JPH05502701A - 制御式フィードローラを備えたドラフト装置用駆動装置 - Google Patents

制御式フィードローラを備えたドラフト装置用駆動装置

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JPH05502701A
JPH05502701A JP3513829A JP51382991A JPH05502701A JP H05502701 A JPH05502701 A JP H05502701A JP 3513829 A JP3513829 A JP 3513829A JP 51382991 A JP51382991 A JP 51382991A JP H05502701 A JPH05502701 A JP H05502701A
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ヴィッキー,ラーファエル
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マシーネンフアブリーク リーテル アクチエンゲゼルシヤフト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 制御式フィードローラを備えたドラフト装置用駆動装置 [技術分野] 本発明は、処理すべき繊維スライバの質量ばらつきを補償するための制御装置を 有するドラフト装置に関するものである0本発明は、紡績機械の所謂準備装置、 例えば線条機又はコーマにおけるドラフト装置との関連においで特に有利である 。
[背景技術] 特に所謂自動線条ドラフト装置ではドラフト装置におけるドラフトを制御して変 化させることにより(後に紡績されることになる)繊維スライバの質量ばらつき を補償することは可成り以前から公知である。このような方法を実施するための 有利な構成は、1989年7月31日付けで出願された同一出願人によるスイス 国特許出願第2834/89号明細書に開示されている。
この機能をコーマに移し換えることが同一出願人による欧州特許出願第3760 02号明細書において提案されている。
これに関連して前記方法の最も困難な問題がドラフト装置の始動時及び制動時に 生じることも周知である。
供給速度が絶えず高まること(生産量の増大)と相俟って前記の始動時の問題及 び停止時の問題の重要性も増大する。欅準供給速度が800m/minである場 合、線条機のための増速期及び制動期は約1乃至3秒である。このような期間中 に制御回路内の問題のために欠陥スライバが生じる場合には、この欠陥は、細番 手糸を次いで紡績する場合に約700乃至2000mの糸長に作用を及ぼす二と になる。
線条機において処理された繊維スライバは、処理段間の輸送のために所謂ケンス に収納せねばならない。
通常は線条機は、1つのケンスに充填したのちケンス交換のために短時間停止さ れねばならないが、この停止のために制動期と次の増速期が必要になる。
この問題点を処理するための制御手段が、1990年7月13日付けで出願した 同一出願人によるスイス国特許出願第2357/90号明細書に開示されている 。
制御式ドラフト装置の解決すべき問題点は、コーマのドラフト装置であれ、その 他の繊維機械のドラフト装置であれ、ドラフトをかけるべき繊維スライバの長波 状並びに短波状の質量ばらつきをできるだけ補償する二とである。長波状の変動 を補償するに当っては特別の問題はないが、短波状の質量ばらつきの補償にはな お問題がある。短波状の質量ばらつきに関連した問題は次の点にある ばらつきの測定、 測定に応じたドラフトローラの(高い動力学的な)駆動、 繊維の適正な線運動へのローラ回転数の変換。
2つのドラフト域を有するドラフト装置における出口速度を制御することによっ て、補償のために必要とされるドラフト変化を実現することはすでに特許文献( 例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第1685627号明細書)に基づいて公 知である。しかしながらこの公知の構成は、これまで実地では採用されることが なく、入口速度を変化するのが普通である。しかし線条機が多数の紡績ケンスか ら供給される場合、このような構成によって、線条機の入口部は複雑になる。
比較的低い供給速度でドラフトを制御することによって「供給源における」繊維 スライバの不均一性を補償するために、ただ1つのドラフト域を有するドラフト 装置をカードに設けることも公知である。この構成例はスイス国特許第4626 82号、ドイツ連邦共和国特許出願公開第2230069号、ドイツ連邦共和国 特許出願公告第1931929号及びドイツ連邦共和国特許出願公告第2543 839芳容明細書に開示されている。このようなカード補充ユニットも又、次の 処理段へスライバを引き渡す前に供給速度の高周波数変動を平滑にすることので きる貯蔵部を有している。
この構成も長期間にわたって実地で採用されることはなかった。
(例えば米国特許第4413378号又は欧州特許第62185号明細書に記載 されているような)高性能ドラフト装置と組み合わされた貯蔵部は公知になって いない。
同一出願人による欧州特許出願第376002号明細書に開示された貯蔵部は、 コーマのドラフト装置の入口部の制御手段と組み合わせて使用されるようになっ ているが、これに対して出口部の制御手段と組み合わせて使用するようにはなっ ていない。
[発明の構成] ところで本発明の課題は、スイス国特許出願第2834/89号又はスイス国特 許出願第2357/90号明細書に記載された高い動力学的な駆動系の可能性を 最適に活用できるような、ドラフト装置及び該ドラフト装置に後続するユニット の全配置構成を提供することである。
本発明の第1の視点に基づくドラフト装置は、下記の構成手段の組合せを特徴と している。すなわち(1)人口においてマルチダブリングが行われ、つまり少な くとも4本の、殊に有利には6乃至8本のスライバが導入され、かつこのような 本数のスライバを導入する手段が設けられ、 (2) ドラフト装置が予備ドラフト域並びに本ドラフト域(予備ドラフトゾー ン及び本ドラフトゾーン)を有し、 (3)ドラフト装置用の駆動系が設けられており、(4)入口に(繊m)質量測 定ユニット及び該質量測定ユニットに応答する制御装置が設けられており、該制 御装置が前記駆動系に作用して、前記質量測定ユニットによって確認された質量 ばらつきを、前記本ドラフト域におけるドラフトを変化させることによって少な くとも減少させ、それと共に供給速度(すなわち出口速度)を変化させるように し、 (4)ドラフト装置から供給されるフリースが1本のスライバに纏められ、かつ 同一目的のためにフリースを1本のスライバに纏めるための手段が設けられてお り、 (5)これによって形成されたスライバが貯M部において中間貯蔵され、 (6)中間貯蔵されたスライバの量又は長さに応答するセンサが設けられており 、 (7)前記貯蔵部から取出されたスライバを収納するためのケンスブレスが設け られており、しかも該ケンスブレスが駆動系に組み込まれており、(8)前記制 御装置が前記センサに応答して前記駆動装置に作用し、入口速度が一定に保たれ かつ前記ケンスブレスによる前記貯蔵部からの前記中間貯蔵されたスライバの取 出し速度が、前記貯蔵部における実質的に規定されたスライバ量又はスライバ長 を維持するために制御により変化されるか、又は前記貯HWIからの取出し速度 が一定の場合には前記と同一目的のために入口速度が変化され、或いは両速度( 入口速度及び取出し速度)が貯え員を一定に保つために制御されること。
[図面の簡単な説明コ 図1は同一出願人による1989年7月31日付はスイス国特許出願第2834 /89号による線条横用の駆動系の概略構成図である。
図2は図1に示した線条機の駆動ユニット及び相応の制御器の概略図である。
図3は同一出願人による1990年7月13日付はスイス国特許出願第2357 /90号による制御回路用の位置センサの概略斜視図である。
図4は図3に示したセンサを有する制御回路の構成図である。
図5は図3に示した線条横用の増速曲線及び制動曲線を示す線図である。
図6は図3に示した#lIg1回路の評価部における要求を説明するための11 1図である。
図7人は本発明の第1構想による線条機の出口部乃至はケンス収納部の第1実施 例の概略図である。
図7Bは本発明の第1構想による線条機の出口部乃至はケンス収納部の変化実施 態様の概略図である。
図8は出口速度並びに「迅速な」ケンス交換を可能にする、本発明の第2構想に よる貯蔵部の概略図であ図9は図8に示した装置の変化実施態様の概略図である 。
[発明を実施するための最良の形態3 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
なお図面の図7及び図8に基づく本発明の詳説に先立フて、先に出願した同一出 願人による2つのスイス国特許出願明細書に開示した駆動構思を、念の為に図1 〜図6に基づいて先ず説明する。
図1は線条機の1実施例の概略図である。同一出願人による欧州特許出願第37 6002号明細書には、自動線条ドラフト装置をコーミングマシンにおいて適用 することが開示されている。以下に記載した原理及びシステムはコーミングマシ ンにおいても線条機においても同様に適用することができる。
図1に示したシステムでは複数の、例えば6本の繊維スライバ15.1〜15. 6は並列的に1本の弛いフリースに纏められかつ複数のローラ系1〜6を通って ガイドされる。ローラの周速度を繊維材料の搬送方向で2段階で増速することに よって、該繊維材料には第1増速段を介して予備ドラフトがかけられ(予備ドラ フト比)、第2増速段を介して所望の断面積にまで更にドラフトがかけられる( 本ドラフト比)。
線条機から進出したフリース18は、供給される繊維スライバ15.1〜15. 6のフリースよりも薄く、それに相応して長くなる。ドラフト操作を供給繊維ス ライバの断面積に関連して制御しうるようにすることによって、繊維スライバ又 はフリースは、線条機を通って通走する間に均等にされ、すなわち進出するフリ ースの断面積は供給フリース又は供給繊維スライバの断面積よりも均等になる。
この線条機は予備ドラフト域11と本ドラフト域12とを有している。また本発 明は、2つよりも多いドラフト域を有する線条機に関しても同等の方式で採用す ることができるのは勿論である。
llAl1!スライバ15.1A−15,6は2つの入口ローラ系1及び2によ って線条機内へ供給される。第1の入口ローラ系1は例えば2本のローラ1.1 及び1゜2から成り、両ローラ間を、供給されて1本のルーズなフリースとして 纏められた繊維スライバ15.1〜15.6が搬送される6繊維スライバの搬送 方向で第2の入口ローラ系2が続き、該入口ローラ系はこの場合、1本の能動的 な搬送ローラ2.1と2本の受動的な搬送ローラ2.2,2.3とから成ってい る。供給部の両人ロローラ系1及び2のすべてのローラの周速度V+ + Vs  (=Vtjはほぼ等しい大きさなので、ルーズなフリース16の厚さは、供給 される繊維スライバ15.1〜15.6の厚さに実質的に等しい、入口ローラ系 1と2との間では繊維スライバに対して弱いテンションドラフトがかけられても よい。
供給部の両人ロローラ系1及び2に続いてフリース16の搬送方向には、予備ド ラフトローラ3.1と3゜2とから成る第3のローラ系3が設けられており、前 記の両予備ドラフトローラ間をフリースは移送される。
予備ドラフトローラ系の周速度V、は供給部の入口ローラ系の周速度vl +  v+ よりも高いので、予備ドラフト域11では供給部の入口ローラ系2と予備 ドラフトローラ系3との間でフリース16にドラフトがかけられ、これによって フリースの断面積が減少される。
これと同時に、供給繊維スライバのルーズなフリース16から、予備ドラフトの かけられたフリース17が生じる。予備ドラフトローラ系3に続いて1本の能動 的な搬送ローラ4.1と2本の受動的な搬送ローラ4゜2.4.3とから成るフ リース移送用の別のローラ系4が配置されている。フリース移送用ローラ系4の 周速度v4は、予備ドラフトローラ系3の周速度に等しい。
フリース移送用コーラ系4に続いてフリース17の搬送方向では、本ドラフトロ ーラ5.1,5.2から成る第5のローラ系5が設けられている。つまり本ドラ フトローラ系5は先行の搬送ローラよりも高い表面速度■、を有しているので、 予備ドラフトのかかったフリース17は本ドラフト域12において搬送ローラ系 4と本ドラフトローラ系5との間で更にドラフトがかけられて仕上げドラフトの かかったフリース18を形成し、該フリース18はトランペットガイドTを介し て1本のスライバに集束される。
先行の本ドラフトローラ系5の周速度(vs )に等しい周速度v、(=v、、 、)を有する1対の出口ローラ6.1,6.2から成るローラ系6を介して、仕 上げドラフトのかかったスライバ18は、線条機から導出されるか又は回転ケン ス13内に収納される。
前記の構成は同一出願人による欧州特許第62185号明細書に記載の構成に相 当している0本発明は、前記構成の適用に限定されるものではないが、高性能線 条機(700m/minより高い供給速度)と組合せて適用できるように構成さ れている。
同一出願人によるスイス国特許出願第2834/89号明細書によれば、ローラ 系1,2及び4は第1のサーボモータ7.1によって殊に有利には歯付きベルト を介して駆動される。予備ドラフトローラ系3はローラ系4と機械的に連結され ており、この場合、伝達比は調整可能であり、あるいは目標値を設定することも 可能である。伝動装置(図示は省いた)は、入口口−ラ系の周速度(vlゎンと 予備ドラフトローラ系3゜1.3.2の周速度との比並びに予備ドラフト比を決 定する。
ローラ系5及び6自体はサーボモータ7.2によって駆動される。入口ローラ系 1.1,1゜2は同様に第1のサーボモータ7.1を介して、あるいは随意に独 自のモータ7.3を介して駆動されてもよい。前記の両サーボモータ7.1,7 .2は夫々独自の制御器8.1,8.2を有している。その制御は夫々間じた制 御回路8.a、8.b;8.c、8.dを介して行なわれる。更に又、各サーボ モータが他方のサーボモータの偏差にそれ相応に反応することができるようにす るために、一方のサーボモータの実際値を制御リンク8.eを介して一方の方向 又は両方向で他方のサーボモータに伝達することが可能である。この場合モータ 7.2は主モータとして、またモータ7.1は、前記モータ7.2に追従する従 モータとして設けられていてもよい。また実施態様に応じてモータ7.1を「主 」モータとして構成することも可能である。主モータは中央コンピュータユニッ ト10から固定的の回転数設定値を受取り、また従モータは、位置PpJ#装置 を介して主モータに追従すると同時にドラフト制御手段を開制御する。
線条機の入口では質量又は、該質量に比例する量、例えば供給繊維スライバ15 .1〜15.6の断面積が、入口測定機構9.1によって測定される。線条機の 出口では進出するフリース18の断面積が出口測定機構9.2によって測定され る。
図1に示した装置の駆動装置の構想をその制御手段と共に図2に基づいて更に詳 説する。
中央コンピュータユニットlOは第1の駆動装置のだめの目橡量の初期設定値を リンク10.aを介して第1の制御器8,1に伝達する。両瀾定機構9.1゜9 .2(図1)の測定量はドラフトプロセス中、リンク9.a及び9.bを介して 連続的に中央コンピュータユニットに伝達する。この測定結果と、進出するフリ ース18の断面積のための目標値とから中央コンピュータユニット及びその他す べての構成素子においてサーボモータ7.2のための目標値が決定される。該目 標値はリンク10.bを介して連続的に第2の制御器8.2に伝達される。この 制御系(r主制御ユニット」)によって供給繊維スライバ15.1〜15.6の 断面積のばらつきは、本ドラフト動作を適正に制御することによって補償され、 あるいは繊維スライバの均等化が得られる。
本例では主駆動装置として両サーボモータ7.1゜7.2が使用される。サーボ モータ7.1は入口ローラ系1ど搬送ローラ系4を駆動し、該搬送ローラ系は予 備ドラフト区に追従する。予備ドラフトローラ系3はローラ系4と機械的に連結 されており、要するにやはりサーボモータ7,1によって駆動される。入口ロー ラ系lがサーボモータ7.1によって中間駆動装置7.3(伝動装置)を介して 駆動されるか、あるいは、練条機用駆動装置の別の変化実施態様では独自のサー ボモータ7.3によって駆動されてもよい。サーボモータ7.2は本ドラフトロ ーラ系5を直接駆動する。
伝動装置7.4を介してサーボモータ7.2によって出口ローラ系6すなわち引 出しローラ対も駆動される。
練条機出口のケンス13の駆動については図7及び図8に基づいて追って説明す る。
スイス国特許出願第2834/89号明細書に記載された駆動構想の原点は、線 条機内の少なくとも1つの駆動装置群を独自に制御式モータによって駆動する点 にある。このことは、本発明による練条機構成にとフでの有利な駆動構想を形成 するものでもある。1つのドラフト域の、あるいは必要に応じて、1つの搬送区 又はプロセスに関連して連結されたその他の駆動ステーションの、独立した各駆 動装置群のために夫々1つの制御式モータを設けることも可能である。これは図 示の実施例では、2つのモータ、すなわち予備ドラフト域11のモータ7、]及 び本本ドラフト域2のモータ7.2である。原則的には、駆動装置によって惹起 される誤差は全システム制御装置、すなわち主制御装置の枠内で補償される。し かしながら各駆動装置群を夫々独自に制御すること、すなわち相応の制御器8゜ 1.82を有する下位制御ユニットを設けることが有利と判った。特に全システ ムに発生する制御S差が有利に作用を及ぼし、かつ、一層良好な時間依存性が作 られ、あるいは発生する機能障害が事前に補償されるとい事実が決定的な重要性 をもつ。制御器8.1゜8.2によって支援制御されるこのような駆動二ニット は、種々異なった主制御ユニット構想において採用することができる。
ドラフト装置の駆動装置は2つのレベルサイドで、すなわち中央コンピュータユ ニット10が実質的な機能を引受けているところの上位の主制御ユニット9゜a 、9.b、10.a、10.bのレベルサイドと、本ドラフト域用の少なくとも 1つの下位の支援制裸ユニット8.2のレベルサイドとにおいて制御される。
ここでは本ドラフト域(進出域を含む)並びに予備ドラフト域(進入域を含む) の支援制御のために2つのll制御器8.1及び8.2が設けられている。すで に述べた変化実施態様では図2に破線で示した付加的な制御器8.3,8.5を 設けることもできる。例えばブラシなし直流モータとして構成することのできる 両サーボモータとの関連において位置制御器を使用するのが殊に有利である。主 制御ユニットによる制御と支援制御ユニットによる制御とを互いに噛み合わせる ことによって、中央コンピュータユニット10の負荷が軽減され、主制御ユニッ トにおいて大きなストロークの発生する危険が減少される。
主制御ユニット9.a、9.b、10.a、10゜bはリンク10.a、10. bを介して目標値、例えば速度目標値を主駆動モータ7、l、7.2に供給し、 前記目標値は、進出するフリースの目標断面積と、供給される単数又は複数のス ライバ9.aの測定された実際断面積と、進出するスライバ9.bの測定された 実際断面積とから計算される。制御ユニットの構成に応じてその他のパラメータ を考慮に入れることも可能である。
支援制御回路8.a〜8.kによって個々の駆動モータ7.1及び7.2(変化 実施I’l!様については前記駆動モータ並びl:駆動モータ7.3及び7.5 )の速度が、閉ループ式位置制御回路8.a、5.b及び8゜c、8.d (変 化実施態様については前記位置制御回路並びに閉ループ式位置制御回路8.f、 8.g及びs、i、s、:>において前記の上位制御レベルサイドから要求され る目標値に制御される。モータ速度の実際値と目標値との間の差は、位置制御器 8.1と8゜2との間で制御リンク8.e(場合によっては制御リンク8.k及 び8.h)を介して伝達される。当該制御器8,1及び8.2(場合によっては また制御リンク8.3又は8.5)の制御範囲外にある当該モータの速度の目標 値と実際値との間の速度偏差を他方のモータの位置制御器から、他方のモータの 速度のための目標値を適当に補正することによって補償するようにすることも可 能である。この場合は中央コンピュータユニット】Oへの適当のフィードバック リンクを設けることが可能である。殊に有利な実施態様では前記補正は相応した 制御器内で内部的に行なわれ、つまり例えば主駆動モータには新しい目標値が設 定される。
ドラフトを決定する駆動モータは各制御回路と相俟って夫々1つの位置制御式駆 動系を形成する。このために各モータはエンコーダ又はレゾルバを有することが でき、これは駆動軸の角度位置をその都度所定の正確さをもって当該モータのた めの位置制御ユニットに実際値として供給する。ドラフト装置の制御ユニットは 前記位置制御回路を介してモータ軸の角度位置、ひいては該モータ軸によって駆 動されるドラフト装置のコーラの角度位置を互いに調和させることができる。
このような駆動系は、回転数制御式モータによって得られるよりも著しくドラフ ト精度の改善を可能にする。同時に又、位置制御器を(回転数制御器をではない )支援制御ユニットとして使用することによって、モータ停止の場合でも制御を 保証するという利点が得られる。線条機の始動増速時及び惰力運転時には、停止 に至までの低回転数の場合でも制御精度の著しい改善が可能になるので有利であ る。
スイス国特許出願第2357/90号明細書によれば、殊に支援制御の枠内で制 御器として位置制御器が採用される。それというのは該位置制御器はモータ停止 の場合でも位置を保証するからである。相応の制御器8.1,8.2 (又は変 化実施態様の枠内で可能なその他の制御器)は別個のコンピュータユニット(例 えばディジタル式信号プロセッサ又はマイクロプロセッサ)を内蔵するか、ある いは中央コンピュータ二二ットlOのモジュールとして構成されていてもよい。
従って本駆動装置の構想の出発点は、独立した駆動ユニット又は独立した駆動群 を別々に制御することである。ここで云う駆動群とは、少なくとも1つのモータ を有し、しかも該モータによって駆動されるローラもしくはガイドローラ又は搬 送ローラをも含むユニットを意味していいる。このような駆動群は例えば図2に 示した実施例では、モータ7.2を含む群7.2゜7.4,7.5.5及び6で ある。線条機の有利な実施態様では、公称設定値(供給及びドラフト)のための 駆動群のディジタル式同期制御ユニットが設けられる。その場合1つの駆動群は 主駆動ユニットとして使用される。一方の駆動群の制御は公称設定値の変化によ って得られる。
これによって全制御系から調整量(:R度比)のための目標値だけ、すなわちド ラフト値又はドラフトの修正量だけをあらかじめ設定することが可能になる。こ れ以外に考慮される点は、主制御ユニットによって短時間の機能障害並びに緩慢 な機能障害を補償することである。図示の駆動系は、主I!l勤ユニットの制御 と支援駆動ユニットの制御との噛み合わせを可能にし、ひいては改善された時間 依存性を活用する。制御リンク8、e、8.h、8.には駆動系の、より短い反 応時間も可能にする。該駆動系の揺らぎは、中央コンピュータユニット】0の閉 ループ式主制御回路を介して相当の無駄時間をもって先ず検出される必要はない 、従ってこれらの動作のためにコンピュータ容量が拘束されることはない。
各駆動群をこのように別々に制御することは、特に、複数のドラフト域が設けら れているが、その中のただ1つのドラフト域だけ又は一部分だけを制御しようと するか又は制御する必要がある場合にも、重要な利点を有している。ドラフト比 が一定であるようなドラフト域は単に@標値を設定するだけによって稼動され、 主制御ユニットによって特別に制御を行なう必要はない。
図1及び図2に示した制御原理は、運転条件を前以て変化させない場合でも、き わめて良好な均等化を保証する。短時間の機能トラブル並びに緩慢な変動はこの 制御ユニットの範囲内で最適に補償される。主制御ユニットによってめられた調 整量、ここでは例えば本ドラフトのための調整量は相応の制御器8.2の入力量 として使用される。
図3は、図1及び図2に示した閉ループ式制御回路8a、8b及び8c、8dに おいて使用するための位置センサの概略図である。符号30は、例えばモータ7 .1 (図1)の電機子を示す。モータの固定子巻線(図示せず)の適当な励磁 によって電機子30はそれ自体の縦軸線32を中心として回転する。電機子30 は軸34と結合されており、該軸は電磁界発生素子36を支持している。該電磁 界発生素子36は強磁性材料(例えば鋼)又は電磁界に影響を及ぼす適当な特性 を有する材料から成っている2つの「シュー」38゜40を有している。シュー 38は軸34上に直接装着されているのに対して、シュー4oはスペーサ(ビン )42を介して前記シュー38によって支持される。
電流のための導体44は、前記スペーサ42を取り囲む若干の巻線46を有して いる。適当な電圧源48から電流が導体44に給電されると、スペーサ42内に は電磁界が発生され、該電磁界は次いで、接続空間内に生じる電磁界を所定のよ うに形成するためにシューによって影響を受ける。
ビン42の巻線46によって発生した電磁界は回転対称形である。ビン42から シュー38.40へ電磁界が移行する際に、回転対称形はシューの形状によって 解消される。すなわち各シュー38.40は厚さtを有する扁平部材であり、該 厚さは、扁平部材の軸方向長さl又は幅すよりも著しく小さい。シュー38゜4 0の前記の扁平な形状は、ビン42からシューへ移行する際に電磁界が該シュー の内部に位置する方向に優先的に拡がるように作用する。このことは、電磁界が 図3に矢印Xによって略示した優先方向をとっていることを意味している。この 方向Xは、電機子30の縦軸線32を中心としてシュー38.40が回転する際 に電磁界に敏感な素子との電磁結合が方向Xでは、該方向に垂直な方向yよりも 遥かに強くなるという意味合いで優先的である。
各シュー38.40は2つの半径方向外向きの面50を有している(但し図3で は各シュー当りただ1つの面50Lか認知できない)、縦軸線32を中心とする 電機子3oの回転時、ひいてはシュー38.40の回転時に各面封50は円筒体 を描くので、該円筒体を以下、円筒面と呼ぶ、シュー38.40の円筒面のでき るだけ近くには、電磁界に敏感な2つの素子52゜54が続いている。各素子5 2.54は2つのシュー39.41と1つの結合バー56を有している。各シュ ー39は面58を有し、該面は、形状及びディメンションの点で前記シュー38 の面50に等しく、かつ該シュー38の円筒面のできるだけ近くに位置している 。同様に各シュー41は面60を有し、該面は形状及びディメンションの点でシ ュー40の面に等しくかつ該シュー40のできるだけ近くに位置している。しか し素子52の面58.60は素子54の面58,60に対して垂直に位置してい る。このことは取りも直さず、シュー38.40と素子52との間の電磁結合が 最大強さに達する時点にシュー38.40と素子54との間の電磁結合が最小強 さを有していることを意味している。素子52.54の結合パー56をめぐって 各信号導体64の巻線62が配置されており、該信号導体は出力信号を、電磁界 に敏感な素子から評価部に伝送する。従って素子52の信号導体64内の信号強 さは、素子54の信号導体64内の信号強さが最低点に達する同じ時点に最高点 (ピーク)にある訳であり、その逆もまた真である。
いま電圧源48が、正弦波形をもった交流電圧を発生するものとする0巻線46 内の交流電圧はビン42及びシュー38.40において電磁界を発生する。両シ ュ一対39.41を介して該電磁界は両出力導線64と結合されるので、電圧i [48から出る入力信号は出力信号を励磁し、該出力信号は、2つの信号成分、 すなわち素子52の導体64の第1信号成分と素子54の導体64の第2信号成 分、から成っている。しかし、この両信号成分の信号強さはぐ電圧源48内で発 生された入力信号に関連した)時間の1関数であるばかりでなく、また次の関係 式 %式% 軸線32を中心とするシュー38.40の角度位置の1関数でもある。
但し前記式中、A及びBは割出力信号成分、平はシュー角度位置の尺度、0℃は 正弦波の慣用の特性量である。
出力信号の両信号成分が入力信号に直接関連しているので、適当な評価回路にお いて入力信号の影響をフィルターアウトし、かつ、シュー38.40の角度位置 の関数にすぎない信号を得ることが可能である。しかし搬送波(電圧源48によ って発生した入力信号)は時変であるので、導体64内には、出力信号の2つの 信号成分A、Bは、電機子30(従ってシュー38゜40)が静止している場合 でも発生する。このことは取りも直さず、モータが電機子30によって励磁され ていない場合でも、シュー38.40の角度位置(位置)を評価回路によって導 き出せることを意味している。
成る物体の位置を如何なる時にも確認できが、っ適当な信号によって表すことが できる場合には、この位置が変化しても微分関数の形成によって運動速度(回転 運動の場合には回転数)を導出することが可能である。
この導出は、図4に基づいて次に概略的に説明しようとする評価回路においても 行うことができる。
図4には、モータ7.1、連結軸34を有するセンサ36及び2つの出力導線6 4が略示されている。両出力導線は各信号成分を1つのマイクロプロセッサ70 の夫々1つの入力端子に供給する。該マイクロプロセッサはもう1つの入力信号 を中央制御ユニット10(図1も参照)から受取りかつ制御信号をモータ制御器 72へ伝送する。該制御信号に基づいてモータ制御器72は、モータ7.1によ って送出できる出力を決定する。
マイクロプロセッサ70によって実施されるオペレーションは、該マイクロプロ セッサのプログラミングによって決定されている。該オペレーションを説明する ために主要ステップが図4では[ハードウェアエレメント」として図示されてい る。これによれば先ず、センサ36から送出される両信号成分は、アナログ/デ ィジタル変換器A/Dによって夫々ディジタル信号に変換されかつ分割器74に 伝送される。該分割器74は例えば値tanA/Bを形成し、この値に相応した 信号を比較器76へ伝送する。シュー38.40の角度位置のための目下の(実 際)値は比較器76において目標値と比較され、該目標値は適当なメモリー78 内に存在している。目標値と実際値との間で、場合によって生じる!!(偏差) は偏差信号の形で比較器76によって表示されてモータ出力を制御するためにモ ータ制御器72に送出される。
メモリー78にインプットされた目標値は、プログラミングに関連して可変であ り、しかも中央制御ユニット10において確定された経過プログラムと、該中央 制御ユニット10にインプットされた機械設定値とに関連して可変である。経過 プログラムの1例は図5及び図6に略示されている。
図5では、停止状態から増速区分80を経て一定の運転速度Nに達し、該運転速 度から制動区分82を経て停止するまでの線図が示されている。標準運転区分は 大部分この線図から切除されている。それというのはこの標準状態は図5との関 連では重要ではないからである。ここでは増速区分80との関連において以下に 説明するが、この説明は制動区分82に関しても該当する6 始動曲線は、停止状態からの制御移行区分84と、定勾配の中央区分(定加速度 〉と、運転速度Nへの制御移行区分86とから成ることが所望されている。この 特性曲線の定勾配中央区分及び運転速度Nへの制御移行区分86は今日では従来 技術による制御方式にとっても特別問題ではない。停止状態からの移行区分84 において問題が生じる。この点に関して、この制御形の位置センサの出力信号の 発生がモータの電機子の回転運動に関連している場合には駆動モータのために位 置制御手段を設けるだけでは充分ではない、この場合は事実上、電機子の「位置 」を停止状態に正確に追従させることは不可能である。しかし図3に略示したセ ンサ36は出力信号を発生させるためには、電磁界に敏感な素子52.54に対 するシュー38.40の相対運動に関連してるのではない。このセンサは、モー タの電機子30が停止している場合でも位置信号を供給する。回転数に関連した 信号は、電機子30の最低回転数の場合でも、センサ36の出力信号におけるそ れ相応の変化から導出することができる。
従って本発明t±始動時及び制動時におけるモータ回転数の正確な制御を可能に し、かつ、モータが1基しか存在していない場合でもそれ相応の利点を提供する 。
しかも本発明は、モータが2基以上存在している場合(図1参照)及びこれらの モータ間の正確な回転数比が如何なる運転状態にあっても、すなわち共通の増速 期及び制動期の間でも厳守されねばならない場合に特に有利である。これはドラ フト装置との関連において周知の通りである。
図5では、予めプログラミングされた回転特性を追従的に実現することだけが必 要であるものと仮定された。これは実際には、正常運転中に定回転数で回転する 駆動群(ローラ群)の場合である。しかし自動線条ドラフト装置においては少な くとも1つの駆動群の回転数は、プログラミングされた運転速度Nに到達した後 にも、処理された繊維スライバにおける質量ばらつきをドラフトの変化によって 補償するために、可変でなければならない。このことが図6において概略的に示 されており、この場合簡略を期するために、運転速度Nを基準として当該駆動群 の回転数は正弦状に変化するもの(破線)と仮定する。供給速度が少なくとも8 00〜1200m/mir+である場合に短波状の質量変動も補償しようとする 自動線条ドラフト装置は、正弦状の回転数変化を(図6に点線で示したように) 最大3m5ecの周期で実施できなければならない。
これを、図4に示した閉ループ式制御回路によって保証するためには、A/D変 換器の走査速度は少なくとも3kHzでなければならないので、各サイクルZ( 図6)の(仮想の)正弦状の回転数変化は少な(とも10回走査されて、相応の 目標値と比較される。
図3に示した装置は、モータ電機子上の任意の円周点(例えば図3に示した円周 点R)からの角度位置に相当する位置信号を送出し、該位置信号は±180゜の 不確定値を含んでおり、従ってセンサ36の1つの位置信号に基づいては前記円 周点Rが図示位置にあるのか、それとも直径方向で対向する位置にあるのかを確 認することは不可能!ある。この2つの可能性を弁別することはドラフト装置で 使用するためには必要でない。しかし該弁別が特定例において必要と考えられる 場合には、(シュー38.40)の電磁界発生器を適当に構成しかつ電磁界に敏 感な素子52.54をそれ相応に適合させることによって2モ一タ電機子の方向 並びに角度位置を共に表示する位置信号を得ることが可能である。
すでに図1に関連して説明したように本ドラフト(搬送ローラ対4.1/4.3 と本ドラフト対5. 115.2との間のドラフト)は、フリース16(図1) の質量ばらつきをドラフト装置からの進出前に補償するために変化される。本発 明の有利な構成手段によれば、搬送ローラ対4.1/4.3の回転数を一定にし て(又は少なくとも比較的緩慢に変化させて)本ドラフトコーラ対5.115. 2の回転数を連続的に変化させることによってドラフトの変化が生ぜしのられる 。
このことは取りも直さず、本ドラフトローラ対5.】15.2から進出するフリ ースの線形供給速度を連続的に変化させることを意味している。供給速度の可変 性は、スライバ形成ユニット(トランペットガイドTk及び出口ローラ6.1/ 6.2)にとって何の問題も生じないので、(すでに述べたように)出口ローラ 系6は本ドラフトローラ系5と同じモータ7.2によって駆動することができる 。しかしながらケンス13用のターンテーブル212(図7A)はローラ運動の 高周波数成分に追従することができない、従って付加的な手段なしには出口ロー ラ系6とケンス13との間でドラフトエラーの生じる虞れがあり、この結果、繊 維スライバは不均一になる6本発明の有利な構成では、ターンテーブル212は 独自のモータ7.5(図2も参照)によって駆動される。如何なる場合にもスラ イバ形成ユニットとケンスとの間には貯H部202(図7)が設けられる。
同一出願人による欧州特許第62185号明細書に記載の幾何学的構造を有する 高性能ドラフト装置のためには、図7Aに示した構成が特に適している。出口ロ ーラ系6から進出するスライバ204は直接下方へ向かって供給され、次いで再 び上方に向かって変向ガイドされ、ガイドローラ206を介してケンスブレス2 10のホッパホイール208へ導かれる。慣用の構造形式であり、従って個々で は詳細な説明を省いた前記ケンスブレスもターンテーブル2】2を有し、該ター ンテーブルはモータ7.5(図2も参照)によって垂直軸線を中心として回転す ることができる。ホッパホイール208の回転数に対してターンテーブル212 の回転数を適当に制御することによって、(周知のように)ターンテーブル21 2によって支持されている(かつ−緒に回転する)ケンス13内にスライバ20 4の秩序立ったワインディングを形成することが可能である。
従って出口ローラ系6とガイドローラ206との間のスライバ部分は、「深度」 Tを有するU字形のループを形成し、前記深度は、ドラフト装置の(出口ローラ 系6の)供給速度とケンスブレス210の「受取り速度」とに関連しており、つ まり、該ケンスブレスによってスライバをループから取出す速度に関連している 。すでに述べたように、出口速度を介してドラフトを制御する場合には(入口に おけるスライバの短波状の質量ばらつきを補償するために)高周波数の回転数変 動を出口ローラ系に銘記させることが必要である。
しかもケンスブレスはできるだけ均等に稼動しなければならない。それというの は該ケンスブレスでは、比較的高い質量が加速・制動されねばならないからであ る。
それゆえにスライバループは、ドラフト装置に対してケンスブレス210を「緩 衝コする貯蔵部を形成している。従って前記深度Tは操業中可変である。ケンス ブレス210の受取り速度はドラフト装置の平均供給速度に相当し、かつ該供給 速度の高周波変動によってスライバループは短縮又は延長されることになる。
しかしこの高周波変動は通常は統計的に平均値を基準として上下に均等に分布し ているので、該高周波変動は短期間にわたって補償され、このことはスライバル ープの深度の変動についても当て嵌まる。
例えばドラフト装置の平均供給速度に対するケンスブレスの受取り速度の永続的 な小さなミス調整によって、直ぐ上で述べた状態が(もはや)生じない場合には 、スライバループの常時延長又は常時短縮が行われる。この延長・短縮は、しか しながら成る程度までしか許容されない。
このような「長期作用」を確認して補正するために、スライバループのための監 視装置214が設けられている。該監視装置は図示の例では、夫々送光器216 ゜218と受光器220.222を有する2つのライトバリアから成っている。
上部ライトバリア216,220は、許容可能なトレランス限度を超えてスライ バループが短縮したことを確認して、相応の信号を中央制御ユニット10(図1 及び図2も参照)に送出する。
下部ライトバリア2]、8.222はスライバループの許容不能の延長を確認し て、このことをやはり中央制御ユニットlOに通報する。該中央制御ユニットは 何れの場合にも、スライバループ長に関する不都合な傾向を補正するために、駆 動モータ7.5の回転数の適正な(小さな)変化を生ゼしのる。
このような装置では、ターンテーブルの回転数に相応してガイドローラ206を 駆動するのが有利である。
これは、駆動モータ7.5と適当に(破線で示したリンクを介して)接続するこ とによって得られる。
図7Bには、図7Aと同じ構成エレメントが同一符号で示されている。しかし図 7Bでは中央制御ユニット10とモータ7.1 (図1)との間のリンクが付加 的に図示されており、これはドラフト装置における繊維材料の入口速度を決定す る。これによって特注すべき点は、貯蔵されたスライバループ長がケンスブレス 210の受取り速度の変化によって安定化されるばかりでな(、(択一的にか又 は補足的に)入口速度の緩慢な(長時間の)変化によっても安定化されることで ある。この速度の変化は、平均供給速度の変化にも作用する。従ってスライバル ープ長の検出を介してドラフト装置の平均供給速度及びケンスブレスの受取り速 度が、一方又は他方の速度又は両方の速度を適合させることによって互いに均さ れる(図2も参照)。
すでに明細書の導入部で述べたように今日通常は、ケンスブレスを(従って又ド ラフト装置も)線条機におけるケンス交換のために停止することが必要である。
カードでは(比較的低い供給速度の場合)迅速なケンス交換が可能であり、この 迅速交換は線条機でも所望されている。その場合の問題点はこれまで、標準操業 における線条機の供給速度が著しく高速度である点にあった。ケンス交換に要す る所要時間は成る限度までしか短縮することができないので、線条機は、ケンス 交換のために少なくとも制動されねばならない。この制動は勿論、同一出願人に よるスイス国特許出願第2834/89号明細書に記載の駆動装置を使用すれば 、従来慣用の駆動装置を用いた場合よりも少ないテクノロジカルなリスクで実施 することができる。前掲のスイス国特許出願第2834/89号明細書もしくは 矢張り同一出願人によるスイス国特許出願第2357/90号明細書に記載の駆 動装置の利点にも拘らず、ケンス交換のための操業中断もしくは操業トラブルは 好ましいことではない。
従って本発明の第2の視点によれば、標準(操業)供給速度の場合ケンス交換中 に供給されるスライバを貯蔵部によって収容しかつ次のケンス交換までは、ケン ス交換目的で貯えられたスライバ量を放出させるような貯蔵部がドラフト装置の 出口とケンスブレスの入口との間に設けられるのである。本発明のこの第2の視 点は第1の視点と有利に組み合わせることができる。
本発明の第2の視点の実施例が図8に示されている。
図8には、例えば丁extile In5titute発行のハンドブック:  +5hort 5taple Spinning ”第3巻、第3頁収録(第3 巻タイトル゛A Practical Guide to Co−mbing  and Drawing ”)に記載されているような慣用の構造型式の第1の ホッパホイール226、ケンス230に充填するためのケンスブレス(図示せず )のホッパホイール228及びコンベヤベルトユニット232が示されている。
この装置はドラフト装置(図示せず)から供給される繊維スライバのための貯蔵 部として使用される。このドラフト装置は、最高供給速度600M / m i  n以上の高性能ドラフト装置である。ドラフト装置の幾何学的構成は同一出願 人による欧州特許第62185号明細書に記載の形式で配置することができるが 、例えばコーミングマシンのための同一出願人による欧州特詐出願第37600 2号明細書に開示されているような慣用の構造型式を有することもできる。
ドラフト装置(図示せず)から出て来るスライバはホッパホイール226に供給 される。
貯蔵部232は2つのコンベヤベルト234,236を有し、各コンベヤベルト は夫々駆動ローラ238゜240と変向ガイドローラ242,244とを介して 案内される。駆動ローラ238,240は共にモータ246によって連動され、 これによってローラ対238.242もしくはローラ対240,244をめぐっ てコンベヤベルトを循環させる。
ローラ238,242は、上部コンベヤベルト234の上側ベルト区分244が ホッパホイール226によって供給されるamスライバのための水平な受取り面 を形成するように、架台(図示せず)によって支持されている。(ホッパホイー ル226の下側の)フィード層g1246からデリベリ端部248へのコンベヤ ベルトの均一な移動時に、ホッパホイール226の回転によって繊維スライバル ープが、コンベヤベルト上に形成される。
上部コンベヤベルト234のブリ4911部248で繊維スライバは、下向きの 変向ガイド部250によってコンベヤベルト236の上側ベルト区分252上で 案内される。該コンベヤベルトのローラ240,244は、上側ベルト区分25 2が上部ベルトコンベヤ234の上側ベルト区分244に実質的に平行に延在し かつ下部コンベヤベルト236の受取り端部236からデリベリ端部256に達 するように支持されている。
デリベリ端部256で供給されるスライバは、慣用のホッパホイール228を介 してケンス230に供給される。
正常操業中、上側ベルト区分234上で形成され変向ガイド部250によって上 側ベルト区分252へ移送される繊維スライバループは、該上側ベルト区分25 2のデリベリ端部に達するまでにループ形態を解消される。このためにベルトコ ンベヤ234,236の走行速度はケンスブレスの受取り速度に適合される。
ドラフト装置用駆動装置が(有利には)本発明の第1の視点に基づいて構成され る場合には、(制御作業に起因した)繊維スライバの出口速度の短波状の変動は 貯蔵部232において何の問題もなく補償される。
ケンス交換時にはケンスブレスによる貯蔵部232からの繊維スライバの取出し は停止されねばならない。
この短い期間中、上側ベルト区分252上の繊維スライバループはもはや引き延 ばされず、該繊維スライバループはコンベヤベルト234によって送出されたま まのループ形態を維持する。これは、貯蔵部232内に貯えられる繊維スライバ 量の増量に他ならない。
ケンス交換が終わると、ケンスブレスは前記上側ベルト区分252上の繊維スラ イバループに再びドラフトをかけ始める。次のケンス交換まではコンベヤベルト 236の上側ベルト区分252上の確認可能な部位(例えば部位260)にはル ープは存在せず、むしろコンベヤベルトの長手方向に方位づけられて延びるスラ イバ長さ分だけが存在しているにすぎない。スライバがこの状態にあるか否かは 適当のセンサによって部位260で確認されて、中央制御ユニットに伝達される 。
これに対して例えば上部ベルトコンベヤの上側ベルト区分244ではループの引 き延ばしは決して行われてはならない、これが該当するか否かはセンサによって 該上側ベルト区分244の適当な部位(例えば部位262)で確認されかつ中央 制御ユニットに通報される。
一方又は他方の部位260,262で不都合な状態が確認された場合には、中央 制御ユニットは、不正な状態を補正するために速度を適合させることによって干 渉することができる。この速度適合には、図7A及び図7Bに関連して説明した ようにドラフト装置の平均供給速度の変化及び/又はケンスブレスの受取り速度 の変化が含まれる。この場合付加的に、上部ベルトコンベヤ及び/又は下部ベル トコンベヤの走行速度を変化させることによっである程度の適合を実現すること も可能である。
図9には、図8に示した装置の変化実施例が示されており、この場合の上部ベル トコンベヤ270は比較的短く、かつ下部ベルトコンベヤ272の上鍔ベルト区 分274の一部分にだけオーバーラツプしているにすぎない、上部ベルトコンベ ヤ270の近くで下部ベルトコンベヤ272の端部区分276は上向きに湾曲さ れておりかつ端部変向ガイドローラ278をめぐって走行し、該端部変向ガイド ローラは、上部ベルトコンベヤ2’ 70の上側ベルト区分280より上位でか つ該上側ベルト区分の幅方向に平行に延びている。
搬送ベルト272は搬送ベルト270よりも幾分広く構成することができ、かつ 湾曲した複数のサイドガイド282(但し図9ではサイドガイドは1つしか認知 できない)をめぐって走行するので、コンベヤベルト270と272の互いに対 向した面間の所定の間隔が維持される。下部コンベヤベルト272の湾曲部分2 76は繊維スライバループのための(図8では概略的に示したにすぎない)変向 ガイド部として使用される。
従ってこの場合は、上部コンベヤベルト270の上側ベルト区分280は、繊維 スライバループを形成して該スライバループを変向ガイド部に沿ってきちんと送 出するのに充分な長さを有しているにすぎない、該繊維スライバループは次いで 両コンベヤベルトの協働によって下部コンベヤベルトの上側ベルト区分274へ 案内される。この場合前記変向ガイド部における両コンベヤベルトの、前記サイ ドガイド282によって規定された間隔は、ループを、圧搾することな(、きち んと案内することを保証する寸法に保持される。両コンベヤベルトの走行速度は 、繊維スライバの捩じれを避けるために変向ガイド部における互いに対向した面 の相対運動が生じないように、互いに調和されている。
繊維スライバループが変向ガイド部を通過した後、該ループを2つの異なったベ ルトコンベヤによって案内することはもはや必要ではない。繊維スライバループ は、ケンスブレスの及ぼす引張り力によってループ形態が解消されるまでは、単 に下部コンベヤベルト272の上側ベルト区分274上に載っているにすぎない 。しかし前記ループ形態の解消は、両コンベヤベルト間の空間をループが離脱し たのち始めて生じなければならない6上部コンベヤベルト272の端部と下部コ ンベヤベルト272の送出端部284との間の上側ベルト区分274の区間りは この場合、ケンス交換中に緩衝部において堰き止められる繊維スライバ長分のた めの貯蔵部として使用される。
センサ286は上側ベルト区分274の上位で上部コンベヤベルト270の近く に配置されておりかつ上側ベルト区分274の当該貯蔵部におけるループ状態を 監視する。ループ形態の解消がすでにこの貯蔵部において始まるような場合には 、前記センサに応答する制御ユニット(図示せず)は、ループの緩慢な引き伸ば しを保証するような速度比に適合させなければならない。これに対して送出端部 284の近くのセンサ288が、貯蔵部において繊維スライバの未解消ループの 存在を確認した場合には、やはり適正な速度調整が(逆の方向で)行われねばな らない。このような適正な速度調整は成る限度範囲内では両コンベヤベルトの走 行速度を変化することによって実施することができるが、これは、両コンベヤベ ルトの長手方向に対するループの「貯蔵角度Jの変化を生ぜしめる。
ところで上部コンベヤベルト270の上側ベルト区分280は、図7A及び図7 Bに示した変化実施態様特表平5−502701 (11) の貯M11214の意味合いでの貯蔵手段として役立ち、つまり制御される出口 ローラによって葱起きれるところの、ドラフト装置(図示せず)の供給速度の比 較的小さな変化の補償を開始するために役立つ。必要とあらば上側ベルト区分2 80の上位にセンサ290を設けることが可能であり、該センサは、新たに形成 されるループの貯蔵角度を監視するため、及び、長時間にわたる不調和が確認さ れる場合には、(ドラフト装置、ケンスブレス、貯蔵器の)当該速度を制御によ って変化させるために役立つ。
ホッパホイール226,228及びケンスブレス230は、図8に示した実施態 様と何ら変わるところがないので、同一の符号で示されている。ホッパホイール 226に代えて、トラバース操作装置の直線往復運動式ガイド部材を採用するこ とができるのは勿論である。
米国特許第4,653,153号(スイス国特許第668781号)明細書には ドラフト装置用の複合式制御・調整システムが開示されており、該システムによ って制御信号のための伝達時間の遅延が最適化される。このような延時が必要に なるのは、供給材料が例えば入口測定機構9.1 (図1)において測定されは するが、幾らか後になって本ドラフト域12(図1)において始めて供給材料の 補正干渉がなされるからである。この延時の最適化は実際に、高周波数の質量ば らつきの補正のために重要であり、かつ、正しくこのばらつきこそ入口測定機構 によって確認されねばならないものである。
しかしながら延時の最適化は、(自動線条ドラフト装置では今日例外なくそうで あるように)所要のドラフト変化を実施するために入口速度を変化させるところ では、きわめて困難かつ厄介である。入口測定機構から本ドラフト域に至る距離 にわたって、材料は常時変化する速度の影響を受けるので、これによってr適正 の」延時時間を正確に決定することは事実上不可能になる。
この間運点は本発明によれば著しく簡単に解決することができる。延時の最適化 は勿論なお必要ではあるが、この場合、入口測定機構と本ドラフト域との間の駆 動系の既知の状態又は確認可能の状態を出発点とすることが可能である。
FIG、3 日G、5 Drehzahl eit [要約コ 自動線条ドラフト装置は供給速度を変化させることによってドラフトの変化を達 成する。それにも拘らずケンスプレスは均等に棒動する。フィードローラとケン スプレスとの間の貯蔵部が、繊維スライバの供給量の変動を吸収する。該貯蔵部 は、「迅速なケンス交換」を可能にするように構成される。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.単数又は複数のスライバを導入する手段と、予備ドラフト域並びに本ドラフ ト域と、駆動系と、入口に配置した(繊維)質量測定ユニットと、該質量測定ユ ニットに応答する制御ユニットとを備え、該制御ユニットが前記駆動系に作用し て前記本ドラフト城におけるドラフトを変化させることによって、前記測定ユニ ットによって確認された質量ばらつきを少なくとも減少させるようにした形式の ドラフト装置において、ドラフトの変化時に供給速度が変化され、これに基づい て、ドラフト装置から供給されるフリースが1本のスライバに纏められ、これに よって形成されたスライバが貯蔵量において中間貯蔵され、該貯蔵部に設けられ たセンサが、前記の中間貯蔵されたスライバの量又は長さに応答し、かつ前記貯 蔵部から取出されるスライバを収納するためにケンスブレスが設けられていてか つ前記駆動系に組み込まれており、しかも前記制御ユニットが前記センサに反応 して前記駆動系に作用して、入口速度が一定に保たれかつ前記ケンスブレスによ って前記貯蔵部から中間貯蔵スライバを取出す取出し速度が前記貯蔵部において 実質的に所定のスライバ量又はスライバ長を維持する目的のために制御によって 変化されるか、又は前記貯蔵部からの取出し速度が一定の場合には前記と同一目 的のために入口速度が変化され、或いは両速度、つまり入口速度と取出し速度が 貯蔵量を一定に保つために制御されることを特徴とする、ドラフト装置。
  2. 2.ドラフト装置の出口とケンスブレスの入口との間に貯蔵部を備えたドラフト 装置において、貯蔵部が、ケンス交換中に標準(操業)供給速度で供給されるス ライバが貯蔵部によって受け取られ、かつ、ケンス交換のために貯えられたスラ イバ量が次のケンス交換までに実質的に放出されることを特徴とする、ドラフト 装置。
  3. 3.貯蔵部が少なくとも1つのコンベヤベルトと、該コンベヤベルト上でループ を形成するための手段とを有している、請求項1記載のドラフト装置。
  4. 4.貯蔵部が、少なくとも2つのコンベヤベルトと、第1のコンベヤベルトから 第2のコンベヤベルトへループを引き渡すための変向ガイド部とを有している、 請求項3記載のドラフト装置。
  5. 5.貯えられるスライバ量の監視手段が設けられている、請求項2から4までの いずれか1項記載のドラフト装置。
  6. 6.監視手段が、貯蔵部内でのループの引き伸ばしに反応する、請求項5記載の ドラフト装置。
JP3513829A 1990-09-20 1991-08-28 制御式フィードローラを備えたドラフト装置用駆動装置 Pending JPH05502701A (ja)

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