JPH0558492A - 給紙装置の分離部調整機構 - Google Patents

給紙装置の分離部調整機構

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JPH0558492A
JPH0558492A JP3242587A JP24258791A JPH0558492A JP H0558492 A JPH0558492 A JP H0558492A JP 3242587 A JP3242587 A JP 3242587A JP 24258791 A JP24258791 A JP 24258791A JP H0558492 A JPH0558492 A JP H0558492A
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JP
Japan
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separation
roller
rollers
separating
paper
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Application number
JP3242587A
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English (en)
Inventor
Mutsuhiro Nishioka
睦博 西岡
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両分離コロ間のすき間を容易に調整できる操
作部材を具備した給紙装置の分離部調整機構を提供す
る。 【構成】 用紙の多重送りを防止するための分離部13
に、上下一対の分離上コロ15と分離下コロ16とが設けら
れ、下側に配置される分離下コロ16がカムよりなり、両
分離コロ15,16間のすき間を調整するために、前記分離
上コロ15に対する分離下コロ16の対応角度を調整する操
作部材17を、画像形成装置本体1の側部に設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給紙装置の分離部調整機
構に係り、詳しくは用紙の多重送りを防止するための分
離部における上下の分離コロ間のすき間を調整するため
の分離部調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置本体内に設けられる給紙装
置には、従来より、用紙の多重送りを防止するための分
離部が設けられている。かかる分離部には、上下一対の
分離コロを所定のすき間を設けて配置し、給紙方向に回
転駆動される上側の分離上コロに対して、下側の分離下
コロを停止状態もしくは間欠従動式とし、用紙の下面側
に制止摩擦を与えるようにしていることが多い。
【0003】この両分離コロは通常ゴム体等の弾性部材
で形成されているので、度重なる使用により摩耗するこ
ともあり、そのような場合には、両分離コロ間のすき間
の微調整を要することがある。このような場合には、画
像形成装置本体の一部を開放して、工具を用いて調整ネ
ジ等を操作することにより、分離下コロの支軸を分離上
コロに対して微量調整したり、あるいは摩耗した分離コ
ロを取り替える等により両分離コロ間のすき間を調整し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特に手差し
給紙によるいわゆるバイパス給紙では、種々の紙質の用
紙が供給されるため、より効果的に多重送りを防止する
ためには、前述した両分離コロ間のすき間が用紙の紙質
に応じて調整されることが望ましい。
【0005】しかるに、従来の給紙装置では、ユーザー
が、用紙の紙質に応じて両分離コロ間のすき間を容易に
調整できるような操作部材を具備していなかった。その
ため、多重送りになることもあった。
【0006】本発明はこのような実情に鑑みなされたも
ので、ユーザーが両分離コロ間のすき間を容易に調整で
きる操作部材を具備した給紙装置の分離部調整機構を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段を、以下のように構成している。すなわ
ち、第1の発明では、用紙の多重送りを防止するための
分離部に、一対の分離コロが設けられ、一方の分離コロ
がカムよりなり、両分離コロ間のすき間を調整するため
に、前記一方の分離コロに対する他方の分離コロの対応
角度を調整する操作部材が、画像形成装置本体の側部に
設けられていることを特徴としている。
【0008】第2の発明では、第1の発明における操作
部材が、開閉自在なカバーによって覆われた画像形成装
置本体の一側部に配置されていることを特徴としてい
る。
【0009】第3の発明では、第1の発明における操作
部材が、手差し給紙部が配置される一側部に設けられて
いることを特徴としている。
【0010】
【作用】用紙の紙質に応じて、ユーザーが、画像形成装
置本体の側部に設けた操作部材を操作することにより、
分離上コロに対する分離下コロの対応角度を調整し、そ
の都度、工具等を用いることなく、両分離コロ間のすき
間を容易に調整することができる。例えば、紙質が厚い
ときには、両分離コロ間のすき間を大きく、紙質が薄い
ときには、すき間を小さく設定すればよい。
【0011】また、その操作部材を、開閉自在なカバー
によって覆われた画像形成装置本体の一側部に配置する
と、その前カバーを開放して容易に操作部材を操作する
ことができる。
【0012】さらに、その操作部材を、手差し給紙部が
配置される一側部に配置すれば、手差し給紙をおこなう
際に、その都度容易に操作部材を確認できるとともに、
必要に応じて、すぐにその操作部材を操作することがで
き、すき間調整を失念することなく、より効果的に多重
送りを防止することができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の給紙装置の分離部調整機構を
実施例に基づいて詳細に説明する。図2は画像形成装置
本体1内に設けられた手差し給紙のための給紙装置2の
構成を示し、図において、装置本体1の側部にやや傾斜
して嵌装されるバイパステーブル3には用紙4が積層し
てセットされる。セットされた用紙4の先端は、下側の
搬送ガイド6の案内部分6aに乗載して、その上面が前
送りローラ9(二点鎖線)の下部に対応する。そのバイ
パステーブル3の下流端には、用紙4の有無を検知する
ための用紙検知センサ11が配置され、その接触子11aを
バイパステーブル3の先端部の上面にゆるく付勢させ
て、その接触子11aが用紙4によって持ち上げられるこ
とにより用紙4の存在を確認し、その検知信号に基づい
て手差し給紙のモードを判別してプリントボタンON信
号を受け、前送りローラ9等の駆動系を作動させ、かつ
その前送りローラ9を二点鎖線の位置から実線の位置に
落下させて用紙4と接触させ、給紙が開始されるように
なっている。
【0014】前送りローラ9の回転により最上層の用紙
が、まず、分離部13に送給されて用紙4の多重送りが防
止され、中間ローラ33,34を介して搬送ガイド35からレ
ジストローラ36,37を経て、図示しない転写機構へ搬送
され、以下順次最上層の用紙4が所定のタイミングで同
様に給紙されるようになっている。なお、前送りローラ
9は左右一対設けられ(図1参照)、ソレノイド10によ
り上下動されるようになっている。
【0015】前述の分離部13には、上下一対の分離コロ
15,16が設けられ、上側に配置される分離上コロ15を給
紙方向(矢印14)に回転駆動させる一方、下側に配置さ
れる分離下コロ16を回動調整可能な偏心カムで形成し、
前送りローラ9によって送給された用紙4の下面に制止
摩擦を与えるようにするとともに、その分離下コロ16を
回動調整することにより分離上コロ15とのすき間を調整
し、より効果的に多重送りを防止できるようにしてい
る。
【0016】その分離下コロ16は固定パッドよりなり、
図1に示すように、装置本体1の右側部1aにおけるバ
イパステーブル3の近傍位置に配置した操作部材として
のバイパス調整ツマミ17で、その分離下コロ16(図3参
照)を給紙方向(矢印14)とは逆方向に回動させ、両分
離コロ15,16間のすき間を用紙4の厚さに合わせて調節
できるようにしている。すなわち、そのバイパス調整ツ
マミ17に一端を固定された支軸18を、装置本体1内の支
持側板21aにブラケット26a,26bを介して回動自在に
支持させ、その支軸18の他端にはかさ歯車22aを固定
し、そのかさ歯車22aと噛み合うかさ歯車22bの枢軸23
を支持側板21a,21bに回動自在に支持させて分離下コ
ロ16の支軸20と連結するとともに、その連結部20aの近
傍にラチェット機構25を設けて分離下コロ16の逆転を防
止するようにしている。
【0017】上述の分離部13の詳細については、図4に
示すように、両分離コロ15,16間に、用紙4をガイドす
るための上下一対の板部材よりなる搬送ガイド5,6を
配置し、各中央部分を略矩形状に切り欠いて開口部5
a,6aを開設するとともに、その両側の開口端部を屈
曲させて左右一対の支持フランジ5b,5bおよび6
b,6bを立設し、上側の両支持フランジ5b,5b間
に5セットの分離上コロ15,…が固定された支軸19の中
間部分を、下側の支持フランジ6b,6b間に4セット
の分離下コロ16,…が固定された支軸20の中間部分をそ
れぞれ軸支させ、上下の開口部5a,6aから、分離上
コロ15,…の下部と分離下コロ16,…の上部とをすき間
調整自在に対向させるように突出させている。
【0018】上側の支軸19の両端は、装置本体1内の両
側に配置された支持側板21b,24に、軸受部材31,31を
介して軸支されるとともに、図示しないが、その支軸19
の一端に固定された歯車12に掛張されるチェーンを介し
て装置本体1内に設けた駆動源からその支軸19が駆動力
を得て、分離上コロ15が給紙方向(図1の矢印14参照)
に回転駆動される。一方、下側の支軸20の両端は、支持
側板21a,24に、軸受部材32,31を介して軸支され、そ
の一端の連結部20aが、支持側板21bに軸受部材31を介
して軸支されるかさ歯車22bの枢軸23と結合されてい
る。そして、その支軸20の連結部20aの近傍にはラチェ
ット車25aが固定され、そのラチェット車25aに対向す
るクリック25bの基部が支持側板21aに固定され、支軸
20の給紙方向への回動が阻止されるようになっている。
【0019】その支軸20と連結されたかさ歯車22bと噛
み合うかさ歯車22a(図1参照)が、前述したように、
装置本体1の右側部に嵌挿されたバイパステーブル3の
近傍位置に設けたバイパス調整ツマミ17に支軸18を介し
て連結されているので、そのバイパス調整ツマミ17を反
時計まわりに回動操作することにより、支軸20が給紙方
向とは逆向きに回動され、分離下コロ16の分離上コロ15
に対する対応姿勢を変化させ、両者間のすき間を用紙4
の紙質に応じて調整することができる(図3参照)。な
お、図3において分離下コロの実線、一点鎖線、二点鎖
線の位置は、用紙がOHP、普通紙、第二原紙のときに
対応している。そのバイパス調整ツマミ17は、回転する
ツマミ本体を囲む外枠17a(図5参照)に、普通紙、第
二原紙、フィルム等の紙質を表示して、すき間の確認と
調整を容易におこなえるようにしている。
【0020】本実施例では、給紙装置の分離部調整機構
を以上のように構成したので、手差しによるバイパス給
紙をおこなう際に、そのバイパステーブル3の近傍に設
けたバイパス調整ツマミ17をすぐに認知することがで
き、そのときの両分離コロ15,16間のすき間を複写する
前に確実に確認することができる。よって、すき間の確
認を失念することなく、必要であれば、複写すべき用紙
4の紙質に応じて、すき間をすぐに調整して、用紙4の
多重送りを効果的に防止することができる。
【0021】図6は異なる実施例を示し、バイパス調整
ツマミ17を装置本体1の前面に開閉自在に設けられる前
カバー8によって覆われた前側部1bに取り付けたもの
で、そのバイパス調整ツマミ17を噛み合い機構を介する
ことなく、支軸20と連結し、より簡易な構成としてい
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は、用紙の多重送りを防止するた
めの分離部に、一対の分離コロを設け、一方の分離コロ
をカムにより形成し、両分離コロ間のすき間を調整する
ために、前記一方の分離コロに対する他方の分離コロの
対応角度を調整する操作部材を、画像形成装置本体の側
部に設けているので、手差し給紙をおこなう際に、その
操作部材を容易に確認することができ、工具を要するこ
となく両分離コロ間のすき間の調整をおこなえ、用紙の
多重送りを効果的に防止することができる。
【0023】例えば、その操作部材を開閉自在なカバー
によって覆われた画像形成装置本体の一側部に設ける
と、その前カバーを開放することにより操作部材を容易
に操作することができる。
【0024】また、操作部材を手差し給紙部が配置され
る一側部に設けると、さらに確認が容易となり、必要に
応じてその都度その操作部材をすぐに操作することがで
き、用紙の多重送りをより効果的に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給紙装置の分離部調整機構の一実施例
における要部平面図である。
【図2】給紙装置の全体構成図である。
【図3】分離上コロと分離下コロの対応図である。
【図4】分離部の正面図である。
【図5】画像形成装置本体の斜視図である。
【図6】異なる実施例における要部平面図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置本体、1a…前側部、1b…右側部、
2…給紙装置、4…用紙、8…前カバー、13…分離部、
15…分離上コロ、16…分離下コロ、17…操作部材(バイ
パス調整ツマミ)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の多重送りを防止するための分離部
    に、一対の分離コロが設けられ、一方の分離コロがカム
    よりなり、両分離コロ間のすき間を調整するために、前
    記一方の分離コロに対する他方の分離コロの対応角度を
    調整する操作部材が、画像形成装置本体の側部に設けら
    れていることを特徴とする給紙装置の分離部調整機構。
  2. 【請求項2】 前記操作部材が、開閉自在なカバーによ
    って覆われた画像形成装置本体の一側部に配置されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置の分離部
    調整機構。
  3. 【請求項3】 前記操作部材は手差し給紙部が配置され
    る一側部に設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の給紙装置の分離部調整機構。
JP3242587A 1991-08-27 1991-08-27 給紙装置の分離部調整機構 Pending JPH0558492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3242587A JPH0558492A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 給紙装置の分離部調整機構

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JP3242587A JPH0558492A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 給紙装置の分離部調整機構

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JPH0558492A true JPH0558492A (ja) 1993-03-09

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ID=17091278

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JP3242587A Pending JPH0558492A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 給紙装置の分離部調整機構

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JP (1) JPH0558492A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007063019A (ja) * 2005-08-04 2007-03-15 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置
JP2008222408A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Duplo Seiko Corp 紙葉類処理装置
US7822353B2 (en) 2005-03-15 2010-10-26 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2012071991A (ja) * 2011-11-09 2012-04-12 Duplo Seiko Corp 紙葉類処理装置

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