JP3276757B2 - 接触型電荷付与装置 - Google Patents

接触型電荷付与装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真プロセスを
用いたレ−ザプリンタ等の光プリンタ,複写機,フアク
シミリ装置等の画像形成装置に用いられる接触型帯電装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】レ−ザプリンタ等の電子写真方式の画像
形成装置においては、ドラム状又はベルト状の像担持体
の表面を帯電装置によって帯電した後、露光装置により
露光して静電潜像を形成し、その潜像を現像装置からの
現像剤により顕像化した後、それを転写装置を用いて給
紙装置からの転写材上に転写し、定着装置によって定着
するようにしている。
【0003】近年、このような画像形成装置における帯
電装置や転写装置として帯電ロ−ラや転写ロ−ラと呼ば
れる接触型電荷付与装置が用いられるようになった。接
触型電荷付与装置を像担持体を帯電する帯電装置として
用いる場合は、像担持体に帯電ロ−ラが接触した状態で
帯電ロ−ラに所定の電圧を印加することで像担持体への
電荷の付与を行なう。また、接触型電荷付与装置を転写
装置として用いる場合は、現像像を担持した像担持体と
該像担持体に圧接された転写ロ−ラとの間に転写材を搬
送し、このとき転写ロ−ラに像担持体上の現像剤の極性
と逆極性の電圧を印加することで像担持体から転写材へ
の現像像の転写を行なう。上記いずれの場合でも、被電
荷付与部材への電荷の付与が接触した状態で行なわれる
ため、接触型電荷付与装置においては、従来のコロナ放
電方式による電荷付与装置に較べてオゾンの発生量が格
段に少ない。
【0004】ところで、上記のような接触型電荷付与装
置における電荷付与ロ−ラへの給電は、従来より導電性
の軸受に電圧を印加することで行なわれている。しかし
ながら、上述の軸受として転がり軸受を使用した場合に
は外輪と内輪の間にトナ−が入り込み導通が妨げられた
り、導電性樹脂からなる軸受を使用した場合には当該樹
脂自体の抵抗値のバラツキにより導通不良が発生したり
して充分な導通が得られないことがあった。そこで、上
記問題を解決するために電荷付与ロ−ラの軸に直接導電
性ブラシや端子を接触させて給電する方法が、特開昭6
3−197980号、特開平4−320281号公報な
どに見られるように提案されている。
【0005】また、このような電荷付与ロ−ラを用いた
接触型電荷付与装置においては、繰り返し使用によって
ロ−ラ表面が汚染される。これは主としてロ−ラが像担
持体に接触していることにより像担持体からトナ−が転
移し付着すること、またロ−ラが帯電していることによ
り装置内に浮遊するほこり、トナ−などを吸着すること
等による。そして、ロ−ラ表面が汚染されるとその電荷
付与性に変化が生じ、その結果画像品質が低下すること
になる。そこで、ロ−ラ表面の異物を掻き取るためにロ
−ラ表面に接触させたスクレ−パを設けることが特開平
2−272582号公報によって提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
電荷付与ロ−ラの軸に直接導電性ブラシや端子を接触さ
せて給電する方式を採用した電荷付与装置においては、
電荷付与ロ−ラの軸に直接給電する機構をそれ専用に設
けなければならず、部品増加によるコストアップという
新たな問題が発生していた。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、共用化を図ることでコストの低減した接触型電
荷付与装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、像担持体に圧接し、像担持体又は転写材に
電荷を付与する電荷付与ロ−ラを備えた接触型電荷付与
装置において、上記電荷付与ロ−ラの表面に当接し当該
表面をクリ−ニングする導電性のクリ−ニング部材と、
像担持体又は転写材に電荷を付与するために、上記クリ
−ニング部材を介して上記電圧付与ロ−ラに電圧を印加
する電圧印加手段とを有する接触型電荷付与装置を提供
する。
【0009】上記接触型電荷付与装置において、上記ク
リ−ニング部材が上記電荷付与ロ−ラの端面よりも外側
へ延設されているように構成すると良い。
【0010】
【作用】この発明によれば、電荷付与ロ−ラの表面に当
接し当該表面をクリ−ニングするクリ−ニング部材を介
して、上記電荷付与ロ−ラに電圧が印加されるため、専
用に上記電荷付与ロ−ラに電圧を印加する機構を設ける
こと無く良好な電圧印加を行なうことができる。
【0011】またこの発明によれば、電荷付与ロ−ラの
表面に当接し当該表面をクリ−ニングするクリ−ニング
部材を介して上記電荷付与ロ−ラに電圧印加がなされる
際、上記クリ−ニング部材の端面から上記電荷付与ロ−
ラに電流がリ−クする現象が防止される。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て具体的に説明する。図1はこの発明の接触型電荷付与
装置を画像形成装置の帯電装置に用いた一例を示す要部
構成図である。
【0013】図1において、この発明の接触型電荷付与
装置の構成要素の一つである帯電ロ−ラ2は、導電性の
弾性部材により構成され、導電性の芯金3を中心に回転
可能に且つ像担持体である感光体1に圧接して設けられ
ている。そして、上記帯電ロ−ラ2の表面には、金属板
若しくは導電性ウレタン等のフォ−ムからなる導電性の
薄板ブレ−ド8が当接して設けられており、当該薄板ブ
レ−ド8には高圧電源9が接続されている。画像形成
時、感光体1が図中矢印方向に回転を始めると、導電性
の帯電ロ−ラ2には上記薄板ブレ−ド8を通して高圧電
源9から電圧が印加され、また帯電ロ−ラ2は感光体1
との間の摩擦力により図中矢印方向へつれ回りすること
で感光体1表面を所定の電位に帯電する。
【0014】そして、表面を一様に帯電された感光体1
はさらに図中矢印方向に回転し、感光体1の表面には図
示しない露光装置により露光光4が照射されることで潜
像が形成され、現像装置5の作用を受けて現像剤による
現像像が形成される。感光体1の表面上に形成された現
像像は、感光体1がさらに回転することで転写ロ−ラ6
と感光体1との圧接部に至り、図示しない搬送手段によ
り上記圧接部に搬送された図示しない転写材に転写ロ−
ラ6の作用を受けて転写される。ここで、上記現像像の
転写を受けた転写材は図示しない定着装置に搬送され、
転写材上の転写像は上記定着装置の作用を受けて定着画
像となり画像形成は終了する。一方、上記現像像が転写
された感光体1の表面には転写されなかった残留現像剤
が存在するが、感光体1がさらに回転し、弾性を有する
薄板状のクリ−ニングブレ−ドが感光体1の表面に圧接
しているクリ−ニング装置7の作用を受けることで上記
残留現像剤は感光体1表面から除去される。
【0015】ここで、感光体1は上述のようにクリ−ニ
ング装置7の作用を受けてその表面上の残留現像剤は除
去されるわけであるが、わずかに上記クリ−ニングブレ
−ドと感光体1の圧接部を通過してしまう現像剤が存在
する。そして、上記クリ−ニングブレ−ドと感光体1の
圧接部を通過した現像剤は、帯電ロ−ラ2と感光体1と
の圧接部に至り、これが帯電ロ−ラ2の表面に付着し付
着現像剤10となる。当該付着現像剤は帯電ロ−ラ2の
表面を覆ってしまうため、帯電ロ−ラ2の帯電作用を妨
げこの影響が画像中に白スジとなって現われる。
【0016】従って、帯電ロ−ラ2の表面上の付着現像
剤を除去する必要があるが、本願発明においてはこれを
除去するものとして上述の薄板ブレ−ド8が機能する。
即ち、当該薄板ブレ−ド8は板状の部材が弾性を有する
帯電ロ−ラ2の表面に圧接して設けられているため、こ
れによって図中10´に示すように帯電ロ−ラ2表面上
の付着現像剤10は良好に掻き取られることとなる。
【0017】このように、本願発明においては帯電ロ−
ラ2に電圧を印加する部材と帯電ロ−ラ2の表面上の付
着現像剤10を除去する部材の共用化が図られているた
め、新たな部材を設ける必要が無く大きなコストダウン
が可能となった。
【0018】ところで、本願発明の薄板ブレ−ド8を設
けるにあたっては、第2図に示すように薄板ブレ−ド8
の端部が転写ロ−ラ2の端部よりも所定長さ(図中距離
X)外側に延設されていることが好ましい。仮に、図3
に示すように薄板ブレ−ド8端部が転写ロ−ラ端部より
も所定長さ(図中距離Y)内側に設けられていると、薄
板ブレ−ド8の端部から帯電ロ−ラ2へ高電圧が供給さ
れる際、図中11で示すようなリ−クが発生し帯電不良
を生ずるおそれがあるためである。従って、上述のよう
に構成すればリ−クの発生が防止され良好な帯電を得る
ことができる。
【0019】以上、本願発明の接触型電荷付与装置を画
像形成装置の帯電装置に用いた例を説明したが、同様の
構成により本願発明の接触型電荷付与装置を転写装置に
用いることもできる。この場合、転写ロ−ラを、上記帯
電ロ−ラと同様に導電性の弾性部材により構成し、導電
性の芯金を中心に回転可能に且つ感光体に圧接して転写
部に設ければ良い。そして、上記転写ロ−ラの表面に
は、上述のように金属板若しくは導電性ウレタン等のフ
ォ−ムからなる導電性の薄板ブレ−ドを当接して設け、
当該薄板ブレ−ドには高圧電源を接続すれば良い。そし
て画像形成時、感光体上に形成された現像像が転写部に
至ったときに、上記導電性の転写ロ−ラに上記薄板ブレ
−ドを通して上記高圧電源から電圧を印加すれば良い。
このとき、上記転写ロ−ラは感光体との間の摩擦力によ
るつれ回りか、又は駆動を与えることで感光体表面上の
現像像を転写材に転写することが可能となる。そして、
このような画像形成において、上記転写ロ−ラ上の付着
現像剤が良好に除去されるのは上述の帯電ロ−ラの場合
と同様である。また、本願発明の接触型電荷付与装置を
帯電装置及び転写装置の両方に用いる場合には、上記薄
板ブレ−ドを共通部品とすることも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電荷付与ロ−ラの表面をクリ−ニングする部材を電
荷付与ロ−ラに電圧を印加するための部材としても用い
ることで部材の共用化を図ることができ、コストの低減
した接触型電荷付与装置を得ることができる。
【0021】またこの発明によれば、上記に加え上記ク
リ−ニング部材が上記電荷付与ロ−ラの端面よりも外側
へ延設されているため、上記電荷付与ロ−ラの表面に当
接し当該表面をクリ−ニングするクリ−ニング部材を介
して上記電荷付与ロ−ラに電圧印加がなされる際、上記
クリ−ニング部材の端面から上記電荷付与ロ−ラに電流
がリ−クする現象が防止され、信頼性の高い接触型電荷
付与装置を得ることができる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す要部構成図である。
【図2】この発明の実施例を示す要部構成図である。
【図3】この発明の課題を示す構成図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電ロ−ラ 3 帯電ロ−ラ芯金 4 露光光 5 現像装置 6 転写装置 7 クリ−ニング装置 8 薄板ブレ−ド 9 高圧電源 10 付着現像剤

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に圧接し、像担持体又は転写材に
    電荷を付与する電荷付与ロ−ラを備えた接触型電荷付与
    装置において、上記電荷付与ロ−ラの表面に当接し当該
    表面をクリ−ニングする導電性のクリ−ニング部材と、
    像担持体又は転写材に電荷を付与するために、上記クリ
    −ニング部材を介して上記電圧付与ロ−ラに電圧を印加
    する電圧印加手段と、を備えたことを特徴とする接触型
    電荷付与装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の接触型電荷付与装置であっ
    て、上記クリ−ニング部材が上記電荷付与ロ−ラの端面
    よりも外側へ延設されていることを特徴とする接触型電
    荷付与装置。
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