JP2907650B2 - 反転給紙ユニット - Google Patents

反転給紙ユニット

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JP2907650B2
JP2907650B2 JP21405592A JP21405592A JP2907650B2 JP 2907650 B2 JP2907650 B2 JP 2907650B2 JP 21405592 A JP21405592 A JP 21405592A JP 21405592 A JP21405592 A JP 21405592A JP 2907650 B2 JP2907650 B2 JP 2907650B2
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機又は印字装置
等の用紙処理装置(以下、プリンタと称する)に取り付
けられ、用紙を反転させて再び複写又は印字が施される
部分(以下、印字部と称する)に用紙を供給する反転給
紙ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、図7に示すように、
印字部において印字された用紙を反転させて、用紙の両
面に印字を施すプリンタが知られている。以下、この図
を参照して用紙の反転機能を備えたプリンタについて説
明する。
【0003】プリンタ本体1内の下部には給紙カセット
2が備え付けられており、この給紙カセット2内には、
例えばA4サイズの用紙3が積層、収容されている。積
層、収容された用紙は給紙ローラ4によって1枚づつ繰
り出され、搬送ローラ対5aによって用紙ガイド7へ案
内される。そして、用紙ガイド7へ案内された用紙は搬
送ローラ対5bおよび5cを介して、プリンタ本体1内
の上部に設けられた印字部8へ向けて搬送される。
【0004】印字部8で印字された用紙は、搬送ローラ
対9を介して用紙ガイド11aに案内される。用紙ガイ
ド11aの下流側には開閉弁(経路切換え機構)10が
配置されており、用紙に片面印字を施す場合、この開閉
弁10は図で示す状態から時計方向へ回動され、印字さ
れた用紙を排紙トレイ13へ排出する。一方、用紙に両
面印字を施す場合、開閉弁10は図で示すような状態と
なり、印字された用紙を反転ユニットのガイド11bへ
案内する。
【0005】プリンタ本体1内の中央部には用紙反転ユ
ニット12が備え付けられており、反転ユニットへのガ
イド11bへ案内された用紙は、反転給紙ローラ対12
aを介して用紙反転ユニット12内の載置板12bに載
置される。この場合、印字された用紙の後端部は反転給
紙ローラ対12aに噛み込まれた状態になっている。そ
の後、反転給紙ローラ対12aが逆向きに回転されるこ
とにより、印字された用紙は用紙反転ユニット12の上
部に設けられた反転給紙経路12eに案内され搬送ロー
ラ12c,12d,12fおよびガイド13を介して再
び前記用紙ガイド7へ案内される。
【0006】用紙ガイド7へ再び案内された用紙は、最
初に給紙カセット2から用紙ガイド7へ案内された状態
とは反転した状態になっており、その後、印字部8にお
いてすでに印字された面とは反対側の面に印字が施され
る。そして、両面印字が施された用紙は、搬送ローラ対
9および図の状態から時計方向へ回動された開閉弁10
を介して排出トレイ13へ排出される。以上のようにし
て、用紙に片面印字、あるいは両面印字が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のプリンタは、用紙に片面印字または両面印字ができる
ように構成されている。すなわち、プリンタ内に、両面
印字もできるように用紙を反転させるユニットを組み込
んでいる。
【0008】しかし、実際に用紙に印字を行う場合、用
途によっては、必ずしも両面印字モードを必要としない
ことがあり得る。これは、片面印字用のプリンタに、あ
らかじめ不必要なユニットを組み込んでおくことであ
り、この結果、プリンタ本体のコストが高くなってしま
う。また、この不必要なユニットを駆動するための機構
等をあらかじめ片面印字用のプリンタ内に設けておく必
要があり、プリンタが大型化、重量化すると共に構造、
工程管理等が煩雑になってしまう。これに対して、片面
印字用のプリンタでは、用途によって用紙の両面に印字
を行う必要性が生じたとき、これを行うことができな
い。
【0009】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、構成が簡単な片面印字並びに複写
用のプリンタであっても、必要に応じて両面印字等を行
えるようにする反転給紙ユニットを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段、作用】前記課題を解決す
るために本発明の反転給紙ユニットは、プリンタ本体の
側部に開口した用紙挿入口に、積層用紙を分離給紙する
着脱自在の自動給紙装置を備え、前記挿入口より給送さ
れる用紙の片面に印字並びに複写を施す印字部を備えた
プリンタ本体外部上面に着脱自在に装着され、片面に印
字又は複写された用紙を反転して再び前記印字部に給送
する反転給紙ユニットであって、片面に印字又は複写さ
れた用紙を反転給紙ユニットに案内する案内手段と、こ
の案内手段を介して案内された用紙の送り方向を前後に
反転させるスイッチバック機構と、スイッチバックした
用紙を前記用紙挿入口近傍の出口を介し、前記印字部に
向けて搬送する用紙搬送手段と、前記案内手段とスイッ
チバック機構と用紙搬送手段とを駆動する同一の駆動手
段と、を有することを特徴としている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に沿って具
体的に説明する。図1は、本発明の反転給紙ユニット5
0を片面印字用のプリンタ本体30の上面部に取り付け
た状態を示す図である。この反転給紙ユニット50は、
ねじ等の取付け部材51a,51bによってプリンタ本
体30のフレーム40に着脱自在になっている。
【0012】図において、プリンタ本体30に着脱自在
の自動給紙装置20には、各種サイズの用紙22を載置
するホッパ23が設けられており、図示されていない押
圧手段により用紙を分離ローラ24に押圧し、分離ロー
ラ24と分離部材25とで用紙を1枚に分離し、案内部
26からプリンタの用紙挿入口42に送り込むようにな
っている。また、自動給紙装置20には、用紙を挿入口
42に1枚づつ手で送り込むための手差し案内部27が
設けられると共に、前部には係合部28が設けられてお
り、これによってプリンタ本体30の自動給紙装置取付
け係止部43に着脱自在となっている。
【0013】プリンタ本体30内には、前記挿入口42
から挿入された用紙を、印字部34に向けて搬送するレ
ジストローラ対32が設けられている。また、このレジ
ストローラ対32の直前部には、挿入口42から挿入さ
れた用紙の先端部を検出するセンサ33aが設けられて
いる。プリンタ本体30内の印字部34の下流側には印
字された用紙を搬送する搬送ローラ対35および36が
設けられており、これらのローラ対35,36間には、
用紙の通過を検出するセンサ33bが設けられている。
【0014】搬送ローラ対36で搬送された用紙は、用
紙経路切り換え位置52aで、後述する開閉弁52によ
って、排出口39bまたは反転給紙ユニット50への排
出口39aのいずれかに案内されるようになっている。
図に示された状態では、開閉弁52は用紙を排出口39
bへ案内するように位置付けられており、用紙は排出ロ
ーラ対37,38を介して排出口39bから、図示され
ていない排出トレイ上に排出される。
【0015】なお、図面では、前記各ローラ対、印字部
等を駆動する駆動源、駆動力の伝達をON/OFFする
機構およびこれらの駆動を制御するための制御手段等に
ついては省略されている。
【0016】次に、反転給紙ユニット50の構成を図1
および図2を参照して説明する。反転給紙ユニット50
はベースプレート60およびトップカバー70を備えて
おりトップカバー70は、トップカバー開閉シリンダ8
0によってベースプレート60に対して開閉自在となっ
ている。ベースプレート60は、プリンタ本体の上面形
状に合致するように形成されている。このベースプレー
ト60には取付け部材51a,51bが設けられてお
り、これによって反転給紙ユニット50はプリンタ本体
に着脱可能となっている。反転給紙ユニット50には、
前述した用紙経路切り換え位置52aに対応して開閉弁
52が設けられており、この開閉弁52はピン52bに
よって反転給紙ユニット50のフレーム(図示せず)に
回動自在に枢支されている。すなわち、この開閉弁が回
動することにより、印字された用紙の搬送経路を切換え
ることが可能になっている。
【0017】反転給紙ユニット50内には、開閉弁52
を介してユニット50内に案内された用紙を挟持し搬送
するスイッチバックローラ対54a,54bおよび56
a,56bが設けられている。これらのローラ対の内、
上側のローラ54aおよび56aが駆動側となってい
る。また、ベースプレート60には、スイッチバックロ
ーラ対56a,56bの近傍にスイッチバック窓74が
形成されており、反転給紙ユニット50内に案内された
用紙は、その後端部がスイッチバックローラ対56a,
56bに挟持された状態で反転給紙ユニット外へ押し出
される。スイッチバックローラ対54a,54bと56
a,56bとの間には、搬送されている用紙の端部を検
出するセンサ33cが配置されている。
【0018】反転給紙ユニット50のフレームには搬送
ローラ対58a,58bおよび59a,59bが設けら
れており、前記スイッチバックローラ対から搬送されて
きた用紙を出口76へ向けて搬送する。そして、出口へ
向けて搬送された用紙はガイド77に案内され、その先
端部が再び前記レジストローラ対32の噛合部に押し当
てられる。なお、このとき用紙は、自動給紙装置20か
ら搬送された状態とは反転されており、印字されていな
い面に印字可能な状態になっている。
【0019】前記ベースプレート60およびトップカバ
ー70には、それぞれベース案内リブ62およびトップ
カバー案内リブ72が設けられており、各種幅の異なる
用紙を安定して案内するようになっている。上述したス
イッチバックローラ対および搬送ローラ対は、反転給紙
ユニット50に設けられた駆動モータによって駆動され
る。次に、図3および図4を参照して反転給紙ユニット
50の駆動系について具体的に説明する。
【0020】反転給紙ユニット50のフレーム101a
には、駆動モータ102が設けられており、この駆動モ
ータの駆動軸102aにはモータギヤ103が取り付け
られている。このモータギヤ103にはフレーム101
aに取り付けられた減速ギヤ104が噛合している。こ
の減速ギヤ104の回転力は、フレーム101bに取り
付けられたギヤ105およびギヤ111に伝達される。
【0021】ギヤ105には、フレーム101bに取り
付けられ、カム108を有するギヤ106が噛合してい
る。このギヤ106はトルクリミッタ107を有してお
り、これによってカム108の反時計方向への回転は制
限される。一方、カム108の時計方向への回転はスト
ッパ110によって制限される。前述した開閉弁52を
枢支しているピン52bには、開閉弁アーム52cが取
り付けられており、この開閉弁アーム52cの上面に前
記カム108が係合している。開閉弁アーム52cの先
端部には、引張バネ109が固定されており、開閉弁5
2を常にピン52bを中心として反時計方向に付勢して
いる。従って、図3に示す状態から、ギヤ106が矢印
で示す方向に回転すると、開閉弁52は引張バネ109
の付勢力によって矢印方向に回動し、図1に示す状態に
なる。この状態を開閉弁52の初期位置とする。
【0022】前記ギヤ111にはアイドラギヤ112が
噛合しており、このアイドラギヤ112にはフレーム1
01bに取り付けられたギヤ113aが噛合している。
このギヤ113aの回転力は、これと同軸に設けられた
ギヤ113bを介してフレーム101bとフレーム10
1cとの間に配置されたギヤ114に伝達される。この
ギヤ114には、図1に示されたスイッチバックローラ
56aを有する回転軸56pに取り付けられたギヤ11
5が噛合している。そして、このギヤ115には、フレ
ーム101cに取り付けられたアイドラギヤ115が噛
合しており、このアイドラギヤ115には,図1に示さ
れたスイッチバックローラ54aを有する回転軸54p
に取り付けられたギヤ117が噛合している。この結
果、回転軸54p,56pは同方向に回転される。
【0023】次に、図3および図4を参照して反転給紙
ユニット50の駆動系の動作について説明する。減速ギ
ヤ104が駆動モータによって時計方向に回転される
と、ギヤ106は矢印で示す方向に回転し、これによっ
て、開閉弁52は引張バネ109の付勢力によって矢印
で示すように反時計方向に回動される。すなわち、開閉
弁52は図1に示すように排出口39bを選択する(初
期位置)。なお、カム108はストッパ110によって
適当な位置で回転が停止される。このとき、図1に示す
スイッチバックローラ54a,56aは、ギヤトレイン
を介して反時計方向に回転される。
【0024】一方、減速ギヤ104が駆動モータによっ
て反時計方向に回転されると、ギヤ106は矢印で示す
方向と反対の方向に回転し、これにより開閉弁52は、
カム108によって引張バネ109の付勢力に抗して時
計方向に回動される。すなわち、開閉弁52は図1に示
す初期位置から時計方向に回動され、排出口39aを選
択する。なお、カム108はトルクリミッタ107によ
って適当な位置で回転が停止される。このとき、図1に
示すスイッチバックローラ54a,56aは、ギヤトレ
インを介して時計方向に回転される。上述した反転給紙
ユニット50の駆動モータ102は、センサ33b,3
3cによって検出される検出信号に基づいて駆動され
る。
【0025】図5は、反転給紙ユニット50内における
駆動力を伝達する機構を示した平面図である。前記スイ
ッチバックローラ54aの回転軸54pには、ギヤ11
7と共に歯付きプーリ54rが取り付けられている。ま
た、前述した搬送ローラ58a,59aのそれぞれの回
転軸58p,59pにも、歯付きプーリ58r,59r
が取り付けられている。そして、これらの歯付きプーリ
54r,58r,59rには、歯付きベルト120が巻
き掛けられており、前述した回転軸58p,59pは、
回転軸54pと共にすべて同方向に回転される。なお、
図において、符号122,124,126は、それぞれ
フレーム101cに取り付けられ、歯付きベルト120
にテンションを張るためのテンションプーリを示す。上
述した構成において、片面印字を行う場合、両面印字を
行う場合について、それぞれの動作を説明する。
【0026】(A)図1を参照して片面印字モードの場
合について説明する。 (1)自動給紙装置20から分離ローラ24によって分
離された用紙は、挿入口42を介してレジストローラ対
32の噛合部にその先端部が当接する。レジストローラ
対32は、センサ33aが用紙の通過を検出した後、一
定時間後に駆動されるようになっている。従って、用紙
は分離ローラ24によって送り出され、かつその先端縁
がレジストローラ対32の噛合部に当接した状態となっ
ているために、用紙にたわみが形成され、スキュー取り
が行われる。
【0027】(2)スキュー取りが行われた後、用紙
は、レジストローラ対32の駆動によって印字部34に
向けて搬送される。また、レジストローラ対32の駆動
と同時に分離ローラ24の駆動は停止され、用紙の搬送
動作と共につれ回りする。
【0028】(3)印字部34によって印字が行われた
用紙は、搬送ローラ対35,36に向けて搬送される。
片面印字モードの場合、開閉弁52は図に示すように常
に初期位置の状態にあり、用紙は用紙経路切り換え位置
52aで排出ローラ対37,38に向けて案内される。
そして、排出ローラ対37,38を介して排出口39b
から図示されていないトレイ上に排出される。センサ3
3bが用紙後端を検出してから一定時間後(用紙がトレ
イに排出されるだけの時間)にプリンタの駆動は停止さ
れ、これによって片面印字の1工程が終了する。
【0029】(B)図3,5,6を参照して両面印字モ
ードの場合について説明する。 (1)1枚の用紙が自動給紙装置20から分離され、印
字部34で印字されるまでの工程は、前記(A)の
(1)(2)と同じである。
【0030】(2)両面印字モードの場合、センサ33
bが用紙の通過を検出すると、この信号に基づいて、駆
動モータ102が正転される。この駆動モータ102の
正転により、減速ギヤ104は反時計方向に回転する。
これに伴い、ギヤ106は反時計方向に回転し、開閉弁
52は初期位置から時計方向に回動されて排出口39a
を解放する。
【0031】減速ギヤ104が反時計方向に回転するこ
とにより、図6に示されるスイッチバックローラ54
a,56aは、ギヤトレインを介して時計方向に回転さ
れる。この結果、開閉弁52を介して反転給紙ユニット
50に案内された用紙は、スイッチバックローラ54
a,56aによってさらに搬送され、図6に示すよう
に、スイッチバック窓74から押し出される。なお、印
字された用紙が反転給紙ユニット50内に案内されると
共に用紙後端がセンサ33bによって検出された後、一
定時間(用紙が反転給紙ユニット内へ完全に移行するま
での時間)後にプリンタの駆動系は停止される。
【0032】(3)印字された用紙の後端部がセンサ3
3cによって検出されると、前記駆動モータは逆回転
し、これによってスイッチバックローラ54a,56a
は、ギヤトレインを介して反時計方向に回転される。す
なわち、用紙は、その後端側を先頭にしてベース案内リ
ブ62およびトップカバー案内リブ72によって規定さ
れる搬送路に向かって送り出される。
【0033】センサ33cの検出によって駆動モータが
逆回転すると、減速ギヤ104は時計方向に回転する。
これに伴い、ギヤ106は時計方向に回転し、開閉弁5
2は図3に示す状態から矢印で示す方向に回動されて初
期位置に戻る。前記搬送路に向かって送り出された用紙
は、スイッチバックローラ対およびこれと共に駆動され
る搬送ローラ対によって搬送路内を移動して行く。そし
て、出口76まで搬送された用紙は、ガイド77および
手差し口42aを介して再びレジストローラ対32の噛
合部に先端部が当て付けられる。
【0034】(4)この後、用紙は前記(A)で説明し
た片面印字モードと同様の手順に従って、スキュー取り
および印字工程がなされ、排出口39bを介して図示さ
れていないトレイ上に排出される。これにより両面印字
モードの1工程が終了する。
【0035】なお、図面においては、各センサからの検
出信号に基づいて、反転給紙ユニット50およびプリン
タ30の駆動を制御する制御手段等については省略され
ている。
【0036】両面印字モードの場合において、反転給紙
ユニット50内において用紙詰まり等が発生したとき
は、トップカバー70を開けて通紙経路を解放すること
により容易にこれを取り除くことができる(図2参
照)。また、用紙の送り方向を逆にするスイッチバック
機構およびスイッチバック窓74を設けて用紙反転経路
を短くしたため、反転給紙ユニット50を小型化するこ
とができる。
【0037】また、反転給紙ユニット50のプリンタ本
体30への装着は、プリンタ本体からのシーケンスを伝
達するコネクタの接続の他には駆動力伝達機構の接続を
必要としないため装着が容易にできる。
【0038】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は上記実施例に限定されることはなく、種々変更するこ
とが可能である。例えば、スキュー取りの手段、反転給
紙ユニット50のプリンタ本体への取り付け位置、着脱
機構等については適宜変更することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の反転給紙
ユニットは、片面印字用のプリンタからの用紙を反転さ
せるスイッチバック機構、このスイッチバック機構を駆
動するための駆動手段、この駆動手段からの駆動力を伝
達する駆動力伝達機構を備えている。このため、プリン
タ本体側には、コントロールシーケンスのみで、両面印
字用の特別な装置、機構等を設ける必要がなくなり、プ
リンタ本体を小型、軽量化することができ、コストを安
くすることができる。
【0040】また、両面印字モードの制御手段を小型、
軽量な片面印字用のプリンタに設けておけば、本発明の
反転給紙ユニットによって、両面印字を行うことが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反転給紙ユニットをプリンタ本体の上
面部に取り付けた状態を示し、片面印字モードを説明す
る図である。
【図2】前記反転給紙ユニットのトップカバーを開いた
状態を示す図である。
【図3】前記反転給紙ユニットの駆動力伝達機構を示す
図である。
【図4】前記反転給紙ユニットの駆動モータからの駆動
力を伝達する機構を示す図である。
【図5】前記反転給紙ユニットの内部を示す平面図であ
る。
【図6】前記反転給紙ユニットをプリンタ本体の上面部
に取り付けた状態を示し、両面印字モードを説明する図
である。
【図7】従来の用紙反転機構を備えたプリンタを示す側
面図である。
【符号の説明】
20…自動給紙装置、30…プリンタ本体、34…印字
部、50…反転給紙ユニット、52…開閉弁、54a,
56a…スイッチバックローラ、74…スイッチバック
窓、102…駆動モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−13463(JP,A) 特開 平4−28677(JP,A) 特開 昭62−126049(JP,A) 特開 平2−95666(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 29/58 B65H 85/00 B65H 29/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ本体の側部に開口した用紙挿入
    口に、積層用紙を分離給紙する着脱自在の自動給紙装置
    を備え、前記挿入口より給送される用紙の片面に印字並
    びに複写を施す印字部を備えたプリンタ本体外部上面に
    着脱自在に装着され、片面に印字又は複写された用紙を
    反転して再び前記印字部に給送する反転給紙ユニットで
    あって、 片面に印字又は複写された用紙を反転給紙ユニットに案
    内する案内手段と、この案内手段を介して案内された用
    紙の送り方向を前後に反転させるスイッチバック機構
    と、スイッチバックした用紙を前記用紙挿入口近傍の出
    口を介し、前記印字部に向けて搬送する用紙搬送手段
    と、前記案内手段とスイッチバック機構と用紙搬送手段
    とを駆動する同一の駆動手段と、を有することを特徴と
    する反転給紙ユニット。
  2. 【請求項2】 前記用紙搬送手段は、用紙が搬送される
    案内経路と、この案内経路に沿って用紙を搬送する搬送
    ローラとを備えており、この搬送ローラは前記スイッチ
    バック機構を介して前記駆動手段によって駆動されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の反転給紙ユニット。
JP21405592A 1992-08-11 1992-08-11 反転給紙ユニット Expired - Lifetime JP2907650B2 (ja)

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JP21405592A JP2907650B2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 反転給紙ユニット
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