JPH0561759U - 現像ローラ - Google Patents

現像ローラ

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Publication number
JPH0561759U
JPH0561759U JP193292U JP193292U JPH0561759U JP H0561759 U JPH0561759 U JP H0561759U JP 193292 U JP193292 U JP 193292U JP 193292 U JP193292 U JP 193292U JP H0561759 U JPH0561759 U JP H0561759U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing roller
metal pipe
photosensitive drum
elastic
roller
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP193292U
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English (en)
Inventor
孝夫 水谷
徹 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH0561759U publication Critical patent/JPH0561759U/ja
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】長時間放置しても用紙上に濃淡むらが生ずるこ
とがなく、また、現像ローラによって感光体ドラムの表
面のコーティング層が機械的な損傷を受けることがな
く、印字動作を長時間安定して行う。 【構成】感光体ドラムの表面に対して現像ローラ12が
押圧されて接触面を形成し、現像ローラ12上に保持さ
れたトナーが感光体ドラムに転移するようになってい
る。前記現像ローラ12は、弾性体から成る弾性ローラ
を弾性の金属パイプで被覆して形成され、該金属パイプ
の端部23,24には加工が施され、該端部23,24
を除く中央部25が印字領域となる。前記加工は、前記
金属パイプの端部23,24の径が中央部25の径より
少なくとも20μmだけ小さくなるように施される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子写真方式のプリンタ、複写機等に使用される現像ローラに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式のプリンタ、複写機等においては、一様に帯電された感光 体ドラムの表面を露光して静電潜像を形成し、該静電潜像を現像器によって現像 してトナー像とし、該トナー像を用紙などの記録支持体に転写し、定着するよう になっている。
【0003】 この場合、現像器は、現像剤を感光体ドラムの表面に転移させる様式によって 接触型現像器及び非接触型現像器に分けられ、また、現像剤の成分によって、二 成分磁気ブラシ現像器、一成分磁気ブラシ現像器、一成分非磁性現像器などに分 けられる。 これら各現像器においては、印字を繰り返すことによってトナーが無くなると ともに、感光体ドラムが消耗して劣化するため、トナーが無くなった時に感光体 ドラムも交換することができるようになっている。そのため、感光体ドラム、現 像器、転写後に感光体ドラムの表面に残留したトナーを除去するためのクリーニ ングブレード、及び除去したトナーを回収するためのトナー回収ボックスを一体 的に形成してEP(electric photography)カートリッジを構成し、前記トナーが 無くなった時にEPカートリッジごと新品と交換することができるようになって いる。
【0004】 図2は従来の接触型の一成分現像器を構成するEPカートリッジの断面図であ る。 図において、11は回転自在に配設され、表面に静電潜像が形成される感光体 ドラム、12は該感光体ドラム11に接触して配設される現像ローラ、13は現 像剤を構成するトナー、14は前記現像ローラ12に接触させて配設されたトナ ー薄層形成ブレードであり、該トナー薄層形成ブレード14は前記現像ローラ1 2から感光体ドラム11に転移されるトナー13の量を設定する。また、15は トナー供給ローラ、16はトナー像を用紙などに転写した後に感光体ドラム11 の表面に残留したトナー13を除去するためのクリーニングブレード、17は該 クリーニングブレード16によって除去したトナー13を回収するためのトナー 回収ボックスである。
【0005】 前記現像ローラ12は弾性体から成り、設定された押圧力で前記感光体ドラム 11に押圧され、これによって感光体ドラム11と接触する部分が所定量だけ変 形するようになっている。すなわち、現像ローラ12は、ウレタン、シリコーン 、NBR等のゴム材料や、スポンジなどの弾性ローラに弾性の薄い金属パイプを 被覆して形成される。そして、現像ローラ12の変形によって感光体ドラム11 と現像ローラ12間の有限な接触面が形成され、該接触面で現像ローラ12の表 面に付着しているトナー13が感光体ドラム11の表面に転移して、静電潜像に 対応して付着し、現像が行われる。
【0006】 そのため、現像ローラ12の表面と感光体ドラム11の表面間、及び該感光体 ドラム11の表面と感光体ドラム11の支持体である金属パイプ間には、それぞ れ所定の電圧が形成される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記構成の現像ローラ12においては、弾性ローラにゴム材料 を用いた場合、印字動作を停止させたまま長時間放置すると、現像ローラ12に わずかな永久圧縮ひずみが発生し、その後印字動作を開始した時に、用紙上に現 像ローラ12の円周の長さに等しいピッチで濃淡むらが生じてしまう。
【0008】 また、弾性ローラに弾性の薄い金属パイプを被覆したものを用いた場合には、 感光体ドラム11の表面のコーティング層における現像ローラ12の端部と接触 する部分が長時間の印字動作の後はがれてしまい、感光体ドラム11の支持体で ある金属パイプの表面が露出してしまうことがある。この場合、感光体ドラム1 1の支持体の表面と現像ローラ12が接触すると、接触部分に対応する現像ロー ラ12の長手方向全体に電圧降下が生じ、表面電位が低下して現像が行われなく なってしまう。
【0009】 本考案は、前記従来の現像ローラの問題点を解決して、長時間放置しても用紙 上に濃淡むらが生ずることがなく、また、現像ローラによって感光体ドラムの表 面のコーティング層が機械的な損傷を受けることがなく、印字動作を長時間安定 して行うことができる現像ローラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そのために、本考案の現像ローラにおいては、感光体ドラムの表面に対して押 圧されて接触面を形成するようになっていて、弾性体から成る弾性ローラの表面 を弾性の金属パイプが被覆している。そして、該金属パイプの端部には加工が施 され、該端部を除く中央部が印字領域となる。
【0011】 前記加工は、前記金属パイプの端部の径が中央部の径より少なくとも20μm だけ小さくなるように施される。
【0012】
【作用】
本考案によれば、前記のように、感光体ドラムの表面に対して現像ローラが押 圧されて接触面を形成し、現像ローラ上に保持されたトナーが感光体ドラムに転 移するようになっている。 前記現像ローラは、弾性体から成る弾性ローラを弾性の金属パイプで被覆して 形成され、該金属パイプの端部には加工が施され、該端部を除く中央部が印字領 域となる。
【0013】 前記加工は、前記金属パイプの端部の径が中央部の径より少なくとも20μm だけ小さくなるように施される。したがって、現像ローラが感光体ドラムの表面 に対して押圧されても金属パイプの端部が感光体ドラムの表面に接触することが なくなり、回転に伴って金属パイプの端部と感光体ドラムの表面間で摩擦が発生 することがない。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は本考案の実施例を示す現像ローラの概略図、図3は現像ローラの形状の 差による特性の比較図である。 図1において、12は現像ローラであり、該現像ローラ12は直径が17.9 mmの発泡ウレタンスポンジ製の弾性ローラ(アスカー硬度10°)を弾性かつ Ni製の金属パイプで被覆して形成されている。該金属パイプは、現像ローラ1 2の長手方向における中央部の径が18.1mm、厚みが100μmの寸法を有 している。
【0015】 前記現像ローラ12の軸方向の長さは230mmであり、前記金属パイプの端 部23,24の7mm分の箇所には例えば絞り加工が施されていて、該端部23 ,24を除く216mmの長さの中央部25が印字領域となる。前記端部23, 24の絞り加工は、金属パイプの端部23,24の径が中央部25の径よりaだ け小さくなるように施される。すなわち、金属パイプの端部23,24において は、金属パイプの外周がa/2だけ内側に位置するようになっている。
【0016】 前記構成の現像ローラ12を用い、レターサイズの1万枚の用紙に連続的に印 字動作を行った後の印字結果を図3に示す。 この場合、感光体ドラム11(図2参照)の表面のコーティング層に発生した 損傷の有無を示している。そして、比較のため絞り加工を施さないものについて も示してある。例えば、aが−100μmであるものは端部23,24の径が中 央部25の径よりも100μm大きい鼓形の金属パイプを用いていることを示す 。なお、現像ローラ12の感光体ドラム11の表面に対する押圧力は40g/c mである。そして、○印はコーティング層が損傷を受け、印字が不良となったこ とを、×印はコーティング層が損傷を受けず印字が良好であったことを、△印は コーティング層が損傷を受けているが印字は良好であったことを示す。
【0017】 このように、端部23,24の径が中央部25の径に比べて小さいものにおい ては、感光体ドラム11の表面のコーティング層を傷つけないことが分かった。 aが20μmのものでは、コーティング層の表面にわずかなすじ(傷)が発生 するが、この場合、すじが発生するだけで、感光体ドラム11の支持体と現像ロ ーラ12の金属パイプが接触することはない。通常の使用態様でレターサイズの 1万枚の用紙に印字を行った場合にはトナーも無くなり、EPカートリッジの交 換が必要になることから、コーティング層の表面にわずかなすじが発生したとし ても問題はない。
【0018】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づい て種々変形することが可能であり、それらを本考案の範囲から排除するものでは ない。
【0019】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、感光体ドラムの表面に対して現 像ローラが押圧されて接触面を形成するようになっている。 前記現像ローラは、弾性体から成る弾性ローラを弾性の金属パイプで被覆して 形成される。
【0020】 印字動作を停止させたまま長時間放置した場合においても、現像ローラに永久 圧縮ひずみが発生することがなく、その後に印字動作を開始しても濃淡むらが生 ずることがない。 また、前記金属パイプの端部には加工が施され、該端部を除く中央部が印字領 域とされ、しかも、前記金属パイプの端部の径が中央部の径より少なくとも20 μmだけ小さくなるように施される。現像ローラが感光体ドラムの表面に対して 押圧されても金属パイプの端部が感光体ドラムの表面に接触することがなくなり 、回転に伴って金属パイプの端部と感光体ドラムの表面間で摩擦が発生すること がない。
【0021】 したがって、長時間印字動作を継続した後においても、感光体ドラムの表面の コーティング層が損傷を受けることがなく、印字品位が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す現像ローラの概略図であ
る。
【図2】従来の接触型の一成分現像器を構成するEPカ
ートリッジの断面図である。
【図3】現像ローラの形状の差による特性の比較図であ
る。
【符号の説明】
11 感光体ドラム 12 現像ローラ 23,24 端部 25 中央部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムの表面に対して押圧されて
    接触面を形成する現像ローラにおいて、 (a)弾性体から成る弾性ローラと、 (b)該弾性ローラの表面を被覆する弾性の金属パイプ
    とを有し、 (c)該金属パイプの端部に加工が施され、該端部を除
    く中央部が印字領域とされ、 (d)前記加工は、前記金属パイプの端部の径が中央部
    の径より少なくとも20μmだけ小さくなるように施さ
    れたことを特徴とする現像ローラ。
JP193292U 1992-01-23 1992-01-23 現像ローラ Withdrawn JPH0561759U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP193292U JPH0561759U (ja) 1992-01-23 1992-01-23 現像ローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP193292U JPH0561759U (ja) 1992-01-23 1992-01-23 現像ローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0561759U true JPH0561759U (ja) 1993-08-13

Family

ID=11515386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP193292U Withdrawn JPH0561759U (ja) 1992-01-23 1992-01-23 現像ローラ

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Date Code Title Description
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Effective date: 19960404