エハとの相対的位置関係の検出を行っている。
【0006】これらの検出方法のうちアライメントマー
クとして直線回折格子やゾーンプレートを用いる方式
は、マーク内の欠陥に影響されにくいという意味で半導
体プロセスに強い比較的高精度のアライメントができる
という特徴がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般にマスクとウエハ
との面内での相対的な位置ずれを検出し、双方のアライ
メントを行うには、マスク及びウエハ面上に各々設けた
位置合わせマーク、所謂アライメントパターンを介した
光束をセンサーに入射させ、このときにセンサーから得
られる位置情報を利用して双方のアライメントを行って
いる。
【0008】このときマスクのメンブレンの材質、ウエ
ハのプロセス依存、或いはウエハ表面に塗布されている
レジスト膜厚の違い等の各種の要因によってウエハ上の
位置合わせマークからの集光或いは発散される光束の強
度が変化してくる場合がある。この結果、充分な測定信
号光としてのS/N比を得ることができず、位置合わせ
信号の安定性が悪くなり、高精度な位置検出が行えない
という問題があった。
【0009】これを解決する為に、例えば照射光の波長
を変化させても位置合わせマークからの集光、発散状態
が異なる為光検出器へ向かう信号光束が発散してしまう
等の影響により高精度な位置検出ができない。
【0010】本発明は、マスクのメンブレンの材質、あ
るいはウエハのプロセス依存、レジスト膜厚に応じて最
適な波長の光束を放射する光源を用いてアライメントマ
ークへの光束を照射することにより第1物体と第2物体
の状態が変わっても第1物体と第2物体との相対的な位
置ずれを高精度に検出することができ、高精度なアライ
メントを行うことのできる位置検出装置及びそれを用い
たデバイスの製造方法の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決する為の手段】本発明の位置検出装置は、 (1-1) 第1物体面上と第2物体面上に各々物理光学素子
を形成し、このうち一方の物理光学素子に投光手段から
光を入射させた時に生ずる回折光を他方の物理光学素子
に入射させ、該他方の物理光学素子により生ずる回折光
の所定面上における位置情報を検出手段により検出する
ことにより、該第1物体と第2物体との相対的な位置検
出を行う際、該投光手段は波長の異なった複数の光束を
互いに異なった集光状態又は発散状態の光束として該一
方の物理光学素子に入射させていることを特徴としてい
る。
【0012】特に、 (1-1-1) 前記投光手段は互いに波長の異なった光束を放
射する複数の光源を有し、該複数の光源からの光束を互
いに異なった集光状態又は発散状態で前記一方の物理光
学素子に同時に又は順次入射させていること。
【0013】(1-1-2) 前記一方の物理光学素子又は/及
び他方の物理光学素子はレンズ作用を有していること。
【0014】(1-1-3) 前記検出手段で得られた波長の異
なった複数の光束に基づく検出信号を用いて波長選択手
段によって前記第1物体と第2物体との位置検出を行う
際の前記一方の物理光学素子に入射させる光束の波長を
選択していること。等、を特徴としている。
【0015】本発明の位置検出方法は、 (2-1) 第1物体面上と第2物体面上に各々物理光学素子
を形成し、このうち一方の物理光学素子に投光手段より
波長の異なった複数の光束を互いに異なった集光状態又
は発散状態の光束として入射させ、該一方の物理光学素
子から生じる回折光を他方の物理光学素子に入射させ、
該他方の物理光学素子により生じる回折光の所定面上に
入射する位置情報を検出手段で検出して、該第1物体と
第2物体との相対的な位置検出を行っていることを特徴
としている。
【0016】特に、 (2-1-1) 前記投光手段は互いに波長の異なった光束を放
射する複数の光源を有し、該複数の光源からの光束を互
いに異なった集光状態又は発散状態で前記一方の物理光
学素子に同時に又は順次入射させていること。
【0017】(2-1-2) 前記一方の物理光学素子又は/及
び他方の物理光学素子はレンズ作用を有していること。
【0018】(2-1-3) 前記検出手段で得られた波長の異
なった複数の光束に基づく検出信号を用いて波長選択手
段によって前記第1物体と第2物体との位置検出を行う
際の前記一方の物理光学素子に入射させる光束の波長を
選択していること。等、を特徴としている。
【0019】本発明のデバイスの製造方法は、 (3-1) 構成要件(1-1) の位置検出装置を用いて、第1物
体と第2物体との相対的な位置ずれを求める工程を介し
てマスクとウエハとの相対的な位置検出を行った後、該
マスク面上のパターンをウエハ面上に転写し、次いで現
像処理工程を介してデバイスを製造したことを特徴とし
ている。
【0020】(3-2) 構成要件(2-1) の位置検出方法を用
いて、第1物体と第2物体との相対的な位置ずれを求め
る工程を介してマスクとウエハとの相対的な位置検出を
行った後、該マスク面上のパターンをウエハ面上に転写
し、次いで現像処理工程を介してデバイスを製造したこ
とを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態1の要部
斜視図、図2は図1の一部分の拡大説明図、図3,図4
は本発明において第1物体と第2物体との相対的な位置
を検出するときの説明図である。
【0022】本実施形態ではプロキシミティ型の半導体
素子製造用の露光装置に適用した場合を示している。図
中、8は第1物体としてのマスクであり、その面上には
電子回路パターンが形成されている。9は第2物体とし
てのウエハである。10,11はマスク8面上に設けた
物理光学素子より成るアライメントマーク、12,13
はウエハ9面上に設けた物理光学素子より成るアライメ
ントマークである。
【0023】本実施形態では物理光学素子10〜12は
マスク8とウエハ9との面内方向検出用、所謂横ずれ検
出用のアライメントマーク(AAマーク)として用いて
いる。
【0024】本実施形態における物理光学素子10〜1
2は、1次元又は2次元のレンズ作用をするグレーティ
ングレンズやフレネルゾーンプレート又はレンズ作用の
ない回折格子等より成っている。
【0025】本実施形態ではLD等の光源1からの波長
λ1の光束は、コリメーターレンズ2により平行光束と
なる。平行光束は投光レンズ3及びハーフミラー4を通
り、ミラー5で偏向され、フィルタ6を透過し、露光領
域7内にあるマスク8上の物理光学素子10,11に入
射している。物理光学素子10,11で光学的作用を受
けた光束はウエハ9上の物理光学素子12,13に入射
している。
【0026】各物理光学素子からの回折光はマスク8と
ウエハ9の横ずれ量を示す情報を含んでおり、フィルタ
6を通り、受光レンズ14により光検出器15の受光面
に結像する。
【0027】一方、光源16からの波長λ1と異なった
波長λ2の光束はコリメーターレンズ17により平行光
束となる。平行光束は投光レンズ18及びハーフミラー
4を通り、ミラー5で偏向され、フィルタ6を透過し、
露光領域7内にあるマスク8上の物理光学素子10,1
1に入射している。物理光学素子10,11で光学的作
用を受けた光束はウエハ9上の物理光学素子12,13
に入射している。
【0028】各物理光学素子からの回折光はマスク8と
ウエハ9の横ずれ量を示す情報を含んでおり、フィルタ
6を通り、受光レンズ14により光検出器15の受光面
に結像する。
【0029】図2は図1のマスク8とウエハ9上の物理
光学素子の配置と照射光の関係を示している。光源1又
は光源16からの照射光19が物理光学素子10,11
に照射されて回折し、その後、物理光学素子12,13
で回折した回折光20,21が光検出器15へと向かう
状態を示している。
【0030】図3は図2に示す物理光学素子10〜13
を用いたマスク8とウエハ9の相対的な位置合わせ方法
の原理説明図である。図3において、マスク8,ウエハ
9上にはレンズ作用を持つフレネルゾーンプレートで構
成される物理光学素子10〜13が配置されている。こ
のうちマスク8上に物理光学素子10,11、ウエハ9
上に物理光学素子12,13がそれぞれ配置されてお
り、マスク8とウエハ9はgの間隔をおいて配置されて
いる。
【0031】物理光学素子10,11,12,13の焦
点距離をそれぞれf1,f3,f2,f4とし、マスク
10上の2つの物理光学素子10,11に対して波長λ
1の光19が平行光束として照射されている。物理光学
素子10,11でレンズ作用を受けた光束は、物理光学
素子10,11のそれぞれに対して対向位置に配置され
た物理光学素子12,13によりウエハ9から距離Lだ
け離れた光検出器15の受光面上15a上に集光されて
いる。
【0032】ここで、マスク8とウエハ9がY方向にε
ずれたとすると、光検出器15の受光面15a上に集光
された2つのスポットは、マスク上の物理光学素子とウ
エハ上の物理光学素子の光学配置変化に相当し、光検出
器15の受光面15a上に集光されていたスポットの位
置は、
【0033】
【数1】 だけ移動する。ここで、f1=230μm,f3=−2
30μm,g=30μm,L=20mmとすると、 S1=−99・ε S2= 77.9・ε となり、マスク8とウエハ9の相対位置ずれ量εに対
し、光検出器15の受光面15a上では2つのスポット
間隔の変化が176.9倍に拡大されて表われる。
【0034】本実施形態ではそのスポット間隔の変化を
検出してマスク8とウエハ9の相対位置ずれ量εを精度
良く求めている。
【0035】一般にマスクとウエハにそれぞれ配置した
物理光学素子を用いてマスクとウエハの相対位置合わせ
を行う際、マスクの分光透過率、及びウエハのプロセス
依存、レジスト膜厚により光検出器の受光面に結像され
るスポット光の光量が変化してくる。このとき場合によ
っては位置合わせに必要な信号光量、或いはS/N比を
得ることが難しくなり、マスクとウエハとの相対的な位
置合わせが難しくなってくる。
【0036】そこで本実施形態では物体上の物理光学素
子に複数の波長の光を照射している。その際、各波長の
光を互いに異なった集光状態、或いは発散状態で照射す
ることにより、該物理光学素子により集光或いは発散さ
れた光束がそれぞれ検出面上に集光される状態となり、
これによって検出信号の強度が充分、かつS/N比が高
く、検出信号の安定性が良好な状態での測定を可能とし
て高精度な位置検出を行っている。
【0037】次に本発明の特徴とする物理光学素子10
〜13の光学系配置を用いてマスク8上の物理光学素子
10,11に対し、光源手段16から波長λ2の光束を
照射し、そこで回折した後にウエハ9上の物理光学素子
12,13により回折させて光検出器22の受光面上に
集光させて位置検出を行う場合について説明する。
【0038】図4(A),(B)は図3で説明した物理
光学素子の配置に波長λ1とλ2の光を照射したときの
各々の光束の光路図である。図4(A)に示すように、
波長λ1の平行光束を物理光学素子10に照射すると、
その光束は物理光学素子10,12を経て光検出器15
の受光面15aに集光される。
【0039】ここで、物理光学素子10による平行光束
の集光点をB1とし、物理光学素子の代表的なものとし
て、同心円状のフレネルゾーンプレートを考える。この
時、フレネルゾーンプレートの輪帯の半径をrm(mは
輪帯番号)とすると、集光点B1はフレネルゾーンプレ
ートの焦点距離f1だけフレネルゾーンプレートから離
れた位置となり、次の式が成り立つ。
【0040】
【数2】 となり、ここでf1=230μm,λ1=0.83μm
とすれば輪帯の半径rmは、 rm2 =(m・λ1+f1)2 −f12 となり、1番目の輪帯の半径は、 r12 =19.6μm となる。このような特性を持つマスク上の物理光学素子
10と、距離gだけ離れた位置にあるウエハ9上にある
焦点距離f2の特性を持つ物理光学素子12との組み合
わせにより物理光学素子10に入射した平行光束は光検
出器15の受光面15aに結像される。
【0041】一方、図4(B)に示すように物理光学素
子10に波長λ2の光束を平行光束の状態で入射させる
と物理光学素子10は次式で表わされる焦点距離f1’
のレンズとして作用する。
【0042】
【数3】 ここで、λ2=0.63μm,m=1としてf’を求め
ると、 f1’=304.6μm ここで物理光学素子10と物理光学素子12の距離を
g、ウエハ9と光検出器15の受光面15aとの距離を
Lとすると、光検出器15の受光面15a上に物理光学
素子10、物理光学素子12を経た光束は結像されな
い。
【0043】よって波長λ2の光束を用いた場合、マス
クとウエハの相対位置決めを精度良く行うことができな
い。ここで、波長λ2の光束を平行光束ではなく、物理
光学素子10の主点からsの距離にある物点から、角度
αを持つ発散光の状態で物理光学素子10に入射させ、
物理光学素子10、物理光学素子12を経て光検出器1
5の受光面15aに結像させれば良い。
【0044】ここで、波長λ2の光束を光検出器の受光
面に集光させる為には次に示す状態で波長λ2の光束を
物理光学素子10に照射すればよい。図4(c)におい
て、波長λ2の光に対する物理光学素子10の焦点距離
をf1’、同じく波長λ2の光に対する物理光学素子1
2の焦点距離をf2’とし、これら2つの物理光学素子
から成る結像系の焦点距離f’を求めると、
【0045】
【数4】 となる。ここで求められた焦点距離f’の光学系を用い
て像点距離Lの位置に光束を集光させる為には物点距離
sを以下の式から求めると、
【0046】
【数5】 となる。よって、物理光学素子10から距離sの位置に
物点を設定し、物理光学素子の有効径をrとすれば、光
源から発せられる波長λ2の光を物点sに向かって、
【0047】
【数6】 の角度で集光させるリレーレンズを配置する。そうすれ
ば波長λ2の光束は、物理光学素子10,物理光学素子
12により光検出器15の受光面15a上に集光させる
ことができる。
【0048】図1において、光源16から発せられた波
長λ2の光束はコリメータレンズ17により平行光束と
なり、投光レンズ18により物理光学素子10の位置か
ら距離sに角度θで集光する光束となる。尚、各要素1
〜4,16〜18は投光手段の一要素を構成している。
【0049】図1に示した実施形態1の概略図は、複数
の光源から発せられる互いに波長の異なる光束の光路
は、ハーフミラー4以降は同じ光軸上を通り、マスク8
上の物理光学素子10,11に照射されている。しか
し、ハーフミラー4以降は互いに同じ光軸上を通らずに
マスク8上の物理光学素子10,11に照射されるよう
に光源1,16の位置を変えてもよい。
【0050】また、本実施形態ではマスク8とウエハ9
の位置ずれを検出する物理光学素子を一組だけ配置し、
これらの物理光学素子に対して波長の異なるλ1,λ2
の光束を照射していた。しかし、配置した複数の光源に
対して個々に対応する複数の物理光学素子を配置し、そ
れらを用いて位置ずれ検出を行ってもよい。
【0051】本実施形態では、物理光学素子10と物理
光学素子12の組み合わせについて詳細を述べたが、物
理光学素子11と物理光学素子13の組み合わせについ
ても同様にして波長の異なる光束毎に照射光の集光、或
いは発散状態を変化させれば光検出器15の受光面15
a上に検出信号を集光させることが可能である。
【0052】以上述べたように本実施形態では、複数の
光源からの波長の異なる複数の光束を用いてマスクとウ
エハの相対位置合わせを行う際、各々の光源が発する光
束毎に物理光学素子を照射する光束の集光状態、或いは
発散状態を最適に設定し、これによって常に最良の検出
信号光を得て、高精度な位置合わせを行っている。
【0053】図5は本発明の実施形態2の要部概略図で
ある。前述した如く、マスクとウエハにそれぞれ配置し
た物理光学素子を用いてマスクとウエハの相対位置合わ
せを行う際、マスクの分光透過率、及びウエハのプロセ
ス依存、レジスト膜厚により光検出器の受光面に結像さ
れるスポット光の光量が変化してくる。このとき場合に
よっては位置合わせに必要な信号光量、或いはS/N比
を得ることが難しくなり、マスクとウエハとの相対的な
位置合わせが難しくなってくる。
【0054】そこで本実施形態ではマスクとウエハの相
対位置合わせを行う前に各々の光源を用いて予めアライ
メント信号を光検出器で検出して、得られる信号光のピ
ーク光量、或いはS/N比を測定し、相対位置合わせに
用いる信号として充分な信号光を得ることが可能な波長
の光源を波長選択手段で選択している。
【0055】図6は本実施形態において最適な光源の選
択過程のフローチャートである。配置した光源から発せ
られる光束を順次にマスク,ウエハ上の物理光学素子に
照射し、アライメント信号を得る。そのアライメント信
号のピーク光量やS/N比を記憶部に保存し、全ての光
源からの光束に対し、アライメント信号に関する情報を
得た後、その中から測定に最適な波長の光源を波長選択
手段で選択する。
【0056】このとき、光検出器を波長の異なる光源に
対応してそれぞれ配置して、複数の光源を同時に点灯
し、それぞれの光束により得られるアライメント信号光
を、それぞれの光源に対応する光検出器で検出し、得ら
れる情報を基に最適な光源を選択しても良い。
【0057】次に本実施形態の構成を図5を用いて説明
する。図5において光源1と光源16から発せられた互
いに波長の異なる光束は、それぞれの結像光学系(3,
18,4,5),マスク8,ウエハ9上の物理光学素子
10〜13,ミラー25を経て光検出器23,24の受
光面に結像している。
【0058】このとき、光検出器23は波長λ1の光束
を受光する光検出器であり、光検出器24は波長λ2の
光束を受光する光検出器であり、複数の光束の空間的な
分離はミラー25により行っている。また、光検出器に
向かう複数の光束の光軸が近接していて、ミラーによる
空間的分離が困難なときは、波長選択機能を持つフィル
ター(不図示)を用いて分離をしても良い。
【0059】光検出器23,24で測定されたアライメ
ント信号は記憶部26に保存している。また、記憶部2
6は得られたデータ(光量、S/N比等)を基に波長選
択手段51で最適な波長の選択を行い、レーザドライバ
27にどの光源を測定に用いるかの情報を送る。
【0060】このようにして選択された光源からの光束
を用い、マスク8とウエハ9の相対位置ずれ量の測定を
行っている。その時の光検出器23,24のアライメン
ト信号は演算器28により処理され、その相対位置ずれ
量に応じてマスク保持器31、ウエハステージ32の移
動量を決定し、駆動信号をアクチュエータ29,30に
送っている。
【0061】図1に示す実施形態1は、複数の光源1,
16に対して1つの光検出器15を用いてアライメント
信号を検出していた。これに対して図5に示すように異
なる波長の光束毎に光検出器23,24を用意すれば、
予め最適な波長を選択する工程が不要になり、マスクと
ウエハの相対位置ずれ量を測定する際、複数の光源を相
対位置ずれ量の測定毎に全て点灯させ、測定に充分な信
号が得られる波長の信号のみを選択してマスクとウエハ
の相対位置合わせを行うこともできる。
【0062】次に図5を用いて本発明の実施形態3につ
いて説明する。本実施形態では図5に示すマスク8,ウ
エハ9の相対的な位置ずれの検出光学系において、波長
が互いに異なる光束を発する光源1,16からの光束そ
れぞれを、投光レンズ3,18,ハーフミラー4,ミラ
ー5を経て、マスク8上の物理光学素子10,11に照
射している。
【0063】物理光学素子10,11より発散或いは集
光した光束は、ウエハ9上の物理光学素子12,13に
照射される。物理光学素子12,13で回折した光のう
ち、波長λ1の回折光は光検出器23に向かい、波長λ
2の回折光はミラー25で偏向されて光検出器24に向
かう。光検出器23,24からの出力値は演算器28に
入力され、演算器28では光検出器の出力毎にマスク
8,ウエハ9の相対位置ずれ量を計算し、算出される複
数の相対位置ずれ量を基にその平均値を計算する。
【0064】こうして得られた相対位置ずれ量の平均値
をその量に応じてマスク保持器31、ウエハステージ3
2の移動量を決定し、駆動信号をアクチュエータ29,
30に送っている。
【0065】図7は本発明の位置検出装置をX線を利用
した半導体素子製造用の露光装置に適用した時の実施形
態4の要部概略図である。図7において、139はX線
ビームで、マスク134面上を照射している。135は
ウエハで、例えばX線用のレジストが表面に塗布されて
いる。133はマスクフレーム,マスクメンブレン(マ
スク)、134はこの面上にX線の吸収体によりICパ
ターンがパターニングされている。232はマスク支持
体、136はウエハチャック等のウエハ固定部材、13
7はz軸ステージ、実際にはティルトが可能な構成にな
っている。138はx軸ステージ、144はy軸ステー
ジである。
【0066】前述した各実施形態で述べたマスクとウエ
ハの位置ずれ検出機能部分(位置ずれ検出装置)は支持
基板131に支持した筐体130a,130bに収まっ
ており、ここからマスク134とウエハ135のギャッ
プとx,y面内方向の位置ずれ情報を得ている。
【0067】図7には、2つの位置ずれ検出機能部分1
30a,130bを図示しているが、マスク134上の
四隅のICパターンエリアの各辺に対応して更に2ヶ所
の位置ずれ検出機能部分が設けられている。筐体130
a,130bの中には光学系,検出系が収まっている。
146a,146bは各位置ずれ検出用の光である。
【0068】これらの位置ずれ検出機能部分により得ら
れた信号を処理手段140で処理して、xy面内のずれ
とギャップ値を求めている。そしてこの結果を判断した
後、所定の値以内に収まっていないと、制御部145は
各軸ステージの駆動系141,142,143を動かし
て所定のマスク/ウエハずれ以内になるように追い込
み、そして露光歪みの影響による位置合わせ誤差を補正
する量だけマスク支持体の駆動系を介してマスク134
を動かすか、或いはウエハ135を動かし、然る後にX
線ビーム139をマスク134に照射している。位置合
わせが完了するまでは、X線遮蔽部材(不図示)でシャ
ットアウトしておく。尚、図7ではX線源、X線照明系
等は省略してある。
【0069】図7は、プロキシミティータイプのX線露
光装置の例について示したが、光ステッパーについても
同様である。この他、本発明においては光源としてi線
(λ=365nm)、KrF−エキシマ光(λ=248
nm)、ArF−エキシマ光(λ=193nm)等を用
い、これらの光源からの照明光を持つ逐次移動型縮小投
影露光装置や、等倍のミラープロジェクションタイプの
露光装置にも同様に適用可能である。
【0070】図8は本発明の実施形態5の要部概略図で
ある。本実施形態は逐次移動型の縮小投影露光装置に適
用した場合を示している。図8において、光源33から
発せられた波長λ1の光束を投光レンズ34で平行光と
してレチクル43上のレチクルアライメントパターン3
6に照射している。このときレチクルアライメントパタ
ーン36は通過光を点Q1に集光させるレンズ作用を有
する透過型の物理光学素子を構成している。
【0071】そして点Q1からの光束を縮小レンズ系3
7により点Qに集光している。ウエハ44上にはウエハ
アライメントパターン38が設けられており、このウエ
ハアライメントパターン38は反射型の物理光学素子を
構成し、点Qに集光する光束が入射してくるとその光束
を反射させ、ハーフミラー39を介して光検出器40上
の検出面に集光させている。
【0072】一方、光源41から発せられる波長λ2の
光束は投光レンズ42により点b1に集光され、点b1
から発散光としてレチクル43上のレチクルアライメン
トパターン36に照射している。このときレチクルアラ
イメントパターン36のレンズ作用により波長λ2の光
束は点Q2に集光している。
【0073】そして点Q2からの光束を集光レンズ系3
7により点Q3に集光し、ウエハアライメントパターン
38を照射する。ウエハアライメントパターン38に照
射された光束はハーフミラー39を介して光検出器40
の検出面上に集光させている。ここで、レチクル43と
ウエハ44の相対位置ずれ量の測定の為に、光源として
用意された複数の光源のうちどの光源を選択するかは前
述と同じ方法で行っている。光検出器40の検出面上に
集光された光束のずれ量Δεからレチクル43とウエハ
44の相対的な位置ずれ量Δσを求めている。
【0074】次に上記説明した露光装置を利用したデバ
イスの製造方法の実施例を説明する。
【0075】図9は半導体デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造のフ
ローを示す。
【0076】ステップ1(回路設計)では半導体デバイ
スの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では設
計した回路パターンを形成したマスクを製作する。
【0077】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0078】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0079】ステップ6(検査)ではステップ5で作製
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0080】図10は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。
【0081】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0082】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジ
スト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジス
トを取り除く。これらのステップを繰り返し行なうこと
によってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0083】本実施例の製造方法を用いれば、従来は製
造が難しかった高集積度のデバイスを製造することがで
きる。
【0084】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マスクの
メンブレンの材質、あるいはウエハのプロセス依存、レ
ジスト膜厚に応じて最適な波長の光束を放射する光源を
用いてアライメントマークへの光束を照射することによ
り第1物体と第2物体の状態が変わっても第1物体と第
2物体との相対的な位置ずれを高精度に検出することが
でき、高精度なアライメントを行うことのできる位置検
出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法を達成する
ことができる。
【0085】特に本発明によれば、マスクの材質による
分光透過率の変化、或いはウエハのプロセス依存やレジ
スト膜厚の違いによるアライメント信号光の変化による
影響を受けずに、高精度な相対位置合わせができる位置
検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法を達成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の要部斜視図
【図2】図1のアライメントマークの説明図
【図3】本発明における位置ずれ検出の説明図
【図4】本発明における位置ずれ検出の説明図
【図5】本発明の実施形態2の要部概略図
【図6】本発明の実施形態2のフローチャート
【図7】本発明の実施形態3の要部概略図
【図8】本発明の実施形態4の要部概略図
【図9】本発明のデバイスの製造方法のフローチャート
【図10】本発明のデバイスの製造方法のフローチャー
【符号の説明】
1,16,33,41 光源 2 コリメーターレンズ 3 投光レンズ 4 ハーフミラー 5,25 ミラー 6 フィルター 8 第1物体(マスク) 9 第2物体(ウエハ) 10〜12 物理光学素子 14 受光レンズ 15,23,24,40 光検出器 26 記憶部 27 レーザードライバー 28 演算器 36,28 アライメントパターン 37 縮小レンズ 39 ハーフミラー 43 レチクル(マスク) 44 ウエハ 51 波長選択手段 130a,130b 筐体(位置ずれ検出機能部分) 134 マスク 135 ウエハ 139 X線ビーム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1物体面上と第2物体面上に各々物理
    光学素子を形成し、このうち一方の物理光学素子に投光
    手段から光を入射させた時に生ずる回折光を他方の物理
    光学素子に入射させ、該他方の物理光学素子により生ず
    る回折光の所定面上における位置情報を検出手段により
    検出することにより、該第1物体と第2物体との相対的
    な位置検出を行う際、該投光手段は波長の異なった複数
    の光束を互いに異なった集光状態又は発散状態の光束と
    して該一方の物理光学素子に入射させていることを特徴
    とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記投光手段は互いに波長の異なった光
    束を放射する複数の光源を有し、該複数の光源からの光
    束を互いに異なった集光状態又は発散状態で前記一方の
    物理光学素子に同時に又は順次入射させていることを特
    徴とする請求項1の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記一方の物理光学素子又は/及び他方
    の物理光学素子はレンズ作用を有していることを特徴と
    する請求項1又は2の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段で得られた波長の異なった
    複数の光束に基づく検出信号を用いて波長選択手段によ
    って前記第1物体と第2物体との位置検出を行う際の前
    記一方の物理光学素子に入射させる光束の波長を選択し
    ていることを特徴とする請求項1,2又は3の位置検出
    装置。
  5. 【請求項5】 第1物体面上と第2物体面上に各々物理
    光学素子を形成し、このうち一方の物理光学素子に投光
    手段より波長の異なった複数の光束を互いに異なった集
    光状態又は発散状態の光束として入射させ、該一方の物
    理光学素子から生じる回折光を他方の物理光学素子に入
    射させ、該他方の物理光学素子により生じる回折光の所
    定面上に入射する位置情報を検出手段で検出して、該第
    1物体と第2物体との相対的な位置検出を行っているこ
    とを特徴とする位置検出方法。
  6. 【請求項6】 前記投光手段は互いに波長の異なった光
    束を放射する複数の光源を有し、該複数の光源からの光
    束を互いに異なった集光状態又は発散状態で前記一方の
    物理光学素子に同時に又は順次入射させていることを特
    徴とする請求項5の位置検出方法。
  7. 【請求項7】 前記一方の物理光学素子又は/及び他方
    の物理光学素子はレンズ作用を有していることを特徴と
    する請求項5又は6の位置検出方法。
  8. 【請求項8】 前記検出手段で得られた波長の異なった
    複数の光束に基づく検出信号を用いて波長選択手段によ
    って前記第1物体と第2物体との位置検出を行う際の前
    記一方の物理光学素子に入射させる光束の波長を選択し
    ていることを特徴とする請求項5,6又は7の位置検出
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4の何れか1項記載の位置検
    出装置を用いて第1物体と第2物体との相対的な位置ず
    れを求める工程を介してマスクとウエハとの相対的な位
    置検出を行った後、該マスク面上のパターンをウエハ面
    上に転写し、次いで現像処理工程を介してデバイスを製
    造したことを特徴とするデバイスの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項5〜8の何れか1項記載の位置
    検出方法を用いて第1物体と第2物体との相対的な位置
    ずれを求める工程を介してマスクとウエハとの相対的な
    位置検出を行った後、該マスク面上のパターンをウエハ
    面上に転写し、次いで現像処理工程を介してデバイスを
    製造したことを特徴とするデバイスの製造方法。
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