JPH05505785A - ディスペンサー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、特に微粉または粒状物質用のディスペンサーに関するものであり、当 該ディスペンサーは貯蔵チャンバー、分配チャンバー、排出口付き排出チャンバ ーおよびクロージヤーを備えており、前記排出チャンバーと前記分配チャンバー は隔壁で隔離されている。第一回目の傾は動作で物質は前記分配チャンバーへと 流動し、また復元動作によって当該分配チャンバーから前記排出チャンバーへと 物質はさらに流動し、分配された物質は第二回目の傾は動作で排出される。前記 クロージヤーは閉鎖状態では前記貯蔵チャンバーと前記分配チャンバーと連絡す る連通口と前記排出口の双方を閉鎖する。

発明の背景技術 このようなディスペンサーとしては構造の異なるディスペンサーがすでに数多く 知られており、例えばＤＥ−ＯＳ２．７３５，３７２を参照することができる。

通常、分配排出や分配販売を行う場合にディスペンサーを使用している。これら のディスペンサーは物質や液体のどちらでも使用することができる。しかしなが ら、連続して排出を行わせたり、あるいは空らの状態にしておくことは不可能で あり、このため繰り返し傾けることによってのみ流出を行わせることができる。

上述の文献（第４２図参照）で開示されているディスペンサーの場合、排出チャ ンバーと分配チャンバーとの間のタロージャーが隔壁状に形成されている。閉鎖 状態では、隔壁の一方の面は前記分配チャンバーと貯蔵チャンバーとの間の分割 壁の分配チャンバー側と係合する。この時、前記クロージヤーは前記貯蔵チャン バーと前記分配チャンバーとを連絡する連通口を、水平方向形成されている連通 口に蓋をするように係合閉鎖する。クロージヤーを開くと、前記隔壁は湾曲し、 前記貯蔵チャンバーと前記分配チャンバーとの間の前記分割壁から分離する。隔 壁が分配チャンバーと排出チャンバーを隔離しているため、前記二チャンバーの 配置関係にも変化が生じてしまう。クロージヤーの開口基（ｏｐｅｎｉｎｇ　ｐ ｏｓｉｔｉｏｎ）として機能しているため、前記分配チャンバーは大きくなった り、あるいは小さくなったりしてしまう。貯蔵チャンバーから分配チャンバーへ の連通口を蓋のようにクロージヤーで係合閉鎖することによりクロージヤーの開 口基としての機能に程度差がでてしまう。

また、粒状媒質の場合特に、互いに駆動する部材の間に介在するため摩擦あるい は摩耗作用が生じ漏出してしまうということも留意しなくてはならない。分配チ ャンバーと排出チャンバーとの間の隔壁は閉鎖状態の場合、前記貯蔵チャンバー と分配チャンバーの間の分割壁の分配チャンバー側と前面で係合するだけでなく 、分配チャンバーと排出チャンバーとの間に隔離状態を保障するために前記隔壁 の側面は分配チャンバーまたは排出チャンバーの境界壁面の側部にくる必要があ る。しかしながら、プラスチック成形などにおける公差や粗粒媒質などの場合で もそうであるが程度に差がある微粒などを考えた場合、これらの媒質は相互に可 動する部材の間を通り抜けてしまう。この結果、使用特性に悪い影響を与えてし まう。

発明の開示 上記従来技術に基づく本発明の問題点は、製造が容易で取扱いが向上した、特に 微粉または粒状物質用ディスペンサーを提供することにある。

本発明の問題点を請求項１に記載の特徴部材を用いて解決するものである。

本発明によれば、前記隔壁は固定されており、またクロージヤーの上部には閉鎖 状態で貯蔵チャンバーから分配チャンバーへ通ずる連通口を閉止または閉鎖する 遮断または閉鎖部が形成されている。前記遮断部はクロージヤーの閉鎖動作中に 分配チャンバーへと移動する。このように、本発明によれば、チャンバーの間の 境界壁は固定されている。

従って、クロージヤーの開口または閉鎖動作によってチャンバーの配列に変化が 生じることはない。前記遮断部は、閉鎖状態で前記貯蔵チャンバーと分配チャン バーとの間の連通口を閉鎖するために複数のチャンバーのうち一つのチャンバー 、すなわち分配チャンバーを通過する。隔壁が固定されており、また貯蔵チャン バーと分配チャンバーとの間の分割壁も固定されているため、分割壁または隔壁 の側面エツジと各チャンバーの周囲の壁面との間に物質または粒状物質が介在す ることがなくなる。液体の場合には閉鎖特性がさらに向上する。前記遮断部は、 境界壁側面から離れた地点で分配チャンバーへ挿入されており、さらには前記隔 壁または分割壁から離れた地点で挿入することもできるように構成されている。

連通口の遮断に関しては、前記連通口の開口エツジまたは縁端部の略前面で係合 が行われる。このため、クロージヤーの閉鎖特性が向上し、摩擦や摩耗作用は一 部に限定されることになる。前記連通口を境界壁側面に横方向に貫通させる必要 はない。本発明によれば、前記遮断部は前記分割壁の一部に沿って導かれる。他 の実施例としては、分配チャンバーの上面の開口内を前記遮断部が自在に移動す る。しかしながら、前記遮断部を導く前記分割壁部分と前記遮断部とは前記分配 チャンバーの上面から離れた地点で係合する。この点については、分配チャンバ ーの上面の開口部近傍で前記分割壁および／または隔壁から横方向に離れた地点 に前記遮断部は配設されており、水平境界壁部から水平方向に離れた地点に随意 設けることもできる。また、閉鎖状態では、前記遮断部は分配チャンバーの内部 を横断方向に閉鎖する、すなわち閉鎖状態での分配チャンバーの容積を小さくす ることも可能である。当該遮断部は閉鎖を行うよう移動できるのが好ましく、こ の結果前記遮断部とこれと接続しているクロージヤーとの位置を様々に調節する ことができる。クロージヤーを開いた場合、クロージヤーの下方に形成された前 記遮断部は定められた開口地点に進入するよう配設されているため、いつでも自 在に傾けたり、注いだりすることができる。成形という点から、クロージヤーを チャンバー状に成形して開口部を設けても上記構成を得ることはできる。クロー ジヤーを閉じると、クロージヤーに圧縮応力（ｐｒｅｔｅｎｓ　ｔｏｎ）が発生 し、このため開口位置へ移動しようとする。このようにクロージヤーに圧縮応力 を発生させるにはクロージヤーとチャンバーを一体成形するのが好ましい。さら に本発明の改良形としては、貯蔵チャンバー内に突出するように排出方向にガイ ド壁開口カウンター（ｇｕｉｄｅ　ｗａｌｌ　ｏｐｅｎｉｎｇ　ｃ。

ｕｎｔｅｒ）を配設する。当該カウンターは連通口方向に漏斗状の狭路を形成す る。ディスペンサーを一度傾けると、物質または液体は前記ガイド壁を通って連 通口へ流動し、この連通口から前記分配チャンバーへと流出する。排出方向に突 出している前記ガイド壁が占めている貯蔵チャンバーの領域は一部だけである。

このように、傾き動作の最中、連通口から分配チャンバーへと流動する物質に対 して物質全体が影響を及ぼすことはない。しかしながら、ガイド壁が分割壁を覆 っており、また排出口部かディスペンサーの流出地点が明確に画定されているの で、粒状物質などは容易にまた完全に排出される。上述の構成をしたディスペン サーは、貯蔵容器やボトルの上に形成することができ、取り外しできないよう接 合することもできる。しかしながら、ディスペンサーは貯蔵容器用アタッチメン トとして構成するのが望ましく、例えばクリップやネジなどで取着できるとよい 。このように、貯蔵チャンバーはほとんど貯蔵容器で構成されている。

図面の簡単な説明 本発明の詳細を以下に実施例および添付図面を参照しながら説明する。ここで、 前記実施例は発明を制限するものではない。

第１図は第一実施例に係る閉鎖状態のディスペンサーである。

第２図は第１図のディスペンサーの平面図である。

、第３図は開口位置にある場合の第１図のディスペンサー第４図は排出位置にあ る場合の第１図のディスペンサーである。

第５図はその他の実施例に係る閉鎖状態のディスペンサーである。

第６図は第５図のディスペンサーの平面図である。

第６ａ図は、別部材として構成されたクロージヤーを備えた第６図のディスペン サーの略図である。

第７図は、第一開口位置にある第５図のディスペンサーを示している。

第７ａ図は、別部材として構成されたクロージヤーを備えた第７図のディスペン サーの略図である。

第８図は、第５図のディスペンサーが第７図に示す開口状態のまま排出位置にあ る略図である。

第８ａ図は、別部材として構成されたクロージヤーを備えた第８図のディスペン サーの略図である。

第９図は、第二開口位置にある第５図のディスペンサーを示している。

第１０図は、第５図のディスペンサーが第７図に示す開口状態のまま排出位置に ある略図である。

第１１図は、その他の実施例に係る閉鎖位置にあるディスペンサーを示している 。

第１２図は、第１１図のディスペンサーの平面図である。

第１３図は、開口位置にある第１１図のディスペンサーを示している。

第１４図は、排出位置にある第１１図のディスペンサーを示している。

発明の好適実施例の説明 第１．５．１１図を参照しながら、特に微粉または粒状物質用のディスペンサー について説明する。当該ディスペンサーには貯蔵チャンバー２、分配チャンバー ３、排出チャンバー４から構成されており、前記排出チャンバーには排出口５（ 例えば第３図参照）が形成されている。前記排出チャンバー４は隔壁６によって 分配チャンバー３と隔離されており、ディスペンサー１の上部面７の一部が前記 隔壁６を形成している。

前記ディスペンサー１にはクロージヤー８も配設されており、当該クロージヤー は、閉鎖状態では貯蔵チャンバー２と分配チャンバー３とを連絡する連通口９と 排出口５を閉止する。カバー状の前記クロージヤー８の表面には遮断部１０が形 成されており、当該遮断部は上面７に形成されている開口部１１内を揺動し、前 記連通口９の分配チャンバー３側で係止され、当該連通口を閉鎖する。クロージ ヤー８を閉じると、上面７と内部で係合している遮断部１０は、閉止端部１２が 連通口に係止されて、当該連通口が閉鎖されるまで第３図に示す開口位置から分 配チャンバー３の内部方向へと移動する。実施例において、前記遮断部１０は分 割壁１４またはガイド壁１５の一部である摺動面（ｐｏｒｔｉｏｎ）　１３に導 かれる。第１図の実施例では、前記摺動面１３はガイド壁１５の近傍に形成され ている。当該摺動面は連通口９の極めて近接して形成されており、あるいは連通 口の上方まで伸張している。閉鎖動作の場合、最後路１／４の移動範囲の時に前 記摺動面１３によって前記遮断部１０が誘導される。遮断部１０の断面は弧の形 をしており、これと嵌合するよう前記摺動面１３は形成されている。

第５図の実施例において、分割壁１４の上部が前記摺動面１３を形成している。

遮断部１０は閉鎖地点に至るまで一貫して摺動面１３に沿って移動している。第 ５図の実施例では、遮断部１０には閉止端１２が形成されており、当該閉止端の 前面は常に隔壁６と接触している。この実施例の場合、隔壁６と摺動面１３は、 遮断部１０も含めて全てその断面は弧の形をしている。第５図の実施例では、閉 鎖状態では、前記遮断部１０の略３／４の長さの部分が遮断面１３の表面と接触 している。

開口部１１と閉止端１２の柔軟度を、当該閉止端１２が変形して前記開口部１１ から押出できるよう選択する。あるいは、クロージヤー８を別部材として構成し 、第５ａ。

６ａ、７ａ、８ａ図に示すように側部から挿入させてもよい。第５図と第５ａ図 とを比較すると明らかなように、各実施例においてディスペンサーのヒンジ部分 には突出部が形成されており、当該突出部は前記クロージヤーと係合し、ヒンジ 当接部の役割を果たしている。

第１１図の実施例において、前記摺動面１３はガイド壁１５と分割壁１４との間 のコーナ一部分にだけ形成されている。閉鎖した状態では、遮断部１０は摺動面 １３の一点だけで支持されている。第１図と第１１図の実施例では、遮断部１０ は上面７の近傍で分割壁１４から水平方向に離れた地点に配設されている。第５ 図の実施例では、側面（正面）係止カム１６．１７が形成されており、当該カム によって閉鎖位置と第一開口位置（第７図）か画定される。

全ての実施例でもそうであるが、第５図の実施例の場合のようにクロージヤー８ をチャンバーまたはチャンバーの構成部材である壁面と一体に成形するのが好ま しい。ディスペンサー１はプラスチック射出成形で製造するのが好ましい。

クロージヤー８を開口状態で射出成形すると、クロージヤー８は常に開いた状態 を維持しようする。排出口５の閉鎖用にクロージヤー８の前面に係止カム１７か 形成されているため良好に閉鎖が行われる。開口５から前記カム１７が離脱する と、第３図に示す開口位置へと前記クロージヤー８が移動するのが好ましい。第 ５図の実施例では、クロージヤー８を開くためまず初めに側面係止カム１６との 係止状態を開放しなくてはならない。開口位置では、クロージヤー８を製造した 際に付与された圧縮応力のため、あるいはより厳密には遮断部１０の閉止端１２ が係止カム１７に当接する。クロージヤー８をさらに故意に開いた場合だけしか 係止カム１７は外れない。

実施例中、第１１図の実施例を除き特に第１図および第５図の実施例では、ガイ ド壁１５は排出方向（第４図、８図、１０図、１４図を参照）に対して斜め方向 に貯蔵チャンバー２の内部へ突出し、通路または連通口９へと伸張しており漏斗 状のテーパーを形成している。傾は動作を行うと、微粉物質などはガイド壁１５ を通って連通口９へ導かれていく。

第１図と第５図の実施例において、排出状態の際に前記ガイド壁１５の突出部が 上面７の方向で貯蔵チャンバーを覆ってしまう領域は当該貯蔵チャンバー２の一 部（第１図のｐの部分）にすぎない。従って、第４図に示すようにディスペンサ ー１を傾けた際に貯蔵チャンバー２の中の物質全体がガイド壁１５で支持されて いる連通口９の上流部分の物質に影響を及ぼすことはない。

第１１図から第１４図までで推測できるように、ディスペンサーｌを貯蔵容器１ ８の付属装置として構成することもでき、当該貯蔵容器は前記貯蔵チャンバー２ と略同−である。

第１図の実施例では、分配チャンバー３と排出チャンバ・−４が底面１９まで下 方に伸張しており、当該底面は貯蔵チャンバー２を画定している。上面７からは 隔壁６が自在に（正面方向に）互いに下方に位置するチャンバー内へと下方に突 出している。すなわち、分配チャンバー３と排出チャンバー４内を伸張している 。第２図の平面図から分かるように、分配チャンバー３と排出チャンバー４を形 成している領域は鋭角な形をしている。クロージヤー８はそれと嵌合する形状と なっている。しかしながら、上部方向から見た場合前記貯蔵チャンバー２は略円 形をしている。

第４図、８図、１０図、１８図を参照しながら、第３図、７図、９図および１３ 図に基づきディスペンサー１の機能を説明する。クロージヤー８を開いた後、初 めて使用する際に（第３図等最初の使用後の状態を示している図）、ディスペン サー１を傾ける。微粉物質等２０が貯蔵チャンバー２から、すなわち連通口９を 介して分配チャンバー３へと流出する。次ぎに、ディスペンサー１は軸方向を中 心に通常位置へと復帰する。物質２０は分配チャンバー３から集合チャンバー２ １へと流出する。当該集合チャンバーは分配チャンバー３と排出チャンバー４に よって共同使用されている。さらに傾けると、物質２０は排出口５から排出され る。前記集合チャンバー２１の内部に納められていた物質だけが排出される。こ の時、分配チャンバー３に流入してきた物質は、さらに傾けても隔壁６があるた め排出されることはない。

第５図の実施例では、集合チャンバー２１は底面１９まで伸張しておらず、底面 １９よりも上方で終わっている。

第６図の平面図から分かるように、この実施例は分配チャンバー３と排出チャン バー４が突き出た構造とする場合に特に適している。この点に関しては、第８図 と第９図の各々にクロージヤー８の開口地点の一部または全体が示されており、 連通口９からは常時自由に流出する可能性があり、またある特定の材料の場合は 排出口５から排出される可能性がある。このような箇所は、タロージャー８をカ ム１６．１７からずらすことができるようにすることで調整することができる。

第１１図の実施例において、ガイド壁１５が面２３と連続形成されているため、 面２３の上方には未使用の空間２４が残されている。ディスペンサー１をこの空 間内に組み込むことができる。第１２図の正面図から、この実施例における貯蔵 チャンバー２と前記領域と対応する前記ディスペンサー１の上部の断面図は円形 であるが、排出チャンバー４と集合チャンバー２１の領域は鋭角となっているこ とが分かる。

第１図と第１０図の実施例は平面方向では矩形であるのが好ましいことが第２図 と第６図より判る。第１１図から１４図の実施例に関して、一方の端部に鋭角な アタッチメントを備えた略円形の断面図が第１２図に示されている。

明細書、図面および請求項に開示されている発明の構成要素は本発明をそれ自体 および他との組み合わせにおいて実施する上で不可欠である。

７８ｎ　１１　７２　６ 要　約　書 貯蔵チャンバー（２）と、分配チャンバー（３）と、排出口（５）を備えた排出 チャンバー（４）で構成されている特に微粉または粒状物質用ディスペンサー（ １）。排出チャンバー（４）は隔壁（６）によって前記分配チャンバー（３）か ら隔離されている。まず、ディスペンサーを傾けると物！（２０）は前記分配チ ャンバー（３）へ流入する。次に、ディスペンサーを元の状態に戻すと前記物質 は排出チャンバー（４）に流入し、再度ディスペンサーを傾けると所定量に分配 された前記物質（２０）が排出される。

前記ディスペンサーにはさらにクロージヤー（８）が設けられており、当該クロ ージヤーは閉鎖位置では前記貯蔵チャンバー（２）と前記分配チャンバー（３） を連絡する連通口と排出口（５）の双方を閉鎖する、前記隔壁（６）は固定され ており、また、前記クロージヤー（８）には、閉鎖位置にある場合に前記貯蔵チ ャンバー（２）から前記分配チャンバー（３）への′ＥｉＪ記連通口（９）を閉 鎖する遮断部材（１０）が形成されている。前記クロージヤー（８）を閉鎖する と、前記遮断部（１０）は前記分配チャンバー（３）のカバー（７）に形成され ている開口部（１１）内を摺動する。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．貯蔵チャンバー（２）と、分配チャンバー（３）と、排出口（５）を備えた 排出チャンバー（４）と、クロージャー（８）とから構成されており、前記排出 チャンバー（４）は隔壁（６）によって前記分配チャンバー（３）から隔離され ており、第一回目の傾け動作で物質（２０）は前記分配チャンバー（３）へ流入 し、上記状態から復帰動作を行うと前記物質は前記チャンバーから排出チャンバ ー（４）へさらに流入し、第二回目の傾け動作で分配された前記物質（２０）は 排出されるものであり、前記クロージャー（８）は閉鎖状態では前記貯蔵チャン バー（２）と前記分配チャンバー（３）を連絡する連通口（９）と前記排出口（ ５）の双方を閉鎖する、特に微粉または粒状物質用ディスペンサー（１）におい て、前記隔壁（６）は固定されており、前記クロージャー（８）の表面には遮断 部（１０）が形成されており、閉鎖状態では前記貯蔵チャンバー（２）から前記 分配チャンバー（３）への前記連通口（９）を閉鎖する、このため前記クロージ ャー（８）の閉鎖動作の最中前記遮断部（１０）は前記分配チャンバー（３）の 上面（７）に形成されている開口部（１１）を通って移動することができること を特徴とする特に微粉または粒状物質用のディスペンサー（１）。 ２．前記遮断部（１０）は、前記貯蔵チャンバー（２）と前記分配チャンバー（ ３）を分離している分割壁（１４）の一部によって導かれることを特徴とする請 求の範囲第１項記載の特に微粉または粒状物質用のディスペンサー（１）。 ３．前記遮断部（１０）は、前記分配チャンバー（３）内の前記上面（７）に形 成されている前記開口部（１１）の近傍に前記分割壁（１４）から水平方向に離 れた地点（ａ）に配設されていることを特徴とする請求の範囲第１項または２項 のいずれか一項記載の特に微粉または粒状物質用のディスペンサー（１）。 ４．閉鎖状態において、前記遮断部（１０）はさらに前記分配チャンバー（３） の内部断面を閉鎖するものであること特徴とする請求の範囲第１−３項のいずれ か一項記載の特に微粉または粒状物質用のディスペンサー（１）。 ５．前記遮断部（１０）は閉鎖を行うよう配置できることを特徴とする請求の範 囲第１−４項のいずれか一項記載の特に微粉または粒状物質用のディスペンサー （１）。 ６．前記クロージャー（８）は前記チャンバー（２、３、４）と一体に形成され ていることを特徴とする請求の範囲第１−５項のいずれか一項記載の特に微粉ま たは粒状物質用のディスペンサー（１）。 ７．前記貯蔵チャンバー（２）の内部へとガイド壁（１５）開口カウンターが排 出方向に突出しており、前記連通口（９）の方向に漏斗状のテーパーを形成して いることを特徴とする請求の範囲第１−６項のいずれか一項記載の特に微粉また は粒状物質用のディスペンサー（１）。 ８．前記排出方向に突出している場合に、前記ガイド壁（１５）は前記貯蔵チャ ンバー（２）の前記上面（７）の一部（領域ｐ）だけを覆っていることを特徴と する請求の範囲第１−７項のいずれか一項記載の特に微粉または粒状物質用のデ ィスペンサー（１）。 ９．前記ディスペンサー（１）は貯蔵容器（１８）用の取付具として構成されて いることを特徴とする請求の範囲第１−８項のいずれか一項記載の特に微粉また は粒状物質用のディスペンサー（１）。 １０．前記貯蔵チャンバー（２）は前記貯蔵容器（１８）で構成されていること を特徴とする請求の範囲第１−９項のいずれか一項記載の特に微粉または粒状物 質用のディスペンサー（１）。