JPH0549032A - Cs放送受信機 - Google Patents

Cs放送受信機

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JPH0549032A
JPH0549032A JP3199398A JP19939891A JPH0549032A JP H0549032 A JPH0549032 A JP H0549032A JP 3199398 A JP3199398 A JP 3199398A JP 19939891 A JP19939891 A JP 19939891A JP H0549032 A JPH0549032 A JP H0549032A
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JP
Japan
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signal
demodulator
frequency
output
msk
Prior art date
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Pending
Application number
JP3199398A
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English (en)
Inventor
Noriaki Oomoto
紀顕 大本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 衛星テレビ受信機と音声PCM放送受信機と
で選局回路及びバンドパスフィルタを共用化する。 【構成】 衛星からの電波を受信して、選局回路70に
て選局した後に、FM復調器15にてFM復調して映像
信号を得るともに、QPSK復調器16にてOPSK復
調して得られるデジタル信号から音声信号を得る衛星テ
レビ受信機能と、選局した後にガウス特性のロ−パスフ
ィルタを有するMSK復調器45により復調して高次多
重復号器46にて復号して得られるデジタル信号から音
声信号を得る音声PCM放送受信機能とを有するCS放
送受信機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信衛星によるテレビ
信号の配信や放送および音声PCM放送の受信機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信衛星(CS)を用いたサービ
スが拡大しつつあり、衛星を利用した映像配信やテレビ
放送の受信などの目的で使用される衛星テレビ受信機は
図4に示すような構成を有している。図4で10は第一
中間周波信号の入力端子である。この端子10には、ア
ンテナで受信された衛星からの12GHz帯の電波をダ
ウンコンバータにより1GHz帯に周波数変換し、同軸
ケーブルで屋内に導かれた第一中間周波信号が印加され
る。11は第一中間周波増幅回路、12はイメージフィ
ルタ、13は周波数変換器、30は局部発振器、31は
PLL周波数制御回路、14はバンドパスフィルタ、1
5はFM復調器、16はQPSK復調回路、17は音声
信号処理回路、18、19は音声信号出力端子、20は
映像信号処理回路、21は映像信号出力端子、22は検
波出力端子、23はビットストリ−ム出力端子である。
【0003】第一中間周波増幅回路11、イメージフィ
ルタ12、周波数変換器13、局部発振器30、PLL
周波数制御回路31によって選局回路が構成される。選
局回路によって、1GHz帯のFM信号は第二中間周波
数に変換される。このとき第一中間周波増幅回路11
は、後段のNFが入力端子に影響しないための低NFの
広帯域増幅器である。イメージフィルタ12はイメージ
妨害が生じないようにするためのフィルタであり、第一
中間周波数と第二中間周波数の2倍の和であるイメージ
周波数の成分を除去するためのものである。周波数変換
器13、局部発振器30、PLL周波数制御回路31に
よって周波数シンセサイザ方式による周波数精度の高い
周波数変換回路を構成している。FM復調器15は、通
常±400kHz程度の周波数ずれが生じても復調特性
は殆ど変化しない。このため周波数シンセサイザの周波
数ステップは200kHz程度に設定すればよい。この
選局回路で、多数の第一中間周波信号から選局して1つ
のチャンネルを受信する機能を果す。
【0004】選局して得られる第二中間周波数は、近年
IC技術の進展やイメージ処理の容易さから、400M
Hz帯が採用されるようになってきた。チャンネルフィ
ルタ14は1波のみを通過させるバンドパスフィルタで
あり、帯域内の周波数特性を極力平坦にするのが望まし
く、SAW フィルタなどが一般的に用いられる。図6
にその周波数特性の一例を示す。FM復調器15は、選
局されたFM信号を復調し、検波出力信号を得る。映像
信号処理回路20は復調された検波出力信号に対してデ
エンファシスなどの処理を行う回路であり、映像信号出
力端子21に1Vp−pの映像信号を出力する。QPS
K復調器16は、5.7MHzのサブキャリアにQPS
K変調された音声信号を復調し、互いに直交するI,Q
のベースバンド信号を取り出す役割を果すものである。
I,Qのベースバンド信号は差動変換により、PCM符
号化されたデジタル音声信号になる。音声信号処理回路
17は、分離された1チャンネル分のデジタル音声信号
を入力して、PCM復調処理であるインタリーブやレン
ジビットや制御信号の処理が行なう。またD/Aコンバ
ータによって、デジタル信号をアナログ信号に変換し、
LPFを介して、音声ベースバンド信号(R,L)を出
力端子18、19に出力するものである。検波出力端子
22はFM復調された信号をそのまま出力するものであ
る。ビットストリ−ム出力端子23はPCM符号化され
たデジタル音声信号を出力する端子である。これらの端
子はMUSE方式のハイビジョン放送や有料放送等に対
応するためのものである。
【0005】一方、音声PCM放送もCSを用いてサー
ビスが開始されようとしている。このシステムは、通常
1チャンネル分の映像・音声を含むテレビジョン信号を
伝送するために使用されるトランスポンダ1本分の帯域
(27MHz)を占有して衛星放送(BS)と同等の高
品質PCM音声の6チャンネル分をデジタル多重化して
伝送するものである。本システムでは、通信衛星のトラ
ンスポンダの入出力非線形特性を考慮して、デジタル多
重化したPCM音声信号をMSK変調して伝送すること
が計画されている。これを受信するための音声PCM放
送受信機は図5に示すようなブロックダイヤ図で構成さ
れている。(参考文献:『多チャンネルPCM音声衛星
放送』 NHK技研 R&D 1990年2月15日発
行 亀田、河合著)図5において、40は音声PCM放
送受信機のIF入力端子である。この端子40には、ア
ンテナで受信された衛星からの12GHz帯の電波をダ
ウンコンバータにより1GHz帯に周波数変換し、同軸
ケーブルで屋内に導かれた第一中間周波信号が印加され
る。41は第一中間周波増幅回路、42はイメージフィ
ルタ、43は周波数変換器、50は局部発振器、51は
PLL周波数制御回路、44はバンドパスフィルタ、4
5はMSK復調器、46は高次多重復号器、47は音声
信号処理回路、48、49は音声出力信号端子、52は
ビットストリ−ム出力端子である。
【0006】第一中間周波増幅回路41、イメージフィ
ルタ42、周波数変換器43、局部発振器50、PLL
周波数制御回路51によって選局回路が構成される。選
局回路によって、1GHz帯のMSK信号は第2中間周
波数に変換される。このとき第一中間周波増幅回路41
は、後段のNFが入力端子に影響しないための低NFの
広帯域増幅器である。イメージフィルタ42はイメージ
妨害が生じないようにするためのフィルタであり、第一
中間周波数と第二中間周波数の2倍の和であるイメージ
周波数の成分を除去するためのものである。周波数変換
器43、局部発振器50、PLL周波数制御回路51に
よって周波数シンセサイザ方式による周波数精度の高い
周波数変換回路を構成している。MSK復調器45は±
100kHz程度の周波数ずれが第二中間周波数に生じ
ても復調特性が劣化する。このため周波数シンセサイザ
−の周波数ステップは25kHz程度が適当である。
【0007】バンドパスフィルタ44はMSK信号のみ
を取り出し、ノイズや他チャンネルの信号を除去するた
めのフィルタであり、一般的に位相群遅延特性に優れた
ガウス特性のフィルタが採用される。このフィルタは受
信機の復調特性を決定する重要な役割を果すもので周波
数特性の安定性や位相群遅延特性を考慮して弾性表面波
バンドパスフィルタ(SAW BPF)が適している。
図7にその周波数特性の一例を示す。
【0008】MSK復調器45は、互いに直交するI,
Qのベースバンド信号を取り出す役割を果すものであ
る。MSK復調の復調段は、再生された搬送波信号を同
相と直交の2つの成分に分け、それぞれによって入力さ
れるMSK信号を同期検波するものである。そのベース
バンド信号を入力して高次多重復号器46は、MSK復
調された6チャンネル分のデジタル多重された音声信号
をそれぞれのチャンネルに分離するとともに、デジタル
処理により伝送系の劣化に伴うビット誤りを訂正する機
能を果す。音声信号処理回路47は、分離された1チャ
ンネル分のデジタル信号を入力して、PCM復号処理で
あるインタリーブやレンジビットや制御信号の処理を行
なう。またD/Aコンバータによって、デジタル信号を
アナログ信号に変換し、LPFを介して、音声ベースバ
ンド信号(R,L)を出力端子48、49に出力するも
のである。またビットストリ−ム出力端子52はPCM
符号化されたデジタル音声信号を出力する端子である。
この端子は有料放送やデ−タ放送などに対応するための
ものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、音声P
CM放送受信機と衛星テレビ受信機とはともに衛星を用
いて伝送するシステムの端末であるので一体化して、両
方のメディアを楽しむことのできる受信機が考えられ
る。この際、両者の第二中間周波におけるバンドパスフ
ィルタの帯域内通過特性が異なるという課題があった。
【0010】本発明は上記課題に鑑み、音声PCM放送
受信機と衛星テレビ受信機とで選局回路とバンドパスフ
ィルタの共用化を図ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のCS放送受信機は、衛星からの電波を受信し
て周波数変換してなる第一中間周波数信号を入力信号と
する選局回路と、選局回路の出力を入力として希望の一
波のみを通過させるバンドパスフィルタと、バンドパス
フィルタの出力信号を入力とするFM復調器と、FM復
調器の検波出力信号を入力して映像信号を出力する映像
信号処理回路と、FM復調器の検波出力信号を入力して
音声サブキャリアを復調するQPSK復調器と、バンド
パスフィルタの出力信号を入力として同期検波器の出力
にガウス特性のローパスフィルタを含むコスタスループ
により構成されるMSK復調器と、MSK復調器の出力
信号を入力して一つのチャンネルを選択する高次多重復
号器と、QPSK復調器の出力信号と高次多重復号器の
出力信号とを入力してそれらを切り替え出力するデジタ
ル音声信号切替器と、その出力であるPCM符号化され
た音声信号を復号して音声信号を得る音声信号処理回路
とを備えたことを特微とする。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、入力された衛
星からの第一中間周波信号のうちから、希望するチャン
ネルを選局回路により選択し、第二中間周波信号を得
る。テレビ信号と音声サブキャリアによるFM信号は選
局された後、バンドパスフィルタを通過して、ノイズな
どが除かれてFM復調器に導かれる。FM復調器で選局
されたFM信号を復調し、検波出力信号を得る。この信
号を入力して映像信号処理回路はデエンファシスなどの
処理を行い、映像信号を得る。また検波出力信号はQP
SK復調器にも入力され、音声サブキャリアが復調され
て互いに直交するI,Qのベースバンド信号が得られ
る。I,Qのベースバンド信号は差動変換されて1チャ
ンネル分のPCM符号化されたデジタル音声信号とな
る。
【0013】PCM音声放送のMSK信号はバンドパス
フィルタを通過して、ノイズなどが除かれるが、このバ
ンドパスフィルタの帯域内周波数特性は平坦であるので
MSK信号は帯域制限を受けないでそのまま出力され
る。その出力信号はMSK復調器に入力されてMSK復
調される。この際、MSK復調器を構成するコスタスル
ープには、ガウス特性のローパスフィルタが挿入されて
いるので、適切なノイズ帯域制限を行うことができる。
MSK復調器から出力される、互いに直交するI,Qの
ベースバンド信号は高次多重復号器に導かれる。高次多
重復号器はデジタル多重された6チャンネル分の音声信
号をそれぞれのチャンネルに分離するとともに、伝送系
の劣化に伴うビット誤りを訂正する機能を果す。
【0014】QPSK復調器から出力されたデジタル音
声信号と高次多重復号器により分離された1チャンネル
分のデジタル音声信号とは、デジタル音声信号切替器に
より選択されて音声信号処理回路に導かれ、PCM符号
化されたされた音声信号は復号され、音声ベースバンド
信号が得られる。
【0015】このようにして、衛星テレビ受信機とPC
M音声放送受信機とで選局回路及びバンドパスフィルタ
を共用することができる。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例について図を参照しな
がら説明する。図1は本発明の一実施例におけるCS放
送受信機を示すものである。図1において、10は第一
中間周波信号の入力端子、11は第一中間周波増幅回
路、12はイメージフィルタ、13は周波数変換器、5
0は局部発振器、51はPLL周波数制御回路、14は
バンドパスフィルタ、15はFM復調器、16はQPS
K復調回路、17は音声信号処理回路、18、19は音
声信号出力端子(R,L)、20は映像信号処理回路、
21は映像信号出力端子、45はMSK復調器、46は
高次多重復号器、60はデジタル音声信号切替器、22
は検波出力端子、23はビットストリ−ム出力端子であ
る。
【0017】以上のように構成されたCS放送受信機に
ついて、以下その動作について説明する。入力端子10
にはアンテナで受信された衛星からの12GHz帯の電
波をダウンコンバータにより1GHz帯に周波数変換
し、同軸ケーブルで屋内に導かれた第一中間周波信号が
印加される。第一中間周波増幅回路11、イメージフィ
ルタ12、周波数変換器13、局部発振器50、PLL
周波数制御回路51によって選局回路70が構成され
る。選局回路70は、多数の第一中間周波信号から選局
して1つのチャンネルを受信する機能を果すもので、4
02.78MHzを中心周波数とする第二中間周波信号
を作り出す。このとき第一中間周波増幅回路11は、後
段のNFが入力端子に影響しないための低NFの広帯域
増幅器である。イメージフィルタ12はイメージ妨害が
生じないようにするためのフィルタであり、第一中間周
波数と第二中間周波数の2倍の和であるイメージ周波数
の成分を除去するためのものである。周波数変換器1
3、局部発振器50、PLL周波数制御回路51によっ
て周波数シンセサイザ方式による周波数精度の高い周波
数変換回路を構成している。MSK復調器45は第二中
間周波数に±100kHz程度の周波数ずれが生じても
復調特性が劣化する。このため周波数シンセサイザ−の
周波数ステップで25kHz程度が適当である。
【0018】バンドパスフィルタ14はチャンネルフィ
ルタでFM変調されたテレビ信号ないしMSK変調され
たPCM音声信号の1波のみを通過させるバンドパスフ
ィルタでSAW フィルタなどが一般的に用いられる。
このバンドパスフィルタの帯域内通過特性は極力平坦で
あることが望ましい。FM復調器15は選局されたFM
信号を復調し、検波出力信号を得る。映像信号処理回路
20は復調された検波出力信号に対してデエンファシス
などの処理を行う回路であり、映像信号出力端子21に
1Vp−pの映像信号を出力する。QPSK復調器16
は、5.7MHzのサブキャリアにQPSK変調された
音声信号を復調し、互いに直交するI,Qのベースバン
ド信号を取り出す役割を果すものである。I,Qのベー
スバンド信号は差動変換により、PCM符号化されたデ
ジタル音声信号になる。
【0019】一方、1GHz帯のMSK信号は、選局回
路70によって400MHz帯の第2中間周波数に変換
される。バンドパスフィルタ44はMSK信号のみを取
り出し、ノイズや他チャンネルの信号を除去するための
チャンネルフィルタとして働く。この時MSK信号の振
幅及び位相の周波数特性が劣化しないようにするために
バンドパスフィルタ44の帯域内周波数特性が極力平坦
なことが望ましい。
【0020】MSK復調器45は、400MHz帯のM
SK信号を入力して、互いに直交するI,Qのベースバ
ンド信号を取り出す役割を果すものである。図2はMS
K復調器45をさらに詳しく示したブロック図である。
図2において、100はバンドパスフィルタ14の出力
信号、101は入力されたMSK信号の同相二分配器、
102、103は同期検波器、104は搬送波発振器、
105は90度位相器、106、107はガウス特性の
ローパスフィルタ、108は搬送波再生回路、109、
110はI軸及びQ軸のMSK復調信号である。
【0021】同相二分配器101は入力されたMSK信
号を同相で二分配し、I軸及びQ軸の同期検波器10
2、103に入力する。同期検波器102には搬送波発
振器104の出力信号がそのままで入力されていて、同
期検波器103には搬送波発振器104の出力信号が9
0度位相器105を介して入力されている。これらによ
り直交同期検波が行われる。直交同期検波された出力信
号は、それぞれローパスフィルタ106、107に入力
される。各々のローパスフィルタは図3に示すようにガ
ウス特性を有しており、MSK復調において必要なノイ
ズの帯域制限を行う。この場合では3dB帯域幅は6.
14MHzである。ローパスフィルタ106、107か
ら出力されるベースバンド信号は搬送波再生回路108
に入力されて、直交同期検波の基準信号である搬送波が
再生される。また、そのベースバンド信号を入力して高
次多重復号器46は、MSK復調された6チャンネル分
のデジタル多重された音声信号をそれぞれのチャンネル
に分離するとともに、デジタル処理により伝送系の劣化
に伴うビット誤りを訂正する機能を果す。
【0022】QPSK復調器16から出力されたデジタ
ル音声信号と高次多重復号器46により分離された1チ
ャンネル分のデジタル音声信号とは、デジタル音声信号
切替器60により選択されて音声信号処理回路17に導
かれる。音声信号処理回路17は、分離された1チャン
ネル分のデジタル信号を入力して、PCM復号処理であ
るインタリーブやレンジビットや制御信号の処理を行な
う。またD/Aコンバータによって、デジタル信号をア
ナログ信号に変換し、LPFを介して、音声ベースバン
ド信号(R,L)を出力端子18、19に出力するもの
である。ビットストリーム出力端子23はPCM符号化
されたデジタル音声信号を出力する端子である。この端
子は有料放送やデータ放送などに対応するためのもので
ある。
【0023】また、本実施例では、第一中間周波信号の
入力端子は一個だけで記述したが、複数の衛星を切り替
え受信する目的で、複数の入力端子を持つ場合でも、本
発明の考え方を同様に適用できる。
【0024】なお、本実施例ではCSテレビ放送及びC
S音声放送の受信を前提にして記述してきたが、BSテ
レビ放送及びCS音声放送の受信においても同様の考え
方を適用できる。
【0025】また、本実施例では発明に直接的に関係し
ないAGC系については記述を省いている。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、衛星テレ
ビ受信機と音声PCM放送受信機とで選局回路及びAF
C回路を共用化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるCS放送受信機のブ
ロック図
【図2】図1におけるMSK復調器の詳細なブロック図
【図3】本発明の実施例におけるCS放送受信機のガウ
ス特性を有するローパスフィルタの周波数特性図
【図4】従来例におけるCSテレビ放送受信機のブロッ
ク図
【図5】従来例におけるCS音声放送受信機のブロック
【図6】従来例におけるCSテレビ放送受信機に使用さ
れるバンドパスフィルタの周波数特性図
【図7】従来のCS音声放送受信機に使用されるバンド
パスフィルタの周波数特性図
【符号の説明】
10 第一中間周波信号の入力端子 70 選局回路 11 第一中間周波増幅器 12 イメージフィルタ 13 周波数変換器 50 局部発振器 51 PLL周波数制御回路 14 バンドパスフィルタ 15 FM復調器 16 QPSK復調回路 17 音声信号処理回路 18 19 音声信号出力端子 20 映像信号処理回路 21 映像信号出力端子 60 デジタル音声信号切替器 22 検波出力端子 23 ビットストリー出端子 45 MSK復調器 46 高次多重復号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/44 L 7037−5C 5/60 D 6957−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星からの電波を受信して周波数変換し
    てなる第一中間周波数信号を入力信号とする選局回路
    と、選局回路の出力信号を入力として希望の一波のみを
    通過させるバンドパスフィルタと、バンドパスフィルタ
    の出力信号を入力とするFM復調器と、FM復調器の検
    波出力信号を入力して映像信号を出力する映像信号処理
    回路と、FM復調器の検波出力信号を入力して音声サブ
    キャリアを復調するQPSK復調器と、 バンドパスフィルタの出力信号を入力として同期検波器
    の出力にガウス特性のローパスフィルタを含むコスタス
    ループにより構成されるMSK復調器と、MSK復調器
    の出力信号を入力して一つのチャンネルを選択する高次
    多重復号器と、 QPSK復調器の出力信号と高次多重復号器の出力信号
    とを入力してそれらを切り替え出力するデジタル信号切
    替器と、デジタル信号切替器の出力であるPCM符号化
    されたデジタル音声信号を復号して音声信号を得る音声
    信号処理回路とを備えたことを特微とするCS放送受信
    機。
JP3199398A 1991-08-08 1991-08-08 Cs放送受信機 Pending JPH0549032A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532760A (en) * 1993-09-29 1996-07-02 Uniden Corporation Receiver capable of selectively receiving satellite broadcast TV signals and audio SCPC signals

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532760A (en) * 1993-09-29 1996-07-02 Uniden Corporation Receiver capable of selectively receiving satellite broadcast TV signals and audio SCPC signals

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