JPH0550598U - アドレス信号増幅回路 - Google Patents

アドレス信号増幅回路

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Publication number
JPH0550598U
JPH0550598U JP7322891U JP7322891U JPH0550598U JP H0550598 U JPH0550598 U JP H0550598U JP 7322891 U JP7322891 U JP 7322891U JP 7322891 U JP7322891 U JP 7322891U JP H0550598 U JPH0550598 U JP H0550598U
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
address
inverter
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP7322891U
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English (en)
Inventor
泰臣 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アドレス信号の雑音による誤動作を回避す
る。 【構成】 アドレス・トランジション・ディテクタ回路
10が発生するクロックパルス信号S4、S5の変化に
応じて、クロックドインバータ7とインバータ3とが閉
回路を構成する状態と、クロックドインバータ8とイン
バータ3とが直列回路を構成する状態とが切り換わる。
そして、ラッチ回路11が閉回路を形成している間は、
この閉回路によりシュミット回路2の出力信号S2がラ
ッチされる。一方、ラッチ回路11が直列回路を形成し
ている間は、シュミット回路2の出力信号S2はそのま
ま内部回路4へ供給される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、半導体メモリにおいてアドレス信号をシュミット回路により増幅す るアドレス信号増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数の記憶素子から構成される半導体メモリにおいて、各々のメモリセルへの 接続はアドレス入力信号によって行われている。この場合、アドレス入力信号は 小振幅であるため、アドレス入力回路により振幅が増幅された後に、メモリセル の構成回路であるTTL、ECL等へ入力される。 図3は従来のアドレス入力回路のブロック図である。図において、外部回路1 から出力される外部信号S1はシュミット回路2で増幅された後、インバータ3 を介し内部回路4へ入力される。ここで、外部回路1はアドレス信号を発生させ るための回路であり、内部回路4はメモリセルおよびその周辺回路である。ここ で、シュミット回路2は、波形整形と振幅増幅の目的で用いられ、入力波形にお いて、ある定められたレベルを越したか否かにより出力信号のレベルを切り換え る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図3に示す従来の回路おいては、シュミット回路2及びインバータ 3が小振幅信号を扱うように設定されているため、僅かな雑音の影響も受け易い 。このため、外部回路1または内部回路4で発生する信号変化にともなう雑音、 特に内部回路4のデータ出力側で発生する電源雑音の影響を受けて、内部回路4 に誤ったアドレス信号が入力されるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述した問題点を解決するために、アドレス入力信号をその値が変 化したときから予め定められた時間だけ保持するラッチ手段を設け、アドレス入 力信号をラッチ手段を介してメモリセルのアドレス入力端に供給することを特徴 とする。
【0005】
【作用】
アドレス入力信号とメモリセルのアドレス入力端との間に設けられたラッチ手 段により、アドレス入力信号が予め定められた時間だけ保持される。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明する。 図1は本考案の一実施例のブロック図であり、図3の各部と対応する部分には同 一の符号を付してその説明を省略する。このアドレス信号増幅回路はアドレス入 力信号を増幅するためのシュミット回路2、シュミット回路2の出力信号S2を 一定時間ラッチするためのラッチ回路11及びラッチ回路11を動作させるため に必要であるクロックパルス信号S4、S5を出力するアドレス・トランジショ ン・ディテクタ回路10の三つの回路から構成される。
【0007】 ラッチ回路11において、クロックドインバータ8の出力端子はインバータ3 の入力端子に接続されるとともに、クロックドインバータ7の出力端子はインバ ータ3の入力端子に接続され、インバータ3の出力端子はクロックドインバータ 7の入力端子に接続される。また、ラッチ回路11の入力端子及び出力端子は各 々クロックドインバータ8の入力端子及びインバータ3の出力端子と同一端子で ある。アドレス・トランジション・ディテクタ回路10において、ラッチ回路1 1の出力端子は排他的オア回路6の一方の端子に直接接続されるとともに、遅延 回路5を介して排他的オア回路6の他方の入力端子に接続される。また、排他的 オア回路6の出力信号はクロックパルス信号S4としてクロックドインバータ7 に供給される。また、クロックパルス信号S4はインバータ9によって反転され 、クロックパルス信号S5としてクロックドインバータ8に供給される。
【0008】 以下、図2に示すタイムチャートに基づいて、上述した構成によるこの実施例 の動作を説明する。図2は、外部信号S1、シュミット回路2の出力信号S2、 内部回路入力信号S3、クロックパルス信号S4、クロックパルス信号S5のタ イムチャートである。なお、タイムチャートに示す同じ時間における各々の信号 変化は、実際には遅延を伴い同じ瞬間での信号変化は起こり得ないが、ここでは 説明を簡単にするために回路素子による遅延を無視し、信号変化は同時に起こる ものと仮定する。
【0009】 まず、時刻t1において、外部信号S1が0からV0に変化すると、シュミット 回路2の出力信号S2は0からV1(V1>V0)に変化する。このとき、アド レス・トランジション・ディテクタ回路10から発生されるクロックパルス信号 S4は0からV1、クロックパルス信号S5はV1から0に変化するため、クロ ックドインバータ7はオフ状態からオン状態、クロックドインバータ8はオン状 態からオフ状態、つまり、ラッチ回路11の入力端子は開放状態となり、インバ ータ3とクロックドインバータ7とで閉回路が形成される。この状態は次にクロ ックパルス信号S4、S5が再び変化する時刻t4まで保持され、シュミット回路 2の出力信号S2の変化直後の値V1はこの間閉回路によって保持される。
【0010】 次に、時刻t4においてクロックパルス信号S4がV1から0に変化すると、ク ロックドインバータ7及び8は各々オフ状態及びオン状態となり、クロックドイ ンバータ8とインバータ3とにより直列回路が構成される。従って、このとき、 シュミット回路2の出力信号S2と内部回路入力信号S3は同一信号となる。こ の状態は次にクロックパルス信号S4が0からV1に変化する時刻t5まで保持さ れる。
【0011】 上述したように、本考案におけるラッチ回路11は、クロックパルス信号S4 の値がV1である間クロックパルス信号S4の変化直後におけるシュミット回路 2の出力信号S2の値をラッチ回路11内に構成される閉回路においてラッチす る。従って、シュミット回路2の出力信号S2に外部回路4のデータ出力に伴う 電源雑音13が時刻t2〜t3間に重畳された場合、または、時刻t6〜t7間において 外部信号S1に含まれていた雑音12がシュミット回路2において増幅された場 合も、内部回路入力信号S3には影響しない。ラッチ回路11において、シュミ ット回路2の出力信号S2の値がラッチされている時間(t1〜t4、t5〜t8)は遅 延回路5によって決定される。この時間は、アドレス入力信号が内部回路4に入 力されてから内部回路4のデータ出力が確定するのに十分な時間に設定しておけ ばよい。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のアドレス信号増幅回路は、外部回路または内部回 路で発生する信号変化にともなう雑音、特に内部回路のデータ出力側で発生する 電源雑音の影響を受けて、内部回路に誤ったアドレス信号が入力されることを回 避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アドレス信号増幅回路のブロック図である。
【図2】 アドレス信号回路のタイムチャートである。
【図3】 本考案を使用しない従来のアドレス入力回路
のブロック図である。
【符号の説明】
1…内部回路(メモリセル)、4…外部回路、10…ア
ドレス・トランジション・ディテクタ回路(ラッチ手
段)、11…ラッチ回路(ラッチ手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレス入力信号を増幅するアドレス信号
    増幅回路において、前記アドレス入力信号をその値が変
    化したときから予め定められた時間だけ保持するラッチ
    手段を設け、前記アドレス入力信号を前記ラッチ手段を
    介してメモリセルのアドレス入力端に供給することを特
    徴とするアドレス信号増幅回路。
JP7322891U 1991-09-11 1991-09-11 アドレス信号増幅回路 Pending JPH0550598U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7322891U JPH0550598U (ja) 1991-09-11 1991-09-11 アドレス信号増幅回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7322891U JPH0550598U (ja) 1991-09-11 1991-09-11 アドレス信号増幅回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0550598U true JPH0550598U (ja) 1993-07-02

Family

ID=13512117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7322891U Pending JPH0550598U (ja) 1991-09-11 1991-09-11 アドレス信号増幅回路

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JP (1) JPH0550598U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0917185A (ja) * 1995-06-30 1997-01-17 Lg Semicon Co Ltd ノイズを遮断するアドレスバッファー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990330